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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Patrick Colasour]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Patrick Colasour]]<ref>[http://www.gundam00.net/tv/character/45.html Character]、機動戦士ガンダム00[ダブルオー]、2022年1月29日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダム00}}
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| 改名後 = パトリック・マネキン
 
| 改名後 = パトリック・マネキン
 
| 異名 = 不死身のコーラサワー
 
| 異名 = 不死身のコーラサワー
| 種族 = 地球人
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| 種族 = [[種族::地球人]]
| 性別 = 男
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| 出身 = フランス
 
| 出身 = フランス
| 身長 = 176cm
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| 体重 = [[体重::57 kg]](1st)<br/>[[体重::58 kg]](2nd)
 
| 血液型 = [[血液型::O型]]
 
| 血液型 = [[血液型::O型]]
| 所属 = [[AEU]] → 国連軍 → [[地球連邦軍 (00)|地球連邦平和維持軍]](1st)<br/>[[アロウズ]] → 新クーデター派(2nd)<br/>地球連邦平和維持軍(2ndエピローグ、劇場版)
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'''パトリック・コーラサワー'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。
 
'''パトリック・コーラサワー'''は『[[機動戦士ガンダム00]]』の登場人物。
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劇場版でもコミカルな描写は変わらず、准将に昇進した愛妻にして上官のカティを何度も「大佐」と呼んでは、その度に彼女から突っこまれている。
 
劇場版でもコミカルな描写は変わらず、准将に昇進した愛妻にして上官のカティを何度も「大佐」と呼んでは、その度に彼女から突っこまれている。
   −
劇中における最大級のコメディリリーフキャラクターであり、事実彼が登場したシーンの殆どで視聴者の笑いを誘うような描写がなされている。しかし、模擬戦全勝の技量は伊達ではなく、特に[[GN-X]]シリーズに乗り換えてからは[[ソレスタルビーイング]]側のガンダムを追い詰めたことも数回あり、さらにどんな危機的状況下からも'''無傷で生還'''してくる強運も持ち合わせている。「不死身のコーラサワー」はこうした点から付いた異名である。出てきては速攻で撃墜されて退場するのがお約束だが、その『速攻で撃墜される』までの過程を具に観察すると、周りの動きが見えない先頭なのに真っ先に反応して一人だけ回避していたり、初見の武装や不意打ちなど急な戦況変化に対応していたり、合理的な武装選択をしていたりと、中にはコマ送りでようやくわかるレベルの瞬間的な判断の連続技もあり、エースの名にふさわしい極めて高い操縦スキルを持っていることがうかがえる。媒体によっては指揮能力が低い描写をされることがあるが、指揮官として先頭を保ったまま最初に仕掛け、敵の目を自分へ引き付けている間に僚機が回り込んで作戦目的を達成し、なおかつねぎらいも忘れないとなかなかいい上司っぷりである。僚機の場合も真っ先に突っ込んで一番危険な役回りをこなしつつ仲間にも戦果を分け与えたり、強力な攻撃に対して即座に反撃して士気の低下を防いでいたりする。指揮官としても僚機としても適性は決して低くはない。ただ運だけで生き残ってきた問題児などではなく、名実ともにAEUのエースであると言えるだろう。ただただ相手が悪すぎたのだ。まるで[[異能生存体]]のような男だが、必ず無傷で帰還するという一点においてのみは[[キリコ・キュービィー|本家本元]]を上回っていると言えなくもない(ギブスをしていたのはコミック版の片方のみの表現で、アニメ本編の同場面では無傷)。劇場版ではさすがに死ぬかと思われたが、結局生還を果たしている。
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劇中における最大級のコメディリリーフキャラクターであり、事実彼が登場したシーンの殆どで視聴者の笑いを誘うような描写がなされている。しかし、模擬戦全勝の技量は伊達ではなく、特に[[GN-X]]シリーズに乗り換えてからは[[ソレスタルビーイング]]側のガンダムを追い詰めたことも数回あり、さらにどんな危機的状況下からも'''無傷で生還'''してくる強運も持ち合わせている。「不死身のコーラサワー」はこうした点から付いた異名である。出てきては速攻で撃墜されて退場するのがお約束であり、まるで[[異能生存体]]のような男だが、必ず無傷で帰還するという一点においてのみは[[キリコ・キュービィー|本家本元]]を上回っていると言えなくもない(ギブスをしていたのはコミック版の片方のみの表現で、アニメ本編の同場面では無傷)。劇場版ではさすがに死ぬかと思われたが、結局生還を果たしている。
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こういった事情から'''『運だけで腕前は然程良くないパイロット』『各陣営エースの中では相対的に弱いお調子者』と表現されがち'''ではあるが、その『速攻で撃墜される』までの過程を具に観察すると、周りの動きが見えない(=周辺の動きから状況が読めない)先頭にいたにも関わらず真っ先に反応して一人だけ回避していたり、初見の武装や不意打ちなど急な戦況変化に対応していたり、合理的な武装選択をしていたり、着艦の際に全く音がしなかったり、中にはコマ送りでようやくわかるレベルの瞬間的な判断の連続技もあり、'''エースの名にふさわしい極めて高い操縦スキルを持っている'''ことがうかがえる。実際、'''不意の横槍が入らなければガンダムを撃墜できていたであろうシーンも複数存在している'''。『劇中で最初に主人公と戦う、人格面に難のある腕自慢』という明らかな噛ませ犬ポジションのキャラとして登場したため作品内外を問わず勘違いしている人も多いが、実際にはグラハム、サーシェス、セルゲイといった他のエースたち、あるいはガンダムマイスター達と比べても遜色のない実力を持っているとみていいだろう。
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媒体によっては指揮能力が低い描写をされることがあるが、実際には指揮官として先頭を保ったまま真っ先に仕掛け、敵の目を自分へ引き付けている間に僚機が回り込んで作戦目的を達成するといった作戦をとることが多く見られ、対ガンダム戦でも一定の効果を上げている。戦果を挙げた後は部下へのねぎらいも忘れず、なかなかいい上司っぷりである。僚機の場合でも真っ先に突っ込んで一番危険な役回りをこなしつつ仲間にも戦果を分け与えたり、部隊が強力な攻撃を受けた後でも即座に反撃して士気の低下を防いでいたりする。協調性が無さそうな言動により誤解されがちだが、実は指揮官としても僚機としても適性は決して低くはない。ただ運だけで生き残ってきた問題児などではなく、名実ともにAEUのエースであると言えるだろう。ただただ相手が悪すぎたのだ。
    
ちなみに専用機に乗れないのは、[[ガンダムエクシア]]との初戦以来しょっちゅう機体を壊すため。それでも[[量産機]]で多大な戦果を収めるあたり、パイロットとしての技量が伺える。しょっちゅう壊す割りに降格されないのは、生き残ることで交戦データを収集してくるためであろう。特にガンダム戦でのデータは喉から手が出んばかりのものである。この貴重な存在からか「ガンダムトライエイジ」のフレーバーテキスト内では各マイスターやガンダムの談話を行っており、この内容が[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|映画]]で反映された模様。
 
ちなみに専用機に乗れないのは、[[ガンダムエクシア]]との初戦以来しょっちゅう機体を壊すため。それでも[[量産機]]で多大な戦果を収めるあたり、パイロットとしての技量が伺える。しょっちゅう壊す割りに降格されないのは、生き残ることで交戦データを収集してくるためであろう。特にガンダム戦でのデータは喉から手が出んばかりのものである。この貴重な存在からか「ガンダムトライエイジ」のフレーバーテキスト内では各マイスターやガンダムの談話を行っており、この内容が[[ソレスタルビーイング (劇中劇)|映画]]で反映された模様。
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シリアスな話においてコミカルな描写の多いコーラサワーは、一服の清涼剤とも言える存在であり、密かに人気も高い。また、「変革」「変化」をメインテーマとする『00』において'''全く変わらなかった'''稀有な人物(強いてあげれば苗字だけ変わった)。これには「変わる事が必ずしも良いとは限らない」というアンチテーゼ的な意味合いが含まれている。
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シリアスな話においてコミカルな描写の多いコーラサワーは、一服の清涼剤とも言える存在であり、密かに人気も高い。また、「変革」「変化」をメインテーマとする『00』において'''(良い意味で)全く変わらなかった'''稀有な人物(強いてあげれば苗字だけ変わった)。これには「変わる事が必ずしも良いとは限らない」というアンチテーゼ的な意味合いが含まれている。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:初登場作品で声付き初参加。声優の浜田氏はスパロボ初参加。[[AEU]]のエースを自称するだけあって能力値が結構高く、下手すると序盤の一騎打ちで苦戦する。原作でのコミカルな印象に引きずられて、ナメてかかると危険。
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:初登場作品。声優の浜田氏はスパロボ初参加。[[AEU]]のエースを自称するだけあって能力値が結構高く、下手すると序盤の一騎打ちで苦戦する。原作でのコミカルな印象に引きずられて、ナメてかかると危険。
 
:なお、本作では没になってしまったが、内部に設定された[[エースボーナス]]により、ゲーム中トップクラスの能力を持つ強キャラに変貌する。[[カットイン]]の顔付きが凶悪。
 
:なお、本作では没になってしまったが、内部に設定された[[エースボーナス]]により、ゲーム中トップクラスの能力を持つ強キャラに変貌する。[[カットイン]]の顔付きが凶悪。
 
:本作においては[[グレゴルー・ガロッシュ|グレゴルー]]たちに当たり散らした挙句に判断能力の甘さを指摘される、強引に[[ZEUTH]]組を接収しようとする役割を担うなど[[ティターンズ]]的な存在を担当して割りを食っている場面が多い。
 
:本作においては[[グレゴルー・ガロッシュ|グレゴルー]]たちに当たり散らした挙句に判断能力の甘さを指摘される、強引に[[ZEUTH]]組を接収しようとする役割を担うなど[[ティターンズ]]的な存在を担当して割りを食っている場面が多い。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
 
:今回は劇場版設定で登場しており、フルネームが「パトリック・'''マネキン'''」、愛称「パトリック」となっている。
 
:今回は劇場版設定で登場しており、フルネームが「パトリック・'''マネキン'''」、愛称「パトリック」となっている。
:物語の第1部から登場し、相変わらずのコメディリリーフぶりを見せつつも、連邦軍の良識派軍人の一人として度々UXを助ける場面も。条件を満たせばELSとの最終決戦の後にアンドレイと共に加入。原作でも死んでないので、生存自体は無条件。
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:物語の第1部から登場し、相変わらずのコメディリリーフぶりを見せつつも、連邦軍の良識派軍人の一人として度々UXを助ける場面も。
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:ガンダム00組がアメリカルートに同行する関係上忘れやすいが、ヨーロッパルート第14話「Search-and-Kill」での勇姿は必見である。
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:条件を満たせばELSとの最終決戦の後にアンドレイと共に加入。原作でも死んでないので、生存自体は無条件。
 
:しかし原作では[[自爆]]を阻まれて生き残ったのに対しUXでは'''自爆したにも関わらず必ず生き残り、'''フラグを立てると'''アンドレイまで不死身にする'''などその悪運ぶりが強化(悪化?)されている。[[隠し要素/UX|隠し要素]]で短期間ながらも彼が自軍に参加する初の作品。一方で、本編中では敵として登場しないのだが、キャンペーンマップではアンドレイ共々敵として登場する事が多い(敵対用の顔グラも用意されている)。
 
:しかし原作では[[自爆]]を阻まれて生き残ったのに対しUXでは'''自爆したにも関わらず必ず生き残り、'''フラグを立てると'''アンドレイまで不死身にする'''などその悪運ぶりが強化(悪化?)されている。[[隠し要素/UX|隠し要素]]で短期間ながらも彼が自軍に参加する初の作品。一方で、本編中では敵として登場しないのだが、キャンペーンマップではアンドレイ共々敵として登場する事が多い(敵対用の顔グラも用意されている)。
 
:本作では原作とは違い、やたらとマネキン姓である事を主張する(前述の通り、原作では結婚後も職場では旧姓のコーラサワーで通している)。
 
:本作では原作とは違い、やたらとマネキン姓である事を主張する(前述の通り、原作では結婚後も職場では旧姓のコーラサワーで通している)。
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:TV版設定のサポートユニット。イベント「聖夜を待つ者たちへ…」では主役級の活躍をする事に。
 
:TV版設定のサポートユニット。イベント「聖夜を待つ者たちへ…」では主役級の活躍をする事に。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
:序章ワールド3から登場するエネミーユニット。図鑑ではパトリックが愛称となっているが、シナリオ中ではコーラサワーが愛称になっている。
+
:序章ワールド3から登場するエネミーユニット。1st設定で、イナクトに搭乗。
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:3章Part11からは2nd設定で、GN-X IIIに乗り換える。
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:実装当初、図鑑ではパトリックが愛称となっていたが、2nd設定での再登場後はシナリオ中と同じコーラサワー愛称に修正された。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
特殊スキルは少なく、能力値も『00』のネームドパイロットの中では下の方(『1st』設定の[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と[[格闘]]以外は同程度)だが、高レベルの底力が厄介なので半端に削ると手強くなる。乗機のHPも高めなので原作の様に瞬殺する事は難しい。逆に再世篇では乗機が戦うたびに弱くなっていくせいで瞬殺されやすい。
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特殊スキルは少なく、能力値も『00』のネームドパイロットの中では下の方(『1st』設定の[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と[[格闘 (能力)|格闘]]以外は同程度)だが、高レベルの底力が厄介なので半端に削ると手強くなる。乗機のHPも高めなので原作の様に瞬殺する事は難しい。逆に再世篇では乗機が戦うたびに弱くなっていくせいで瞬殺されやすい。
    
'''自軍に参戦する作品でも基本的に『00』の味方のMSパイロットの中で一番能力値が低い'''。
 
'''自軍に参戦する作品でも基本的に『00』の味方のMSパイロットの中で一番能力値が低い'''。
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=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;マップ上にカティがいる場合、全ての能力+30。
 
;マップ上にカティがいる場合、全ての能力+30。
:『第2次Z』で採用。特定のキャラがいる場合のみに限られるが、なんと'''全能力値が+30も上昇する'''恐ろしいボーナス。このボーナスにより00キャラの中で能力値が最も高いのはパトリックになる。数値だけで見るなら[[キリコ・キュービィー|キリコ]]の[[異能生存体|?????]]より上位の能力。
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:『第2次Z』で採用されるが習得せず。手軽な条件ながら'''[[キリコ・キュービィー|キリコ]]の[[異能生存体]]すら凌駕する'''、愛の力を見せてやると言わんばかりの恐ろしい内容。このボーナスがついに日の目を見る事がなかったのは実に残念だが、仮にこれを習得したコーラサワーと戦闘する機会があったとしても、搭乗機がそこまで強くないので対処は然程難しくはないだろう。
:しかし、破界篇ではエースボーナスを習得する事は一度も無く、肝心の[[カティ・マネキン|カティ]]も非戦闘員扱いのため、残念ながら効果を発揮する機会は訪れない。再世篇ではカティが参戦したが、同時出撃するシーンは2人共すでに味方(本作は反皇帝[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]または反[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]陣営)側のイベントキャラなので戦闘しない。
  −
:仮にこのエースボーナスを習得したパトリックと戦闘する機会があったとしても、搭乗機の性能の低さが足を引っ張ってその強さを発揮できずに退場する可能性が高いだろう。
   
;気力120以上で、自軍フェイズ開始時に「幸運」が掛かる
 
;気力120以上で、自軍フェイズ開始時に「幸運」が掛かる
:『第3次Z』『V』で採用。さすがに変更された。だが資金稼ぎにはかなり便利なボーナスでありこれで毎ターン高額の敵を落としてガンガン稼いでいける。まさに2nd最終回で「幸せのコーラサワー」になった彼に相応しいだろう。なお『第2次Z』では[[ガロード・ラン|ガロード]]が同ボーナスを習得しており、実質譲り受けた形になっている。
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:『第3次Z』『V』で採用。資金稼ぎにはかなり便利なボーナスでありこれで毎ターン高額の敵を落としてガンガン稼いでいける。まさに2nd最終回で「幸せのコーラサワー」になった彼に相応しいだろう。なお『第2次Z』では[[ガロード・ラン|ガロード]]が同ボーナスを習得しており、実質譲り受けた形になっている。
    
=== サポートアビリティ ===
 
=== サポートアビリティ ===
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;[[マリナ・イスマイール]]
 
;[[マリナ・イスマイール]]
 
:原作では絡みはないが、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「聖夜を待つ者たちへ…」では彼女の警護を担当しており、交流を持っている。
 
:原作では絡みはないが、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「聖夜を待つ者たちへ…」では彼女の警護を担当しており、交流を持っている。
 +
;[[マイケル・チャン]]
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;[[ウォーレン]]
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;[[ジェニファー]]
 +
;[[オルソン]]
 +
:[[ソレスタルビーイング (劇中劇)]]の登場人物達。当然原作では直接コーラサワーと関わりはないが、'''彼らの設定はガンダムマイスターについて取材を受けたコーラサワーが語った内容をもとに作られた'''ので、ある意味コーラサワーが生みの親と言えなくもない。コーラサワーは直接マイスターと顔合わせや会話した事はないので誤った印象を抱いたのは仕方ないし、その一方で彼が語った内容は[[刹那・F・セイエイ|「歴戦の戦士」]][[ロックオン・ストラトス|「自分とは]][[ロックオン・ストラトス (2代目)|正反対のタイプ」]][[アレルヤ・ハプティズム|「違うパイロットが乗っているんじゃないかと思うような二面性」]]と的を射ている点もある。…[[ティエリア・アーデ|1人]]だけ全然合ってなかったが。
 
;[[GUNDAM:フォン・スパーク|フォン・スパーク]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:フォン・スパーク|フォン・スパーク]](SRW未登場)
 
:公式[[外伝]]作品の『機動戦士ガンダム00F』『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)の登場人物。
 
:公式[[外伝]]作品の『機動戦士ガンダム00F』『機動戦士ガンダム00I』(SRW未参戦)の登場人物。
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;[[ギルバート・G・P・ギルフォード]]
 
;[[ギルバート・G・P・ギルフォード]]
 
:『第2次Z再世篇』では「上官の女性に好意を寄せている」という共通項から意気投合している。
 
:『第2次Z再世篇』では「上官の女性に好意を寄せている」という共通項から意気投合している。
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;[[カラレス]]
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:『第2次Z再世篇』では上官として、信用していた(後述)。
 
;[[バーン・バニングス]]
 
;[[バーン・バニングス]]
 
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では第1部中盤に欧州に上陸した[[ガラン軍]]と交戦した際に彼と対決し、敗北する。パトリックが仲間になる際に彼が仲間にいる場合、彼にそのことで古傷を抉られてしまう場面も。
 
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』では第1部中盤に欧州に上陸した[[ガラン軍]]と交戦した際に彼と対決し、敗北する。パトリックが仲間になる際に彼が仲間にいる場合、彼にそのことで古傷を抉られてしまう場面も。
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;「俺は!」<br />「スペシャルで!」<br />「2000回で!」<br />「''模擬戦なんだよおおおお!!''」
 
;「俺は!」<br />「スペシャルで!」<br />「2000回で!」<br />「''模擬戦なんだよおおおお!!''」
 
:第1話より。[[AEUイナクト]]のデモンストレーションに乱入した[[ガンダムエクシア]]を相手にするが、見事に返り討ちに遭ってしまう。
 
:第1話より。[[AEUイナクト]]のデモンストレーションに乱入した[[ガンダムエクシア]]を相手にするが、見事に返り討ちに遭ってしまう。
:コーラサワーを代表するこれらの迷台詞は、攻撃を受ける時に発したもの。余程余裕が無かったのか、完全に意味が分からない台詞になってしまっている。ちなみに、ご丁寧にも『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では'''[[DVE]]である。'''また、実はこのシーンはボコボコにやられながらも随所にパトリックの操縦能力の高さや観客の安全に対する配慮<ref>ソニックブレイドが発する高周波により観客がひるんでいるので一見無頓着に見えるが、流れ弾や爆散する装甲による被害を押さえる判断でもある。実際、その後ナイフを失って射撃を開始した際は銃口をやや上向きにして観客席への着弾を防ぐ配慮をしていた。また、大振りの得物を持った相手なら取り回しで優位かつ隙の少ないナイフによる刺突が最適という戦術的な判断を含んだものでもある。</ref>が発揮されているシーンであり、少なくとも初見かつ性能が圧倒的に勝る相手に対し、コックピットやジェネレーターへの致命打を最後まで避けきったことは称賛に値するだろう。
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:コーラサワーを代表するこれらの迷台詞は、攻撃を受ける時に発したもの。余程余裕が無かったのか、完全に意味が分からない台詞になってしまっている。ちなみに、ご丁寧にも『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では'''[[DVE]]である。'''また、実はこのシーンはボコボコにやられながらも随所にパトリックの操縦能力の高さ<ref>具体的には銃撃に切り替えた際に回避したエクシアの胸部至近距離でスパークが走るなど実はギリギリの回避であったことが覗える他、エクシアからの反撃もディフェンスロッドで受けること自体には成功していた上、後述にあるように機体をひねるなどして致命打は避け切っており、性能差から有効に働かないものが多かっただけで、エクシアの攻撃への対処自体は初見であるにもかかわらず全て適切に出来ている。</ref>や観客の安全に対する配慮<ref>ソニックブレイドが発する高周波により観客がひるんでいるので一見無頓着に見えるが、流れ弾や爆散する装甲による被害を押さえる判断でもある。実際、その後ナイフを失って射撃を開始した際は銃口をやや上向きにして観客席への着弾を防ぐ配慮をしていた。また、大振りの得物を持った相手なら取り回しで優位かつ隙の少ないナイフによる刺突が最適という戦術的な判断を含んだものでもあり、結果的にGN粒子の質量制御により大振りなGNソードとしてはあり得ない速度の振り下ろしを受けたため頓挫したが十分適切な判断である。</ref>が発揮されているシーンであり、少なくとも初見かつ性能が圧倒的に勝る相手に対し、コックピットやジェネレーターへの致命打を最後まで避けきったことは称賛に値するだろう。
 
;「なんじゃ、そりゃああああ!?」
 
;「なんじゃ、そりゃああああ!?」
 
:第6話での次の登場時、意気揚々と出撃したは良いが即座に撃墜される。しかし、コーラサワー以外の僚機は全機攻撃を受けて蒸発しているのに対し、回避行動を取って墜落に留まっているという点は彼の腕を評価してもいいだろう。『第2次Z』では撃墜時の台詞としても採用された。
 
:第6話での次の登場時、意気揚々と出撃したは良いが即座に撃墜される。しかし、コーラサワー以外の僚機は全機攻撃を受けて蒸発しているのに対し、回避行動を取って墜落に留まっているという点は彼の腕を評価してもいいだろう。『第2次Z』では撃墜時の台詞としても採用された。
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:そんな運命の人である[[カティ・マネキン]]との邂逅のシーンより。彼女に遅刻の罰で(しかもその時平謝りもしなかったので)二度もぶたれた後、何故か惚れてしまう。何度撃墜されてもケロリとしている所といい、Mの気質でもあるのだろうか?
 
:そんな運命の人である[[カティ・マネキン]]との邂逅のシーンより。彼女に遅刻の罰で(しかもその時平謝りもしなかったので)二度もぶたれた後、何故か惚れてしまう。何度撃墜されてもケロリとしている所といい、Mの気質でもあるのだろうか?
 
:ちなみに声に出している部分は[[アムロ・レイ|某初代主人公]]の有名な台詞と同じだが、感じた事はある意味正反対である。
 
:ちなみに声に出している部分は[[アムロ・レイ|某初代主人公]]の有名な台詞と同じだが、感じた事はある意味正反対である。
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;「全機、フォーメーションを崩すな! このままガンダムを本部へ連行する。指揮を執ったのはこの俺、パトリック・コーラサワーだ!」
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:僚機4機を引き連れてヴァーチェの鹵獲に成功した後に。この時は疲弊したヴァーチェに背後からの接敵に成功しておきながら、パトリックが敢えて単騎で前面至近距離に回り、ティエリアの注意を引き付けることで一番危険な広範囲大火力をもつGNバズーカの使用を牽制、更に向けられたGNキャノンの一撃をあっさりと回避することにより、極めて速やかかつ全機無傷で鹵獲作戦が完了している。この前に'''「よくやった! 俺の、おかげだな!」'''と誇っているように、隊長自ら囮を担当したパトリックの働きも相応に大きいのだが、最終的にはこの発言。意図したものかどうかは不明だが、自分の手柄はあくまで'''『指揮を執ったこと』'''であり、その前の発言で褒めている通り鹵獲を遂行した部下の功績まで自分のものとする意思はないという発言にも取れる。
 
;「ハイ、ないです」
 
;「ハイ、ないです」
 
:第20話より。「世界を震撼させる[[テロリスト|テロ組織]][[ソレスタルビーイング]]を討滅させる為の[[国連|国連軍]]の結成」という一大事件が起こり、カティも新型量産機[[GN-X]]のパイロットの人選を考えている。
 
:第20話より。「世界を震撼させる[[テロリスト|テロ組織]][[ソレスタルビーイング]]を討滅させる為の[[国連|国連軍]]の結成」という一大事件が起こり、カティも新型量産機[[GN-X]]のパイロットの人選を考えている。
 
:…にも関わらずカティを呑気にデートに誘おうとした為、彼女に呆れられて、「急速な変革を迎えつつある世界情勢について、何か考える事は無いのか?」と問われた際の返答。
 
:…にも関わらずカティを呑気にデートに誘おうとした為、彼女に呆れられて、「急速な変革を迎えつつある世界情勢について、何か考える事は無いのか?」と問われた際の返答。
 
:あんまりな発言だが、[[小説|小説版]]ではこの能天気さによってカティはコーラサワーをGN-Xのパイロットとして選ぶ事になる(ついでに、デートへのお誘いも成功)。
 
:あんまりな発言だが、[[小説|小説版]]ではこの能天気さによってカティはコーラサワーをGN-Xのパイロットとして選ぶ事になる(ついでに、デートへのお誘いも成功)。
:なお、これは'''「無学の自分が考えても無駄。相応の知識があって信用のおける人間の判断に従う」'''というコーラサワーなりの信念有っての発言である。おそらくカティはそんな本意も見抜いていたのであろう。
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:なお、これは'''「無学の自分が考えても無駄。相応の知識があって信用のおける人間の判断に従う」'''というコーラサワーなりの信念有っての発言である。実際、まず『ハイ』と肯定する旨の反応を返しており、何も考えていないのではなくカティの質問を受け止めた上での発言であることがわかる。パトリックの行動は下手をすれば国連軍へ編成されるために上司へ便宜を図ってもらいに来たようにも取れ、引いては何らかの裏があるとも考えられるものである。それ故にカティも意図を問いただす目的もあって上述の質問をしたのだが、この発言によりパトリックの信念を見抜いたのだろう。
 +
:ちなみにこの時のカティの悩みとは、パトリックを国連軍に編成するか否か。より具体的に言えば'''『腕前だけなら編成しないという選択肢はないのだが、こいつバカだから変に感化されてGN-Xをソレスタルビーイングに持ち逃げしやしないだろうか』'''という物だった。上記のようにおそらくカティはこの時にパトリックの本意も見抜いたのであろうと考えると、パトリックにとってカティとの仲のみならず非常に重要な出来事であったといえる。
 
;「古傷を抉るな!」
 
;「古傷を抉るな!」
 
:第21話。国連軍が結成され、GN-Xへの乗り換え中に、[[ユニオン (00)|ユニオン]]の[[ダリル・ダッジ|ダリル]]に会った時に挨拶を懸けた際の台詞。
 
:第21話。国連軍が結成され、GN-Xへの乗り換え中に、[[ユニオン (00)|ユニオン]]の[[ダリル・ダッジ|ダリル]]に会った時に挨拶を懸けた際の台詞。
:ダリルから「誰だ?」と聞かれてずっこけて、自信満々に自分の名前を語るも、その時に'''「一番初めにガンダムにボコボコにされた」'''という覚え方をされていた。なお、上述にもあるように階級はパトリックの方が上なので、本来なら『上官に面と向かって悪口を吐く』というトラブル一歩手前の状況なのだが、ツッコミを入れるだけで済ませるパトリックの度量と階級を一切出さなかったカティの機転により回避されている。
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:ダリルから「誰だ?」と聞かれてずっこけて、自信満々に自分の名前を語るも、その時に'''「一番初めにガンダムにボコボコにされた」'''という覚え方をされていた。なお、上述にもあるように階級はパトリックの方が上なので、本来なら『上官に面と向かって悪口を吐く』というトラブル一歩手前の状況なのだが、ツッコミを入れるだけで済ませるパトリックの度量と、取りなす際に階級を一切出さなかったカティの機転により回避されている。
 
;「大佐のキッスはいただきだぁ~!」
 
;「大佐のキッスはいただきだぁ~!」
 
:GN-Xでの初戦闘にて。この戦闘では、[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]の動きが鈍い事を見抜いたり、[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]の右眼を潰す等、結構な活躍を見せている。
 
:GN-Xでの初戦闘にて。この戦闘では、[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]の動きが鈍い事を見抜いたり、[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]]の右眼を潰す等、結構な活躍を見せている。
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:[[グラハム・エーカー|グラハム]]を思わせる発言だが、ヴァーチェの真の姿は非常に[[ノーベルガンダム|女性的なビジュアル]]をしているので、このような軽口が出るのもそこまで不自然ではなく、普通のガンダムに対して同様の対応をするグラハムよりかはマトモな発言である。
 
:[[グラハム・エーカー|グラハム]]を思わせる発言だが、ヴァーチェの真の姿は非常に[[ノーベルガンダム|女性的なビジュアル]]をしているので、このような軽口が出るのもそこまで不自然ではなく、普通のガンダムに対して同様の対応をするグラハムよりかはマトモな発言である。
 
:ちなみに、そのミッションではグラハムと共闘している為、プレイヤー視点からだと彼のセンスが伝染したかのような発言となってしまった。…カティに聞かれたら、ちょっとした修羅場になること請け合いである。
 
:ちなみに、そのミッションではグラハムと共闘している為、プレイヤー視点からだと彼のセンスが伝染したかのような発言となってしまった。…カティに聞かれたら、ちょっとした修羅場になること請け合いである。
 
+
;「今欲しいのは2000回の模擬戦勝利じゃねぇ、たった一回お前らに勝つことなんだよ! そうしなきゃスペシャルだなんて大佐に名乗れないのさ!」
=== 2nd ===
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:同じく[[プレイステーション2|PS2]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『機動戦士ガンダム00 ガンダムマイスターズ』にて終盤、[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]の[[ガンダムヴァーチェ|ヴァーチェ]]を相手にした時の発言。
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:今日はシリアスモードで行かせてもらうぜと事前に発言しており、互角以上の戦いを繰り広げながら淡々と追い詰めていく姿は本当にカッコイイと評判。
 +
:なお、公式によれば2000回とはスクランブル(緊急出撃)のことで模擬戦のことではないとのことだが、この作品ではコーラサワーの口からハッキリと2000回の模擬戦と言われている。
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===2nd===
 
;「大佐ぁ~! 来ちゃいましたぁ~~~!」
 
;「大佐ぁ~! 来ちゃいましたぁ~~~!」
:第8話より。[[GN-X III]]のコックピットから現れ、[[カティ・マネキン|カティ]]に向かって手を振りながら。満を持して(?)の2ndシーズンにおけるコーラサワーの初登場シーンである。また、直前の着地シーンでは大きな音を立ててランディングするガデッサと比較し、パトリックは極めて静かに着地を行っている。これは刹那がエクシアで登場した時に音もなく着地して見せたのに近く、'''太陽炉の扱いに関して極めて高いスキル'''を持っている証左でもある。1期でも管制官がひるむほど高速で滑走路に突っ込んでいながら白線にぴたりとつけたソフトランディングを披露するなど、細かいところでも彼の操縦技術の高さや機体に対する扱いの丁寧さが描写されている。
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:第8話より。[[GN-X III]]のコックピットから現れ、[[カティ・マネキン|カティ]]に向かって手を振りながら。満を持して(?)の2ndシーズンにおけるコーラサワーの初登場シーンである。また、直前の着地シーンでは空母全体を揺らす大きな音を立ててランディングするガデッサと比較し、パトリックはまるで水面に波紋を生じさせないかのように極めて静かに着地を行っている(ちなみにガデッサよりGN-Xの方が10トン近く重い)。これは刹那がエクシアで登場した時に音もなく着地して見せたのに近く、'''太陽炉の扱いに関して極めて高いスキル'''を持っている証左でもある。1期でも管制官がひるむほど高速で滑走路に突っ込んでいながら白線上にぴたりとつけたソフトランディングを披露するなど、細かいところでも彼の操縦技術の高さや機体に対する扱いの丁寧さが描写されている。
 
;「アロウズには自分から志願しました。大佐を守りたいからであります」
 
;「アロウズには自分から志願しました。大佐を守りたいからであります」
 
:[[アロウズ]]の危険性に憤るカティに対し、パトリックは彼女を守る為に敢えて火中の栗を拾わんかの如き覚悟で志願した事を告げる。
 
:[[アロウズ]]の危険性に憤るカティに対し、パトリックは彼女を守る為に敢えて火中の栗を拾わんかの如き覚悟で志願した事を告げる。
283行目: 302行目:  
:第22話より。[[ソレスタルビーイング]]と[[アーサー・グッドマン]]率いるアロウズ艦隊の激戦にカティと共に乱入する際に。出る番組を間違えたのかと思う程ノッている。なお、この戦闘では正規軍仕様でアロウズ機より出力が抑えられているGN-XⅢ<ref>加えて言うと普及量産型であるため初代GN-Xより性能が抑えられている</ref>にもかかわらず'''アロウズ戦力の2割強を落としている'''。
 
:第22話より。[[ソレスタルビーイング]]と[[アーサー・グッドマン]]率いるアロウズ艦隊の激戦にカティと共に乱入する際に。出る番組を間違えたのかと思う程ノッている。なお、この戦闘では正規軍仕様でアロウズ機より出力が抑えられているGN-XⅢ<ref>加えて言うと普及量産型であるため初代GN-Xより性能が抑えられている</ref>にもかかわらず'''アロウズ戦力の2割強を落としている'''。
 
;「遅いんだよ! ガンダム!!」
 
;「遅いんだよ! ガンダム!!」
:第23話より。[[アヘッド]]の部隊に窮地される中、[[ダブルオーライザー]]に助けられた際の台詞。
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:第23話より。[[アヘッド]]の部隊に窮地に立たされる中、[[ダブルオーライザー]]に助けられた際の台詞。
 
:ガンダムとは何度も交戦し撃墜された経験を持つコーラサワーであるが、(友軍という事も有ってか)過去の因縁をあまり引きずらないタイプであるようだ。
 
:ガンダムとは何度も交戦し撃墜された経験を持つコーラサワーであるが、(友軍という事も有ってか)過去の因縁をあまり引きずらないタイプであるようだ。
 
;「俺の大佐に…! 手を出すなあああああ!!」
 
;「俺の大佐に…! 手を出すなあああああ!!」
297行目: 316行目:  
:ある意味、'''「『00』世界での『最後の勝利者』はコーラサワーである」'''と言っても過言ではないだろう。
 
:ある意味、'''「『00』世界での『最後の勝利者』はコーラサワーである」'''と言っても過言ではないだろう。
   −
=== 劇場版 ===
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===劇場版===
 
;「あんな偶然もうありませんよ」<br />「もしあったら、地球は完全に狙われています」<br />「悪い宇宙人によってね」
 
;「あんな偶然もうありませんよ」<br />「もしあったら、地球は完全に狙われています」<br />「悪い宇宙人によってね」
 
:「[[地球]]に飛来してきた[[ELS|未知の金属体]]による事件が再発する可能性がある」と考え事をする妻・[[カティ・マネキン|カティ]]を気遣う台詞。
 
:「[[地球]]に飛来してきた[[ELS|未知の金属体]]による事件が再発する可能性がある」と考え事をする妻・[[カティ・マネキン|カティ]]を気遣う台詞。
307行目: 326行目:  
:[[GN-X IV (パトリック機)|GN-X IV]]で大型のELSを迎撃した際の台詞。コーラサワーにしては、ややシリアスな流れである。
 
:[[GN-X IV (パトリック機)|GN-X IV]]で大型のELSを迎撃した際の台詞。コーラサワーにしては、ややシリアスな流れである。
 
:ちなみに、コーラサワーは[[GNフィールド]]を展開してELSの侵食を防ぎ、至近距離での射撃で大型のELSを撃破している。
 
:ちなみに、コーラサワーは[[GNフィールド]]を展開してELSの侵食を防ぎ、至近距離での射撃で大型のELSを撃破している。
;「な…なんだ!?」<br />「おおっ…!?」
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; 「な…なんだ!?」<br />「おおっ…!?」
 
:[[ELS GN-X IV|GN-X IVに擬態していくELS]]の存在に驚愕して。
 
:[[ELS GN-X IV|GN-X IVに擬態していくELS]]の存在に驚愕して。
 
:なお、この場面をコマ送りしてみるとわかることだが、コーラサワーは'''初見でありながらGN-X IVに擬態したELSの射撃の嵐を全弾回避、もしくはシールドで防いでおり、無傷で戦闘を継続している'''。改めて、彼の[[エース]]としての実力がうかがえよう。
 
:なお、この場面をコマ送りしてみるとわかることだが、コーラサワーは'''初見でありながらGN-X IVに擬態したELSの射撃の嵐を全弾回避、もしくはシールドで防いでおり、無傷で戦闘を継続している'''。改めて、彼の[[エース]]としての実力がうかがえよう。
;カティ「パトリック!」<br/>「いやあ、ドジりましたァ。幸せすぎてェ、不死身じゃなくなっちゃったみたいです」<br/>カティ「いますぐ脱出しろ!」<br/>「それがァ、無理なんです。でもタダでは死にませんよ! コイツだけでも道連れにして…」<br/>「おっ………おわあああああああ!」
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;カティ「パトリック!」<br />「いやあ、ドジりましたァ。幸せすぎてェ、不死身じゃなくなっちゃったみたいです」<br />カティ「いますぐ脱出しろ!」<br />「それがァ、無理なんです。でもタダでは死にませんよ! コイツだけでも道連れにして…」<br />「おっ………おわあああああああ!」
 
:熾烈を極めるELSとの戦いでGN-X IVが侵蝕され自らの死を覚悟しながら[[自爆]]しようとした際の発言。
 
:熾烈を極めるELSとの戦いでGN-X IVが侵蝕され自らの死を覚悟しながら[[自爆]]しようとした際の発言。
 
:しかし、その後[[ダブルオークアンタ]]の射撃で機体だけが破壊されたため彼は無事だった。彼は最後まで『不死身のコーラサワー』であったのだ。
 
:しかし、その後[[ダブルオークアンタ]]の射撃で機体だけが破壊されたため彼は無事だった。彼は最後まで『不死身のコーラサワー』であったのだ。
320行目: 339行目:  
:今更ではあるが、改めて考えると凄まじい[[強運]]である。
 
:今更ではあるが、改めて考えると凄まじい[[強運]]である。
   −
== スパロボシリーズの名(迷?)台詞 ==
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==スパロボシリーズの名(迷?)台詞==
=== Zシリーズ ===
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===Zシリーズ===
 
;「ヒゲ剃ってこいってんだよ、ガンダム!」
 
;「ヒゲ剃ってこいってんだよ、ガンダム!」
 
:[[ガンダムダブルエックス]]と[[∀ガンダム]]への[[特殊戦闘台詞]]。
 
:[[ガンダムダブルエックス]]と[[∀ガンダム]]への[[特殊戦闘台詞]]。
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;「どうしてくれるんだよ、おい!? 一騎当千のレッドショルダーだって言うから俺は司令に打って出る事を進言したのに!」<br />「結局、負けちまったじゃねえか!」<br />「な、何だ、お前等! 傭兵のくせに部隊長の俺の戦術に文句をつける気か!」「ボトムズ野郎が!」<br />「う、うるさい! くそっ! これだからアストラギウスの人間はよ…!」
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』ソレスタルビーイング追撃ルート第4話「混沌の戦場」より。傭兵であるグレゴルーたちに当たり散らし差別的な発言までするというパトリックにしては冴えない場面だが、ガンダムエクシアとの初戦から原作以上に早いタイミングで復帰しているためストレスが来ていたのだろうか。
 
;「で、ここだけの話…例の[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]ってのはいったい何だ?」
 
;「で、ここだけの話…例の[[オレンジ (コードギアス)|オレンジ]]ってのはいったい何だ?」
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第20話「砂塵に舞う悪意」より。[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]を「オレンジ卿」と呼んで、「そのオレンジ卿なる呼び名は私に対する侮辱である…!」と言われて謝ったにも関わらず、即座に上記の質問をした。当然、ジェレミアは「貴様という男は…!」と憤りを見せた。まぁ、悪気はなかったのだろうが…。
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:『第2次Z破界篇』第20話「砂塵に舞う悪意」より。[[ジェレミア・ゴットバルト|ジェレミア]]を「オレンジ卿」と呼んで、「そのオレンジ卿なる呼び名は私に対する侮辱である…!」と言われて謝ったにも関わらず、即座に上記の質問をした。当然、ジェレミアは「貴様という男は…!」と憤りを見せた。まぁ、悪気はなかったのだろうが…。
 
;「俺はコーラサワーだ! 何なんだ! この妙なテンションの男は!?」
 
;「俺はコーラサワーだ! 何なんだ! この妙なテンションの男は!?」
 
:同上。[[ロイド・アスプルンド|ロイド]]と初対面のときに言った言葉。確かにロイドはこの台詞どおりの人物だが、パトリック本人も同じようなものである。
 
:同上。[[ロイド・アスプルンド|ロイド]]と初対面のときに言った言葉。確かにロイドはこの台詞どおりの人物だが、パトリック本人も同じようなものである。
331行目: 352行目:  
;「とくべつはけんきょーどーぎじゅつぶ?」
 
;「とくべつはけんきょーどーぎじゅつぶ?」
 
:同上。ロイドと[[セシル・クルーミー|セシル]]の所属部署'''「特別派遣嚮導技術部」'''を聞いた時に返した台詞。特に「嚮」は常用する漢字ではないため、原作未見のプレイヤーにも親切である。
 
:同上。ロイドと[[セシル・クルーミー|セシル]]の所属部署'''「特別派遣嚮導技術部」'''を聞いた時に返した台詞。特に「嚮」は常用する漢字ではないため、原作未見のプレイヤーにも親切である。
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;「お前達を保護しに来たんだよ」<br />「ここはAEUの領内だ! こっちの申し出を断った以上、強制的に連行させてもらうぜ!」<br />「悪く思うなよ。あのインペリウムのおかげで、上の方もカリカリしてんだ」<br />「場所が場所だからな。何をやろうと揉み消す事も出来る!」<br />「さあ、覚悟を決めて、もら…」
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:『第2次Z破界篇』第28話「放浪のZEUTH」より。ZEUTH組に対してティターンズ的な高圧的な物言いをした挙句に[[機械獣]]からの攻撃を受けて撤退するという情けない役割だが、実は言っていること自体は大筋では間違っていない。「上の方もカリカリしてんだ」と言う辺りはパトリックにしては珍しく情勢も読めている。(揉み消そうとするのまではやり過ぎだが)結果的に悪いほうに転がってしまったが。
 
;「ユーフェミア…! 噂の虐殺皇女!」
 
;「ユーフェミア…! 噂の虐殺皇女!」
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第34話直前の分岐シナリオより。『コードギアス』のキャラクターたちよりも先にこの蔑称を口に出す。さすがの彼も日本人虐殺事件には関心があったらしい。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』第34話直前の分岐シナリオより。『コードギアス』のキャラクターたちよりも先にこの蔑称を口に出す。さすがの彼も日本人虐殺事件には関心があったらしい。
 
:なお、パトリックは直前まで[[枢木スザク|スザク]]と話をしていたが彼は既に立ち去っていたため悶着は起こらず、代わりに[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]及びパトリックと同作品の[[ダリル・ダッジ|ダリル]]にこの発言を非難される。
 
:なお、パトリックは直前まで[[枢木スザク|スザク]]と話をしていたが彼は既に立ち去っていたため悶着は起こらず、代わりに[[ゼクス・マーキス|ゼクス]]及びパトリックと同作品の[[ダリル・ダッジ|ダリル]]にこの発言を非難される。
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;「カラレス総督の仇だ!覚悟しやがれ!」
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:『第2次Z再世篇』で[[カラレス]]が戦死した後の戦闘開始時。意外だが、カラレスの事を「信頼できる上官」と見なしており、個人的にも尊敬していたと思われる。
 
;コーラサワー「レッドショルダーの生き残りか…。ちょいと扱いづらいが、腕は確かだぜ」<br />アンドレイ「よくご存知ですね」<br />コーラサワー「あいつらを指揮した事もあったからな。…連中を投入するって事は、上の方の力の入れ具合もわかるってもんよ」
 
;コーラサワー「レッドショルダーの生き残りか…。ちょいと扱いづらいが、腕は確かだぜ」<br />アンドレイ「よくご存知ですね」<br />コーラサワー「あいつらを指揮した事もあったからな。…連中を投入するって事は、上の方の力の入れ具合もわかるってもんよ」
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』第29話「戦士達の叫び」より。アンドレイと[[レッドショルダー]]の[[イプシロン|生き残り]]が作戦に参加するという話をしていて。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』第29話「戦士達の叫び」より。アンドレイと[[レッドショルダー]]の[[イプシロン|生き残り]]が作戦に参加するという話をしていて。
341行目: 366行目:  
;「落ち着け、お前等!」」<br />アンドレイ「コーラサワー少尉…!」」<br />「だから、それを確かめるために大佐は現地に行くって言ってんだろうが!」<br />「そこで何が起こるかわからねえが、俺達は大佐の命令に従うだけだ! 覚悟を決めろ!」
 
;「落ち着け、お前等!」」<br />アンドレイ「コーラサワー少尉…!」」<br />「だから、それを確かめるために大佐は現地に行くって言ってんだろうが!」<br />「そこで何が起こるかわからねえが、俺達は大佐の命令に従うだけだ! 覚悟を決めろ!」
 
:『第2次Z再世篇』第33話「散り行く光の中で」より。[[軌道エレベーター|アフリカタワー]]崩壊の情報に動揺する[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]と[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]に対して。
 
:『第2次Z再世篇』第33話「散り行く光の中で」より。[[軌道エレベーター|アフリカタワー]]崩壊の情報に動揺する[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]と[[アンドレイ・スミルノフ|アンドレイ]]に対して。
;「文句を言うな、准尉! [[民間人]]を守るのが軍人の任務だろうが!」」<br />「この下には人が住んでるんだぞ!」
+
;「文句を言うな、准尉! [[民間人]]を守るのが軍人の任務だろうが!」<br />「この下には人が住んでるんだぞ!」
 
:同上。増援で現れた際、[[ソレスタルビーイング]]との共闘を渋るルイスを一喝して。再世篇の台詞の中でもかなり正論と言える発言。
 
:同上。増援で現れた際、[[ソレスタルビーイング]]との共闘を渋るルイスを一喝して。再世篇の台詞の中でもかなり正論と言える発言。
;「水くさいな、お前等! 何で名乗ってくれないんだ!」<BR/>ゼクス「え…」<BR/>「今は地球連邦軍の軍人なんだろ? だったら、俺の僚友だ!」<br/>「過去の事を反省したんだから、こうして連邦のために戦おうとしてるんだろ? だったら、俺から言う事はない」<BR/>ゼクス「………」<br/>「しかし、考えてみればすごいな……。[[OZ]]と[[ブリタニア・ユニオン]]と[[AEU]]の[[エース]]が肩を並べて戦っていたんだから」
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;「水くさいな、お前等! 何で名乗ってくれないんだ!」<BR />ゼクス「え…」<BR />「今は地球連邦軍の軍人なんだろ? だったら、俺の僚友だ!」<br />「過去の事を反省したんだから、こうして連邦のために戦おうとしてるんだろ? だったら、俺から言う事はない」<BR />ゼクス「………」<br />「しかし、考えてみればすごいな……。[[OZ]]と[[ブリタニア・ユニオン]]と[[AEU]]の[[エース]]が肩を並べて戦っていたんだから」
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』第13話「戦乱のプレリュード」のエンドデモにて、ゼクスおよび[[グラハム・エーカー|グラハム]]と対面してのリアクション。
 
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』第13話「戦乱のプレリュード」のエンドデモにて、ゼクスおよび[[グラハム・エーカー|グラハム]]と対面してのリアクション。
 
:過去の所業について追及される覚悟をしていた二人だったが、コーラサワーはまったく意に介さず、三度肩を並べたという事実の方を重要視しており、ゼクスとグラハムは改めて'''「器が違う」'''と感嘆するのであった。コーラサワーのさっぱりとした好漢ぶりが伝わってくる台詞。
 
:過去の所業について追及される覚悟をしていた二人だったが、コーラサワーはまったく意に介さず、三度肩を並べたという事実の方を重要視しており、ゼクスとグラハムは改めて'''「器が違う」'''と感嘆するのであった。コーラサワーのさっぱりとした好漢ぶりが伝わってくる台詞。
349行目: 374行目:  
;「何だ? あんまり、ネオって感じがしないぞ」
 
;「何だ? あんまり、ネオって感じがしないぞ」
 
:時獄篇第48話「重力の井戸の底で」にて、[[ダカール]]を襲撃してきたジオン軍残党の機体を見て。
 
:時獄篇第48話「重力の井戸の底で」にて、[[ダカール]]を襲撃してきたジオン軍残党の機体を見て。
;「世間じゃ不死身のコーラサワーなんて言われてたがな、俺も不死身や無敵なんてのが存在するとは思っちゃいねえ」<BR/>「だが、俺も運のよさだけで生き残ってきたわけじゃねえ。生きようと思ったから生きてるんだ」
+
;「世間じゃ不死身のコーラサワーなんて言われてたがな、俺も不死身や無敵なんてのが存在するとは思っちゃいねえ」<BR />「だが、俺も運のよさだけで生き残ってきたわけじゃねえ。生きようと思ったから生きてるんだ」
 
:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]第5話「北米戦線、波高し」にて、ヒビキに対してのアドバイス。「不死身のコーラサワー」の所以は運のみにあらず、高い技量とそれを裏付ける経験、何より生きようと願い足掻くその意志があってこそ。
 
:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]第5話「北米戦線、波高し」にて、ヒビキに対してのアドバイス。「不死身のコーラサワー」の所以は運のみにあらず、高い技量とそれを裏付ける経験、何より生きようと願い足掻くその意志があってこそ。
;「神様気取りが聞いて呆れるな! 俺をその名で呼んでいいのは大佐…じゃなくて准将だけだぜ!」<br/>「俺を呼ぶ時は、不死身のコーラサワーか、幸せのコーラサワーにするんだな!」
+
;「神様気取りが聞いて呆れるな! 俺をその名で呼んでいいのは大佐…じゃなくて准将だけだぜ!」<br />「俺を呼ぶ時は、不死身のコーラサワーか、幸せのコーラサワーにするんだな!」
 
:天獄篇最終話「果てなき世界」にて、[[至高神Z]]との戦闘前会話。「パトリック」と呼んだ[[アドヴェント|聖アドヴェント]]に対し、律儀にも訂正を求める。そして、聖アドヴェントもそれに応じ…。
 
:天獄篇最終話「果てなき世界」にて、[[至高神Z]]との戦闘前会話。「パトリック」と呼んだ[[アドヴェント|聖アドヴェント]]に対し、律儀にも訂正を求める。そして、聖アドヴェントもそれに応じ…。
;「かかったな、アドヴェント!」<br/>「お前は俺を不死身で幸運だと認めた! つまり、お前に勝ちはない!」
+
;「かかったな、アドヴェント!」<br />「お前は俺を不死身で幸運だと認めた! つまり、お前に勝ちはない!」
 
:上述した会話の続き。数え切れない死線を潜り抜け、[[カティ・マネキン|愛する者]]との幸せを掴んだ男を止める事は出来ない。方向は違えど彼も不死身と言われる男――[[カティ・マネキン|ただ一人]]を除いて触れ得ざる者。そんな彼は、たとえ神にだって従わない。
 
:上述した会話の続き。数え切れない死線を潜り抜け、[[カティ・マネキン|愛する者]]との幸せを掴んだ男を止める事は出来ない。方向は違えど彼も不死身と言われる男――[[カティ・マネキン|ただ一人]]を除いて触れ得ざる者。そんな彼は、たとえ神にだって従わない。
 
;「見ろよ、グラハム。刹那も、あんな風に笑うんだぜ…」
 
;「見ろよ、グラハム。刹那も、あんな風に笑うんだぜ…」
 
:天獄篇のEDより。グラハムが死亡した場合は()括りでモノローグ調になる。
 
:天獄篇のEDより。グラハムが死亡した場合は()括りでモノローグ調になる。
   −
=== 携帯機シリーズ ===
+
===携帯機シリーズ===
 
;「大佐、ひとつよろしいでしょうか?」<br />「俺たち、本当にこのままでいいんですか?」<br />「少なくとも今は、連中と協力して加藤機関と戦ったほうがいいんじゃ…」<br />「俺はバカだから、よくわかんないんですけど…」<br />「連中との協力って、そんなに難しいことなんですかね?」
 
;「大佐、ひとつよろしいでしょうか?」<br />「俺たち、本当にこのままでいいんですか?」<br />「少なくとも今は、連中と協力して加藤機関と戦ったほうがいいんじゃ…」<br />「俺はバカだから、よくわかんないんですけど…」<br />「連中との協力って、そんなに難しいことなんですかね?」
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第1部第22話「SUPER NOVA」より。[[衛星兵器]]が[[加藤機関]]に奪われるという緊急事態にあるにも関わらず、自分たちに出撃の命令がおりない現状に対する[[カティ・マネキン|カティ]]への問いかけ。
+
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第22話「SUPER NOVA」より。[[衛星兵器]]が[[加藤機関]]に奪われるという緊急事態にあるにも関わらず、自分たちに出撃の命令がおりない現状に対する[[カティ・マネキン|カティ]]への問いかけ。
 
:政治的な事や軍の姿勢については特に深く考えないパトリックですら、『UX』第1部の連邦軍の姿勢には不安を覚えたようだ。むしろ、'''「バカ」である彼が「カティの判断に従う」という自らのスタンスを曲げてまで正論を言わなければならない'''辺りが現状の連邦軍の異常さを示していると言える。
 
:政治的な事や軍の姿勢については特に深く考えないパトリックですら、『UX』第1部の連邦軍の姿勢には不安を覚えたようだ。むしろ、'''「バカ」である彼が「カティの判断に従う」という自らのスタンスを曲げてまで正論を言わなければならない'''辺りが現状の連邦軍の異常さを示していると言える。
 
;「けど、世界が征服されちまえば、そんなことも言ってられないでしょうが!」
 
;「けど、世界が征服されちまえば、そんなことも言ってられないでしょうが!」
 
:上記の場面の直後、UXを「凶悪な[[テロリスト]]」と咎める[[ドッグ・タック|ドッグ]]に毅然と反論して。そして、軍人に命令違反は許されないというカティの苦々しげな答えに彼も心中を察するばかりであった。
 
:上記の場面の直後、UXを「凶悪な[[テロリスト]]」と咎める[[ドッグ・タック|ドッグ]]に毅然と反論して。そして、軍人に命令違反は許されないというカティの苦々しげな答えに彼も心中を察するばかりであった。
 
;「ハッ、金銀よりどりみどりでめでたいじゃないかぁ!」<br />「でも、俺だって大佐からめでたい奴って褒められてんだ!負けねえぞぉ!」
 
;「ハッ、金銀よりどりみどりでめでたいじゃないかぁ!」<br />「でも、俺だって大佐からめでたい奴って褒められてんだ!負けねえぞぉ!」
:『UX』第2部第39話「蒼穹-そら-」より。北極の敵中枢に乗り込むUXの援護に来た際の台詞。
+
:『UX』第39話「蒼穹-そら-」より。北極の敵中枢に乗り込むUXの援護に来た際の台詞。
 
:[[フェストゥム]]達の中枢に乗り込む寸前、横合いから不意に出現した[[ELS]]からも囲まれると言うピンチを吹き飛ばすシーンだが…皮肉を額面通りに受け取ってしまっている辺り、確かにおめでたい男である。
 
:[[フェストゥム]]達の中枢に乗り込む寸前、横合いから不意に出現した[[ELS]]からも囲まれると言うピンチを吹き飛ばすシーンだが…皮肉を額面通りに受け取ってしまっている辺り、確かにおめでたい男である。
 
;「コーラサワーじゃない、マネキンだ! 結婚して名前が変わったって、何回言わせるんだっ!」
 
;「コーラサワーじゃない、マネキンだ! 結婚して名前が変わったって、何回言わせるんだっ!」
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:そして'''『UX』のパトリックは敵に回らないしどうやっても死なない'''(かろうじてストーリーに関係しないキャンペーンマップで敵に回るのみ)ため、言ってしまえば'''場違い'''である。まぁ、彼の体験してきたことを考えれば本来の自分は死んでいた人間だったと勘違いしても無理はないが。
 
:そして'''『UX』のパトリックは敵に回らないしどうやっても死なない'''(かろうじてストーリーに関係しないキャンペーンマップで敵に回るのみ)ため、言ってしまえば'''場違い'''である。まぁ、彼の体験してきたことを考えれば本来の自分は死んでいた人間だったと勘違いしても無理はないが。
 
:尤も、単に「[[アルティメット・クロス|UX]]にいるはずのない」という意味で捉えると、パトリックは仲間にならない場合があるので間違ってはいない(同様に絶対に死なないが、UXに加入しない場合がある[[ウィリアム・デイヴィス|ウィル]]もいる)。
 
:尤も、単に「[[アルティメット・クロス|UX]]にいるはずのない」という意味で捉えると、パトリックは仲間にならない場合があるので間違ってはいない(同様に絶対に死なないが、UXに加入しない場合がある[[ウィリアム・デイヴィス|ウィル]]もいる)。
;「不死身とか何とか言われちゃいたが、その分、多くの死を見てきたってことなんだよなぁ…」<br/>「俺にもあいつが守ってきたモノ、少しは背負わせてくれよ」
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;「不死身とか何とか言われちゃいたが、その分、多くの死を見てきたってことなんだよなぁ…」<br />「俺にもあいつが守ってきたモノ、少しは背負わせてくれよ」
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第30話「灼熱のユニオン」より。その身を犠牲にし散った[[トルストール・チェシレンコ|トルストール]]に対した台詞。パトリック自身は『不死身のコーラサワー』だが僚機は全滅していることも多く、何か感じ入るところがあったのだろうか。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第30話「灼熱のユニオン」より。その身を犠牲にし散った[[トルストール・チェシレンコ|トルストール]]に対した台詞。パトリック自身は『不死身のコーラサワー』だが僚機は全滅していることも多く、何か感じ入るところがあったのだろうか。
 
;「やっぱり最後は愛が勝つってやつか?」
 
;「やっぱり最後は愛が勝つってやつか?」
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:シリアスな場面の中で飛び出したあまりに彼らしい発言に、アンドレイは面食らいながらも感服したようで、この言葉を受けて彼は生き抜く事を決意する。
 
:シリアスな場面の中で飛び出したあまりに彼らしい発言に、アンドレイは面食らいながらも感服したようで、この言葉を受けて彼は生き抜く事を決意する。
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=== VXT三部作 ===
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===VXT三部作===
 
;「そいつは旧姓だ」
 
;「そいつは旧姓だ」
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第18話「迫るデンジャラスゴールド」より。登場した時に名乗った「幸せのコーラサワー」の「コーラサワー」を[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン・ストラトス]]に突っ込まれた時の返し。
 
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第18話「迫るデンジャラスゴールド」より。登場した時に名乗った「幸せのコーラサワー」の「コーラサワー」を[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン・ストラトス]]に突っ込まれた時の返し。
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=== 単独作品 ===
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===単独作品===
 
;「俺はァ! 不死身で! 幸せで! 約束なんだよォォォォ!!」
 
;「俺はァ! 不死身で! 幸せで! 約束なんだよォォォォ!!」
 
:『X-Ω』イベント「聖夜を待つ者たちへ…」にて、[[メガノイド]]へ啖呵を向けて。
 
:『X-Ω』イベント「聖夜を待つ者たちへ…」にて、[[メガノイド]]へ啖呵を向けて。
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:『X-Ω』イベント「じぶんらしくあるために」にて、[[黒のリヴァイアス]]撃墜任務を実質上放棄し、[[ナデシコC]]指揮下に従って適当に[[ラピス・ラズリ]]の相手をしはじめたことで[[コンラッド・ヴィスケス]]に非難を受けた際のすっとぼけとその本心。口ではいつものようにバカを装っているが、実際は良識ある軍人としての判断である。
 
:『X-Ω』イベント「じぶんらしくあるために」にて、[[黒のリヴァイアス]]撃墜任務を実質上放棄し、[[ナデシコC]]指揮下に従って適当に[[ラピス・ラズリ]]の相手をしはじめたことで[[コンラッド・ヴィスケス]]に非難を受けた際のすっとぼけとその本心。口ではいつものようにバカを装っているが、実際は良識ある軍人としての判断である。
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== 搭乗機体 ==
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==搭乗機体==
 
;[[AEUイナクト|AEUイナクト(デモカラー)]]
 
;[[AEUイナクト|AEUイナクト(デモカラー)]]
 
:1st第1話での搭乗機。技量の高さからパイロットに選ばれるが、[[ガンダムエクシア]]に瞬殺される。
 
:1st第1話での搭乗機。技量の高さからパイロットに選ばれるが、[[ガンダムエクシア]]に瞬殺される。
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:劇場版での乗機。長期戦を想定して、GNビームライフルと両肩にGNシールドを装備した防御力重視の特別仕様機。
 
:劇場版での乗機。長期戦を想定して、GNビームライフルと両肩にGNシールドを装備した防御力重視の特別仕様機。
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== 余談 ==
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==余談==
 
*『[[機動戦士ガンダム00]]』のキャラクターデザインを担当した高河ゆん氏曰く'''「コーラサワーは元々[[リヒテンダール・ツエーリ|リヒティ]]用に描いた初期ラフ稿をベースにしてデザインした」'''との事。要するに、それぞれのキャラクターのデザイン元を入れ替えたのである。
 
*『[[機動戦士ガンダム00]]』のキャラクターデザインを担当した高河ゆん氏曰く'''「コーラサワーは元々[[リヒテンダール・ツエーリ|リヒティ]]用に描いた初期ラフ稿をベースにしてデザインした」'''との事。要するに、それぞれのキャラクターのデザイン元を入れ替えたのである。
 
*飲料水を掛け合わせたような「コーラサワー」という個性的な姓から、担当声優の浜田賢二氏も「すごい名前だ(汗)」とコメントしていた。
 
*飲料水を掛け合わせたような「コーラサワー」という個性的な姓から、担当声優の浜田賢二氏も「すごい名前だ(汗)」とコメントしていた。
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***また、[[続編]]である『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』(SRW未参戦)でも引き続き登場している。この時は[[コレン・ナンダー]]など他のシリーズのキャラの恰好をしている事もある。
 
***また、[[続編]]である『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』(SRW未参戦)でも引き続き登場している。この時は[[コレン・ナンダー]]など他のシリーズのキャラの恰好をしている事もある。
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== 資料リンク ==
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==資料リンク==
 
*[[GUNDAM:パトリック・コーラサワー‎]]
 
*[[GUNDAM:パトリック・コーラサワー‎]]
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== 脚注 ==
+
==脚注==
 
<references />
 
<references />
  
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