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== ブレラ・スターン(Burera Stern) ==
+
{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[マクロスシリーズ]]
+
| 登場作品 = [[マクロスシリーズ]]
**[[マクロスF]]
+
*{{登場作品 (人物)|マクロスF}}
**[[劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜]]
+
*{{登場作品 (人物)|劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜}}
**[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜]]
+
*{{登場作品 (人物)|劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜}}
*[[声優]]:保志総一朗、佐々木日菜子(少年時代)
+
*{{登場作品 (人物)|マクロス30 銀河を繋ぐ歌声}}
*種族:地球人([[インプラント]])
+
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|保志総一朗|マクロスF|SRW=Y}}<br />佐々木日菜子(少年時代)
*本名:不明
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|江端里沙}}
*性別:男
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦L}}
*生年:2040年
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*[[年齢]]:19歳
+
}}
*髪色:金髪
  −
*瞳の色:紫
  −
*所属:[[マクロス・ギャラクシー船団]]
  −
*役職:バルキリー小隊・アンタレス小隊隊長
  −
*コールサイン:アンタレス1
  −
*大事なもの:ハーモニカ
  −
*キャラクターデザイン:江端理沙
     −
=== 概要 ===
+
{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 +
| 本名 = 不明
 +
| 種族 = [[種族::地球人]]([[インプラント]])
 +
| 性別 = [[性別::男]]
 +
| 生年 = 2040年
 +
| 年齢 = [[年齢::19]]歳
 +
| 髪色 = 金髪
 +
| 瞳の色 = 紫
 +
| 所属組織 = {{所属 (人物)|マクロス・ギャラクシー船団}}
 +
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|アンタレス小隊}}
 +
| 役職 = [[役職::隊長]]
 +
| 階級 = [[階級::少佐]]
 +
| コールサイン = アンタレス1
 +
| 大事なもの = ハーモニカ
 +
}}
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'''ブレラ・スターン'''は『[[マクロスF]]』の登場人物。
   −
[[マクロス・ギャラクシー船団]]に所属する最新型[[バルキリー]]「[[VF-27γ ルシファー]]」のパイロット。身体全身を[[インプラント]][[サイボーグ|化]]しており、仕込みナイフ等並みの人間を超越する身体能力を誇る。[[グレイス・オコナー]]の直属の部下であるが、彼女とは別行動を行うことが多い。
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== 概要 ==
 +
[[マクロス・ギャラクシー船団]]に所属する最新型[[バルキリー]]「[[VF-27γ ルシファー]]」のパイロット。
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生まれは[[ゼントラーディ]]のクォーター(ただし後述する『キス・イン・ザ・ギャラクシー』ではボカされている)で、身体全身を[[インプラント]][[サイボーグ|化]]しており、仕込みナイフ等並みの人間を超越する身体能力を誇る。[[グレイス・オコナー]]の直属の部下であるが、彼女とは別行動を行うことが多い。
    
=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
   
当初は寡黙な雰囲気であったが、その最中で[[ランカ・リー]]と出会い、彼女を守らんと身を挺している。そして、ランカもブレラを「さん」付けをして親しげな仲となり、自らの首に下げているハーモニカを大事にしては、ランカの前でよく吹き鳴らし、彼女の心を癒している。
 
当初は寡黙な雰囲気であったが、その最中で[[ランカ・リー]]と出会い、彼女を守らんと身を挺している。そして、ランカもブレラを「さん」付けをして親しげな仲となり、自らの首に下げているハーモニカを大事にしては、ランカの前でよく吹き鳴らし、彼女の心を癒している。
   −
そして、ランカの大事なペット[[あい君]]が[[バジュラ]]として成長した出来事を切っ掛けに、あい君を逃がすためブレラは単独行動を取る。しかし、これはグレイスへの反逆行動となり、ブレラの体内に仕込まれていた思考装置によって、グレイスの尖兵として[[早乙女アルト]]と対峙する。しかし、ランカの[[歌]]に影響されて次第に自我を取り戻し、自分がランカの兄であることを思い出した。こうして、アルトと共同戦線を取り、[[バジュラクイーン]]と一体化したグレイスに立ち向かった。なお、ブレラのその後については、明らかにされてない。
+
そして、ランカの大事なペット[[あい君]]が[[バジュラ]]として成長した出来事を切っ掛けに、あい君を逃がすためブレラは単独行動を取る。しかし、これはグレイスへの反逆行動となり、ブレラの体内に仕込まれていた思考装置によって、グレイスの尖兵として[[早乙女アルト]]と対峙する。しかし、ランカの[[歌]]に影響されて次第に自我を取り戻し、自分がランカの兄であることを思い出した。こうして、アルトと共同戦線を取り、[[バジュラクイーン]]と一体化したグレイスに立ち向かった。その後どうなったかは明らかにされてない。
    
=== 劇場版 ===
 
=== 劇場版 ===
 +
『[[劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜|虚空歌姫]]』では表向きの顔として[[シェリル・ノーム|シェリル]]のボディガードで登場しているが、バジュラ襲撃の際に'''無事を確認した時に勝手にスキャンを行う'''等シェリルの怒りを買う行動を行なっており『[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜|恋離飛翼]]』との間に解雇され、今度はランカのボディガードになっている。
   −
劇場版では『[[劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜|虚空歌姫]]』では表向きの顔として[[シェリル・ノーム|シェリル]]のボディガードで登場しているが、バジュラ襲撃の際に'''無事を確認した時に勝手にスキャンを行う'''等シェリルの怒りを買う行動を行なっており『[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜|恋離飛翼]]』との間に解雇され、今度はランカのボディガードになっている。
+
その後は、[[マクロス・フロンティア船団]]によるギャラクシーの工作員の殲滅作戦を回避し[[電脳貴族]]と共に表舞台から一旦姿を消し、[[アルカトラズ刑務所]]にてシェリル抹殺のために姿を見せ実行し<ref>実際には[[オズマ・リー|オズマ]][[あい君]]に助けられて失敗に終わっている。</ref>、[[バジュラ本星]]にフロンティア船団が降下した際の土壇場で[[バトル・フロンティア]]を乗っ取る為に再び表舞台に姿を現す。そして、[[クイーン・フロンティア]]に向かって飛ぶアルトの[[YF-29 デュランダル]]を迎撃するために愛機にスーパーパックを搭載して発進。壮絶な空中戦を行うもアルトの呼びかけによって自我を取り戻し、自ら脳に繋がっている[[インプラント]]を引きちぎり被弾しながらもクイーン・フロンティアに[[特攻]]して死亡した。
 
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その後は、[[マクロス・フロンティア船団]]によるギャラクシーの工作員の殲滅作戦を回避し[[電脳貴族]]と共に表舞台から一旦姿を消し、[[バジュラ本星]]にフロンティア船団が降下した際の土壇場で[[バトル・フロンティア]]を乗っ取る為に再び表舞台に姿を現す。そして、[[クイーン・フロンティア]]に向かって飛ぶアルトの[[YF-29 デュランダル]]を迎撃するために愛機にスーパーパックを搭載して発進。壮絶な空中戦を行うもアルトの呼びかけによって自我を取り戻し、自ら脳に繋がっている[[インプラント]]を引きちぎり被弾しながら([[小説|小説版]]では、意識が朦朧とした状態で操縦している)もクイーン・フロンティアに[[特攻]]して死亡した。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
:初の声付きで登場。今作ではスポット参戦を共通ルートで1回、分岐別ルートで1回するだけで、出番は少なめ。共通ルートでのスポット参戦時、搭乗機の[[改造]]段階は[[VF-25F メサイア|アルト機]]のそれと共有した状態で参戦するので、改造した分だけ良い戦力となる。
 
:初の声付きで登場。今作ではスポット参戦を共通ルートで1回、分岐別ルートで1回するだけで、出番は少なめ。共通ルートでのスポット参戦時、搭乗機の[[改造]]段階は[[VF-25F メサイア|アルト機]]のそれと共有した状態で参戦するので、改造した分だけ良い戦力となる。
 
:なお、敵対時用の特殊台詞も収録されたが、上記のとおり、今作の時点では敵としての登場は無いため全て[[没データ]]になっている。
 
:なお、敵対時用の特殊台詞も収録されたが、上記のとおり、今作の時点では敵としての登場は無いため全て[[没データ]]になっている。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
:今回は序盤で既にPCとしてスポット参戦するステージがある。終盤で自我を取り戻した後、[[グレイス・オコナー|グレイス]]との決戦に参加し、そのまま[[ZEXIS]]に参入。[[声優ネタ]]として、敵版は[[キラ・ヤマト|キラ]]と[[ジノ・ヴァインベルグ|ジノ]]の特殊セリフ対象となっている。
 
:今回は序盤で既にPCとしてスポット参戦するステージがある。終盤で自我を取り戻した後、[[グレイス・オコナー|グレイス]]との決戦に参加し、そのまま[[ZEXIS]]に参入。[[声優ネタ]]として、敵版は[[キラ・ヤマト|キラ]]と[[ジノ・ヴァインベルグ|ジノ]]の特殊セリフ対象となっている。
 
:グレイスとの[[戦闘前会話]]と特殊セリフには兄妹を言ってるが、本作は最後までランカとZEXISの面々に正体を明かさない。最終決戦後は姿を消しており、ZEXIS解散パーティーにも未参加。
 
:グレイスとの[[戦闘前会話]]と特殊セリフには兄妹を言ってるが、本作は最後までランカとZEXISの面々に正体を明かさない。最終決戦後は姿を消しており、ZEXIS解散パーティーにも未参加。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では登場しなかったが、本作で再登場。今回は早めに参入。フェイスアイコンは、新規のものに書き起こされている。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では登場しなかったが、本作で再登場。今回は早めに参入。フェイスアイコンは、新規のものに書き起こされている。
 
:劇場版設定が加わっているためかルート次第でまた操られてしまうが、次ステージで直ぐに復帰出来る上に後顧の憂いも断たれた為、特攻死する事も無く最後まで使用可能(ちなみに、[[レオン・三島|三島]]を殺害する役は名無しの兵士が担当)。
 
:劇場版設定が加わっているためかルート次第でまた操られてしまうが、次ステージで直ぐに復帰出来る上に後顧の憂いも断たれた為、特攻死する事も無く最後まで使用可能(ちなみに、[[レオン・三島|三島]]を殺害する役は名無しの兵士が担当)。
 
:プレイヤーの知らない所で正体を明かしたのか、元ZEXISの面々が既に彼とランカの関係を知っており、妹を持つ兄達との会話に参加する事も多い。
 
:プレイヤーの知らない所で正体を明かしたのか、元ZEXISの面々が既に彼とランカの関係を知っており、妹を持つ兄達との会話に参加する事も多い。
:ちなみに、今作では[[再世戦争]]時にアルトに対して言っていた「お前はランカに相応しくない」という言葉を撤回している。
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:ちなみに、今作では[[再世戦争]]時にアルトに対して言っていた「お前はランカに相応しくない」という言葉を撤回している。オズマとの絡みもあり、「身内」と義兄弟として扱われているなど良待遇されている。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦L]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}
:初登場はプロローグ第2話「ギャラクシー・チェイス」で、第20話[[妃魅禍]]追撃ルート「未知との接触」および第30話宇宙ルート「リトルクイーン・リトルシスター」にて、味方[[NPC]]として登場。
+
:初登場作品。初登場はプロローグ第2話「ギャラクシー・チェイス」で、第20話[[妃魅禍]]追撃ルート「未知との接触」および第30話宇宙ルート「リトルクイーン・リトルシスター」にて、味方[[NPC]]として登場。
 
:毎ターン完全回復する上に[[加速]]・[[集中]]がかかり、放っておくと次々と敵を落としていく。落とされても無限に復活する。
 
:毎ターン完全回復する上に[[加速]]・[[集中]]がかかり、放っておくと次々と敵を落としていく。落とされても無限に復活する。
 
:第38話「トゥルー・ビギン」にて敵として登場するが、アルトがランカを救出すると味方になる。これ以降、NPCではなく通常の味方機として使用可能。
 
:第38話「トゥルー・ビギン」にて敵として登場するが、アルトがランカを救出すると味方になる。これ以降、NPCではなく通常の味方機として使用可能。
;[[スーパーロボット大戦UX]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
 
:『L』と同じく最初は[[NPC]]だが、敵仕様のデータを使用する為(顔とマップアイコンも右向き)、避ける上に硬い。
 
:『L』と同じく最初は[[NPC]]だが、敵仕様のデータを使用する為(顔とマップアイコンも右向き)、避ける上に硬い。
 
:第23話「虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」では撃墜するとゲームオーバーになる敵にも容赦なく攻撃することがあるので(しかも、'''攻撃するターゲットが[[ランカ・リー|実妹]]をさらった[[ハウンドバジュラ]]''')、[[飛影]]はもちろんの事、ブレラの動きにも要注意である。詳しくは、[[#余談|余談]]の欄を参照。
 
:第23話「虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」では撃墜するとゲームオーバーになる敵にも容赦なく攻撃することがあるので(しかも、'''攻撃するターゲットが[[ランカ・リー|実妹]]をさらった[[ハウンドバジュラ]]''')、[[飛影]]はもちろんの事、ブレラの動きにも要注意である。詳しくは、[[#余談|余談]]の欄を参照。
 
:劇場版設定なので第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」で味方になるが、[[隠し要素/UX #VF-27γ ルシファー・SP&ブレラ・スターン|隠し要素]]の条件を満たさないと[[特攻]]イベントを再現してしまう(逆に、条件を満たした場合は「'''遠距離射撃で攻撃する'''」)。今回も最終局面で参入だが、次のステージである第51話「STRANGE EONS」では[[マスターテリオン]]もブレラと同じく隠しキャラとして参入する可能性がある。
 
:劇場版設定なので第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」で味方になるが、[[隠し要素/UX #VF-27γ ルシファー・SP&ブレラ・スターン|隠し要素]]の条件を満たさないと[[特攻]]イベントを再現してしまう(逆に、条件を満たした場合は「'''遠距離射撃で攻撃する'''」)。今回も最終局面で参入だが、次のステージである第51話「STRANGE EONS」では[[マスターテリオン]]もブレラと同じく隠しキャラとして参入する可能性がある。
 
:なお、本作では「[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]が死亡してしまうループの存在」が仄めかされているので、逆説的に「ブレラが(TV版の展開で)必ず生存するループが存在する」と解釈できなくもない。
 
:なお、本作では「[[ミハエル・ブラン|ミシェル]]が死亡してしまうループの存在」が仄めかされているので、逆説的に「ブレラが(TV版の展開で)必ず生存するループが存在する」と解釈できなくもない。
:ちなみに、本作の隠しキャラの中では、条件を満たすのが一番楽(特定キャラの周回内撃墜数や、対象キャラクターの撃墜などが含まれていない)。今のところ死亡イベントが存在する唯一の作品。
+
:ちなみに、本作の隠しキャラの中では、条件を満たすのが一番楽(特定キャラの周回内撃墜数や、対象キャラクターの撃墜などが含まれていない)。その代わり、序盤の3ルート分岐でヨーロッパルートを通らなければならないのは彼のみのため、他の隠しキャラを優先すると加入が後回しになりがち。今のところ死亡イベントが存在する唯一の作品。
;[[スーパーロボット大戦BX]]
+
<!--仲間になった時 戦闘曲は本作のイメージに合わせて  「飛影見参」および「オベリスク」が似合う-->
:劇場版の原作終了後なので死亡済みか…と思いきや生存しており、[[バジュラクイーン|女王バジュラ]]に助けられて[[地球]]へと[[フォールド]]していた。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
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:劇場版の原作終了後だが生存しており、[[バジュラクイーン|女王バジュラ]]に助けられて[[地球]]へと[[フォールド]]していた。
 
:フォールド先で出会った[[キャプテン・アッシュ]]に助けられ、彼が率いる[[宇宙海賊ビシディアン]]の一員として「ゴースト1」の[[偽名|コードネーム]]を授かり、[[ブライティクス|BX]]とその関係者を裏から助ける。終盤で自軍にも合流する。
 
:フォールド先で出会った[[キャプテン・アッシュ]]に助けられ、彼が率いる[[宇宙海賊ビシディアン]]の一員として「ゴースト1」の[[偽名|コードネーム]]を授かり、[[ブライティクス|BX]]とその関係者を裏から助ける。終盤で自軍にも合流する。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
:当初は「ランカ・リーの抹殺」という命令を与えられて行動していたが、[[ブロッケン伯爵]]の襲撃を受けるランカを見てインプラントの制御から離れ、[[カイルス]]に合流する。
 
:当初は「ランカ・リーの抹殺」という命令を与えられて行動していたが、[[ブロッケン伯爵]]の襲撃を受けるランカを見てインプラントの制御から離れ、[[カイルス]]に合流する。
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
敵味方とも能力は同じで、原作最強クラスだけあって[[回避]]・[[技量]]・[[射撃]]がずば抜けている。[[NPC]]時は無限復活と高い能力で次々と[[バジュラ]]を撃ち落としていく。
+
敵味方とも能力は同じで、原作最強クラスだけあって[[回避]]・[[技量]]・[[射撃 (能力)|射撃]]がずば抜けている。[[NPC]]時は無限復活と高い能力で次々と[[バジュラ]]を撃ち落としていく。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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:'''[[偵察]]、[[加速]]、[[集中]]、[[直感]]、[[狙撃]]、[[魂]]'''
 
:'''[[偵察]]、[[加速]]、[[集中]]、[[直感]]、[[狙撃]]、[[魂]]'''
 
:「かく乱」の代わりに「偵察」「集中」が入った。…が、正直「偵察」は不要。この時点なら[[ボビー・マルゴ|ボビー]]や[[フェルト・グレイス|フェルト]]、そして[[エースボーナス]]によって'''出撃するだけで偵察がかかる'''[[アーニャ・アールストレイム|アーニャ]]もいる。
 
:「かく乱」の代わりに「偵察」「集中」が入った。…が、正直「偵察」は不要。この時点なら[[ボビー・マルゴ|ボビー]]や[[フェルト・グレイス|フェルト]]、そして[[エースボーナス]]によって'''出撃するだけで偵察がかかる'''[[アーニャ・アールストレイム|アーニャ]]もいる。
 +
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
 +
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[直感]]、[[狙撃]]、[[魂]]'''
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:「偵察」が無くなった。
 
;[[スーパーロボット大戦L|L]]、[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦L|L]]、[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
 
:'''[[加速]]、[[直感]]、[[狙撃]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''
 
:'''[[加速]]、[[直感]]、[[狙撃]]、[[かく乱]]、[[魂]]'''
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:'''[[加速]]、[[直感]]、[[狙撃]]、[[強襲]]、[[魂]]'''
 
:'''[[加速]]、[[直感]]、[[狙撃]]、[[強襲]]、[[魂]]'''
   −
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
+
=== [[特殊スキル]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
:'''[[見切り]]、[[精神耐性]]、[[Eセーブ]]、[[援護攻撃]]L3、[[サイズ差補正無視]]'''
 
:'''[[見切り]]、[[精神耐性]]、[[Eセーブ]]、[[援護攻撃]]L3、[[サイズ差補正無視]]'''
 
:とりあえず必用なものは揃っているので、後は[[ヒット&アウェイ]]があれば。
 
:とりあえず必用なものは揃っているので、後は[[ヒット&アウェイ]]があれば。
 +
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
 +
:'''[[見切り]]、[[精神耐性]]、[[援護攻撃]]L2、[[サイズ差補正無視]]L1'''
 
;[[スーパーロボット大戦L|L]]
 
;[[スーパーロボット大戦L|L]]
 
:'''[[カウンター]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[サイズ差補正無視]]、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[コンボ|アタックコンボ]]L1'''
 
:'''[[カウンター]]、[[ヒット&アウェイ]]、[[サイズ差補正無視]]、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[コンボ|アタックコンボ]]L1'''
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=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;移動力+3
 
;移動力+3
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]で実装。
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』で実装。
 
:なお、[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|ラジオ]]にて杉田智和氏に[[金田正太郎|正太郎]]のエースボーナスと比較され「[[枢木スザク|スザク]]の次に使えない」と言われてしまった。
 
:なお、[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|ラジオ]]にて杉田智和氏に[[金田正太郎|正太郎]]のエースボーナスと比較され「[[枢木スザク|スザク]]の次に使えない」と言われてしまった。
 
:ついでに、[[声優]]が同じ[[ジノ・ヴァインベルグ|ジノ]]もまた、ブレラとエースボーナスが同じである。
 
:ついでに、[[声優]]が同じ[[ジノ・ヴァインベルグ|ジノ]]もまた、ブレラとエースボーナスが同じである。
 
;敵対する軍勢のフェイズ時、回避率+15%、与ダメージ1.2倍。
 
;敵対する軍勢のフェイズ時、回避率+15%、与ダメージ1.2倍。
 
:こちらは『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で実装。
 
:こちらは『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』で実装。
  −
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
  −
;「トライアングラー」
  −
:OPテーマ。『[[スーパーロボット大戦L|L]]』ではこちらがデフォルト。
  −
;「アイモ」
  −
:原作においてブレラがハーモニカでこの曲を吹いていたので、こちらを戦闘BGMにしたプレイヤーも多い。
  −
;「ライオン」
  −
:「ツインバルキリーマニューバ」時のBGM。『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』正式加入版では、初期BGM。
      
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
126行目: 134行目:  
;[[オズマ・リー]]
 
;[[オズマ・リー]]
 
:ランカの義兄。ブレラもオズマに何かを託したような発言をしている。
 
:ランカの義兄。ブレラもオズマに何かを託したような発言をしている。
 +
:スパロボでは明確にオズマを紛れもないもう1人の「ランカの兄」として認めており『L』ではブレラの存在を知って「お役御免」と思ってやや落ち込んでいたオズマを励ましている。
 
;[[グレイス・オコナー]]
 
;[[グレイス・オコナー]]
 
:彼女の直属の部下。TV版では実質的には操り人形同然だったが、最後には反旗を翻した。
 
:彼女の直属の部下。TV版では実質的には操り人形同然だったが、最後には反旗を翻した。
 +
:漫画『キス・イン・ザ・ギャラクシー』では徹頭徹尾敵対しており、全く接点が無い。
 
;[[シェリル・ノーム]]
 
;[[シェリル・ノーム]]
 
:劇場版では彼女の護衛を務める。ブレラが任務を最優先に行動する為、いまいち反りが合わない。
 
:劇場版では彼女の護衛を務める。ブレラが任務を最優先に行動する為、いまいち反りが合わない。
 +
:一方、劇場版を原作とした『キス・イン・ザ・ギャラクシー』ではギャラクシー政府の密命により彼女の命を狙う。洗脳が解かれた後は非道を詫び、和解した。
 
;[[電脳貴族]]
 
;[[電脳貴族]]
:劇場版では彼等を道連れにする。
+
:劇場版ではグレイスに変わって黒幕となるが、土壇場で自我を取り戻し[[特攻|彼等を道連れに死亡する]]。
 +
;[[ハワード・グラス]]、[[レオン・三島]]
 +
:劇場版では彼らを皆殺しにする。
 +
;スルト
 +
:『キス・イン・ザ・ギャラクシー』における黒幕で同作のラスボス。洗脳が解かれたことで彼女からランカとシェリルを庇い、結果的に引導を渡す結果となった。
 +
;[[バジュラクイーン]]
 +
:『キス・イン・ザ・ギャラクシー』ではギャラクシー6への[[特攻]]で息絶えた所を彼女により甦生される。
 +
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』でも電脳貴族への突撃後、彼女により救助された。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
=== マクロスシリーズ ===
+
=== リアル系 ===
 +
==== マクロスシリーズ ====
 
;[[マクシミリアン・ジーナス]]、[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]
 
;[[マクシミリアン・ジーナス]]、[[ミリア・ファリーナ・ジーナス]]
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では[[Z-BLUE]]と合流するまでの間、彼らを代表とする[[マクロス7船団]]の世話になっていた。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では[[Z-BLUE]]と合流するまでの間、彼らを代表とする[[マクロス7船団]]の世話になっていた。
 
+
==== ガンダムシリーズ ====
=== その他の作品 ===
   
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
:[[声優]]が同じなためか『[[スーパーロボット大戦L|L]]』ではブレラと戦わせると特殊台詞を発する。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でキラ側の特殊台詞が名指するものに一新される。
 
:[[声優]]が同じなためか『[[スーパーロボット大戦L|L]]』ではブレラと戦わせると特殊台詞を発する。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でキラ側の特殊台詞が名指するものに一新される。
;[[ジノ・ヴァインベルグ]]
+
;[[グラハム・エーカー]]
:こちらも声優が同じで、特殊台詞も名前を呼ぶが、戦えるのはコードギアス勢が早期加入する『第2次Z再世篇』[[黒の騎士団]]ルートのみ。
+
:[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では対ブレラ用の戦闘台詞が用意されている。
;[[グラハム・エーカー]]、[[森次玲二]]
  −
:逆にアルトと声が同じ面々。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では対ブレラ用の戦闘台詞が用意されている。
   
;[[キャプテン・アッシュ]](アセム・アスノ)
 
;[[キャプテン・アッシュ]](アセム・アスノ)
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では、[[マクロス・ギャラクシー船団]]との決戦で重傷を負い地球圏に転移した直後に彼に救われ、以来彼の協力者となる。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では、[[マクロス・ギャラクシー船団]]との決戦で重傷を負い地球圏に転移した直後に彼に救われ、以来彼の協力者となる。
153行目: 169行目:  
;[[オードリー・バーン]]([[ミネバ・ラオ・ザビ]])
 
;[[オードリー・バーン]]([[ミネバ・ラオ・ザビ]])
 
:『BX』ではマーセナス家から[[ビスト財団]]に身柄を引き渡されようとしている彼女の逃亡を手引きし、暫くの間彼女の護衛役となる。
 
:『BX』ではマーセナス家から[[ビスト財団]]に身柄を引き渡されようとしている彼女の逃亡を手引きし、暫くの間彼女の護衛役となる。
;[[悠凪・グライフ]]
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==== その他のリアル系 ====
:『L』ではギャラクシー船団壊滅後にランカの前から立ち去ろうとしたところ、彼からも[[説得]]を受ける事となる。
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;[[ジノ・ヴァインベルグ]]
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:声優が同じで、特殊台詞も名前を呼ぶが、戦えるのはコードギアス勢が早期加入する『第2次Z再世篇』[[黒の騎士団]]ルートのみ。
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=== スーパー系 ===
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;[[森次玲二]]
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:[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では対ブレラ用の戦闘台詞が用意されている。
 
;[[ライカ・クルセイド]]
 
;[[ライカ・クルセイド]]
 
:『UX』では生存フラグが成立した場合、ギャラクシー船団壊滅後にランカの前から立ち去ろうとしたところ、彼女の言葉に引き留められる事に。
 
:『UX』では生存フラグが成立した場合、ギャラクシー船団壊滅後にランカの前から立ち去ろうとしたところ、彼女の言葉に引き留められる事に。
161行目: 181行目:  
;[[Dr.ヘル]]
 
;[[Dr.ヘル]]
 
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』ではインプラント制御で洗脳された後、フロンティア船団と手を結んだ彼にも利用されてしまう。
 
:『[[スーパーロボット大戦Card Chronicle|CC]]』ではインプラント制御で洗脳された後、フロンティア船団と手を結んだ彼にも利用されてしまう。
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=== バンプレストオリジナル ===
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;[[悠凪・グライフ]]
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:『L』ではギャラクシー船団壊滅後にランカの前から立ち去ろうとしたところ、彼からも[[説得]]を受ける事となる。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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:第21話「蒼のエーテル」より。[[バジュラ]]として成長した[[あい君]]を撃ち殺そうとしたアルトを妨害し、ランカにこう言い切る。
 
:第21話「蒼のエーテル」より。[[バジュラ]]として成長した[[あい君]]を撃ち殺そうとしたアルトを妨害し、ランカにこう言い切る。
 
:そして、ランカは考えた末に(敢えて)アルトに別れを告げ、[[VF-27γ ルシファー|ブレラのバルキリー]]に同乗して立ち去った。
 
:そして、ランカは考えた末に(敢えて)アルトに別れを告げ、[[VF-27γ ルシファー|ブレラのバルキリー]]に同乗して立ち去った。
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;「''散れ!銀河の果てへ!!''」
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:最終話「アナタノオト」より。ギャラクシー船団に洗脳されたブレラはアルトと対峙。奇しくもランカと同じフレーズの言葉と共に放った攻撃にアルトは被弾、墜落してしまう…
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:『UX』ではよりにもよって'''この台詞と共にランカが捕らえられた[[ハウンドバジュラ]]を撃墜してしまう事も'''。
 
;ブレラ「お前達に繋がれていてよく分かった。どこまで行っても、人は一人だ!」<br />グレイス「だから我々は!」<br />ブレラ「だけど…!」<br />アルト「一人だからこそ、誰かを愛せるんだぁぁぁ!!」
 
;ブレラ「お前達に繋がれていてよく分かった。どこまで行っても、人は一人だ!」<br />グレイス「だから我々は!」<br />ブレラ「だけど…!」<br />アルト「一人だからこそ、誰かを愛せるんだぁぁぁ!!」
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:最終話「アナタノオト」より。「ツインバルキリーマニューバ」で[[グレイス・オコナー|グレイス]]が乗っ取っていた[[バジュラクイーン]]の攻撃を掻い潜りながらの台詞。
最終話「アナタノオト」より。「ツインバルキリーマニューバ」で[[グレイス・オコナー|グレイス]]が乗っ取っていた[[バジュラクイーン]]の攻撃を掻い潜りながらの台詞。ブレラの台詞の後に、アルトのあの有名な台詞に繋がる。
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:ブレラの台詞の後に、アルトの有名な台詞に繋がる。
    
=== 劇場版 ===
 
=== 劇場版 ===
 
;「もう、貴様等の…操り人形ではない!!」
 
;「もう、貴様等の…操り人形ではない!!」
:『[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜|劇場版 マクロスF サヨナラノツバサ]]』より。自力で[[インプラント]]を引きちぎった事に驚愕している[[電脳貴族]]に[[特攻]]を仕掛けながら。
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:『[[劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜|劇場版 マクロスF サヨナラノツバサ]]』より。自力で[[インプラント]]を引きちぎった事に驚愕している[[電脳貴族]]に[[特攻]]を仕掛けながら。
 
;「…ランカ…」
 
;「…ランカ…」
 
:最期に実妹の名前を呟いて。この直後に電脳貴族にビームを放ち、彼等を道連れにした。
 
:最期に実妹の名前を呟いて。この直後に電脳貴族にビームを放ち、彼等を道連れにした。
200行目: 226行目:  
;「俺は……ランカのファンだ」
 
;「俺は……ランカのファンだ」
 
:同話より。そして、アルトから「お前はランカの何なんだ」と訊かれて。素性を明かさず、今のままでいることを選んだようだ。
 
:同話より。そして、アルトから「お前はランカの何なんだ」と訊かれて。素性を明かさず、今のままでいることを選んだようだ。
:ところが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』ではプレイヤーの預かり知らぬところでオズマが真実を話したのか、「ブレラがランカの兄である」事が周知されている。
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:ところが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』ではプレイヤーの預かり知らぬところでオズマが真実を話したのか、ブレラがランカの兄である事が周知されている。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;「ランカの兄はオズマ・リー、貴様だ」<br />「俺は最近、そして子供の頃のランカしか知らない」<br />「貴様が持っているランカの過去を持っていない…」<br />「パインケーキも作ってやれないぞ」
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;「ランカの兄はオズマ・リー、貴様だ」<br />「俺は最近、そして子供の頃のランカしか知らない。貴様が持っているランカの過去を持っていない…パインケーキも作ってやれないぞ」
 
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第39話「ジャーニーズ・エンド」より。[[バジュラクイーン]]との決戦の後、ランカの義理の兄であるオズマと会い「自分はお役御免」と発した彼に対し、こう励ました。
 
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第39話「ジャーニーズ・エンド」より。[[バジュラクイーン]]との決戦の後、ランカの義理の兄であるオズマと会い「自分はお役御免」と発した彼に対し、こう励ました。
;オズマ「ほう、それは俺も聞かなくてはならんな」<br/>ブレラ「言っておくが、『ふたりが俺の翼だ』などという戯言は許されんぞ」
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;オズマ「ほう、それは俺も聞いておかなくてはならんな」<br/>「言っておくが、『ふたりが俺の翼だ』などという戯言は許されんぞ」
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』のEDにて、ミシェルに「シェリルとランカのどちらを選ぶか」と問われたアルトに対してオズマと共にこの台詞で釘を刺した。劇場版なのでアルトはシェリルを選んでいるのだが、告白が有耶無耶になっている(もしくは通信の関係で告白が周りに聞こえなかった)ため、これにはアルトも言葉が詰まってしまうが、[[ジョウ・マヤ|その直後のシーンで…。]]
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:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』エンディングより。ミシェルに「シェリルとランカのどちらを選ぶか」と問われたアルトに対して、生存しているとオズマと共にこの台詞で釘を刺した。劇場版なのでアルトはシェリルを選んでいるのだが、告白が有耶無耶になっている(もしくは通信の関係で告白が周りに聞こえなかった)ため、これにはアルトも言葉が詰まってしまうが、[[ジョウ・マヤ|その直後のシーンで…。]]
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 
;[[VF-27γ ルシファー]]
 
;[[VF-27γ ルシファー]]
:ブレラの専用機で、フルインプラントの兵士である彼にしか扱えない。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*SRWにおけるブレラ・スターンは[[飛影]]と揃って[[ランカ・リー|妹]]を殺そうとする『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』での迷走っぷりから、同じく妹を平気で攻撃して殺してしまうことで有名な『ファイアーエムブレム』シリーズに登場するキャラクターであるマチスになぞらえて'''「バカ兄貴」'''と呼ばれることがある。<ref>ただし、マチスは攻撃範囲に入ってくると妹だろうが攻撃する(つまり近づけなければ安全。ただし説得するために近づかなければならない)だけであるのに対し、'''ブレラは自ら積極的に[[ランカ・リー|妹]]を殺そうとする'''ので尚更性質が悪い。</ref><ref>また、SRWにおけるブレラは『UX』発売と同時期に流行していたWeb[[小説]]『ニンジャスレイヤー』になぞらえて、[[飛影]]共々'''「ランカスレイヤー=サン」'''と呼ばれる場合もある。</ref>
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*TV版では'''やたらと露出度が高い私服'''を着用しており、雑誌『月刊ニュータイプ』2009年2月号掲載のイラストではシェリルがその服を着こなしている。
**補足すると、『UX』のCPUの基本的な行動ルーチンが「最もHPが高いユニットを優先的に狙う」ものなので、このステージでは一番HPが高いハウンドバジュラに真っ先に接近する思考になっている。つまり、[[ZEXIS|自軍]]がわざわざ削りに行かなくても勝手にやってくれるのである(ただし、道中にそれ以外のバジュラがいた場合は攻撃していくが)。一見便利に見えるが、[[エネミーフェイズ|EP]]でもハウンドバジュラは[[HP]]が高いユニットを優先的に狙うので、任せっきりにしていると「[[プレイヤーフェイズ|PP]]でブレラが削りを入れる→EPでHP4万越えのブレラにハウンドバジュラが攻撃→ブレラの反撃で[[クリティカル]]が出て撃墜」という流れも有り得てしまうのである。どうしてこうなった…。
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*『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第23話「虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」において、[[飛影]]と揃って[[ランカ・リー|妹]]を殺そうとする迷走っぷりから、同じく妹を平気で攻撃して殺してしまう事で有名な『ファイアーエムブレム』シリーズに登場するキャラクターであるマチスになぞらえて'''「バカ兄貴」'''と呼ばれることがある<ref>ただし、マチスは攻撃範囲に入ってくると妹だろうが攻撃する(つまり、マチスに近づけなければ安全である。しかし、マチスを[[説得]]したい場合は、彼に近付かなければならない)だけであるのに対し、'''ブレラは自ら積極的に[[ランカ・リー|妹]]を殺しにやって来る'''ので尚更性質が悪い。また、『UX』発売と同時期に流行していたWeb[[小説]]『ニンジャスレイヤー』になぞらえて、[[飛影]]共々'''「ランカスレイヤー=サン」'''と呼ばれる場合もある。そこに特撮ドラマ『仮面ライダー』のヒーローの名前、およびヒーローたちの尊称「技の1号、力の2号」、後述するがブレラは確実に登場する仕様などが全て重なった結果、ブレラは'''「ランカスレイヤー1号」'''とも言われる。</ref>
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**補足すると、『UX』のCPUの基本的な行動ルーチンが「最も[[HP]]が高いユニットを優先的に狙う」ものなので、上述のステージにおいて一番HPが高い(ランカをさらった)[[ハウンドバジュラ]]に真っ先に接近する思考になっている。つまり、[[アルティメット・クロス|自軍]]がわざわざ削りに行かなくても勝手にやってくれるのである。一見便利に見えるが、[[エネミーフェイズ|EP]]でもハウンドバジュラはHPが高いユニットを優先的に狙うので、任せっきりにしていると「[[プレイヤーフェイズ|PP]]でブレラが削りを入れる→EPでHP4万越えのブレラにハウンドバジュラが攻撃→ブレラの反撃で[[クリティカル]]が出て撃墜」という流れも有り得てしまうのである。
 
***[[キラ・ヤマト|同じ声の某准将]]ならば、[[NPC]]になっていようが[[てかげん]]してくれただろうに…。
 
***[[キラ・ヤマト|同じ声の某准将]]ならば、[[NPC]]になっていようが[[てかげん]]してくれただろうに…。
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**飛影の方は、HPが条件なので登場すらさせない(または登場を飛ばして合体させる)事ができるが、ブレラの方は'''確実に登場する'''事が拍車を掛けている。なお、射程内にハウンドバジュラ以外の[[バジュラ]]がいる場合はそちらを優先して攻撃する上にヒット&アウェイは持っていないので、ブレラの進路上のバジュラを残しておくことで足止めは可能。
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*漫画 『シェリル~キス・イン・ザ・ギャラクシー~』では原作は劇場版だが終始シェリルとは敵対しており、'''指からレーザーを発射して狙撃する'''という劇場版とは真逆の行動に出ている。終盤でスルト(本作オリジナルキャラでギャラクシー元老院の長)に埋め込まれたインプラントが破壊され、自我を取り戻す。最後はスルトの死と共に発動した、V型ウイルスを満載したギャラクシー6の地球降下作戦を阻止するべく、アルトと共にギャラクシー6を破壊して絶命する。
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**その後、[[バジュラクイーン]]によりアルトと共に回収され蘇生されるも、「[[愛]]」の感情を危険視した彼女によりアルト共々記憶を奪われる。しかし、ランカ及びシェリルと再会し、彼女たちの献身により全ての記憶を取り戻した。
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**また同作では『マクロスF』におけるブレラの出自の根幹にかかわる重大な設定が(明言こそされていないが)仄めかされている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==