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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}(Ζ)<br />{{キャラクターデザイン|北爪宏幸}}(ΖΖ)
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}(Ζ)<br />{{キャラクターデザイン|北爪宏幸}}(ΖΖ)
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
 
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br>[[ラストボス]]
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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
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=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムΖΖ]] ===
[[グリプス戦役]]の終了後、戦力を温存していたために最大勢力となっていた[[アクシズ]]の名称を「[[ネオ・ジオン]]」と変更、[[ジオン共和国]]の戦力も吸収する。
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[[グリプス戦役]]の終了後、戦力を温存していたために最大勢力となっていた[[アクシズ]]の名称を「[[ネオ・ジオン]]」と変更、[[ジオン公国|ジオン共和国]]の戦力も吸収する。
    
しかし、[[グレミー・トト]]を中心にした[[裏切りイベント|内乱]]が起き、疲弊したところでエゥーゴとの最終決戦に敗れる。自身も[[ジュドー・アーシタ]]との一騎討ちに相打ちと言う形にはなったが結果的には敗北し、ジュドーは手を差し伸べるが、ハマーンはそれを拒み、愛機キュベレイと共にアクシズの外壁へと自ら激突し死亡する。享年22。
 
しかし、[[グレミー・トト]]を中心にした[[裏切りイベント|内乱]]が起き、疲弊したところでエゥーゴとの最終決戦に敗れる。自身も[[ジュドー・アーシタ]]との一騎討ちに相打ちと言う形にはなったが結果的には敗北し、ジュドーは手を差し伸べるが、ハマーンはそれを拒み、愛機キュベレイと共にアクシズの外壁へと自ら激突し死亡する。享年22。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]の強敵として初期のシリーズから度々登場し、圧倒的な実力を見せつけたが、最近のシリーズでは条件を満たせば仲間になるケースが多い。味方としての能力も当然[[エース]]級。その能力は近年の作品でも健在だが、[[ニュータイプ]]補正が猛烈に高かった過去シリーズでは'''「スパロボ界最強の女」'''と書かれている攻略本もある。無論、現在のシリーズでも最強クラスの女性パイロットである事には間違いない。
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[[宇宙世紀]][[ガンダムシリーズ]]の強敵として初期のシリーズから度々登場し、圧倒的な実力を見せつけたが、[[αシリーズ]]頃から条件を満たせば仲間になるケースが増加し、近年には無条件参入する作品も存在する。配下の[[エルピー・プル]]らが原作に反して生存する[[スパロボ補正]]の象徴とすれば、彼女は生存に加え、ラスボス級が味方化する補正の代表例とも言える。
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味方としての能力も当然[[エース]]級。その能力は近年の作品でも健在だが、[[ニュータイプ]]補正が猛烈に高かった過去シリーズでは'''「スパロボ界最強の女」'''と書かれている攻略本もある。無論、現在のシリーズでも最強クラスの女性パイロットである事には間違いない。
    
高いカリスマ性と他者を圧倒する威圧感は相変わらずで、[[攻略本]]等でも(敬愛の情も込めて)'''「ハマーン様」'''と書かれることがしばしばあり、ネット上や関連書籍である程度定着している。
 
高いカリスマ性と他者を圧倒する威圧感は相変わらずで、[[攻略本]]等でも(敬愛の情も込めて)'''「ハマーン様」'''と書かれることがしばしばあり、ネット上や関連書籍である程度定着している。
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:顔グラフィックとカットインがテレビ版風に変更された。シナリオはΖΖ後半の再現だが、Ζ仕様の服装とΖΖ仕様の私服姿も登場。その独特の髪型を「末広がりスタイル」などと表現されたりもしている。
 
:顔グラフィックとカットインがテレビ版風に変更された。シナリオはΖΖ後半の再現だが、Ζ仕様の服装とΖΖ仕様の私服姿も登場。その独特の髪型を「末広がりスタイル」などと表現されたりもしている。
 
:序盤から何度も[[T3]]の前に立ちはだかるが、死亡することなく第46話後のシークレットシナリオ、ないし第47話開始前に自軍入りする。本作では他作品の女性キャラと関わる場面も多く、年相応の「乙女」らしさが強調されている印象を受ける。EDではシャア達と共に何処へ旅立っていくが、エキスパンション・シナリオでは第1話にてシャア達と共に[[ロンド・ベル]]の危機に駆け付け参戦する。本編最終話およびエキスパンション・シナリオ最終話ではシャアと並び主人公格のキャラクター達と同じように戦闘前会話が用意されている。
 
:序盤から何度も[[T3]]の前に立ちはだかるが、死亡することなく第46話後のシークレットシナリオ、ないし第47話開始前に自軍入りする。本作では他作品の女性キャラと関わる場面も多く、年相応の「乙女」らしさが強調されている印象を受ける。EDではシャア達と共に何処へ旅立っていくが、エキスパンション・シナリオでは第1話にてシャア達と共に[[ロンド・ベル]]の危機に駆け付け参戦する。本編最終話およびエキスパンション・シナリオ最終話ではシャアと並び主人公格のキャラクター達と同じように戦闘前会話が用意されている。
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:能力値はアムロやシャアに匹敵するが[[魂]]を持たないので火力面で劣り、愛機の[[キュベレイ]]も機体性能は十分だが必殺技に相当する武器を持たないため、カスタムボーナス込でも終盤は火力に不安がある。拘りがなければ[[Hi-νガンダム]]辺りに乗り換えてしまうと良い。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:ギレンの意向に従い、「建前上は[[ジオン軍]]とは別組織」な[[ネオ・ジオン]]の実質的なリーダーとして、停戦中の[[地球連邦軍]]や[[コネクト・フォース]]を攻撃する。初戦となる「ネオ・ジオン台頭」で既に威圧と二連撃を習得しており驚異的な強さは健在の上、さほどのドロップアイテムも見込めずHP50%で撤退するので、逃がす方が楽とも言われる。「地球圏統一」で原作最期の台詞(DVE)を言った後、撤退する。
 
:ギレンの意向に従い、「建前上は[[ジオン軍]]とは別組織」な[[ネオ・ジオン]]の実質的なリーダーとして、停戦中の[[地球連邦軍]]や[[コネクト・フォース]]を攻撃する。初戦となる「ネオ・ジオン台頭」で既に威圧と二連撃を習得しており驚異的な強さは健在の上、さほどのドロップアイテムも見込めずHP50%で撤退するので、逃がす方が楽とも言われる。「地球圏統一」で原作最期の台詞(DVE)を言った後、撤退する。
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
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:2018年8月のイベント「重なる世界」にて、Ωスキル搭載の[[キュベレイ]]が登場したことでボイスが入った。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
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:キュベレイに搭乗するニュータイプ戦士であり、特殊能力は「ファンネル」。アバオアクー市に通じる地下通路を通る際に道案内として共に戦う。
 
:キュベレイに搭乗するニュータイプ戦士であり、特殊能力は「ファンネル」。アバオアクー市に通じる地下通路を通る際に道案内として共に戦う。
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
:基本的には敵。ハマーン・[[ロシュ・ラビンスク|ロシュ]]ルートでのみ味方としてスポット参戦するがすぐに離脱し、ウルス第3の月タンデを墜落させようと企む。
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:基本的には敵。ハマーン・ロシュルートでのみ味方としてスポット参戦するがすぐに離脱し、ウルス第3の月タンデを墜落させようと企む。
 
:落下を阻止できなかった場合、彼女が大ボスとなる。
 
:落下を阻止できなかった場合、彼女が大ボスとなる。
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;[[スーパーロボット大戦T|T]]
 
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
 
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[期待]]、[[愛]]'''
 
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[鉄壁]]、[[熱血]]、[[期待]]、[[愛]]'''
:Z時代の改変版といった内容。
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:Zシリーズ時代の改変版といった内容。
 
:精神的に柔らかくなった彼女を表現している反面、「魂」不在故に最大火力自体は低下してしまっている。ニュータイプとしての鋭敏な集中と直感、強い女性であることを体現した鉄壁や熱血……そして、ジュドーに向ける期待と、シャアへの愛。ハマーンという女性を見事に表現したラインナップである。
 
:精神的に柔らかくなった彼女を表現している反面、「魂」不在故に最大火力自体は低下してしまっている。ニュータイプとしての鋭敏な集中と直感、強い女性であることを体現した鉄壁や熱血……そして、ジュドーに向ける期待と、シャアへの愛。ハマーンという女性を見事に表現したラインナップである。
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
殆どの技能が最高レベルまで到達し、シリーズによっては底力も持っているので、敵パイロットの中ではラスボス以上の強さを見せる事もある。旧シリーズではニュータイプレベルが最高の9に到達する事が多かったが、近年の作品では劇場版Zガンダムの登場やニュータイプ設定の見直しにより、レベルが8で止まる事が多い。
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殆どの技能が最高レベルまで到達し、シリーズによっては底力も持っているので、敵パイロットの中ではラスボス以上の強さを見せる事もある。旧シリーズではニュータイプレベルが最高の9に到達する事が多かったが、近年の作品では劇場版Ζガンダムの登場やニュータイプ設定の見直しにより、レベルが8で止まる事が多い。
    
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
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==== その他 ====
 
==== その他 ====
;[[サラサ・ムーン]]
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;サラサ・ムーン
:コロニー「ムーン・ムーン」に住む光族の長。妹の[[ラサラ・ムーン]]と共に邪悪な波動を感じ取り、ハマーンを救いたいと考えるも当人に拒否される。
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:コロニー「ムーン・ムーン」に住む光族の長。妹のラサラ・ムーンと共に邪悪な波動を感じ取り、ハマーンを救いたいと考えるも当人に拒否される。
 
:アーガマ搭乗時は姉妹で悪意から艦内を護っていたため、ハマーン(艦に潜入していた)とジュドーは、お互いの存在を感知し合うことが出来なかった。
 
:アーガマ搭乗時は姉妹で悪意から艦内を護っていたため、ハマーン(艦に潜入していた)とジュドーは、お互いの存在を感知し合うことが出来なかった。
 
:ジュドーも後に似たような能力を発現し、やはりお互いの存在を打ち消し合ったうえ、[[キュベレイMk-II (プルツー用)]]の襲撃を感知することが出来なかった。
 
:ジュドーも後に似たような能力を発現し、やはりお互いの存在を打ち消し合ったうえ、[[キュベレイMk-II (プルツー用)]]の襲撃を感知することが出来なかった。
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:シャアの百式が[[戦艦]]の残骸と共に爆発に消えた後、ハマーンがぽつりと漏らした言葉。
 
:シャアの百式が[[戦艦]]の残骸と共に爆発に消えた後、ハマーンがぽつりと漏らした言葉。
 
:結局、シャアを自分の元へと引き戻す事が出来なかったと悟って出たのであろう、彼女の偽らざる本音。
 
:結局、シャアを自分の元へと引き戻す事が出来なかったと悟って出たのであろう、彼女の偽らざる本音。
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;(シャア・アズナブルめ! グワダンの将兵を素人集団と知って仕掛けて)
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:劇場版より。エゥーゴの代表団が本編同様に脱走されてしまった際のモノローグ。
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:ミネバが乗艦する旗艦にも関わらず、所属する将兵達が素人という事実はアクシズ内の戦力の乏しさを物語っており、その意味でもハマーンは信頼できる人物が少なく、ある意味で孤独な状態に置かれている事が分かる。
 
;「私にまた、キュベレイで戦わせるのか!」
 
;「私にまた、キュベレイで戦わせるのか!」
 
:劇場版より。アクシズ全軍の指揮や外交折衝を取り仕切るハマーンが、更に自らも出撃しなければならなくなった際のセリフ。
 
:劇場版より。アクシズ全軍の指揮や外交折衝を取り仕切るハマーンが、更に自らも出撃しなければならなくなった際のセリフ。
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;「ジュドーか、なるほど…お前と私は互いに引き合うものがあるようだな」
 
;「ジュドーか、なるほど…お前と私は互いに引き合うものがあるようだな」
 
:第22話より。戦場で人探しをするジュドーに興味を持ち、[[母艦]][[サダラーン]]にはリィナが乗船していないにも関わらず、彼女がいるとしてジュドーをおびき寄せる。
 
:第22話より。戦場で人探しをするジュドーに興味を持ち、[[母艦]][[サダラーン]]にはリィナが乗船していないにも関わらず、彼女がいるとしてジュドーをおびき寄せる。
:その後ジュドーの手を取り、艦内の個室へ誘導するなど大胆な行動に出たハマーンだったが…。
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:その後、身体に手榴弾を大量に巻き付けているジュドーの牽制を意に介さずその手を取り、艦内の個室へ誘導するなど大胆な行動に出たハマーンだったが…。
 
;「ニュータイプならば私に従うべきだ。そうだろ…? ジュドー・アーシタ…」
 
;「ニュータイプならば私に従うべきだ。そうだろ…? ジュドー・アーシタ…」
 
;「我々が敵対する理由など何もない…我々は同じニュータイプなのだから…さあ、私と共に来るのだ」
 
;「我々が敵対する理由など何もない…我々は同じニュータイプなのだから…さあ、私と共に来るのだ」
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;「私にノーマルスーツを着る気にさせたジュドー・アーシタ…子供のくせして…!」
 
;「私にノーマルスーツを着る気にさせたジュドー・アーシタ…子供のくせして…!」
 
:最終話より。'''『Ζ』~『ΖΖ』を通して初めて、ハマーンが[[パイロットスーツ|ノーマルスーツ]]を着用して出撃した記念すべき場面'''である。
 
:最終話より。'''『Ζ』~『ΖΖ』を通して初めて、ハマーンが[[パイロットスーツ|ノーマルスーツ]]を着用して出撃した記念すべき場面'''である。
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:裏を返せば、ハマーンが彼を、『ノーマルスーツを着て戦うべき強敵』と認めた、ということでもある。
 
:ただし、『劇場版Ζ』では[[ガザC]]搭乗時にノーマルスーツを着用していたため唯一ではなくなった。
 
:ただし、『劇場版Ζ』では[[ガザC]]搭乗時にノーマルスーツを着用していたため唯一ではなくなった。
 
;「ここが貴様の墓場となる!!」
 
;「ここが貴様の墓場となる!!」