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1,425 バイト追加 、 2023年12月15日 (金) 10:58
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
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| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 性別 = [[性別::男]]
 
| 年齢 = [[年齢::20]]歳
 
| 年齢 = [[年齢::20]]歳
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:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX PORTABLE}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦MX PORTABLE}}
 
::後継機登場イベントを中心にシナリオの変更がされている。初期主人公機がメディウスに撃破された際に消息を絶ち(MIA認定、実際はプロジェクト側が回収)後に偵察任務中窮地に陥ったアクアたちの下に後継機に搭乗して駆けつける。また、機械化された身体についても、拒絶を抑える薬が効きやすくはなったものの不要にはなっていない。このため、ザパトがエルデに殺害された後は薬の供給が無くなり、ガルファとの決戦頃からは薬のストックが作戦中持つかどうかという非常に危険な状況になっていた。幸い後にエルデの凶行を逆に一蹴したアルベロにより薬の製法・素材のありかの情報がもたらされたため、事なきを得ている。エンディングでは元の身体に戻るための手術を控えている状態。
 
::後継機登場イベントを中心にシナリオの変更がされている。初期主人公機がメディウスに撃破された際に消息を絶ち(MIA認定、実際はプロジェクト側が回収)後に偵察任務中窮地に陥ったアクアたちの下に後継機に搭乗して駆けつける。また、機械化された身体についても、拒絶を抑える薬が効きやすくはなったものの不要にはなっていない。このため、ザパトがエルデに殺害された後は薬の供給が無くなり、ガルファとの決戦頃からは薬のストックが作戦中持つかどうかという非常に危険な状況になっていた。幸い後にエルデの凶行を逆に一蹴したアルベロにより薬の製法・素材のありかの情報がもたらされたため、事なきを得ている。エンディングでは元の身体に戻るための手術を控えている状態。
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===単独作品===
   
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:シナリオNPC。
 
:シナリオNPC。
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==パイロットステータス==
 
==パイロットステータス==
『MX』では[[リアル系]]と[[スーパー系]]で多少能力が変化するがそこまで劇的な差は無く、戦闘スタイルは乗機に依存する部分が大きい。また攻撃力は[[格闘 (能力)|格闘]]の方が高いという点は共通で、そのため射撃重視の[[サーベラス]]とはあまり相性が良くなかった。一方で本人の死に急いでいる気質を反映したのか[[防御]]がかなり低く、[[ガルムレイド]]の「スーパー系の割には打たれ弱い」という欠点を助長している(どちらの欠点も[[サーベラス・イグナイト|それぞれ]][[ガルムレイド・ブレイズ|の後継機]]が登場すると改善される)。
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『MX』では[[リアル系]]と[[スーパー系]]で多少能力が変化するがそこまで劇的な差は無く、戦闘スタイルは乗機に依存する部分が大きい。ただどちらも[[射撃 (能力)|射撃]]より[[格闘 (能力)|格闘]]の方が高く、本人の死に急いでいる気質を反映したのか[[防御]]がかなり低く、射撃重視の[[サーベラス]]ともスーパー系の[[ガルムレイド]]とも咬み合わせが悪いという難点を抱えており、序盤は活躍し難い(どちらの欠点も[[サーベラス・イグナイト|それぞれ]][[ガルムレイド・ブレイズ|の後継機]]が登場すると武装ラインナップの刷新やバリアの追加によって改善される)。
    
『OGシリーズ』では能力に関してはある程度改善されたが、精神コマンドでは「[[不屈]]」を得た代わりに「[[直撃]]」も「[[覚醒]]」も「[[魂]]」も没収されて爆発力が大きく減衰してしまった。
 
『OGシリーズ』では能力に関してはある程度改善されたが、精神コマンドでは「[[不屈]]」を得た代わりに「[[直撃]]」も「[[覚醒]]」も「[[魂]]」も没収されて爆発力が大きく減衰してしまった。
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:;リアル系
 
:;リアル系
 
::'''[[加速]]、[[必中]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[魂]]'''
 
::'''[[加速]]、[[必中]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[魂]]'''
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:差異は最後に習得する精神が「覚醒」か「魂」かの違いのみ。防御系の精神を自前で持たずアクアの「集中」「ひらめき」が頼みの綱になるため、特にガルムレイドは改造が進まないと不安定な戦いを強いられる。
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]
 
;[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]
 
:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[加速]]、[[同調]](ツイン)'''
 
:'''[[集中]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[加速]]、[[同調]](ツイン)'''
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]
 
:'''[[不屈]]、[[必中]]、[[気合]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[闘志]](ツイン)'''
 
:'''[[不屈]]、[[必中]]、[[気合]]、[[加速]]、[[熱血]]、[[闘志]](ツイン)'''
 
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:外伝からの比較で「集中」が削除され、ツイン精神が「闘志」に変更。「集中」はアクアが持っているため運用は問題なく、「不屈」と「ひらめき」の重ねがけによる敵の連続攻撃への対応力を得た。
 
===[[特殊技能]](特殊スキル)===
 
===[[特殊技能]](特殊スキル)===
 
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]
 
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]
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===[[エースボーナス]]===
 
===[[エースボーナス]]===
;受ける最終ダメージ-5%/命中率10%
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;受ける最終ダメージ-5%、命中率+10%
 
:『[[OG外伝]]』で採用。
 
:『[[OG外伝]]』で採用。
;最終回避率10%、受ける最終ダメージ-10%
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;最終回避率+10%、受ける最終ダメージ-10%
 
: 『[[第2次OG]]』で採用。
 
: 『[[第2次OG]]』で採用。
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:機体の耐久性を浅く広く高める。
 
;HPが50%以下で、自軍フェイズ開始時に「不屈」が掛かる
 
;HPが50%以下で、自軍フェイズ開始時に「不屈」が掛かる
 
:『[[OGMD]]』で採用。
 
:『[[OGMD]]』で採用。
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:HP減少で防御系の精神コマンドが発動するのはアクアと同様。被弾1回が限度であるものの、習得後は驚異的なしぶとさを発揮できる。
    
==パイロットBGM==
 
==パイロットBGM==
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===戦闘台詞===
 
===戦闘台詞===
 
;「多少の無茶は、承知の上だ!」
 
;「多少の無茶は、承知の上だ!」
:ヒューゴが戦闘時にしばしば発する口癖。いくつか台詞のバリエーションがあり、アクアとの信頼関係が強化された後には「多少の無茶は…」「承知の上よ!!」と掛け合う事がある。また、MXのエンディングでも「多少の無茶は、承知の上さ」と発言している(MXPでは会話の流れ上カット)。特徴的な口癖を持つバンプレストオリジナルキャラの中でも、彼は比較的口癖の使用頻度が高い。MXではオリジナルの敵および対する専用台詞が少なく、汎用の割合が高いためだろう。
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:ヒューゴが戦闘時にしばしば発する口癖。いくつか台詞のバリエーションがあり、アクアとの信頼関係が強化された後には「多少の無茶は…」「承知の上よ!!」「アクア、多少の無茶は…」「…承知の上、ってことね。いいわ」と掛け合う事がある。また、MXのエンディングでも「多少の無茶は、承知の上さ」と発言している(MXPでは会話の流れ上カット)。特徴的な口癖を持つバンプレストオリジナルキャラの中でも、彼は比較的口癖の使用頻度が高い。MXではオリジナルの敵および対する専用台詞が少なく、汎用の割合が高いためだろう。
 
;「イグニション!!」
 
;「イグニション!!」
 
:[[ガルムレイド]]のバーニング・ブレイカーや、[[ガルムレイド・ブレイズ]](G)のエグゼキューション・レイドなど、スーパー系専用機体で最強武器を使用した時のみ聞ける。ヒューゴの代表的な叫びとして定着しており、非常に決まっている為、この台詞の為にガルムレイドを選ぶプレイヤーも少なくはない。なお[[アクア・ケントルム]]もブレイズ(S)のマシン・アニマリートレイドやトリニティ・デッドエンド使用時に、[[アルベロ・エスト]]は[[メディウス・ロクス (第2形態)]]でヘブン・アクセレレイション発動時に叫ぶ。
 
:[[ガルムレイド]]のバーニング・ブレイカーや、[[ガルムレイド・ブレイズ]](G)のエグゼキューション・レイドなど、スーパー系専用機体で最強武器を使用した時のみ聞ける。ヒューゴの代表的な叫びとして定着しており、非常に決まっている為、この台詞の為にガルムレイドを選ぶプレイヤーも少なくはない。なお[[アクア・ケントルム]]もブレイズ(S)のマシン・アニマリートレイドやトリニティ・デッドエンド使用時に、[[アルベロ・エスト]]は[[メディウス・ロクス (第2形態)]]でヘブン・アクセレレイション発動時に叫ぶ。
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:第33話(『MX PORTABLE』では第34話)地上ルート「決戦! 大海獣」に於ける[[ドラゴノザウルス]]との戦闘前会話。原作では[[車弁慶|弁慶]]が看破した弱点に関する台詞を、アレンジして言い放つ。蛇の頭云々は、先述のゲテモノ料理体験談で語ったサバイバル訓練時に得た知識だろうか。
 
:第33話(『MX PORTABLE』では第34話)地上ルート「決戦! 大海獣」に於ける[[ドラゴノザウルス]]との戦闘前会話。原作では[[車弁慶|弁慶]]が看破した弱点に関する台詞を、アレンジして言い放つ。蛇の頭云々は、先述のゲテモノ料理体験談で語ったサバイバル訓練時に得た知識だろうか。
 
;ヒューゴ「俺達の死を以て、過去に犯した罪を償うためだと言うのか? そんなことで…! そんなことで本当に罪が償えると考えているのか!? フォリアや仲間達がそれを望んでいると思っているのか!?」<br />アルベロ「フン…そんな安っぽいロマンチシズムなど、持ってはいない。俺はこのメディウスとAI1を使って、過去を清算しようと考えているだけだ」<br />ヒューゴ「そうすれば、死んだ者達が許してくれるというのか?」<br />アルベロ「そんなものはお前の勝手な解釈に過ぎん」<br />ヒューゴ「だが、あんただってそうだろうが! 死んだ連中が生きている俺達に何を望んでいるか…そんなことはわかりやしない! 死者に引きずられるのが俺達の宿命だというのなら、俺は生きてそうされることを選ぶ! 死の苦しみよりも、生の苦しみを選ぶ!」
 
;ヒューゴ「俺達の死を以て、過去に犯した罪を償うためだと言うのか? そんなことで…! そんなことで本当に罪が償えると考えているのか!? フォリアや仲間達がそれを望んでいると思っているのか!?」<br />アルベロ「フン…そんな安っぽいロマンチシズムなど、持ってはいない。俺はこのメディウスとAI1を使って、過去を清算しようと考えているだけだ」<br />ヒューゴ「そうすれば、死んだ者達が許してくれるというのか?」<br />アルベロ「そんなものはお前の勝手な解釈に過ぎん」<br />ヒューゴ「だが、あんただってそうだろうが! 死んだ連中が生きている俺達に何を望んでいるか…そんなことはわかりやしない! 死者に引きずられるのが俺達の宿命だというのなら、俺は生きてそうされることを選ぶ! 死の苦しみよりも、生の苦しみを選ぶ!」
:第54話(『MX PORTABLE』では第55話)「遙か久遠の彼方」より。人類保管計画が着々と遂行されつつあるなか、それを阻止しようとする[[マグネイト・テン]]の前に現れた[[アルベロ・エスト|アルベロ]]とのやり取り。『MX』の中でも屈指の熱いやり取りである。
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:第54話(『MX PORTABLE』では第55話)「遙か久遠の彼方」より。人類補完計画が着々と遂行されつつあるなか、それを阻止しようとする[[マグネイト・テン]]の前に現れた[[アルベロ・エスト|アルベロ]]とのやり取り。『MX』の中でも屈指の熱いやり取りである。
 
;「ああ、下らないだろうさ。あんたにとってはな」<br />「だが…貴様の理論が正しいなら、何故俺達はここにいる?何故、メディウス・ロクスは倒された?」<br />「貴様とAI1はその下らないものを理解していない…!戦いの勝敗を決するもの、それは生き抜こうとする意思だ…!自分自身の力で生き抜こうとする決意だ…!己の身をも引きかえに、結果のみを求めようとする貴様に俺たちを排除することなど出来ない!多くの人が生きていこうとするこの世界を終わらせることなど出来ない!」
 
;「ああ、下らないだろうさ。あんたにとってはな」<br />「だが…貴様の理論が正しいなら、何故俺達はここにいる?何故、メディウス・ロクスは倒された?」<br />「貴様とAI1はその下らないものを理解していない…!戦いの勝敗を決するもの、それは生き抜こうとする意思だ…!自分自身の力で生き抜こうとする決意だ…!己の身をも引きかえに、結果のみを求めようとする貴様に俺たちを排除することなど出来ない!多くの人が生きていこうとするこの世界を終わらせることなど出来ない!」
 
:最終話「約束の地」に於けるAI1登場~戦闘開始までの会話から。『機動兵器の性能を引き出すのは人間である』と言う理論を認めた(少しは信じる気になった)と言いつつ、その本質をまるで理解していないエルデを痛烈に否定した台詞。
 
:最終話「約束の地」に於けるAI1登場~戦闘開始までの会話から。『機動兵器の性能を引き出すのは人間である』と言う理論を認めた(少しは信じる気になった)と言いつつ、その本質をまるで理解していないエルデを痛烈に否定した台詞。
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==余談==
 
==余談==
 
*当初は「[[イグニス]]」という名前になる予定だったが、『[[スーパーロボット大戦D]]』で同名のキャラクターが既にいたため変更された<ref>メディアワークス『スーパーロボット大戦MX ザ・コンプリートガイド』414 - 415頁。</ref>。
 
*当初は「[[イグニス]]」という名前になる予定だったが、『[[スーパーロボット大戦D]]』で同名のキャラクターが既にいたため変更された<ref>メディアワークス『スーパーロボット大戦MX ザ・コンプリートガイド』414 - 415頁。</ref>。
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**彼の代表的な叫びや後継機の名前はいずれも「火」に関するもので、パートナーの名前が対になる「水」である。結果として彼自身の名前だけ「火」とは無関係になってしまった。あるいはスペイン語で「火」を意味する「fuego」をもじったものなのだろうか。
 
*『MX』において彼は主役を務めているものの、同作には[[ドモン・カッシュ]]や[[ロム・ストール]]などといった非常に熱く、そして濃いメンバーが大挙して参戦しているため、彼の存在感はかなり薄かった。そのせいか、ファンの間では「MXに主人公っていたっけ?」「ヒョーゴさんだろ」「いやニャーゴだろ」などと名前をわざと間違え、'''名前を覚えてもらえていない影の薄い主人公'''として扱うネタがよく見受けられる。ある意味、愛されてると言えなくもないのだが。
 
*『MX』において彼は主役を務めているものの、同作には[[ドモン・カッシュ]]や[[ロム・ストール]]などといった非常に熱く、そして濃いメンバーが大挙して参戦しているため、彼の存在感はかなり薄かった。そのせいか、ファンの間では「MXに主人公っていたっけ?」「ヒョーゴさんだろ」「いやニャーゴだろ」などと名前をわざと間違え、'''名前を覚えてもらえていない影の薄い主人公'''として扱うネタがよく見受けられる。ある意味、愛されてると言えなくもないのだが。
 
**それどころか、生スパロボチャンネルにて'''寺田プロデューサー自ら「ヒョーゴ」とネタにしており'''、公式ネタになってしまった。
 
**それどころか、生スパロボチャンネルにて'''寺田プロデューサー自ら「ヒョーゴ」とネタにしており'''、公式ネタになってしまった。
*なお、ポータブル版では彼とアクアの復活劇が追加シナリオになっているが、肝心のシリアスなシーンで'''ヒューゴゴ'''と名前を誤植されてしまっている。無論、上記の名前ネタとは関係無いのだが……。
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*なお、ポータブル版では彼とアクアの復活劇が追加シナリオになっているが、肝心のシリアスなシーンで'''ヒューゴゴ'''と名前を誤植されてしまっている。無論、上記の名前ネタのようにわざとやったわけではないのだろうが、結果として「公式すら名前を間違えた」としてそれを補強する形になってしまった。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==