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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 種族 = 地球人
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| 種族 = [[種族::地球人]]
| 性別 = 男
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| 性別 = [[性別::]]
| 所属 = 連合宇宙軍
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| 所属 = [[連合宇宙軍]]
| 階級 = 中将(提督)[TV版]→ 総司令[劇場版]
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| 役職 = [[役職::提督]](TV版) → [[役職::総司令]](劇場版)
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| 階級 = [[階級::中将]](TV版)
 
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'''ミスマル・コウイチロウ'''は『[[機動戦艦ナデシコ]]』の登場人物。
 
'''ミスマル・コウイチロウ'''は『[[機動戦艦ナデシコ]]』の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
連合宇宙軍第3艦隊の提督で、[[ミスマル・ユリカ]]の父親。以前は[[火星]]に在住し、[[テンカワ・アキト]]やその両親とは、家族ぐるみでの付き合いがあった。ただし、コウイチロウ自身は[[地球]]の出身で、娘のユリカのA級ジャンパーとしての素養は亡き妻からの遺伝にある。横山光輝原作の『魔法使いサリー』に登場するサリーちゃんのパパのような容貌。
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[[連合宇宙軍]]第3艦隊の提督で、[[ミスマル・ユリカ]]の父親。以前は[[火星]]に在住し、[[テンカワ・アキト]]やその両親とは、家族ぐるみでの付き合いがあった。ただし、コウイチロウ自身は[[地球]]の出身で、娘のユリカの[[A級ジャンパー]]としての素養は亡き妻からの遺伝にある。横山光輝原作の『魔法使いサリー』に登場するサリーちゃんのパパのような容貌。
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早くに妻を亡くして男手一つでユリカを育ててきた為に、娘のユリカに対しては果てしないまでの親バカ振りを見せており、自身でも「娘可愛さのあまり軍にまで入れた」と豪語している程。一方で軍人としては非常に優秀であり、軍の内部や[[ネルガル重工]]の動きに細心の注意を払って警戒する等、「智将」と呼べる程の切れ者で、人間としての良識も持ち合わせている。一方、娘に比べれば割と常識人であるのだが、時折天然な発言をしたり、川柳を読むのを好むといったお茶目な面を見せる事も少なくない。
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早くに妻を亡くして男手一つでユリカを育ててきた為に、娘のユリカに対しては'''果てしないまでの親バカ振り'''を見せており、自身でも「娘可愛さのあまり軍にまで入れた」と豪語している程。一方で軍人としては非常に優秀という事になっており、人間としての良識を持ち合わせ、軍の内部や[[ネルガル重工]]の動きに細心の注意を払って警戒する等、「智将」と言われて周囲から持ち上げられている。
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実際の彼の軍人としての能力は判断力に欠け詰めの甘さも目立つ。実際に彼が娘を軍に入れなければこうはならなかったし一時は平和ボケして新婚旅行を許したりする等した。娘に比べれば割と常識人であるのだが、時折天然な発言をしたり、川柳を読むのを好むといったお茶目な面を見せる事も少なくない。
    
=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
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=== 劇場版 ===
 
=== 劇場版 ===
連合宇宙軍の総司令を務めており、階級もおそらくは大将に昇格したと思われる。
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[[連合宇宙軍]]の総司令を務めており、階級もおそらくは大将に昇格したと思われる。
    
溺愛したユリカがアキトと共に死亡してしまった事になっていた為、かつての親バカぶりはなりを潜めており、軍人としての有能さが全面的に出ている。一方、会議中にスイカを食べていたり、[[メグミ・レイナード|メグミ]]とホウメイガールズに[[秋山源八郎]]と共にバックバンドとして大太鼓を叩いている等、ノリの良い面も見せている。川柳好きなのも相変わらずな模様。
 
溺愛したユリカがアキトと共に死亡してしまった事になっていた為、かつての親バカぶりはなりを潜めており、軍人としての有能さが全面的に出ている。一方、会議中にスイカを食べていたり、[[メグミ・レイナード|メグミ]]とホウメイガールズに[[秋山源八郎]]と共にバックバンドとして大太鼓を叩いている等、ノリの良い面も見せている。川柳好きなのも相変わらずな模様。
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=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:連邦軍幹部。直属の部下に『[[忍者戦士飛影]]』の[[ローニン・サナダ]]がいる。
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:初登場作品。連邦軍幹部。直属の部下に『[[忍者戦士飛影]]』の[[ローニン・サナダ]]がいる。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX}}
 
:連邦軍幹部として[[マグネイト・テン]]の強力なバックとなり、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]からも実力を評されている。とはいえ、彼らに指令を伝達する際、例えそれがどんなに緊迫した状況下であっても一句詠まずにいられない悪癖は健在で、その度に部下からはスルー、もしくはダメ出しされてしまう。しかし劇場版設定ゆえにユリカがほとんど出ないので、親馬鹿っぷりは見られず、相対的に今までの作品より真面目に見えてしまうかもしれない。部隊名考案イベントではウケ狙いを自重するよう、プレイヤーへ釘を刺してくれたりもする。
 
:連邦軍幹部として[[マグネイト・テン]]の強力なバックとなり、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]からも実力を評されている。とはいえ、彼らに指令を伝達する際、例えそれがどんなに緊迫した状況下であっても一句詠まずにいられない悪癖は健在で、その度に部下からはスルー、もしくはダメ出しされてしまう。しかし劇場版設定ゆえにユリカがほとんど出ないので、親馬鹿っぷりは見られず、相対的に今までの作品より真面目に見えてしまうかもしれない。部隊名考案イベントではウケ狙いを自重するよう、プレイヤーへ釘を刺してくれたりもする。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
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:劇場版設定。2章Part11から登場。
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=== 関連作品 ===
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;[[Another Century's Episode]]
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
;[[ブライト・ノア]]
 
;[[ブライト・ノア]]
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』での部下。[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]では彼や葉月博士相手に親バカぶりをこれでもかと発揮する。[[スーパーロボット大戦MX|MX]]ではユリカの命日にブライトが献花してくれたことに感謝する一幕もあった。
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:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』、『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』での部下。[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]では彼や葉月博士相手に親バカぶりをこれでもかと発揮する。[[スーパーロボット大戦MX|MX]]ではユリカの命日にブライトが[[花|献花]]してくれたことに感謝する一幕もあった。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼と共に[[ELS]]との戦いの救援に駆け付ける。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では彼と共に[[ELS]]との戦いの救援に駆け付ける。
 
;[[クワトロ・バジーナ]]
 
;[[クワトロ・バジーナ]]
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;「我が娘、子供と思えば、ナイスバディ」
 
;「我が娘、子供と思えば、ナイスバディ」
 
:第1話で着替え中のユリカの姿を見た際の川柳。親バカここに極まれり。
 
:第1話で着替え中のユリカの姿を見た際の川柳。親バカここに極まれり。
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;「いや、我が子ながらとんでもない女ですな。振り袖姿に色気があり過ぎる…フフ、フフフフフ」
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:第2話。司令会議にて、通信越しで晴れ着姿で現れたユリカを見て。とんでもない女ってそっちの意味ですか…。
 
;「似てきましたなぁ、お父上に」
 
;「似てきましたなぁ、お父上に」
 
:第22話でアカツキのやり方を彼の父親に重ねて。この後、CCにまつわるネルガルへの疑惑を口にする。
 
:第22話でアカツキのやり方を彼の父親に重ねて。この後、CCにまつわるネルガルへの疑惑を口にする。
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;「それともう一つ…娘のためにわざわざ花を贈ってくれたようだな」<br/>ブライト「はい……ご命日が近かったので」<br/>「気を遣わせてすまない、大佐」
 
;「それともう一つ…娘のためにわざわざ花を贈ってくれたようだな」<br/>ブライト「はい……ご命日が近かったので」<br/>「気を遣わせてすまない、大佐」
 
:『MX(PORTABLE)』スーパー編第2話「不滅のマシン ゲッターロボ」より。ユリカの為に献花したブライトへの感謝の言葉。
 
:『MX(PORTABLE)』スーパー編第2話「不滅のマシン ゲッターロボ」より。ユリカの為に献花したブライトへの感謝の言葉。
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;「くれぐれも新部隊名は真面目につけてくれたまえよ」<br/>「妙な名前だと、色々な敵がそれを口にすることになり…決まる所も決まらなくなるからな」
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:『MX(PORTABLE)』第19話「偉大な翼、そして天の光」より。部隊名の設定をルリに投げた上にさらに念押し。
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:ほぼほぼプレイヤーに向けたメタな台詞ではあるが、プレイヤーによっては部隊名で盛大に遊び倒してしまうため、本当に決まらないシーンが起こってしまう。
 
;「幽霊部員ならぬ幽霊司令か…ちと季節外れだな」
 
;「幽霊部員ならぬ幽霊司令か…ちと季節外れだな」
 
:『MX』第53話(『PORTABLE』では第54話)「魂のルフラン」より。[[秋山源八郎|秋山]]から報告された[[三輪防人|森戸圭一]]なる経歴不詳の人物が、司令官を務めることに胡散臭さを覚え発した台詞。
 
:『MX』第53話(『PORTABLE』では第54話)「魂のルフラン」より。[[秋山源八郎|秋山]]から報告された[[三輪防人|森戸圭一]]なる経歴不詳の人物が、司令官を務めることに胡散臭さを覚え発した台詞。
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;「だが、あそこにある花はまた別のものを表している…。それは…」
 
;「だが、あそこにある花はまた別のものを表している…。それは…」
 
:上記の台詞の続き。そこに咲いたのは血生臭い戦争の慰みとは意を異にする、争いの終わりを告げる花であった。
 
:上記の台詞の続き。そこに咲いたのは血生臭い戦争の慰みとは意を異にする、争いの終わりを告げる花であった。
;「…彼は彼なりに思う所があるのだろうから、義父だからといって私から言う事はない。...…だ伝えて欲しい事がある」<br>「もう一度、君のラーメンが食べたい…と」
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;「…彼は彼なりに思う所があるのだろうから、義父だからといって私から言う事はない。……ただ伝えて欲しい事がある」<br>「もう一度、君のラーメンが食べたい…と」
:『V』第12話より。アキトを真剣に案じる義父の暖かい心を現した名言である。だが、そのアキトは味覚を喪失しラーメンが作れなくなってしまっていた…。しかし、コウイチロウの念願は困難ルートのエンディングで叶うことになる。
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:『V』第12話より。アキトを真剣に案じる義父の暖かい心を現した名言である。だが、そのアキトは味覚を喪失しラーメンが作れなくなってしまっていた…。しかし、コウイチロウの悲願は困難ルートのエンディングで叶うことになる。
    
{{DEFAULTSORT:みすまる こういちろう}}
 
{{DEFAULTSORT:みすまる こういちろう}}
 
[[Category:登場人物ま行]]
 
[[Category:登場人物ま行]]
 
[[Category:機動戦艦ナデシコ]]
 
[[Category:機動戦艦ナデシコ]]
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