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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | エレミア砂漠にある古代遺跡の中で、[[オーガノイド]]・[[ジーク]]とともに眠り続けていた。ジークに促された[[バン・フライハイト]]がカプセルを開けたことにより目覚める。過去の記憶を失っており、名を聞かれた際「フィーネ」と口にした為フィーネと呼ばれることになる。 | + | エレミア砂漠にある古代遺跡の中で、[[オーガノイド]]・[[ジーク]]とともに眠り続けていた謎の少女。ジークに促された[[バン・フライハイト]]がカプセルを開けたことにより目覚める。[[記憶喪失|過去の記憶を失って]]おり、名を聞かれた際「フィーネ」と口にした為、以後フィーネと呼ばれることになる。 |
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| 遠くの水源を流れる水の音を聞くことやゾイドのコックピット内から草むらにいる虫を見付けたりできるなど、普通の人間より優れた聴覚、視覚を持つ。当初は感情の起伏に乏しい所謂「無感情キャラ」に近く、また歳も幼い上に記憶喪失の影響もあり'''バンに全裸を晒しても恥じる様子がない'''など社会常識に欠けており、思わぬ行動に出ることも多かった。バンをはじめとする人々との交流で次第に感情も豊かになり、社会常識も身に着けていった。第1部の終盤頃には記憶の一部を取り戻したこともあり、重要な場面では幼い歳とは思えない流暢で難しい用語を使う話も行うようになる場面もある。ただし天然な部分もあり、突飛な言動を取る部分も度々ある。 | | 遠くの水源を流れる水の音を聞くことやゾイドのコックピット内から草むらにいる虫を見付けたりできるなど、普通の人間より優れた聴覚、視覚を持つ。当初は感情の起伏に乏しい所謂「無感情キャラ」に近く、また歳も幼い上に記憶喪失の影響もあり'''バンに全裸を晒しても恥じる様子がない'''など社会常識に欠けており、思わぬ行動に出ることも多かった。バンをはじめとする人々との交流で次第に感情も豊かになり、社会常識も身に着けていった。第1部の終盤頃には記憶の一部を取り戻したこともあり、重要な場面では幼い歳とは思えない流暢で難しい用語を使う話も行うようになる場面もある。ただし天然な部分もあり、突飛な言動を取る部分も度々ある。 |
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| 遺跡に残された「ゾイドイヴ」という言葉を頼りに自分の過去を探し求め、[[ブレードライガー]]への進化時にジークと合体した事で、古代ゾイド人だった事を思い出すも、先にジークの中にバンが入ったため、断片的な記憶しか取り戻せなかった。 | | 遺跡に残された「ゾイドイヴ」という言葉を頼りに自分の過去を探し求め、[[ブレードライガー]]への進化時にジークと合体した事で、古代ゾイド人だった事を思い出すも、先にジークの中にバンが入ったため、断片的な記憶しか取り戻せなかった。 |
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− | 第2部ではバンのサポートに回っており、過去の事は気にしていない様子であったが、[[ヒルツ]]、リーゼといった新たな古代ゾイド人の登場により再び古代ゾイド人の過去と向き合う事を強いられ、特にリーゼからは自分の境遇の差から激しい逆恨みをされ精神攻撃を受ける事もあった。この頃になると、バンの影響かダイナマイトを全身に巻いたジークに乗ってバトルライフルを両手に、囚われの身となったバンと[[トーマ・リヒャルト・シュバルツ]]を助けるべく敵のアジトに殴り込みをかけるなど、かなり過激で無鉄砲な行動に走る事が多くなった。 | + | 第2部ではバンのサポートに回っており、過去の事は気にしていない様子であったが、[[ヒルツ]]、リーゼといった新たな古代ゾイド人の登場により再び古代ゾイド人の過去と向き合う事を強いられ、特にリーゼからは自分の境遇の差から激しい逆恨みをされ精神攻撃を受ける事もあった。この頃になると、バンの影響か喜怒哀楽の感情が豊かになり、ダイナマイトを全身に巻いたジークに乗ってバトルライフルを両手に、囚われの身となったバンと[[トーマ・リヒャルト・シュバルツ]]を助けるべく敵のアジトに殴り込みをかけるなど、かなり過激で無鉄砲な行動に走る事が多くなった。 |
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| 終盤[[ギュンター・プロイツェン]]により事件の真相や[[デスザウラー]]の復活を知る、そしてかつての古代ゾイド人達がそうしたように苦渋の決断として自らゾイドイヴを止め、全てのゾイドを道連れにしてデスザウラーを倒そうとしたが、バン達が自らの手でデスザウラーを殲滅した事で悲劇の再来は回避され、ジークと共にバンの元へ帰るのであった。 | | 終盤[[ギュンター・プロイツェン]]により事件の真相や[[デスザウラー]]の復活を知る、そしてかつての古代ゾイド人達がそうしたように苦渋の決断として自らゾイドイヴを止め、全てのゾイドを道連れにしてデスザウラーを倒そうとしたが、バン達が自らの手でデスザウラーを殲滅した事で悲劇の再来は回避され、ジークと共にバンの元へ帰るのであった。 |
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| ;[[ヒルツ]] | | ;[[ヒルツ]] |
| :[[オリジナルデスザウラー]]を求める彼に利用される。 | | :[[オリジナルデスザウラー]]を求める彼に利用される。 |
| + | ;リーゼ |
| + | :ある意味ではもう一人のフィーネとも言える存在であり、彼女に執拗に付け狙われ人質にされた事もあった。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| :『OE』のエンディングで、元の世界に帰ったら再び敵同士となる彼らに「仲良くしてほしい」と願っていた。 | | :『OE』のエンディングで、元の世界に帰ったら再び敵同士となる彼らに「仲良くしてほしい」と願っていた。 |
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− | == 名台詞 == | + | == 名(迷)台詞 == |
| + | ;「今度もメチャメチャ、動き回りたいと思いまーす!」 |
| + | :次回予告のシメ、今度も滅茶苦茶動き回るぜ!のフィーネVer。 |
| + | ;「見てくださいね? フィーネのお・ね・が・い♪」 |
| + | :第2部40話から次回予告のシメがこちらになる。 |
| + | |
| + | === 第1部 === |
| ;「ねぇ、私…フィーネ?」 | | ;「ねぇ、私…フィーネ?」 |
| :最初期のフィーネは記憶喪失により質問攻めに合うことがある。これはその内の一つ。 | | :最初期のフィーネは記憶喪失により質問攻めに合うことがある。これはその内の一つ。 |
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| ;「来る…」<br />「この世に生まれてはいけなかったもの…この星に絶望をもたらす悪魔の分身…! 逃げて…! アレが来る前に早く逃げて!!」 | | ;「来る…」<br />「この世に生まれてはいけなかったもの…この星に絶望をもたらす悪魔の分身…! 逃げて…! アレが来る前に早く逃げて!!」 |
| :第21話。この言葉の直後にフィーネは気絶。そして惑星Ziを襲った悪魔の分身…ジェノザウラーの荷電粒子砲がバン一行を襲う。 | | :第21話。この言葉の直後にフィーネは気絶。そして惑星Ziを襲った悪魔の分身…ジェノザウラーの荷電粒子砲がバン一行を襲う。 |
− | ;「今度もメチャメチャ、動き回りたいと思いまーす!」 | + | ;「ええ、今の季節だと一面に黄色いお花が咲いて…」 |
− | :次回予告のシメ、今度も滅茶苦茶動き回るぜ!のフィーネVer。 | + | :第26話。[[ドクター・ディ]]との会話の際に砂漠も昔は緑溢れる場所だったと話題にする中での発言。ジークと共にエヴォリューションコクーンを形成した事で過去の記憶が徐々に甦りつつある。 |
− | ;「見てくださいね?フィーネのお・ね・が・い♪」 | + | ;「お姉さん結婚式なんです」 |
− | :第2部の次回予告のシメはこちら。 | + | :第27話。帝都ガイガロスへ向かうために花嫁に扮したムンベイと共に結婚式へ急いで向かっているように仕立て上げた。当然、怪しまれるもフィーネは'''終始この台詞を連呼しており'''、その甲斐あってか何とか検問を突破した。直後の帝国軍人の「幸せにな」という台詞もまた印象深い。 |
| + | ;「光ったわ」 |
| + | :第30話。追われるバン達を匿い、キザな台詞も言う度に歯を光らせるマクマーンに対して。一応、マクマーンの好青年ぶりも表れているのだが。 |
| + | ;「つまり、全部ルドルフのせいね」 |
| + | :同話、ムンベイと別れるかで一行が話し合う中で発した発言。確かに元を辿ればルドルフと同行したために起きた出来事ではあるが、あまりに身も蓋もない…。 |
| + | ;「そうよ…私は古のゾイドの民エレシーヌ・リネ…。かつてデスザウラーに滅ぼされた古代ゾイド人よ!」<br />「あなたは自分が何をしているのか分かっていない…デスザウラーは勝利も敗北ももたらさない。ただ、絶望だけを人々に与える存在なのよ。デスザウラーを復活させれば、この大陸はおろか、惑星そのものを消し去ってしまう!」<br />「プロイツェン、どうか考え直してちょうだい。古代ゾイド人みたいに滅んでしまったら、何にもならないわ!」 |
| + | :第32話。自分とバンは変わらないと主張するプロイツェンを前にして、自身の出自を明かしデスザウラーの危険性を説く。しかし、プロイツェンは聞く耳を持たなかった。直後、フィーネの気配を感じとったデスザウラーが覚醒する…。 |
| + | ;(バンはみんなに希望を与えてくれる人…そしてみんなもそれに応えてくれる…だから強いの…だから絶対に負けないのよ) |
| + | :第34話。デスザウラーを迎え撃つためにバンの元へ仲間たちが集う様子を見ての胸中。 |
| + | ;「操縦なんてしていないわ。プロイツェンはデスザウラーの邪悪な意思に取り込まれているの」 |
| + | :同話。デスザウラーを暴れさせるプロイツェンを見て。事実、この時のプロイツェンは普段の彼からはかけ離れた狂気的な様子を見せていた。 |
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| + | === 第2部 === |
| + | ;「も〜う! 信じらんない!」 |
| + | :第36話。ブレードライガーのコックピット内に置いていかれて膨れっ面を見せる。珍しいフィーネが怒ったシーンだが、感情が豊かになっている事も表れている。 |
| + | ;「動かないで! このダイナマイトジークが目に入らない? 撃ったらみんな木っ端微塵よ!」 |
| + | :第39話。ヒルツ率いる盗賊団のアジトを突き止めるも逆に捕まったバンとトーマを助ける為にと、'''両手にマシンガンを持ちダイナマイトを大量に巻き付けたジークに跨って参上'''。 |
| + | :かなり無鉄砲な行動('''実際、ダイナマイトが誤爆している''')だったが何とか二人を助け出す事には成功した。 |
| + | ;「レイヴンを侮っちゃダメ! 彼を…侮っちゃダメ…」 |
| + | :第42話、レイヴンが復活した事で「1度手合わせしてみたかった所だ」と軽口を叩いたトーマへ忠告する。 |
| + | :何度もバンたちの前に立ちはだかったレイヴンと激闘を繰り広げたバンとフィーネだからこそ、レイヴンの恐ろしさを誰よりも知っていた。 |
| + | ;「アーバインもドクター・ディも…バンのために駆け付けてくれた。私に出来るのは…せめてこれくらいだから」 |
| + | :第44話。ブレードライガーの整備作業を行う中で「大したもんだよ」とフィーネを評価したムンベイに向けて。これを受けた直後にムンベイも作業を手伝っている。 |
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