2,261
回編集
差分
編集の要約なし
== 概要 ==
== 概要 ==
同作のタイトルの由来ともなっている生命体の総称。これは人間がつけた呼び名で、ベターマン達は自らを「'''ソムニウム'''」と呼称する。
その姿はかなり人間に近いものとなっており、作中ではヒトを超えた霊長類、ヒトと異なる霊長類などと呼ばれることもあるが、後述の通り生命体としての本質は霊長類（サル目）とは全く異なる存在である。人間の男女と同じ見た目の個体は存在するが、生物的に性別があるかどうかは不明。
人間を始めとする生命体の身体はタンパク質により構成されており、そのため我々はタンパク質を合成できるタイプのアミノ酸「L型アミノ酸」を摂取する必要がある。それに対しソムニウムは、L型のアミノ酸の光学異性体であり、タンパク質を合成することの出来ない「D型アミノ酸」を利用して生命活動を維持している、[[地球]]上で唯一の生命体である。
人間を始めとする生命体の身体はタンパク質により構成されており、そのため我々はタンパク質を合成できるタイプのアミノ酸「L型アミノ酸」を摂取する必要がある。それに対しソムニウムは、L型のアミノ酸の光学異性体であり、タンパク質を合成することの出来ない「D型アミノ酸」を利用して生命活動を維持している、[[地球]]上で唯一の生命体である。
また、[[勇者王ガオガイガー]]に登場した[[レプリジン]]は、パスキューマシンによってオリジンから生み出された光学異性体であり、べターマンとはリミピッドチャンネルによる交信が可能（劇中ではレプリパピヨンとベターマン・ラミアが交信に成功している）。
また、[[勇者王ガオガイガー]]に登場した[[レプリジン]]は、パスキューマシンによってオリジンから生み出された光学異性体であり、べターマンとはリミピッドチャンネルによる交信が可能（劇中ではレプリパピヨンとベターマン・ラミアが交信に成功している）。
その正体は、はるか数千年前に次元渡りによって地球にやってきた種族。当時はまだ脆弱だった人間の守護者となったが、もう人間は自分達の庇護を必要としないと判断し、別の次元へ旅立っていった。ソムニウム側から見た『覇界王』の物語は、旅立つ前に最後の脅威を取り除くべく戦った話だといえる。
== 関連人物 ==
== 関連人物 ==
:『覇界王』に登場する伝説のソムニウムと呼ばれている存在で、同族の伝承にごく初期から姿を現しながら年老いた様子が一切ない。その正体は自らの身体に時間移動を可能とするテンプスの実を成し、それを採取しても命を落とすことのない特殊個体。それ故かその精神性はソムニウムのそれから大きくかけ離れており、人類やその社会も自分の玩具と捉え思い通りの歴史にするために時間移動と暗躍を繰り返していた。
:『覇界王』に登場する伝説のソムニウムと呼ばれている存在で、同族の伝承にごく初期から姿を現しながら年老いた様子が一切ない。その正体は自らの身体に時間移動を可能とするテンプスの実を成し、それを採取しても命を落とすことのない特殊個体。それ故かその精神性はソムニウムのそれから大きくかけ離れており、人類やその社会も自分の玩具と捉え思い通りの歴史にするために時間移動と暗躍を繰り返していた。
:ラミア一党への接触当初からその傲慢さや彼らにとって神聖なものであるアニムスの花を踏みにじる行為等で反感と離反を招き、最終的に拉致した[[阿嘉松紗孔羅]]を[[覇界王ジェネシック]]に搭乗させた行為がヒトとこれまでそれを守るために散っていった同族達への冒涜であるとして粛清された。
:ラミア一党への接触当初からその傲慢さや彼らにとって神聖なものであるアニムスの花を踏みにじる行為等で反感と離反を招き、最終的に拉致した[[阿嘉松紗孔羅]]を[[覇界王ジェネシック]]に搭乗させた行為がヒトとこれまでそれを守るために散っていった同族達への冒涜であるとして粛清された。
:彼が利用していたテンプスの実は粛清後はライによって運用され、[[ギャレオン]]を過去から持ち込んだりラミアが[[獅子王凱|青の星の葉界王]]を打倒する勝利の鍵になった。
:彼が利用していたテンプスの実は離反時にライが盗んでおり、[[ギャレオン]]を過去から持ち込んだりラミアが[[獅子王凱|青の星の覇界王]]を打倒する勝利の鍵になった。
== スパロボに登場した変身形態 ==
== スパロボに登場した変身形態 ==