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'''マクロスシリーズ'''は、スペースオペラ系のSFロボットアニメのシリーズであり、「超時空シリーズ」からの派生作品。一連の原作者は河森正治氏。
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'''マクロスシリーズ'''は、『[[超時空要塞マクロス]]』より始まるロボットアニメのシリーズで、「超時空シリーズ」からの派生作品。一連の原作者は河森正治氏。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ガンダムシリーズ]]とは異なり、現在まで全ての作品が同じ[[世界観]](年号は[[西暦]])を舞台にしている。また、全ての作品に'''[[]]」「[[三角関係]]」「[[バルキリー|可変戦闘機]]」'''の三つの要素が含まれている。
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シリーズに共通して、作品に「'''[[]]'''」「'''[[三角関係]]'''」「'''[[バルキリー|可変戦闘機]]'''」の三大要素が盛り込まれているのが大きな特徴。また[[ガンダムシリーズ]]などとは異なり、現在まで全ての作品が同じ[[世界観]](年号は[[西暦]])を舞台にしている。
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本シリーズ全般の特徴として、アニメのストーリーは実際に起こった事をそのまま描いているのではなく、NHKの大河ドラマ等の様に'''「マクロス世界の後生の人間が、実際にあった出来事を元に作った歴史ドラマ」'''という設定である事があげられる。このため実際の歴史的事件を誇張して描いていたり、後生の人間が創作した架空の登場人物も存在したりするとされている。しかし'''「何処までが実在の人物で、何処までが実際の歴史かは不明」'''であり、TV版と映画版で細かい内容が違っていたり、シリーズの続編でそれまでの設定とは繋がらない要素が追加されたりしても、「それはマクロス世界の映像演出家たちによる創作が混じっているから」という一言で片付けられてしまう。このような作風になっているのは、制作者がガンダムシリーズの様な公式だの公式でないだのの討論を嫌ったからである。この手法は同じく河森氏が関わり劇場公開された『[[天空のエスカフローネ]]』や『[[創聖のアクエリオン|アクエリオン]]』シリーズにも使われている。
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本シリーズの特筆点として、アニメのストーリーは実際に起こった事をそのまま描いているのではなく、「三国志演義」や「NHK大河ドラマ」等の様に「マクロス世界の後生の人間(クリエイター)が、実際にあった出来事を元に制作した歴史ドラマ」という設定を用いている点が挙げられる。このため実際の歴史的事件を誇張して描いていたり、携わったクリエイターにより創作された架空の登場人物も存在したりするとされている。
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加えて「何処までが実在の人物で、何処までが実際の歴史であるかは不明」であり、TV版と映画版で細かい内容が違っていたり、シリーズの続編でそれまでの設定とは繋がらない要素が追加されたとしても、「それはマクロス世界のクリエイターたちによる脚色が混じっているから」という解釈を可能としている。
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このようなスタイルが採られているのは、制作サイドがガンダムシリーズの様な公式・非公式の論争を避けるためとされる。この手法は同じく河森氏が関わり劇場公開された『[[天空のエスカフローネ]]』や『[[創聖のアクエリオン|アクエリオン]]』シリーズにも用いられている。
    
== 参戦作品 ==
 
== 参戦作品 ==
   
=== TV放映作品 ===
 
=== TV放映作品 ===
 
;[[超時空要塞マクロス]]
 
;[[超時空要塞マクロス]]
:西暦2009年。記念すべき第一作で、地球統合軍と[[異星人]]である[[ゼントラーディ]]軍との「第一次星間大戦」を描いている。
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:西暦2009年。記念すべき第1作で、地球統合軍と[[異星人]]である[[ゼントラーディ]]軍との「第一次星間大戦」を描いている。
 
;[[マクロス7]]
 
;[[マクロス7]]
 
:西暦2045年。[[マクロス7船団]]と謎の軍隊・[[バロータ軍]]との「[[バロータ戦役]]」が舞台。
 
:西暦2045年。[[マクロス7船団]]と謎の軍隊・[[バロータ軍]]との「[[バロータ戦役]]」が舞台。