ヘンネ・ヴァルキュリア

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ヘンネ・ヴァルキュリア(Henne Valkyria)

フォルミッドヘイム出身の有翼人種。十年戦争の折には最前線の突撃部隊に所属していたが、終戦後に再編成されたオルケストル・アーミーの一員となった。

同じく再編成組のキュオンとは対照的に、必要以上の情報を相手に漏らさない任務に忠実な兵士。また気風のいい口調とキツそうな顔立ち(主にツリ目)から、姉御肌の印象を強く与える人物でもある。オルケストル・アーミーの実働部隊としてハーケン達とは度々戦闘することになるが、最終的にはリーダーのエイゼル共々彼らと和解。戦後は各地を飛び回りながら、新生オルケストル・アーミーメンバーのスカウトを行っているようである。

戦闘はビーム剣「シュナーベル・セイバー」による接近戦を好み、素早い動きでかく乱しながらの戦いを得意とする。また、背中の羽根を弾丸として敵に発射することも可能。必殺技はその羽根を中心とした乱舞攻撃「フェーダー・レイ」。

その服装の特徴及び背中の羽のため、アンジュルグに似ていると言われることがあったが、続編のEXCEEDでは彼女の相似形のようなスタイルのヒルド・ブランが登場したため、こちらとの関係に注目が移ることになった。

ちなみにオルケストル・アーミーは「ブレーメンの音楽隊」がモチーフになっており、彼女は鶏である。

登場作品と役柄

OGシリーズ

無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
役回りは概ね上述の通り。キュオンに比べれば大人な性格ではあるが「情報をうっかり喋る→いたぶる→逃げる」「何も言わない→勝つ→情報くれる」という順序の違いがあるだけで、結局は彼女同様に情報をくれる場合が多い。ボディーアーマーで身を固めているが、貧乳ではないため戦闘時のカットインではわずかながら揺れる
無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
今作では、支援キャラとして登場。全体的に行く先々でオルケストル・アーミーの勧誘をしているという印象を受けやすい。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

フェーダー・ショット
翼を広げると同時に光弾を放つ。
シュナーベル・セイバー
「嘴の剣」。ビームセイバーで切り裂く。
フリューゲル・ショット
空間転移で消えた後、回転体当たりをしながら現れる。なお、フェーダー・ショットの締めで姿を消した場合は大体次にこれが来る。
フェーダー・レイ
羽からレーザーを放つ対複数攻撃。通常攻撃の場合は、回転状態での体当たり攻撃を繰り返した後、締めにレーザー攻撃を行う。

精神コマンド

HPの減り具合により、加速集中闘志などを使い分けてくる。

特殊技能(支援効果)

詳細は下記記事を参照。

パイロットBGM

「ORCHESTRE ARMY」
オルケストルアーミーの専用テーマ曲。同隊の中では彼女は若干地味なので、この曲を聴くと他のキャラを先に連想してしまうプレイヤーの方が多いのではなかろうか。

人間関係

キュオン・フーリオン
オルケストル・アーミーの同僚。とは言うものの、精神年齢的にヘンネが彼女を指導する立場にあるようだ。
エイゼル・グラナータ
オルケストル・アーミーの上司。実は彼からこの戦いの裏に潜む真相までは聞かされていないのだが、実直な彼への信頼は厚い。
カッツェ・コトルノス
元オルケストル・アーミーのサブリーダー。無限のフロンティアの時点では接点がなかったが、EXCEEDではキュオン共々「副長」と呼んで信頼している。
ハーケン・ブロウニング
オルケストル・アーミーの任務上、度々彼らと衝突することになる。
アシェン・ブレイデル乙音
エンディングでは新生オルケストル・アーミーのメンバーとして彼女達をスカウトしている。乙音は立場上の都合か辞退したようだが、アシェンはハーケンからの許しが出たようで、EXCEED開始時にはオルケストル・アーミーに出向している。

名台詞

「ネンネはすっこんでな!!」
無印で神夜に必殺技を使った際の台詞。
「こいつらをスカウトできないかねぇ?」
EXCEEDでの勝利台詞の一つ。オルケストル・アーミーは本気で人員不足が深刻らしく、KOS-MOSから「誰でもいいのですか?」と言われている。実際、本編中には前作に登場したオルケストル・アーミーのザコ敵が全く登場しない(単純にヘイムレンに接触しなかっただけともいえるが)。

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