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== フルメタル・パニックシリーズ(Full Metal Panic Series) ==
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'''フルメタル・パニックシリーズ'''とは、賀東招二による『月刊ドラゴンマガジン』連載のライトノベルと、それを原作とした漫画やアニメなどの作品群。
賀東招二による「月刊ドラゴンマガジン」連載のライトノベルと、それを原作としたアニメシリーズ。幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士・[[相良宗介]]を[[主人公]]にしたSFミリタリーアクション作品。学園コメディの短編シリーズも存在する。
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=== 原作小説 ===
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== 概要 ==
当初は短編が「ドラゴンマガジン」に連載され、長編は書き下ろしという形を取っていた(ドラゴンマガジンの基本パターン)。短編を終わらせ、一時期長編が連載に移行したが、程なく書き下ろしに戻った。クライマックス直前の場面で終わった巻から2年以上続刊が出ず、ファンをやきもきさせていたが、2010年7月・8月に最終話上下巻が刊行され、およそ12年の連載を経て完結を迎えた。
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幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士・[[相良宗介]]を[[主人公]]にしたSFミリタリーアクション作品。シリアスな長編シリーズと、学園コメディが繰り広げられる短編シリーズが並行して展開された。この二つは完全に住み分けされており、原作の長編小説では短編のドタバタなノリを入れることは基本的に避けている。アニメ化されるときも短編と長編は別々であった。
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短編シリーズは2004年に連載終了。2011年8月に既存の未収録分エピソードを収録した9冊目が発売された。同日には実質続編ともいえる別作者の外伝『フルメタル・パニック! アナザー』の刊行もスタートした。
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巨大ロボットモノであるが、携行する銃や航空機・艦船などロボット以外の兵器の大半が現実に存在するマシンで占められており、ロボット自体もヘリ等による輸送が可能な大きさに設定されている。ただし原作小説では物語が進むにつれ作品の根源をなすSF要素が顔を出していき、今まで主人公や対をなす敵が幾度となく使用してきた[[ラムダ・ドライバ]]の本質も明かされ、「歴史改変SF」としての物語が表面化していった。中盤のあるエピソードをきっかけに主人公側の組織が壊滅し、以降はそれまでの雰囲気が嘘であるかのようなハードなストーリーが展開されていく。
 
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=== 世界観 ===
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巨大ロボットモノであるが、携行する銃や航空機・艦船などロボット以外の兵器の大半が現実に存在するマシンで占められており、ロボット自体も現実の戦車と同様にヘリ等による輸送が可能な大きさに設定されている。時代設定も伴ってロボット要素を抜けば現実に存在しうる世界観であると思えてしまうのが本作の特徴である。
      
この世界では、ソ連でペレストロイカを推進したミハイル・ゴルバチョフ書記長が暗殺されている。そのためソ連が崩壊しておらず、アフガン紛争がロボット兵器AS([[アーム・スレイブ]])の投入により早期に終結したことになっており、未だにソ連を初めとした東側諸国が勢力を持っているだけではなく、冷戦構造はむしろ拡大され、ドイツ、朝鮮半島、ベトナムに継いで中国までもが南北に分断されている(ただし、ドイツは史実通り統合している)。
 
この世界では、ソ連でペレストロイカを推進したミハイル・ゴルバチョフ書記長が暗殺されている。そのためソ連が崩壊しておらず、アフガン紛争がロボット兵器AS([[アーム・スレイブ]])の投入により早期に終結したことになっており、未だにソ連を初めとした東側諸国が勢力を持っているだけではなく、冷戦構造はむしろ拡大され、ドイツ、朝鮮半島、ベトナムに継いで中国までもが南北に分断されている(ただし、ドイツは史実通り統合している)。
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主人公・[[相良宗介]]が所属する傭兵部隊[[ミスリル]]は、そんな不安定な国際情勢の中、秩序安定を図る目的で結成された部隊であり、世界各地に姿を現す。
 
主人公・[[相良宗介]]が所属する傭兵部隊[[ミスリル]]は、そんな不安定な国際情勢の中、秩序安定を図る目的で結成された部隊であり、世界各地に姿を現す。
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== スパロボシリーズにおいて ==
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== シリーズ一覧 ==
[[スーパーロボット大戦シリーズ]]初参戦の『[[スーパーロボット大戦J]]』、2回目の『[[スーパーロボット大戦W]]』ともアニメ版クレジットでの参戦。アニメ版3作目の『TSR』はWに参戦こそしているのだが、戦闘アニメーションは基本的にJの使い回しだったため、『TSR』でメカデザインが変更されたのにも関わらず第一作目のメカデザインで『TSR』のストーリーをなぞる形となっている。<br />
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長編、短編、外伝は[[フルメタル・パニック! (原作小説版)]]を参照。
シリーズの本筋の謎や[[伏線]]が解き明かされるのはアニメ化されてない後半エピソードであり、さらにJとWはその小説版での種明かしがされる前に開発されているため、両作ではクロスオーバーを駆使して原作とは全く異なる独自の解釈で伏線解消に努めている。
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2013年発売の『[[スーパーロボット大戦UX]]』では『[[鉄のラインバレル]]』が原作漫画版設定での参戦が実現した為、本作もアニメ化されていないストーリー込で原作小説名義での参戦・再現を望む声も多い。<br />
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=== スピンアウト作品 ===
『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』にて、初参戦のJから約9年の時を経てアニメ3作がついに初の声付きで参戦。据え置き機への参戦も初であり、さらに参戦自体もW以来の7年ぶりとなる。PV第1弾にて[[相良宗介]]、[[テレサ・テスタロッサ]]、[[ガウルン]]が登場している。原作のイラストレーターである四季童子がTwitterで「第三次スーパーロボット大戦Zで原作フル参戦」と述べており(該当のツイートは削除済み)、真偽も込みで続報が待たれる。
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『フルメタル・パニック! アナザー 5』限定版にはアクションフィギュア「ROBOT魂 ブレイズ・レイヴン二号機」が同梱。また、文庫本のカラーカバーのイラストが通常版とは異なる。
 
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== シリーズ一覧 ==
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=== 長編 ===
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2008年10月に新装版が発売され、カバーイラストが一新された。
   
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! タイトル !! 初版発売年月
+
! タイトル !! 初版発売年月日
 
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| 戦うボーイ・ミーツ・ガール || 1998年9月
+
| フルメタル・パニック! アナザー 1 || 2011年8月20日
 
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| 疾るワン・ナイト・スタンド || 1999年3月
+
| フルメタル・パニック! アナザー 2 || 2011年12月20日
 
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| 揺れるイントゥ・ザ・ブルー || 2000年2月
+
| フルメタル・パニック! アナザー 3 || 2012年3月17日
 
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| 終わるデイ・バイ・デイ (上) || 2000年11月
+
|フルメタル・パニック! アナザー 4 || 2012年8月17日
 
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| 終わるデイ・バイ・デイ (下) || 2001年4月
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|フルメタル・パニック! アナザー 5 通常版 || 2013年2月20日
 
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| 踊るベリー・メリー・クリスマス || 2003年3月
+
|フルメタル・パニック! アナザー 5 限定版 || 2013年2月6日
 
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| つづくオン・マイ・オウン || 2004年10月
+
|フルメタル・パニック! アナザー 6 || 2013年9月25日
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  −
| 燃えるワン・マン・フォース || 2006年1月
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  −
| つどうメイク・マイ・デイ || 2007年3月
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| せまるニック・オブ・タイム || 2008年2月
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| ずっと、スタンド・バイ・ミー (上) || 2010年7月
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  −
| ずっと、スタンド・バイ・ミー (下) || 2010年8月
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=== 短編 ===
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! タイトル !! 初版発売年月
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|フルメタル・パニック! アナザー 7 || 2014年1月18日
 
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| 放っておけない一匹狼? || 1998年12月
+
|フルメタル・パニック! アナザー 8 || 2014年8月25日
 
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| 本気になれない二死満塁? || 1999年5月
+
|フルメタル・パニック! アナザー 9 || 2014年11月25日
 
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| 自慢にならない三冠王? || 1999年10月
+
|フルメタル・パニック! アナザー 10 || 2015年2月25日
 
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| 同情できない四面楚歌? || 2000年6月
+
|フルメタル・パニック! アナザー 11 || 2015年9月19日
 
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| どうにもならない五里霧中? || 2001年10月
+
|フルメタル・パニック! アナザー 12 || 2016年2月20日
 
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| あてにならない六法全書? || 2002年6月
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|フルメタル・パニック! アナザー SS || 2016年2月20日
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  −
| 安心できない七つ道具? || 2003年7月
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| 悩んでられない八方塞がり? || 2005年7月
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  −
| マジで危ない九死に一生? || 2011年8月12日
   
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=== 短編([[ミスリル]]) ===
+
=== テーブルトークRPG ===
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制作は『[[マクロスF]]』のノベライズを手がけた小太刀右京氏とファーイースト・アミューズメント・リサーチ社。リプレイシリーズでもある『フルメタル・パニック!アンダカヴァ』も展開される。
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なお、『アンダカヴァ』ではプレイヤーに原作イラストレーターである四季童子氏と[[テレサ・テスタロッサ]]役の声優であるゆかな氏が参加している。
 
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! タイトル !! 初版発売年月
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! タイトル !! 初版発売年月日
 
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| 音程は哀しく、射程は遠く ―サイドアームズ― || 2004年4月
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| フルメタル・パニック! RPG || 2014年9月20日
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| フルメタル・パニック! アンダカヴァ 1 || 2014年9月20日
 
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| 極北からの声 ―サイドアームズ2― || 2006年7月
   
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=== スピンアウト作品 ===
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=== アニメ作品 ===
『フルメタル・パニック! アナザー 5』限定版にはアクションフィギュア「ROBOT魂 ブレイズ・レイヴン二号機」が同梱。また、文庫本のカラーカバーのイラストが通常版とは異なる。
   
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! タイトル !! 初版発売年月日
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! タイトル !! 第1話発表日 !! 発表形式
 
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| フルメタル・パニック! アナザー 1 || 2011年8月20日
+
| [[フルメタル・パニック!]] || 2002年1月15日 || CS
 
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| フルメタル・パニック! アナザー 2 || 2011年12月20日
+
| [[フルメタル・パニック?ふもっふ]] || 2003年8月 || TV
 
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| フルメタル・パニック! アナザー 3 || 2012年3月17日
+
| [[フルメタル・パニック! The Second Raid]] || 2005年7月13日 || CS
 
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|フルメタル・パニック! アナザー 4 || 2012年8月17日
+
| フルメタル・パニック! The Second Raid 特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日 || 2006年5月26日 || OVA
 
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|フルメタル・パニック! アナザー 5 通常版 || 2013年2月20日
+
| 「フルメタル・パニック!」ディレクターズカット版 第1部 ボーイ・ミーツ・ガール || 2017年11月25日 || 映画
 
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|フルメタル・パニック! アナザー 5 限定版 || 2013年2月6日
+
| 「フルメタル・パニック!」ディレクターズカット版 第2部 ワン・ナイト・スタンド || 2018年1月13日 || 映画
 
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|フルメタル・パニック! アナザー 6 || 2013年9月25日
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| 「フルメタル・パニック!」ディレクターズカット版 第3部 イントゥ・ザ・ブルー || 2018年1月20日 || 映画
 
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|フルメタル・パニック! アナザー 7 || 2014年1月25日
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| フルメタル・パニック! Invisible Victory || 2018年4月13日 || TV
 
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=== アニメ作品 ===
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これらは後に地上波UHF枠とBS11にて2008年から1年をかけて3部作共に放送されている(ただし『TSR』は一部表現に修正が施されている他、最終話のラストシーンがカットされている)。
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『Invisible Victory』は当初2017年秋を予定していたが、諸事情により2018年4月13日に延期された。
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=== オーディオドラマ作品 ===
 
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! タイトル !! 第1話発表日 !! 発表形式
 
! タイトル !! 第1話発表日 !! 発表形式
 
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| [[フルメタル・パニック!]] || 2002年1月15日 || CS
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| フルメタル・パニック! 踊るベリー・メリー・クリスマス || 2016年12月23日 || [https://www.youtube.com/watch?v=jMT7RVet9T0 ネット配信]
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| [[フルメタル・パニック?ふもっふ]] || 2003年8月 || TV
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| [[フルメタル・パニック! The Second Raid]] || 2005年7月13日 || CS
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| フルメタル・パニック! The Second Raid 特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日 || 2006年5月26日 || OVA
   
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これらは後に地上波UHF枠とBS11にて2008年から1年をかけて3部作共に放送されている(ただし『TSR』は一部表現に修正が施されている他、最終話のラストシーンがカットされている)。
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== SRWでの扱い ==
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長編と短編のどちらの要素も混ぜ合わせて取り入れられるのが特徴。場面によってキャラクタ-のノリがガラリと変わることに違和感を覚える人もいる。
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シリーズ本筋の謎や[[伏線]]が解き明かされるのは原作小説の終盤のエピソードであり、2000年代に制作されたアニメ3作品では多くの謎が解き明かされないまま終わっている。スパロボの『J』と『W』は小説版で種明かしがされる前に開発されているため、両作ではクロスオーバーを駆使して原作とは全く異なる独自の解釈で伏線解消に努めている。
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[[スーパーロボット大戦シリーズ]]初参戦の『[[スーパーロボット大戦J]]』、2回目の『[[スーパーロボット大戦W]]』ともアニメ版クレジットでの参戦。アニメ版3作目の『TSR』は『W』に参戦こそしているのだが、戦闘アニメーションは基本的に『J』の使い回しだったため、『TSR』でメカデザインが変更されたのにも関わらず第一作目のメカデザインで『TSR』のストーリーをなぞる形となっている。
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『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』にて、初参戦の『J』から約9年の時を経てアニメ3作がついに初の声付きで参戦。据え置き機への参戦も初であり、参戦自体も『[[スパロボ学園]]』以来の5年ぶりとなる。『時獄篇』では主にアニメのエピソードを再現し、さらに続編『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]』ではファン待望の原作小説版の参戦が実現した。このときアニメに登場していない一部キャラクターは声が当てられなかったが、その後の『[[スーパーロボット大戦V]]』にて行われ『Invisible Victory』にも出演している。
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== 登場作と扱われ方 ==
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「フルメタルパニックシリーズ」が参戦作品として記載された作品のみ記載。個別で参戦した作品はそれぞれの記事を参照。
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=== 携帯機シリーズ ===
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;[[スーパーロボット大戦W]]
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:アニメ第1作、『ふもっふ』、『TSR』の3作品を纏めてシリーズとしている。『TSR』は本作が初参戦。
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:基本的にはアニメ第1作が主軸で、デザインなどは『TSR』に入っても第1作版のまま。『ふもっふ』はストーリー再現が初めて行われたが、アレンジも強い。『TSR』のシナリオ再現は一部のみとなっている。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*小説シリーズの次巻予告は『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の次回予告のオマージュである。
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*作者の賀東招二氏は大のスパロボファンである。ちなみに賀東氏のプレイスタイルは[[量産機]]でクリアするタイプだそうである。
*非アニメ化シナリオの一つ『磯の香りのクック・ロビン』というシナリオに「ダイクウマリュウキングガイ」なる架空の貝が登場する。この名前は[[大空魔竜ガイキング|申し訳程度だがアナグラム]]になっている。
+
*『フルメタ』のアニメ化が縁となったのか後に賀東氏は1期の制作会社であるGONZOと『ふもっふ』『TSR』の制作会社である京都アニメーションがそれぞれ制作したアニメ作品にて脚本家として参加するようにもなった(もっとも、そのために『フルメタ』の執筆が遅れたのではないかと指摘された事もあったが)。
*作者の賀東招二氏は大のスパロボファンであり、劇中設定も「スパロボ参戦の際に使用しやすいもの」を考えて作られているらしい。ちなみに賀東氏のプレイスタイルは[[量産機]]でクリアするタイプだそうである。
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*タイトルの元ネタはアメリカの映画『フルメタル・ジャケット』。
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**アメリカ海兵隊の下劣な罵倒が有名な作品であり、フルメタル・パニック「やりすぎのウォークライ」でもネタにされている。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
<!-- 膨大な数の商品が掲載されることが予想されますので分類やまとめ方に気をつけてください。 -->
 
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<!-- 資料リンク -->
   
== リンク ==
 
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*[http://www.fujimishobo.co.jp/sp/panic/ 富士見書房・特集ページ]
 
*[http://www.fujimishobo.co.jp/sp/panic/ 富士見書房・特集ページ]
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