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| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
| | タイトル = プロフィール | | | タイトル = プロフィール |
− | | 種族 = 地球人(古代アトランディス人) | + | | 本名 = '''ナディア・ラ・アルウォール''' |
− | | 性別 = 女 | + | | 種族 = [[種族::地球人]](古代アトランティス人) |
− | | 年齢 = 14歳 | + | | 性別 = [[性別::女]] |
| + | | 年齢 = [[年齢::14]]歳 |
| | 生年月日 = 西暦1875年5月31日 | | | 生年月日 = 西暦1875年5月31日 |
| | 星座 = 双子座 | | | 星座 = 双子座 |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 褐色肌と白のチューブブラとオレンジのチョッキと腰布、赤茶色のサッシュ、金のイヤリング、ブレスレット、チョーカー、首飾りである青い宝石「[[ブルーウォーター]]」と南国風で露出の激しい恰好が特徴<ref>これはサーカスの舞台衣装だが、ナディア本人も気に入っている。</ref>。
| + | 褐色肌と白のチューブブラとオレンジのチョッキと腰布、赤茶色のサッシュ、金のイヤリング、ブレスレット、チョーカー、首飾りである青い宝石「ブルーウォーター」と南国風で露出の激しい恰好が特徴<ref>これはサーカスの舞台衣装だが、ナディア本人も気に入っている。</ref>。 |
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| サーカス団の花形スターであり運動神経にも優れている。自分の出自を知らずサーカス団に拾われ育ったため、自分の生まれ故郷を見つける事を夢としている。 | | サーカス団の花形スターであり運動神経にも優れている。自分の出自を知らずサーカス団に拾われ育ったため、自分の生まれ故郷を見つける事を夢としている。 |
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− | 感情の起伏が激しい上、非常に気が強くワガママで意地っ張りな[[性格]]。また、他人への猜疑心も強い。極度の菜食主義者であり肉類と魚類を一切受け付けず狩猟をも嫌い、動物が殺される場面を見るだけで泣き叫ぶ程<ref>これは幼少期にサーカスの老いた牛が売られている場面を見たトラウマによるもの。また、牛乳や卵は普通に飲食している他、蚊などの害虫も普通に叩いている。のちにジャンにより「ナディアは肉を味ではなく食感で判断している」との推測が立てられ、なんとか肉を食べさせようと工夫を凝らした事もあった。</ref>。 | + | 感情の起伏が激しい上、非常に気が強くワガママで意地っ張りな[[性格]]。また、他人への猜疑心も強い。極度の菜食主義者であり肉類と魚類を一切受け付けず狩猟をも嫌い、動物が殺される場面を見るだけで泣き叫ぶ程<ref>これは幼少期にサーカスの老いた牛が売られている場面を見たトラウマによるもの。また、牛乳や卵は普通に飲食している(いわゆるヴィーガンではない)他、蚊などの害虫も普通に叩いている。のちにジャンにより「ナディアは肉を味ではなく食感で判断している」との推測が立てられ、なんとか肉を食べさせようと工夫を凝らした事もあった。</ref>。 |
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| エッフェル塔で出会った[[ジャン・ロック・ラルティーグ]]に連れられ、冒険する内にノーチラス号へと乗り込み、[[ネオ・アトランティス]]との戦いに巻き込まれていく。ジャンとは冒険の中で徐々に恋仲となっていった。 | | エッフェル塔で出会った[[ジャン・ロック・ラルティーグ]]に連れられ、冒険する内にノーチラス号へと乗り込み、[[ネオ・アトランティス]]との戦いに巻き込まれていく。ジャンとは冒険の中で徐々に恋仲となっていった。 |
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− | その正体は古代アトランティス人の血を引くタルテソス王国の王女で、[[ネモ (ナディア)|ネモ船長]]の実の娘である事が発覚。ブルーウォーターはその証であり、これを狙っていた[[ガーゴイル]]によって捕らわれの身となり、最終決戦では洗脳された状態でジャン達の前に現れた。しかし、正気を取り戻した兄・[[ネオ・イコン・エピファネス|ネオ皇帝]]によって洗脳サークレットを破壊され、正気に戻り、そのままガーゴイルに反発するが、目の前でジャンを殺害されてしまう。ネモ船長達の助言でブルーウォーターの力をジャンを蘇生させるために使い、ガーゴイルとネモ船長の最期を見届けた後、仲間たちと共に脱出した。 | + | 好きな動物はカラス (特に、ハシブトガラス)。理由は近くで見ると神秘的で可愛いから。 |
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| + | その正体は古代アトランティス人の血を引くタルテソス王国の王女で、[[ネモ (ナディア)|ネモ船長]]の実の娘「'''ナディア・ラ・アルウォール'''」。ブルーウォーターはその証であり、これを狙っていた[[ガーゴイル]]によって捕らわれの身となり、最終決戦では洗脳された状態でジャン達の前に現れた。しかし、正気を取り戻した兄・[[ネオ・イコン・エピファネス|ネオ皇帝]]によって洗脳サークレットを破壊され、正気に戻り、そのままガーゴイルに反発するが、目の前でジャンを殺害されてしまう。ネモ船長達の助言でブルーウォーターの力をジャンを蘇生させるために使い、ガーゴイルとネモ船長の最期を見届けた後、仲間たちと共に脱出した。 |
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| 最終回エピローグで語られたその後によれば、7年後にジャンと結婚し、ル・アーヴルで息子とジャンの叔父夫婦と共に暮らしている。この頃にはベジタリアンである事は変わらないものの、家族のために肉や魚を調理できるようになっていた。 | | 最終回エピローグで語られたその後によれば、7年後にジャンと結婚し、ル・アーヴルで息子とジャンの叔父夫婦と共に暮らしている。この頃にはベジタリアンである事は変わらないものの、家族のために肉や魚を調理できるようになっていた。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
| === VXT三部作 === | | === VXT三部作 === |
− | ;[[スーパーロボット大戦X]] | + | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}} |
| :初登場作品。[[NPC]]だが、[[中断メッセージ]]でボイス付きで登場。担当声優の鷹森淑乃氏は今作でスパロボ初参加。 | | :初登場作品。[[NPC]]だが、[[中断メッセージ]]でボイス付きで登場。担当声優の鷹森淑乃氏は今作でスパロボ初参加。 |
| :登場時の時系列が原作の島編からという事もあってか、登場直後から戦いに疲れている様子を見せるなど、ナーバスな状態となっている。シナリオでは[[エクスクロス]]の生活班となるも、第13話までは部屋に閉じこもっているため、あまり顔を出さない。それ以後は、次第に周囲に心を開くようになり、ミーティングにも顔を出すようになる。同年代の友人や妹分も増えた事により、原作のようなヒステリーを起こす場面もなく、ネモも最終的に生存するので、救われたと言っていいだろう。ボーナスシナリオ及び[[中断メッセージ]]では船内服のグラフィックが用意されている。 | | :登場時の時系列が原作の島編からという事もあってか、登場直後から戦いに疲れている様子を見せるなど、ナーバスな状態となっている。シナリオでは[[エクスクロス]]の生活班となるも、第13話までは部屋に閉じこもっているため、あまり顔を出さない。それ以後は、次第に周囲に心を開くようになり、ミーティングにも顔を出すようになる。同年代の友人や妹分も増えた事により、原作のようなヒステリーを起こす場面もなく、ネモも最終的に生存するので、救われたと言っていいだろう。ボーナスシナリオ及び[[中断メッセージ]]では船内服のグラフィックが用意されている。 |
| :ボーナスシナリオでは原作で見せた肉の味がするスナックを好むといった場面も再現されている。 | | :ボーナスシナリオでは原作で見せた肉の味がするスナックを好むといった場面も再現されている。 |
| + | :なお、今作では[[地球]]育ちの[[アル・ワース]]人という設定になっている。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
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| :しかし、当のジャンはキノコによる後遺症で、'''ダジャレを言い続けて'''、まともに記憶がないことと、キングが見ていたことが騒動の原因に…。 | | :しかし、当のジャンはキノコによる後遺症で、'''ダジャレを言い続けて'''、まともに記憶がないことと、キングが見ていたことが騒動の原因に…。 |
| ;「いいかげんにして、女の子にそんな事聞くなんて失礼よ!」<br/>「初めてのキスの相手がこんな人だなんて…最低だわ!」<br/>「何にも…覚えて…ないなんて…ジャンのバカーッ!!」 | | ;「いいかげんにして、女の子にそんな事聞くなんて失礼よ!」<br/>「初めてのキスの相手がこんな人だなんて…最低だわ!」<br/>「何にも…覚えて…ないなんて…ジャンのバカーッ!!」 |
− | :第26回より。上記の後の翌日、すっかり大人しくなったナディアは、月夜の晩にジャンと2度目のキスを交わす。しかし、1度目のキスを覚えていないジャンが「(キスは)始めてなんだ」と発言。瞬く間に態度を変えたナディアは「2度目よ」と否定。その後、ジャンが「誰としたのか」とネモ以外の男性陣の名前を次々と挙げ、耐え切れなくなったナディアは怒りのあまりに、捨て台詞を残し去って行ってしまう。 | + | :第26回より。上記の後の翌日、すっかり大人しくなったナディアは、月夜の晩にジャンと2度目のキスを交わす。しかし、1度目のキスを覚えていないジャンが「(キスは)初めてなんだ」と発言。瞬く間に態度を変えたナディアは「2度目よ」と否定。その後、ジャンが「誰としたのか」とネモ以外の男性陣の名前を次々と挙げ、耐え切れなくなったナディアは怒りのあまりに、捨て台詞を残し去って行ってしまう。 |
| :ジャンの朴念仁ぶりも大概だが、混乱状態の事を覚えていろというのも無茶である。 | | :ジャンの朴念仁ぶりも大概だが、混乱状態の事を覚えていろというのも無茶である。 |
| ;「嫌…あたしも残る! あたしもお父さんと一緒に!」 | | ;「嫌…あたしも残る! あたしもお父さんと一緒に!」 |
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| :『[[スーパーロボット大戦X|X]]』第3話「ブルーウォーターの少女」より。鳥の姿をした[[渡部クラマ]]が人間の言葉を喋っているのを聞いて、動物の言葉がわかると歓喜する。この後、ジャンから「鳥みたいな姿をしているけど、人間の言葉を話すんだよ」と説明され、「そんなのおかしいわよ!」と納得しなかった。 | | :『[[スーパーロボット大戦X|X]]』第3話「ブルーウォーターの少女」より。鳥の姿をした[[渡部クラマ]]が人間の言葉を喋っているのを聞いて、動物の言葉がわかると歓喜する。この後、ジャンから「鳥みたいな姿をしているけど、人間の言葉を話すんだよ」と説明され、「そんなのおかしいわよ!」と納得しなかった。 |
| ;「そうやって、あなたも戦うのね」<br />「理屈をつけても、あなたも結局は戦いでしか物事を解決できないのね」 | | ;「そうやって、あなたも戦うのね」<br />「理屈をつけても、あなたも結局は戦いでしか物事を解決できないのね」 |
− | :『X』第5話「海賊部隊のG」より。[[アル・ワース]]の人間に協力を求めるため、マナの国へ向かう事に賛成する[[ショウ・ザマ|ショウ]]に対しキツい言葉を返す。しかし、ショウはナディアの言葉を肯定し「他にいいやり方を見つけたら、俺にも教えてくれ」と言われ、何も言い返せずさらに機嫌を損ねるのだった。 | + | :『X』第5話「海賊部隊のG」より。[[アル・ワース]]の人間に協力を求めるため、マナの国へ向かう事に賛成する[[ショウ・ザマ|ショウ]]に対しキツい言葉を返す。しかし、ショウがその言葉を肯定しつつ「他にいいやり方を見つけたら、俺にも教えてくれ」と皮肉めいた正論を返してきたため何も言い返せず、さらに機嫌を損ねるのだった。 |
| ;[[ノレド・ナグ|ノレド]]「掃除が終わったら、晩ご飯の支度よ。今日はビーフシチューだから、みんな、期待してるよ、きっと」<br />[[忍部ヒミコ|ヒミコ]]「モー! 最高なのだ!」<br />「あたし…肉は食べないから」 | | ;[[ノレド・ナグ|ノレド]]「掃除が終わったら、晩ご飯の支度よ。今日はビーフシチューだから、みんな、期待してるよ、きっと」<br />[[忍部ヒミコ|ヒミコ]]「モー! 最高なのだ!」<br />「あたし…肉は食べないから」 |
| :『X』第13話「ナディアの家出」でのノレドとヒミコとのやりとり。ナディアが肉嫌いであるという事を自ら語るシーンである。 | | :『X』第13話「ナディアの家出」でのノレドとヒミコとのやりとり。ナディアが肉嫌いであるという事を自ら語るシーンである。 |
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| :『X』スペシャルシナリオ「魔装機神」(早期購入特典なし)より。[[クロ]]、[[シロ (魔装機神)|シロ]]を見た時のリアクション。この後、ジャンからは「残念だけど、今回もしゃべる動物みたいだよ」と言われ、クラマからも「懲りねえな、ナディアは…」と呆れられる。 | | :『X』スペシャルシナリオ「魔装機神」(早期購入特典なし)より。[[クロ]]、[[シロ (魔装機神)|シロ]]を見た時のリアクション。この後、ジャンからは「残念だけど、今回もしゃべる動物みたいだよ」と言われ、クラマからも「懲りねえな、ナディアは…」と呆れられる。 |
| ;ネモ船長「…我々に出来る事は何も…」<br>「ううん…」<br>(ブルーウォーターが輝く)<br>ジャン「ブルーウォーターが輝きを取り戻した…!」<br>[[ホープス]]「この宇宙に漂っていた魂がブルーウォーターに集まっていきます…」<br>「その力はきっと…」 | | ;ネモ船長「…我々に出来る事は何も…」<br>「ううん…」<br>(ブルーウォーターが輝く)<br>ジャン「ブルーウォーターが輝きを取り戻した…!」<br>[[ホープス]]「この宇宙に漂っていた魂がブルーウォーターに集まっていきます…」<br>「その力はきっと…」 |
− | :『X』第51話より。アンチスパイラルを撃破した事でニアが消滅してしまうことを知り、誰もが諦めかけた時、ブルーウォーターが輝く。そしてブルーウォーターの力によってニアに与えた影響は…。 | + | :『X』第51話より。アンチスパイラルを撃破した事でニアが消滅してしまうことを知り、誰もが諦めかけた時、ブルーウォーターが輝く。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
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| **ちなみにナディアのこの性格は庵野秀明監督の当時の女性観が元になっている。そのためか、監督に理解のあるスタッフからは好意的な目で見られていた様子。特に「島編」の暴走していた頃のナディアは、周囲の人間から見た制作当時の庵野監督がモデルであったとされている。 | | **ちなみにナディアのこの性格は庵野秀明監督の当時の女性観が元になっている。そのためか、監督に理解のあるスタッフからは好意的な目で見られていた様子。特に「島編」の暴走していた頃のナディアは、周囲の人間から見た制作当時の庵野監督がモデルであったとされている。 |
| ***「島編」序盤ではナレーションからも「ナディアは'''一体何を考えて生きているのでしょうか?'''」と心配されるほどで、度々ネタにされる。 | | ***「島編」序盤ではナレーションからも「ナディアは'''一体何を考えて生きているのでしょうか?'''」と心配されるほどで、度々ネタにされる。 |
− | **そんな彼女だが、アニメ雑誌『アニメージュ』の人気投票では女性キャラ部門で2年連続1位を取ったこともある。 | + | **そんな彼女だが、アニメ雑誌『アニメージュ』の人気投票では女性キャラ部門で2年連続1位を取ったこともある<ref>余談だが、それまでの1位は『風の谷のナウシカ』のナウシカが7年連続で取っていた。</ref>。 |
| *ナディアの正体がアトランティス人に設定されたのは、庵野監督の「日本人が黒人問題を扱うべきではないから」と言う設定変更による。 | | *ナディアの正体がアトランティス人に設定されたのは、庵野監督の「日本人が黒人問題を扱うべきではないから」と言う設定変更による。 |
| *ナディアの顔付きは[[碇シンジ]]に、肉嫌いは[[綾波レイ]]に、そして行動的で自己中かつワガママで感情的な性格は[[惣流・アスカ・ラングレー]]に受け継がれている。 | | *ナディアの顔付きは[[碇シンジ]]に、肉嫌いは[[綾波レイ]]に、そして行動的で自己中かつワガママで感情的な性格は[[惣流・アスカ・ラングレー]]に受け継がれている。 |