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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 外国語表記 = [[外国語表記::Perfectio]]
 
| 外国語表記 = [[外国語表記::Perfectio]]
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]])
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}
 
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}
*{{登場作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}}
   
| 声優 = {{声優|関俊彦|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|関俊彦|SRW=Y}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|鈴木幸江}}<br />{{キャラクターデザイン|糸井美帆}}(リデザイン)
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| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦D]]
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br>[[ラストボス]]
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
 
| 異名 = [[異名::破滅の王]]
 
| 異名 = [[異名::破滅の王]]
| 種族 = 負の感情エネルギーの集合体(『D』においては疑似意識を構築していたが、本来は意志も心もない)
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| 種族 = 負の感情エネルギーの集合体<ref>『D』においては疑似意識を構築していたが、本来は意志も心もない。</ref>
 
| 所属 = {{所属 (人物)|ルイーナ}}
 
| 所属 = {{所属 (人物)|ルイーナ}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|鈴木幸江}}<br />{{キャラクターデザイン|糸井美帆}}(リデザイン)
   
}}
 
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'''ペルフェクティオ'''は『[[スーパーロボット大戦D]]』の登場人物。同作の[[ラストボス]]。
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'''ペルフェクティオ'''は『[[スーパーロボット大戦D]]』の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
:最終話「デザイア」で[[ラストボス|ラスボス]]として登場し、[[ファートゥム]]に乗る。ラスボスらしく、全体的に高い能力値を誇っているので強いが、機体にHP回復がないため、[[ズール皇帝]]や[[イワーノ・ゲペルニッチ|ゲペルニッチ]]に比べると少し分が悪い。彼自身が言うとおり、「肉の身体に縛られたが故」だろうか。この時点ではハードの関係で台詞が少ないが、それが却って不気味さを煽っている。回避の高い機体でチクチク削るのが一番楽。ただし、40周した際はスパロボ史上でもありえないくらいの能力値(底力込み)となるので注意は必要である。
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:最終話「デザイア」で[[ラストボス|ラスボス]]として登場し、[[ファートゥム]]に乗る。この時点ではハードの関係で台詞が少ないが、それが却って不気味さを煽っている。ラスボスらしく、全体的に高い能力値を誇っているが、機体にHP回復がないため、回避の高い機体でチクチク削るのが一番楽。ただし、40周した際はスパロボ史上でもありえないくらいの能力値(底力込み)となるので注意は必要である。
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:[[ズール皇帝]]や[[イワーノ・ゲペルニッチ|ゲペルニッチ]]がストーリー上の演出と相まってやりたい放題してくれたのに比べると、強さの印象はさほどでもない。彼自身が言うとおり、「肉の身体に縛られたが故」だろうか。
    
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
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== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
 
;「Despair」
 
;「Despair」
:専用曲。意味は「絶望」。やや意訳ではあるが「希望」を意味するジョッシュの[[BGM]]「Desire」と対極をなす曲名であり、そのアップテンポアレンジ。ユーザーからも非常に人気が高い。ちなみに曲名を知らなくてもユーザー間なら「'''完璧親父の曲'''」と言えば通じる。ちなみに『第2次OG』では[[レーツェル・ファインシュメッカー|「Trombe!」]]よりも優先度が高い(前例は[[レオナルド・メディチ・ブンドル|この人]])<ref>『第2次OG』ではこの曲に限った話ではないのだが(大ボス系はだいたい優先)、その一番最初がこの曲なので印象が強い。</ref>。
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:専用曲。意味は「絶望」。やや意訳ではあるが「希望」を意味するジョッシュの[[BGM]]「Desire」と対極をなす曲である。ユーザーからも非常に人気が高い。ちなみに曲名を知らなくてもユーザー間なら「'''完璧親父の曲'''」と言えば通じる。ちなみに『第2次OG』では[[レーツェル・ファインシュメッカー|「Trombe!」]]よりも優先度が高い(前例は[[レオナルド・メディチ・ブンドル|この人]])<ref>『第2次OG』ではこの曲に限った話ではないのだが(大ボス系はだいたい優先)、その一番最初がこの曲なので印象が強い。</ref>。
:なおこの曲は、'''シリーズ初のラスボスの個人専用曲'''(他の敵やマップと共用していない)。また、目覚ましに使うと金縛りが発生するという都市伝説がある(しかも実例あり)。
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:なおこの曲は、'''シリーズ初のラスボスの個人専用曲'''(他の敵やマップと共用していない)。また、目覚ましに使うと金縛りが発生するという都市伝説がある(しかも実例あり<ref>初出は2ちゃんねる(現5ちゃんねる)「[https://game11.5ch.net/test/read.cgi/pokechara/1171980105/931 スーパーロボット大戦OGで萌えるスレ その134:931]」と見られる。</ref>)。
 
;「Destinies (Ver.OG II)」
 
;「Destinies (Ver.OG II)」
 
:『第2次OG』において、3度目のイベント後にこれが流れ始める。『D』のタイトルミュージックだが、スローペースアレンジなのでちょっと聞いただけだと「?」となる。もちろんこの曲も「Trombe!」よりも優先度が高い。なお、いわゆる「主題歌・テーマ曲が常時流れ続けるボス」について、ペルフェクティオは実は2番手である(1番手は[[テイニクェット・ゼゼーナン]]なのだが分岐中の対峙である上、肝心のトロンベがいないためどっちのBGMが優先されたかは不明)。
 
:『第2次OG』において、3度目のイベント後にこれが流れ始める。『D』のタイトルミュージックだが、スローペースアレンジなのでちょっと聞いただけだと「?」となる。もちろんこの曲も「Trombe!」よりも優先度が高い。なお、いわゆる「主題歌・テーマ曲が常時流れ続けるボス」について、ペルフェクティオは実は2番手である(1番手は[[テイニクェット・ゼゼーナン]]なのだが分岐中の対峙である上、肝心のトロンベがいないためどっちのBGMが優先されたかは不明)。
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:『第2次OG』での戦闘セリフの一つ。こちらは通常台詞のほか、エデッセサペレ使用時にも言うことがあるため、「大事なことなので2回言いました」状態になることがある。ただしエデッセサペレ使用時のバージョンは別録りで、抑揚がついており「全てを飲み込み」の後に「そして…」と前置きがある。
 
:『第2次OG』での戦闘セリフの一つ。こちらは通常台詞のほか、エデッセサペレ使用時にも言うことがあるため、「大事なことなので2回言いました」状態になることがある。ただしエデッセサペレ使用時のバージョンは別録りで、抑揚がついており「全てを飲み込み」の後に「そして…」と前置きがある。
 
;「創造主たる我に刃向かうか……」
 
;「創造主たる我に刃向かうか……」
:対ウェントス、グラキエース。実はかなり少ない特殊戦闘台詞。
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:対ウェントス、グラキエース。実はかなり少ない特殊戦闘台詞。声優が声優なだけに[[木原マサキ|とある数多くの自身のクローンを作り出した科学者]]を思い起こさせる。
 
;「何と……仮初めとは言え、我の力をこれほど退けるというのか……」<br />「何だ……これは? 我の力が……」<br />「肉と機械の器が……!!」
 
;「何と……仮初めとは言え、我の力をこれほど退けるというのか……」<br />「何だ……これは? 我の力が……」<br />「肉と機械の器が……!!」
 
:重傷時。「ペルフェクティオ」の力はフェリオとファートゥムを介して「破滅の王」の力を再現しているだけに過ぎないらしい。
 
:重傷時。「ペルフェクティオ」の力はフェリオとファートゥムを介して「破滅の王」の力を再現しているだけに過ぎないらしい。
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;「お前たちの焦燥、周章を感じるぞ。それもまた、我の力となる……」
 
;「お前たちの焦燥、周章を感じるぞ。それもまた、我の力となる……」
 
:この台詞と共に2回目の「ド根性」を使用してくる。何となく、プレイヤーに語っているように聞こえなくもない。一度目はともかく二度目のド根性なので精神的に疲弊するプレイヤーは多い。
 
:この台詞と共に2回目の「ド根性」を使用してくる。何となく、プレイヤーに語っているように聞こえなくもない。一度目はともかく二度目のド根性なので精神的に疲弊するプレイヤーは多い。
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:ちなみに「周章」とは「慌てふためき騒ぐこと」を意味する熟語。
 
;「あり得ぬ……! この肉の体に縛られた故か……! この仮初の機械体は、もう保たぬ……!」<br/>「だが、我を退ける力……古の者達を凌駕するこの力……その存在を許してはならぬ……!」<br/>「我は無限……我は永遠……! 絶対真理を以て、宇宙の破滅、破砕、破界を司るもの……我は……!」<br/>「……我は……永遠……!!」
 
;「あり得ぬ……! この肉の体に縛られた故か……! この仮初の機械体は、もう保たぬ……!」<br/>「だが、我を退ける力……古の者達を凌駕するこの力……その存在を許してはならぬ……!」<br/>「我は無限……我は永遠……! 絶対真理を以て、宇宙の破滅、破砕、破界を司るもの……我は……!」<br/>「……我は……永遠……!!」
:最後の台詞。しかし、滅びそのものたる破滅の王が終焉を迎える時は全平行世界、あるいは時間の概念そのものが消え去らない限り、永遠に無いだろう……。
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:最後の台詞。この言葉を最後にファートゥムは爆発四散し、ペルフェクティオは爆炎の中に消えた。しかし、滅びそのものたる破滅の王が終焉を迎える時は全平行世界、あるいは時間の概念そのものが消え去らない限り、永遠に無いだろう……。
 
:なお、'''破界'''という言葉から[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|あの作品]]を連想させるが、ユーゼスも同じ言葉を使っている事を考えると、単純にスタッフのお遊びとは良い難い。
 
:なお、'''破界'''という言葉から[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|あの作品]]を連想させるが、ユーゼスも同じ言葉を使っている事を考えると、単純にスタッフのお遊びとは良い難い。
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*メリオルエッセやルイーナの軍勢を生み出す力を持つが、その全ては破滅を導くための『破壊の使徒』であり、アートルム・エクステリオル等のペルフェクティオの力で発現した現象は破滅を導く方向性しか有していない。またOGにおいてはルイーナの軍勢(ミーレスや機動兵器)は既存の物質をペルフェクティオの力で変換しているとされている。これらの要素は[[Zシリーズ]]における[[次元力]]、特に「消滅しようとする力」=「[[太虚]]」設定と非常に似通っている。
 
*メリオルエッセやルイーナの軍勢を生み出す力を持つが、その全ては破滅を導くための『破壊の使徒』であり、アートルム・エクステリオル等のペルフェクティオの力で発現した現象は破滅を導く方向性しか有していない。またOGにおいてはルイーナの軍勢(ミーレスや機動兵器)は既存の物質をペルフェクティオの力で変換しているとされている。これらの要素は[[Zシリーズ]]における[[次元力]]、特に「消滅しようとする力」=「[[太虚]]」設定と非常に似通っている。
 
*また、これらの設定や特徴からモチーフは[[クトゥルフ神話]]の邪神である「アザトース」ではないかとも言われている。
 
*また、これらの設定や特徴からモチーフは[[クトゥルフ神話]]の邪神である「アザトース」ではないかとも言われている。
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*間違いやすいがペルフェクティオ自身は「破滅の王」ではない。あくまで力の一端が[[フェリオ・ラドクリフ]]に取り憑いて実体化しただけである。もっとも本体が出てきてしまったらその時点でアウトなので当然なのだが。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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