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| | 開発者 = [[開発::ラング・プラート]] | | | 開発者 = [[開発::ラング・プラート]] |
| | 所属 = {{所属 (メカ)|地球連合軍}} | | | 所属 = {{所属 (メカ)|地球連合軍}} |
| + | | 所属部隊 = {{所属 (メカ)|ドラグナー遊撃隊}}(第27話以降) |
| | 乗員人数 = 1名 | | | 乗員人数 = 1名 |
| | パイロット = [[パイロット::ライト・ニューマン]] | | | パイロット = [[パイロット::ライト・ニューマン]] |
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| D-3とも呼称。電子戦特化型の機体で、レドーム(レーダードーム)の役割に特化した、円盤状の大型の頭部が特徴。武装は最小限に抑えられている。 | | D-3とも呼称。電子戦特化型の機体で、レドーム(レーダードーム)の役割に特化した、円盤状の大型の頭部が特徴。武装は最小限に抑えられている。 |
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− | 各D兵器に共通する事だがコクピットには対話式コンピュータ(D-3のものの愛称はマギー)を内蔵しており、マギーの場合は電子戦用機なだけに他の2機のそれ(クララ・ソニア)より比較的名前が良く出てくる(さすがに[[レイズナー]]のレイほどでしゃばらないが)。
| + | 各D兵器の共通装備で対話式コンピュータ(D-3のものの愛称はマギー)を内蔵しており、マギーの場合は電子戦用機なだけに他の2機のそれ(クララ・ソニア)より比較的名前が良く出てくる(さすがに[[レイズナー]]のレイほどでしゃばらないが)。コクピットには本機のみ専用のコンソールを備える。 |
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− | [[ドラグナー1型|D-1]]、[[ドラグナー2型|D-2]]同様にリフターも存在するが、D-3はリフターの両翼にミサイルを搭載している為、攻撃力も向上している。その後、[[重慶]]基地で2機のカスタム化に合わせ改造が行われているが、マギーのカスタマイズや機体性能の強化はあれど、外見そのものに変化はない。(ライト曰く「中身で勝負」) | + | [[ドラグナー1型|D-1]]、[[ドラグナー2型|D-2]]同様にリフターを装備して飛行能力を得た後、[[重慶]]基地で2機のカスタム化に合わせ改造が行われているが、マギーのカスタマイズや機体性能の強化はあれど、外見そのものに変化はない。(ライト曰く「中身で勝負」) |
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− | 実際、作中でも電子戦担当の機体は多く登場、本機のデータも反映された量産型[[ドラグーン]]も登場していたが、本機は純粋な電子戦性能では他の追随を許さない最強の電子戦専用機として君臨していた。が、ドラグナー隊の中でも抑え役の[[ライト・ニューマン]]がパイロットのため、不憫なポジションに落ち着きやすい。 | + | 実際、作中でも電子戦担当の機体は多く登場、本機のデータも反映された量産型[[ドラグーン]]も登場していたが、本機は純粋な電子戦性能では他の追随を許さない最強の電子戦専用機として君臨していた。が、[[ドラグナー遊撃隊]]の中でも抑え役の[[ライト・ニューマン]]がパイロットのため、不憫なポジションに落ち着きやすい。 |
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| === 強化装備形態 === | | === 強化装備形態 === |
| ;ドラグナー3型 (リフター装備) | | ;ドラグナー3型 (リフター装備) |
− | :飛行ユニット「リフター3」を装備した大気圏内飛行形態。 | + | :飛行ユニット「リフター3」を装備した大気圏内飛行形態。ステルス性に優れた形状で、3機の中でも最高の飛行速度と低速での安定性を誇る。 |
| + | :行動範囲の拡大により、索敵や偵察などで有用性が大きく高まった他、両翼のミサイルで弱点だった火力も強化された。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}} |
− | :初登場作品。序盤から加入している為か、リフターは少しの間お預け。その電子戦能力を生かして[[ミネルバX]]の入手にも関わってくる。今回のみカスタム後がD-3カスタム表記となっている。また、[[アクセル・アルマー|アクセル]]に頭部を「'''どら焼き'''」呼ばわりされた。 | + | :初登場作品。その電子戦能力を生かして[[ミネルバX]]の入手にも関わってくる。序盤から加入している為か、リフターは少しの間お預けで、段階を踏んで強化される。本作のみ強化後は'''「ドラグナー3型カスタム」'''表記(リメイク後も同様)。 |
| + | :上述したようにサポート機体としては規格外の性能を持っており、[[援護防御]]で脆いD-3をある程度周囲が守ることもできるが、自分自身の[[EWAC]]補正は受けられないため広範囲[[マップ兵器]]で密集地帯を焼かれないように注意。特にカスタム化直前に相手をする[[マスターガンダム]]との相性は最悪。 |
| + | :余談だが、リアル系かつ主人公が[[アクセル・アルマー|アクセル]]の場合、その特徴的な頭部をいきなり「'''どら焼き'''」呼ばわりされている。 |
| :;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}} | | :;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}} |
− | ::リメイク前よりも敵の[[命中]]・[[回避]]が格段に上がっているため、高い[[EWAC]]能力で周囲をサポートする本機は部隊の要になりえる。重要度は高い反面、周囲の機体のみ補正を得られ、自分自身は補正を受けられないというEWACの仕様上の欠点が大きく響くようになり、D-3自身の戦闘能力はかなり弱体化した。 | + | ::各種仕様変更によりとにかく命中率不足に悩まされるゲームバランスとなっているため、高いEWAC能力で周囲をサポートする本機は部隊の要になりえる。一方自分自身は補正を受けられないというEWACの仕様上の欠点がリメイク前よりも重く響いており、相対的に攻撃性能が落ちているという点には留意しておきたい。特に命中率補正の悪い光子バズーカ砲を扱いづらくなっているのが逆風。それでもなお武装性能はサポート機の中でも群を抜いているが、攻撃はせずに修理と回避に徹するのも1つの手。 |
| + | ::本作ではカスタムボーナスにてEWAC補正が本機に並ぶ機体が[[ナデシコ|複数]][[ガルバーFXII|存在]]する。裏を返せば、[[キャバリアー0型]]の喪失以降も本機が他機体からEWAC(大)補正を受けられるということであり、そういう面では追い風。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦MX}} |
− | :序盤から加入し、最初からリフター装着状態。これ以後カスタム後はドラグナー3型表記。[[中断メッセージ]]でライトが『噂の新型! D-3カスタム、見参』と冗談で予告する事がある。 | + | :序盤から加入し、最初からリフター装着状態。[[ギガノス機動要塞]]攻略戦では[[ドルチェノフ]]の御高説を機動要塞内に生中継し、実質的に[[ギガノス帝国]]を崩壊させるという、電子戦用機ならではの大活躍を見せた。 |
| + | :[[中断メッセージ]]でライトが『噂の新型! D-3カスタム、見参』と冗談で予告する事がある。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦GC}} |
| :再びリフターなしからスタート。ジャマーを発動させるとレドームの頭をグルグル回転させる姿が見られる。 | | :再びリフターなしからスタート。ジャマーを発動させるとレドームの頭をグルグル回転させる姿が見られる。 |
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| ;[[Another Century's Episode]] | | ;[[Another Century's Episode]] |
| :使用可能機体。他2機がカスタム化前で戦う都合上、光子バズーカ砲は未装備。 | | :使用可能機体。他2機がカスタム化前で戦う都合上、光子バズーカ砲は未装備。 |
| + | :後の『ACE2』では改修を経て「ドラグナー3型(後期型)」の名称になると光子バズーカ砲が使用可能に。外見はそのままに機体性能やECMの持続時間が向上する。 |
| + | :『ACE3』ではD-1、D-2がカスタム後のみで登場するため、D-3は最初から後期型表記。 |
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| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
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| :各D兵器共通の装備。神田武幸監督の「ナイフは少年犯罪を連想させる」という意向から、原作劇中では使用を控えられていたが、第26話の模擬戦において1回だけ本武装を使用したかのような描写がある。 | | :各D兵器共通の装備。神田武幸監督の「ナイフは少年犯罪を連想させる」という意向から、原作劇中では使用を控えられていたが、第26話の模擬戦において1回だけ本武装を使用したかのような描写がある。 |
| ;50mm ハンドレールガン LPS3型 | | ;50mm ハンドレールガン LPS3型 |
− | :主兵装の手持ち式実弾マシンガン。発射速度毎分2400発、携行弾数320発。鉄甲弾を装填。 | + | :主兵装の手持ち式実弾マシンガン。発射速度毎分2400発、携行弾数320発。徹甲弾を装填。 |
| :リメイク前の『A』では使いやすい移動後攻撃可能武器だったが、『AP』では移動後攻撃可能武器の全体的な増加により優位性を失う。 | | :リメイク前の『A』では使いやすい移動後攻撃可能武器だったが、『AP』では移動後攻撃可能武器の全体的な増加により優位性を失う。 |
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| :ギガノスの秘密基地の外壁を破壊するために第39話にて装備した、拠点攻撃用の武器。 | | :ギガノスの秘密基地の外壁を破壊するために第39話にて装備した、拠点攻撃用の武器。 |
| :SRWでは[[ビーム兵器]]扱いで、他D兵器のカスタム化に合わせて追加される(『A』では本機も同時にD-3カスタム表記になる)。本機において特に貴重な高火力武装であり、重宝する。 | | :SRWでは[[ビーム兵器]]扱いで、他D兵器のカスタム化に合わせて追加される(『A』では本機も同時にD-3カスタム表記になる)。本機において特に貴重な高火力武装であり、重宝する。 |
| + | ;レーザーソード |
| + | :本来は付属していないが、撃破された[[ドラグーン]]から拝借する形で使用。 |
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| === [[合体攻撃]] === | | === [[合体攻撃]] === |
| ;Dフォーメーションアタック | | ;Dフォーメーションアタック |
− | :[[ドラグナー1型]]([[ドラグナー1型カスタム|カスタム]])、[[ドラグナー2型]]([[ドラグナー2型カスタム|カスタム]])、ドラグナー3型のコンビネーション攻撃。 | + | :[[ドラグナー1型]]<ref name="キャバリアー">『A』では[[キャバリアー0型]]形態でも合体攻撃可能だが、レベルで解禁される都合上[[全滅プレイ]]が必須。</ref>([[ドラグナー1型カスタム|カスタム]])、[[ドラグナー2型]]([[ドラグナー2型カスタム|カスタム]])、ドラグナー3型のコンビネーション攻撃。 |
| :カスタム前はハンドレールガンの一斉射撃。 | | :カスタム前はハンドレールガンの一斉射撃。 |
| :カスタム後は『GC(XO)』ではハンドレールガンの一斉射撃。それ以外では光子バズーカによる一斉射撃。 | | :カスタム後は『GC(XO)』ではハンドレールガンの一斉射撃。それ以外では光子バズーカによる一斉射撃。 |
| ;DフォーメーションアタックS | | ;DフォーメーションアタックS |
| :ドラグナー1型カスタム、ドラグナー2型カスタム、ドラグナー3型のコンビネーション攻撃。原作第39話にてギガノスの秘密基地の外壁に行った攻撃の再現で、光子バズーカによる一斉射撃を行う。 | | :ドラグナー1型カスタム、ドラグナー2型カスタム、ドラグナー3型のコンビネーション攻撃。原作第39話にてギガノスの秘密基地の外壁に行った攻撃の再現で、光子バズーカによる一斉射撃を行う。 |
− | :『MX』や『XO』では、この名称が採用されている。この場合攻撃力が恐怖のトリプルアタック以上だが、[[ビーム兵器]]扱いになる。またXOではP属性でなくなり長[[射程]]に。 | + | :『MX』や『XO』では、この名称が採用されている。この場合攻撃力が恐怖のトリプルアタック以上だが、[[ビーム兵器]]扱いになる。また『XO』ではP属性でなくなり長[[射程]]に。 |
| ;恐怖のトリプルアタック | | ;恐怖のトリプルアタック |
− | :ドラグナー1型(カスタム)、ドラグナー2型(カスタム)、ドラグナー3型のコンビネーション攻撃。2型と3型で組み付いて動きを封じた所に、1型のレーザーソードによる一閃で斬り捨てる。<br />原作では3機で組み付き垂直降下して地面に叩きつける「恐怖のトリプル子泣き爺」で、[[ドラグーン]]2機とケーンが奪った[[ガンドーラ|ドーラ]]で敢行した。 | + | :ドラグナー1型<ref name="キャバリアー" />(カスタム)、ドラグナー2型(カスタム)、ドラグナー3型のコンビネーション攻撃。2型と3型で組み付いて動きを封じた所に、1型のレーザーソードによる一閃で斬り捨てる。 |
| + | :原作では3機で組み付き垂直降下して地面に叩きつける「恐怖のトリプル子泣き爺」で、[[ドラグーン]]2機とケーンが奪った[[ガンドーラ|ドーラ]]で敢行した。 |
| :『A』や『MX』ではカスタム前でも可能。 | | :『A』や『MX』ではカスタム前でも可能。 |
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| :誘導属性のミサイルの狙いをそらす。効果のレベルは作品でそれぞれ。原作では撃ってきた相手にそのまま送り返す凶悪極まりない戦法も披露していたが、ゲームではさすがにそこまではしない。 | | :誘導属性のミサイルの狙いをそらす。効果のレベルは作品でそれぞれ。原作では撃ってきた相手にそのまま送り返す凶悪極まりない戦法も披露していたが、ゲームではさすがにそこまではしない。 |
| ;[[修理装置]] | | ;[[修理装置]] |
− | :原作では特に修理描写はないので、単にサポート系としての付与か。SRWでは一貫して装備する。 | + | :原作では本機が修理を行った描写は特にないが、第32話では本機の破損したアンテナを[[ドラウ]]の部品を流用して[[ライト・ニューマン|ライト]]が応急修理するという場面があり、[[ファ・ユイリィ|パイロットの行動を]][[メタス|機体に反映させた]]ものと思われる。あるいは電子戦用ということでプログラムやソフトウェア面のダメージの修復という解釈かも知れない。SRWでは一貫して装備する。 |
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| === 移動タイプ === | | === 移動タイプ === |
| ;[[陸]]→[[空]]・陸 | | ;[[陸]]→[[空]]・陸 |
− | :リフター装着で[[飛行]]能力を得る。 | + | :リフター装着で[[飛行]]能力を獲得し、同時に移動力も上昇。 |
| + | :EWACの存在から僚機と固まって移動しがちで、D-3が周りを遅れを取ることがなくなると部隊全体の行軍速度も上がるため、本機の移動タイプ変更は特に意義が大きい。 |
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| === [[サイズ]] === | | === [[サイズ]] === |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
− | ;[[ドラグナー1型]] | + | ;[[ドラグナー1型]]、[[ドラグナー2型]] |
− | : | + | :同じ[[ドラグナー]]に属する機体。 |
− | :;[[ドラグナー1型カスタム]]
| + | :;[[ドラグナー1型カスタム]]、[[ドラグナー2型カスタム]] |
− | :: | + | ::それぞれのカスタム後の姿。D-3のみカスタムタイプに変化しなかった。 |
− | ;[[ドラグナー2型]] | |
− | :
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− | :;[[ドラグナー2型カスタム]]
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− | :: | |
| ;[[ドラグーン]] | | ;[[ドラグーン]] |
− | :本機の量産型。ただし、電子戦能力は本機ほど高くない。 | + | :本機含めたドラグナーの量産型。ただし、電子戦能力は本機ほど高くない。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |