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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Diethard Ried]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Diethard Ried]]<ref>[https://geass.jp/first/world_03_ex.html?pid=chara_14.html キャラクター]、コードギアス 反逆のルルーシュ 公式サイト、2022年2月17日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}}
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}}
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュR2}}
 
*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュR2}}
| 声優 = {{声優|中田譲治}}
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*{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ 劇場版}}
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| 声優 = {{声優 (登場作品別)|中田譲治|コードギアス 反逆のルルーシュ,コードギアス 反逆のルルーシュR2}}
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|木村貴宏}}
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{{登場人物概要
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| 生年月日 = 皇暦1986年2月16日
 
| 生年月日 = 皇暦1986年2月16日
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+
| 血液型 = [[血液型::AB]]型
| 所属 = [[黒の騎士団]]
+
| 所属 = 神聖ブリタニア帝国→ {{所属 (人物)|黒の騎士団}} →シュナイゼル一派
| キャラクターデザイン = CLAMP(原案)<br/>木村貴宏
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| 役職 = 情報・渉外・広報総責任者→媒体情報管理長
 
}}
 
}}
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'''ディートハルト・リート'''は『[[コードギアス 反逆のルルーシュ]]』および『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]』の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:[[NPC]]であるため、声の収録は行われていない。
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:初登場作品。[[NPC]]であるため、声の収録は行われていない。
 
:顔グラフィックが一つしか無いためか、原作で見せた[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に心酔してはしゃいだ時の言動はほとんど再現されていない他、虐殺事件の被害を最小限に抑えた[[破嵐万丈|万丈]]の行為を良く思わないなど原作以上に非道な面が強い。また、後述の名台詞の項から原作と違って明確に[[イレヴン]]を軽視していることがわかる。
 
:顔グラフィックが一つしか無いためか、原作で見せた[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に心酔してはしゃいだ時の言動はほとんど再現されていない他、虐殺事件の被害を最小限に抑えた[[破嵐万丈|万丈]]の行為を良く思わないなど原作以上に非道な面が強い。また、後述の名台詞の項から原作と違って明確に[[イレヴン]]を軽視していることがわかる。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
 
:概ね原作通りの役回り。中盤において原作同様、[[天子]]を日本人の誰かと結婚させる事をゼロに提案した所を、[[ZEXIS]]の女性陣から袋叩きにされ、[[キリコ・キュービィー|キリコ]]に'''「お前は人でなしか」'''と言われてしまう。
 
:概ね原作通りの役回り。中盤において原作同様、[[天子]]を日本人の誰かと結婚させる事をゼロに提案した所を、[[ZEXIS]]の女性陣から袋叩きにされ、[[キリコ・キュービィー|キリコ]]に'''「お前は人でなしか」'''と言われてしまう。
 
:[[ゼロレクイエム]]ルートに進むと[[ダモクレス要塞]]制圧の時点では[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]にまだ利用価値があると見なされて生かされるが、後に切り捨てられてしまい、爆発するダモクレス要塞と共に消えた。一方、[[黒の騎士団]]ルートではシュナイゼル側に付き、フジサン決戦にて独断で[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]を人質を取った結果、ゼロの逆鱗に触れて「[[ギアス]]をかける価値もない」と切り捨てられた挙句、ただ一人ダモクレスに取り残され、最期は[[宇宙]]から放たれた[[リーブラ]]主砲の一撃によってダモクレス要塞共々消滅させられる。ちなみに、顔グラフィックが増えており多彩な表情を見せるようになった。
 
:[[ゼロレクイエム]]ルートに進むと[[ダモクレス要塞]]制圧の時点では[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]にまだ利用価値があると見なされて生かされるが、後に切り捨てられてしまい、爆発するダモクレス要塞と共に消えた。一方、[[黒の騎士団]]ルートではシュナイゼル側に付き、フジサン決戦にて独断で[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]を人質を取った結果、ゼロの逆鱗に触れて「[[ギアス]]をかける価値もない」と切り捨てられた挙句、ただ一人ダモクレスに取り残され、最期は[[宇宙]]から放たれた[[リーブラ]]主砲の一撃によってダモクレス要塞共々消滅させられる。ちなみに、顔グラフィックが増えており多彩な表情を見せるようになった。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:イベント「ロボットとアイドル」では、テレビ局のスタッフとして「[[アッシュフォード学園]]を襲撃した[[テロリスト]]を退治する黒の騎士団の様子を生中継させる」という見せ場が存在している。
 
:イベント「ロボットとアイドル」では、テレビ局のスタッフとして「[[アッシュフォード学園]]を襲撃した[[テロリスト]]を退治する黒の騎士団の様子を生中継させる」という見せ場が存在している。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
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:1章Part10より登場するNPC。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
 
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
:彼を「カオスの権化」として崇拝している。一方のゼロからもその情報戦の手腕を「稀有な才能」と高く評価され、黒の騎士団における中心メンバーの一人として終始信頼・重用された。ゼロの秘密主義にも一定の理解を示していたが、「R2」でのこれまで以上に周囲を省みない行動にはさすがに不信を募らせていき、ゼロが[[黒の騎士団]]から追放されるや否や彼を見捨てた。後に逆に追い詰められた末、死の間際に自らに[[ギアス]]をかけるよう懇願したが、今度は自分が見捨てられた。
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:彼を「カオスの権化」として崇拝している。一方のゼロからもその情報戦の手腕を「稀有な才能」と高く評価され、黒の騎士団における中心メンバーの一人として終始信頼・重用された。ゼロの徹底した秘密主義にも一定の理解を示していたが、「R2」でのこれまで以上に周囲を省みない行動にはさすがに不信を募らせていき、ゼロが[[黒の騎士団]]から追放されるや否や彼を見捨て、跡を継いだ扇との確執及び彼の能力への失望から黒の騎士団からも離脱した。シュナイゼルに着いてゼロと完全に敵対する道を選んだが、逆に追い詰められた末死の間際に自らに[[ギアス]]をかけるよう懇願したが、「おまえにはギアスを掛ける価値すらない」と一蹴される形で今度は自分が見捨てられた。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』での[[ゼロレクイエム]]ルートでは、爆発する[[ダモクレス要塞]]に置いてけぼりにされるという原作より惨めな形で見捨てられ、黒の騎士団ルートでは[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]を人質に取った卑劣に等しい行為をとったディートハルトを完全に見限った。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』での[[ゼロレクイエム]]ルートでは、爆発する[[ダモクレス要塞]]に置いてけぼりにされるという原作より惨めな形で見捨てられ、黒の騎士団ルートでは[[ナナリー・ランペルージ|ナナリー]]を人質に取った卑劣に等しい行為をとったディートハルトを完全に見限った。
 
;[[藤堂鏡志朗]]
 
;[[藤堂鏡志朗]]
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:『第2次Z再世篇』では、ディートハルトの事を快く思っていない。
 
:『第2次Z再世篇』では、ディートハルトの事を快く思っていない。
 
;[[扇要]]、[[ヴィレッタ・ヌゥ]]
 
;[[扇要]]、[[ヴィレッタ・ヌゥ]]
:彼らの関係を見て内通を危惧し、、扇への牽制を込めてヴィレッタを監禁していた。
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:彼らの関係を見て内通を危惧し、扇への牽制を込めてヴィレッタを監禁していた。ゼロ追放後にヴィレッタが解放され二人からリンチされる羽目になる。
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:劇場版ではシャーリーではなくディートハルトがゼロを探っていたヴィレッタを銃撃しており、そのためか扇からディートハルトへの暴行描写が追加されている。
 
;[[皇神楽耶]]、[[C.C.]]、[[千葉凪沙]]
 
;[[皇神楽耶]]、[[C.C.]]、[[千葉凪沙]]
 
:[[天子]]の一件で彼女らの顰蹙を買った。なお、漫画版にはディートハルトが登場しないため、ゼロ追放の際には神楽耶がディートハルトの言葉の一部を発する。
 
:[[天子]]の一件で彼女らの顰蹙を買った。なお、漫画版にはディートハルトが登場しないため、ゼロ追放の際には神楽耶がディートハルトの言葉の一部を発する。
 
:『第2次Z再世篇』では、彼女達に加えて、多数の人物からより顰蹙を買う羽目に(後述)。
 
:『第2次Z再世篇』では、彼女達に加えて、多数の人物からより顰蹙を買う羽目に(後述)。
 
;[[紅月カレン]]
 
;[[紅月カレン]]
:『第2次Z再世篇』では、天子の一件で彼女の反発を買った(原作ではブリタニア軍に捕まっていたため)。
+
:『第2次Z再世篇』では、天子の一件で彼女の反発を買った(原作ではブリタニア軍に捕まっていたため、その場にいなかった)。
 
;[[篠崎咲世子]]
 
;[[篠崎咲世子]]
 
:ゼロ(ルルーシュ)の専属メイドであるが、ディートハルト個人から雇った協力者。咲世子自身はゼロの正体を知った上で協力者となっている(本編では明らかにされてない)。
 
:ゼロ(ルルーシュ)の専属メイドであるが、ディートハルト個人から雇った協力者。咲世子自身はゼロの正体を知った上で協力者となっている(本編では明らかにされてない)。
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:スザクがレジスタンスの武力活動を否定している恭順派イレヴンの旗印に担ぎ上げられる危険性を考慮し、ゼロに暗殺を進言した。もっとも、後にその危惧は他ならぬブリタニア人の手によって「行政特区日本」というより発展した形で成就することになるとは、ディートハルト自身も予想だにしなかったことであろう。
 
:スザクがレジスタンスの武力活動を否定している恭順派イレヴンの旗印に担ぎ上げられる危険性を考慮し、ゼロに暗殺を進言した。もっとも、後にその危惧は他ならぬブリタニア人の手によって「行政特区日本」というより発展した形で成就することになるとは、ディートハルト自身も予想だにしなかったことであろう。
 
;[[クロヴィス・ラ・ブリタニア]]
 
;[[クロヴィス・ラ・ブリタニア]]
:「総督は看板役者」と考えるクロヴィスの方針により、度々その宣伝演説の撮影に付き合わされることに辟易していた。彼の政策を「単なる茶番」と酷評した。
+
:「総督は看板役者」と考えるクロヴィスの方針により、度々そのプロパガンダ演出に付き合わされることに辟易していた。彼の政策を「単なる茶番」と酷評した。
 
;[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]
 
;[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]]
:ゼロ追放に伴い彼の陣営につき、彼の思想を見て「ゼロ以上のカオスの権化」と表するが、最後には「ゼロに仕えよ」の[[ギアス]]を受けた彼に射殺された。
+
:黒の騎士脱退後の新たな上司で、ゼロ追放に伴い彼の陣営についた。彼の思想を見て「ゼロのカオス以上の『虚無』」と評し、自身の心を躍らせる新たな存在として崇拝するも、最後には「ゼロに仕えよ」の[[ギアス]]を受けた彼に射殺された。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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;「ハリボテの治世か…」
 
;「ハリボテの治世か…」
 
:クロヴィス統治下のエリア11を称して。テロリストが平気で跋扈するというブリタニア植民エリアでも屈指の治安の悪さを誇るにも関わらず、「総督は看板役者」というクロヴィスの持論に呆れているようなニュアンスである。
 
:クロヴィス統治下のエリア11を称して。テロリストが平気で跋扈するというブリタニア植民エリアでも屈指の治安の悪さを誇るにも関わらず、「総督は看板役者」というクロヴィスの持論に呆れているようなニュアンスである。
;「オッター! 音を拾え。 カメラももっと寄るんだ、直接!」<br/>通信「でも、ヤバイですよ、何だか」<br/>「チッ、アマチュアめ」
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;「オットー! 音を拾え。 カメラももっと寄るんだ、直接!」<br/>通信「でも、ヤバイですよ、何だか」<br/>「チッ、アマチュアめ」
 
:通称オレンジ事件でゼロの言葉と姿を確実に映すため、カメラと音声に近づくように命じるが、尻込みしてしまっていたため、彼本人がカメラを持って現場に向かっている。
 
:通称オレンジ事件でゼロの言葉と姿を確実に映すため、カメラと音声に近づくように命じるが、尻込みしてしまっていたため、彼本人がカメラを持って現場に向かっている。
 
:彼の報道人としてのプロ意識を表している。
 
:彼の報道人としてのプロ意識を表している。
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:クロヴィスを殺したことを自ら宣言したゼロをカメラで撮りながら、特ダネが舞い降りたのが嬉しかったのか、かなり歪んだ笑顔となっている。この事件を経て、彼はゼロに深い興味を持つ。
 
:クロヴィスを殺したことを自ら宣言したゼロをカメラで撮りながら、特ダネが舞い降りたのが嬉しかったのか、かなり歪んだ笑顔となっている。この事件を経て、彼はゼロに深い興味を持つ。
 
;「当然です。このまま流さないと……責任!? そんなもの私が取りますッ!」
 
;「当然です。このまま流さないと……責任!? そんなもの私が取りますッ!」
:河口湖ホテルジャック事件のゼロのによる「黒の騎士団」設立演説を流している際の台詞。TV局にブリタニア当局から圧力が掛かった様で、放送を止めろと言われていたようだが、全責任を被る事を上司に宣言し、放送を続けさせた。
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:河口湖ホテルジャック事件後のゼロによる「黒の騎士団」設立演説を流している際の台詞。TV局にブリタニア当局から圧力が掛かった様で、放送を止めろと言われていたようだが、全責任を被る事を上司に宣言し放送を続けさせた。
 
:オレンジ事件同様に彼のプロ意識が示されているが、この後は本当に左遷されてしまった上に当局からも要注意人物として目を付けられ、一切の報道活動を実質禁止させられる処分を受けた。因みにキュウシュウ戦役直後にTV局の本局に戻っていると思われる場面が映るため、この時点では左遷が解かれていたと思われる。
 
:オレンジ事件同様に彼のプロ意識が示されているが、この後は本当に左遷されてしまった上に当局からも要注意人物として目を付けられ、一切の報道活動を実質禁止させられる処分を受けた。因みにキュウシュウ戦役直後にTV局の本局に戻っていると思われる場面が映るため、この時点では左遷が解かれていたと思われる。
 
;「こうでなければ…!」
 
;「こうでなければ…!」
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;「解放戦線を囮に、手薄になった本隊に攻め入る…。フン、定石だがそれでは今ひとつ弱い…」<br/>「そうだ、どうせなら敵の戦力を削ぎ落とす! 役立たずの解放戦線を、生きたトラップとして…!」<br/>「やはりゼロはすばらしき素材、カオスの権化だ! もっと、もっと見せてくれ私に。あなたの主観に満ちた世界を!! フフハハハハハハッ!!」
 
;「解放戦線を囮に、手薄になった本隊に攻め入る…。フン、定石だがそれでは今ひとつ弱い…」<br/>「そうだ、どうせなら敵の戦力を削ぎ落とす! 役立たずの解放戦線を、生きたトラップとして…!」<br/>「やはりゼロはすばらしき素材、カオスの権化だ! もっと、もっと見せてくれ私に。あなたの主観に満ちた世界を!! フフハハハハハハッ!!」
 
:上記の場面に続いて、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]を称賛した際の台詞。
 
:上記の場面に続いて、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]を称賛した際の台詞。
:ちなみにこのシーン、ディートハルトは喜びのあまりに命令もなく現場へと走り出してしまっており、扇が逃亡を図っていると勘違いして拳銃を発砲までしているが全く気付いていないかのように全力疾走している。更に台詞が後半の笑い声になると興奮状態も極限に達したのか、走り方まで狂気性を帯びたものに変貌していく。
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:ちなみにこのシーン、ディートハルトは喜びのあまりに命令もなく現場へと走り出してしまっており、扇は逃亡を図っていると勘違いして拳銃を発砲すらしているが全く気付いていないかのように全力疾走している。更に台詞が後半の笑い声になると興奮状態も極限に達したのか、走り方まで狂気性を帯びたものに変貌していく。
 
;「私はあの枢木スザク強奪事件で、初めて貴方を見た。震えました、新しい時代が人というの形を持ってそこにいる。私は貴方を撮りたい。たった一人の男が組織を作り、国家を打倒し、いずれ世界に君臨する。その歴史をこの私が一番近くで記録する……こんなに心躍ることはない」
 
;「私はあの枢木スザク強奪事件で、初めて貴方を見た。震えました、新しい時代が人というの形を持ってそこにいる。私は貴方を撮りたい。たった一人の男が組織を作り、国家を打倒し、いずれ世界に君臨する。その歴史をこの私が一番近くで記録する……こんなに心躍ることはない」
 
:ゼロに語ったディートハルトが黒の騎士団に加担する本音を話している場面。ゼロに英雄の可能性を見出し、それを最も近くで記録する事を望んでいる事を話している。
 
:ゼロに語ったディートハルトが黒の騎士団に加担する本音を話している場面。ゼロに英雄の可能性を見出し、それを最も近くで記録する事を望んでいる事を話している。
90行目: 101行目:  
;「どうやってこの状況を創ったのかはわかりませんが計画以上の策略ですよ、ゼロ」
 
;「どうやってこの状況を創ったのかはわかりませんが計画以上の策略ですよ、ゼロ」
 
:『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|第1期]]』第22話「血染め の ユフィ」より。虐殺の最中、笑みを浮かべながらの独白。
 
:『[[コードギアス 反逆のルルーシュ|第1期]]』第22話「血染め の ユフィ」より。虐殺の最中、笑みを浮かべながらの独白。
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:後々これは内部の裏切りを招くとはいえ、これだけの規模には及ばずともユーフェミアを悪役に仕立て上げなければ遠からず組織が空中分解するか特区賛同派と反対派などといった分裂が起きていたのは必然である。
 
:ちなみに『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では、この時のディートハルトの独白を元にした台詞を吐く。
 
:ちなみに『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』では、この時のディートハルトの独白を元にした台詞を吐く。
 
;「そうです、今が建国の時…!」
 
;「そうです、今が建国の時…!」
100行目: 112行目:  
:ゼロの生存を信じていたらしく、大はしゃぎ。小型TVを持ち上げてクルクルと踊りだしてしまっている。
 
:ゼロの生存を信じていたらしく、大はしゃぎ。小型TVを持ち上げてクルクルと踊りだしてしまっている。
 
;「伝説の英雄、ゼロは志半ばにして戦死。しかし、その勇敢な生き様は永遠に刻まれるでしょう」
 
;「伝説の英雄、ゼロは志半ばにして戦死。しかし、その勇敢な生き様は永遠に刻まれるでしょう」
:『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』第19話「裏切り」より。ゼロこと[[ルルーシュ・ランペルージ]]が[[黒の騎士団]]から追放される事を知り、カメラをゼロに向けてこう言い放ち、同時に「[[打ち切り]]」を決める。
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:『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2|R2]]』第19話「裏切り」より。ゼロこと[[ルルーシュ・ランペルージ]]が[[黒の騎士団]]から追放される事を知り、カメラをゼロに向けてこう言い放ち、同時に「[[打ち切り]]」を決める。ディートハルト自身は一番問題視されたギアスに関しても平然としておりゼロを最後まで庇っていたが、組織の幹部間で人望だけはある扇の煽動もあり他メンバーを説得する事が出来なくなった以上はこうなるのも当然とも言える。
 
:自らの内に秘めた混沌への渇望を満たす存在ならば、ゼロでなくても別段問題ではなかった彼の真意が明かされた瞬間である。しかし…。
 
:自らの内に秘めた混沌への渇望を満たす存在ならば、ゼロでなくても別段問題ではなかった彼の真意が明かされた瞬間である。しかし…。
 
;(扇も少しは変わったかと思ったら、やはりミスキャストか。彼の本質は守ることにある)
 
;(扇も少しは変わったかと思ったら、やはりミスキャストか。彼の本質は守ることにある)
:『R2』第20話「皇帝 失格」より。ゼロ追放後に扇が黒の騎士団を仕切っている光景を眺めながら。人が良いだけの平凡な人物である扇はディートハルトには「映す価値なし」という事なのであろう。
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:『R2』第20話「皇帝 失格」より。ゼロ追放後に扇が少々頼り無さ気に黒の騎士団を仕切っている光景を眺めながら。人が良いだけの平凡な人物である扇はディートハルトには「映す価値なし」という事なのであろう。これが原因でディートハルトは黒の騎士団を離反し、シュナイゼルにつく事を決める。
 
:ちなみにこのシーンのディートハルトは顔に多数の痣があり、絆創膏も張られている為、放送当初から扇とヴィレッタが八つ当たりの暴行を行ったのではと推察されている。
 
:ちなみにこのシーンのディートハルトは顔に多数の痣があり、絆創膏も張られている為、放送当初から扇とヴィレッタが八つ当たりの暴行を行ったのではと推察されている。
 
;「ゼ、ゼロ! あなたの物語は既に完結している! あなたは生きていてはいけない!」
 
;「ゼ、ゼロ! あなたの物語は既に完結している! あなたは生きていてはいけない!」
 
:『R2』第24話「ダモクレスの空」より。[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]を[[ギアス]]で陥落させたルルーシュに対して。直後に銃を向けるが、シュナイゼルの銃撃に斃れることに。
 
:『R2』第24話「ダモクレスの空」より。[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]を[[ギアス]]で陥落させたルルーシュに対して。直後に銃を向けるが、シュナイゼルの銃撃に斃れることに。
:ルルーシュに掌握されたブリタニア兵からリフレインを注射されてしまっているため、手はブレまくっていた。小説版では撃ったとしてもまず当たらないだろうとされている。
+
:この時ルルーシュに掌握されたブリタニア兵からリフレインを注射されてしまっているため、手はブレまくっていた。この状態では撃ってもまず当たらないだろう。
 
:ちなみに、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』(黒の騎士団ルート)では、シュナイゼルを完全に下したゼロに対して上記の台詞と同じ事を言う。
 
:ちなみに、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』(黒の騎士団ルート)では、シュナイゼルを完全に下したゼロに対して上記の台詞と同じ事を言う。
 
;「ゼ…ゼロ……! せめて、最期は、ギアスで、私にも……!」
 
;「ゼ…ゼロ……! せめて、最期は、ギアスで、私にも……!」
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== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
<references/>
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<references />
 
{{DEFAULTSORT:ていいとはると りいと}}
 
{{DEFAULTSORT:ていいとはると りいと}}
 
[[Category:登場人物た行]]
 
[[Category:登場人物た行]]
 
[[Category:コードギアスシリーズ]]
 
[[Category:コードギアスシリーズ]]