マゼラアタック

マゼラアタックは「ガンダムシリーズ」の登場メカ

マゼラアタック
外国語表記 Magella-Attack[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦XO
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 大型戦車
生産形態 量産機
型式番号 PVN.42/4またはHT-01B
全長 12.5 m
全高 6.8 m
重量 95.0 t
動力 ガスタービン
装甲材質 ゾディアック合金
強化カーボンファイバー複合装甲
センサー有効半径 81,000m
開発 ダロテック・コマンド・システム社
所属 ジオン公国軍
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概要編集

ダロテック・コマンド・システム社が開発したジオン公国軍の陸戦兵器。

モビルスーツの支援用として開発された戦車で、砲塔部のマゼラトップ、車体部のマゼラベースで構成されている。ただし構造上、一般的な戦車と違って砲塔が旋回しない。そのため実質的には戦車というより自走砲である。

劇中ではザクドップと共にホワイトベースガンダムを攻撃したが、ほとんど歯が立たなかった。マゼラトップは設定通り分離し戦闘を続けていたが、殆ど活躍できずに撃墜されていた。また、『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』ではボーン・アブストらが搭乗し、時間稼ぎのために陸戦型ガンダムガンダムEz-8と交戦しているが、こちらも撃破された(本人は脱出)。

構成機体編集

マゼラトップ
砲塔部。分離して飛行可能。
マゼラベース
車体部。

登場作品と操縦者編集

単独作品編集

スーパーロボット大戦XO
初登場作品。マゼラトップも機体として登場。原作同様ジオン軍の地上兵器として登場するが、もはや敵ではない。捕獲して運用してもデフォルトではたかが知れた能力ではあるが、主武装であるマゼラトップ砲はP武器でありながら射程1~5と長く威力もそこそこで、おまけに弾数も20と豊富にあるため、サイズSも手伝って捕獲要員や部位破壊要員などに起用すれば使えないこともない(しっかりと改造を施せば、の話だが)。意外と登場マップが少ないため、捕獲する予定のプレイヤーは注意。

関連作品編集

リアルロボットレジメント
序盤から雑魚敵として多数登場。ティターンズに接収された機体も登場する。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

175mm無反動砲
本機の主砲で、別名「マゼラトップ砲」。外してモビルスーツの携行武装とする事もあった。
33mm3連装機関砲
マゼラベースに1基装備。

移動タイプ編集

サイズ編集

S

対決・名場面編集

ホワイトベース隊
ガルマ・ザビの命によりホワイトベース隊を強襲。大量に押し寄せホワイトベース隊を苦しめた。特にカイ・シデンは目の前までにじり寄る本機を見て恐怖のどん底に陥れられた。
第08MS小隊

関連機体編集

ザクタンク(SRW未登場)
ザクの上半身とマゼラベースを接合して作られた再利用兵器。
61式戦車(SRW未登場)
地球連邦軍の陸戦兵器で、対抗機種。こちらは純粋な戦車の形をしている。

余談編集

  • 形式番号が二種類あるが、PVN.42/4がおそらく本来の公式設定。
    HT-01Bの方はとある個人サイトで独自に書かれた設定なのだが、そうと知ってか知らずか何者かがwikipediaに転載し、しかもそれを参考にして一部の公式サイトや商品に記載されてしまったという、非公式にも関わらず無視できない設定になっている。
    • ちなみにその個人サイトでは「もともとは浮遊戦車として開発されたので、Hover Tankの略称であるHTを形式番号に取り入れている」といった設定になっている。
    • ガウドップでも同じことが起きてしまっている。
  • 岡崎優氏の漫画版では、ガルマの命令により一台のマゼラアタックがホワイトベースの追跡・偵察を行っていた。……どう考えても偵察には不向きな機体なのだが。
    • もっとも同作品のホワイトベースは、別の偵察機(ルッグン)に対してぶつかりそうなほどの至近距離に近付かれるまで気付かなかったという節穴っぷりであり、マゼラアタックも走行音を響かせながらにも拘わらず全く気付かれることなく任務を遂行していた。
  • 全備重量95トンという戦車にあるまじき超重量。同じ戦車でも、マゼラアタックより3倍近く大型のガンタンク(全備重量80トン)より重い[2]

脚注編集

  1. MS、機動戦士ガンダム公式Web、2022年1月16日閲覧。
  2. それどころか、一年戦争当時の大半のMSより重量がある

商品情報編集

資料リンク編集