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*{{登場作品 (メカ)|マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー}}
 
*{{登場作品 (メカ)|マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー}}
 
*{{登場作品 (メカ)|マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍}}
 
*{{登場作品 (メカ)|マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍}}
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| デザイン = {{メカニックデザイン|永井豪}}
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| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦F完結編]]
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| SRWでの分類 = [[機体]]
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
 
| 異名 = 魔神皇帝
 
| 異名 = 魔神皇帝
 
| 分類 = [[分類::マジンガー]]
 
| 分類 = [[分類::マジンガー]]
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| エネルギー = [[エネルギー::光子力エネルギー]]
 
| エネルギー = [[エネルギー::光子力エネルギー]]
 
| 装甲材質 = [[装甲材質::超合金ニューZα]]
 
| 装甲材質 = [[装甲材質::超合金ニューZα]]
| 内蔵機体 = カイザーパイルダー
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| 内蔵機体 = [[カイザーパイルダー]]
 
| 開発者 = [[開発::兜十蔵]](α、OVA)<br />[[開発::弓弦之助]](F)
 
| 開発者 = [[開発::兜十蔵]](α、OVA)<br />[[開発::弓弦之助]](F)
 
| 所属 = {{所属 (メカ)|光子力研究所}}
 
| 所属 = {{所属 (メカ)|光子力研究所}}
| デザイン = {{メカニックデザイン|永井豪}}
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}}
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{{登場メカ概要
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| タイトル = カイザーパイルダー
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Kaiser Pileder]]
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| 分類 = 小型戦闘機兼移動式コクピット
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| 開発者 = [[開発::兜十蔵]](OVA)<br />[[開発::弓弦之助]](F、α)
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| 乗員人数 = 1名
   
| パイロット = [[兜甲児]]([[兜甲児 (OVA)|OVA]] / [[兜甲児 (真マジンガー)|真マ]])
 
| パイロット = [[兜甲児]]([[兜甲児 (OVA)|OVA]] / [[兜甲児 (真マジンガー)|真マ]])
 
}}
 
}}
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'''マジンカイザー'''は『[[マジンガーシリーズ]]』の登場メカ。『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』『[[マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍]]』の主役ロボットである。
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'''マジンカイザー'''は『[[マジンガーシリーズ]]』の[[登場メカ]]であり、『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』『[[マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍]]』の主役メカ。
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この項目では[[分離]]形態である'''カイザーパイルダー'''、追加ブースターである「カイザースクランダー」を装備した形態についても説明する。
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この項目では追加ブースターである「カイザースクランダー」を装備した形態についても説明する。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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その攻撃力は数多い[[スーパーロボット]]の中でも最高ランクに位置する。
 
その攻撃力は数多い[[スーパーロボット]]の中でも最高ランクに位置する。
 
誕生経緯もあってか、[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]と共演する場合は多くの場合で対等な存在とされる。
 
誕生経緯もあってか、[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]と共演する場合は多くの場合で対等な存在とされる。
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==== カイザーパイルダー ====
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マジンカイザーの頭部に合体し、コクピットとなる小型戦闘機。
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パイルダー・オンによって制御を可能とするため、一種の安全装置とも言える。
      
==== 強化装備形態 ====
 
==== 強化装備形態 ====
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「神をも超え、悪魔も倒せる」というその凄まじい性能は甲児の肉体と精神に尋常でない負担を強いるため、初搭乗の彼は気絶してしまった。その後暴走し、その圧倒的な力で[[あしゅらマジンガー]]と[[グレートマジンガー (試作型)]]を一蹴した。
 
「神をも超え、悪魔も倒せる」というその凄まじい性能は甲児の肉体と精神に尋常でない負担を強いるため、初搭乗の彼は気絶してしまった。その後暴走し、その圧倒的な力で[[あしゅらマジンガー]]と[[グレートマジンガー (試作型)]]を一蹴した。
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また、津島直人によるコミカライズ版では、カイザーノヴァで[[Dr.ヘル]]を[[バードス島]]ごと葬った後、甲児を脱出させて日本海溝の底に沈んだ。
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また、津島直人によるコミカライズ版では、カイザーノヴァで[[Dr.ヘル]]を[[バードス島]]ごと葬る寸前に、甲児を脱出させて日本海溝の底に沈んだ。
    
[[続編]]『[[マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍]]』では最後の最後に満を持しての登場。[[ミケーネ帝国]]の七大将軍を一撃で倒し、最後はタイマンで[[暗黒大将軍]]をも打ち破った。宇宙空間で超合金ニューZαを精錬し直したため頑丈さに拍車がかかり、'''大気圏から地面に減速なしで投下されても無傷だった'''。
 
[[続編]]『[[マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍]]』では最後の最後に満を持しての登場。[[ミケーネ帝国]]の七大将軍を一撃で倒し、最後はタイマンで[[暗黒大将軍]]をも打ち破った。宇宙空間で超合金ニューZαを精錬し直したため頑丈さに拍車がかかり、'''大気圏から地面に減速なしで投下されても無傷だった'''。
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:光子力研究所で作り出されていたが未完成の状態で、[[Dr.ヘル]]の操るデビルマジンガーの攻撃で中破した[[マジンガーZ]]から戦闘データを取り込んで完成している。[[グレートマジンガー]]が存在しないパラレルワールドの扱いに関わらず[[超合金ニューZα]]で作られている。また本機の建造には'''兜一族が一切関わっていない'''という、マジンガーでは稀有な設定が存在する。
 
:光子力研究所で作り出されていたが未完成の状態で、[[Dr.ヘル]]の操るデビルマジンガーの攻撃で中破した[[マジンガーZ]]から戦闘データを取り込んで完成している。[[グレートマジンガー]]が存在しないパラレルワールドの扱いに関わらず[[超合金ニューZα]]で作られている。また本機の建造には'''兜一族が一切関わっていない'''という、マジンガーでは稀有な設定が存在する。
 
;マジンカイザー 新魔神伝説
 
;マジンカイザー 新魔神伝説
:[[地球]]軌道上に存在する人工衛星の中で、本物の兜十蔵(Dr.ヘルに殺されたのは[[クローン]])が作り出したという設定。
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:[[地球]]軌道上に存在する人工衛星の中で、本物の兜十蔵(Dr.ヘルに殺されたのは[[クローン]])が作り出したという設定。実は物語の最終盤に漸く登場するためか、暴走していない。
 
;マジンカイザー傳
 
;マジンカイザー傳
 
:従来のシリーズと無関係な独立した物語である。
 
:従来のシリーズと無関係な独立した物語である。
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:カイザーパイルダーに分離可能。
 
:カイザーパイルダーに分離可能。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:デザインがOVA版のものに変更された。今回は、真ゲッターともども調整中の所を[[地獄大元帥]]に奪われて2話程敵に。コクピットにはそれぞれ[[早乙女博士]]と[[弓弦之助|弓教授]]が拘束されていた。次の話でそれぞれHPを1000以下にするとイベントが発生して次の話から使用可能になる。ファイヤーブラスターが[[全体攻撃]]になり、強さに磨きがかかった。しかし本作の発売時期にはまだOVA版が最終話の第7話まで進んでいなかったためか、カイザースクランダーは最後まで装着されない。性能的にも見た目的にもその点はおしい。更にショルダースライサーの類も失ったため[[切り払い]]もオミットされている。
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:デザインがOVA版のものに変更された。今回は、真ゲッターともども調整中の所を[[地獄大元帥]]に奪われて2話程敵に。コクピットにはそれぞれ[[早乙女博士]]と[[弓弦之助|弓教授]]が拘束されていた。次の話でそれぞれHPを1000以下にするとイベントが発生して次の話から使用可能になる。ファイヤーブラスターが[[全体攻撃]]になり、強さに磨きがかかった。しかし本作の発売時期にはまだOVA版が最終話の第7話まで進んでいなかったためか、カイザースクランダーは最後まで装着されない。性能的にも見た目的にもその点は惜しい。更にショルダースライサーの類も失ったため[[切り払い]]もオミットされている。
:改造は今回から[[マジンガーZ]]のものを引き継ぐが、引き続きZと同時使用が可能。Zは素で空が飛べて合体技が使用可能、マジンカイザーは基礎性能が高い、とシリーズにおいて双方の差別化が最も大きい。
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:上述の通り空を飛べないので、飛べないことを割り切って、空を飛べない機体だけで編成した陸戦用小隊の小隊長機として運用するのも手。[[ミノフスキークラフト]]にパーツスロットを圧迫されず、数が多い飛行不可能な機体を1小隊に一纏めに出来るのも魅力。
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:改造は今回から[[マジンガーZ]]のものを引き継ぐが、引き続きZと同時使用が可能。Zは素で空が飛べて合体技が使用可能、マジンカイザーは基礎性能が高い……と、シリーズにおいて双方の差別化が最も大きい。
 
:なおデザイン変更については「スクランダーの無いマジンカイザー」「マジンカイザーのスクランダー」に誰も触れず、弱点を示唆する流れで前回突いたはずの弱点と異なる(α外伝ではスクランダー収納口=背中か腰、今回は首)など、ストーリー内では若干無理に通しているようにも見える。一応前述の弱点の改修の話は出るため、その流れでスクランダー廃止と取れなくもない。
 
:なおデザイン変更については「スクランダーの無いマジンカイザー」「マジンカイザーのスクランダー」に誰も触れず、弱点を示唆する流れで前回突いたはずの弱点と異なる(α外伝ではスクランダー収納口=背中か腰、今回は首)など、ストーリー内では若干無理に通しているようにも見える。一応前述の弱点の改修の話は出るため、その流れでスクランダー廃止と取れなくもない。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
 
:『第2次α』に続いてデザインはOVA版。クスハ編第1話より真・ゲッターと共に登場するが、共通ルート5話「地球圏絶対防衛線」クリア後、ダメージの蓄積によりオーバーホールに回される。
 
:『第2次α』に続いてデザインはOVA版。クスハ編第1話より真・ゲッターと共に登場するが、共通ルート5話「地球圏絶対防衛線」クリア後、ダメージの蓄積によりオーバーホールに回される。
 
:復帰するのは真・ゲッター共々共通ルート24話「戦神の星で」開始時。インターミッションではないので、使う気なら出撃準備での乗り換えを忘れないように。スクランダー復活までは空が飛べない上に足が遅いので、小隊編成には注意が必要。
 
:復帰するのは真・ゲッター共々共通ルート24話「戦神の星で」開始時。インターミッションではないので、使う気なら出撃準備での乗り換えを忘れないように。スクランダー復活までは空が飛べない上に足が遅いので、小隊編成には注意が必要。
:終盤の地球ルート「さらば父よ、戦士たちの旅立ち」にてカイザースクランダーが復活。装着イベントがあり、同時にカイザーノヴァが解禁となる。『第2次α』で弓教授がOVA版に改修して本作で剣造博士が新たなスクランダーを遺したため、甲児言うところの「おじいちゃんが設計し、お父さんと弓教授が改良を加えたマジンカイザー」となっている。
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:[[ボス]]を本機に乗せて、兜甲児をZに乗せて運用すると、移動後使用可能な全体攻撃の手数が増えるので、雑魚が多いマップでは特に有効。
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:終盤の地球ルート「さらば父よ、戦士たちの旅立ち」にてカイザースクランダーが復活。装着イベントがあり、同時にカイザーノヴァが解禁となる。『第2次α』で弓教授がOVA版に改修して本作で剣造博士が新たなスクランダーを遺したため、甲児が言うところの「おじいちゃんが設計し、お父さんと弓教授が改良を加えたマジンカイザー」となっている。
 
:人類補完計画のイベントでは「ヒトの心を持った魔神」として、カイザーが独自の精神を持っていることが示唆されている。
 
:人類補完計画のイベントでは「ヒトの心を持った魔神」として、カイザーが独自の精神を持っていることが示唆されている。
:高いHPと装甲、そして攻撃力は健在であり、ボスキラーとして活躍してくれる。ただし、今回から登場した各種の特殊効果には、攻撃を避けにくい関係上滅法弱いので強化パーツで対策しておこう。
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:高いHPと装甲、そして攻撃力は健在であり、ボスキラーとして活躍してくれる。ただし、攻撃を避けにくい関係上、今回から登場した各種の特殊効果には滅法弱いので、強化パーツで対策しておこう。
    
==== 単独作品 ====
 
==== 単独作品 ====
 
;[[スーパーロボット大戦X]]
 
;[[スーパーロボット大戦X]]
:「マジンカイザー(オリジナル版)」名義で参戦。機体としては[[αシリーズ]]以来だが、デザイン・装備共にSRWオリジナル版となると参戦は『α外伝』以来(αシリーズは『第2次α』以降はデザイン等がOVA準拠に変わったため)となる<ref>パッケージイラストに通常版・限定版両方描かれており、これもオリジナル版のデザインとしては初登場作のSS版F完結編以来20年振りになる。</ref>。今回は[[兜甲児 (真マジンガー)|真マジンガーの甲児]]が搭乗する。
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:「マジンカイザー(オリジナル版)」名義で参戦。機体としては[[αシリーズ]]以来だが、デザイン・装備共にSRWオリジナル版となると参戦は『α外伝』以来となる<ref>αシリーズは『第2次α』以降はデザイン等がOVA準拠に変わったため</ref><ref>パッケージイラストに通常版・限定版両方描かれており、これもオリジナル版のデザインとしては初登場作のSS版F完結編以来20年振りになる。</ref>。今回は[[兜甲児 (真マジンガー)|真マジンガーの甲児]]が搭乗する。
 
:第28話「闇と光」で[[マジンエンペラーG]]と共に登場。図鑑のテキストでは「マジンガーZのプロトタイプ」とαシリーズ同様の設定となっている。並行世界にいる様々なマジンガーの中で最強の力を持つマジンガーという設定。
 
:第28話「闇と光」で[[マジンエンペラーG]]と共に登場。図鑑のテキストでは「マジンガーZのプロトタイプ」とαシリーズ同様の設定となっている。並行世界にいる様々なマジンガーの中で最強の力を持つマジンガーという設定。
 
:性能面は全体的にZよりは上だが最大攻撃力や最大射程が若干劣っており、マップ兵器を持っていないことやデフォルトの武装にバリア貫通やサイズ差補正無視がついていないことなどからZに比べて火力面に少し不安がある。その分ファイヤーブラスターは必要気力が低め且つ低燃費と、かつての強化型Zとカイザーの二者択一のような関係となっている。
 
:性能面は全体的にZよりは上だが最大攻撃力や最大射程が若干劣っており、マップ兵器を持っていないことやデフォルトの武装にバリア貫通やサイズ差補正無視がついていないことなどからZに比べて火力面に少し不安がある。その分ファイヤーブラスターは必要気力が低め且つ低燃費と、かつての強化型Zとカイザーの二者択一のような関係となっている。
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;ダイナマイトタックル
 
;ダイナマイトタックル
 
:強固な装甲で相手に体当たりする。
 
:強固な装甲で相手に体当たりする。
:[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]][[スーパーロボット大戦α|α]]では[[マップ兵器]]。α外伝以降、OVA版設定も含めて消滅したが、[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]では久々に採用された(名称はタックル)。
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:[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』と『[[スーパーロボット大戦α|α]]』では[[マップ兵器]]。『α外伝』以降、OVA版設定も含めて消滅したが、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』では久々に採用された(名称はタックル)。
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:『X』ではカイザーノヴァの最初にタックル攻撃が入っている。
    
==== 本体装備 ====
 
==== 本体装備 ====
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:[[スーパーロボット大戦W|W]]ではマルチ[[コンボ]]まで可能。
 
:[[スーパーロボット大戦W|W]]ではマルチ[[コンボ]]まで可能。
 
:;カイザーナックル
 
:;カイザーナックル
::腕部の鋭利な刃を回転させて敵を殴りつけ、トドメにゼロ距離からターボスマッシャーパンチを放つ。暗黒大将軍を倒した技でもある。
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::腕部の鋭利な刃を回転させて敵を殴りつけ、トドメにゼロ距離からターボスマッシャーパンチを放つ。暗黒大将軍を倒した印象的な技でもあるが、SRWでは単独の技としては未実装。『W』や『X』ではカイザーノヴァの戦闘演出に殴打部分が組み込まれている。
 
:
 
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;光子力ビーム
 
;光子力ビーム
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:[[気力]]が一定値以上になると発動し、最終ダメージがアップする。ただでさえ攻撃力の高いマジンカイザーだが、マジンパワー発動で更に火力が増し『魔神皇帝』の名に相応しい圧倒的な強さを見せつける。αでは旧シリーズのダメージ計算式と威力が増加する距離補正の効果もあって、とんでもないダメージを叩きだす事が可能だったが、α外伝以降のシリーズではゲームシステムの大幅な変更により大分ダメージが落ち着いている。それでも味方機の中では最高クラスの攻撃力を誇る。
 
:[[気力]]が一定値以上になると発動し、最終ダメージがアップする。ただでさえ攻撃力の高いマジンカイザーだが、マジンパワー発動で更に火力が増し『魔神皇帝』の名に相応しい圧倒的な強さを見せつける。αでは旧シリーズのダメージ計算式と威力が増加する距離補正の効果もあって、とんでもないダメージを叩きだす事が可能だったが、α外伝以降のシリーズではゲームシステムの大幅な変更により大分ダメージが落ち着いている。それでも味方機の中では最高クラスの攻撃力を誇る。
 
;[[分離]]
 
;[[分離]]
:カイザーパイルダーに分離。
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:[[カイザーパイルダー]]に分離。
 
;[[HP回復]](小~大)
 
;[[HP回復]](小~大)
 
:OVA版マジンカイザーとして参戦した場合は実装されていない。敵が使用する場合のみ回復量が(大)に強化され、作品によっては味方機になると回復能力も消滅してしまう。
 
:OVA版マジンカイザーとして参戦した場合は実装されていない。敵が使用する場合のみ回復量が(大)に強化され、作品によっては味方機になると回復能力も消滅してしまう。
281行目: 277行目:  
;[[陸]]→[[空]]・陸
 
;[[陸]]→[[空]]・陸
 
:カイザースクランダーを装着することで[[飛行]]可能。OVA設定の場合、カイザースクランダーイベント時までは、飛行系の[[強化パーツ]]をつけなければ飛行不能。
 
:カイザースクランダーを装着することで[[飛行]]可能。OVA設定の場合、カイザースクランダーイベント時までは、飛行系の[[強化パーツ]]をつけなければ飛行不能。
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;[[空]]・[[陸]]・[[海]]
 +
:[[スーパーロボット大戦X|X]]では適応こそ低いが「海」が追加。
    
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
293行目: 291行目:  
;装甲値+200、EN回復(小)がEN回復(中)になる。
 
;装甲値+200、EN回復(小)がEN回復(中)になる。
 
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。エンペラーと同様。
 
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』で採用。エンペラーと同様。
  −
== 装備・機能(カイザーパイルダー) ==
  −
=== 武装・[[必殺武器]] ===
  −
;20ミリ機銃
  −
:
  −
;パイルダーブラスター
  −
:カイザーパイルダーの先端から発射されるビーム。カイザー本体の武装ほどではないが、割と高威力。OVAでは[[ガミアQ]]を真っ二つにした。
  −
;パイルダーミサイル
  −
:パイルダーのブースターの先についているミサイル。実のところ劇中一度も使わず、使用した武器と言えば上記のパイルダーブラスターくらいである。
  −
  −
=== 移動タイプ ===
  −
;[[空]]
  −
:
  −
  −
=== [[サイズ]] ===
  −
;S
  −
:
      
== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==
 
=== オリジナル版 ===
 
=== オリジナル版 ===
 
;「マジンカイザー」
 
;「マジンカイザー」
:αシリーズ全般で採用。原作者の永井豪氏が作詞、テレビ版マジンガーシリーズで音楽と主題歌を手掛けた渡辺宙明氏が作曲したその内容は、「マジンガーZ」や「おれはグレートマジンガー」のパワフルさと必殺技の名を盛り込むといった70年代ロボットアニメソングの様式を踏襲している。<ref>余談だがこの曲及び「マジンカイザーのテーマ」では「稲妻で敵を倒せ」という趣旨の歌詞が入っているが、[[マジンカイザーSKL|別の]][[マジンエンペラーG|魔神皇帝]]と違いカイザーは電撃系の武装は使用していない。</ref>歌ってるのはもちろん水木氏。
+
:αシリーズ全般で採用。原作者の永井豪氏が作詞、テレビ版マジンガーシリーズで音楽と主題歌を手掛けた渡辺宙明氏が作曲したその内容は、「マジンガーZ」や「おれはグレートマジンガー」のパワフルさと必殺技の名を盛り込むといった70年代ロボットアニメソングの様式を踏襲している。<ref>余談だがこの曲及び「マジンカイザーのテーマ」では「稲妻で敵を倒せ」という趣旨の歌詞が入っているが、[[マジンカイザーSKL|別の]][[マジンエンペラーG|魔神皇帝]]と違いカイザーは電撃系の武装は使用していない。</ref>歌っているのはもちろん水木氏。
 
:『X』では限定版にボーカル版を収録。
 
:『X』では限定版にボーカル版を収録。
   336行目: 317行目:  
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』日本ルート第46話「さらば父よ、戦士達の旅立ち」より。[[竜魔帝王]]と[[地獄大元帥]]の策謀により、絶体絶命の危機に陥るZとグレート、そして[[鋼鉄ジーグ]]。その窮地を救うべく、[[科学要塞研究所]]のコントロールタワーが分離し、剣造と[[司馬遷次郎|司馬]]博士は特攻を仕掛ける。若き戦士達に美しい地球の未来を託して、二人の博士は還らぬ人となった。罠を脱した三人の戦士達は、悪すらも震え上がらせる怒りを燃やす。その時、弓教授は剣造が遺した遺産を解き放つ。マジンカイザーの新たなる翼、新型のカイザースクランダー。本来の力を取り戻した魔神皇帝は、宇宙すらも抱える力で大空を駆け抜け、世界を守るために戦う。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』日本ルート第46話「さらば父よ、戦士達の旅立ち」より。[[竜魔帝王]]と[[地獄大元帥]]の策謀により、絶体絶命の危機に陥るZとグレート、そして[[鋼鉄ジーグ]]。その窮地を救うべく、[[科学要塞研究所]]のコントロールタワーが分離し、剣造と[[司馬遷次郎|司馬]]博士は特攻を仕掛ける。若き戦士達に美しい地球の未来を託して、二人の博士は還らぬ人となった。罠を脱した三人の戦士達は、悪すらも震え上がらせる怒りを燃やす。その時、弓教授は剣造が遺した遺産を解き放つ。マジンカイザーの新たなる翼、新型のカイザースクランダー。本来の力を取り戻した魔神皇帝は、宇宙すらも抱える力で大空を駆け抜け、世界を守るために戦う。
   −
;二つの魔神皇帝、因果の果てより
+
;二つの魔神皇帝、因果の果て
 
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』第28話「闇と光」より。闇のマジンガー、[[マジンガーZERO|ZERO]]の手で因果の果てへと落とされてしまうZとグレート。理を越えた場所へ干渉できるのは神と呼ばれる存在だけだが、その力は今の[[エクスクロス]]にはない。だが、時空を超えて想いを届けることは出来る。想いを増幅するシステムである[[サイコフレーム]]、時空間を揺るがす[[ドラグニウム]]を操る[[ヴィルキス]]、古代アトランティス人の心の結晶[[ブルーウォーター]]、三つの力が合わさり、一瞬だが理は揺らぎ、可能性の扉は開かれた。闇の中で[[ゼウス神]]と邂逅する甲児と鉄也。二人は、ゼウス神からZEROが想像できない可能性、二つの魔神皇帝を授かる。そして、因果の果てを越えて二人は帰還する。全ての宇宙の可能性が集められた、最強の魔神と共に。
 
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』第28話「闇と光」より。闇のマジンガー、[[マジンガーZERO|ZERO]]の手で因果の果てへと落とされてしまうZとグレート。理を越えた場所へ干渉できるのは神と呼ばれる存在だけだが、その力は今の[[エクスクロス]]にはない。だが、時空を超えて想いを届けることは出来る。想いを増幅するシステムである[[サイコフレーム]]、時空間を揺るがす[[ドラグニウム]]を操る[[ヴィルキス]]、古代アトランティス人の心の結晶[[ブルーウォーター]]、三つの力が合わさり、一瞬だが理は揺らぎ、可能性の扉は開かれた。闇の中で[[ゼウス神]]と邂逅する甲児と鉄也。二人は、ゼウス神からZEROが想像できない可能性、二つの魔神皇帝を授かる。そして、因果の果てを越えて二人は帰還する。全ての宇宙の可能性が集められた、最強の魔神と共に。
  
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