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*外国語表記:[[外国語表記::Holand Novac]]
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{{登場人物概要
*[[登場作品]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Holland Novak]]<ref>[https://eurekaseven.jp/archive/eureka/ CHARACTER]、交響詩篇エウレカセブン、2022年2月15日閲覧。</ref>
**[[交響詩篇エウレカセブン]]
+
| 登場作品 = [[エウレカセブンシリーズ]]
**[[交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい]]
+
*{{登場作品 (人物)|交響詩篇エウレカセブン}}
*[[声優]]:藤原啓治
+
*{{登場作品 (人物)|交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい}}
*種族:地球人
+
| 声優 = {{声優|藤原啓治|SRW=Y}}<br />{{声優 (登場作品別)|浅野まゆみ|交響詩篇エウレカセブン}}(少年期)
*性別:男
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|吉田健一}}
*生年:11976年
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
*[[年齢]]:29歳(TV版)、17歳(劇場版)
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*所属:塔州連邦軍S・O・F第1機動部隊⇒[[ゲッコーステイト]](TV版) / 人民解放軍第303独立愚連隊(劇場版)
+
}}
*階級:部隊長⇒リーダー
+
 
*キャラクターデザイン:吉田健一
+
{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 +
| 種族 = [[種族::地球人]]
 +
| 性別 = [[性別::男]]
 +
| 生年 = 11976年
 +
| 年齢 = [[年齢::29]]歳(TV版)<br/>[[年齢::17]]歳(劇場版)
 +
| 所属 = [[塔州連邦|塔州連邦軍]]S・O・F第1機動部隊⇒{{所属 (人物)|ゲッコーステイト}}(TV版)<br/>人民解放軍第303独立愚連隊(劇場版)
 +
| 役職 = 部隊長⇒リーダー
 +
}}
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'''ホランド・ノヴァク'''は『[[エウレカセブンシリーズ]]』の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
反政府組織「[[ゲッコーステイト]]」のリーダー。過去に「アマチュア・リフ」の最年少チャンピオンとしてその名を轟かせたことから、若者のカリスマとしても名高い。冷静かつ熱い志を持ち、リーダーとして申し分なく仲間から信頼されているが、本質的には彼もまた未熟な人間である<ref>担当声優の藤原啓治氏は彼を「皆に支えられて頑張ってリーダーをやっている男」と評している。</ref>。
+
反政府組織「[[ゲッコーステイト]]」のリーダー。過去に「アマチュア・リフ」の最年少チャンピオンとしてその名を轟かせたことから、若者のカリスマとしても名高い。冷静かつ熱い志を持ち、リーダーとして申し分なく仲間から[[信頼]]されているが、本質的には彼もまた未熟な人間である<ref>担当声優の藤原啓治氏は彼を「皆に支えられて頑張ってリーダーをやっている男」と評している。</ref>。
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 +
ある事情によりノヴァク家を出た後、兄と共に[[塔州連邦|塔州連邦軍]]に入隊したが、デル・シエロ殲滅作戦でヴォダラク教の人々を虐殺せざるを得なくなったことを機に軍から脱走。殲滅作戦で行動を共にした[[エウレカ]]と共にゲッコーステイトを立ち上げ、塔州連邦軍に反旗を翻した。その真の目的は[[コーラリアン]]との対話・共存にあり、活動の一環として[[Ray-out|ray=out]]で世界の現実を人々に伝えつつ、目的遂行のために行動してきた。そしてゲッコーステイトとして世界を飛び回る中で、旧知のチャールズ、レイと壮絶な死闘を繰り広げる。そして、「アゲハ計画」の遂行者そして人類の指導者として立ち塞がる実兄[[デューイ・ノヴァク]]との対立と葛藤を乗り越え、父親としてまだ見ぬ子と世界の為に戦う。
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ある事情によりノヴァク家を出た後、兄と共に塔州連邦軍に入隊したが、デル・シエロ殲滅作戦でヴォダラク教の人々を虐殺せざるを得なくなったことを機に軍から脱走。殲滅作戦で行動を共にした[[エウレカ]]と共にゲッコーステイトを立ち上げ、塔州連邦軍に反旗を翻した。その真の目的は[[コーラリアン]]との対話・共存にあり、活動の一環として[[Ray-out|ray=out]]で世界の現実を人々に伝えつつ、目的遂行のために行動してきた。そしてゲッコーステイトとして世界を飛び回る中で、旧知のチャールズ、レイと壮絶な死闘を繰り広げる。そして、「アゲハ計画」の遂行者そして人類の指導者として立ち塞がる実兄[[デューイ・ノヴァク]]との対立と葛藤を乗り越え、父親としてまだ見ぬ子と世界の為に戦う。
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ライダーとしての腕前も非常に高く、その高性能故に乗り手を選ぶターミナスR909をゲッコーステイトのメンバーでただ一人乗りこなすことができ、更には封印までされた曰く付きのモンスターマシン・ターミナスB303をも、負担をものともせずに扱いきってみせた。
    
なお、公式プロフィールやスパロボの名前表記では「ホランド」。兄であるデューイ・ノヴァクとの兄弟関係を伏せた処置である。
 
なお、公式プロフィールやスパロボの名前表記では「ホランド」。兄であるデューイ・ノヴァクとの兄弟関係を伏せた処置である。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦Z]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
:[[交響詩篇エウレカセブン|TV版]]名義で登場。ランド、ジャミル、ゲインらと共に大人の男で飲み友達として描かれるが、原作同様エウレカのことに拘り過ぎるあまり、中盤レントンに対して理不尽なほどきつく当たる。その身勝手な振る舞いが他作品キャラに呆れられる一幕もあったが、ジャミルに諌められたこともあり、最終的には和解している。
+
:初登場作品。TV版設定。[[ランド・トラビス|ランド]]、[[ジャミル・ニート|ジャミル]]、[[ゲイン・ビジョウ|ゲイン]]らと共に大人の男で飲み友達として描かれるが、原作同様[[エウレカ]]のことに拘り過ぎるあまり、中盤[[レントン・サーストン|レントン]]に対して理不尽なほどきつく当たる。その身勝手な振る舞いが他作品キャラに呆れられる一幕もあったが、ジャミルに諌められたこともあり、最終的には和解している。
:その後、子供が出来たことが部隊内に知れ渡ると、おっさん仲間のランドやゲインに「'''人生の墓場'''」に入ったとからかわれ、声優ネタで[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]に「父ちゃん」と呼ばれるなどされている。能力的には主役級の待遇を受けており、専用小隊を持ち、自身の能力、乗機の能力共に高く、ザコ殲滅からボス撃破まで手広く行える。後継機に乗り換えてからは正に鬼神の如き活躍が期待できる。
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:その後、子供が出来たことが部隊内に知れ渡ると、おっさん仲間のランドやゲインに「'''人生の墓場'''」に入ったとからかわれ、[[声優ネタ]]で[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]に「父ちゃん」と呼ばれるなどされている。能力的には主役級の待遇を受けており、専用小隊を持ち([[マシュー]]や[[ヒルダ (エウレカセブン)|ヒルダ]]との小隊はバランスも良く、トライチャージボーナスの対象)、自身の能力、乗機の能力共に高く、ザコ殲滅からボス撃破まで手広く行える。後継機に乗り換えてからは正に鬼神の如き活躍が期待できる。
 
:有用な小隊長能力も併せ、オーガス組と並んでリアル系屈指の強さを発揮する。戦闘前会話でもレントン共々主人公扱いされているなど、かなりの優遇。
 
:有用な小隊長能力も併せ、オーガス組と並んでリアル系屈指の強さを発揮する。戦闘前会話でもレントン共々主人公扱いされているなど、かなりの優遇。
:なおネタバレ回避のため名前は一貫して「ホランド」名義で参戦(クリア後にキャラ辞典には詳細が追加される)。
+
:なおネタバレ回避のため名前は一貫して「ホランド」名義で参戦(クリア後に[[キャラクター事典]]には詳細が追加される)。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:[[交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい|劇場版]]名義で登場。序盤で何度かスポット参戦し17話の裏部隊ルートで(表部隊ルートの場合は20話から)正式参戦する。『Z』と同様に能力は高いが33話で離脱する上に、帰ってくるのが最終話手前の49話なのが痛い。立場上、終盤まで他作品キャラクターとの交流や絡みはほとんど無し。ちなみに顔グラフィックの大半は前作からの流用だが、叫びのグラフィックが変わっており、さらに狂ったような笑顔のものが追加されている。EDではレントン達に謝罪をして何処かへと去っていった。前作と違い戦闘前会話で主人公扱いされなくなった(前作とは別人ではあるが)。
+
:[[交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい|劇場版]]』名義で登場。序盤で何度か[[スポット参戦]]し、第17話裏部隊ルート「夢の続き」で(表部隊ルートを辿った場合は、共通ルートでなる第19話「みんなの正義」から)正式参戦する。『Z』と同様に能力は高いが第33話「天を突く命」で離脱する上に、復帰するのが最終話手前の第49話「虹」なのが痛い。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
+
:立場上、終盤まで他作品キャラクターとの交流や絡みはほとんど無し。ちなみに顔グラフィックの大半は前作からの流用だが、叫びのグラフィックが変わっており、さらに狂ったような笑顔のものが追加されている。EDではレントン達に謝罪をして何処かへと去っていった。前作と違い戦闘前会話で主人公扱いされなくなった(前作とは別人ではあるが)。
:レントンとエウレカに酷い仕打ちを行ってしまった贖罪として、定期的に二人の様子を見に行っていたり中盤でZEXISに情報を与えるなどの行動をする。本人曰く体は殆ど動けない状態のようだが、黒の騎士団ルート第54話では無理をしてまで増援に駆けつけ、そのまま自軍に参入する。またこの場合、第58話では死を覚悟してイノベイターの軍勢に立ち向かうなど原作や『破界篇』の時とは比べ物にならないくらい男前な姿を見せてくれる。更にその直後に刹那のトランザムバーストを受けて細胞異常が完治するというまさかの展開が待っている(尤も本人は何が起こったのかイマイチ理解していないようであるが)。今回は乗機が射撃武器オンリーの[[ターミナス type B303]]SPのみを使用することになるので、安心して射撃にPPを注ぎ込もう。黒の騎士団ルートEDでは自分の子供の子守をエウレカに頼んで、ハイム農場の畑仕事を手伝う模様。なお、ゼロレクイエムルートに進んだ場合は全く登場しない。
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 +
:レントンとエウレカに酷い仕打ちを行ってしまった贖罪として、定期的に二人の様子を見に行っていたり中盤でZEXISに情報を与えるなどの行動をする。ホランド本人曰く「身体は殆ど動けない状態」(キャラクター説明などの文面からはダチュラはあくまで外見の老化を防ぐ手立てらしいことが伺え、そうであれば外身は三十路でも中身は寿命が尽きる直前であろう事は想像に難くない)のようだが、第54話[[黒の騎士団]]ルート「決戦!!果てなき進化へ!」では無理をしてまで増援に駆けつけ、そのまま自軍に参入する。体が動かないと言いながらSPパック装備固定であり、命を投げ捨てるがごとき覚悟が伺える。
 +
:また、上記の場合、第58話「革新」では死を覚悟して[[イノベイド|イノベイター]]の軍勢に立ち向かうなど原作や『第2次Z破界篇』の時とは比べ物にならないくらい男前な姿を見せてくれる。更にその直後に'''「[[ダブルオーライザー]]のトランザムバーストを受けて[[医療・病障害|細胞異常]]が完治する」'''というまさかの展開が待っている(もっとも、ホランド本人は何が起こったのかイマイチ理解していないようであるが)。
 +
:今回は乗機が射撃武器オンリーの[[ターミナス type B303 SP]]のみを使用することになるので、安心して射撃に[[パイロットポイント|PP]]を注ぎ込もう。黒の騎士団ルートEDでは自分の子供の子守をエウレカに頼んで、ハイム農場の畑仕事を手伝う模様。
 +
:なお、[[ゼロレクイエム]]ルートに進んだ場合は、ホランドが全く登場しない点に注意。
 +
 
 +
=== 単独作品 ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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:TV版設定。デビルフィッシュのパイロット。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
ゲッコーステイトのリーダーだけあって能力は終始[[レントン・サーストン|レントン]]より高く、エウレカ勢ではトップクラス。[[命中]]・[[技量]]に優れ、避けて、当てて、そして落とすという、リアル系のお手本のような男。ただし、搭乗機の[[ターミナス type R909|ターミナス909]][[ターミナス type B303|ターミナス303]]は射撃武器オンリーなのだが、当人は[[格闘]]の方が高い([[ランド・トラビス|ランド]]や[[兜甲児|甲児]]に匹敵)という、[[シンシア・レーン|シンシア]]のような問題点が存在。殆ど死に能力と化しているのが余りにも惜しい。これは劇場版でも同じ。
+
ゲッコーステイトのリーダーだけあって能力は終始[[レントン・サーストン|レントン]]より高く、エウレカ勢ではトップクラス。[[命中]]・[[技量]]に優れ、避けて、当てて、そして落とすという、リアル系のお手本のような男。ただし、搭乗機の[[ターミナス type R909|ターミナス909]]はほとんどが射撃武器、[[ターミナス type B303|ターミナス303]]に至っては射撃武器オンリーなのだが、当人は[[格闘 (能力)|格闘]]の方が高い([[ランド・トラビス|ランド]]や[[兜甲児|甲児]]に匹敵)という、[[シンシア・レーン|シンシア]]のような問題点が存在。殆ど死に能力と化しているのが余りにも惜しい。これは劇場版でも同じ。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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:'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[気迫]]'''
 
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[直撃]]、[[熱血]]、[[気迫]]'''
 
:劇場版設定だとこうなる。魂を失ったのは残念である。
 
:劇場版設定だとこうなる。魂を失ったのは残念である。
 +
;[[X-Ω]]
 +
:'''[[直感]]、[[直撃]]、[[熱血]]'''
 +
:;パイロットパーツ装備時
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::'''[[神速]]、[[自信]]、[[魂]]'''
   −
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
+
=== [[特殊スキル]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
:'''[[リフテクニック]]、[[気力+ (回避)]]、[[指揮官]]'''
 
:'''[[リフテクニック]]、[[気力+ (回避)]]、[[指揮官]]'''
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:'''[[気力+ボーナス]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[見切り]]、[[ガード]]、[[底力]]L7、[[カウンター]]L5'''
 
:'''[[気力+ボーナス]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[見切り]]、[[ガード]]、[[底力]]L7、[[カウンター]]L5'''
   −
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
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=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
 
;[[飛行]]ユニットへの攻撃力+20%
 
;[[飛行]]ユニットへの攻撃力+20%
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]で採用。
+
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。
    
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;HP20%以下でダメージが1.3倍
 
;HP20%以下でダメージが1.3倍
:[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]で採用。[[ターミナス type B303|ターミナス303SP]]はHPは高いのでダメージ調整は容易である。[[底力]]を養成しよう。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で採用。[[ターミナス type B303 SP]]はHPは高いのでダメージ調整は容易である。[[底力]]を養成しよう。
 
  −
== パイロットBGM ==
  −
;「Storywriter」
  −
:TV版設定だとこちら。初めの方が不自然に切れる独特の曲調であるため、初聴のユーザーは「バグか?」と勘違いすることも。
  −
;「男の戦い」
  −
:劇場版設定だとこちら。TV版とは打って変わったオーケストラ風楽曲で、彼らの背負う宿命を表している。
      
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
108行目: 125行目:  
;[[ジャミル・ニート]]
 
;[[ジャミル・ニート]]
 
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では彼とゲインと共に[[ZEUTH]]アウトサイダー組の中心人物に。
 
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では彼とゲインと共に[[ZEUTH]]アウトサイダー組の中心人物に。
:また、『ACE3』でも彼らとは盟友同士である。
   
;[[ガロード・ラン]]
 
;[[ガロード・ラン]]
 
:『Z』の中盤での荒れっぷりを彼にも非難される。『第2次Z』では彼のある一言により、ZEUTHメンバーの転移元の世界を確信することになる。
 
:『Z』の中盤での荒れっぷりを彼にも非難される。『第2次Z』では彼のある一言により、ZEUTHメンバーの転移元の世界を確信することになる。
116行目: 132行目:  
;[[タリア・グラディス]]
 
;[[タリア・グラディス]]
 
:『Z』では色々と彼女に諭される。ホランド自身も彼女のことを色々と心配している。
 
:『Z』では色々と彼女に諭される。ホランド自身も彼女のことを色々と心配している。
;[[シン・アスカ]]
  −
:『Z』ではステラの一件でアウトサイダー組を敵視する彼の怒りを一蹴する<ref>但しその際のセリフの内容から言って、ステラを討った事自体を良しとしているわけではない模様。</ref>。
   
;[[カトック・アルザミール]]
 
;[[カトック・アルザミール]]
 
:『Z』では彼に「かっこいい大人」と称された。彼の死に、ジャミル達と共に弔いの酒宴を挙げた。
 
:『Z』では彼に「かっこいい大人」と称された。彼の死に、ジャミル達と共に弔いの酒宴を挙げた。
 
;[[ハマーン・カーン]]
 
;[[ハマーン・カーン]]
:『Z』のifルートでは共闘を申し出た彼女に対して馴れ馴れしい態度をとろうとしたが、彼女にその態度を咎められてしまい、残念そうな顔で彼女を「やりにくい女」と評した。
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:『Z』のifルートでは共闘を申し出たハマーンに対して馴れ馴れしい態度をとろうとしたが、彼女にその態度を咎められてしまう。ホランドは残念そうな顔でハマーンを「やりにくい女」と評した。
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』騎士団ルートでは彼の起こしたトランザムバーストで細胞異常が治癒することに。
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』騎士団ルートでは彼が搭乗する[[ダブルオーライザー]]のトランザムバーストで細胞異常が治癒することに。
    
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
151行目: 165行目:  
:飲み友達。なんだかんだ言ってお互い信頼し合っている。ちなみに[[メール・ビーター|メール]]共々に「[[ゲッコーステイト]]」を「'''結構、すげえぞ'''」と呼ばれる。
 
:飲み友達。なんだかんだ言ってお互い信頼し合っている。ちなみに[[メール・ビーター|メール]]共々に「[[ゲッコーステイト]]」を「'''結構、すげえぞ'''」と呼ばれる。
 
;[[アイム・ライアード]]
 
;[[アイム・ライアード]]
:第2次Z破界篇では彼と協力し、[[ZEXIS]]から離反するが、ホランド本人は彼を一切信用しなかった。
+
:『第2次Z破界篇』では彼と協力し、[[ZEXIS]]から離反するが、ホランド本人は彼を一切信用しなかった。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
158行目: 172行目:  
:「自分たちが代理指令クラスターになる」というレントン達『家族』の決意を踏みにじるような行いをするデューイへの怒りの咆哮。この後単機で銀河号の弾幕を突破して艦内部へと突入するという神業を披露する。
 
:「自分たちが代理指令クラスターになる」というレントン達『家族』の決意を踏みにじるような行いをするデューイへの怒りの咆哮。この後単機で銀河号の弾幕を突破して艦内部へと突入するという神業を披露する。
 
;「気づくのが遅すぎた…。兄さんを救ってやれなかった…何もかも手遅れだったんだ…」
 
;「気づくのが遅すぎた…。兄さんを救ってやれなかった…何もかも手遅れだったんだ…」
:デューイが目的達成の最終条件として自らの命を絶った事で、ようやく彼の心境を知ったホランドが呟いた後悔の言葉。その言葉通り、ホランドやタルホが真意を気付くのは、あまりにも遅すぎる事だった。
+
:[[デューイ・ノヴァク|デューイ]]が目的達成の最終条件として自らの命を絶った事で、ようやく彼の心境を知ったホランドが呟いた後悔の言葉。
 +
:その言葉通り、ホランドや[[タルホ・ユーキ|タルホ]]が真意を気付くのは、あまりにも遅すぎる事だった。
 
;「行ってこい……レントン。好きになった女ぐらい奪い取ってきやがれ。男だろ?」
 
;「行ってこい……レントン。好きになった女ぐらい奪い取ってきやがれ。男だろ?」
:エウレカ救出に赴かんとするレントンをこう言って送り出す。
+
:[[エウレカ]]救出に赴かんとする[[レントン・サーストン|レントン]]をこう言って送り出す。
    
=== 漫画版 ===
 
=== 漫画版 ===
 
;「ったぁく…初めてでターン決めるわトラパー見るわ…」
 
;「ったぁく…初めてでターン決めるわトラパー見るわ…」
:レントンがニルヴァーシュでカットバックドロップターンを決めた際の台詞。
+
:レントンが[[ニルヴァーシュ]]でカットバックドロップターンを決めた際の台詞。
;「''あいつらのいるこの世界だ!''」
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;オレの「正しい世界」は……<br>「あいつらのいるこの世界だ!''」
 
:この台詞とともにデューイをマシンガンでハチの巣にする。ホランドはデューイの作る新世界よりも、レントン達の未来の為に戦った。
 
:この台詞とともにデューイをマシンガンでハチの巣にする。ホランドはデューイの作る新世界よりも、レントン達の未来の為に戦った。
 
;「オレはもう疲れた…殺すも殺されるも……くだらねぇ」
 
;「オレはもう疲れた…殺すも殺されるも……くだらねぇ」
 
:月光号に帰還し、戦いの空しさを語る。そしてホランドは戦いから身を引いた。
 
:月光号に帰還し、戦いの空しさを語る。そしてホランドは戦いから身を引いた。
   −
=== 劇場版 ===
+
=== [[交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい|劇場版]] ===
;「どこだ…! お前の魂はどこにある…!?」<br />「どこだ…お前の魂の在処はどこだ!…そうか、お前の魂はそこかぁ!!」
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;「どこだ…! お前の魂はどこにある…!?」<br />「どこだ…お前の魂の在処はどこだ! …そうか、お前の魂はそこかぁ!!」
:イマージュとの戦闘において、コンパク・フィードバック・システムを使用した際の台詞。こちらのホランドはどことなく好戦的のように見える。
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:[[イマージュ]]との戦闘において、コンパク・フィードバック・システムを使用した際の台詞。こちらのホランドはどことなく好戦的のように見える。
;「お前には俺が何歳に見える? いいから答えろ」<br />「…17だ。俺だけじゃない、ここにいる皆、第303独立愚連隊に参加する全員が17歳だ。」
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;「お前には俺が何歳に見える? いいから答えろ」<br />「…17だ。俺だけじゃない、ここにいる皆、第303独立愚連隊に参加する全員が17歳だ。」
 
:レントンに告げた衝撃の告白。レントンは当然驚愕する。
 
:レントンに告げた衝撃の告白。レントンは当然驚愕する。
;「認めねぇ…! 俺は絶対に認めねぇ…! ただ利用されて、捨てられただけのこんな甲斐のない人生を、俺は絶対に認めねえッ!」
+
;「認めねぇ…! 俺は絶対に認めねぇ…! ただ利用されて、捨てられただけのこんな甲斐のない人生を、俺は絶対に認めねえッ!」
:劇中終盤、レントンとの熾烈な戦いにおいて吐露した、自身の運命への恨み節。この後、コンパクフィードバックシステムを全開にして発動するが…。
+
:劇中終盤、レントンとの熾烈な戦いにおいて吐露した、自身の運命への恨み節。この後、コンパクフィードバックシステムを全開にして発動する。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
;「何言ってんだ? 男は家に帰ってきたらパンツ一丁って決まってんだろ」
+
;「何言ってんだ? 男は家に帰ってきたらパンツ一丁って決まってんだろ」
:ゲッコーステイト入りしたレントンに自身のパンツ一丁姿を「風呂上がりか何かですか」と聞かれての'''断言'''。「憧れの存在」「ヒーロー」であるホランドの現実的な姿にさすがのレントンもちょっと引きぎみになってしまう。
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:[[ゲッコーステイト]]入りしたレントンに自身のパンツ一丁姿を「風呂上がりか何かですか」と聞かれての'''断言'''
;「レントン! てめぇ、エウレカに何をしたぁ!?」
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:「憧れの存在」「ヒーロー」であるホランドの現実的な姿にさすがのレントンもちょっと引きぎみになってしまう。
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;「レントン! てめぇ、エウレカに何をしたぁ!?」
 
:エウレカからのある質問によって勘違いし、レントンに詰め寄った際の台詞。TVシリーズ前半のレントンとの確執を逆手に取ったギャグで、この時のホランドはかなりの親バカぶりを発揮しているように見える。
 
:エウレカからのある質問によって勘違いし、レントンに詰め寄った際の台詞。TVシリーズ前半のレントンとの確執を逆手に取ったギャグで、この時のホランドはかなりの親バカぶりを発揮しているように見える。
 +
;「つーかさー、何か儲け話、無い?」
 +
:TV版三話でレントンにコンパクドライブを持ち運ぶ許可を求められた時に彼に放った言葉。彼の一言でレントンは、祖父の言った「理想と現実感は違う」の意味を改めて理解した。
    
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
;「そんなに戦争がしてぇんなら、俺が相手になってやるぜ!」
+
;「そんなに戦争がしてぇんなら、俺が相手になってやるぜ!」<br />「お互い、手は血まみれだ!やろうぜ、大将よぉ!」
:[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]との特殊戦闘台詞。声が同じこともあって、『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[アリー・アル・サーシェス]]を彷彿とさせるが、心胆から戦いを望む戦闘狂の彼とホランドでは立場が真逆。
+
:[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]との[[特殊戦闘台詞]]。
;「その人を見下した態度…! てめえはデューイと同類だぜ!」/「デューイとつるんでるてめえは、俺の敵だ!」
+
:[[声優]]が同じこともあって、『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[アリー・アル・サーシェス]]を彷彿とさせるが、心胆から戦いを望む戦闘狂の彼とホランドでは立場が真逆である。
 +
;「その人を見下した態度…! てめえはデューイと同類だぜ!」/「デューイとつるんでるてめえは、俺の敵だ!」
 
:[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]との戦闘台詞。
 
:[[パプテマス・シロッコ|シロッコ]]との戦闘台詞。
;「伝説の機体が相手かよ! へ…燃えてきたぜ!」/「エース様のお出ましかよ!相手になってやるぜ!」
+
;「伝説の機体が相手かよ! へ…燃えてきたぜ!」<br/>「[[エース|エース様]]のお出ましかよ! 相手になってやるぜ!」
 
:ガンダム系との戦闘台詞。
 
:ガンダム系との戦闘台詞。
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=== TV版 ===
+
=== [[交響詩篇エウレカセブン|TV版]]設定 ===
;「ちっ…どうやら、お前らとも今日までのようだな…!」<br/>「どうやら、俺はアウトサイダーの中でもさらにはぐれ者のようだぜ。俺のやり方が許せねえってんならゲッコーステイトはここまでだ。お前らとは別行動を取らせてもらう」
+
;「ちっ…どうやら、お前らとも今日までのようだな…!」<br/>「どうやら、俺はアウトサイダーの中でもさらにはぐれ者のようだぜ」<br />「俺のやり方が許せねえってんならゲッコーステイトはここまでだ。お前らとは別行動を取らせてもらう」
:レントンが家出した時、これまでの行状を周囲から責めたてられて、短気を起こす。が、さすがにゲインとジャミルになだめられる。
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:『Z』第33話直前の分岐より。レントンが家出したことについて、これまでの行状を周囲から責めたてられて、短気を起こす。…が、さすがに[[ゲイン・ビジョウ|ゲイン]]と[[ジャミル・ニート|ジャミル]]になだめられる。
;「甘ったれるんじゃねえ!あの状況で他にどんな選択肢があったってんだ!」
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;「甘ったれるんじゃねえ! あの状況で他にどんな選択肢があったってんだ!」
:『[[Z]]』のランドルート38話にて。かつてのデル・シエロの惨劇にて、虐殺に加担してしまったホランドにとっては、デストロイの虐殺は何が何でも止めなければならない事であったと思われる。それ故に、多くの犠牲者を出したデストロイの[[ステラ・ルーシェ|パイロット]]を死なせた[[キラ・ヤマト|キラ]]に怒りをぶつけるシンをこの言葉で切って捨てたが、シンは怒りによって周りが見えない状態だったため、彼から反発を食らってしまう。
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:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』[[ランド・トラビス|ランド]]編第38話「仕組まれた決戦」より。彼自身もステラを討った事自体を良しとしているわけではないのだろうが、かつてのデル・シエロの惨劇にて、虐殺に加担してしまったホランドにとっては、[[デストロイガンダム|デストロイ]]の虐殺は何が何でも止めなければならない事であったと思われる。
;「黙ってろ、レントン! 親兄弟だって仲間だって戦わなきゃならねえ時があるんだ! てめえだってそれは学んだだろうが!」
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:それ故に、多くの犠牲者を出したデストロイの[[ステラ・ルーシェ|パイロット]]を死なせた[[キラ・ヤマト|キラ]]に怒りをぶつける[[シン・アスカ|シン]]をこの言葉で切って捨てた。
:『Z』のランドルート38話にて。戦場で[[チャールズ・ビームス|つらい]][[レイ・ビームス|体験を重ね]]、[[デューイ・ノヴァク|実の兄]]と戦うホランドの境遇を考えると、非常に重い台詞である。
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;「黙ってろ、レントン! 親兄弟だって仲間だって戦わなきゃならねえ時があるんだ! てめえだってそれは学んだだろうが!」
;(兄さん…せっかくの平和も残念ながら長くは続かなかったぜ。だが、絶望はしねえ。何度打ちのめされようと、俺は希望を捨てねえよ…!)<br />「この愛すべき世界と仲間と未来の為にな…!」
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:同上。戦場で[[チャールズ・ビームス|辛い]][[レイ・ビームス|体験を重ね]]、[[デューイ・ノヴァク|実の兄]]と戦うホランドの境遇を考えると、非常に重い台詞である。
:『[[ZSPD]]』で再度結集した[[ZEUTH]]の仲間達を見据えながら、[[デューイ・ノヴァク|亡兄]]の魂へと告げた熱い決意表明。
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;(兄さん…せっかくの平和も残念ながら長くは続かなかったぜ)<br/>(だが、絶望はしねえ。何度打ちのめされようと、俺は希望を捨てねえよ…!)<br />「この愛すべき世界と仲間と未来のためにな…!」
;「お前みたいな男には分からねえだろうな!俺の強さを支える力がよ!」<br />「母は強し、父も強し…!家族も世界も背負って、俺は戦ってんだよ!!」
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:『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク|ZSPD]]』シークレット エピローグ・ランド編第1話「忍び寄る闇」に於ける初戦闘時の[[戦闘前会話|戦闘前台詞]]。再度結集した[[ZEUTH]]の仲間達を見据えながら、[[デューイ・ノヴァク|亡兄]]の魂へと告げた熱い決意表明。
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;「お前みたいな男には分からねえだろうな! 俺の強さを支える力がよ!」<br />「母は強し、父も強し…! 家族も世界も背負って、俺は戦ってんだよ!!」
 
:[[ターンX]]との[[戦闘前会話]]。以前戦った時よりも、はるかに凄みを増したホランドの力量に驚嘆する[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]から強さの源泉を問われるが、背負うものが無い御大将からすれば確かに理解し難い答えであろう。
 
:[[ターンX]]との[[戦闘前会話]]。以前戦った時よりも、はるかに凄みを増したホランドの力量に驚嘆する[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]から強さの源泉を問われるが、背負うものが無い御大将からすれば確かに理解し難い答えであろう。
;「聞こえるか、ブラック? 心があるんなら、俺の話を聞け」<br />「俺はもうすぐ父親になる。家族が出来るんだ…笑っちまうだろ? 生まれた時に母親を殺して、親父を殺した兄貴を見殺しにした俺に家族が出来るんだ」<br />「だがな…嬉しいんだよ、これが。命ってのが、こんなにまぶしいって俺は初めてわかったような気がする。俺のガキがどんな人間になるかはわからねえ…。もしかしたら、とんでもない悪党になるかも知れねえ。だがよ…生まれてくる前から命にダメ出しされたらどうしようもねえよ!」<br />「生まれてくる命全てが同じだ! お前が未来を否定するんなら俺が相手になってやる! この世界に生きる全ての親父に代わってな!」
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;「聞こえるか、ブラック? 心があるんなら、俺の話を聞け」<br />「俺はもうすぐ父親になる。家族が出来るんだ…笑っちまうだろ? 生まれた時に母親を殺して、親父を殺した兄貴を見殺しにした俺に家族が出来るんだ」<br />「だがな…嬉しいんだよ、これが。命ってのが、こんなにまぶしいって俺は初めてわかったような気がする。俺のガキがどんな人間になるかはわからねえ…。もしかしたら、とんでもない悪党になるかも知れねえ。だがよ…生まれてくる前から命にダメ出しされたらどうしようもねえよ!」<br />「生まれてくる命全てが同じだ! お前が未来を否定するんなら俺が相手になってやる! この世界に生きる全ての親父に代わってな!」
:『ZSPD』にて、[[XAN]]と対峙した際の台詞。はじめの台詞はキングゲイナーの原作で[[ゲイン・ビジョウ]]の発した名台詞を踏まえたものだろう。同じ声の「[[野原ひろし|父ちゃん]]」にも引けをとらない、かっこいい父親ぶりである。
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:『ZSPD』にて、[[XAN]]と対峙した際の台詞。
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:はじめの台詞はキングゲイナーの原作で[[ゲイン・ビジョウ]]の発した名台詞を踏まえたものだろう。同じ声の「[[野原ひろし|父ちゃん]]」にも引けをとらない、カッコいい父親ぶりである。
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=== 劇場版 ===
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=== [[交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい|劇場版]]設定 ===
;(世話になったな、[[ZEXIS]]。出来れば、ずっとお前たちと一緒に戦っていたかったぜ…だが、俺達は行かなきゃならねえんだ。俺達が生きるためにな…!)
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;(世話になったな、[[ZEXIS]]。出来れば、ずっとお前たちと一緒に戦っていたかったぜ…。だが、俺達は行かなきゃならねえんだ。俺達が生きるためにな…!)
:『第2次Z破界篇』第33話「天を突く命」での戦闘前台詞。他のメンバーとは壁を隔てていたものの、ZEXISの空気は満更でもなかった事が伺える。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第33話「天を突く命」での戦闘前会話。他のメンバーとは壁を隔てていたものの、ZEXISの空気は満更でもなかった事が伺える。
;「そうか…。それが、お前の答えか、レントン…!残念だよ…! 残念だ!!」<br />「さぁ行くぜ、レントン! 俺は生きるために戦うんだ!!」
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;「そうか…。それが、お前の答えか、レントン…! 残念だよ…! 残念だ!!」<br />「さぁ行くぜ、レントン! 俺は生きるために戦うんだ!!」
:『第2次Z破界篇』第49話「虹」においてレントンの拒絶を受けて。この時のホランドはグラフィックが物凄いことになっている。
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:『第2次Z破界篇』第49話「虹」においてレントンの拒絶を受けて。この時のホランドは顔グラフィックが物凄いことになっている。
;「ああ、そうさ…。お前の言葉に言い訳もできねえよ」<br />「だがな!そんな俺でも自分の身を捨ててでも守りたいものがあるんだよ!」
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;「ああ、そうさ…。お前の言葉に言い訳もできねえよ。だがな! そんな俺でも自分の身を捨ててでも守りたいものがあるんだよ!」
:「虹」にてアイムに反旗を翻し、その彼に嘲笑された際の台詞。
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:同話にて[[アイム・ライアード|アイム]]に反旗を翻し、その彼に嘲笑された際の台詞。
 
;「察しのとおり、もうロクに身体は動かねえ…。だが、俺にも出来る事はある」<br />「頼む…。俺にこんな事を言う資格がないのはわかってるが…」<br />「エウレカとレントンを救ってくれ」
 
;「察しのとおり、もうロクに身体は動かねえ…。だが、俺にも出来る事はある」<br />「頼む…。俺にこんな事を言う資格がないのはわかってるが…」<br />「エウレカとレントンを救ってくれ」
:『第2次Z再世篇』第25話「終わらない約束」でエウレカが誘拐された事をZEXISに連絡して。ゼロに体調について心配されながらも、かつての行いの贖罪のために、ホランドは己の戦いを続ける。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』第25話「終わらない約束」でエウレカが誘拐された事をZEXISに連絡して。[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]から体調について心配されながらも、かつての行いの贖罪のために、ホランドは己の戦いを続ける。
 
;「お前等とピースクラフト王の戦いを見てたら、身体が勝手に動いたんだよ」<br />「こんな俺でも世界のため、平和のために何か出来ると思ってよ」
 
;「お前等とピースクラフト王の戦いを見てたら、身体が勝手に動いたんだよ」<br />「こんな俺でも世界のため、平和のために何か出来ると思ってよ」
:『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルート第54話「決戦!!果てなき進化へ!」より。限界を迎えつつある身体に鞭打ちながら、ZEXISに助力すべくデビルフィッシュを駆り[[インベーダー]]との決戦の場に姿を現しての台詞。この時点でのホランドは外見こそ変わっていないが、成長速度の問題で体は既に80代の状態に達しているはずであり、本来ならば303になど乗れるコンディションではない。
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:『第2次Z再世篇』第54話黒の騎士団ルート「決戦!!果てなき進化へ!」より。限界を迎えつつある身体に鞭打ちながら、ZEXISに助力すべく[[ターミナス type B303]]を駆り[[インベーダー]]との決戦の場に姿を現しての台詞。
;「どうした、新入り! この程度でびびってたら、ここじゃやっていけねえぜ!」
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:なお、この時点でのホランドは外見こそ変わっていないが、成長速度の問題で身体は既に80代の状態に達しているはずであり、本来ならばターミナス type303に乗れるコンディションではない。
:『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルート第55話「復活の暗黒神」より。[[陰月]]を止めるべく闘志を燃やす[[ZEXIS]]の面々の気迫に気圧されるジノとアーニャに、「先輩」として発破をかける。
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;「どうした、新入り! この程度でびびってたら、ここじゃやっていけねえぜ!」
;「聞けよ、イノベイター! それにイマージュ!!」<br />「俺は自分だけが不幸と思い込んで周りに毒を撒き散らしたクズ野郎だ!」<br />「だがな! 俺は変われた! ここにいる奴等と俺の愛する奴等のおかげで!」<br />「だから、俺は戦うんだよ!俺の愛する奴等と世界を俺みたいなクズの好きにさせないために!」
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:『第2次Z再世篇』第55話黒の騎士団ルート「復活の暗黒神」より。[[陰月]]を止めるべく[[闘志]]を燃やす[[ZEXIS]]の面々の[[気迫]]に気圧される[[ジノ・ヴァインベルク|ジノ]]と[[アーニャ・アールストレイム|アーニャ]]に、「先輩」として発破をかける。
:『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルート第58話「革新」より。イノベイド&ギャラクシー船団との決戦にて、同じ人類とも[[バジュラ]]とも争う事を止めない人類に失望し、その意思を示すかのように[[イマージュ]]の大群が姿を現し、尚もリボンズ達イノベイドが人類を嘲笑する中、単身に戦場に飛び出しての叫び。残り少ない命を燃やして、自らの罪を曝け出し、今一度、戦いの決意を宣言する。そして、この後…。
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;「聞けよ、イノベイター! それにイマージュ!!」<br />「俺は自分だけが不幸と思い込んで周りに毒を撒き散らしたクズ野郎だ!」<br />「だがな! 俺は変われた! ここにいる奴等と俺の愛する奴等のおかげで!」<br />「だから、俺は戦うんだよ! 俺の愛する奴等と世界を俺みたいなクズの好きにさせないために!」
;「タルホ……! 俺は命の限りに戦う!お前達が望んだ世界のために!!」
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:『第2次Z再世篇』第58話黒の騎士団ルート「革新」より。[[イノベイド]]&[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]との決戦にて、同じ人類とも[[バジュラ]]とも争う事を止めない人類に失望し、その意思を示すかのように[[イマージュ]]の大群が姿を現し、なおも[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]達イノベイドが人類を嘲笑する中、単身に戦場に飛び出しての叫び。
:戦闘前台詞。トランザムバーストによって起きた奇跡を力に変え、銀色のKLFがネオ・プラネッツを駆ける。
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:ホランドは残り少ない命を燃やして、自らの罪を曝け出し、今一度、戦いの決意を宣言する。そして、この後…。
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;「[[タルホ・ユーキ|タルホ]]……! 俺は命の限りに戦う! お前達が望んだ世界のために!!」
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:同上。戦闘前会話。[[ダブルオーライザー]]のトランザムバーストによって起きた[[奇跡]]を力に変え、銀色のKLFがネオ・プラネッツを駆ける。
 
;「どういう理屈かは知らねえが、俺の命はまだ続くようだ」<br />「だったら、死んじまった奴らの分も精一杯生きてみるさ」
 
;「どういう理屈かは知らねえが、俺の命はまだ続くようだ」<br />「だったら、死んじまった奴らの分も精一杯生きてみるさ」
:騎士団EDの解散パーティーにて。他の面々が死んだのかとよく推測されるが、恐らくここで言っているのは[[カミナ]]や[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]のことだろうと思われる(他の面々が死んだのなら確実に話題に上がっているはず)。尤も、'''トランザムバーストの圧縮粒子を浴びたのはホランドだけ'''というとんでもない問題が潜んでいるが……。
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:『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートEDの解散パーティーにて。他の面々が死んだのかとよく推測されるが、おそらくここで言っているのは[[カミナ]]や[[ロックオン・ストラトス|ロックオン(ニール)]]の事だろうと思われる(他の面々が死んだのなら確実に話題に上がっているはず)。
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:もっとも、'''「トランザムバーストの圧縮粒子を浴びたのはホランドだけ」'''という、とんでもない問題が潜んでいるが……。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
;「[[野原しんのすけ|その声]]で言うんじゃねぇ!」
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;[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]「父ちゃん…」<br/>「[[野原しんのすけ|その声]]で言うな!」
:『Z』にて、父親になったらなんと呼ばせるのかとメンバー内で話題になった際、ドロシーから「[[野原ひろし|父ちゃん]]」と言われての台詞。言わずもがな声優ネタである。ちなみに没ボイスで収録されている。しかし、後年になってスパロボでまさかの[[クレヨンしんちゃん|その親子が出てくる]]とは誰も思っていなかったであろう…。
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:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第40話[[ランド・トラビス|ランド]]編「崩壊序曲」より。
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:「父親になったら何と呼ばせるのか」とメンバー内で話題になった際、[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]から「[[野原ひろし|父ちゃん]]」と言われての台詞。言わずもがな、[[声優ネタ]]である。
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:ちなみに「その声で言うんじゃねぇ!」が[[没データ|没ボイス]]として収録されている。しかし、後年になってスパロボでまさかの[[クレヨンしんちゃん|その親子が出てくる]]とは誰も思っていなかったであろう…。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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;[[ターミナス type B303]]
 
;[[ターミナス type B303]]
 
:TV版後半、および劇場版での愛機。通称「デビルフィッシュ」。
 
:TV版後半、および劇場版での愛機。通称「デビルフィッシュ」。
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:;[[ターミナス type B303 SP]]
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::劇場版に登場。B303にスーパーパックを装備した姿。
 
;ターミナス type R505
 
;ターミナス type R505
 
:S・O・F所属時の搭乗機。
 
:S・O・F所属時の搭乗機。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*担当声優の藤原氏の代表作の一つ『[[クレヨンしんちゃん]]』では、彼が次回予告でホランドの特技である「カットバックドロップターン」を叫んだ回がある。
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*ホランド・ノヴァクの担当声優である藤原啓治氏の代表作の一つ『[[クレヨンしんちゃん]]』では、藤原氏が演じる[[野原ひろし]]が[[次回予告]]でホランドの特技である「カットバックドロップターン」を叫んだ回がある。
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*2017年からの新劇場版『ハイエボリューション』では、藤原氏の病気療養(公開時には声優業に復帰)の為、[[声優:森川智之|森川智之]]氏が担当している。
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**なお、前述の野原ひろし役も藤原氏の療養後は森川氏が担当している。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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