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| | 外国語表記 = [[外国語表記::Marion Radom]] | | | 外国語表記 = [[外国語表記::Marion Radom]] |
| | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]]) | | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]]) |
− | *初登場:{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}} | + | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}} |
− | | 声優 = {{声優|仲村かおり}} | + | | 声優 = 仲村かおり |
| + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}} |
| + | | SRWでの分類 = [[NPC]] |
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| + | {{登場人物概要 |
| + | | タイトル = プロフィール |
| | 種族 = [[種族::地球人]] | | | 種族 = [[種族::地球人]] |
| | 性別 = [[性別::女]] | | | 性別 = [[性別::女]] |
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| }} | | }} |
| '''マリオン・ラドム'''は「[[OGシリーズ]]」の登場人物。 | | '''マリオン・ラドム'''は「[[OGシリーズ]]」の登場人物。 |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
| かつては[[マオ・インダストリー]]社の一員であり、現在は北米のラングレー基地で「[[ATX計画]]」を推進している科学者。マオ社では[[ゲシュペンスト|ゲシュペンストシリーズ]]の駆動系を限りなく人体に近い形で動作させる技術を完成させた。その後は彼女が好む突撃・近接専用に特化した機動兵器のプランがマオ社(軍関係者)の間で「時代遅れ」とされ、マオ社を退社、その後は[[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]で「ATX計画」を立ち上げた。そこでは[[ゲシュペンスト]]の改造機である[[アルトアイゼン]]と[[ヴァイスリッター]]を開発している。計画に必要な人材として[[キョウスケ・ナンブ]]少尉が選ばれ、彼もまた突撃・近接に特化した機動兵器を好んでおり、彼と共にATX計画は順調に進んだ。 | | かつては[[マオ・インダストリー]]社の一員であり、現在は北米のラングレー基地で「[[ATX計画]]」を推進している科学者。マオ社では[[ゲシュペンスト|ゲシュペンストシリーズ]]の駆動系を限りなく人体に近い形で動作させる技術を完成させた。その後は彼女が好む突撃・近接専用に特化した機動兵器のプランがマオ社(軍関係者)の間で「時代遅れ」とされ、マオ社を退社、その後は[[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]で「ATX計画」を立ち上げた。そこでは[[ゲシュペンスト]]の改造機である[[アルトアイゼン]]と[[ヴァイスリッター]]を開発している。計画に必要な人材として[[キョウスケ・ナンブ]]少尉が選ばれ、彼もまた突撃・近接に特化した機動兵器を好んでおり、彼と共にATX計画は順調に進んだ。 |
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− | 性格はきつく、自分の思案が通らないとあからさまに不満を露わにするが、思案が通った時には褒めるなど、良く言えば飴と鞭を使い分ける……悪く言えば我が強い人物。設計の傾向としては[[EOT]]技術に否定的であり、安定して運用できる現実的な兵器を志向している一方、バランスよりも機体のコンセプトを重視し、プラス面を徹底的に伸ばすのが常である。また、近接戦に特化した機体に執着していると見られる事があるが、必ずしもそうでないことはヴァイスリッターの設計を見れば分かる。むしろ、近接戦闘特化機と射撃戦闘特化機という「長所を伸ばした2種でコンビを組ませることで、より効果的な運用をする」のが彼女の設計コンセプトである。 | + | 性格はきつく、自分の思案が通らないとあからさまに不満を露わにするが、思案が通った時には褒めるなど、良く言えば飴と鞭を使い分ける……悪く言えば我が強い人物。設計の傾向としては[[EOT]]技術に否定的であり、安定して運用できる現実的な兵器を志向している一方、バランスよりも機体のコンセプトを重視し、プラス面を徹底的に伸ばすのが常である。また、近接戦に特化した機体に執着していると見られる事があるが、必ずしもそうでないことはヴァイスリッターの設計を見れば分かる。むしろ、近接戦闘特化機と射撃戦闘特化機という「長所を伸ばした2種でコンビを組ませることで、より効果的な運用をする」のが彼女の基本的な設計コンセプトである。 |
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− | 以上の特徴から、汎用性や操縦性が重要視される[[量産機]]を生み出すプロジェクトよりもエースパイロット向けの高性能機を開発するプロジェクトのほうが向いていることがわかる。
| + | 以上のように、汎用性や操縦性が重要視される[[量産機]]を生み出すプロジェクトよりもエースパイロットの操縦の癖や機体運用に合わせた高性能機を開発、改造するプロジェクトのほうが向いていることがわかる。また、前述のようにEOTに対しては否定的だが、これは見方を変えれば(バランス等はさておき)'''EOT満載のRシリーズとほぼ同等の性能を持つ機体を、純粋な地球の技術だけで作り上げた'''ということでもある。 |
| | | |
| マオ・インダストリー社の開発主任である[[カーク・ハミル]]とは夫婦であったが、現在は離婚。しかし、カークやマオ社とは縁が切れたわけでなく、カークと共にATX計画を発展させて、現実的な機動兵器として[[ビルトビルガー]]と[[ビルトファルケン]]の開発に関与する。その過程でキョウスケと同じく、突撃・近接戦闘を好む[[アラド・バランガ]]の資質を見込んでいた。 | | マオ・インダストリー社の開発主任である[[カーク・ハミル]]とは夫婦であったが、現在は離婚。しかし、カークやマオ社とは縁が切れたわけでなく、カークと共にATX計画を発展させて、現実的な機動兵器として[[ビルトビルガー]]と[[ビルトファルケン]]の開発に関与する。その過程でキョウスケと同じく、突撃・近接戦闘を好む[[アラド・バランガ]]の資質を見込んでいた。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
− | ;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION]] | + | === 単独作品 === |
| + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}} |
| + | :シナリオNPC。 |
| + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} |
| + | :2023年9月のショートシナリオイベント「黒鉄島の守護神」にて登場。シナリオNPC。自身が元ネタの[[澄井鞠音]]の立ち位置に据えられている。 |
| + | |
| + | === [[OGシリーズ]] === |
| + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}} |
| :初登場作品で、キョウスケ編の最序盤から登場。なお、[[OG1]]における[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ編]]は[[カーク・ハミル]]が開発した[[SRX計画]]が中心であり、一方[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ編]]は[[ATX計画]]が中心と、[[主人公]]別でその開発技術の過程が紹介された。 | | :初登場作品で、キョウスケ編の最序盤から登場。なお、[[OG1]]における[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ編]]は[[カーク・ハミル]]が開発した[[SRX計画]]が中心であり、一方[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ編]]は[[ATX計画]]が中心と、[[主人公]]別でその開発技術の過程が紹介された。 |
− | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}} |
| :本編では[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]が[[主人公]]であり、彼に関わる二大強敵[[シャドウミラー]]と[[アインスト]]に彼女が開発した[[アルトアイゼン]]らが深く関わってくる。そして[[アルトアイゼン]]が[[ソウルゲイン]]に大破させられると、以前キョウスケが提出したプランを元に[[アルトアイゼン]]をさらに突撃・近接に特化した[[アルトアイゼン・リーゼ]]を開発。 | | :本編では[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]が[[主人公]]であり、彼に関わる二大強敵[[シャドウミラー]]と[[アインスト]]に彼女が開発した[[アルトアイゼン]]らが深く関わってくる。そして[[アルトアイゼン]]が[[ソウルゲイン]]に大破させられると、以前キョウスケが提出したプランを元に[[アルトアイゼン]]をさらに突撃・近接に特化した[[アルトアイゼン・リーゼ]]を開発。 |
− | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}} |
| :リメイク作品。概要は[[OG1]]・[[OG2]]と変わらないが、今までの作品では曲がりなりにもキョウスケのプランを元に開発された[[アルトアイゼン・リーゼ]]は、本作で「キョウスケのプランを参考程度にマリオンが極端な改造を施した」という設定に改められた。そんな極端な改造から「'''マ改造'''」と呼ばれるのがこの作品である。マ改造は本作で更に猛威を奮い、[[ズィーガーリオン]]を誕生させている。 | | :リメイク作品。概要は[[OG1]]・[[OG2]]と変わらないが、今までの作品では曲がりなりにもキョウスケのプランを元に開発された[[アルトアイゼン・リーゼ]]は、本作で「キョウスケのプランを参考程度にマリオンが極端な改造を施した」という設定に改められた。そんな極端な改造から「'''マ改造'''」と呼ばれるのがこの作品である。マ改造は本作で更に猛威を奮い、[[ズィーガーリオン]]を誕生させている。 |
− | ;[[スーパーロボット大戦OG外伝]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}} |
| :今回は[[テスラ・ライヒ研究所]]に出向。研究所には歴代の[[バンプレストオリジナル]]系の技術者陣が揃い踏みであり、各種機動兵器のチェックを行った。その中でも現場調達で基礎フレームなど組み上げる現実的な工作マシン「[[エクサランス]]シリーズ」に興味を示しており、特に[[エクサランス・ライトニング]]フレームを突撃・近接専用に改造を行っている。 | | :今回は[[テスラ・ライヒ研究所]]に出向。研究所には歴代の[[バンプレストオリジナル]]系の技術者陣が揃い踏みであり、各種機動兵器のチェックを行った。その中でも現場調達で基礎フレームなど組み上げる現実的な工作マシン「[[エクサランス]]シリーズ」に興味を示しており、特に[[エクサランス・ライトニング]]フレームを突撃・近接専用に改造を行っている。 |
− | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}} |
− | ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] | + | :冤罪をかけられ追われの身となった鋼龍戦隊をサポートするべく動向する。メカニック関係で出番が多く、アルトアイゼンの四股を流用したフリッケライ・ガイストに反応を示す場面もある。 |
− | :前作終了後に回収した[[シャドウミラー]]の技術を用いて[[ゲシュペンスト・ハーケン]]を開発している。というかしていた。話の展開から傍目からみても製作中と思うが、本人はもう既に開発を終えていた。 | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}} |
| + | :前作終了後に回収した[[シャドウミラー]]の技術を用いて[[ゲシュペンスト・ハーケン]]を開発している…というかしていた。話の展開から傍目からみても製作中と思うが、本人はもう既に開発を終えていた。 |
| ;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]] | | ;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]] |
− | :前回ディバイン・ウォーズには登場しなかったが、次作の本作品で登場。それに伴い声がついた。 | + | :前作ディバイン・ウォーズには登場しなかったが、本作品で登場。それに伴い声がついた。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| :カークの親友であるが、マリオンはオオミヤとは非常に折り合いが悪い。 | | :カークの親友であるが、マリオンはオオミヤとは非常に折り合いが悪い。 |
| ;[[ジョナサン・カザハラ]] | | ;[[ジョナサン・カザハラ]] |
− | :テスラ・ライヒ研究所所長。少なからず[[グルンガスト|グルンガストシリーズ]]には興味を持っていたようで、剣撃に対する駆動系に手を加えている。 | + | :テスラ・ライヒ研究所所長。彼の女癖の悪さには閉口しているが、少なからず[[グルンガスト|グルンガストシリーズ]]には興味を持っていたようで、剣撃に対する駆動系に手を加えている。 |
| ;[[キョウスケ・ナンブ]] | | ;[[キョウスケ・ナンブ]] |
| :[[ATX計画]]を推進する仲で、テストパイロットとして[[アルトアイゼン]]をスペック以上の能力を発揮し、彼の出した強化プランもさらに昇華させた。[[タスク・シングウジ]]云く、キョウスケとマリオンのコンビは「'''最強かつ最凶のコラボ'''」。 | | :[[ATX計画]]を推進する仲で、テストパイロットとして[[アルトアイゼン]]をスペック以上の能力を発揮し、彼の出した強化プランもさらに昇華させた。[[タスク・シングウジ]]云く、キョウスケとマリオンのコンビは「'''最強かつ最凶のコラボ'''」。 |
| ;[[エクセレン・ブロウニング]] | | ;[[エクセレン・ブロウニング]] |
− | :キョウスケの相棒であり、恋人。[[ヴァイスリッター]]の搭乗者。エクセレンにヴァイスの改造プランについて質問された際に華麗にスルーする など、キョウスケに比べてややぞんざいに扱っている傾向にあるが、[[ジ・インスペクター]]では、[[ライン・ヴァイスリッター]]の扱いについて「一度解体したい」と言いつつもエクセレンの「ヴァイスはもう大丈夫」という言葉に「あなたがそう言うのなら」と出撃させる等、キョウスケ同様全幅の信頼を置いているようである。 | + | :[[ヴァイスリッター]]の搭乗者。エクセレンにヴァイスの改造プランについて質問された際に華麗にスルーする など、キョウスケに比べてややぞんざいに扱っている傾向にあるが、[[ジ・インスペクター]]では、[[ライン・ヴァイスリッター]]の扱いについて「一度解体したい」と言いつつもエクセレンの「ヴァイスはもう大丈夫」という言葉に「あなたがそう言うのなら」と出撃させる等、キョウスケ同様全幅の信頼を置いているようである。 |
| ;[[アラド・バランガ]] | | ;[[アラド・バランガ]] |
| :彼の猪突猛進な性格が、突撃・近接戦闘に似合っていることを受けて、[[ビルトビルガー]]を与えている。 | | :彼の猪突猛進な性格が、突撃・近接戦闘に似合っていることを受けて、[[ビルトビルガー]]を与えている。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| + | === OGS === |
| ;「やるならば徹底的に、でしてよ」 | | ;「やるならば徹底的に、でしてよ」 |
− | :[[OGS]]の[[OG2]]シナリオ41話にて、[[アルトアイゼン・リーゼ]]の説明をした際に。この一言で彼女の設計思想をおおかた説明できてしまう。 | + | :『OG2』41話にて、[[アルトアイゼン・リーゼ]]の説明をした際に。この一言で彼女の設計思想をおおかた説明できてしまう。 |
| ;「もう負けるわけにはいかない。そうではなくて? キョウスケ中尉」 | | ;「もう負けるわけにはいかない。そうではなくて? キョウスケ中尉」 |
| ;「私もそうですわ。負けさせるわけにはいきません。……私の作ったアルトアイゼンに乗る人間を」 | | ;「私もそうですわ。負けさせるわけにはいきません。……私の作ったアルトアイゼンに乗る人間を」 |
− | :[[OGS]]の[[OG2]]シナリオ41話にて、[[アルトアイゼン・リーゼ]]について「短時間でよくここまでのものを作ってくれた」と感嘆するキョウスケに対して。 | + | :『OG2』シナリオ41話にて、[[アルトアイゼン・リーゼ]]について「短時間でよくここまでのものを作ってくれた」と感嘆するキョウスケに対して。 |
| + | === Record of ATX === |
| ;「あたらなければどうという事はありません。よけなさい」 | | ;「あたらなければどうという事はありません。よけなさい」 |
− | :漫画『Record of ATX』において、ヴァイスリッターの装甲の薄さに不安を訴えたエクセレンに対して。元ネタは当然、[[シャア・アズナブル|赤くて3倍速なあの人]]の名台詞であろう。 | + | :ヴァイスリッターの初陣から帰還後、装甲の薄さに不安を訴えたエクセレンに対して。元ネタは当然、[[シャア・アズナブル|赤くて3倍速なあの人]]の名台詞であろう。 |
− | | + | ;「何やら 興味深いデータ検証をなさってみますわね」 |
| + | :『ジ・インスペクター』にて、シミュレーターでアルトアイゼンの操縦を行っていたアラドを見て。 |
| + | :直前のコマでは'''彼女のシルエットの両目の部分だけ怪しく光っており'''、この台詞のコマではカイは額に汗を流し背後のキョウスケに至っては、'''目から光が消えている…'''。 |
| + | ;「…フン、素人考えですわね」 |
| + | :アクセルのソウルゲインに完敗した後、キョウスケが提示したアルトの改造ブランを見て一笑に付す、が…。 |
| + | ;「…ですが、気に入りました」 |
| + | ;「何より、この私の考えていたアルトの改修構成との方向が同じというところが」 |
| + | ;「宜しくてよ、キョウスケ中尉。あなたのプランを参考に入れてあげましょう」 |
| + | ;「そのうえで貴方が望んだ以上のものを見せて差し上げます」 |
| + | ;「こんなところわたくしのMk-IIIを終わりにはさせませんわ」 |
| + | :凶悪な笑みを浮かべながら、キョウスケのプランを取り入れつつさらに強力な機体に仕上げることを約束する。その真意をくみ取り、キョウスケも改造を一任する。 |
| + | ;「どうやったかは問題ではありません」<br/>「剛性 柔性 弾性それぞれの器官に適応した材質へ変容した結果この機体のポテンシャルは別の特性を得るのではなく わたくしがヴァイスリッターを設計する際求めた方向性…能力へより高くブラッシュアップされた機体バランス…ですからこれはいくら変容していても”ヴァイスリッター“なのです本質的に」<br/>「…人類がいまだ持ち得ぬ技術を使っていても」 |
| + | :[[ライン・ヴァイスリッター]]への評。どれだけ得体の知れない物になっていようと、科学者として冷徹に性能を分析する。……暗に[[ヴァイスリッター・アーベント|純粋に人類の技術だけで強化されるはずだったヴァイスリッター]]の存在に触れているように見えなくもない。 |
| + | === その他 === |
| + | ;「アルトみたいに重装甲の機体にしますわよ!」 |
| + | :高速・高機動戦闘用パーソナルトルーパーとして開発されていた[[ビルトビルガー]]をキョウスケとアルトアイゼンの戦果に着目し強引にプランを捻じ曲げようとした際の台詞。結果的に重装甲と高機動を両立した機体が出来上がったのは流石としか言いようがないが、カーク・ハミル博士が頭を抱えたであろうことは想像に難くない。 |
| + | :ゲームやコミカライズといったメディアミックスではなく、寺田氏のTwitter<ref>[https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1570045826856263680 寺田貴信の2022年9月14日のツイート]Twitter</ref>でという珍しい掘り下げられ方をしている。 |
| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| ;[[アルトアイゼン]] | | ;[[アルトアイゼン]] |
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| ;[[ゲシュペンスト・ハーケン]] | | ;[[ゲシュペンスト・ハーケン]] |
| :[[グランド・クリスマス]]からサルベージしたデータを元に開発。 | | :[[グランド・クリスマス]]からサルベージしたデータを元に開発。 |
− | | + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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