差分

7,360 バイト追加 、 2019年7月17日 (水) 03:21
5行目: 5行目:  
| 声優 = {{声優|関智一|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|関智一|SRW=Y}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|島本和彦}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|逢坂浩司}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|島本和彦}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|逢坂浩司}}
| 初登場SRW = [[第2次スーパーロボット大戦G]]
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br>[[機体]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br>[[機体]]
 
}}
 
}}
24行目: 24行目:  
}}
 
}}
 
'''ドモン・カッシュ'''は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[主人公]]。
 
'''ドモン・カッシュ'''は『[[機動武闘伝Gガンダム]]』の[[主人公]]。
 +
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
ネオジャパンの[[ガンダムファイター]]。コロニー格闘技の覇者にして[[シャッフル同盟]]「キング・オブ・ハート」の称号を持つ。
 
ネオジャパンの[[ガンダムファイター]]。コロニー格闘技の覇者にして[[シャッフル同盟]]「キング・オブ・ハート」の称号を持つ。
38行目: 39行目:  
また、デビルガンダムに取り込まれたレインを救い出すために敢行した、ロボットアニメ史に残る劇的な[[告白シーン]]に代表されるように、叫びの一つ一つが熱いことでも有名。
 
また、デビルガンダムに取り込まれたレインを救い出すために敢行した、ロボットアニメ史に残る劇的な[[告白シーン]]に代表されるように、叫びの一つ一つが熱いことでも有名。
   −
コミックボンボン増刊号に掲載された後日談『機動武闘伝Gガンダム外伝“ザ・ネクスト・ジェネレーション”』では、ドモンには流派東方不敗を受け継ぐ弟子ができており、名はユウゴ・カガミ。なお、この漫画の主人公はドモンではなく、ユウゴである。
+
ファイティングスーツは黒地のシンプルに胸部に日本の日の丸のマークが描かれた物を着用。怒りのスーパーモード発動時には赤色に、明鏡止水発動後は金色になる。
 
  −
ファイティングスーツは黒地のシンプルに胸部に日本の日の丸のマークが描かれた物を着用。スーパーモード発動時には金色になる。
  −
 
  −
島本和彦氏によるコミカライズ『超級!機動武闘伝Gガンダム』では(作品自体が島本テイストに染め上げられていることもあるが)ドジを踏むシーンが多くなっており、アニメと比べてだいぶ丸い性格となっている。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
80行目: 77行目:  
:他作品との絡みも[[Dボゥイ]]と絡むぐらいで少ない。
 
:他作品との絡みも[[Dボゥイ]]と絡むぐらいで少ない。
 
:その一方、九十九の提案で行われた上映会で[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3]]を見た時には感動していたり、ガイが復帰しない場合にガイが言うはずだった台詞の一部をドモンが担当したり、一回だけだがイザークとの[[戦闘前会話]]が用意されているなど、声優ネタが散見される。
 
:その一方、九十九の提案で行われた上映会で[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3]]を見た時には感動していたり、ガイが復帰しない場合にガイが言うはずだった台詞の一部をドモンが担当したり、一回だけだがイザークとの[[戦闘前会話]]が用意されているなど、声優ネタが散見される。
 +
 +
=== VXT三部作 ===
 +
;[[スーパーロボット大戦T]]
 +
:今回も原作終了後。『IMPACT』以来17年ぶりに音声が新規収録されている。
 +
:序盤から加入し、実質的に'''部隊のリーダー格として描かれる。'''自身の経験故に[[テンカワ・アキト|アキト]]や[[ヴァン]]など復讐に生きる男たちに対してかつての自分を重ね、その行方を見守り導きながら彼らによって自分もまた迷いを乗り越えていく。度々現れる東方不敗の真意を掴んだ時、ガンダム・ザ・ガンダムたる自分に課せられた目的を自覚。師と共に拳を打ち合い、全宇宙に『真のガンダムファイト』を届けた。
 +
:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「格闘アップ」。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
100行目: 103行目:  
:第二章から登場。原作終了後の設定で登場し、レインと結婚したことが語られるが、DG細胞の行方を追うためにコネクトのエージェントとなりドキドキスペースへと赴いている。常人では意思の疎通が不可能な[[ミューカス]]の殺意を感じ取る場面も。
 
:第二章から登場。原作終了後の設定で登場し、レインと結婚したことが語られるが、DG細胞の行方を追うためにコネクトのエージェントとなりドキドキスペースへと赴いている。常人では意思の疎通が不可能な[[ミューカス]]の殺意を感じ取る場面も。
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:2016年5月から追加参戦。
+
:2016年5月から追加参戦。本作では師匠にやや存在感を食われている節があるが、イベントでの登場頻度や原作再現は割と多い。
 
:2018年3月のイベント「帝都遙かなり」にてΩスキル搭載のゴッドガンダムが登場。演出で喋るようになった。
 
:2018年3月のイベント「帝都遙かなり」にてΩスキル搭載のゴッドガンダムが登場。演出で喋るようになった。
 
:同年7月のイベント『銀河を創る想像力!』において、'''ことぶきつかさ氏による[[漫画]]「いけいけ!僕らの[[機動戦士Vガンダム|Vガンダム]]」収録の「アッガイファイト」について触れられていると思しきモブの台詞がある'''。
 
:同年7月のイベント『銀河を創る想像力!』において、'''ことぶきつかさ氏による[[漫画]]「いけいけ!僕らの[[機動戦士Vガンダム|Vガンダム]]」収録の「アッガイファイト」について触れられていると思しきモブの台詞がある'''。
;[[スーパーロボット大戦T]]
  −
:PV1に登場。『IMPACT』以来17年ぶりに音声が新規収録されている。
      
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
129行目: 130行目:  
:
 
:
   −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
[[格闘]]及び[[技量]]・[[防御]]が高い。反面、[[命中]]・[[回避]]はガンダム系パイロットにしては低めであった。しかし、近年ではバランス調整がされ、通常のガンダム系パイロットに近くなってきている。
 
[[格闘]]及び[[技量]]・[[防御]]が高い。反面、[[命中]]・[[回避]]はガンダム系パイロットにしては低めであった。しかし、近年ではバランス調整がされ、通常のガンダム系パイロットに近くなってきている。
168行目: 169行目:  
::'''[[気合]]、[[愛]]、[[激励]]+'''
 
::'''[[気合]]、[[愛]]、[[激励]]+'''
 
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
 
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
:'''[[不屈]]、[[直感]]'''
+
:'''[[不屈]]、[[直感]]、[[加速]]、[[気迫]]、[[魂]]、[[愛]]'''
    
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
190行目: 191行目:  
:'''[[明鏡止水]]、[[底力]]、[[闘争心]]'''
 
:'''[[明鏡止水]]、[[底力]]、[[闘争心]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
 
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
:'''???????、[[底力]]L7、[[闘争心]]L3、[[見切り]]L2'''
+
:'''[[明鏡止水]]、[[底力]]L7、[[闘争心]]L3、[[見切り]]L2'''
 +
:明鏡止水は第30話まで「???????」と表示される。
   −
=== 固有[[エースボーナス]] ===
+
=== [[エースボーナス]] ===
 
;[[気力]]上限200
 
;[[気力]]上限200
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
+
:[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。
 
;気力(初期気力+5、気力最大値+10)
 
;気力(初期気力+5、気力最大値+10)
:[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]][[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]
+
:[[スーパーロボット大戦NEO|NEO]]』、『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。
 +
;出撃時に気力+10、特殊スキル「明鏡止水」発動時、格闘武器の与ダメージ1.1倍
 +
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。明鏡止水の解禁までは効果の半分が死んでいる。
    
== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
225行目: 229行目:  
:幼馴染みで、[[ガンダムファイト]]におけるパートナー。ドモンの不在時にはガンダムを操縦することもある。初期の頃は何かと喧嘩が絶えず紆余曲折をたどるが、最後は告白によって見事に彼女のハートを射止めた。
 
:幼馴染みで、[[ガンダムファイト]]におけるパートナー。ドモンの不在時にはガンダムを操縦することもある。初期の頃は何かと喧嘩が絶えず紆余曲折をたどるが、最後は告白によって見事に彼女のハートを射止めた。
 
;[[ミカムラ博士]]
 
;[[ミカムラ博士]]
:レインの父。シャイニングガンダムやゴッドガンダムの開発者。デビルガンダム事件に深く関わっており、その事を悔いてライゾウを冷凍刑から解放する等の贖罪を行った。だが、最期は共謀者のウルベに殺害されてしまう。
+
:レインの父。シャイニングガンダムやゴッドガンダムの開発者。デビルガンダム事件に深く関わっており、その事を悔いてライゾウを冷凍刑から解放する等の贖罪を行った。
 
;[[ウルベ・イシカワ]]
 
;[[ウルベ・イシカワ]]
 
:父の潔白を証明するために尽力してくれた味方に思えたが、真の姿は今回の事件を引き起こしカッシュ家を崩壊に追いやった黒幕。彼とミカムラ博士にキョウジが家族を裏切ったと騙され、デビルガンダムを手に入れる為の片棒を担がされていた。終盤で本性を現した彼に、ドモンは「死んでもらう」と発言するほど怒りを爆発させる。
 
:父の潔白を証明するために尽力してくれた味方に思えたが、真の姿は今回の事件を引き起こしカッシュ家を崩壊に追いやった黒幕。彼とミカムラ博士にキョウジが家族を裏切ったと騙され、デビルガンダムを手に入れる為の片棒を担がされていた。終盤で本性を現した彼に、ドモンは「死んでもらう」と発言するほど怒りを爆発させる。
 
;カラト議長
 
;カラト議長
:SRW未登場。ネオジャパンのガンダムファイト委員長でガンダムファイトを通じて自己の出世を目論み、行く行くはネオジャパンの首相になる事を目論んでいた。この事からわかる通り俗物であり、戦績が振るわないドモンをガンダムファイト期間中でありながらルール無視でネオジャパンコロニーに連れ戻す等、当初はドモンにとって「自分の足を引っ張る敵より厄介な身内の獅子身中の虫」という扱いであったが、コロニーデビルガンダム始動時には市民の避難を最優先にするなど、人命の安全を第一に優先する主義を持つ側面があり、その事を知ったドモンから「案外いい首相になるかも」と称賛されている。物語の終盤とそれ以外でウルベと立場が完全に入れ替わっている。
+
:SRW未登場。ネオジャパンのガンダムファイト委員長。俗物であり、戦績が振るわないドモンをガンダムファイト期間中でありながらルール無視でネオジャパンコロニーに連れ戻す等、当初はドモンにとって「自分の足を引っ張る敵より厄介な身内の獅子身中の虫」という扱いであったが、コロニーデビルガンダム始動時には市民の避難を最優先にするなど、人命の安全を第一に優先する主義を持つ側面があり、その事を知ったドモンから「案外いい首相になるかも」と称賛されている。
    
=== [[ガンダムファイター]] ===
 
=== [[ガンダムファイター]] ===
236行目: 240行目:  
:なお、SRWではフラグを満たせば生存することが多く、その場合仲間になりドモンとの[[合体攻撃]]が出来るようになる。
 
:なお、SRWではフラグを満たせば生存することが多く、その場合仲間になりドモンとの[[合体攻撃]]が出来るようになる。
 
;[[チボデー・クロケット]]
 
;[[チボデー・クロケット]]
:ネオアメリカ代表で新生[[シャッフル同盟]]の一人。最大のライバル。決勝大会においてドモンと他の[[シャッフル同盟]]がバトルロイヤルで拳を交えることが決まると、ドモンとの決着を望む[[シャッフル同盟]]全員の総意を代弁した。
+
:新生[[シャッフル同盟]]の一人。最大のライバル。決勝大会においてドモンと他の[[シャッフル同盟]]がバトルロイヤルで拳を交えることが決まると、ドモンとの決着を望む[[シャッフル同盟]]全員の総意を代弁した。
 
;[[サイ・サイシー]]
 
;[[サイ・サイシー]]
:ネオチャイナ代表で新生シャッフル同盟の一人。彼から「アニキ」と慕われ、纏わりつかれる。決勝大会における対決では、シャッフル同盟の中で最もドモンを追い詰めた。
+
:新生シャッフル同盟の一人。彼から「アニキ」と慕われ、纏わりつかれる。決勝大会における対決では、シャッフル同盟の中で最もドモンを追い詰めた。
 
;[[ジョルジュ・ド・サンド]]
 
;[[ジョルジュ・ド・サンド]]
:ネオフランス代表で新生[[シャッフル同盟]]の一人。ドモンとは当初こそ手段を選ばずガンダムファイトを仕掛けてきたため蔑視していたが、ファイト後は常に協力関係を築いており、お互い助け合うこともあった。
+
:新生[[シャッフル同盟]]の一人。ドモンとは当初こそ手段を選ばずガンダムファイトを仕掛けてきたため蔑視していたが、ファイト後は常に協力関係を築いており、お互い助け合うこともあった。
 
;[[アルゴ・ガルスキー]]
 
;[[アルゴ・ガルスキー]]
:ネオロシア代表で新生[[シャッフル同盟]]の一人。生身では胸にドモンのパンチを受けてもビクともしないほど頑丈であり、返り討ちにされてしまった。ドモンとの[[ガンダムファイト]]で戦いに喜びを見出した。
+
:新生[[シャッフル同盟]]の一人。生身では胸にドモンのパンチを受けてもビクともしないほど頑丈であり、返り討ちにされてしまった。ドモンとの[[ガンダムファイト]]で戦いに喜びを見出した。
 
;[[シュバルツ・ブルーダー]]
 
;[[シュバルツ・ブルーダー]]
:ネオドイツの代表でありながら、ドモンを手助けする。その正体は[[DG細胞]]によって生み出された兄・キョウジのコピー[[アンドロイド]]。
+
:ドモンを手助謎の男。その正体は[[DG細胞]]によって生み出された兄・キョウジのコピー[[アンドロイド]]。
 
;[[アレンビー・ビアズリー]]
 
;[[アレンビー・ビアズリー]]
:ネオスウェーデン代表のファイター。ゲームセンターでドモンと遭遇し、格闘ゲームで互角に渡り合う。その後彼女はドモンに恋心を抱くことに。が、ドモンにはレインというはっきりしたパートナーがいたため三角関係までは至らず。
+
:ゲームセンターでドモンと遭遇し、格闘ゲームで互角に渡り合う。その後彼女はドモンに恋心を抱くことに。が、ドモンにはレインというはっきりしたパートナーがいたため三角関係までは至らず。
 
;[[キラル・メキレル]]
 
;[[キラル・メキレル]]
:ネオネパール代表のファイター。ガンダムファイト前に彼に暗殺されそうになるが、ドモンとのファイトにより改心する。
+
:ガンダムファイト前に彼に暗殺されそうになるが、ドモンとのファイトにより改心する。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
256行目: 260行目:  
:SRW未登場。ネオイタリア警察の警部でガンダムファイトを忌み嫌っているが、ガンダムファイトからローマの町を守ってくれたドモンには感謝していた。
 
:SRW未登場。ネオイタリア警察の警部でガンダムファイトを忌み嫌っているが、ガンダムファイトからローマの町を守ってくれたドモンには感謝していた。
 
:『超級!機動武闘伝Gガンダム』では後述のハン老人のポジションも担う形で出番が増えており、ドモンから(あくまでも護身術程度としてだが)流派東方不敗を伝授されている。
 
:『超級!機動武闘伝Gガンダム』では後述のハン老人のポジションも担う形で出番が増えており、ドモンから(あくまでも護身術程度としてだが)流派東方不敗を伝授されている。
;マリア・ルイゼ
+
;[[マリアルイゼ]]
:SRW未登場。ネオフランス元首の娘であり、ジョルジュとのガンダムファイトを目論んだ際、利害が一致したため狂言誘拐を謀る。脅迫状がフランス語だったために見破られてはいたが。
+
:ジョルジュとのガンダムファイトを目論んだ際、利害が一致したため狂言誘拐を謀る。脅迫状がフランス語だったために見破られてはいたが。
 
;ハン
 
;ハン
 
:SRW未登場。ジャンク船で孫たちと暮らしている老人。決勝戦の際、ネオジャパンの用意したホテルが気に入らないため、彼のジャンク船に下宿させてもらっていた。彼の助言に救われたこともある。スパロボに出てくるホーロー虫の話は、彼がドモンに助言する際に出てきたもの(ちなみにホーロー虫は彼のデタラメである)。
 
:SRW未登場。ジャンク船で孫たちと暮らしている老人。決勝戦の際、ネオジャパンの用意したホテルが気に入らないため、彼のジャンク船に下宿させてもらっていた。彼の助言に救われたこともある。スパロボに出てくるホーロー虫の話は、彼がドモンに助言する際に出てきたもの(ちなみにホーロー虫は彼のデタラメである)。
273行目: 277行目:  
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、[[ネオ・ジオン]]の[[ニュータイプ]]研究所に囚われた彼を救出するべく、[[シャッフル同盟]]のメンバーや[[ガロード・ラン|ガロード]]と共に、NT研へ潜入した。
 
:『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では、[[ネオ・ジオン]]の[[ニュータイプ]]研究所に囚われた彼を救出するべく、[[シャッフル同盟]]のメンバーや[[ガロード・ラン|ガロード]]と共に、NT研へ潜入した。
 
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では、[[デビルガンダム]]事件の時にガンダム連合の一員として参加していた設定(過去の話なので、残念ながらゲーム中ではその姿を見ることはできない)。寺田Pによれば、この時ガンダム連合には同作に参戦していない[[コウ・ウラキ]]や[[シロー・アマダ]]も参加していたとの事。
 
:『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では、[[デビルガンダム]]事件の時にガンダム連合の一員として参加していた設定(過去の話なので、残念ながらゲーム中ではその姿を見ることはできない)。寺田Pによれば、この時ガンダム連合には同作に参戦していない[[コウ・ウラキ]]や[[シロー・アマダ]]も参加していたとの事。
 +
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]」では、彼の戦線復帰を歓迎し、本調子を取り戻す為にガンダムファイトを行う。
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
:格闘技を得意としたり出自の家庭に問題を抱えた者繋がりなのか、絡みが非常に多い。
 
:格闘技を得意としたり出自の家庭に問題を抱えた者繋がりなのか、絡みが非常に多い。
308行目: 313行目:  
;[[テンカワ・アキト]]、[[ミスマル・ユリカ]]
 
;[[テンカワ・アキト]]、[[ミスマル・ユリカ]]
 
:『R』では、[[かぐらづき]]で[[木連]]との和平交渉の会見が行われるに当たって、地球側の代表である[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]の護衛として彼らと同行する。
 
:『R』では、[[かぐらづき]]で[[木連]]との和平交渉の会見が行われるに当たって、地球側の代表である[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]の護衛として彼らと同行する。
 +
:『T』では、復讐鬼と化したアキトにかつての自分の姿を重ね、対北辰に対する戦法を伝授。実質的に弟子ともいえる人物になった。
 
;[[ホシノ・ルリ]]
 
;[[ホシノ・ルリ]]
 
:『MX』では彼女とベガと共に[[アマテラス]]に赴く。そして[[ワルキューレ (電童)|ワルキューレ]]に同乗。
 
:『MX』では彼女とベガと共に[[アマテラス]]に赴く。そして[[ワルキューレ (電童)|ワルキューレ]]に同乗。
420行目: 426行目:  
;「出ろぉぉぉ! ガンダァァァァム!」
 
;「出ろぉぉぉ! ガンダァァァァム!」
 
:「○○○ガンダァァァァム!」の○の所は「シャイニング」、後に「ゴッド」に変わった。
 
:「○○○ガンダァァァァム!」の○の所は「シャイニング」、後に「ゴッド」に変わった。
 +
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』以降の音声付の作品では初登場時に、[[DVE]]で叫ぶ。『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では専用グラフィックが付いた。
 
;「俺のこの手が光って唸る、お前を倒せと輝き叫ぶ!」
 
;「俺のこの手が光って唸る、お前を倒せと輝き叫ぶ!」
 
:必殺シャイニングフィンガーの前口上。第3話から登場し、第4話以降発動前の台詞として定着した。
 
:必殺シャイニングフィンガーの前口上。第3話から登場し、第4話以降発動前の台詞として定着した。
431行目: 438行目:  
:第1話。[[ミケロ・チャリオット]]の[[ネロスガンダム]]にシャイニングフィンガーを決めた瞬間に叫んだ。視聴者にガンダムファイトの何たるかを分かりやすく伝えた台詞。
 
:第1話。[[ミケロ・チャリオット]]の[[ネロスガンダム]]にシャイニングフィンガーを決めた瞬間に叫んだ。視聴者にガンダムファイトの何たるかを分かりやすく伝えた台詞。
 
;「フッ……チボデー・クロケット、ナイスガイ」
 
;「フッ……チボデー・クロケット、ナイスガイ」
:第2話。チボデーとの戦闘後に彼を評して。『[[スーパーロボット大戦64|64]]』ではブラッドに対して使われている。
+
:第2話。チボデーとの戦闘後に彼を評して。
 +
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』ではブラッドに対して使われている。
 +
:『T』ではチボデーへの[[特殊戦闘台詞|特殊援護台詞]]に採用されている。
 
;「男は負けた時の事は考えないモンだろ…」
 
;「男は負けた時の事は考えないモンだろ…」
 
:第9話。ガンダムファイト3連覇を成し遂げたネオイングランドの英雄チャップマンに、単身ケンカを売るドモン。向こう見ずここに極まれり、といったところか。
 
:第9話。ガンダムファイト3連覇を成し遂げたネオイングランドの英雄チャップマンに、単身ケンカを売るドモン。向こう見ずここに極まれり、といったところか。
441行目: 450行目:  
:DG細胞に洗脳されたガンダムファイター達を正気に戻すために問いかける。
 
:DG細胞に洗脳されたガンダムファイター達を正気に戻すために問いかける。
 
;「キョウジ…何がおかしい……何がおかしいぃぃッ!!」<br />「いいか!貴様のおかげで母は死に、父は冷凍刑!俺は貴様を追ってきてこのザマだ!貴様に笑われる筋合いは無い!俺は貴様を許せん…!貴様を叩き潰してやるッ!!」
 
;「キョウジ…何がおかしい……何がおかしいぃぃッ!!」<br />「いいか!貴様のおかげで母は死に、父は冷凍刑!俺は貴様を追ってきてこのザマだ!貴様に笑われる筋合いは無い!俺は貴様を許せん…!貴様を叩き潰してやるッ!!」
:ギアナ高地に現れたデビルガンダムの傍らに立ち、高笑いを響かせるキョウジに対して。ドモンにとってデビルガンダムとキョウジは、家族を崩壊させたのみならず、師であるマスター・アジアを悪に染めた原因ともなったことで怒りが爆発した。
+
:第23話より、ギアナ高地に現れたデビルガンダムの傍らに立ち、高笑いを響かせるキョウジに対して。ドモンにとってデビルガンダムとキョウジは、家族を崩壊させたのみならず、師であるマスター・アジアを悪に染めた原因ともなったことで怒りが爆発した。
 +
;「肘打ちぃ!裏拳!正拳!とおりゃああああ!」
 +
:シュバルツのサポートで真のスーパーモードを体得し、再びマスターと対決して。手も足も出なかったそれまでと一転、拳の連打でマスターを滅多打ちにする。
 +
:SRWでは格闘戦での汎用戦闘台詞として採用。
 
;「キョウジ…いや、兄さん!もう終わらせるよ…!」
 
;「キョウジ…いや、兄さん!もう終わらせるよ…!」
:シュバルツのサポートで真のスーパーモードを体得し、デビルガンダムと向かい合った際の台詞。憎んでいたキョウジを兄さんと呼び直すなど、わだかまりを清算しようとする様子がうかがえる。
+
:マスターを退け、デビルガンダムと向かい合った際の台詞。憎んでいたキョウジを兄さんと呼び直すなど、わだかまりを清算しようとする様子がうかがえる。
 
;「うるさい! あんたの都合なんか聞いていられるか! 俺はいつまでもあんたの弟子でなければ、オモチャでもない! 言いたい事があったらはっきり言ってみろォッ!!」
 
;「うるさい! あんたの都合なんか聞いていられるか! 俺はいつまでもあんたの弟子でなければ、オモチャでもない! 言いたい事があったらはっきり言ってみろォッ!!」
 
:ギアナ高地にて、デビルガンダムを破壊され怒り狂うマスター・アジア。恨み節とともにドモンを打ちのめすが、ドモンはこれを上記の台詞で一蹴する。
 
:ギアナ高地にて、デビルガンダムを破壊され怒り狂うマスター・アジア。恨み節とともにドモンを打ちのめすが、ドモンはこれを上記の台詞で一蹴する。
 
;「東方不敗…そのまま寝ていろ…!」<br />「お前と遊んでいるヒマはない!俺はネオホンコンへ…行くッ!!」
 
;「東方不敗…そのまま寝ていろ…!」<br />「お前と遊んでいるヒマはない!俺はネオホンコンへ…行くッ!!」
 
:ギアナ高地編クライマックス。しぶとく再生し、行かせはせんとばかりに立ちはだかるマスターガンダムに対して。頭部を掴み地面に叩き付けつつ、バックファイアで引導を渡した。
 
:ギアナ高地編クライマックス。しぶとく再生し、行かせはせんとばかりに立ちはだかるマスターガンダムに対して。頭部を掴み地面に叩き付けつつ、バックファイアで引導を渡した。
 +
:スパロボでは『IMPACT』以降、「お前と遊んでいるヒマはない!」の部分が汎用台詞として採用されている。
 
;「シャイニングガンダム…。すまない、時間が無いんだ…!」<br />「こうなったらイチかバチかだ…!このロープの反動を使えば!例え地球の裏側だろうと間に合うはずだ!…いけぇぇぇッ!!」
 
;「シャイニングガンダム…。すまない、時間が無いんだ…!」<br />「こうなったらイチかバチかだ…!このロープの反動を使えば!例え地球の裏側だろうと間に合うはずだ!…いけぇぇぇッ!!」
 
:そのままの勢いで成層圏まで一気に飛翔し、地球に張り巡らされているリングロープの反動で一気に加速。ドモンは一路ネオホンコンを目指す。
 
:そのままの勢いで成層圏まで一気に飛翔し、地球に張り巡らされているリングロープの反動で一気に加速。ドモンは一路ネオホンコンを目指す。
469行目: 482行目:  
:地球の再生のために人類を滅ぼそうとするマスター・アジアに対してドモンが辿りついた答え。地球を愛するマスターに対してハッキリと「人類も地球の自然の一部」と言い切り、師を越えた初めての瞬間でもある。余談であるが、宇宙世紀のガンダムシリーズでシャアが提唱した「地球のために人類を一度粛清しなければならない」という考え方に対する、明確な答えとも言える。このセリフを聞いた時のシャアの反応が見たいものである。
 
:地球の再生のために人類を滅ぼそうとするマスター・アジアに対してドモンが辿りついた答え。地球を愛するマスターに対してハッキリと「人類も地球の自然の一部」と言い切り、師を越えた初めての瞬間でもある。余談であるが、宇宙世紀のガンダムシリーズでシャアが提唱した「地球のために人類を一度粛清しなければならない」という考え方に対する、明確な答えとも言える。このセリフを聞いた時のシャアの反応が見たいものである。
 
:また、これは深く見れば「Gガンダム」を監督した今川氏の師匠であり、ガンダムシリーズの生みの親でもある「逆襲のシャア」の製作した当時の富野由悠季氏の思想に対する、弟子の今川なりの返答だったのかもしれない。
 
:また、これは深く見れば「Gガンダム」を監督した今川氏の師匠であり、ガンダムシリーズの生みの親でもある「逆襲のシャア」の製作した当時の富野由悠季氏の思想に対する、弟子の今川なりの返答だったのかもしれない。
 +
:『T』ではGガン原作終了後なのでシャアがこのセリフを直接聞くシーンはないが、逆シャアは原作終了前という時間軸を考えるとシャアがアクシズ落としを行なわず、人類の為にあえて悪役を演じて団結させようとしたのはこのセリフを聞いていたからなのかもしれない。
 
;東方不敗「美しいな……」<br />ドモン「はい…とても美しゅうございます…!」<br />東方不敗「ならば!」<br />両者「流派・東方不敗は!」<br />ドモン「王者の風よ!」<br />東方不敗「全新!」<br />ドモン「系裂!」<br />両者「天破侠乱!」<br />両者「'''見よ! 東方は、紅く燃えている!!'''」<br />ドモン「……っ! …師匠? 師匠……! ぅぅっ、師匠ぉ…! 師匠ぉぉぉぉぉぉぉ!!」
 
;東方不敗「美しいな……」<br />ドモン「はい…とても美しゅうございます…!」<br />東方不敗「ならば!」<br />両者「流派・東方不敗は!」<br />ドモン「王者の風よ!」<br />東方不敗「全新!」<br />ドモン「系裂!」<br />両者「天破侠乱!」<br />両者「'''見よ! 東方は、紅く燃えている!!'''」<br />ドモン「……っ! …師匠? 師匠……! ぅぅっ、師匠ぉ…! 師匠ぉぉぉぉぉぉぉ!!」
 
:第45話「さらば師匠!マスター・アジア暁に死す」のラストシーン。マスター・アジアとドモンが交互に発言し、最後は同時に地平線の彼方に昇る朝日を見つめて叫ぶ。ドモンの「人類も地球の一部」という言葉で自分の過ちに気付いたマスターと、師を越えながらも自分の手で葬ることになってしまったドモン。この言葉を最後に[[ガンダムシリーズ]]屈指の名キャラクターとなったマスター・アジアは舞台から去ることとなる。ハッキリ言ってGガンダム作中で'''最も熱く、最も泣けるシーン'''であり、見たことの無い人は必見。朝日に向かってドモンは号泣し、ラストカットには漢文で上記の台詞が添えられる。今川監督は製作時にこのシーンの絵コンテを切った際、「完」と書いてしまったという逸話が残っている。ドモンの「美しゅうございます…!」という台詞回しやBGM、そして彼の絶叫とともに道を違えた2人がそれぞれの考え方で守ろうとした美しい地球の夜明けの光景で〆られるなど、全てが熱い。
 
:第45話「さらば師匠!マスター・アジア暁に死す」のラストシーン。マスター・アジアとドモンが交互に発言し、最後は同時に地平線の彼方に昇る朝日を見つめて叫ぶ。ドモンの「人類も地球の一部」という言葉で自分の過ちに気付いたマスターと、師を越えながらも自分の手で葬ることになってしまったドモン。この言葉を最後に[[ガンダムシリーズ]]屈指の名キャラクターとなったマスター・アジアは舞台から去ることとなる。ハッキリ言ってGガンダム作中で'''最も熱く、最も泣けるシーン'''であり、見たことの無い人は必見。朝日に向かってドモンは号泣し、ラストカットには漢文で上記の台詞が添えられる。今川監督は製作時にこのシーンの絵コンテを切った際、「完」と書いてしまったという逸話が残っている。ドモンの「美しゅうございます…!」という台詞回しやBGM、そして彼の絶叫とともに道を違えた2人がそれぞれの考え方で守ろうとした美しい地球の夜明けの光景で〆られるなど、全てが熱い。
481行目: 495行目:  
;「俺はもう失いたくない! かけがえのない人々を! 皆と生きてきた、この世界を!!」<br />「師匠が教えてくれた! 母なる大地、あの青い地球こそ、最高の命なのだと!!!」
 
;「俺はもう失いたくない! かけがえのない人々を! 皆と生きてきた、この世界を!!」<br />「師匠が教えてくれた! 母なる大地、あの青い地球こそ、最高の命なのだと!!!」
 
:グランドマスターガンダムに圧倒され、絶体絶命のドモンたちシャッフル同盟は、師匠や家族の魂に励まされ…。
 
:グランドマスターガンダムに圧倒され、絶体絶命のドモンたちシャッフル同盟は、師匠や家族の魂に励まされ…。
;ドモン「うるさい!おまえはもうウルベではないっ!デビルガンダムそのものだっ!」<br />ジョジュ「そう、諦めてはいけません!」<br />チボデー「例えこの身が砕けようともぉ!」<br />アルゴ「どうなろうと悔いはない!」<br />サイシー「同じ時を分け合った、仲間とならば!」<br />五人『だから、こいつを倒そう!!みんなで!!』
+
;ドモン「うるさい!おまえはもうウルベではないっ!デビルガンダムそのものだっ!」<br />ジョルジュ「そう、諦めてはいけません!」<br />チボデー「例えこの身が砕けようともぉ!」<br />アルゴ「どうなろうと悔いはない!」<br />サイシー「同じ時を分け合った、仲間とならば!」<br />五人『だから、こいつを倒そう!!みんなで!!』
 
:デビルガンダムから得た力を誇示し、シャッフル同盟を圧倒するウルベ。しかし、ドモンら五人の絆と魂はその程度で折れるようなものではなかった。そして…。
 
:デビルガンダムから得た力を誇示し、シャッフル同盟を圧倒するウルベ。しかし、ドモンら五人の絆と魂はその程度で折れるようなものではなかった。そして…。
 
;五人『この魂の炎!極限まで高めれば!倒せないものなどぉぉぉ!無いッ!!』<br />『俺のこの手が真っ赤に燃える! 勝利をつかめと轟き叫ぶ!!』<br />『ばぁぁぁぁくねつッ! シャッフル!どぉぉぉぉめいけぇぇぇんっ!!』
 
;五人『この魂の炎!極限まで高めれば!倒せないものなどぉぉぉ!無いッ!!』<br />『俺のこの手が真っ赤に燃える! 勝利をつかめと轟き叫ぶ!!』<br />『ばぁぁぁぁくねつッ! シャッフル!どぉぉぉぉめいけぇぇぇんっ!!』
 
:気力を取り戻したドモン達は、この決め台詞と共に起死回生の究極奥義シャッフル同盟拳を放ち、ウルベ諸共グランドマスターガンダムを一撃で粉砕する。なお、スパロボでは特定の区切りごとに一人ずつ台詞を言うが、実はこれはスパロボ独自のアレンジで、原作ではこのように全員同時に叫び台詞も違う。その為、叫びのシーンはスパロボ程長くない。
 
:気力を取り戻したドモン達は、この決め台詞と共に起死回生の究極奥義シャッフル同盟拳を放ち、ウルベ諸共グランドマスターガンダムを一撃で粉砕する。なお、スパロボでは特定の区切りごとに一人ずつ台詞を言うが、実はこれはスパロボ独自のアレンジで、原作ではこのように全員同時に叫び台詞も違う。その為、叫びのシーンはスパロボ程長くない。
 +
:『T』でようやく原作通りに5人同時に叫ぶようになった。
 
;「レイン、聞こえるか? レイン!」<br />「返事はしなくてもいい、ただ聞いていてくれればいい…」<br />「ミカムラのおじさんは逝ってしまったよ…全て自分が悪かったと言い残してね」<br />「でも、そんな事はもういいんだ! …いいんだよ。それとも、その事で俺がお前を責めるって思っているのか?」<br />「なぁ、俺達はこの一年間、一体何をしてきたんだ? 俺達のこの一年間は一体何だったんだ…?」<br />「まだ何も答えなんて出てないじゃないか。憶えてるか? あの時、母さんの墓前で十年ぶりに会った俺達は、上の連中に無理やりガンダムファイトを押し付けられて、何もわからないまま、地球というリングに放り出された」<br />「俺は、無我夢中で闘った! でも、終わってみれば、周りは素知らぬ顔で後のことしか考えちゃいない。でもそれで、俺達の一年が終わってしまっていい訳がないだろ…?」<br />「確かに、俺はガンダムファイトに勝った。でもそれは全て、お前がいつも一緒に居てくれたお陰なんだ」<br />「そうだよ、お前と俺とで闘ってきた勝利なんだ。だから、これからも一緒じゃなくちゃ意味が無くなるんだ…!」<br />「なあレイン。決勝の朝、俺は言ったよな。優勝したらお前に聞いてほしい事があるって。俺は、闘う事しかできない不器用な男だ。だから、こんな風にしか言えない…」<br />「俺は、お前が…」<br />「お前が…」<br />「お前が好きだぁぁあ!!! お前が欲しいぃぃぃ!!! レイィィィン!!!!」
 
;「レイン、聞こえるか? レイン!」<br />「返事はしなくてもいい、ただ聞いていてくれればいい…」<br />「ミカムラのおじさんは逝ってしまったよ…全て自分が悪かったと言い残してね」<br />「でも、そんな事はもういいんだ! …いいんだよ。それとも、その事で俺がお前を責めるって思っているのか?」<br />「なぁ、俺達はこの一年間、一体何をしてきたんだ? 俺達のこの一年間は一体何だったんだ…?」<br />「まだ何も答えなんて出てないじゃないか。憶えてるか? あの時、母さんの墓前で十年ぶりに会った俺達は、上の連中に無理やりガンダムファイトを押し付けられて、何もわからないまま、地球というリングに放り出された」<br />「俺は、無我夢中で闘った! でも、終わってみれば、周りは素知らぬ顔で後のことしか考えちゃいない。でもそれで、俺達の一年が終わってしまっていい訳がないだろ…?」<br />「確かに、俺はガンダムファイトに勝った。でもそれは全て、お前がいつも一緒に居てくれたお陰なんだ」<br />「そうだよ、お前と俺とで闘ってきた勝利なんだ。だから、これからも一緒じゃなくちゃ意味が無くなるんだ…!」<br />「なあレイン。決勝の朝、俺は言ったよな。優勝したらお前に聞いてほしい事があるって。俺は、闘う事しかできない不器用な男だ。だから、こんな風にしか言えない…」<br />「俺は、お前が…」<br />「お前が…」<br />「お前が好きだぁぁあ!!! お前が欲しいぃぃぃ!!! レイィィィン!!!!」
:最終話にて。ドモン・カッシュ一世一代の愛の告白にして、Gガンダム屈指の長台詞。ちなみにコミックボンボンの漫画版では「俺はきみが好きだ! ずっと俺のパートナーでいてくれ!」と、割と普通な告白だった。『MX』においては、一度[[デビルガンダム]]と戦った際にこの台詞を言っていたらしく、周囲には『恥ずかしい告白』として語り草になっている。
+
:最終話にて。ドモン・カッシュ一世一代の愛の告白にして、Gガンダム屈指の長台詞。ちなみにコミックボンボンの漫画版では「俺はきみが好きだ! ずっと俺のパートナーでいてくれ!」と、割と普通な告白だった。『MX』や『T』においては、一度[[デビルガンダム]]と戦った際にこの台詞を言っていたらしく、周囲には『恥ずかしい告白』として語り草になっている。
:なお、この台詞のためにゴッドガンダムのコックピットから出てきた際、'''デビルガンダムのビームを素手で打ち払って回避している'''。師匠も大概だが弟子も大概である。が、ここまで「Gガンダム」を見続けてきた視聴者ならば今さらこんな事ぐらいで疑問を差し挟む者など一人もいないだろう。
+
:なお、この台詞のためにゴッドガンダムのコックピットから出てきた際、'''デビルガンダムのビームを素手で打ち払って回避している'''。師匠も大概だが弟子も大概である。が、ここまで「Gガンダム」を見続けてきた視聴者ならば今さらこんな事ぐらいで驚く者など一人もいないだろう。
 +
:『T』では原作終了後のため、[[ラッキー・ザ・ルーレット|ラッキー]]からこのセリフに関してからかわれる場面が存在する。更に、終盤にはレインが囚われたデビルガンダム用の特殊戦闘セリフとしても最後の数行が使用され、新録ボイスでの告白が聞ける。'''2度目の告白となる'''。
 
;ドモン「さあ、最後の仕上げだ!」<br />レイン「ええ!」<br />ドモン&レイン「二人のこの手が真っ赤に燃える!」<br />ドモン「幸せ掴めと!」<br />レイン「轟き叫ぶ!」<br />ドモン&レイン「ばぁぁぁぁくねつッ! ゴッド! フィンガー!」<br />ドモン「石!」<br />レイン「破!」<br />ドモン&レイン「ラァァァブラブ! 天驚けぇぇぇぇん!!!」
 
;ドモン「さあ、最後の仕上げだ!」<br />レイン「ええ!」<br />ドモン&レイン「二人のこの手が真っ赤に燃える!」<br />ドモン「幸せ掴めと!」<br />レイン「轟き叫ぶ!」<br />ドモン&レイン「ばぁぁぁぁくねつッ! ゴッド! フィンガー!」<br />ドモン「石!」<br />レイン「破!」<br />ドモン&レイン「ラァァァブラブ! 天驚けぇぇぇぇん!!!」
 
:デビルガンダムの呪縛から解き放たれたレインと想いを確かめ合った後、なおも襲い掛かるデビルガンダムに対して2人で愛の最終奥義『石破ラブラブ天驚拳』を放った際の台詞。技名・台詞の内容・技の演出は傍目から見ればかなり突っ込みどころ満載なのだが、ここまで「Gガンダム」を見続けてきた視聴者ならばこのシーンで笑う者など一人もいないだろう。またドモン役の関智一氏、レイン役の天野由梨氏双方とも「まったく違和感なく演じられた」と発言している。
 
:デビルガンダムの呪縛から解き放たれたレインと想いを確かめ合った後、なおも襲い掛かるデビルガンダムに対して2人で愛の最終奥義『石破ラブラブ天驚拳』を放った際の台詞。技名・台詞の内容・技の演出は傍目から見ればかなり突っ込みどころ満載なのだが、ここまで「Gガンダム」を見続けてきた視聴者ならばこのシーンで笑う者など一人もいないだろう。またドモン役の関智一氏、レイン役の天野由梨氏双方とも「まったく違和感なく演じられた」と発言している。
 +
:しかし、自身の最終奥義をこのような形に改変された師匠がこの場に立ち会っていたらどのような顔をしただろうか…?実際にスパロボでは立ち会う事もできる作品もあるが、特に何もリアクションはないが。
 
;「さあ、帰ろう。兄さんとシュバルツと、師匠の愛した地球へ!」
 
;「さあ、帰ろう。兄さんとシュバルツと、師匠の愛した地球へ!」
 
:最終回、レインと共に地球へ帰る際の台詞。この台詞を最後に『Gガンダム』の物語は幕を閉じる。
 
:最終回、レインと共に地球へ帰る際の台詞。この台詞を最後に『Gガンダム』の物語は幕を閉じる。
538行目: 555行目:  
:そして最終話で幻の必殺技を放つ場面が来るとは初見プレイヤーは思いもしなかったであろう。
 
:そして最終話で幻の必殺技を放つ場面が来るとは初見プレイヤーは思いもしなかったであろう。
 
:なお、原作では前述の通り「己の魂を表現」だが、本作では一貫して「己の心を表現」となっている。
 
:なお、原作では前述の通り「己の魂を表現」だが、本作では一貫して「己の心を表現」となっている。
 +
;「馬鹿野郎!!貴様は男だろう!?男なら立て、立って戦え!!そして二度と同じ過ちを犯さないようにしろ!!それが男だッ!!!」
 +
:フォウとロザミアを失いふさぎ込んだカミーユを見かねて叱咤した際のセリフ。仇と誤解していた兄・キョウジ(シュバルツ)を討たざるを得なかった自分と向き合ったからこそ言葉にも重みが増す。直後レインの失踪を知ったドモンではあったがルートによっては前述したカミーユとの殴り合いで冷静さを取り戻す。
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;「…なぜ…なぜあんたは、変わっちまったんだ…」<br />「俺の! 俺の師匠は、人類の抹殺など望む人ではなかった!」
 
;「…なぜ…なぜあんたは、変わっちまったんだ…」<br />「俺の! 俺の師匠は、人類の抹殺など望む人ではなかった!」
553行目: 572行目:  
==== [[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]]) ====
 
==== [[スーパーロボット大戦A|A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]]) ====
 
;(攻め続ければ負けん。だが、この正拳は…当たればやられる…!)
 
;(攻め続ければ負けん。だが、この正拳は…当たればやられる…!)
:第5話「二人の艦長」or「ロンド・ベルvsナデシコ」より。[[竜崎一矢|一矢]]との第一ラウンドにて。MSを素手で砕けるはずのドモンが一撃でやられる可能性のある拳の威力とは…… それともタフネスは人間の限界を超えていない(限りなくそれに近いだろうが)ということだろうか?
+
:第5話「二人の艦長」or「ロンド・ベルvsナデシコ」より。[[竜崎一矢|一矢]]との第一ラウンドにて。MSを素手で砕けるはずのドモンが一撃でやられる可能性のある拳の威力とは……。タフネスは人間の限界を超えていない(限りなくそれに近いだろうが)ということかもしれないが、この場面、一矢はドモンの攻撃について「'''一発貰えば倒れるまで'''攻撃を受け続けることになる」と評しているため、'''一矢はMSを素手で砕くドモンの拳を一発貰ったくらいなら倒れない'''事になる……。
 
;「フッ。戦場でラブロマンスとは、余裕だな」
 
;「フッ。戦場でラブロマンスとは、余裕だな」
 
:第6話「去る者、追われる者」or「ロミオとジュリエット」にて、[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]といちゃつく一矢に放った一言で、これが原因でまた喧嘩になりそうになる。しかし、その後のドモンを考えると……。
 
:第6話「去る者、追われる者」or「ロミオとジュリエット」にて、[[エリカ (ダイモス)|エリカ]]といちゃつく一矢に放った一言で、これが原因でまた喧嘩になりそうになる。しかし、その後のドモンを考えると……。
590行目: 609行目:  
:第47話宇宙に残るルート「終末の光 前編」より。上段は[[ナチュラル]]以外の人間を認めないアズラエルと交渉しようとしたアカツキに対して。下段はその言葉に過剰反応したアズラエルを真っ向から断じた時のもの。
 
:第47話宇宙に残るルート「終末の光 前編」より。上段は[[ナチュラル]]以外の人間を認めないアズラエルと交渉しようとしたアカツキに対して。下段はその言葉に過剰反応したアズラエルを真っ向から断じた時のもの。
 
;「ムルタ・アズラエル、どうした! 口ほどのことはないな!」<br />アズラエル「黙れ! お前程度の奴が僕を侮辱して、どうなるか見ていろ!」<br />「面白い! 貴様の曲がった根性、この拳で叩き直してやる、来いっ!」
 
;「ムルタ・アズラエル、どうした! 口ほどのことはないな!」<br />アズラエル「黙れ! お前程度の奴が僕を侮辱して、どうなるか見ていろ!」<br />「面白い! 貴様の曲がった根性、この拳で叩き直してやる、来いっ!」
:同上。アズラエル(正確には[[ドミニオン]])との戦闘前会話。
+
:同上。アズラエル(正確には[[ドミニオン]])との戦闘前会話。もっとも狂気にまで染まりあがったアズラエルの捻じくれひん曲がった性根が、ドモンの拳で更生できるかと言うとかなり怪しいところである。
 +
 
 +
=== VXT三部作 ===
 +
==== [[スーパーロボット大戦T|T]] ====
 +
;「闘志よ!今こそ燃え上がれ!」<br>「忌まわしき宿命を超える!」<br>「我が心、明鏡止水…」
 +
:Tで新たに採用された戦闘台詞。すべて挿入BGM名にちなんだ台詞となっている。「我が心、明鏡止水…」は当然明鏡止水習得後に追加される。
 +
;「聞こえるか、ヴァン! 俺はやったぞ!」<br>「俺は俺自身を越えた! お前はどうだ、ヴァン!?」<br>「応えろ、ヴァン! お前の戦いを俺に見せろ!」
 +
:『T』第30話。ギアナ高地で明鏡止水を超える『無我無一・明鏡止水』の境地に達したドモンが叫ぶ。声を受け、迷いの最中にいたヴァンはついに悟り、愛と復讐心をもって神の名を戴くヨロイと共に再起するのであった。
 +
;「レイン…俺と一緒に死のう」
 +
:精神制御を受けた状態でデビルガンダムに取り込まれ、以前のように助け出すことは理論上不可能とされてしまったレインに向けて。ゴッドガンダムで全エネルギーを放出したまま突入し、内部から自爆を試みようとする。だが、そこに駆けつけ異を唱えたのは、ドモンが最も見守ってきた黒衣の復讐者だった…。
 +
;「俺は心のどこかでDG細胞を恐れていた。それにお前が再び取り込まれ、世界がその恐怖に包まれようとしている今…」<br>「互いの家族の罪を償うため、俺達二人の生命を差し出す必要があると思っていた」<br>「だが、ヴァンやみんなが俺の弱さを叩きのめしてくれた…」<br>「レイン…俺はお前と共に生きたい」
 +
:意識のないレインへ語りかけ。ヴァンやアキト、鉄也、スパイク、凱、光……これまでリーダー役として引っ張り支えてきた仲間達に今度は自分が背中を押され、遂に迷いを乗り越える。
 +
;「カギ爪を倒せ、ヴァン。それが俺達全員の望みだ」<br>ヴァン「それでいいのか?」<br>「ああ、そのために今日まで俺達はお前と共に戦ってきたんだ」
 +
:トチローから皆に借りを返す件を冗談交じりで投げられ困惑するヴァンに、T3の総意を代表して伝える。もはや、彼が復讐を成し遂げる事こそT3の本懐なのだから。
 +
;「ファサリナと言ったな…お前はさっきまでの俺と同じだ」<br>「勝手に結論を出して、一人で悲観する…」<br>「二人の問題は二人で解決するんだ。そうしなければ幸せはやってこない」
 +
:ミハエルを先に撃墜した場合、誰よりも彼の愛を望みながら過去のしがらみに囚われ諦めているファサリナに向けて。レインの拉致など今まで散々煮え湯を飲まされ続けてきたファサリナすら愛に苦しんでいるなら導こうとする姿は、まさに「愛の王様」と比喩されたキング・オブ・ハート。
   −
=== 単発作品 ===
+
=== 単独作品 ===
 
==== [[スーパーロボット大戦64|64]] ====
 
==== [[スーパーロボット大戦64|64]] ====
 
;「フッ……[[ブラッド・スカイウィンド]]、ナイスガイ」
 
;「フッ……[[ブラッド・スカイウィンド]]、ナイスガイ」
651行目: 685行目:  
;「俺は…お断りだあああああ!!」
 
;「俺は…お断りだあああああ!!」
 
:バレンタインイベントにて。なにがお断りなのかと言うと、「ドモンが[[レイン・ミカムラ|レイン]]にプレゼントするチョコ」を準備すること。原作において[[告白シーン|一矢以上にすごい告白]]をしたのだが、これにおいては完全に冷静さを失っている。
 
:バレンタインイベントにて。なにがお断りなのかと言うと、「ドモンが[[レイン・ミカムラ|レイン]]にプレゼントするチョコ」を準備すること。原作において[[告白シーン|一矢以上にすごい告白]]をしたのだが、これにおいては完全に冷静さを失っている。
 +
;(ち、違う…。絶対にこれは個人的な興味だ…)
 +
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』エーストークより。インタビューでラミィに「これも私の仕事なんです」と言われ、レインへの愛の告白について聞かれた際の反応。この後どう答えたのかは不明。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
660行目: 696行目:  
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*ドモンが常に身に着けている鉢巻はマスター・アジアが武器として使用した事があるが、'''この時だけ異様に長くなっていた'''。
 
*ドモンが常に身に着けている鉢巻はマスター・アジアが武器として使用した事があるが、'''この時だけ異様に長くなっていた'''。
 +
*コミックボンボン増刊号に掲載された後日談漫画『機動武闘伝Gガンダム外伝“ザ・ネクスト・ジェネレーション”』では、流派東方不敗を受け継ぐ次世代ガンダムファイター、ユウゴ・カガミの師匠として登場している。
 +
*コミカライズ『超級!機動武闘伝Gガンダム』では(作品自体が作者の島本和彦氏のテイストに染め上げられていることもあるが)ドジを踏むシーンが多くなっており、アニメと比べてだいぶ丸い性格となっている。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
3,487

回編集