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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Virgo II]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Virgo II]]<ref>[http://www.gundam-w.jp/tv/ms/21.html MS]、新機動戦記ガンダムW、2022年2月21日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (メカ)|新機動戦記ガンダムW}}
 
*{{登場作品 (メカ)|新機動戦記ガンダムW}}
| 分類 = [[宇宙|宇宙用]][[量産型]][[モビルスーツ]]
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| デザイン = {{メカニックデザイン|カトキハジメ}}
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
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| SRWでの分類 = [[機体]]
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{{登場メカ概要
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| タイトル = スペック
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| 分類 = [[分類::モビルドール]]
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| 生産形態 = [[量産機]]
 
| 型式番号 = WF-02MD(OZ-03MD)
 
| 型式番号 = WF-02MD(OZ-03MD)
 
| 頭頂高 = 16.3m
 
| 頭頂高 = 16.3m
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:レベル120
 
:レベル120
 
| 所属 = [[ホワイトファング]]
 
| 所属 = [[ホワイトファング]]
| デザイン = カトキハジメ
   
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'''ビルゴII'''は『[[新機動戦記ガンダムW]]』の[[登場メカ]]。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
「[[モビルドール]]・[[ビルゴ]]」の改良型として[[OZ]]の月面工場で生産されていたが、そこを[[ホワイトファング]]に占拠された為、そのまま戦力として運用されてしまう。
 
「[[モビルドール]]・[[ビルゴ]]」の改良型として[[OZ]]の月面工場で生産されていたが、そこを[[ホワイトファング]]に占拠された為、そのまま戦力として運用されてしまう。
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背中に2基のバックパックにスラスターが内蔵され、ビームキャノンやビームサーベルを装備している。[[プラネイトディフェンサー]]の装備数がビルゴの2倍、8基装備。これにより電気フィールドの密度が増大したことで、ガンダムクラスの[[ビーム兵器]]を無力化することが可能。
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背中に2基のバックパックにスラスターが内蔵され、ビームキャノンやビームサーベルを装備している。[[プラネイトディフェンサー]]の装備数がビルゴの2倍、8基装備。これにより電気フィールドの密度が増大したことで、ガンダムクラスの[[ビーム兵器]]を無力化することが可能。機体カラーは黄土色を基調とするが、『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|EndlessWaltz]]』や『GUNDAM EVOLVE』(SRW未参戦)ではビルゴに近い黒系のカラーの機体も存在する。
    
ミリアルド・ピースクラフトこと[[ゼクス・マーキス]]が[[ゼロシステム]]を応用した命令システムで機体を自由に操作することが可能になった。戦艦[[リーブラ]]へ司令ユニットに組み込み、[[ドロシー・カタロニア]]が操作。また、[[ガンダムエピオン]]操縦時にはビルゴIIの命令とプラネイトディフェンサーを思念で操縦している様子が見られる。このようにシステムが導入できたのはガンダムWの世界ではジャミングシステムの類が存在しないため。
 
ミリアルド・ピースクラフトこと[[ゼクス・マーキス]]が[[ゼロシステム]]を応用した命令システムで機体を自由に操作することが可能になった。戦艦[[リーブラ]]へ司令ユニットに組み込み、[[ドロシー・カタロニア]]が操作。また、[[ガンダムエピオン]]操縦時にはビルゴIIの命令とプラネイトディフェンサーを思念で操縦している様子が見られる。このようにシステムが導入できたのはガンダムWの世界ではジャミングシステムの類が存在しないため。
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『敗者たちの栄光』では制御プログラムに[[ガンダムエピオン]]からコピーしたゼロシステムがインストールされ、戦闘能力の向上が図られている。これにより、事実上の'''ゼロシステム搭載の量産機'''となった。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:HPが1万。[[プラネイトディフェンサー]][[Iフィールド]]扱いなのだが、登場する局面では苦戦することはない。なお無人機なのだが、[[ドロシー・カタロニア|ドロシー]]が乗り込んでくる。
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:初登場作品。ポセイダルルートにのみ出現。[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]率いるコロニー連合の戦力として登場。HP18000。[[プラネイトディフェンサー]][[Iフィールド]]で代用されている。凄まじい性能(攻撃力3000射程7、'''大ボスである[[ジ・O]]のそれと同等''')のビームライフルを持つが、当時のモビルドールは[[人工知能]]扱いでパイロット能力値が低い為苦戦する程ではない。ビルゴの概要にもある様に、かなりのコストがかかっている機体のはずなのだが、しぶとい割には獲得[[資金]]が安い。([[ガンダムエピオン|エピオン]]や[[トーラス]]にも言えることだが)
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:なお、[[ドロシー・カタロニア|ドロシー]]が乗り込んでくる有人機も登場する。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
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;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
:PVにて[[νガンダム]]の新攻撃を受けている。地球連邦が[[モビルドール]]を廃止していないものの[[ホワイトファング]]のみが運用。プラネイトディフェンサーは大したことないものの面倒な相手であるのはビルゴと同じ。ただ、出てくる頃には自軍戦力もかなりのものになっているので、強化したマップ兵器などで手早く片付けたいところ。余談だが、ゼロレクイエムルート第52話「混迷の戦場」の難易度ノーマルにおける第3勢力の増援で出てくるビルゴⅡに搭載されたモビルドールのレベルが何故か72と他の敵より高い(雑魚敵、[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]は62、アンドレイ以外のネームド敵は63)ため、経験値稼ぎの的にされたりすることも。
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:PVにて[[νガンダム]]の新攻撃を受けている。地球連邦が[[モビルドール]]を廃止していないものの[[ホワイトファング]]のみが運用。プラネイトディフェンサーは大したことないものの面倒な相手であるのはビルゴと同じ。ただ、出てくる頃には自軍戦力もかなりのものになっているので、強化したMAP兵器などで手早く片付けたいところ。余談だが、ゼロレクイエムルート第52話「混迷の戦場」の難易度ノーマルにおける第3勢力の増援で出てくるビルゴⅡに搭載されたモビルドールのレベルが何故か72と他の敵より高い(雑魚敵、[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]は62、アンドレイ以外のネームド敵は63)ため、経験値稼ぎの的にされたりすることも。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦D]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}}
 
:序盤戦の相手だが、[[プラネイトディフェンサー]]の鉄壁の防御力は役に立たない。弱い。
 
:序盤戦の相手だが、[[プラネイトディフェンサー]]の鉄壁の防御力は役に立たない。弱い。
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=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
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:装備が[[プラネイトディフェンサー]]名義になった。完全平和ルートを経由して独立軍ルートに入るとドロシー機が登場する。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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:背中のバックパックに収められている。
 
:背中のバックパックに収められている。
 
;ビームサーベル
 
;ビームサーベル
:背中のバックパックに装備。普段は射撃戦重視なので使用しない。
+
:背中のバックパックに装備。普段は射撃戦重視なので使用しないが、至近距離へ間合いを詰められると反撃のために使用する。
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;[[プラネイトディフェンサー]]
 +
:両肩に4機、計8機装備している。電気フィールドで攻撃を弾く。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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:[[切り払い]]を発動するが、[[AI]]では発動しない。
 
:[[切り払い]]を発動するが、[[AI]]では発動しない。
 
;[[プラネイトディフェンサー]]
 
;[[プラネイトディフェンサー]]
:両肩に4基、計8機装備している。電気フィールドで攻撃を弾く。
+
:
;[[Iフィールド]]
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:;[[Iフィールド]]
:[[プラネイトディフェンサー]]採用前は[[Iフィールド]]扱い。多分アニメーションを作るのが手間だったのだろう。
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::[[プラネイトディフェンサー]]採用前は[[Iフィールド]]扱い。多分アニメーションを作るのが手間だったのだろう。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
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;[[ビルゴ]]
 
;[[ビルゴ]]
 
:改良前の機体。
 
:改良前の機体。
;ビルゴ<sup>3</sup>
+
;[[GUNDAM:ビルゴ³|ビルゴ³]](SRW未登場)
:『新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST』に登場。ビルゴIIIとも。プラネイトディフェンサーの数は減っているが、出力は上がっているため防御力は向上している。
+
:『Battlefield of pacifist』(SRW未参戦)に登場。ツバロフが残した設計図を元に改良された機体。
 
;ビルゴIV
 
;ビルゴIV
:『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』に登場。上述のビルゴIIIを火星用に改修した機体で、[[ウイングガンダムゼロ|ウイング]][[ウイングガンダムゼロカスタム|ゼロ]]のツインバスターライフルとほぼ互角の威力を持つ長銃身の大型ビームライフル、電磁シールドの強度を改良し、バスターライフルにも耐えるネオ・プラネイトディフェンサーを装備している。
+
:『Frozen Teardrop』に登場。ビルゴIIIを更に改良した機体。
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 +
== 脚注 ==
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<references />
    +
== 資料リンク ==
 +
*[[GUNDAM:ビルゴII]]
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{ガンダムシリーズ}}
 
{{DEFAULTSORT:ひるこII}}
 
{{DEFAULTSORT:ひるこII}}
 
[[Category:登場メカは行]]
 
[[Category:登場メカは行]]
 
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]
 
[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]