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− | *外国語表記:[[外国語表記::Heloram Kanjelman]]
| + | {{登場人物概要 |
− | *[[登場作品]]:[[装甲騎兵ボトムズ]] | + | | 登場作品 = [[ボトムズシリーズ]] |
− | *声優:寺田誠(現:麦人)
| + | *{{登場作品 (人物)|装甲騎兵ボトムズ}} |
− | *種族:人間([[アストラギウス銀河]]出身)
| + | | 声優 = {{声優|麦人|寺田誠(現:麦人)}} |
− | *性別:男
| + | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|塩山紀生}} |
− | <!-- *[[年齢]]:--歳
| + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}} |
− | *身長:---cm
| + | | SRWでの分類 = [[NPC]] |
− | *体重:---kg
| + | }} |
− | *血液型: -->
| + | |
− | *所属:[[クメン王国]] ⇒ 神聖クメン王国
| + | {{登場人物概要 |
− | <!-- *階級: -->
| + | | タイトル = プロフィール |
− | *役職・称号など:クメン王国第3王子 兼 王国親衛隊長 ⇒ 神聖クメン王国国王
| + | | 種族 = 人間 |
− | <!-- *主な搭乗機: -->
| + | | 出身 = [[アストラギウス銀河]] |
− | *キャラクターデザイン:塩山紀生
| + | | 性別 = 男 |
| + | | 所属 = [[クメン王国]] → 神聖クメン王国 |
| + | | 役職 = クメン王国第3王子 兼 王国親衛隊長 → 神聖クメン王国国王 |
| + | }} |
| + | '''ヒロラム・カンジェルマン'''は『[[装甲騎兵ボトムズ]]』の登場人物。 |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | クメン王家の第3王子で王国親衛隊長も兼任する。
| + | クメン王家の第3王子で王国親衛隊長も兼任する。クメン王国に伝わる槍術「バランシング」の達人でもあり、そこまで筋肉質ではないが、その体は鍛え上げられていることがうかがえる。 |
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| 改革派だったが、突然クメン王国の性急な近代化路線に異を唱えて反乱を起こし、「神聖クメン王国」を建国した。しかしその真意は「クメン王国の旧体制を象徴する者」として、自分もろとも古い体制を消滅させ、クメンに真の意味で新しい時代を到来させようという'''「狙った負け戦」'''を意図したものであった。[[秘密結社]]と手を組むことで神聖クメン王国は急速に勢力を拡大したが、クメン王国と和平を結んだメルキア軍の軍事介入によって崩壊。目的が達成された彼は、かつての部下であり親友であった[[ポル・ポタリア|ポタリア]]との決闘による死を選んだ。 | | 改革派だったが、突然クメン王国の性急な近代化路線に異を唱えて反乱を起こし、「神聖クメン王国」を建国した。しかしその真意は「クメン王国の旧体制を象徴する者」として、自分もろとも古い体制を消滅させ、クメンに真の意味で新しい時代を到来させようという'''「狙った負け戦」'''を意図したものであった。[[秘密結社]]と手を組むことで神聖クメン王国は急速に勢力を拡大したが、クメン王国と和平を結んだメルキア軍の軍事介入によって崩壊。目的が達成された彼は、かつての部下であり親友であった[[ポル・ポタリア|ポタリア]]との決闘による死を選んだ。 |
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| 人格者で優れた才覚を持ち人望も厚い、正に「傑物」と呼べる人物だが、王族として生まれたことが彼の不幸だったのかもしれない。 | | 人格者で優れた才覚を持ち人望も厚い、正に「傑物」と呼べる人物だが、王族として生まれたことが彼の不幸だったのかもしれない。 |
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| + | [[漫画|漫画版]]では軍事介入のタイミングが早まっており、ポタリアとの決闘の代わりに[[フィアナ]]の乗っていた[[ブルーティッシュドッグ]]に遺言を入れた記録媒体を遺していた。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
− | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}} |
| :初登場作品。序盤のクメンルートのみの登場となる。活躍はほぼ原作同様。 | | :初登場作品。序盤のクメンルートのみの登場となる。活躍はほぼ原作同様。 |
− | :余談だが本作ではカンジェルマン同様「[[トレーズ・クシュリナーダ|狙った]][[ルルーシュ・ランペルージ|負け]][[ユーサー・インサラウム|戦]]」を画策する者が少なくない。 | + | :余談だが本作では[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]・[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]・[[ユーサー・インサラウム|ユーサー]]など、「狙った負け戦」を画策する者が少なくない。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
| ;[[ポル・ポタリア]] | | ;[[ポル・ポタリア]] |
− | :かつての部下で、当時は「俺」「お前」で呼び合うほど親しい間柄だった。 | + | :かつての部下で、当時は「俺」「お前」で呼び合うほど親しい間柄だった。なお、ポタリアも部下の中で最高の「バランシング」の遣い手なのだが、彼を持ってして「(カンジェルマンとまともにやりあったら)3回に1回勝てるかどうか」というほど、両者の実力には開きがある。 |
| ;[[モニカ・マーカス]] | | ;[[モニカ・マーカス]] |
| :カンジェルマンを信奉していたが、偶然内乱を起こした真意を聞いてしまう。 | | :カンジェルマンを信奉していたが、偶然内乱を起こした真意を聞いてしまう。 |
| ;[[イプシロン]]、[[フィアナ]] | | ;[[イプシロン]]、[[フィアナ]] |
− | :クメン王国に伝わる槍術「バランシング」を彼等に指南する。その腕前は、[[パーフェクトソルジャー|PS]]である両名を凌ぐ程であった。 | + | :クメン王国に伝わる槍術「バランシング」を彼等に指南する。その腕前は、[[パーフェクトソルジャー|PS]]である両名がある程度バランシングを習得した後でもなお、軽く凌ぐ程。作中のシーンを見る限り、両者が本気を出してかかっていってもカンジェルマンに1撃すら当てられない。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| ;「他に道がなかった……私もお前も気が付かなかっただけだ……」<br />「ポタ……私こそが、『旧きもの』の全てだったのだ……」<br />「私のクメンへの愛がどんな形を取ろうと、旧きもの達はその郷愁故に私に期待する」<br />「ポタ……私は、私のさだめは、望むと望まんとに関わらず、王族のそれなのだ。私は……私と私を取り巻く旧きもの全てを道連れに……因習も、階級も、旧来の秩序も、その象徴である私が引き連れて……明日のクメンのために……ポタ……私は地獄へ堕ちるだろう……」<br />「お前には……生き延びて……来たるべき世界を確かめて欲しい……お前を……愛していた……」 | | ;「他に道がなかった……私もお前も気が付かなかっただけだ……」<br />「ポタ……私こそが、『旧きもの』の全てだったのだ……」<br />「私のクメンへの愛がどんな形を取ろうと、旧きもの達はその郷愁故に私に期待する」<br />「ポタ……私は、私のさだめは、望むと望まんとに関わらず、王族のそれなのだ。私は……私と私を取り巻く旧きもの全てを道連れに……因習も、階級も、旧来の秩序も、その象徴である私が引き連れて……明日のクメンのために……ポタ……私は地獄へ堕ちるだろう……」<br />「お前には……生き延びて……来たるべき世界を確かめて欲しい……お前を……愛していた……」 |
| :最期の台詞。ポタリアに友としての言葉を遺し、カンジェルマンはその生涯を閉じた……。 | | :最期の台詞。ポタリアに友としての言葉を遺し、カンジェルマンはその生涯を閉じた……。 |
| + | :ポタリアに対しての「お前を愛していた」というフレーズは意味深に捉えられることもあるが、直前に語っているように「クメンへの愛」の一部と解釈するのが一番適切だろう。 |
| <!-- == スパロボシリーズの名台詞 == | | <!-- == スパロボシリーズの名台詞 == |
| == 搭乗機体・関連機体 == | | == 搭乗機体・関連機体 == |