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| 設定は上記の通り。過去に[[ムー帝国]]が5粒を[[チベット]]に隠している。それを[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]が発見するが、4粒が[[東方不敗マスター・アジア|マスター]]に奪われ、エイジが自分のシャトルのワープ機関の修理用に隠していたために無事であった1粒が[[SRX]]の'''トロニウム・エンジン'''に用いられた。核融合の触媒にトロニウムを用いることで、核融合反応が飛躍的に促進されるという原理。 | | 設定は上記の通り。過去に[[ムー帝国]]が5粒を[[チベット]]に隠している。それを[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]が発見するが、4粒が[[東方不敗マスター・アジア|マスター]]に奪われ、エイジが自分のシャトルのワープ機関の修理用に隠していたために無事であった1粒が[[SRX]]の'''トロニウム・エンジン'''に用いられた。核融合の触媒にトロニウムを用いることで、核融合反応が飛躍的に促進されるという原理。 |
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− | ワープ航法の莫大なエネルギーを賄うにはトロニウムが必要になるため宇宙戦艦には必須で、宇宙の文明間ではトロニウムの保有量と運用できる戦力がイコール。尚、過去にムー帝国と接触した文明の宇宙戦艦はエネルギー効率が悪かった時代のものであるため莫大な量のトロニウムが使用されているという設定で、その艦は現在でもどこかに沈んでいるためバルマー帝国は莫大な量のトロニウムを狙って地球を侵略した。エンディングではその宇宙戦艦を背景に作品終了となる。[[続編]]を意識しての描写と思われるが、この設定は後の『[[αシリーズ|スーパーロボット大戦αシリーズ]]』に引き継がれる。
| + | ワープ航法の莫大なエネルギーを賄うにはトロニウムが必要になるため宇宙戦艦には必須で、宇宙の文明間ではトロニウムの保有量と運用できる戦力がイコール。尚、過去に[[ムー帝国]]と接触した文明の宇宙戦艦はエネルギー効率が悪かった時代のものであるため莫大な量のトロニウムが使用されているという設定で、その艦は現在でもどこかに沈んでいるためバルマー帝国は莫大な量のトロニウムを狙って地球を侵略した。エンディングではその宇宙戦艦を背景に作品終了となる。[[続編]]を意識しての描写と思われるが、この設定は後の『[[αシリーズ|スーパーロボット大戦αシリーズ]]』に引き継がれる。 |
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| + | なお、ムー帝国がトロニウムを所持していた事、ライディーンはムー帝国に作られている事、そして後述の余談にある寺田氏の発言からムートロン=トロニウムである可能性も考えられる。 |
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| === [[スーパーヒーロー作戦]] === | | === [[スーパーヒーロー作戦]] === |
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| 『[[新スーパーロボット大戦]]』の設定を引き継ぐ形で登場。触媒として使うことで莫大なエネルギーを生み出す。惑星トロンが[[ゼントラーディ]]の攻撃で消滅したため、[[ゼ・バルマリィ帝国]]が過去に運用し、現在は行方不明となっている輸送艦が運んでいたものを捜索している。輸送艦は地球に落着しており6粒が地球人によって発見された。また輸送艦は[[マクロス]]と名付けられ地球人によって運用されている。そのうち1粒は未使用で、4粒は[[SRX]]([[R-2パワード]])、[[R-GUNパワード]]、[[ヒュッケバインMk-III]](後のタイプL)、[[グルンガスト参式]](1号機)の計4機のトロニウム・エンジンに利用され、残る1粒は[[第5使徒ラミエル]]との戦いにおいてポジトロン・スナイパー・ライフルのエネルギー源の一部として使用された。このうちグルンガスト参式のものは、スーパー系主人公の場合に[[素晴らしきヒィッツカラルド]]によって機体ごと破壊されている。また、[[SRX]]のものは『第3次α』にて[[バンプレイオス]]に移植された。形としてはシリンダー内に納められているようで、人間の手で運べるほどのサイズである。 | | 『[[新スーパーロボット大戦]]』の設定を引き継ぐ形で登場。触媒として使うことで莫大なエネルギーを生み出す。惑星トロンが[[ゼントラーディ]]の攻撃で消滅したため、[[ゼ・バルマリィ帝国]]が過去に運用し、現在は行方不明となっている輸送艦が運んでいたものを捜索している。輸送艦は地球に落着しており6粒が地球人によって発見された。また輸送艦は[[マクロス]]と名付けられ地球人によって運用されている。そのうち1粒は未使用で、4粒は[[SRX]]([[R-2パワード]])、[[R-GUNパワード]]、[[ヒュッケバインMk-III]](後のタイプL)、[[グルンガスト参式]](1号機)の計4機のトロニウム・エンジンに利用され、残る1粒は[[第5使徒ラミエル]]との戦いにおいてポジトロン・スナイパー・ライフルのエネルギー源の一部として使用された。このうちグルンガスト参式のものは、スーパー系主人公の場合に[[素晴らしきヒィッツカラルド]]によって機体ごと破壊されている。また、[[SRX]]のものは『第3次α』にて[[バンプレイオス]]に移植された。形としてはシリンダー内に納められているようで、人間の手で運べるほどのサイズである。 |
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− | 『α』の「ロボット大図鑑」では、[[グルンガスト改]]もトロニウムエンジン搭載機となっており、2機建造されたヒュッケバインMk-IIIのもう一機(後のタイプR)も同型機と同じ仕様ということになっているため、本編の台詞や設定と矛盾することになってしまうが詳細は不明。本来タイプRに搭載される予定のものをラミエル戦時にポジトロン・スナイパー・ライフルに使用し、それをタイプRが完成した後に戻した可能性はある。この影響か、ヒュッケバインMk-IIIタイプL/Rの両機は『第2次α』に登場する際に、動力炉が通常型のエンジンに改装されたという設定になっている。 | + | 『α』の「ロボット大図鑑」では、[[グルンガスト改]]もトロニウムエンジン搭載機となっており、2機建造されたヒュッケバインMk-IIIのもう一機(後のタイプR)も同型機と同じ仕様ということになっているため、本編の台詞や設定と矛盾することになってしまうが詳細は不明。本来タイプRに搭載される予定のものをラミエル戦時にポジトロン・スナイパー・ライフルに使用し、それをタイプRが完成した後に戻した可能性はある。この影響か、ヒュッケバインMk-IIIタイプL/Rの両機は『第2次α』に登場する際に、動力炉が通常型のエンジンに改装されたという設定になっている。トロニウムエンジンの設定は『新』同様なので、トロニウム非搭載のトロニウムエンジンを組み込んでいるのなら『α』の矛盾は解決する。 |
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| === [[OGシリーズ|スーパーロボット大戦OGシリーズ]] === | | === [[OGシリーズ|スーパーロボット大戦OGシリーズ]] === |
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| :小型化したSRXと言うコンセプトの一環でもあるのか、搭載されているが、通常のプラズマドライブに換装されている場合も多い。OGでは後にガリルナガンに全て破壊され、トロニウムもエンジンごと持ち去られた。 | | :小型化したSRXと言うコンセプトの一環でもあるのか、搭載されているが、通常のプラズマドライブに換装されている場合も多い。OGでは後にガリルナガンに全て破壊され、トロニウムもエンジンごと持ち去られた。 |
| ;[[エグゼクスバイン]] | | ;[[エグゼクスバイン]] |
− | :元はエンジンだけ組み立てられて肝心のトロニウムが無い状態だったが、後に先述の通りシュウからもたらされたトロニウムが組み込まれた。またトロニウムエンジンだけでなくブラックホールエンジンまで同時に搭載している、良い意味でも悪い意味でも規格外の機体。だがパイロットの[[イーグレット・イング|イング]]が持つ強大な念動力のお蔭で、安定した稼働が実現されている。言い換えるとイング以外は乗る事が出来ない完全な専用機状態になっていた。 | + | :元はエンジンだけ組み立てられて肝心のトロニウムが無い状態だったが、後に先述の通りシュウからもたらされたトロニウムが組み込まれた。またトロニウムエンジンだけでなく[[ブラックホールエンジン]]まで同時に搭載している、良い意味でも悪い意味でも規格外の機体。だがパイロットの[[イーグレット・イング|イング]]が持つ強大な念動力のお蔭で、安定した稼働が実現されている。言い換えるとイング以外は乗る事が出来ない完全な専用機状態になっていた。 |
| :しかし[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]においてなんと乗り換え可能な「汎用機」に変化し、乗るだけならば誰でも可能になった。さすがに念動力を持つパイロットでなければ十全に性能を発揮できないが、曰く付きのエンジンを二つも持っている本機を誰でも扱えるようにした事は驚嘆に値する。 | | :しかし[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]においてなんと乗り換え可能な「汎用機」に変化し、乗るだけならば誰でも可能になった。さすがに念動力を持つパイロットでなければ十全に性能を発揮できないが、曰く付きのエンジンを二つも持っている本機を誰でも扱えるようにした事は驚嘆に値する。 |
| ;[[ハガネ]] | | ;[[ハガネ]] |
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| :トロニウムバスターキャノンの発射時、対重力ブレーキの応用で後方加速するという離れ業を披露した。 | | :トロニウムバスターキャノンの発射時、対重力ブレーキの応用で後方加速するという離れ業を披露した。 |
| ;[[ユーゼス・ゴッツォ]] | | ;[[ユーゼス・ゴッツォ]] |
− | :全宇宙的にもトロニウムが貴重であるため、彼自身もトロニウムの入手を目論んでいた。イングラムが監察軍に復帰した際に、その記憶から存在を知ることとなる。 | + | :『α』では全宇宙的にもトロニウムが貴重であるため、彼自身もトロニウムの入手を目論んでいた。イングラムが監察軍に復帰した際に、その記憶から存在を知ることとなる。 |
| ;[[シュウ・シラカワ]] | | ;[[シュウ・シラカワ]] |
− | :第2次OGにてビアン博士から最後のトロニウムを託されていたことが判明した。 | + | :『第2次OG』にてビアン博士から最後のトロニウムを託されていたことが判明した。 |
| + | ;[[イーグレット・イング]] |
| + | :強大な念動力でトロニウムを'''フルドライブ状態で安定化させる'''という離れ業を披露した。これにより、トロニウムには精神感応性があるという仮説を強くさせた。 |
| ;[[東雲京香]] | | ;[[東雲京香]] |
| :「'''歩くトロニウム・エンジン'''」の[[異名]]をつけられている。 | | :「'''歩くトロニウム・エンジン'''」の[[異名]]をつけられている。 |
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| + | == 余談 == |
| + | *惑星トロンとトロニウムの名の由来は[[ムートロン|ムー'''トロン''']]であった事を2023年7月16日の生スパロボチャンネルにて寺田貴信氏より明かされている。寺田氏としては反対していたものの結局この名称で行く事が決まったため、αシリーズ以降も半ば意地でトロニウムの名称を使い続けているとのこと。 |
| + | **当初はムートロンの名称をそのまま使う案もあった模様。『新』のトロニウムがライディーンと同じくムー帝国の遺産という設定なのは、この名残と思われる。 |
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| == 関連用語 == | | == 関連用語 == |