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| | 外国語表記 = [[外国語表記::Narrative Gundam]] | | | 外国語表記 = [[外国語表記::Narrative Gundam]] |
| | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] |
− | *[[機動戦士ガンダムNT]] | + | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムNT}} |
| | デザイン = {{メカニックデザイン|カトキハジメ}} | | | デザイン = {{メカニックデザイン|カトキハジメ}} |
− | | 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦X-Ω]] | + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}} |
− | | SRWでの分類 = [[機体]]
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| {{登場メカ概要 | | {{登場メカ概要 |
| | タイトル = スペック | | | タイトル = スペック |
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| | 異名 = [[異名::やせっぽち]] | | | 異名 = [[異名::やせっぽち]] |
| | 分類 = 多目的試験用[[モビルスーツ]] | | | 分類 = 多目的試験用[[モビルスーツ]] |
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| | スラスター推力 = 104,000 kg | | | スラスター推力 = 104,000 kg |
| | 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]] | | | 装甲材質 = [[ガンダリウム合金]] |
− | | MMI =
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| | 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社 | | | 開発 = [[アナハイム・エレクトロニクス]]社 |
| | 所属 = [[所属::ルオ商会]] | | | 所属 = [[所属::ルオ商会]] |
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| }} | | }} |
| '''ナラティブガンダム'''は『[[機動戦士ガンダムNT]]』の[[登場メカ]]。 | | '''ナラティブガンダム'''は『[[機動戦士ガンダムNT]]』の[[登場メカ]]。 |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[アナハイム・エレクトロニクス]]が[[νガンダム]]以前に開発した[[サイコフレーム]]の試験機。シンプルなデザインだが、上腕や太腿のフレームが剥き出しになっているのが特徴。「ナラティブ」とは「神話」を意味する。 | + | [[アナハイム・エレクトロニクス]]が[[νガンダム]]以前に開発した[[サイコフレーム]]の試験機<ref>νガンダム自体が碌に武装試験もできていない上に建造途中でサイコフレームを後付で組み込んだ急造品なので、νガンダムのプロトタイプという位置づけではない模様。</ref>。シンプルなデザインで上腕や太腿のフレームが剥き出しになっている点が特徴。機体名の「ナラティブ」とは「[[神話]]」を意味する<ref>ただし、[[英語|英単語]]「Narrative(ナラティブ)」自体には「神話」の意味は無いので(「物語」の意は有る)、おそらく意訳であろう。</ref>。 |
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− | この時代の機体としては珍しく[[コアファイター]]を内蔵しているため全天周モニターは採用されていない。パイロットはノーマルスーツの上から「サイコ・スーツ」と呼ばれる[[パイロットスーツ]]を着て搭乗するようになっているが、一人で歩くことすらままならない重量を持つ。また、極秘裏にNT-Dが搭載されているため、サイコ・ウェーブを感知するとパイロットの操縦を離れて動き出す。
| + | 少し古めの機体<ref>吉沢俊一監督の言が本当ならば、[[宇宙世紀]]0088年頃の製造。</ref>であり[[コアファイター]]を内蔵しているため全天周モニターは採用されていない。[[パイロット]]はノーマルスーツの上から「サイコ・スーツ」と呼ばれるサイコフレームを組み込んだ[[パイロットスーツ]]を着て搭乗するようになっているが、一人でスーツの装着ならびに脱着、スーツを装着したまま歩く事すらままならない重量を持つ。また、極秘裏にNT-Dが搭載されている為、サイコ・ウェーブを感知するとパイロットの操縦を離れて動き出す。 |
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− | ユニコーンガンダム3号機 [[フェネクス]]の捕獲作戦'''「不死鳥狩り」'''に際して[[ルオ商会]]の手配した増援として実戦投入された。素体の状態では碌な武装を持っていないため、ルオ商会が取り寄せた追加装備を施して出撃する。 | + | ユニコーンガンダム3号機 [[フェネクス]]の捕獲作戦'''「不死鳥狩り」'''に際して[[ルオ商会]]の手配した増援として実戦投入された。素体の状態では碌な武装を持っていない<ref>このため、シェザール隊の面々からは'''「やせっぽち」'''というあだ名をつけられている。</ref>為、ルオ商会が取り寄せた追加装備を施して出撃する。 |
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− | ;A装備 | + | === 強化装備形態 === |
− | :フェネクス捕獲用の特殊ユニット「サイコ・キャプチャー」と高機動ユニットを組み合わせた大型装備で一見すると[[モビルアーマー]]のようにも見える。 | + | ;[[ナラティブガンダム (A装備)|A装備]] |
− | ;B装備
| + | :フェネクス捕獲用の特殊ユニット「サイコ・キャプチャー」と高機動ユニットを組み合わせた大型装備。 |
| + | ;[[ナラティブガンダム (B装備)|B装備]] |
| :インコムユニットとミサイル付きのシールドで構成される装備。 | | :インコムユニットとミサイル付きのシールドで構成される装備。 |
− | ;C装備 | + | ;[[ナラティブガンダム (C装備)|C装備]] |
− | :ルオ商会が収集した[[ユニコーンガンダム|RX-0シリーズ]]のサイコフレームを組み込んだ急造仕様の装備で便宜上「C装備」「サイコ・パッケージ装備」と呼ばれる。サイコフレーム搭載機に近づくと全身のサイコフレームが展開してユニコーンガンダムのデストロイモードに似た姿になるが、サイコフレームは外装の上に張り付ける形になっている。 | + | :ルオ商会が収集した[[ユニコーンガンダム|RX-0シリーズ]]のサイコフレームを組み込んだ急造仕様の装備で、便宜上「C装備」「サイコ・パッケージ装備」と呼ばれる。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
− | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}} |
| :初登場作品。2018年12月のイベント「起死回生のシャア」の報酬ユニットとしてB装備が登場。SSRシューター。 | | :初登場作品。2018年12月のイベント「起死回生のシャア」の報酬ユニットとしてB装備が登場。SSRシューター。 |
− | :同イベントではユニコーンガンダム3号機 フェネクス(デストロイモード)のSSR/SRも登場し、3機ともパイロットがヨナであるため同時編成できない。ガチャを回してSSRユニコーン3号機が入手できればイベント内ではボーナスの高いそちらがまず優先されるので、こちらは倉庫番確定。タイトルに冠される機体のお披露目にしては割と不遇な扱いである(つまりイベント特攻狙いで回したプレイヤーにとっては、そのSSRユニコーン3号機もハズレ感が否めないのだが…)。 | + | :同イベントではユニコーンガンダム3号機 [[フェネクス]](デストロイモード)のSR・SSRも登場するが、全てパイロットがヨナであるため同時編成が不可。SSRフェネクスを入手できた場合特効レベルの関係上本機は[[二軍|倉庫入り]]が確定してしまう。 |
| + | :2019年5月のイベント「超越並行世界の旅であります!」にてA装備が報酬ユニットで登場。SSRシューター。しかし、同イベントでも特効レベルの関係でやはりフェネクスを所持している場合倉庫入りが確定してしまう…。 |
| + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}} |
| + | :ヨナと共に序盤から参戦。 |
| + | :A装備は大型で癖が強く、B装備は癖は少ないがパンチ力不足と非常に悩ましい性能になっている。敵の硬さや敵との距離などと相談すると良いだろう。ちなみに、残念ながらA装備は地上マップでは使用不可能。海が多いマップで使いたいと思ったプレイヤーも多いはず。 |
| + | :C装備も初登場だが、'''あろうことか追加された同話でヨナがフェネクスに乗り換えてしまう'''。幸い汎用機として残るがどうにも不憫。 |
| + | :同話で仲間になる[[バナージ・リンクス|バナージ]]は乗機の[[シルヴァ・バレト・サプレッサー]]がお世辞にも強いとは言えないので、DLCで[[Hi-νガンダム]]を入手していなければ彼を本機に乗せるのが丁度いいだろう。また、[[プレッシャー]]を『サイコ・アタック』で活かしやすい[[シャア・アズナブル|クワトロ]]との相性も良い。他にも、専用機を持たないニュータイプの[[オデロ・ヘンリーク|オデロ]]や[[トマーシュ・マサリク|トマーシュ]]を育成するのにも使える。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
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| ;60mmバルカン砲 | | ;60mmバルカン砲 |
| :素体状態で唯一の武装。 | | :素体状態で唯一の武装。 |
− |
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− | === A装備 ===
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− | ;サイコ・キャプチャー
| |
− | :機体左右から突き出している特殊複合兵装。後部のキャプチャーユニットが展開してクローになり、キャプチャーフィールドを発生させる。
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− | :;大型[[ビームサーベル]]
| |
− | ::先端に搭載されている。
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− | ;ビーム・サーベル
| |
− | :リアアーマーに装備。
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− | ;5連装中型ミサイル・ポッド
| |
− | :機体後部に搭載されている。
| |
− | ;ハイ・メガ・キャノン
| |
− | :フロントアーマーに内蔵。
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− |
| |
− | === B装備 ===
| |
− | ;ビーム・サーベル
| |
− | :リアアーマーに装備。
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− | ;シールド
| |
− | :両腕に装備される小型の耐ビームコーティングシールド。
| |
− | :;4連装ミサイル・ランチャー
| |
− | ::シールド1枚につき2基装備。
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− | ;有線式遠隔攻撃端末
| |
− | :バックパックに装備するインコムと呼ばれる有線式[[オールレンジ攻撃]]兵装。見た目はガンダムデルタカイのプロト・フィン・ファンネルに似ている。
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− | :;インコム(遠隔)
| |
− | ::『X-Ω』における必殺スキル。
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− |
| |
− | === C装備 ===
| |
− | ;ビーム・サーベル
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− | :バックパックに装備。
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− | ;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]
| |
− | :2丁装備する。
| |
− | ;シールド
| |
− | :ユニコーンのシールド同様、サイコフレームが組み込まれている。
| |
− | :;ビーム・キャノン
| |
− | ::シールド裏に装備する。
| |
− | :;ミサイル
| |
− | ::シールド裏に装備する。
| |
| | | |
| ==== 特筆機能 ==== | | ==== 特筆機能 ==== |
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| ;サイコミュ・ジャック | | ;サイコミュ・ジャック |
| :NT-D発動時のみの機能。敵ニュータイプ機の[[サイコミュ]]を乗っ取る。 | | :NT-D発動時のみの機能。敵ニュータイプ機の[[サイコミュ]]を乗っ取る。 |
− | <!--=== [[特殊能力]] ===
| + | |
− | === 移動タイプ ===
| |
− | === [[サイズ]] ===
| |
| === カスタムボーナス === | | === カスタムボーナス === |
− | === 機体ボーナス ===
| + | ;EN+50、装甲値+200、照準値+15、運動性+15 |
− | == 機体BGM ==
| + | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。機体の性能の微妙さに加えてカスタムボーナスも微妙に物足りない。 |
− | == 対決・名場面 ==-->
| + | |
| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| ;[[νガンダム]] | | ;[[νガンダム]] |
| :サイコフレーム搭載機。 | | :サイコフレーム搭載機。 |
| ;[[ユニコーンガンダム]] | | ;[[ユニコーンガンダム]] |
− | :ガンダムUCの主役機。 | + | :『機動戦士ガンダムUC』の主役機。 |
− | :;[[フェネクス]]
| + | ;[[フェネクス]] |
− | ::ユニコーンガンダムの3号機。
| + | :ユニコーンガンダムの3号機。 |
| + | |
| + | == 余談 == |
| + | *'''一般的なロボットのパワーアップにおける「シンプルな機体からゴテゴテした機体への変化の逆」を意識してデザインされている'''。 |
| + | *『[[ガンダム・センチネル]]』において設定されたMSに、「'''RX-90 μガンダム'''」が存在する。 |
| + | **「多目的試験用MS」、「νガンダムより前にサイコフレーム試験機として開発された」等といった設定から「ナラティブガンダムが(RX-9という型式番号もあって)このμガンダムとイコールではないか?」と考察するファンもいる。 |
| + | **吉沢俊一監督によれば「μガンダムと同時代にフレームまで造られたが、AE社の倉庫で眠っていた出来損ないの機体というイメージ」との事。 |
| + | *[[IIネオ・ジオング|ハルユニット]]のコントロールを奪った状態のことは'''『D装備』'''と称されるが、これは[[俗語・俗称|俗称]]であり公式のものではない。 |
| + | |
| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
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| <amazon>B07HJJ7CCX</amazon> | | <amazon>B07HJJ7CCX</amazon> |
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− | == 余談 ==
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− | *一般的なロボットのパワーアップにおけるシンプルな機体からゴテゴテした機体への変化の逆を意識してデザインされている。
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− | *『[[ガンダム・センチネル]]』において設定されたMSに、『'''RX-90 μガンダム'''』が存在する。この機体は「νガンダム以前に開発された、サイコフレーム試験用MS」という設定しか存在しておらず、デザインも定まっていなかったが、ナラティブガンダムが(RX-9という型式番号もあって)このμガンダムとイコールではないかと考察するファンもいる。
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− | <!--== 脚注 ==
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− | <references />-->
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| == 資料リンク == | | == 資料リンク == |
| *[[GUNDAM:ナラティブガンダム]] | | *[[GUNDAM:ナラティブガンダム]] |