ベミドバン

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ベミドバンは『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』の登場メカ

ベミドバン
外国語表記 Bemi Doban
登場作品

バンプレストオリジナル

SRWでの分類 機体
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スペック
分類 人型機動兵器
全高 45.5 m
重量 302.0 t
所属 ゼ・バルマリィ帝国
パイロット バラン・ドバン
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概要編集

ゼ・バルマリィ帝国十二支族の一つで武門を司る「ドバン家」の当主に代々伝わる重機動兵器。

製造されてから既に500年以上が経過しており、長い歴史を有すバルマー帝国が所持する兵器の中でも最古の部類に属する(造られた時期がはっきりしている機体の中では超機人に次いで古い)。

時代の流れに併せて度々改良は施されているが、それでも旧式感は否めず、肩部のブースターから時折噴き出す火花や黒煙からそれを見て取れる。特に、武装は巨大な鎖付きの鉄球「ドバン・ハンマー」のみとなっている。しかし、機体設計の堅牢さや現当主で所持者であるバラン・ドバンのパイロットとしての卓越した技量によって、最新鋭機とも互角以上に渡り合える戦闘力を発揮する。

名前の由来はヘブライ語の『荒れた大地』である。

登場作品と操縦者編集

αシリーズ編集

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
初登場作品。バラン・ドバンの愛機として、それ以外でもバルマー帝国の戦力として序盤から度々登場する。特にトウマ編ではライバルとして絡む。高い耐久力と、シンプルながら粒揃いの武装を有す強敵で、基礎HP45000の序盤~中盤仕様、基礎HP55000の後半仕様、そして一騎討ちイベント用としてHPが13800しかない3種類が存在する。第55話に4段階改造状態でルリア・シュムエルと共にαナンバーズの仲間となる。
必殺武器の「ドバン・インパクト」は全ユニット中唯一の装甲ダウンLv3の追加効果を有し、直撃と併用すればいかなる敵の装甲も大幅に弱体化させる。攻撃力の方も7500-8500と十分に高く、陸Sはともかく宇Sなのもありがたい。全体攻撃は空Bで射程に穴があって地味に使い難いが、無消費なので幾らでも使える非常に珍しい武器(あれだけ回っていてENを消費しないのも不思議だが)。装甲は何とマジンカイザーより高く、15段階改造した場合は更に3000を超え、HPはミーティア装備・バンプレイオス・シズラー黒と同等と馬鹿みたいに硬い。その一方でPLA武器を持たず、修理装置補給装置も持たず、バランの精神コマンドも完全な戦闘向けの為、小隊員としては全く役に立たない。またコスト2もあるため編成に少々苦労する。ボス級の敵に対し真っ先に直撃をかけたドバン・インパクトを使用することが、FIRE BOMBERによる開始直後のマップ兵器版突撃ラブハートと共に終盤の常套戦術となる。

装備・機能編集

武装・必殺武器編集

ドバン・クラッシュ
鉄球を叩きつける。
ドバン・ハンマー
鉄球を真上から振り落として敵を薙ぎ払う。全体攻撃。射程はそれなりでP属性も無いが、攻撃力が高い。ALL武器としては非常に希少な無消費武器。また、始動射程が3で懐に穴がある。
ドバン・インパクト
上半身を高速回転させてハンマーを振り回し、その勢いのまま叩きつけて全てを大粉砕する。作中唯一の「装甲ダウンL3」の特殊効果を持っており、終盤のボス戦はこれがあるとないとでは難易度が違う。フルブロック持ちでも、バランが自前で「直撃」を使えるので問題はなく、攻撃力も高いのでダメージソースとしても十分。
参入直後のゲベル・ガンエデン戦で、まずはその効果を実感することになるだろう。

特殊能力編集

ウェポンブロック
射程ダウン、命中ダウン、攻撃ダウンを無効化。バランが精神耐性を持っているので、後は移動力低下、装甲低下、運動性低下、EN低下(吸収)など機体性能を下げる特殊効果しか通らない。

移動タイプ編集

バルマーの指揮官機としては珍しく空が飛べない。

サイズ編集

L

機体BGM編集

「我こそはバラン・ドバン」
凄まじいインパクトを誇る名曲で、『第3次α』といえばこの曲を挙げる人も多いと思われる。とにもかくにも出だしの掛け声、そしていきなり入る「我こそは~」のフレーズが耳に残る。なお、この曲を手がけた葉山宏治氏は、伝説のシューティングゲーム『超兄貴』シリーズのBGMで名を轟かせており、『Z』のランド・トラビスの曲においても、インパクトのある曲を作成した。

余談 編集

  • 「単一の武装の運用に特化した重装甲の大型機動兵器」というコンセプトは地球製のダイナミック・ゼネラル・ガーディアン(DGG)のそれと合致し、本機はさしずめ「バルマー製DGG」ともいえる。シナリオでもDGGと幾度と無く激闘を繰り広げ、最後は肩を並べて戦うに至った。
    • また、「旧式ベースでハンマーを装備した異星文明の機体」という共通点からドルーキンとの関連性を指摘する声もある(もっともあちらはハンマーは後付けであるが)。