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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Bright Noa]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Bright Noa]]<ref>[http://www.gundam.jp/tv/world/character/ef01.html CHARACTER]、機動戦士ガンダム公式web、サンライズ、2022年1月5日閲覧。</ref>
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ガンダムシリーズ}}
+
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
*[[機動戦士ガンダム]]
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*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム}}
*[[機動戦士Ζガンダム]]
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*{{登場作品 (人物)|機動戦士Ζガンダム}}
*[[機動戦士ガンダムΖΖ]]
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*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムΖΖ}}
*[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]
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*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}
*[[機動戦士ガンダムUC]]
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*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムUC}}
*[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]
+
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ}}
| 声優 = {{声優|鈴置洋孝|SRW=Y}}(初代)<br />{{代役|成田剣}}(2代目)
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| 声優 = [[声優:鈴置洋孝|鈴置洋孝]](初代)<br />{{代役 (登場作品別)|成田剣|鈴置洋孝|ガンダムシリーズ|オリジナル声優SRWシリーズ音声収録=Y}}(2代目)
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|安彦良和|機動戦士ガンダム,機動戦士Ζガンダム}}(1st・Ζ)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|北爪宏幸|機動戦士ガンダムΖΖ,機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}(ΖΖ・逆シャア)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|高橋久美子|機動戦士ガンダムUC}}(UC)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|美樹本晴彦|機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ}}(閃ハサ挿絵)
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン (登場作品別)|安彦良和|機動戦士ガンダム,機動戦士Ζガンダム}}(1st・Ζ)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|北爪宏幸|機動戦士ガンダムΖΖ,機動戦士ガンダム 逆襲のシャア}}(ΖΖ・逆シャア)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|高橋久美子|機動戦士ガンダムUC}}(UC)<br />{{キャラクターデザイン (登場作品別)|美樹本晴彦|機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ}}(閃ハサ挿絵)
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
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| 所属組織 = {{所属 (人物)|地球連邦軍}}(1st)<br />{{所属 (人物)|地球連邦軍}} / {{所属 (人物)|エゥーゴ}}(Ζ~ΖΖ)<br />{{所属 (人物)|地球連邦軍}}(逆シャア以降)
 
| 所属組織 = {{所属 (人物)|地球連邦軍}}(1st)<br />{{所属 (人物)|地球連邦軍}} / {{所属 (人物)|エゥーゴ}}(Ζ~ΖΖ)<br />{{所属 (人物)|地球連邦軍}}(逆シャア以降)
 
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|ホワイトベース隊}}(1st)<br />アーガマ隊(Ζ~ΖΖ中盤まで)<br />{{所属 (人物)|ロンド・ベル}}(逆シャア以降)
 
| 所属部隊 = {{所属 (人物)|ホワイトベース隊}}(1st)<br />アーガマ隊(Ζ~ΖΖ中盤まで)<br />{{所属 (人物)|ロンド・ベル}}(逆シャア以降)
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| 役職 =
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;ホワイトベース隊
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:艦長
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;アーガマ隊
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:艦長
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;ロンド・ベル
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:指揮官
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:ラー・カイラム艦長
 
| 階級 = [[階級::少尉]](1st)<br />[[階級::中佐]](エゥーゴ以前)<br />[[階級::大佐]](エゥーゴ以降)
 
| 階級 = [[階級::少尉]](1st)<br />[[階級::中佐]](エゥーゴ以前)<br />[[階級::大佐]](エゥーゴ以降)
| 役職 = [[搭乗機::ホワイトベース]]艦長(1st)<br />[[搭乗機::アーガマ]]艦長(Ζ~ΖΖ中盤まで)<br />[[搭乗機::ラー・カイラム]]艦長兼{{所属 (人物)|ロンド・ベル}}指揮官(逆シャア以降)
   
| 特技 = 自分の部屋でプラモデルを作ること
 
| 特技 = 自分の部屋でプラモデルを作ること
 
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[[一年戦争]]における[[ホワイトベース]]艦長に始まって、[[グリプス戦役]]、[[第1次ネオ・ジオン抗争]]、[[第2次ネオ・ジオン抗争]]といった大きな大戦で[[主人公]]が所属する[[母艦]]の艦長を務めた人物。[[宇宙世紀]]の[[ガンダムシリーズ]]では、唯一『[[機動戦士ガンダム|初代]]』から『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』まで皆勤賞となり、[[アムロ・レイ]]達[[ニュータイプ]]の[[主人公]]に対する所謂「大人」として描かれている。
 
[[一年戦争]]における[[ホワイトベース]]艦長に始まって、[[グリプス戦役]]、[[第1次ネオ・ジオン抗争]]、[[第2次ネオ・ジオン抗争]]といった大きな大戦で[[主人公]]が所属する[[母艦]]の艦長を務めた人物。[[宇宙世紀]]の[[ガンダムシリーズ]]では、唯一『[[機動戦士ガンダム|初代]]』から『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』まで皆勤賞となり、[[アムロ・レイ]]達[[ニュータイプ]]の[[主人公]]に対する所謂「大人」として描かれている。
   −
『初代』の頃は士官としての経験の無さもあって問題的な面も目立ったが、次第に[[指揮官]]としての冷静さと度量、そして人情を併せ持った事で部下からの信頼も厚くなっていき、名艦長と呼ばれるに相応しい軍人にまで大成している。原作のみならず、[[スーパーロボット大戦|スパロボシリーズ]]を含む様々なゲーム作品においても、その苦労人ぶりと優秀な指揮官ぶりが反映されている。
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『初代』の頃は士官としての経験の無さもあって問題的な面も目立ったが、次第に[[指揮官]]としての冷静さと度量、そして人情を併せ持った事で部下からの信頼も厚くなっていき、名艦長と呼ばれるに相応しい軍人にまで大成している。
    
=== 人物 ===
 
=== 人物 ===
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==== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ====
 
==== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ====
当時27歳。引き続きアーガマ艦長として行動する事になっているが、多くのパイロットを失い、[[修理]]や[[補給]]もままならない状態となった結果、[[サイド1]]のコロニー「[[シャングリラ]]」へと寄港。そこでアーガマのモビルスーツを狙ったジャンク屋の少年である[[ジュドー・アーシタ]]の一行と出会う事になる。
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当時27歳。引き続きアーガマ艦長として行動する事になっているが、多くのパイロットを失い、[[修理]]や[[補給]]もままならない状態となった結果、[[サイド1]]のコロニー「[[シャングリラ (ΖΖ)|シャングリラ]]」へと寄港。そこでアーガマのモビルスーツを狙ったジャンク屋の少年である[[ジュドー・アーシタ]]の一行と出会う事になる。
    
主を失った[[Ζガンダム]]に搭乗してティターンズの生き残りである[[ヤザン・ゲーブル]]や[[マシュマー・セロ]]率いる[[ネオ・ジオン]]の部隊を倒していくジュドーの中に可能性を見出したブライトは、彼やその仲間達を雇う形でエゥーゴの一員に迎え入れ、後に[[ΖΖガンダム]]やガンダムMk-II、[[百式]]、[[メガライダー]]等を戦力とした[[ガンダム・チーム]]を結成し、[[第1次ネオ・ジオン抗争]]を引き起こしたネオ・ジオンを相手に宇宙や地球を舞台に戦っていく。
 
主を失った[[Ζガンダム]]に搭乗してティターンズの生き残りである[[ヤザン・ゲーブル]]や[[マシュマー・セロ]]率いる[[ネオ・ジオン]]の部隊を倒していくジュドーの中に可能性を見出したブライトは、彼やその仲間達を雇う形でエゥーゴの一員に迎え入れ、後に[[ΖΖガンダム]]やガンダムMk-II、[[百式]]、[[メガライダー]]等を戦力とした[[ガンダム・チーム]]を結成し、[[第1次ネオ・ジオン抗争]]を引き起こしたネオ・ジオンを相手に宇宙や地球を舞台に戦っていく。
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本編の後日談と言える[[漫画]]『機動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男』では、実質的に主人公を務める。[[アクシズ]]落下阻止の後、ブライトは国家騒乱罪の容疑をかけられ、連邦軍の審問会に召還。その際に、これまでに経験してきた戦いについてがブライトを視点にする形で語られる事になり、アムロやカミーユ、ジュドー、そして実の息子であるハサウェイとさえも向き合う事が出来ずにいた自分自身に苦悩する思いが描写されている。
 
本編の後日談と言える[[漫画]]『機動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男』では、実質的に主人公を務める。[[アクシズ]]落下阻止の後、ブライトは国家騒乱罪の容疑をかけられ、連邦軍の審問会に召還。その際に、これまでに経験してきた戦いについてがブライトを視点にする形で語られる事になり、アムロやカミーユ、ジュドー、そして実の息子であるハサウェイとさえも向き合う事が出来ずにいた自分自身に苦悩する思いが描写されている。
   −
核弾頭を持ち出したカムランや無断でモビルスーツに乗って戦場に出たハサウェイの事を盾に取られる形で「『アクシズ・ショック』――アクシズ落下の際に起きた光に名付けられた現象――を黙殺しろ」と命じられたブライトは苦悩する事になるが、そんなブライトの前にニュータイプ達の精神体が現れ、「大人になれ。そしてこれから[[バナージ・リンクス|現れるニュータイプ]]を見守ってやってくれ」と諭された結果、ブライトはアクシズ・ショックを黙殺する代わりに自身をロンド・ベル司令に留任させるという条件を提案し、これを認めさせた。
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核弾頭を持ち出したカムランや無断でモビルスーツに乗って戦場に出たハサウェイの事を盾に取られる形で「『アクシズ・ショック』――アクシズ落下の際に起きた光に名付けられた現象――を黙殺しろ」と命じられたブライトは苦悩する事になるが、そんなブライトの前にニュータイプ達の精神体が現れ、「大人になれ。そしてこれから[[バナージ・リンクス|現れるニュータイプ]]を見守ってやってくれ」と諭された結果、ブライトはアクシズ・ショックを黙殺する代わりに核弾頭を譲渡したカムランの罪状を見逃し、自身をロンド・ベル司令に留任させるという条件を提案し、これを認めさせた。
    
==== [[機動戦士ガンダムUC]] ====
 
==== [[機動戦士ガンダムUC]] ====
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シリーズを通してプレイヤー部隊の前線における最高指揮官という立ち位置で、所謂[[まとめ役]]としてスパロボシリーズに定着している。「'''キング・オブ・原作スパロボ艦長'''」とでも言うべき存在感を持つ。
 
シリーズを通してプレイヤー部隊の前線における最高指揮官という立ち位置で、所謂[[まとめ役]]としてスパロボシリーズに定着している。「'''キング・オブ・原作スパロボ艦長'''」とでも言うべき存在感を持つ。
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原作以上に様々なメンバーが集い、あるゆる非常事態が起きるのにもかかわらず、部隊が分解しないのは彼の手腕による所が大きい。逆に、ブライトが出演しないシリーズの自軍部隊がどうまとまるのかプレイヤーに心配されるあたり、リーダーとしての彼の重要性を再認識させられる。よって、版権作品のキャラクターとしては最も重要なポジションに居ると言っても過言ではない。しかし、当然ながらストレスがかなり溜まっており、よく部隊のメンバーに心配される。酷い時には[[ギャンブル|賭け]]の対象にされる事もある。賭けの内容は大抵「'''ブライト艦長の胃に穴が開くのと戦争の終結では、どちらが先か……'''」というもの。ただし、大半のメンバーが「胃に穴が開く」ほうに賭けるので賭けにならない。今のところ激務により体調を崩したことはないが、旧シリーズではブライト不在の間に代理で指揮を執っていた[[アムロ・レイ|アムロ]]が'''約2か月で容姿が[[機動戦士Ζガンダム|7]]~[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|14年]]分老け込んだ'''上に、ブライト復帰後しばらくして'''過労で倒れてしまった'''。
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原作以上に様々なメンバーが集い、あるゆる非常事態が起きるのにもかかわらず、部隊が分解しないのは彼の手腕による所が大きい。逆に、ブライトが出演しないシリーズの自軍部隊がどうまとまるのかプレイヤーに心配されるあたり、リーダーとしての彼の重要性を再認識させられる。原作同様、他作品のパイロットの身分を問わず、あくまで指揮する部隊の隊員として接する。そのため規律違反を犯した者や言い訳を述べるなど反省が見られないものには[[修正]]や謹慎などの厳罰や説教も厭わないが、やむを得ない事情の場合は表面上は厳しく接しつつも態度によっては汚名返上の機会を与えることもある。
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版権作品のキャラクターとしては最も重要なポジションに居ると言っても過言ではない。しかし、当然ながらストレスがかなり溜まっており、よく部隊のメンバーに心配される。酷い時には[[ギャンブル|賭け]]の対象にされる事もある。賭けの内容は大抵「'''ブライト艦長の胃に穴が開くのと戦争の終結では、どちらが先か……'''」というもの。ただし、大半のメンバーが「胃に穴が開く」ほうに賭けるので賭けにならない。今のところ激務により体調を崩したことはないが、旧シリーズではブライト不在の間に代理で指揮を執っていた[[アムロ・レイ|アムロ]]が'''約2か月で容姿が[[機動戦士Ζガンダム|7]]~[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|14年]]分老け込んだ'''上に、ブライト復帰後しばらくして'''過労で倒れてしまった'''。
    
乗艦は作品によってストーリー途中で変わる事が多く、[[アルビオン]]や[[リーンホースJr.]]等、他の[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]に登場する艦に乗ることもあるが、一部作品を除けば『逆襲のシャア』に登場する[[ラー・カイラム]]が最強の乗艦になる。
 
乗艦は作品によってストーリー途中で変わる事が多く、[[アルビオン]]や[[リーンホースJr.]]等、他の[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]に登場する艦に乗ることもあるが、一部作品を除けば『逆襲のシャア』に登場する[[ラー・カイラム]]が最強の乗艦になる。
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
 
:初登場作品。[[ホワイトベース]]の艦長で、当然[[ホワイトベース隊]]のトップであり、最後まで戦いぬく事になる。
 
:初登場作品。[[ホワイトベース]]の艦長で、当然[[ホワイトベース隊]]のトップであり、最後まで戦いぬく事になる。
:ホワイトベース→[[アーガマ]]→[[ネェル・アーガマ]]→[[ラー・カイラム]]の順に艦を乗り換えていくが、最終面を含めた基地内マップには出撃できない(PS版でも同様)。
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:ホワイトベース→[[アーガマ]]→[[ネェル・アーガマ]]→[[ラー・カイラム]]の順に艦を乗り換えていくが、最終面を含めた基地内マップには出撃できない。
 
:これほどの役どころにもかかわらず、何故か'''エンディングでキャスト紹介されない'''という不遇の扱いである…<ref>ちなみにスポット参戦のボスとフォウは離脱時のステータスで紹介される。</ref>。
 
:これほどの役どころにもかかわらず、何故か'''エンディングでキャスト紹介されない'''という不遇の扱いである…<ref>ちなみにスポット参戦のボスとフォウは離脱時のステータスで紹介される。</ref>。
 
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦G}}
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:地形適応のおかげで、宇宙ならばマップ兵器含む戦闘面ではエレを上回るが、序盤の時点でさえ[[ΖΖガンダム]]や[[サイバスター]]といった、より[[移動力|俊足]]かつ[[2回行動|機敏]]で優秀なマップ兵器と幸運を持つ機体が十分に揃い始める為、立つ瀬が無くなる。しかも終盤になると、エレすらもレベル54で2回行動できるようになる。一方ブライトの2回行動解禁レベルは67と絶望的。中盤以降に加わる[[タシロタツミ|タシロ艦長]]や[[ジョーダン・ベス|ベス]]と比較する以前の問題となってしまった。艦長5人中1人だけ激励がないのも、より一層不遇の感を強めている。
 
:地形適応のおかげで、宇宙ならばマップ兵器含む戦闘面ではエレを上回るが、序盤の時点でさえ[[ΖΖガンダム]]や[[サイバスター]]といった、より[[移動力|俊足]]かつ[[2回行動|機敏]]で優秀なマップ兵器と幸運を持つ機体が十分に揃い始める為、立つ瀬が無くなる。しかも終盤になると、エレすらもレベル54で2回行動できるようになる。一方ブライトの2回行動解禁レベルは67と絶望的。中盤以降に加わる[[タシロタツミ|タシロ艦長]]や[[ジョーダン・ベス|ベス]]と比較する以前の問題となってしまった。艦長5人中1人だけ激励がないのも、より一層不遇の感を強めている。
 
:ただし、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]ルートを選んでいる場合は強制出撃となるシナリオがあり、あろう事か屈指の決戦であり難関となる「虚構の偶像」では'''何の前触れも無し'''に[[ジョーダン・ベス|他の]][[シーラ・ラパーナ|艦]][[エレ・ハンム|長]]を差し置いて出しゃばってしまう。激励はともかく、[[クリスチーナ・マッケンジー|クリス]]や[[リリス・ファウ|リリス]]を育てていないと[[復活]]や[[再動]]が使えなくなる事に要注意。
 
:ただし、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]ルートを選んでいる場合は強制出撃となるシナリオがあり、あろう事か屈指の決戦であり難関となる「虚構の偶像」では'''何の前触れも無し'''に[[ジョーダン・ベス|他の]][[シーラ・ラパーナ|艦]][[エレ・ハンム|長]]を差し置いて出しゃばってしまう。激励はともかく、[[クリスチーナ・マッケンジー|クリス]]や[[リリス・ファウ|リリス]]を育てていないと[[復活]]や[[再動]]が使えなくなる事に要注意。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}
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:『第2次』『第3次』共に各オリジナル版と同じく、ホワイトベース→アーガマ→ネェル・アーガマ→ラー・カイラムと乗り換えていく。基本的に最終シナリオでは使用できない<ref>『第3次』では[[アナベル・ガトー|ガトー]]の核非使用ルートの「ラスト・バトル」及び隠し最終シナリオ「ラグナロク」を除く。</ref>。
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:全体的に2回攻撃解禁レベルが引き上げられた『第3次』において、珍しくブライトはLv57→Lv49と早められている。本作では戦艦の改造が可能になった他、ENを改造するとハイパーメガ粒子砲を2回撃てるようになったので、これを主軸とした戦法を取れるようになった。例によって必中+マップ兵器が主な役目だが、ハイパーメガ粒子砲の攻撃力が大きく弱体化してしまったのが残念。調整は難しいがなんとか幸運も併用して資金稼ぎに使いたいところ。『第2次』でもやはり基本はマップ兵器要員。ただし話数が少ない分攻略レベルも30前後と低く、必中・幸運共に連発は困難なバランスになっている。
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:ちなみにアムロは『第3次』でグリプス戦役時の顔グラフィックになっているのに対し、ブライトは一年戦争時のまま、にも拘わらずMAP兵器使用時のカットインはグリプス戦役時という妙な事になっている。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
:中盤からと艦長としては一番遅れて加入する。今回は最初から[[ラー・カイラム]]。
 
:中盤からと艦長としては一番遅れて加入する。今回は最初から[[ラー・カイラム]]。
:[[トーレス]]のサブパイロット昇格に、ラー・カイラムは終盤に高威力の[[核ミサイル]]が追加されるなどといった補強がされたためかなり実用的に。[[エイパー・シナプス|シナプス]]と同様、乗艦が[[全体攻撃]]と[[マップ兵器]]ばかりなので[[援護攻撃]]が宝の持ち腐れ状態なのが難点だろうか。
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:[[トーレス]]のサブパイロット昇格に、ラー・カイラムは終盤に高威力の[[核ミサイル]]が追加されるなどといった補強がされたためかなり実用的に。[[エイパー・シナプス|シナプス]]と同様、乗艦が[[全体攻撃]]と[[マップ兵器]]ばかりなので[[援護攻撃]]が宝の持ち腐れ状態なのが難点だろうか。性格は強気に上がっている。
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α}}
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
:序盤にスポット参戦し、中盤で正式加入。今回も最初から[[ラー・カイラム]]。また、中佐から大佐に昇進したほか、[[キラ・ヤマト|キラ]]に対しては原作のハルバートンの役目も担っている。
 
:序盤にスポット参戦し、中盤で正式加入。今回も最初から[[ラー・カイラム]]。また、中佐から大佐に昇進したほか、[[キラ・ヤマト|キラ]]に対しては原作のハルバートンの役目も担っている。
 
:使い勝手は『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』とほぼ同じだが、[[小隊長能力]]がダメージ低下系になり[[鉄壁]]との相性が良くなった。
 
:使い勝手は『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』とほぼ同じだが、[[小隊長能力]]がダメージ低下系になり[[鉄壁]]との相性が良くなった。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
 
:第1話から登場。[[アーガマ]]に乗り、終盤で[[ラー・カイラム]]に乗り換える。必修精神コマンドは[[加速]]、[[幸運]]、[[必中]]。
 
:第1話から登場。[[アーガマ]]に乗り、終盤で[[ラー・カイラム]]に乗り換える。必修精神コマンドは[[加速]]、[[幸運]]、[[必中]]。
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WSC}}
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:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
 
::[[根性]]、[[信頼]]、[[必中]]を確定で覚える。幸運を失ったが、モノクロ版になかった[[祝福]]が採用されたので、必要になれば誰かにかけて貰えば良い。援護技能もLv4まで上がる。
 
::[[根性]]、[[信頼]]、[[必中]]を確定で覚える。幸運を失ったが、モノクロ版になかった[[祝福]]が採用されたので、必要になれば誰かにかけて貰えば良い。援護技能もLv4まで上がる。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2第1部}}
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}
 
:[[葉月考太郎|葉月博士]]との通信会話で登場する。
 
:[[葉月考太郎|葉月博士]]との通信会話で登場する。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2第2部}}
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇}}
 
:第1話から登場。最初から[[ラー・カイラム]]に乗っている。必修精神コマンドは[[加速]]、[[信頼]]、[[必中]]。最大4Lvまで上がる援護技能を使った壁役として、活躍できる。
 
:第1話から登場。最初から[[ラー・カイラム]]に乗っている。必修精神コマンドは[[加速]]、[[信頼]]、[[必中]]。最大4Lvまで上がる援護技能を使った壁役として、活躍できる。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2第3部}}
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
 
:序盤からしばらくは使用可能。しかし、終盤で[[ラー・カイラム]]が戦力外通告されてしまい非戦闘キャラに。隠しシナリオに行けば復帰する。
 
:序盤からしばらくは使用可能。しかし、終盤で[[ラー・カイラム]]が戦力外通告されてしまい非戦闘キャラに。隠しシナリオに行けば復帰する。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
:ラー・カイラムの艦長。『X-Ω』から引き続き、『逆襲のシャア』出典で声は成田氏となっている。『UC』が出ていないので当然だが、カットインも逆シャア仕様になった。今回はアムロの加入が遅いため、ボス相手の[[戦闘前会話]]を担当する場面もある。
 
:ラー・カイラムの艦長。『X-Ω』から引き続き、『逆襲のシャア』出典で声は成田氏となっている。『UC』が出ていないので当然だが、カットインも逆シャア仕様になった。今回はアムロの加入が遅いため、ボス相手の[[戦闘前会話]]を担当する場面もある。
:艦隊指揮が健在であるため、自軍全体の安定化には欠かせない。また、ラー・カイラムに[[補給装置]]が追加されたため、支援能力が向上し、『V』のときよりも扱いやすくなった。ボーナスシナリオではやんちゃをやらかした御三家連中にプッツンするも、昔話に乗ってしまいメランにたしなめられる場面も。
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:艦隊指揮が健在であるため、自軍全体の安定化には欠かせない。また、ラー・カイラムに[[補給装置]]が追加されたため、支援能力が向上し、『V』のときよりも扱いやすくなった。ボーナスシナリオでは腐れ縁の部下である御三家3人が先走った行動を取ったため敵の撤退後後に説教するも、昔話に乗ってしまいメランにたしなめられるお調子者な面も見られた。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:序章ワールド2から登場。ラー・カイラムの艦長。今作では戦艦がユニットとして使用できないため、パイロットとしては未参戦。だが部隊のまとめ役としてシナリオパートでの出番は多い。
 
:序章ワールド2から登場。ラー・カイラムの艦長。今作では戦艦がユニットとして使用できないため、パイロットとしては未参戦。だが部隊のまとめ役としてシナリオパートでの出番は多い。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
:『逆シャア』設定。ラー・カイラムの艦長。最初から指揮レベルが高めなので早く仲間に加えたい。
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:『逆シャア』設定。ラー・カイラムの艦長。最初から指揮レベルが高めなので早く仲間に加えたい。エースボーナスが相変わらず反則的で、レベルを上げると艦隊指揮も覚えるため、積極的に戦闘に参加させよう。エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「技量アップ」。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
;[[ヒーロー戦記]]
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;[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス]]
 
:エゥーゴ共和国の軍人でアムロの元上官。ミライと結婚している。アムロ達にその時々の世界情勢を伝える。
 
:エゥーゴ共和国の軍人でアムロの元上官。ミライと結婚している。アムロ達にその時々の世界情勢を伝える。
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;[[Another Century's Episode]]
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:
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
艦長キャラとしては[[射撃]]・[[技量]]が高く、戦闘向きなステータスをしている。昔の作品の戦艦は総じて機体の戦闘力が低かったため非常に使いづらかったが、最近の作品は戦艦の能力も見直されているため前線でも活躍できるようになった。
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艦長キャラとしては[[射撃 (能力)|射撃]]・[[技量]]が高く、戦闘向きなステータスをしている。昔の作品の戦艦は総じて機体の戦闘力が低かったため非常に使いづらかったが、最近の作品は戦艦の能力も見直されているため前線でも活躍できるようになった。
    
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
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;[[スーパーロボット大戦D|D]]、[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
;[[スーパーロボット大戦D|D]]、[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
 
:'''[[不屈]]、[[必中]]、[[加速]]、[[突撃]]、[[激励]]、[[愛]]'''
 
:'''[[不屈]]、[[必中]]、[[加速]]、[[突撃]]、[[激励]]、[[愛]]'''
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]
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;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:'''[[加速]]、[[必中]]、[[先見]]、[[気合]]、[[激励]]、[[熱血]]'''
 
:'''[[加速]]、[[必中]]、[[先見]]、[[気合]]、[[激励]]、[[熱血]]'''
 
;[[新スーパーロボット大戦|新]]
 
;[[新スーパーロボット大戦|新]]
319行目: 333行目:  
:'''[[底力]]、[[指揮]]:命中回避、[[サポート]]'''
 
:'''[[底力]]、[[指揮]]:命中回避、[[サポート]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
:'''[[艦隊指揮]]、[[指揮官]]L4、[[援護攻撃]]L2、[[底力]]L5
+
:'''[[艦隊指揮]]、[[指揮官]]L4、[[援護攻撃]]L2、[[底力]]L5'''
 
:『T』からガードを削られている。また艦隊指揮もレベル40で習得するようになった。
 
:『T』からガードを削られている。また艦隊指揮もレベル40で習得するようになった。
   333行目: 347行目:  
;味方搭載時の回復量100%
 
;味方搭載時の回復量100%
 
:『A PORTABLE』で採用。
 
:『A PORTABLE』で採用。
;自軍フェイズ開始時、指揮範囲内にいる味方の気力+3(+5)
+
;自軍フェイズ開始時、指揮範囲内にいる味方の気力+3
:『第3次Z』『V』『T』で採用。『第3次Z天獄篇』以降で補正値が強化された。指揮官のレベルが上がりやすいのも手伝って地味に強力。特に[[ゼロシステム]]や[[ラムダ・ドライバ]]、[[IFS]]持ちを置いておくとグングン強化してくれる。
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:『第3次Z時獄篇』で採用。指揮官のレベルが上がりやすいのも手伝って地味に強力。特に[[ゼロシステム]]や[[ラムダ・ドライバ]]持ちを置いておくとグングン強化してくれる。
 +
;自軍フェイズ開始時、指揮範囲内にいる味方の気力+5
 +
:『第3次Z天獄篇』『V』『T』『30』で採用。『第3次Z時獄篇』から補正値が強化された。
 
;防御
 
;防御
 
:『OE』で採用。ダメージ20%軽減。
 
:『OE』で採用。ダメージ20%軽減。
642行目: 658行目:  
;[[兜甲児]]、[[ボス]]
 
;[[兜甲児]]、[[ボス]]
 
:スパロボでは付き合いが長く、基本は信頼されているが、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』ではデビットと共にブライトとエマリーの不倫(?)を遠い目で見ていた。
 
:スパロボでは付き合いが長く、基本は信頼されているが、『[[スーパーロボット大戦64|64]]』ではデビットと共にブライトとエマリーの不倫(?)を遠い目で見ていた。
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:『T』『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではアムロと同じく一年戦争の頃からの部下であり戦友。
 
;[[デューク・フリード]]
 
;[[デューク・フリード]]
 
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では物語開始以前から旧式のMSしか揃えられぬ状況下で、彼の[[グレンダイザー]]を主力に据えて苦しい戦いを凌いでいた。中盤ではベガトロン放射能の治療に専念させるべく、敢えて彼に厳しく接する場面も。
 
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では物語開始以前から旧式のMSしか揃えられぬ状況下で、彼の[[グレンダイザー]]を主力に据えて苦しい戦いを凌いでいた。中盤ではベガトロン放射能の治療に専念させるべく、敢えて彼に厳しく接する場面も。
 
;[[流竜馬 (OVA)]]
 
;[[流竜馬 (OVA)]]
:『T』では過去([[一年戦争]]時代)に独断専行した竜馬を叱り飛ばしたことがあり、竜馬からは今でも頭が上がらないとのこと。
+
:『T』『30』では[[一年戦争]]時代からの部下であり戦友。『T』では過去に独断専行した竜馬を叱り飛ばしたことがあり、竜馬からは今でも頭が上がらないとのこと。
 
;[[神隼人 (OVA)]]、[[車弁慶 (OVA)]]
 
;[[神隼人 (OVA)]]、[[車弁慶 (OVA)]]
 
:[[まとめ役]]という事で絡みが多い。
 
:[[まとめ役]]という事で絡みが多い。
699行目: 716行目:  
;[[ジ・エーデル・ベルナル]]
 
;[[ジ・エーデル・ベルナル]]
 
:ブライトに対して後に降りかかる不幸を示唆した。この言葉に、ブライトもどこか動揺を隠せなかった。
 
:ブライトに対して後に降りかかる不幸を示唆した。この言葉に、ブライトもどこか動揺を隠せなかった。
 +
;[[ミツバ・グレイヴァレー]]
 +
:彼女に憧れられている。当初は彼女に[[ドライクロイツ]]の代表を譲られたが、それは辞退している。
 +
:似た経緯で艦長職に任命された先輩として、彼女にアドバイスを送る。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
709行目: 729行目:  
:有名なアムロ[[修正]]シーンの台詞。
 
:有名なアムロ[[修正]]シーンの台詞。
 
:ブライトは甘ったれなアムロに対して怒りが爆発した。
 
:ブライトは甘ったれなアムロに対して怒りが爆発した。
:前者の台詞は、何故かアムロの方を見ずに変なポーズをして語っている。
+
:前者の台詞は、何故かアムロの方を見ずに変なポーズをして語っている。見方を変えればブライト自身も、今に至るまでに修正を受けた経験があるとも取れる。
 
;「何を言うか! ザビ家の独裁を目論む男が何を言うのか!!」
 
;「何を言うか! ザビ家の独裁を目論む男が何を言うのか!!」
 
:[[ギレン・ザビ|ギレン]]の演説を聴いたあとの台詞。
 
:[[ギレン・ザビ|ギレン]]の演説を聴いたあとの台詞。
749行目: 769行目:  
:なお、[[自衛隊|海上自衛隊]]でも聞き間違いを防ぐために、左舷を「さげん」ではなく「ひだりげん」と言う(一方の右舷も同様に「うげん」ではなく「みぎげん」と言う)。これは帝国海軍から引き継いだ慣習でもあり、海上自衛隊の「帝国海軍の後継組織である」という気概を示す一例となっている。また、対照的に海上保安庁では「うげん/さげん」と呼称しており、これには「軍事組織ではない」という意味も込められている。<ref>ただし、当の帝国海軍に関しては「みぎげん/ひだりげん」と「うげん/さげん」のそれぞれを用いた資料が現存しており、状況に合わせて併用していたらしい。</ref>
 
:なお、[[自衛隊|海上自衛隊]]でも聞き間違いを防ぐために、左舷を「さげん」ではなく「ひだりげん」と言う(一方の右舷も同様に「うげん」ではなく「みぎげん」と言う)。これは帝国海軍から引き継いだ慣習でもあり、海上自衛隊の「帝国海軍の後継組織である」という気概を示す一例となっている。また、対照的に海上保安庁では「うげん/さげん」と呼称しており、これには「軍事組織ではない」という意味も込められている。<ref>ただし、当の帝国海軍に関しては「みぎげん/ひだりげん」と「うげん/さげん」のそれぞれを用いた資料が現存しており、状況に合わせて併用していたらしい。</ref>
 
;「何を話しているかはわかっている。誰が子供の戯言を聞けるか」
 
;「何を話しているかはわかっている。誰が子供の戯言を聞けるか」
:『新訳Z』ラストシーン、カミーユとファの会話を聞いてみるかサエグサに問われた時の返事。きつい表現に聞こえるが、ブライトの大人の配慮が垣間見える一言。二人を穏やかに見つめるのが印象深い。彼の新訳Zの最後の台詞である。
+
:『新訳Z』ラストシーン、カミーユとファの会話を聞いてみるかサエグサに問われた時の返事。きつい表現に聞こえるが、ブライトの大人の配慮が垣間見える一言。二人を穏やかに見つめるのが印象深い。彼の新訳Zの、そして鈴置洋孝氏の声によるブライトの最後の台詞である。
    
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
764行目: 784行目:  
:これに対してウォンが「カミーユのことか?」と返しており、それにブライトが「まだ覚えていて下さったんですね…」と返しているあたり、カミーユの悲劇がブライトにも暗い影を落としていた事が分かる。
 
:これに対してウォンが「カミーユのことか?」と返しており、それにブライトが「まだ覚えていて下さったんですね…」と返しているあたり、カミーユの悲劇がブライトにも暗い影を落としていた事が分かる。
 
;「ニュータイプの存在を待っていらっしゃる方が、なんで子供達のビビッドな感受性を信じようとなさらないんです! あの感覚こそ、ニュータイプの始まりだと思いませんか!」
 
;「ニュータイプの存在を待っていらっしゃる方が、なんで子供達のビビッドな感受性を信じようとなさらないんです! あの感覚こそ、ニュータイプの始まりだと思いませんか!」
:自分の命令に従わずに出撃しようとしたジュドー達の行動に怒るウォンへの台詞。
+
:自分の命令に従わずに出撃しようとしたジュドー達の行動に怒るウォンへの台詞。だが、かつての一年戦争の再来の如くネオ・ジオンの地球への本格的な侵攻作戦が始まろうとする中、カミーユの時よりも遥かに身勝手な行動を繰り返すジュドー達にウォンが怒りを覚えるのは当然と言えば当然で、むしろジュドー達に感情移入しきっていたブライトの方がジュドー達への対応が甘過ぎるとも言えた。
 +
;「貴方がこの子達をどう処分なさろうと自由です。が…アーガマのクルー全員がこの子達と同じ考えだという事を忘れないで下さい」
 +
:無断出撃から戻って来たジュドー達を叱責したウォンに対し、ブライトがそれを庇っていった台詞。尤も、'''この場にいるシャングリラの子供達を除くアーガマのクルーはブライト唯一人'''であり、全然説得力が無いのだが、ウォンの方はすっかりブライトがジュドー達に感化されているのを察したのか、何も言わなくなった。
 +
:しかし、'''潜伏しているネオ・ジオンを叩く為にグラナダの宇宙港に大被害を出してしまう'''という、かつて敵対したティターンズに引けを取らない大問題行為に出たにも拘らず反省しないジュドー達を庇うだけでなく、それをさもアーガマ全体の意志であるかの様に語るのは、度が過ぎる甘さと言えなくも無いのだが…。
 
;「私だってそうだ。しかし我々を生み育んでくれたのは地球だろう。ならば、宇宙にも出ないで地球を汚している連中を追い出すのも、義務というものだ」
 
;「私だってそうだ。しかし我々を生み育んでくれたのは地球だろう。ならば、宇宙にも出ないで地球を汚している連中を追い出すのも、義務というものだ」
 
:第23話で戦う理由を見いだせないビーチャとモンドを諭すが、その際にモンドがスペースノイドだからと答えた時の台詞。ファーストではホワイトベースで初めて宇宙に上がったと語っており、その後は地球に住まいを構えている事から本来ブライトは地球生まれの地球育ちで、地球に住むバリバリのアースノイドである筈なのだが、ニュータイプとの出会いやエゥーゴに参加する事によって精神的にはスペースノイドとして生きている事が分かる。
 
:第23話で戦う理由を見いだせないビーチャとモンドを諭すが、その際にモンドがスペースノイドだからと答えた時の台詞。ファーストではホワイトベースで初めて宇宙に上がったと語っており、その後は地球に住まいを構えている事から本来ブライトは地球生まれの地球育ちで、地球に住むバリバリのアースノイドである筈なのだが、ニュータイプとの出会いやエゥーゴに参加する事によって精神的にはスペースノイドとして生きている事が分かる。
811行目: 834行目:  
;「シャアの後裔を自認する連中のやることとは思えんな…」
 
;「シャアの後裔を自認する連中のやることとは思えんな…」
 
:OVA版第4巻より、[[シャンブロ]]の虐殺の惨状を見て呟く。この一言から、ブライトなりにシャアのことを信用していたことがうかがえる。
 
:OVA版第4巻より、[[シャンブロ]]の虐殺の惨状を見て呟く。この一言から、ブライトなりにシャアのことを信用していたことがうかがえる。
:ただし現実のシャアは(特に「逆襲のシャア」においては)一応は正規に締結しテレビ公開までした降伏調印を一方的に破って騙し討ちを仕掛け、5thルナを落として民間人を大量殺戮し、アクシズを起こしてアースノイドを絶滅させようとしたとんでもない虐殺魔であり、シャンブロの凶行もシャアならやれることである。
+
:ただし現実のシャアは(特に「逆襲のシャア」においては)一応は正規に締結しテレビ公開までした降伏調印を一方的に破って騙し討ちを仕掛け、5thルナを落として民間人を大量殺戮し、アクシズを起こしてアースノイドを絶滅させようとしたとんでもない虐殺魔であり、シャンブロの凶行もシャアならやれることであった。
 +
:ただし、手段はともかくシャアは彼なりの理想と構想を持った上での行動で、「シャアなら戦略的に意味のない虐殺はしない」と解釈したという事かもしれない。実際、この時のシャンブロやジオン残党の行った虐殺は、最早ジオニズムの事など頭に無いどころか、ただ「連邦やアースノイドを殺してやりたい」という醜悪なまでの憎悪と殺意によるもので、シャアのやっている事とは似ている様で全く異なるものと言える。
 
;「ガンダム……」
 
;「ガンダム……」
 
:OVA版第4巻より。ラー・カイラムのブリッジから、[[トリントン基地]]を襲う[[シャンブロ]]を前にNT-Dを発動した[[ユニコーンガンダム]]を見ての一言。
 
:OVA版第4巻より。ラー・カイラムのブリッジから、[[トリントン基地]]を襲う[[シャンブロ]]を前にNT-Dを発動した[[ユニコーンガンダム]]を見ての一言。
832行目: 856行目:  
;「壊せ! 全部壊すんだッ! 全機、シャトルを片っ端から破壊しろッ!」
 
;「壊せ! 全部壊すんだッ! 全機、シャトルを片っ端から破壊しろッ!」
 
:ミッション43「難民船団阻止」における味方部隊への指示。
 
:ミッション43「難民船団阻止」における味方部隊への指示。
 +
:宇宙難民が乗る非武装シャトルを片っ端から破壊するよう命じるブライトは必見。
    
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
867行目: 892行目:  
;アムロ「払ったね」
 
;アムロ「払ったね」
 
;「払って何が悪いか!」
 
;「払って何が悪いか!」
:ENEOS株式会社のガソリンスタンド決済ツール「EneKey」のCMにて。本編の「殴った」を「払った」に置き換えたパロディなのだが、内容的に「'''アムロのカードで勝手に高額商品を購入して、問い詰められたら彼を殴り飛ばして逆ギレするブライト'''」を連想させる構図になってしまっており、ENEOSのガンダムキャラパロディの中でもひと際シュール。
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:ENEOS株式会社のガソリンスタンド決済ツール「EneKey」のCMにて。本編の「殴った」を「払った」に置き換えたパロディなのだが、内容的に「'''アムロのカードで勝手に使用して、問い詰められたら彼を殴り飛ばして逆ギレするブライト'''」を連想させる構図になってしまっており、ENEOSのガンダムキャラパロディの中でもひと際シュール。
    
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
875行目: 900行目:  
:;「我々は、地球上でティターンズの勢力つぶしにあたります。それと人手不足という事でしたら、こちらから何名か、戦力をお送りしましょう」<br />「後ほど検討して、お知らせします」<br />「そうだな…ダンクーガチームか、コンバトラーチームか…どちらかだろうな」
 
:;「我々は、地球上でティターンズの勢力つぶしにあたります。それと人手不足という事でしたら、こちらから何名か、戦力をお送りしましょう」<br />「後ほど検討して、お知らせします」<br />「そうだな…ダンクーガチームか、コンバトラーチームか…どちらかだろうな」
 
::第32話or第33話「ダカールの日」終了後に、戦力不足に苦しむ[[エゥーゴ]]に戦力供給を提案する。
 
::第32話or第33話「ダカールの日」終了後に、戦力不足に苦しむ[[エゥーゴ]]に戦力供給を提案する。
::次シナリオ開始時にコン・バトラーチームか[[獣戦機隊]]のどちらを送るか選択する事になるのだが、サブキャラクターはともかく'''主人公クラスのキャラクターが仲間から永久離脱してしまうイベントは、後にも先にもこれのみ'''。[[スーパーファミコン|SFC]]の容量不足を感じさせてくれる。
+
::次シナリオ開始時にコン・バトラーチームか[[獣戦機隊]]のどちらを送るか選択する事になるのだが、サブキャラクターはともかく'''主人公クラスのキャラクターが仲間から永久離脱してしまうイベントは、後にも先にもこれのみ'''<ref>正確には『第3次』『F完結編』『α』のカミーユや『F完結編』の[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]も永久離脱イベントがあるが、カミーユはフラグ次第で阻止でき、ヒイロはルート選択とフラグ次第で帰ってくる。</ref>。[[スーパーファミコン|SFC]]の容量不足を感じさせてくれる。
 
::ちなみに[[プレイステーション|PS]]移植版の『第4次S』では、このイベントは発生しない。
 
::ちなみに[[プレイステーション|PS]]移植版の『第4次S』では、このイベントは発生しない。
 
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881行目: 906行目:  
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:;「どういう事だ、シンジ君。君は[[EVA初号機|エヴァンゲリオン]]のパイロットだろう?」<br />シンジ「……僕はもう、乗りたくないんです」<br />「乗りたくない?」<br />シンジ「僕がいなくたって、エヴァじゃなくたって、使徒は倒せるんでしょ? だったら、僕がエヴァに乗る必要なんてないじゃないですか。ブライトさんだって言ってたでしょ。僕に戦いを無理強いするつもりはないって」
 
:;「どういう事だ、シンジ君。君は[[EVA初号機|エヴァンゲリオン]]のパイロットだろう?」<br />シンジ「……僕はもう、乗りたくないんです」<br />「乗りたくない?」<br />シンジ「僕がいなくたって、エヴァじゃなくたって、使徒は倒せるんでしょ? だったら、僕がエヴァに乗る必要なんてないじゃないですか。ブライトさんだって言ってたでしょ。僕に戦いを無理強いするつもりはないって」
::第19話(ルートにより変動)「ネルフ襲撃」より。ブリッジに上がってきた[[碇シンジ|シンジ]]に、[[使徒]]が襲撃して来たにも関わらず、[[ネルフ]]本部を抜け出していた彼に脱走した理由を聞く。最初は静かに黙って聞いていたが、彼の甘ったれた子供の屁理屈を聞いているうちに我慢が限界に達し、次の瞬間…。
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::第19話(ルートにより変動)「ネルフ襲撃」より。ブリッジに上がってきた[[碇シンジ|シンジ]]に、[[使徒]]が襲撃して来たにも関わらず、[[ネルフ]]本部を抜け出していた彼に脱走した理由を聞く。最初は静かに黙って聞いていたが、彼の屁理屈を聞いているうちに我慢が限界に達し、甘えた考えを叩き直そうと[[修正]]を加える。
 
:;シンジ「!? い、いきなり何をするんですか!? 殴るなんて……父さんにも殴られた事ないのに……」<br />「甘ったれるな!! 殴って何が悪いか!! 貴様はいい、そうやってグチを言っていれば気が晴れるんだからな。だが、今の貴様はただ逃げているだけだ!!」<br />シンジ「逃げちゃ……いけないんですか」<br />「時と場合を考えろ!! 自分に与えられた責任を果たさずに逃げ出してどうする」<br />シンジ「……僕が望んだわけじゃないのに……」<br />「だったら自分勝手に降りていいと言うのか!? 一度でも自分の意思でエヴァに乗り込んだ事はないのか!?」<br />シンジ「あ……そ……それは……」<br />「''はじめは人に強制されていたとしても、自分で決めた事なら、最後までやり通して見せろ! 最低でもけじめはつけるんだ''」<br />シンジ「けじめ……」<br />「そうだ。貴様自身の事なんだからな」
 
:;シンジ「!? い、いきなり何をするんですか!? 殴るなんて……父さんにも殴られた事ないのに……」<br />「甘ったれるな!! 殴って何が悪いか!! 貴様はいい、そうやってグチを言っていれば気が晴れるんだからな。だが、今の貴様はただ逃げているだけだ!!」<br />シンジ「逃げちゃ……いけないんですか」<br />「時と場合を考えろ!! 自分に与えられた責任を果たさずに逃げ出してどうする」<br />シンジ「……僕が望んだわけじゃないのに……」<br />「だったら自分勝手に降りていいと言うのか!? 一度でも自分の意思でエヴァに乗り込んだ事はないのか!?」<br />シンジ「あ……そ……それは……」<br />「''はじめは人に強制されていたとしても、自分で決めた事なら、最後までやり通して見せろ! 最低でもけじめはつけるんだ''」<br />シンジ「けじめ……」<br />「そうだ。貴様自身の事なんだからな」
::上記の台詞の後、シンジに鉄拳制裁をお見舞いした[[修正]]シーンのやり取り。庵野秀明監督の提案による、かの有名なアムロ修正シーンのオマージュ。
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::修正を加えた後、中途半端な対応を叱りつけた際のやりとり。庵野秀明監督の提案による、かの有名なアムロ修正シーンのオマージュでもある。原作で脱走したアムロと異なり、このブライトからの叱咤激励をきっかけにシンジは成長の第一歩を踏み出す事になる。
::このブライトの叱咤激励をきっかけにシンジは成長の第一歩を踏み出す事になる。
   
:;「万丈君のダイターンの戦力も重要だが、[[破嵐財閥]]のバックアップはもっと重要だからな。しばらく[[破嵐万丈|万丈君]]には、財閥の経営に専念してもらおう」
 
:;「万丈君のダイターンの戦力も重要だが、[[破嵐財閥]]のバックアップはもっと重要だからな。しばらく[[破嵐万丈|万丈君]]には、財閥の経営に専念してもらおう」
 
::第20話(ルートにより変動)「ドクーガの野望」より。破嵐財閥の経営の為に復帰が遅れている万丈について、アムロと話して。
 
::第20話(ルートにより変動)「ドクーガの野望」より。破嵐財閥の経営の為に復帰が遅れている万丈について、アムロと話して。
904行目: 928行目:  
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:;「う、うむ。まさか私も[[リーンホースJr.|リーンホース]]で[[使徒]]を倒せるとは思わなかった…」
 
:;「う、うむ。まさか私も[[リーンホースJr.|リーンホース]]で[[使徒]]を倒せるとは思わなかった…」
::第28話「EOTの島」より。確かに驚愕するのは無理ないが…。
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::第28話「EOTの島」より。確かに驚愕するのは無理ないが…。なお、このイベントを見るとシンジフラグが立たなくなるので注意。EVAの面目丸潰れなので無理もない。
 +
::後の『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』にて[[田中司令]]がオマージュした台詞を発している。
 
:;「いや、ほっとしているんだ。ザビ家とは7年前からずっと戦い続けているような気がしていたからな…」
 
:;「いや、ほっとしているんだ。ザビ家とは7年前からずっと戦い続けているような気がしていたからな…」
 
::第56話「ジオンの幻像」で[[マクロス]]からの「[[ア・バオア・クー]]陥落」の報告を受けても、然ほど喜んだ素振りを見せぬブライトを訝しむ[[チェーン・アギ|チェーン]]へ、複雑な胸中を語る。
 
::第56話「ジオンの幻像」で[[マクロス]]からの「[[ア・バオア・クー]]陥落」の報告を受けても、然ほど喜んだ素振りを見せぬブライトを訝しむ[[チェーン・アギ|チェーン]]へ、複雑な胸中を語る。
961行目: 986行目:  
:;「なぜそれを一人で、しかもこんなやり方で背負おうとする!?」
 
:;「なぜそれを一人で、しかもこんなやり方で背負おうとする!?」
 
::隠しシナリオ「忌まわしき記憶とともに」より。シャアとの決戦の際、人類の業を背負うと述べたシャアへの台詞。原作や他の逆シャアシナリオでは無かったシャアとブライトの貴重な会話でもある。
 
::隠しシナリオ「忌まわしき記憶とともに」より。シャアとの決戦の際、人類の業を背負うと述べたシャアへの台詞。原作や他の逆シャアシナリオでは無かったシャアとブライトの貴重な会話でもある。
 +
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]
 +
:;「残存勢力を半年掛かっても解決できないのは先の読めなかった我々軍人達の失態だ…ただ、彼らには謝ることしか出来ん…」
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::第1話「舞い堕ちる火種」にて、ジュドーを再び戦力に加えることについて。このような事態になったのは[[地球連邦政府|連邦政府]]が状況を甘く見た為であるので、軍の失態というわけではないが、それでもこのような言い方をするあたりがブライトらしい。しかもこの直後に[[修羅|新たな敵]]が現れることになってしまう…。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
979行目: 1,007行目:  
:;「声が小さい!」
 
:;「声が小さい!」
 
::その後「はい…」と力無く返答したユリカに対し、一喝する。さしものユリカもタジタジだったが、その甲斐あって普段の調子を取り戻す。ただ、そばで見ていた[[ハルカ・ミナト|ミナト]]からは「ブライト艦長ってけっこう体育会系だったのねぇ」と言われてしまうが…。
 
::その後「はい…」と力無く返答したユリカに対し、一喝する。さしものユリカもタジタジだったが、その甲斐あって普段の調子を取り戻す。ただ、そばで見ていた[[ハルカ・ミナト|ミナト]]からは「ブライト艦長ってけっこう体育会系だったのねぇ」と言われてしまうが…。
 +
:;「わかった。クワトロ大佐、歓迎する」
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::第14話「平和解放軍」or「天才科学者アイザムの挑戦」エンドデモ。[[レディ・アン]]の口利きにより配属が決まった「クワトロ・バジーナ」に関して、レディ・アンからの書状を確認した後の台詞。この台詞から、恐らくその書状には[[シャア・アズナブル|「クワトロ」の正体]]のことが記載されており、[[星の屑作戦]]まで敵として戦い続けたブライトからすれば驚きと困惑が抜けなかったゆえのものだろう。当のクワトロ本人からは「私は大尉ですよ」と訂正される。
 
:;「わかっているのか! お前のとった行動は結果的には良かったかもしれない。だが、組織の一員としては最低だ!」
 
:;「わかっているのか! お前のとった行動は結果的には良かったかもしれない。だが、組織の一員としては最低だ!」
::第26話(「デビル機動要塞はどうなっている!?」)ルート「君を永遠に愛してる」or「トラスト・ユー・フォーエバー」クリア後、ネェル・アーガマでケーンが母・アオイのためとはいえ、一時ギガノスに寝返ったことについて、全てが解決した後に修正を加えた時の台詞。ドモンやボルテスチームなど、家族の命が懸かっていても公私混同をせずに戦う者がいること、隊に損害を与えたことを考えれば当然と言え、上述のリアル系第2話での修正とは違い、ケーンも叱責を受け入れている。ただし、裏切りを犯しながら謹慎で済ませる温情を見せ、さらに…。
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::第26話(「デビル機動要塞はどうなっている!?」)ルート「君を永遠に愛してる」or「トラスト・ユー・フォーエバー」クリア後、ネェル・アーガマでケーンが母・アオイのためとはいえ、一時ギガノスに寝返ったことについて、全てが解決した後に修正を加えた時の台詞。ドモンやボルテスチームなど、家族の命が懸かっていても公私混同をせずに戦う者がいること、隊に損害を与えたことを考えれば当然の事であり、実際の軍隊であれば極刑や懲役・降格処分にも当てはまりかねない重大なことでもある。リアル系第2話での修正とは違い、ケーンも自分がしたことの重大さを理解して叱責を受け入れている。ただし、事情を考慮して謹慎で済ませる温情を見せ、さらに…。
 
:;「リンダくん」<br />リンダ「はい?」<br />「…救急箱を持って、ワカバ准尉の所へ行ってやれ」<br />リンダ「は、はいっ!」
 
:;「リンダくん」<br />リンダ「はい?」<br />「…救急箱を持って、ワカバ准尉の所へ行ってやれ」<br />リンダ「は、はいっ!」
::ケーンが連行された後、傷の手当てをケーンのガールフレンドであるリンダに依頼するという気遣いを見せた。示しと温情の双方を見せるブライトのやり方に、甲児も「この辺がうまいよな、ブライトさんは」と絶賛している。
+
::ケーンが連行された後、傷の手当てをケーンのガールフレンドであるリンダに依頼するという気遣いを見せた。示しと温情の双方を見せるブライトのやり方に、甲児も「この辺がうまいよな、ブライトさんは」と絶賛している。反対に鉄也は「甘いだけ」と呆れている。
 
:
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
1,009行目: 1,039行目:  
::同じく第20話でバナージと対面した際のやり取りの一部より。基本的に原作と同じ事を喋っているのだが、原作と唯一違う最後の一言は、BXの世界で一番最初に『ガンダム』に乗り、そして[[キャプテン・アッシュ|何]][[アムロ・レイ|名]][[カミーユ・ビダン|か]][[ジュドー・アーシタ|の]]ガンダムのパイロットとその行く末を見てきたであろうフリットに話を振っているのが心憎い。
 
::同じく第20話でバナージと対面した際のやり取りの一部より。基本的に原作と同じ事を喋っているのだが、原作と唯一違う最後の一言は、BXの世界で一番最初に『ガンダム』に乗り、そして[[キャプテン・アッシュ|何]][[アムロ・レイ|名]][[カミーユ・ビダン|か]][[ジュドー・アーシタ|の]]ガンダムのパイロットとその行く末を見てきたであろうフリットに話を振っているのが心憎い。
 
:;(目を疑う光景だが…不思議と受け入れる事ができる…)<BR/>(お前もどこかで見ているのか…? アムロ…)
 
:;(目を疑う光景だが…不思議と受け入れる事ができる…)<BR/>(お前もどこかで見ているのか…? アムロ…)
::第43話「Trailblazer」より。[[ELS]]の花が咲いた直後のモノローグ。
+
::第43話「Trailblazer」より。[[ELS]]の[[花]]が咲いた直後のモノローグ。
    
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
1,015行目: 1,045行目:  
:
 
:
 
:;「お前達は自分が何をしたのか、わかっているのか?」<br />[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]「自主的に出撃して敵を迎撃したってのに、どうして怒られるんだよ…」<br />「そういう自分勝手が許されないという事をまだ理解できんとはな!相も変わらず情けない連中だ!特にアムロ!10年前にも同じ理由で怒られたお前はまるで成長してないな!」
 
:;「お前達は自分が何をしたのか、わかっているのか?」<br />[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]「自主的に出撃して敵を迎撃したってのに、どうして怒られるんだよ…」<br />「そういう自分勝手が許されないという事をまだ理解できんとはな!相も変わらず情けない連中だ!特にアムロ!10年前にも同じ理由で怒られたお前はまるで成長してないな!」
::ボーナスシナリオ「十年越しの三人」より[[機動戦士ガンダム|かつて]]と同じく無断出撃した[[兜甲児|甲児]]、竜馬、アムロを説教して。ここまでは軍人として厳しく叱責していたが…。
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::ボーナスシナリオ「十年越しの三人」より[[機動戦士ガンダム|かつて]]と同じく無断出撃した[[兜甲児|甲児]]、竜馬、アムロを説教して。ここまでは上官として厳しく叱責していたが…。
:;アムロ「[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]と二人で敵の基地を叩いた時の事か…」<br />甲児「あの一件の後、アムロは家出したんだっけな」<br />「そう言えば、そうだった…あの頃の事は今でも夢に見る。無論、悪夢だがな」<br />甲児「しかし、あの時は危なかったぜ」<br />竜馬「俺達がアムロを無理矢理連れ戻すのがあと少し遅かったら、敵の特攻で犠牲者が出ていたかもな」<br />ブライト「家内とも話すよ。あの時が俺達の人生の中で最大の危機だったって」<br />甲児「とか何とか言いながら、ブライトさんやハヤトはちゃっかり戦いの中でお相手を見つけてるんだよな」<br />竜馬「俺もあの中から誰かにツバでもつけとくべきだったぜ」<br />「そんな事は艦長である俺が絶対に許さなかったがな」<br />竜馬「あんたが言ったんじゃ、まったく説得力がないぜ」<br />「そう言うな。あの極限の状況の中だからこそ互いを必要としたというのもあるんだ」
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:;アムロ「[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]と二人で敵の基地を叩いた時の事か…」<br />甲児「あの一件の後、アムロは家出したんだっけな」<br />「そう言えば、そうだった…あの頃の事は今でも夢に見る。無論、悪夢だがな」<br />甲児「しかし、あの時は危なかったぜ」<br />竜馬「俺達がアムロを無理矢理連れ戻すのがあと少し遅かったら、敵の特攻で犠牲者が出ていたかもな」<br />ブライト「家内とも話すよ。あの時が俺達の人生の中で最大の危機だったって」<br />甲児「とか何とか言いながら、ブライトさんやハヤトはちゃっかり戦いの中でお相手を見つけてるんだよな」<br />竜馬「俺もあの中から誰かにツバでもつけとくべきだったぜ」<br />「そんな事は艦長である俺が絶対に許さなかったがな」<br />竜馬「あんたが言ったんじゃ、まったく説得力がないぜ」<br />「そう言うな。あの極限の状況の中だからこそ互いを必要としたというのもあるんだ」<br />「…とにかくだ。お前たちは若い連中の手本になることが求められる立場にあるんだ」<br />アムロ「それは理解しているつもりだ」<br />「だったら、行動で示せ。期待しているぞ、アムロ、竜馬、甲児!」
::同上。3人のペースに乗せられていつの間にやら[[一年戦争]]の思い出話に。これには部下の[[メラン]]も見かねて釘を刺した。
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::同上。3人のペースに乗せられていつの間にやら[[一年戦争]]の思い出話に。これには部下の[[メラン]]からも釘を刺され、最後には先輩パイロットとしての自覚を促す言葉をかけて締め括った。
::なお、ブライトもこうなることは想定していたようでわざわざ3人をブリッジに上げて説教していた。
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::なお、ブライトもこうなることは想定していたようで、怒鳴りつけた際には「修正」という単語を用いながらもわざわざ3人をブリッジに上げて説教していた。
 
::余談であるが、「敵の特攻で犠牲者が出ていたかも」と言っているため『T』の世界では[[リュウ・ホセイ]]が生存している可能性が示唆されている。
 
::余談であるが、「敵の特攻で犠牲者が出ていたかも」と言っているため『T』の世界では[[リュウ・ホセイ]]が生存している可能性が示唆されている。
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:;(シャア…お前ほどの男が、こんな結末でいいのか… 堕ちた赤い彗星…そんなお前に、スペースノイドがついていくはずが…)<br />「あ…」<br />メラン「どうしました、艦長?」<br />「何でもない…」<br />(そうか…。それがシャアの本当の狙いか…)
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::シャアとの戦闘前会話。[[T3]]中ただ一人、シャアの真意に気づいた。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])
 
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|MX PORTABLE]])
 
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:;「確かにな…」
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::リアル系1話「追撃者」より、[[アクア・ケントルム|アクア]]のDFCスーツについて[[ビーチャ・オーレグ|ビーチャ]]の「気になる」という発言に続けて。やはりまんざらでもない…のか?直後にアクア本人と[[エル・ビアンノ|エル]]から困惑されてしまった。
 
:;「なら、二人共…今すぐ走ってこい」
 
:;「なら、二人共…今すぐ走ってこい」
 
::第18話(重慶ルート)「Bright you now」にて、食事の後すぐにミーティングを行うにも拘らず、ビールを飲んだミサトと[[紫東遙|遙]]に対して。
 
::第18話(重慶ルート)「Bright you now」にて、食事の後すぐにミーティングを行うにも拘らず、ビールを飲んだミサトと[[紫東遙|遙]]に対して。
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:;「その軍人の本義を忘れた男が何を言うか!」
 
:;「その軍人の本義を忘れた男が何を言うか!」
 
::第43話「歪む宇宙」より。[[シャピロ・キーツ]]との決着戦にて、ブライトを「一介の軍人」と嘲るシャピロに対して。
 
::第43話「歪む宇宙」より。[[シャピロ・キーツ]]との決着戦にて、ブライトを「一介の軍人」と嘲るシャピロに対して。
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;[[スーパーロボット大戦30|30]]
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:;「私も君と同じだ。士官候補生の身でありながら成り行きでホワイトベースの艦長になり…」<br />「がむしゃらにやってきたら、いつの間にか、世間では名艦長扱いだ」<br />「だから、君も思うままにやってみるんだ。そのフォローはしよう」<br />ミツバ「…私に出来るんでしょうか…」<br />「出来る、出来ないではない。やるんだ」<br />「それが指揮を執るものの務めだと思え」
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::「新たな物語」より。[[ミツバ・グレイヴァレー|ミツバ]]からの[[ドライクロイツ]]指令就任要請を辞退し、その理由を「新しい時代に必要なのは若い力だ」と語った後、ミツバにかつての自分の境遇を重ねてアドバイスを送る。
    
== 主な搭乗機体 ==
 
== 主な搭乗機体 ==
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