差分

1,977 バイト追加 、 2019年7月16日 (火) 19:03
1行目: 1行目: −
==ペインキラー(PAINKILLER)==
+
{{登場メカ概要
*[[登場作品]]:[[鉄のラインバレル]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::PAINKILLER]]
*分類:[[マキナ]]
+
| 登場作品 =
*頭頂高:18.6m
+
*{{登場作品 (メカ)|鉄のラインバレル (原作漫画版)}}
*[[全長一覧|全高]]:18.6m(装甲離脱時17.3m、有機統一体時全長118.9m・全高43.2m)
+
*{{登場作品 (メカ)|鉄のラインバレル}}
*重量:48.7 t(装甲離脱時40.9t、有機統一体時1056.8t)
+
| デザイン = {{メカニックデザイン|清水栄一}}
*[[動力]]:電力
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦L}}
*装甲材質:ナノセラミック・ニューロカーボン
+
| SRWでの分類 = [[機体]]
*MMI:電脳
+
}}
*開発者:[[城崎天児]]
  −
*所属:[[JUDA]]
  −
*意匠:九枚笹に蛇の目
  −
*ファクター:[[九条美海]]
  −
*メカニックデザイン:清水栄一
      +
{{登場メカ概要
 +
| タイトル = スペック
 +
| 分類 = [[分類::マキナ]]
 +
| 全高 = 17.3 m
 +
| 重量 = [[重量::40.9 t]]
 +
| エネルギー = 電力
 +
| 装甲材質 = [[装甲材質::ニューロカーボン・ナノセラミック]]
 +
| MMI = [[MMI::電脳]]
 +
| 意匠 = 九枚笹に蛇の目
 +
| 開発者 = [[開発::城崎天児]]
 +
| 所属 = {{所属 (メカ)|JUDA}}
 +
| 乗員人数 = 1名
 +
| ファクター = [[パイロット::九条美海]]
 +
}}
 +
 +
{{登場メカ概要
 +
| タイトル = スペック<br />(増加装甲)
 +
| 分類 = [[分類::マキナ]]
 +
| 全高 = 18.6 m
 +
| 重量 = [[重量::48.7 t]]
 +
| エネルギー = 電力
 +
| 装甲材質 = [[装甲材質::ニューロカーボン・ナノセラミック]]
 +
| MMI = [[MMI::電脳]]
 +
| ファクター = [[パイロット::九条美海]]
 +
}}
 +
 +
{{登場メカ概要
 +
| タイトル = スペック<br />(有機統一体)
 +
| 分類 = [[分類::マキナ]]
 +
| 全長 = [[全長::118.9 m]]
 +
| 全高 = 43.2 m
 +
| 重量 = [[重量::1056.8 t]]
 +
| エネルギー = 電力
 +
| 装甲材質 = [[装甲材質::ニューロカーボン・ナノセラミック]]
 +
| MMI = [[MMI::電脳]]
 +
| ファクター = [[パイロット::九条美海]]
 +
}}
 +
'''ペインキラー'''は『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|鉄のラインバレル]]』の[[登場メカ]]。
 +
 +
== 概要 ==
 
[[JUDA]]特務室所属・[[九条美海]]の搭乗機。機体名は英語で「鎮痛剤」を意味する「painkiller」から取られている。
 
[[JUDA]]特務室所属・[[九条美海]]の搭乗機。機体名は英語で「鎮痛剤」を意味する「painkiller」から取られている。
   29行目: 64行目:  
遺されたパルドとロックはニューヨークにて中破したラインバレルの確保に向かったハインド・カインドに沢渡が襲わせているが逆にヴァーダント、タリスマン、ハインド・カインドによって破壊された。
 
遺されたパルドとロックはニューヨークにて中破したラインバレルの確保に向かったハインド・カインドに沢渡が襲わせているが逆にヴァーダント、タリスマン、ハインド・カインドによって破壊された。
   −
==== ペインキラー有機統一体(エニグマシステム)====
+
==== ペインキラー有機統一体(エニグマシステム) ====
 
ペインキラー本体と2体の随伴機と展開・接続した姿。上半身にパルド、下半身にロックを武装した巨大な四足獣という怪物然とした外見となる。この形態になれば途轍もない戦闘力を発揮するが、ペインキラー本体のみならずファクターである美海自身にも多大な負荷をかける両刃の剣である。上記の通り随伴機は合わせて'''1000t強'''。
 
ペインキラー本体と2体の随伴機と展開・接続した姿。上半身にパルド、下半身にロックを武装した巨大な四足獣という怪物然とした外見となる。この形態になれば途轍もない戦闘力を発揮するが、ペインキラー本体のみならずファクターである美海自身にも多大な負荷をかける両刃の剣である。上記の通り随伴機は合わせて'''1000t強'''。
   44行目: 79行目:  
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
:初登場。アニメ版設定なので支援型。
+
:初登場作品。アニメ版設定なので支援型。
 
:バリアフィールドと[[修理装置]]持ちなので受けて耐える機体のサブとして優秀。本体も[[ファクター]]技能と修理装置の相乗効果によるHP回復があるためかなりタフだが、HP・装甲は普通程度なので、盾として前に出すならば改造は必須。
 
:バリアフィールドと[[修理装置]]持ちなので受けて耐える機体のサブとして優秀。本体も[[ファクター]]技能と修理装置の相乗効果によるHP回復があるためかなりタフだが、HP・装甲は普通程度なので、盾として前に出すならば改造は必須。
 
:武装は充実しているとは言えないがそこそこ射程の長いレールガンに有射程P武器の短剣があるので、誰と組ませても仕事は無くならない。中盤過ぎに射程1の必殺技が加わるもののメイン火力にするには物足りないので、引き続きサポート役だろう。
 
:武装は充実しているとは言えないがそこそこ射程の長いレールガンに有射程P武器の短剣があるので、誰と組ませても仕事は無くならない。中盤過ぎに射程1の必殺技が加わるもののメイン火力にするには物足りないので、引き続きサポート役だろう。
 
:防御面の脆さと燃費の悪さという欠点をカバーしやすく、武装の特性も似ている[[ラインバレル]]とは非常に相性がいいが、あまりバリアに頼りすぎて強化をおろそかにすると強制出撃ステージで困るためそこだけは注意。
 
:防御面の脆さと燃費の悪さという欠点をカバーしやすく、武装の特性も似ている[[ラインバレル]]とは非常に相性がいいが、あまりバリアに頼りすぎて強化をおろそかにすると強制出撃ステージで困るためそこだけは注意。
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:原作漫画版設定であるため、真の姿である「増加装甲解除形態」で戦う。装甲装備状態はアイコンのみ。もちろん修理装置も無く、うって変わって完全に戦闘型。攻撃面では充実したP武器に長射程も備えバランスが良く、燃費も非常に良好。さらにはロック以外の全てにスペック低下効果がついていると、とても使い勝手がいい。その代わり防御面はかなり手薄で、自己修復を加味してもかなり落とされやすい。運動性はマキナの中でも高い方なので回避能力はまあまあだが、特殊回避を持たないので[[連続ターゲット補正]]がかかると事故を起こすこともままある。幸いHPの高いユニットを先に狙う敵AIの性質上、突出しなければ集中攻撃を受ける危険性は少ない。
+
:原作漫画版設定であるため、真の姿である「増加装甲解除形態」で戦う。装甲装備状態はアイコンのみ。もちろん修理装置も無く、うって変わって完全に戦闘型。攻撃面では充実したP武器に長射程も備えバランスが良く、燃費も全体的に良好。ロック以外の武装にはスペック低下効果もついており、対ボスから雑魚狩りまで幅広く対応できる取り回しの良さを持つ。強いて欠点を挙げるならP武器の射程がやや短いことくらいか。
:性能は大きく変わったが、飛べないので空適応ボーナスが欲しくPUにENボーナスを与えられるため、本作でもラインバレルとの相性は抜群。武装の傾向も似ている。今回は原作再現が20巻までであるため、合体形態は未登場。
+
:その代わり防御面はかなり手薄で、自己修復を加味してもかなり落とされやすい。運動性はマキナの中でも高い方だが、[[切り払い]]以外に特殊回避の手段を持たず地形適応の補強も自前でできないので意外と被弾しがち。
 +
:幸いHPの高いユニットを先に狙う敵AIの性質上、突出しなければ集中攻撃を受ける危険性は少ない。美海が[[カウンター]]持ちなので技量を強化するか先手必勝を習得させてやられる前にやるというのも手のひとつ。
 +
:性能は大きく変わったが、お互い長所である火力を伸ばしつつ、こちらは生存性と空適応と射程、向こうは移動力とENという欠点を補強できるため、本作でもラインバレルとの相性は抜群。武装の傾向も似ている。今回は原作再現が20巻までであるため、合体形態は未登場。
 
:なお、サヤやアーニーは勘違いしているが、ペインキラーが眠っていた黄泉比良坂と地獄は宗教からして別物である。乗機のオルフェスは由来・武器などが地獄にまつわるので、そう間違えるのは仕方ない。マキナ達がいた世界は『UX』の世界の前世に当たることを考えると、黄泉比良坂の奥に眠っていたというのも何気に意味深である。
 
:なお、サヤやアーニーは勘違いしているが、ペインキラーが眠っていた黄泉比良坂と地獄は宗教からして別物である。乗機のオルフェスは由来・武器などが地獄にまつわるので、そう間違えるのは仕方ない。マキナ達がいた世界は『UX』の世界の前世に当たることを考えると、黄泉比良坂の奥に眠っていたというのも何気に意味深である。
   56行目: 93行目:  
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
:原作漫画版設定であるため、「増加装甲解除形態」で戦う他、「有機統一体」が初登場。「有機統一体」形態では、[[グルル]]の繰り出した大量の[[獣士]]を一瞬で蹴散らした。
 
:原作漫画版設定であるため、「増加装甲解除形態」で戦う他、「有機統一体」が初登場。「有機統一体」形態では、[[グルル]]の繰り出した大量の[[獣士]]を一瞬で蹴散らした。
 +
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 +
:原作漫画版設定で、本作では「有機統一体」形態で登場。2018年12月のイベント「鋼の勇者」期間限定ユニット。大器型SSRディフェンダー。
 +
:2019年7月のイベント「希望が導いた想像」にて水着バージョンが登場。大器型SSRファイター。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
==== アニメ版 ====
  −
;短剣投げ
  −
:ナイフを3本投げつける。ナイフは手に持っての使用も可能。これを使う美海本人も投げナイフの腕前は相当なもの。
  −
;レールガン
  −
:主武装。両腰にマウントしている。単射・速射を使い分けることができるが、スパロボでは単射のみ。
  −
;ペインキラーフルパワー
  −
:[[タリスマン]]に追いつめられる浩一を救うべく、美海がペインキラーのDソイルを意図的に暴走させて行った攻撃。アポトーシス(自死)臨界までエネルギー代謝率を高め、全身の装甲を展開させ、肩の装甲は展開後エネルギーを放出して翼を形成。猛スピードで突撃する。原作では[[ラインバレル mode-B]]を発動させた浩一によって途中で止められて事なきを得たが、本来ならば[[自爆]]に等しい危険な技である。
  −
   
==== 原作漫画版 ====
 
==== 原作漫画版 ====
 
;小鎌
 
;小鎌
81行目: 113行目:  
:随伴機2機を同時に呼び出し、ロックが爆撃⇒バルドが突撃⇒本体が追撃⇒バルドが突撃と続く。フィニッシュデモではロックに乗って離脱する(これは19巻でシャングリラに佇んでいるロストバレルに接近するシーンが元になっている)。照準値低下の[[特殊効果]]を持つ。
 
:随伴機2機を同時に呼び出し、ロックが爆撃⇒バルドが突撃⇒本体が追撃⇒バルドが突撃と続く。フィニッシュデモではロックに乗って離脱する(これは19巻でシャングリラに佇んでいるロストバレルに接近するシーンが元になっている)。照準値低下の[[特殊効果]]を持つ。
 
;大鎌
 
;大鎌
:ムチと同じく随伴機が保持している基本武装の一つだが、20巻時点では最終章に向けたイメージ画像でのみ登場しており、実際に使用されたのが22巻のディスィーブ戦であるため、スパロボ未登場。
+
:ムチと同じく随伴機が保持している基本武装の一つだが、20巻時点では最終章に向けたイメージ画像でのみ登場しており、実際に使用されたのが22巻のディスィーブ戦であるため、SRW未実装。
 +
 
 +
==== 有機統一体 ====
 
;ヨモツヘグイ
 
;ヨモツヘグイ
:
+
:『CC』での必殺技。
 +
;体当たり
 +
:『X-Ω』での通常攻撃。
 +
;嚙み付き
 +
:『X-Ω』での必殺スキル。
 +
 
 +
==== アニメ版 ====
 +
;短剣投げ
 +
:ナイフを3本投げつける。ナイフは手に持っての使用も可能。これを使う美海本人も投げナイフの腕前は相当なもの。
 +
;レールガン
 +
:主武装。両腰にマウントしている。単射・速射を使い分けることができるが、スパロボでは単射のみ。
 +
;ペインキラーフルパワー
 +
:[[タリスマン]]に追いつめられる浩一を救うべく、美海がペインキラーのDソイルを意図的に暴走させて行った攻撃。アポトーシス(自死)臨界までエネルギー代謝率を高め、全身の装甲を展開させ、肩の装甲は展開後エネルギーを放出して翼を形成。猛スピードで突撃する。原作では[[ラインバレル mode-B]]を発動させた浩一によって途中で止められて事なきを得たが、本来ならば[[自爆]]に等しい危険な技である。
 +
 
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
123行目: 170行目:  
:バリアの代わりに格闘武器強化のボーナスがつき、より攻撃的になった。資金+を活かしやすくなった反面、空適応が雀の涙程度の運動性ボーナスに置き換わってしまったのは少々痛い。
 
:バリアの代わりに格闘武器強化のボーナスがつき、より攻撃的になった。資金+を活かしやすくなった反面、空適応が雀の涙程度の運動性ボーナスに置き換わってしまったのは少々痛い。
   −
== [[BGM|機体BGM]] ==
+
== 機体BGM ==
 
;「鬼帝の剣」:主題歌。
 
;「鬼帝の剣」:主題歌。
 
;「Linebarrel」:次回予告。『UX』ではこちらを採用。
 
;「Linebarrel」:次回予告。『UX』ではこちらを採用。