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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
スパロボにおいては冷静で無口なキャラクターとして書かれる事が多く、奇行とも言えるTV版のエキセントリックな行動はなりを潜めている。声を担当した緑川光氏の特にお気に入りのキャラであり、ゲーム愛好家としても知られている氏が「スパロボで登場すると真っ先に搭乗機に改造を施し、即一軍入りさせる」事で有名。この辺りは公式ブログ【スパログ】にも掲載されている。
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スパロボにおいては冷静で無口なキャラクターとして書かれる事が多く、海外、日本国内の女性ファンを中心に『王子』と呼ばれる。奇行(この辺りの行動も女性ファン達には非常に美しく様になるカッコいい行動として非常に好印象に捉えられた事から彼の行動を奇行と取るかは男女間で意見がかなり違う)とも言えるTV版の彼独特の行動はなりを潜めている。声を担当した緑川光氏の特にお気に入りのキャラであり、ゲーム愛好家としても知られている氏が「スパロボで登場すると真っ先に搭乗機に改造を施し、即一軍入りさせる」事で有名。この辺りは公式ブログ【スパログ】にも掲載されている。またアメリカにおける最初のガンダム作品の主人公であり、アメリカでガンダムと言えば真っ先に緑川光氏(アメリカでの吹き替えは違うが日本語版を視聴する女性ファンが非常に多かったため)とヒイロ・ユイが主人公として名前が上がるほどの人気キャラクターでもある。
    
TV版で登場でする場合は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』や[[αシリーズ]]では当初は敵キャラとして登場している。主人公であるにも関わらず、作品によって[[説得]]などの条件を満たさないと仲間にできないことも。久々のTV版参戦となった『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では序盤から無条件で参戦しているが、シナリオの関係上自軍から一次離脱した後ゼロシステムによって暴走し敵対する展開がある。性格も特にシナリオ序盤では未熟だったり自身を尊重しなかったりと不安定だが、シナリオが進むにつれて原作同様に成長し、リリーナとの絆も深めていく。
 
TV版で登場でする場合は『[[スーパーロボット大戦F|F]]』や[[αシリーズ]]では当初は敵キャラとして登場している。主人公であるにも関わらず、作品によって[[説得]]などの条件を満たさないと仲間にできないことも。久々のTV版参戦となった『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]』では序盤から無条件で参戦しているが、シナリオの関係上自軍から一次離脱した後ゼロシステムによって暴走し敵対する展開がある。性格も特にシナリオ序盤では未熟だったり自身を尊重しなかったりと不安定だが、シナリオが進むにつれて原作同様に成長し、リリーナとの絆も深めていく。
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『EW』版で登場する場合は、中盤から仲間になる事が多く、TV版とは違い無条件で自軍に参加するようになった。スパロボにおいてもリリーナのピンチには必ず駆けつけるゾッコンぶりを見せる。原作で死闘を演じた[[張五飛|五飛]]を説得することができることも(説得しなくても五飛は仲間になるのだが、参戦が若干早まる)。性格も冷静な判断力と本来の優しさ、思いやりを併せ持った性格であるため、言葉一つ一つに重みが感じられる。
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『EW』版で登場する場合は、中盤から仲間になる事が多く、TV版とは違い無条件で自軍に参加するようになった。特に『EW』版は彼の王子振りが凄まじいため特に女性人気が高い。スパロボにおいてもリリーナのピンチには必ず駆けつけるゾッコンぶりを見せる。上記の猛烈な女性ファンが多数いる事から迂闊にリリーナとお似合いカップルなどと口走ろうものなら即座に炎上していたほど。原作で死闘を演じた[[張五飛|五飛]]を説得することができることも(説得しなくても五飛は仲間になるのだが、参戦が若干早まる)。性格も冷静な判断力と本来の優しさ、思いやりを併せ持った性格であるため、言葉一つ一つに重みが感じられる。
    
当初は無口なキャラ(戦闘の台詞も「…」などがあった)であったが、作品を経る事にやや口数が多くなってきている。ゲームシステム上の問題や緑川氏の意向による影響も大きいと思われるが。
 
当初は無口なキャラ(戦闘の台詞も「…」などがあった)であったが、作品を経る事にやや口数が多くなってきている。ゲームシステム上の問題や緑川氏の意向による影響も大きいと思われるが。
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;[[スーパーロボット大戦F]]
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
:序盤から敵として登場。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』の頃よりは喋るようになった。[[切り払い]]、[[シールド防御]]のLvが高く射程も長い、攻防ともに強力な厄介な敵である。[[ジェットスクランダー]]を破壊しようとしたが失敗したりなど、自軍の敵ということもあり作戦失敗が続く。
 
:序盤から敵として登場。『[[新スーパーロボット大戦|新]]』の頃よりは喋るようになった。[[切り払い]]、[[シールド防御]]のLvが高く射程も長い、攻防ともに強力な厄介な敵である。[[ジェットスクランダー]]を破壊しようとしたが失敗したりなど、自軍の敵ということもあり作戦失敗が続く。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
:原作の[[自爆]]イベントの後、[[隠し要素/F・F完結編|隠し要素]]の複雑な条件によって[[説得]]して[[ウイングガンダム]]共々仲間になるが、終盤ポセイダルルートを選択しなければ仲間に復帰しない。主人公にも関わらず、条件次第では仲間にならないというかなり不遇な扱い。
 
:原作の[[自爆]]イベントの後、[[隠し要素/F・F完結編|隠し要素]]の複雑な条件によって[[説得]]して[[ウイングガンダム]]共々仲間になるが、終盤ポセイダルルートを選択しなければ仲間に復帰しない。主人公にも関わらず、条件次第では仲間にならないというかなり不遇な扱い。
 
:また、能力面でも回避がリアル系とは思えない程低くそれ以外の能力もあまり高くない。[[反応]]の成長も悪く、2回行動可能レベルが61と遅いのが難点。しかし、[[集中]]、[[鉄壁]]を覚えるので命中系の精神コマンドを覚えない他のW系パイロットに比べれば優秀。Lv40~50代で2回行動できていれば、だいぶ使い勝手は違っていただけに惜しい。活躍させるのであれば[[ウイングガンダムゼロ]]の[[ウイングガンダムゼロカスタム|カスタム]]化は必須。
 
:また、能力面でも回避がリアル系とは思えない程低くそれ以外の能力もあまり高くない。[[反応]]の成長も悪く、2回行動可能レベルが61と遅いのが難点。しかし、[[集中]]、[[鉄壁]]を覚えるので命中系の精神コマンドを覚えない他のW系パイロットに比べれば優秀。Lv40~50代で2回行動できていれば、だいぶ使い勝手は違っていただけに惜しい。活躍させるのであれば[[ウイングガンダムゼロ]]の[[ウイングガンダムゼロカスタム|カスタム]]化は必須。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
 
:序盤の現代編ではEWのストーリーが再現される為、出番は多い。ただしシェルター狙撃イベントは任意出撃かつ彼を[[ウイングガンダムゼロカスタム|ゼロカスタム]]に乗せている時にのみ発生する。未来編では中の人繋がりで迷子になった[[マサキ・アンドー|マサキ]]を[[ゼロシステム]]で探し出す他、[[中断メッセージ]]では「ヒイロの声真似をするマサキ」を見つけて声をかけるというやり取りもある。
 
:序盤の現代編ではEWのストーリーが再現される為、出番は多い。ただしシェルター狙撃イベントは任意出撃かつ彼を[[ウイングガンダムゼロカスタム|ゼロカスタム]]に乗せている時にのみ発生する。未来編では中の人繋がりで迷子になった[[マサキ・アンドー|マサキ]]を[[ゼロシステム]]で探し出す他、[[中断メッセージ]]では「ヒイロの声真似をするマサキ」を見つけて声をかけるというやり取りもある。
:能力自体は『α』と殆ど変わらないが、ゲームバランスの変更により『α』より回避率が不安定。その分[[底力]]を活用する機会が増え、[[援護]]も遅めだが習得する。[[魂]]をゼクスと共に引き続き覚え、W系では唯一の[[覚醒]]持ちなので、作中屈指の[[MAP兵器]]を持つ[[ウイングガンダムゼロカスタム|ゼロカスタム]]との相性が良い。MAP兵器版ツインバスターライフルは3発と弾数に余裕があるため、底力発動中ならあえて魂よりも覚醒を優先して連発、[[クリティカル]]を狙って火力を出す手段も取れる。
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:能力自体は『α』と殆ど変わらないが、ゲームバランスの変更により『α』より回避率が不安定。その分[[底力]]を活用する機会が増え、[[援護]]も遅めだが習得する。[[魂]]をゼクスと共に引き続き覚え、W系では唯一の[[覚醒]]持ちなので、作中屈指の[[マップ兵器]]を持つ[[ウイングガンダムゼロカスタム|ゼロカスタム]]との相性が良い。MAP兵器版ツインバスターライフルは3発と弾数に余裕があるため、底力発動中ならあえて魂よりも覚醒を優先して連発、[[クリティカル]]を狙って火力を出す手段も取れる。
 
:ただし[[激励]]を受けられるようにならないと使い勝手が悪く、[[必中]]を覚えないためリアル系の強敵相手には強化パーツなどでのフォローが必要。そのため改造した[[トーラス]]なども乗り換え候補に入る。また、[[ひらめき]]を覚えないので終盤のボス戦は要注意。覚醒と[[自爆]]を両立している唯一のキャラなので、[[テム=レイの回路]]と合わせて1ターン目から味方の[[底力]]、[[ガッツ]]を強引に引き出すことも可能。
 
:ただし[[激励]]を受けられるようにならないと使い勝手が悪く、[[必中]]を覚えないためリアル系の強敵相手には強化パーツなどでのフォローが必要。そのため改造した[[トーラス]]なども乗り換え候補に入る。また、[[ひらめき]]を覚えないので終盤のボス戦は要注意。覚醒と[[自爆]]を両立している唯一のキャラなので、[[テム=レイの回路]]と合わせて1ターン目から味方の[[底力]]、[[ガッツ]]を強引に引き出すことも可能。
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦α}}
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
:[[いるだけ参戦]]だが[[マリーメイア軍]]に重ねた戦闘台詞がかなりある。緑川氏の協力的な姿勢もあってか、[[ザフト]]のガンダムシリーズに対する特殊台詞が豊富。引き続き能力値もリアル系トップクラスで、ビーム主体の[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ]]と[[PS装甲]]との相性も良好なので、積極的に狙わせると面白い。
 
:[[いるだけ参戦]]だが[[マリーメイア軍]]に重ねた戦闘台詞がかなりある。緑川氏の協力的な姿勢もあってか、[[ザフト]]のガンダムシリーズに対する特殊台詞が豊富。引き続き能力値もリアル系トップクラスで、ビーム主体の[[ウイングガンダムゼロカスタム|ウイングゼロ]]と[[PS装甲]]との相性も良好なので、積極的に狙わせると面白い。
:おそらく[[ギルドローム将軍|両者が敵対するイベント]]があるためかゼクスとの特殊戦闘台詞が存在。
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:おそらく[[ギルドローム|両者が敵対するイベント]]があるためかゼクスとの特殊戦闘台詞が存在。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
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:刹那と相変わらず親友であり、自力で正体を突き止めた[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]とは「共犯者」の間柄となる。また、彼の「感情のままに行動する」という理念は他作品のキャラクターにも大きな影響を与えていく。
 
:刹那と相変わらず親友であり、自力で正体を突き止めた[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]とは「共犯者」の間柄となる。また、彼の「感情のままに行動する」という理念は他作品のキャラクターにも大きな影響を与えていく。
 
:プロローグで原作通り[[ウイングガンダム]]を自爆させた後、修復されたウイングガンダムで[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]と決闘⇒自軍に参加という流れで加入。中盤[[OZ]]の捕虜になり自軍から離脱、原作通り[[ゼロシステム]]に飲まれた[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の暴走を止めるが、自身も[[ゼロシステム]]に振り回され暴走し自軍と(というかゼロと)敵対、一時行方不明となる。
 
:プロローグで原作通り[[ウイングガンダム]]を自爆させた後、修復されたウイングガンダムで[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]と決闘⇒自軍に参加という流れで加入。中盤[[OZ]]の捕虜になり自軍から離脱、原作通り[[ゼロシステム]]に飲まれた[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]の暴走を止めるが、自身も[[ゼロシステム]]に振り回され暴走し自軍と(というかゼロと)敵対、一時行方不明となる。
:その後、レッドワンを名乗って[[カタロン]]に参加していたところを[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]に拾われ、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]から[[ガンダムエピオン]]を受領。アザティスタンにて自軍と合流する。その際原作同様[[ウイングガンダムゼロ]]に乗り込んだ[[ミリアルド・ピースクラフト|ミリアルド]]と交戦したことで[[ゼロシステム|エピオンシステム]]が発動し暴走してしまうが、[[GN粒子]]の共有空間を介して刹那達からの後押しを受けたことでシステムを克服。ミリアルドと機体を交換し、ウイングガンダムゼロと共に自軍に復帰する。
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:その後、レッドワンを名乗って[[カタロン]]に参加していたところを[[シャア・アズナブル|クワトロ]]に拾われ、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]から[[ガンダムエピオン]]を受領。アザティスタンにて自軍と合流する。その際原作同様[[ウイングガンダムゼロ]]に乗り込んだ[[ゼクス・マーキス|ミリアルド]]と交戦したことで[[ゼロシステム|エピオンシステム]]が発動し暴走してしまうが、[[GN粒子]]の共有空間を介して刹那達からの後押しを受けたことでシステムを克服。ミリアルドと機体を交換し、ウイングガンダムゼロと共に自軍に復帰する。
 
:終盤ではゼロシステムを完全に使いこなし、刹那と同じく人の限界を超え、[[イオリア・シュヘンベルグ|イオリア]]の望む「革新者」の一人として成長していく。
 
:終盤ではゼロシステムを完全に使いこなし、刹那と同じく人の限界を超え、[[イオリア・シュヘンベルグ|イオリア]]の望む「革新者」の一人として成長していく。
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
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=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
:EW版で初参戦。シーン3「プリベンター」で仲間に加わる。[[張五飛|五飛]]を[[説得]]できる。また、[[クワトロ・バジーナ]]の正体をいち早く見抜いていた。
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:EW版で初参戦。シーン3「プリベンター」で仲間に加わる。[[張五飛|五飛]]を[[説得]]できる。また、[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]の正体をいち早く見抜いていた。
 
:[[能力]]値は悪くないが、[[2回行動]]レベルが56と絶望的に高いので、UCガンダム系パイロットと比べると劣る。必修精神コマンドは[[自爆]]、[[熱血]]、[[魂]]。
 
:[[能力]]値は悪くないが、[[2回行動]]レベルが56と絶望的に高いので、UCガンダム系パイロットと比べると劣る。必修精神コマンドは[[自爆]]、[[熱血]]、[[魂]]。
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
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;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 
:'''ゼロシステム適応者'''
 
:'''ゼロシステム適応者'''
:攻撃力、照準値に補正がかかる。
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:攻撃力・照準値が増加する。
 
:'''ピンポイント攻撃'''
 
:'''ピンポイント攻撃'''
:与ダメージに補正がかかる。気力130以上の時、ステージ中一度だけ「[[狙撃]]」(レベルが上がると「[[奮起]]」も追加される)がかかる。
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:与ダメージが増加する。気力130以上の時、ステージ中一度だけ「[[狙撃]]」(レベルが上がると「[[奮起]]」も追加される)がかかる。
 
:'''強靭(ヒイロ)'''
 
:'''強靭(ヒイロ)'''
:攻撃力が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が2増加する(LV20で3増加に変更される)。
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:攻撃力が増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。
 +
:'''[+]精密攻撃(ヒイロ)'''
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:攻撃力・照準値・気力上限が増加する。自分のアクション開始時に気力が上昇する。気力130以上の時、ステージ中一度だけ「[[直撃]]」(レベルが上がると「[[奇襲]]」も追加される)がかかる。
    
=== [[小隊長能力]] ===
 
=== [[小隊長能力]] ===
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:なお、ヒイロの名前はWの主要キャラ同様数字を示すものと同時に、彼の名前や韻にも由来している<ref>ムービック『新機動戦記ガンダムW 設定記録集PART-I』72頁。</ref>。
 
:なお、ヒイロの名前はWの主要キャラ同様数字を示すものと同時に、彼の名前や韻にも由来している<ref>ムービック『新機動戦記ガンダムW 設定記録集PART-I』72頁。</ref>。
 
;[[シャア・アズナブル]](クワトロ・バジーナ)
 
;[[シャア・アズナブル]](クワトロ・バジーナ)
:『[[新]]』では彼の部下となっている。『[[D]]』では[[ゼロシステム]]の見せた未来により、自らの意思で[[ネオ・ジオン]]に協力する。
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:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では彼の部下となっている。『[[D]]』では[[ゼロシステム]]の見せた未来により、自らの意思で[[ネオ・ジオン]]に協力する。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z 再世篇]]』では自分を見失い放浪していた所を彼に拾われ、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]と引き合わされる。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z 再世篇]]』では自分を見失い放浪していた所を彼に拾われ、[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]と引き合わされる。
 
;[[ヤザン・ゲーブル]]
 
;[[ヤザン・ゲーブル]]
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==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
==== アナザーガンダムシリーズ ====
 
;[[ドモン・カッシュ]]
 
;[[ドモン・カッシュ]]
:『[[新]]』では彼と[[ガンダムファイト]]をする事に。その際、ドモンの実力を認めている。また、熱血漢のドモンとクールなヒイロで対になってはいるが、両者とも重い過去もあってか、寡黙で無愛想でぶっきらぼうである。
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:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では彼と[[ガンダムファイト]]をする事に。その際、ドモンの実力を認めている。また、熱血漢のドモンとクールなヒイロで対になってはいるが、両者とも重い過去もあってか、寡黙で無愛想でぶっきらぼうである。
 
;[[東方不敗マスター・アジア]]
 
;[[東方不敗マスター・アジア]]
 
:『A』と『R』で条件を満たしていれば共闘。
 
:『A』と『R』で条件を満たしていれば共闘。
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=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
 
;「お前を殺す」
 
;「お前を殺す」
:第1話。自分の顔を見た[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]の学校に転校した当日、彼女から渡された誕生日パーティの招待状を破り捨て、その去り際に一言。『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では[[DVE]]。DVEの初登場はFなので、リアル主人公を選んだ場合初めて流れるDVEがこれである。
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:第1話。自分の顔を見た[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]の学校に転校した当日、彼女から渡された誕生日パーティの招待状を破り捨て、その去り際に一言。『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では[[DVE]]。DVEの初登場はFなので、'''リアル主人公を選んだ場合初めて流れるDVEがこれ'''である。
 
:すれ違いざまに彼女の浮かべた涙を拭うという、どこか気障な所作も併せて「シリアスな笑い」のような要素も加わる。まさかの殺人宣言に度肝を抜かれた人は多い。作中でエキセントリックな一面を持つリリーナも「何なのこの人」と流石に動揺していた。ヒイロを連想させる台詞として有名だが、実はヒイロが「殺す」と言った人間は誰一人死んでいないため逆に'''「生存フラグ」'''となっている<ref>ただし、第2話でデュオに妨害されるまでの「殺す」は何気に本気で、その冷徹な殺意で躊躇なく銃を向け、リリーナを恐怖させる一幕もあった。</ref>。
 
:すれ違いざまに彼女の浮かべた涙を拭うという、どこか気障な所作も併せて「シリアスな笑い」のような要素も加わる。まさかの殺人宣言に度肝を抜かれた人は多い。作中でエキセントリックな一面を持つリリーナも「何なのこの人」と流石に動揺していた。ヒイロを連想させる台詞として有名だが、実はヒイロが「殺す」と言った人間は誰一人死んでいないため逆に'''「生存フラグ」'''となっている<ref>ただし、第2話でデュオに妨害されるまでの「殺す」は何気に本気で、その冷徹な殺意で躊躇なく銃を向け、リリーナを恐怖させる一幕もあった。</ref>。
:「G GENEATION ADVANCE」では「手加減攻撃」効果のIDコマンドとなっているほど。スパロボでもクロスオーバーで他作品のキャラにも言うことがあるが、『[[L]]』まで(つまり、[[第2次Z]]発売前までというかなり長い間)は生存フラグでなく赦されざる巨悪に対する決め台詞として使われていたフシがある(『第2次Z』以前にこの台詞を言われて生き残ったのは『[[新]]』の[[シャア・アズナブル|シャア]]と『[[第2次α]]』の[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]、『[[W]]』の[[インファレンス]]くらいしかいない)。『第2次Z』でようやく生存フラグとしてしか使われなくなった。
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:「G GENEATION ADVANCE」では「手加減攻撃」効果のIDコマンドとなっているほど。スパロボでもクロスオーバーで他作品のキャラにも言うことがあるが、『[[L]]』まで(つまり、[[第2次Z]]発売前までというかなり長い間)は生存フラグでなく赦されざる巨悪に対する決め台詞として使われていたフシがある(『第2次Z』以前にこの台詞を言われて生き残ったのは『[[新スーパーロボット大戦|新]]』の[[シャア・アズナブル|シャア]]と『[[第2次α]]』の[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]、『[[W]]』の[[インファレンス]]くらいしかいない)。スパロボでも『新』と『F(完結編)』では攻撃時の戦闘台詞としても使われていたが、『第2次Z』でようやく生存フラグとしてしか使われなくなった。
 
:なお、当たり前のことであるが、ネットを含めた現実世界で発言すると逮捕される可能性があるのでご注意を。ちなみに、ヒイロ・ユイを演じた[[声優]]の緑川光氏は、上記の台詞を「物騒な台詞」と評している。<ref>余談だが、緑川氏が[[ポプ子]]を演じたバージョンの『[[ポプテピピック]]』第14話では、この台詞を始めヒイロの名台詞がいくつかパロディされている。</ref>
 
:なお、当たり前のことであるが、ネットを含めた現実世界で発言すると逮捕される可能性があるのでご注意を。ちなみに、ヒイロ・ユイを演じた[[声優]]の緑川光氏は、上記の台詞を「物騒な台詞」と評している。<ref>余談だが、緑川氏が[[ポプ子]]を演じたバージョンの『[[ポプテピピック]]』第14話では、この台詞を始めヒイロの名台詞がいくつかパロディされている。</ref>
 
:余談だが、ヒイロには第1話の冒頭で、ドーリアン親子の乗るシャトルを'''地球へ降下の邪魔だから'''撃墜しようとしたとんでもない前科がある。[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]らが割り込んできたお陰で未遂に終わったが、もし実行されていたら地球圏はどうなっていたことだろうか。
 
:余談だが、ヒイロには第1話の冒頭で、ドーリアン親子の乗るシャトルを'''地球へ降下の邪魔だから'''撃墜しようとしたとんでもない前科がある。[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]らが割り込んできたお陰で未遂に終わったが、もし実行されていたら地球圏はどうなっていたことだろうか。
 
;「これで何もかも終わりだ…! 任務、完了…」
 
;「これで何もかも終わりだ…! 任務、完了…」
 
:第2話より。[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]がサルベージした[[ウイングガンダム]]を始末しようとして魚雷を発射した時の台詞。この場面前のデュオに「何しやがんだバカヤロー!」とごもっとも過ぎるツッコミと、まだ第2話にもかかわらず海中に沈むあんまりな扱いの主役機2体、そして何より'''ヒイロが背を上に向けた状態で海面に浮き「つづく」のテロップが入る'''というあまりにもシュール過ぎる展開の為、第1話ラストと並びガンダムW屈指の迷場面として有名。
 
:第2話より。[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]がサルベージした[[ウイングガンダム]]を始末しようとして魚雷を発射した時の台詞。この場面前のデュオに「何しやがんだバカヤロー!」とごもっとも過ぎるツッコミと、まだ第2話にもかかわらず海中に沈むあんまりな扱いの主役機2体、そして何より'''ヒイロが背を上に向けた状態で海面に浮き「つづく」のテロップが入る'''というあまりにもシュール過ぎる展開の為、第1話ラストと並びガンダムW屈指の迷場面として有名。
:マジメに解説すれば、ウイングガンダムがゼクスに左推進システムを破損させられヒイロにとっては足枷と化していたと思われる事情があり、「ガンダムを見た物を生かして帰すな」とか「証拠は自分自身を含めて消し去れ」とかいうスパイや地下組織の鉄則をあまりにも愚直に守ろうとした結果こうなってしまったのだろうが、大真面目過ぎて却って笑いを呼んでしまう(しかも沈んだだけでガンダムを壊せなかったし、ヒイロも魚雷のバックブラストに煽られながら普通に生きていた)。ゲームでも撃墜された時の台詞として採用されている。
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:マジメに解説すれば、ウイングガンダムがゼクスに左推進システムを破損させられヒイロにとっては足枷と化していたと思われる事情があり、「ガンダムを見た物を生かして帰すな」とか「証拠は自分自身を含めて消し去れ」とかいうスパイや地下組織の鉄則をあまりにも愚直に守ろうとした結果こうなってしまったのだろうが、大真面目過ぎて却って笑いを呼んでしまう(しかも沈んだだけでガンダムを壊せなかったし、ヒイロも魚雷のバックブラストに煽られながら普通に生きていた)。SRWを含めた各ゲームでも撃墜された時の台詞として採用されており、特に終始敵として登場する『F』では聞く機会も多いだろう。
 
;「俺のMSは、他人に触ってほしくない。それだけだ」
 
;「俺のMSは、他人に触ってほしくない。それだけだ」
 
:第4話。ウイングの修復を手伝おうとするデュオへの返答。「ヒイロは愛機のウイングガンダムに愛着はない」と思われがちの中、珍しく愛着を見せるような発言だが、「必要な限りは使う」という考えゆえのものであろう。
 
:第4話。ウイングの修復を手伝おうとするデュオへの返答。「ヒイロは愛機のウイングガンダムに愛着はない」と思われがちの中、珍しく愛着を見せるような発言だが、「必要な限りは使う」という考えゆえのものであろう。
;「何をしてるんだ俺は…!? こいつは死んでくれた方がいいはずなのに…!]
+
;「何をしてるんだ俺は…!? こいつは死んでくれた方がいいはずなのに…!」
 
:第6話。パーティーの日、OZの襲撃による爆撃からリリーナを庇って。暗殺すべき対象のはずが、本能的に守った事に戸惑っている様子。工作員として忠実な訓練を受けたヒイロ自身は気づいていないが、リリーナを[[愛|「運命の相手」]]だと無意識に感じ始めているのだろうか…。
 
:第6話。パーティーの日、OZの襲撃による爆撃からリリーナを庇って。暗殺すべき対象のはずが、本能的に守った事に戸惑っている様子。工作員として忠実な訓練を受けたヒイロ自身は気づいていないが、リリーナを[[愛|「運命の相手」]]だと無意識に感じ始めているのだろうか…。
 
;「惨めな仕事だ…俺の、俺のミスだぁぁぁっ!!」
 
;「惨めな仕事だ…俺の、俺のミスだぁぁぁっ!!」
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=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
 
;「ターゲット…○○○○○」
 
;「ターゲット…○○○○○」
:よく相手の対象に言う台詞。なお、「○○○○○」の部分は相手の対象であり、スパロボシリーズでは緑川光氏のオリジナル台詞が数十パターンに渡り毎回収録されている。
+
:よく相手の対象に言う台詞。ゼロカスタムのツインバスターライフル(最大出力)のロックオン演出に重ねられて使われることが多い。なお、「○○○○○」の部分は相手の対象であり、スパロボシリーズでは緑川光氏のオリジナル台詞が数十パターンに渡り毎回収録されている。
:機械類ならモビルスーツ、モビルドール、[[ガンダムタイプ]]。サンライズ作品枠なら[[アーマード・トルーパー|AT]]や[[ナイトメアフレーム|KML]]という具合。
+
:機械類ならモビルスーツ、モビルドール、[[ガンダムタイプ]]。サンライズ作品枠なら[[アーマード・トルーパー|AT]]や[[ナイトメアフレーム|KMF]]という具合。『第3次α』ではザフトに鹵獲されたG兵器相手には型式番号込みで言ってくれる。
 
:人物だとゼクス、トレーズは勿論。シャア、クルーゼ、リボンズ、フロンタル、マスクらガンダム系。版権作品とスパロボシリーズ[[ラストボス]]ら(スパロボに関しては第2次α以降『AP』のヴィンデル除き全員である)まで。[[声優ネタ]]として[[雷張ジョー]]や[[アサキム・ドーウィン]]らもある。作中における徹底した性格からか。
 
:人物だとゼクス、トレーズは勿論。シャア、クルーゼ、リボンズ、フロンタル、マスクらガンダム系。版権作品とスパロボシリーズ[[ラストボス]]ら(スパロボに関しては第2次α以降『AP』のヴィンデル除き全員である)まで。[[声優ネタ]]として[[雷張ジョー]]や[[アサキム・ドーウィン]]らもある。作中における徹底した性格からか。
 
:ちなみに汎用パターンは「ターゲット・ロックオン……」と普通なのだが、『時獄篇』のボーナスシナリオではこれ(御丁寧に'''[[DVE]]''')を聞いた[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]が、'''自分が狙われたと勘違いして驚く'''場面がある。確かにロックオンだが。なお、『時獄篇』本編では[[アンチスパイラル]]のみであり、それ以外は汎用で固定されている。ちなみに『X』のエフゲニーは[[ビゾン・ジェラフィル|本来の名前]]で呼ぶ。
 
:ちなみに汎用パターンは「ターゲット・ロックオン……」と普通なのだが、『時獄篇』のボーナスシナリオではこれ(御丁寧に'''[[DVE]]''')を聞いた[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン]]が、'''自分が狙われたと勘違いして驚く'''場面がある。確かにロックオンだが。なお、『時獄篇』本編では[[アンチスパイラル]]のみであり、それ以外は汎用で固定されている。ちなみに『X』のエフゲニーは[[ビゾン・ジェラフィル|本来の名前]]で呼ぶ。
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==== 第3次α ====
 
==== 第3次α ====
;「…あれが並みの機体ならな」<br />「実体弾を無効化する装甲、換装可能な装備…。あれが量産されたら、連邦とザフトの勢力図が変わるかも知れん」<br />「新型の肩部と背部にハードポイントらしき物があった。そこから推測したまでだ」
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;「…あれが並みの機体ならな」<br />「[[フェイズシフト装甲|実体弾を無効化する装甲]]、換装可能な装備…。あれが量産されたら、連邦とザフトの勢力図が変わるかも知れん」<br />「新型の肩部と背部にハードポイントらしき物があった。そこから推測したまでだ」
 
:第7話「崩壊の大地」のシナリオデモで、[[アークエンジェル]]のブリッジで今後の方針について話し合っていた時に、幸い奪われずに済んだ[[ストライクガンダム|ストライク]]を外見から性能やコンセプトを見抜いた台詞。開発者として携わった[[マリュー・ラミアス|マリュー]]からは、資料すら読んでいない彼が機密事項を難なく見抜いたので「換装可能って…あなた、どうしてそのことを?」と驚愕したが、戦闘のプロフェッショナルとして育てられたヒイロからすれば、そんな事は造作もない事なのは容易に想像できる。
 
:第7話「崩壊の大地」のシナリオデモで、[[アークエンジェル]]のブリッジで今後の方針について話し合っていた時に、幸い奪われずに済んだ[[ストライクガンダム|ストライク]]を外見から性能やコンセプトを見抜いた台詞。開発者として携わった[[マリュー・ラミアス|マリュー]]からは、資料すら読んでいない彼が機密事項を難なく見抜いたので「換装可能って…あなた、どうしてそのことを?」と驚愕したが、戦闘のプロフェッショナルとして育てられたヒイロからすれば、そんな事は造作もない事なのは容易に想像できる。
 
;「…自信がないのなら、下がれ」<br />「お前の判断は、不利な状況に対しての逃げに過ぎない」<br />「そうだ。それでは守るべきものを守れない」
 
;「…自信がないのなら、下がれ」<br />「お前の判断は、不利な状況に対しての逃げに過ぎない」<br />「そうだ。それでは守るべきものを守れない」
:第7話「崩壊の大地」より。ヘリオポリスの被害を考慮せず、ストライクガンダムの防衛を優先しようとするクォヴレーを咎めていた。
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:第7話「崩壊の大地」より。[[ヘリオポリス]]の被害を考慮せず、ストライクガンダムの防衛を優先しようとする[[クォヴレー・ゴードン|クォヴレー]]を咎めていた。
 
;キラ「で、でも…いきなり銃を渡されたって…!」<br />ヒイロ「…撃てないのなら、帰れ。戦えない者は足手まといだ」
 
;キラ「で、でも…いきなり銃を渡されたって…!」<br />ヒイロ「…撃てないのなら、帰れ。戦えない者は足手まといだ」
 
:第15話「遥かなる凱歌」より。オービットベースに攻めてきた原種を迎撃する際の白兵戦で、キラに向けられたヒイロの言葉。因みに、本作で初めてヒイロが彼に対して話しかけた場面でもある。見かけこそ少々棘を感じる言葉だが、「戦う意志の無い者は戦うべきではない」というWキャラ独特の基本スタンスを考慮すると、「無理をするな」という彼なりの配慮が含まれていたのかもしれない。しかし、ストライク搭乗期のキラは銃撃戦をやる様な人物ではなく、そもそもまだまともに銃を扱えなかった頃なので「戦いに引っ張り出して置いてそれはないのでは?」とこの辺りの意見は分かれている。
 
:第15話「遥かなる凱歌」より。オービットベースに攻めてきた原種を迎撃する際の白兵戦で、キラに向けられたヒイロの言葉。因みに、本作で初めてヒイロが彼に対して話しかけた場面でもある。見かけこそ少々棘を感じる言葉だが、「戦う意志の無い者は戦うべきではない」というWキャラ独特の基本スタンスを考慮すると、「無理をするな」という彼なりの配慮が含まれていたのかもしれない。しかし、ストライク搭乗期のキラは銃撃戦をやる様な人物ではなく、そもそもまだまともに銃を扱えなかった頃なので「戦いに引っ張り出して置いてそれはないのでは?」とこの辺りの意見は分かれている。
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:第41話「銀河が消滅する日」より、ケミカルボルトの支配下に置かれた[[ガオファイガー]]との戦闘前会話。[[獅子王凱|凱]]の実力を熟知しているが故に、ヒイロも苦戦を強いられる事を覚悟する。
 
:第41話「銀河が消滅する日」より、ケミカルボルトの支配下に置かれた[[ガオファイガー]]との戦闘前会話。[[獅子王凱|凱]]の実力を熟知しているが故に、ヒイロも苦戦を強いられる事を覚悟する。
 
;「どんな小さな命だろうと、生まれた以上生きる権利はある。だが、ハザル」<BR/>「それすらわからないお前は存在することを許されない」
 
;「どんな小さな命だろうと、生まれた以上生きる権利はある。だが、ハザル」<BR/>「それすらわからないお前は存在することを許されない」
:第44話に於けるハザルとの戦闘前会話より。周りの命を虫けらと見下すハザルに、お前はいてはならないのだと正面から言い切る。ヒイロの台詞の中である意味最も重い'''相手の存在自体の完全否定'''である。
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:第44話に於ける[[ハザル・ゴッツォ|ハザル]]との戦闘前会話より。周りの命を虫けらと見下すハザルに、お前はいてはならないのだと正面から言い切る。ヒイロの台詞の中である意味最も重い'''相手の存在自体の完全否定'''である。
 
;「馬鹿はどこにでもいる。お前もその一人だ」
 
;「馬鹿はどこにでもいる。お前もその一人だ」
 
:第46話宇宙ルート「永遠を信じて」より。アスランに対して「馬鹿だ」と言うカガリを揶揄してヒイロが発言する。
 
:第46話宇宙ルート「永遠を信じて」より。アスランに対して「馬鹿だ」と言うカガリを揶揄してヒイロが発言する。
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==== 第2次Z破界篇 ====
 
==== 第2次Z破界篇 ====
;「刹那・F・セイエイ…! お前はガンダムではない!」<br />「ならば、お前はガンダムになれ!」
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;「[[刹那・F・セイエイ]]…! お前はガンダムではない!」<br />「ならば、お前はガンダムになれ!」
 
:第18話裏部隊ルート「交差する明日」より。[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]に「戦いは戦いを呼ぶ」と断じられ「俺はガンダムになれない」と意気消沈していた際に、この言葉を発して発破をかけた。
 
:第18話裏部隊ルート「交差する明日」より。[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]に「戦いは戦いを呼ぶ」と断じられ「俺はガンダムになれない」と意気消沈していた際に、この言葉を発して発破をかけた。
 
;「そうか…」
 
;「そうか…」
:第20話「砂塵に舞う悪意」より。[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に'''「お前もガンダムだ」'''と言われたことを受けての返答。表情からは喜んでいるのか呆れているのか、普通に流したのか判断は付かないが、再世篇EDにおいて素直に受け止めていたニュアンスを感じる場面がある。
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:第20話「砂塵に舞う悪意」より。刹那に'''「お前もガンダムだ」'''と言われたことを受けての返答。表情からは喜んでいるのか呆れているのか、普通に流したのか判断は付かないが、再世篇EDにおいて素直に受け止めていたニュアンスを感じる場面がある。
 
;「目的を果たさずして死ぬ事が怖くなったようだな…」
 
;「目的を果たさずして死ぬ事が怖くなったようだな…」
 
:第33話「天を突く命」より。刹那から「いつか自爆したとき、死ぬのが怖くなかったのか?」という質問をされて。この会話の直前に[[カミナ]]が戦死しており、その死が刹那にも影響を与えていたことをヒイロは見抜いたようである。
 
:第33話「天を突く命」より。刹那から「いつか自爆したとき、死ぬのが怖くなかったのか?」という質問をされて。この会話の直前に[[カミナ]]が戦死しており、その死が刹那にも影響を与えていたことをヒイロは見抜いたようである。
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:「囚われの心」にて。ナナリー救出作戦におけるルルーシュの行動に、たった今自分達を指揮して戦うゼロが被る。そして、ヒイロのこの予感は、再世篇において裏付けられることになる。
 
:「囚われの心」にて。ナナリー救出作戦におけるルルーシュの行動に、たった今自分達を指揮して戦うゼロが被る。そして、ヒイロのこの予感は、再世篇において裏付けられることになる。
 
;「ユーフェミア・リ・ブリタニア…。リリーナとも親交のあった女…。何故だ、何故あのような命令を出すに至った…?」
 
;「ユーフェミア・リ・ブリタニア…。リリーナとも親交のあった女…。何故だ、何故あのような命令を出すに至った…?」
:[[行政特区日本]]記念式典会場における日本人虐殺の際の言葉。[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]と絆で結ばれている[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が虐殺を引き起こしたことに疑問を持っていることが覗える。
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:第36話エリア11ルート「血染めのユフィ」にて、[[行政特区日本]]記念式典会場における日本人虐殺の際の言葉。[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]と絆で結ばれている[[ユーフェミア・リ・ブリタニア|ユーフェミア]]が虐殺を引き起こしたことに疑問を持っていることが覗える。
    
==== 第2次Z再世篇 ====
 
==== 第2次Z再世篇 ====
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:[[小バーム]]ルート第33話「怒る心に火をつけろ」or「エリカの決意」より。小バームのバリア破壊のため突入する一矢に送った言葉。1回目も何も失敗したらその時点で[[ダイモス]]ごと死亡する無謀な作戦ゆえにトロワから「もっとうまい言い方があると思うがな」と突っ込まれるが、エリカのため、そして地球とバームのために覚悟を決めた一矢には十分な励ましになった。
 
:[[小バーム]]ルート第33話「怒る心に火をつけろ」or「エリカの決意」より。小バームのバリア破壊のため突入する一矢に送った言葉。1回目も何も失敗したらその時点で[[ダイモス]]ごと死亡する無謀な作戦ゆえにトロワから「もっとうまい言い方があると思うがな」と突っ込まれるが、エリカのため、そして地球とバームのために覚悟を決めた一矢には十分な励ましになった。
 
;「勘違いするな」<br />「五飛とお前の言っていること…似ているかもしれんが、根本的なものが違う」
 
;「勘違いするな」<br />「五飛とお前の言っていること…似ているかもしれんが、根本的なものが違う」
:最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」にて、[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]と[[レモン・ブロウニング|レモン]]が五飛が[[シャドウミラー]]の思想に共鳴して加担していた事について言及してきた際に彼らに対して。
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:最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」にて、[[ヴィンデル・マウザー|ヴィンデル]]と[[レモン・ブロウニング|レモン]]が、「戦いこそが兵士の魂のよりどころとなる」として五飛が[[シャドウミラー]]の思想に共鳴して加担していた事について言及してきた際に彼らに対して。
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:平和になった世界で淘汰された戦士の存在意義を求めた五飛と、単に闘争の世界を作ろうとしたシャドウミラーとでは、確かに同じ言葉でも意味するところは違うだろう。
    
==== R ====
 
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;「了解している。そちらの素性もな」
 
;「了解している。そちらの素性もな」
:初登場時、[[HL-0 ハルノ|ハルノ]]からの通信に対して。機体の開発で地下にこもっていた悠達と直接面識が会ったとは思えないが、[[レディ・アン|レディ]]から連絡でもあったのだろうか?
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:初登場時、[[HL-0 ハルノ|ハルノ]]からの通信に対して。機体の開発で地下にこもっていた[[悠凪・グライフ|悠]]達と直接面識が会ったとは思えないが、[[レディ・アン|レディ]]から連絡でもあったのだろうか?
 
;「リリーナ、今度こそ救い出す…!ツイン・バスター・ライフル、出力最大…!攻撃目標、レクイエム…!破壊する…!」
 
;「リリーナ、今度こそ救い出す…!ツイン・バスター・ライフル、出力最大…!攻撃目標、レクイエム…!破壊する…!」
 
:第32話のイベント限定の戦闘台詞。リリーナを人質に取って、[[LOTUS]]を投降させようとしたジブリールの脅しを無視して彼が立てこもっている[[レクイエム]]に向けて、ツイン・バスター・ライフルを発射した。
 
:第32話のイベント限定の戦闘台詞。リリーナを人質に取って、[[LOTUS]]を投降させようとしたジブリールの脅しを無視して彼が立てこもっている[[レクイエム]]に向けて、ツイン・バスター・ライフルを発射した。
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:「地球外勢力の襲来により[[グリプス戦役]]が中断、ネオ・ジオンとティターンズは双方健在のまま、シャアが新生ネオ・ジオンを率いることなく[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と共にエゥーゴを離脱した」という衝撃のifを描くイベント「起死回生のシャア」より。
 
:「地球外勢力の襲来により[[グリプス戦役]]が中断、ネオ・ジオンとティターンズは双方健在のまま、シャアが新生ネオ・ジオンを率いることなく[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と共にエゥーゴを離脱した」という衝撃のifを描くイベント「起死回生のシャア」より。
 
:アムロの「ネオ・ジオンに対抗するため、ロンド・ベルに協力してくれ」という要請を、「体制側にいては世界は変えられない」「ネオ・ジオンの行動が連邦とティターンズを消耗させられるなら、それでもいい」という強硬な姿勢で突っぱねるシャアだが、カミーユ、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]、[[シーブック・アノー|シーブック]]ら次世代のニュータイプ3人との[[感応]]と、孤独な戦いの中、仲間のガンダムパイロットや[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]と触れ合うことで変わっていったヒイロの言葉に触発され、ロンド・ベルへの協力を決意することに。
 
:アムロの「ネオ・ジオンに対抗するため、ロンド・ベルに協力してくれ」という要請を、「体制側にいては世界は変えられない」「ネオ・ジオンの行動が連邦とティターンズを消耗させられるなら、それでもいい」という強硬な姿勢で突っぱねるシャアだが、カミーユ、[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]、[[シーブック・アノー|シーブック]]ら次世代のニュータイプ3人との[[感応]]と、孤独な戦いの中、仲間のガンダムパイロットや[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]と触れ合うことで変わっていったヒイロの言葉に触発され、ロンド・ベルへの協力を決意することに。
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:ヒイロらしからぬ熱い語り口は印象に残る。TV版前半OP曲である「JUST COMMUNICATION」に倣うなら「わかり合える人がいれば戦う事出来るから」といったところだろうか。
 
:また、略したやり取りの中では'''「ジオン・ダイクンと指導者ヒイロ・ユイは友人関係にあった」'''というさりげないクロスオーバーが行われている。
 
:また、略したやり取りの中では'''「ジオン・ダイクンと指導者ヒイロ・ユイは友人関係にあった」'''というさりげないクロスオーバーが行われている。
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==== [[スーパーロボット大戦DD|DD]] ====
 
==== [[スーパーロボット大戦DD|DD]] ====
 
;「ガンダムを自爆させても、生き残る奴はいるぞ」<br />[[ナタル・バジルール|ナタル]]「[[サイボーグ]]である[[獅子王凱]]ならともかく、そんなことが出来る人間など存在するわけが…」<br />「いや、ここにいる」<br />ナタル「な…!?」
 
;「ガンダムを自爆させても、生き残る奴はいるぞ」<br />[[ナタル・バジルール|ナタル]]「[[サイボーグ]]である[[獅子王凱]]ならともかく、そんなことが出来る人間など存在するわけが…」<br />「いや、ここにいる」<br />ナタル「な…!?」
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;「馬鹿ならする」<br />「戦略目標達成のために最大限の戦闘能力で戦術目標を破壊する、その覚悟があれば」
 
;「馬鹿ならする」<br />「戦略目標達成のために最大限の戦闘能力で戦術目標を破壊する、その覚悟があれば」
 
:1章Part7「ディスインフォメーション」より。[[ザフト]]の目標が[[アラスカ基地]]攻略と推測した際、それを馬鹿と断じた[[クルツ・ウェーバー]]に対して。どことなく、TV版の[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]の「馬鹿は来る!」を想起させてしまう台詞。
 
:1章Part7「ディスインフォメーション」より。[[ザフト]]の目標が[[アラスカ基地]]攻略と推測した際、それを馬鹿と断じた[[クルツ・ウェーバー]]に対して。どことなく、TV版の[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]の「馬鹿は来る!」を想起させてしまう台詞。
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;「…お前がヴァルヴレイヴに乗った理由を思い出せ」<br />「お前はもう覚悟を…仲間を助けるため、いざという時にはどう行動するか、その覚悟を決めているはずだ」<br />「ただし、自爆は推奨しない。死ぬほど痛いぞ」
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:3章Part4「翻弄される早矢」。覚悟を決めなければならないと気負う[[犬塚キューマ]]に対して贈った助言。'''ご丁寧にもいつものジョーク?付き。'''
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;「そうか。それで、ゼロはお前がシステムを起動したあの時、俺に勝利する未来を見せたというわけか」<br />「くくっ、はーはっはっ!」<br />「いや、面白い奴だな、お前は」
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:期間限定イベント「[[クロッシング・パイロット]]第2弾」より。[[ウイングガンダムゼロリベリオン]]に搭乗した[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]([[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]])がゼロシステムを克服した理由を聞いて納得した途端、ヒイロにしては珍しく声を上げて笑う。その方法が'''頭脳でゼロシステムを捻じ伏せる'''という豪快なものだったとはいえ、ここまで気に入るのも珍しい。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
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=== 旧シリーズ ===
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;「‥‥転入届に記名してある」
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:『[[F]]』第20話「ドクーガの野望」シナリオエンドデモより、デュオから名前を聞かれた時の返答。記名してある名前はよりによって、『'''[[アムロ・レイ]]'''』だった。当然デュオには突っ込まれている。
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=== αシリーズ ===
 
=== αシリーズ ===
 
;「………『ゼロ』…」
 
;「………『ゼロ』…」
:『[[第2次α]]』にて、新しい部隊名を決める時にカトルからどんな名前を考えているのか聞かれた時に咄嗟に出した答え。直後にデュオから「味気ねえ~! しかも、それ…お前の機体名だろうが。もう少しひねれよ、もう少し」とツッコまれてしまう。あまりこういうセンスはないようだ。(もっともこの時は彼に限らず大半のキャラがネーミングセンスの無さを露呈しているのだが)
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:『[[第2次α]]』にて、新しい部隊名を決める時にカトルからどんな名前を考えているのか聞かれた時に咄嗟に出した答え。直後にデュオから「味気ねえ~! しかも、それ…お前の機体名だろうが。もう少しひねれよ、もう少し」とツッコまれてしまう。あまりこういうセンスはないようだ。もっともこの時は彼に限らず大半のキャラがネーミングセンスの無さを露呈しており、現に五飛はこのヒイロとデュオのやり取りを見て自分の案である『ナタク』を発表前に自分で却下している。
    
=== Zシリーズ ===
 
=== Zシリーズ ===
匿名利用者