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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Michael Garrett]]
   
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ガン×ソード}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ガン×ソード}}
 
| 声優 = {{声優|保志総一朗|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|保志総一朗|SRW=Y}}
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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| 性別 = 男
 
| 性別 = 男
 
| 所属 = [[カギ爪の男の集団]]
 
| 所属 = [[カギ爪の男の集団]]
}}
+
|髪色=茶色}}
 
'''ミハエル・ギャレット'''は『[[ガン×ソード]]』の登場人物。
 
'''ミハエル・ギャレット'''は『[[ガン×ソード]]』の登場人物。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦K]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
 
:初登場作品。基本的に原作通りだが、原作と比べて登場がかなり早い。フラグを立てれば原作シナリオ終了後にファサリナと共に自軍に加入する。キラとの夢の共演は必見である。
 
:初登場作品。基本的に原作通りだが、原作と比べて登場がかなり早い。フラグを立てれば原作シナリオ終了後にファサリナと共に自軍に加入する。キラとの夢の共演は必見である。
 
:ちなみに原作では出来なかった[[エルドラメンバー]]、[[プリシラ]]と戦闘できる。なお[[ネロ (ガン×ソード)|ネロ]]達に[[ウェンディ・ギャレット|ウェンディ]]には勇敢に戦って死んだと伝えてやると言われ、「勝手に殺すな!」と突っ込みを入れる。仲間になった場合、エンディングでファサリナと共に旅に出たようである。
 
:ちなみに原作では出来なかった[[エルドラメンバー]]、[[プリシラ]]と戦闘できる。なお[[ネロ (ガン×ソード)|ネロ]]達に[[ウェンディ・ギャレット|ウェンディ]]には勇敢に戦って死んだと伝えてやると言われ、「勝手に殺すな!」と突っ込みを入れる。仲間になった場合、エンディングでファサリナと共に旅に出たようである。
    
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
;[[スーパーロボット大戦T]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
:初の音声収録作品。今回も登場タイミングが早まっている。原作通りファサリナと行為に及んだ。また、終始敵のままである。
 
:初の音声収録作品。今回も登場タイミングが早まっている。原作通りファサリナと行為に及んだ。また、終始敵のままである。
 
:今回は施設の崩落に巻き込まれないため、エンディングでも生死は明言されないものの原作と比べて生存寄りの描写になっている。
 
:今回は施設の崩落に巻き込まれないため、エンディングでも生死は明言されないものの原作と比べて生存寄りの描写になっている。
 +
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=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
 +
:ファサリナと共に行動し、数度交戦の機会がある。条件を満たすと発生するミッション「復讐は巡る」にてファサリナと共に加入するが、自軍を味方だと認めておらず、あくまで同行して新しい人生目標を探すと語っており、エクストラチャプターのエンディングではファサリナと共に姿を消している。新録がない影響でボイスは敵の時のままとなっている。なのでシミュレーターで他のオリジナル7やカギ爪の男と戦わせるとカオスな状況に。
 +
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「命中アップ」。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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;[[スーパーロボット大戦K|K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K|K]]
 
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[直感]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[直撃]]'''
 
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[直感]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[直撃]]'''
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
+
;[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:'''[[信頼]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[気合]]、[[愛]]'''
 
:'''[[信頼]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[気合]]、[[愛]]'''
   53行目: 58行目:  
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
 
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
 
:'''[[底力]]L6、[[闘争心]]L2、[[気力限界突破]]L2、[[見切り]]L2、[[ガード]]L2、[[サイズ差補正無視]]L2'''
 
:'''[[底力]]L6、[[闘争心]]L2、[[気力限界突破]]L2、[[見切り]]L2、[[ガード]]L2、[[サイズ差補正無視]]L2'''
 
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;[[スーパーロボット大戦30|30]]
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:'''[[底力]]L6、[[闘争心]]L2、[[見切り]]L2、[[ガード]]L2、[[サイズ差補正無視]]L1'''
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;気力130以上で、一度だけ自軍フェイズ開始時に精神コマンド「[[愛]]」がかかる
 
;気力130以上で、一度だけ自軍フェイズ開始時に精神コマンド「[[愛]]」がかかる
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。
+
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。『30』では文面が変更されているが同じ内容。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ウェンディ・ギャレット]]
 
;[[ウェンディ・ギャレット]]
:妹。両親を失った後は彼女の面倒を見てきており、[[カギ爪の男の集団]]に入った後も密かに送金する等、妹想いの兄であったが、最終的に彼女と対立し、銃口を向ける。
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:妹。両親を失った後は彼女の面倒を見てきており、[[カギ爪の男の集団]]に入った後も密かに送金する等、妹想いの兄であったが、最終的に彼女と対立し、銃口を向けられる。
 
;[[ヴァン]]
 
;[[ヴァン]]
:妹をたぶらかしたと思い込んで彼に強い憎悪を抱き、宇宙にて激闘を繰り広げて最終的には互いに馬鹿と罵倒し合う。
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:妹をたぶらかしたと思い込んでおり(実際は妹の恩人なのだが)、[[カギ爪の男]]の命を狙っている事もあり、彼に強い憎悪を抱き、宇宙にて激闘を繰り広げる。最終的には互いに馬鹿と罵倒し合う。
 
;[[ファサリナ]]
 
;[[ファサリナ]]
 
:[[カギ爪の男]]の集団における仲間で、ミハエルにとっては強い信頼関係にある姉的存在であったが終盤は彼女と驚愕の行動をする事になり、関係性もやや違ってくる。
 
:[[カギ爪の男]]の集団における仲間で、ミハエルにとっては強い信頼関係にある姉的存在であったが終盤は彼女と驚愕の行動をする事になり、関係性もやや違ってくる。
 
;[[カギ爪の男]]
 
;[[カギ爪の男]]
:彼の思想に共感し同志となったが、中盤までは迷いを捨てきれずにいた。最終的には信じ切ったかに見えたが…。
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:彼の思想に共感し同志となったが、中盤までは迷いを捨てきれずにいた。
 
;[[ガドヴェド・ガオード]]
 
;[[ガドヴェド・ガオード]]
 
:[[ヨロイ]]乗りの師として尊敬しており、彼からも認められていた。
 
:[[ヨロイ]]乗りの師として尊敬しており、彼からも認められていた。
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:兄のカロッサとは違って彼女からは慕われているが、カロッサのミハエルへの敵愾心の一因となってしまっている。
 
:兄のカロッサとは違って彼女からは慕われているが、カロッサのミハエルへの敵愾心の一因となってしまっている。
 
;[[カメオ]]
 
;[[カメオ]]
:ウェンディにあげたペットで、自分の代りに妹を守るように頼む。それ故、後に自らが妹に銃を向けた際には彼に止められる事となる。
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:ウェンディにあげたペットで、自分の代りに妹を守るように頼む。それ故、後に自らが妹を手にかけようとした際に彼に止められる事となる。
 
;[[ザピロ・ムッターカ]]
 
;[[ザピロ・ムッターカ]]
 
:自身の搭乗機となるサウダーデの調整担当。その縁から互いに信頼しあう仲であり、妹ウェンディへの送金も彼に頼んでいた。
 
:自身の搭乗機となるサウダーデの調整担当。その縁から互いに信頼しあう仲であり、妹ウェンディへの送金も彼に頼んでいた。
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;[[獅堂光]]
 
;[[獅堂光]]
 
:『T』では自身の行動を彼女から非難される。上記の兄たちのポジションに近いがこちらはウェンディ同様の「妹」としての立場からなのが興味深い。
 
:『T』では自身の行動を彼女から非難される。上記の兄たちのポジションに近いがこちらはウェンディ同様の「妹」としての立場からなのが興味深い。
 +
;[[紅月カレン]]
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』では、光同様に兄を持つ「妹」としての立場から、[[カギ爪の男]]を盲信してばかりの彼に、ウェンディとちゃんと向き合うように呼び掛ける。
    
== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
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:第23話、ヴァンとミハエルが対決した時の論戦の一部で、復讐という「過去」に生きるヴァンに対して「未来」に邁進するミハエルを表した台詞。
 
:第23話、ヴァンとミハエルが対決した時の論戦の一部で、復讐という「過去」に生きるヴァンに対して「未来」に邁進するミハエルを表した台詞。
 
:ただしここの応酬ではミハエルの物言いが少し生硬で、カギ爪の男から教えられたことをただ繰り返しているという感もある(メタ的に言えば、ガンダム的なやりとりのパロディともいえる)。
 
:ただしここの応酬ではミハエルの物言いが少し生硬で、カギ爪の男から教えられたことをただ繰り返しているという感もある(メタ的に言えば、ガンダム的なやりとりのパロディともいえる)。
:また、ミハエル自身も妹であるウェンディに密かに送金してたりと、完全に過去を捨て去れておらず、ヴァンから「'''妹離れができないお兄ちゃん'''」と言われムキになって反論した。
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:また、ミハエル自身も妹であるウェンディに密かに送金してたりと、完全に過去を捨て去れておらず、ヴァンから「'''妹離れができないお兄ちゃん'''」と言われ「妹を守ろうとして何が悪い!」とムキになって反論した。
 
;「同志を否定するという事は僕を否定するという事か! それだけは、それだけは…!!」
 
;「同志を否定するという事は僕を否定するという事か! それだけは、それだけは…!!」
 
:最終話。ウェンディからカギ爪の男を否定された後、激昂しウェンディの首を絞めてしまう。直後にカメオに指を噛まれて正気に戻る。
 
:最終話。ウェンディからカギ爪の男を否定された後、激昂しウェンディの首を絞めてしまう。直後にカメオに指を噛まれて正気に戻る。
;「ウェンディ…お前が正しいのかもしれない…でも僕が選んだ道も正しいと思うんだ…計画は無くなっても、僕は僕の道を進みたい。だから…お前はお前の道を…お前に…持っていてほしいんだ」
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;「ウェンディ…お前が正しいのかもしれない…でも僕が選んだ道も正しいと思うんだ…計画は無くなっても、僕は僕の道を進みたい。だから…お前はお前の道を。…お前に、持っていてほしいんだ」
:同話。計画続行不可能になった後、目を覚ましたウェンディに言った別れの言葉。この台詞が彼とウェンディの交わした最後の言葉になる。
+
:同話。計画続行不可能になった後、目を覚ましたウェンディに別れの言葉として銃と共に贈る。この台詞が彼とウェンディの交わした最後の言葉になる。
 
;「離れろ…ファサリナさんから…その人は…その人は…」
 
;「離れろ…ファサリナさんから…その人は…その人は…」
:同話、ファサリナを助けるためにカルメンの前に現れて。ファサリナはミハエルに寄り添うがその直後、瓦礫が降り注ぎ…。
+
:同話、ファサリナを助けるためにカルメンの前に現れて。ファサリナはミハエルに寄り添うがその直後、瓦礫が降り注ぐ。
 
;「僕はミハエル、ミハエル・ギャレットです。略して『ミギャー』って言いますが、お願いだから略さないでください」
 
;「僕はミハエル、ミハエル・ギャレットです。略して『ミギャー』って言いますが、お願いだから略さないでください」
 
:『ガン×ソードさん』初登場時の台詞。
 
:『ガン×ソードさん』初登場時の台詞。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
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== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
 
;「何なんだ、お前は!」<br/>「私の真似をしているつもりか!」
 
;「何なんだ、お前は!」<br/>「私の真似をしているつもりか!」
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*放映当時からサウダーデのデザインや中の人が同じと言うことで、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』シリーズの[[キラ・ヤマト]]との類似性がよく指摘されているが、もう一人の主人公[[シン・アスカ]]ともいくつかの共通点があり、キラとシンを足して半分に割ったようなキャラクターともいえる。彼らとの共演は初参戦の[[スーパーロボット大戦K]]で実現した。
 
*放映当時からサウダーデのデザインや中の人が同じと言うことで、『[[機動戦士ガンダムSEED]]』シリーズの[[キラ・ヤマト]]との類似性がよく指摘されているが、もう一人の主人公[[シン・アスカ]]ともいくつかの共通点があり、キラとシンを足して半分に割ったようなキャラクターともいえる。彼らとの共演は初参戦の[[スーパーロボット大戦K]]で実現した。
*なお、彼の声優である保志総一朗は後年、『[[マクロスF]]』にて、ミハエルと属性が酷似([[ランカ・リー|ヒロイン]]の兄で敵の[[エース]])したキャラクターである[[ブレラ・スターン]]を演じている。
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*彼の声優である保志氏は後年『[[マクロスF]]』にて、ミハエルと属性が酷似([[ランカ・リー|ヒロイン]]の兄で敵の[[エース]])したキャラクターである[[ブレラ・スターン]]を演じる事になった。
*色々と解釈ができる退場の仕方をしたが、『ガン×ソード』のトークイベント「まさひろ山根のロフトで山だ」の谷口悟朗と倉田英之の対談で、谷口は「あれは生きてるんだよね?」という質問に対し、倉田は「崩落で死んだと思います」とバッサリ言ってしまっている。
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*色々と解釈ができる退場の仕方をしたが、『ガン×ソード』のトークイベント「まさひろ山根のロフトで山だ」にて、二人の生死についての質問に対し、倉田英之氏は「死んでる死んでる」と回答しつつも、谷口悟朗監督と共に「どっちともとれるよう意図的にぼかしている。皆さん方の妄想にお任せします。」と回答している。
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*『[[ガン×ソード]]』の監督である谷口悟朗氏は、[[漫画]]版『ガン×ソード』の巻末付録であるミハエル役の[[声優:保志総一朗|保志総一朗]]氏との特別対談にて、ミハエルについて「'''本質的には、(『[[スクライド]]』の[[主人公]]である)[[カズマ]]と同じ'''」と評する一方で、「'''カズマとの違いは、ミハエルの方が知能指数が高いこと'''」とも語っている。
    
{{DEFAULTSORT:みはえる きやれつと}}
 
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[[Category:登場人物ま行]]
 
[[Category:登場人物ま行]]
 
[[Category:ガン×ソード]]
 
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