ドレーネ・イゼルカント

ドレーネ・イゼルカントは『機動戦士ガンダムAGE』の登場人物。

概要編集

第3部・キオ編以降から登場する女性。黒髪の美人。ヴェイガンの指導者であるフェザール・イゼルカントの妻。

コロニー「セカンドムーン」へ連れて来られたキオ・アスノに、亡き息子の面影を見る。夫の傍に控えながら「プロジェクトエデン」の成功を願う。ラ・グラミス攻防戦の最中では死期が近い夫の側に寄り添い、彼の最期を看取った。

若いイゼルカントやロミと共に写った写真と容姿があまり変わらないことから、彼女もコールドスリープをしていたものと思われる。

小説版では戦後はフリット・アスノ同様にマーズレイ撲滅に尽力したとの事。

「その子なのですね？地球圏で捕らえたという少年は……っ！？ ……こ、この子……」: 37話「ヴェイガンの世界」より。夫に連れてこられたキオ・アスノを見て。亡き息子「ロミ」の生き写しとしか思えない程によく似ているその姿を見て驚愕した。; 会話の内容からイゼルカントは「彼女には地球で捕らえた少年を連れて来る」としか連絡していなかった模様だが、イゼルカントはキオをロミの生まれ変わりと感じていたため、一種のサプライズのつもりだったのだろう。
「あなた…私はあの子がロミに見えて…」: 同話より夫に対して。ドローネの主観では外面だけではなく、キオの内面もロミに通じるものが感じられるらしく、やや困惑している。これ以降でもルウ・アノンへのマーズレイの薬を受け取って元気よく走っていくキオを微笑みながら眺めている場面もあり、キオをロミと重ねつつ好意的に見ている事が窺える。ただ、イゼルカントとは違い、彼女の中ではキオはロミの生き写しである少年という認識から逸脱した事はなく、流石にロミの生まれ変わりであるとまでは考えていなかった模様。