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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
基本的にTV版で登場すると序盤から仲間になる。素人ということを考慮してか、主人公キャラクターでありながら[[技量]]があまり高くなく、他の能力値も脇役勢と同等。加えて当初は特別な[[特殊技能]]や[[精神コマンド]]があるわけでもなく、ガイやリョーコの方が優秀ということもあった。また、合体攻撃のパートナーであるガイがフラグ次第で死亡する場合、大きく使い勝手が落ちるなど、非常に使いにくかった。だが、作品を重ねるにつれ能力が強化され、合体攻撃も『W』ではガイが無条件生存、『BX』ではアカツキがパートナーとなるなど、大幅に改善されている。
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基本的にTV版で登場すると序盤から仲間になる。素人ということを考慮してか、主人公キャラクターでありながら[[技量]]があまり高くなく、他の能力値も脇役勢と同等。加えて当初は特別な[[特殊技能]]や[[精神コマンド]]があるわけでもなく、ガイやリョーコの方が優秀ということもあった。また、合体攻撃のパートナーであるガイがフラグ次第で死亡する場合、大きく使い勝手が落ちるなど、非常に使いにくかった。だが、作品を重ねるにつれ能力が強化され、合体攻撃も『IMPACT』『R』『W』ではガイが無条件生存、『BX』ではアカツキがパートナーとなるなど、大幅に改善されている。
    
シナリオ面においては「ガイの死亡」「ゲキ・ガンガーを乗り越える」と言った彼にまつわる重要イベントがあまり再現されず、冷遇気味であった。ガイ生存時には、彼に活躍の場を喰われ、主役でありながら脇役気味の扱いを受ける事も。また、劇場版と同時登場する作品においてはTV版のアキトは前座扱いであり、その点でも不遇。『BX』では本格的にTV版のシナリオがしっかり再現され、ようやく改善された。
 
シナリオ面においては「ガイの死亡」「ゲキ・ガンガーを乗り越える」と言った彼にまつわる重要イベントがあまり再現されず、冷遇気味であった。ガイ生存時には、彼に活躍の場を喰われ、主役でありながら脇役気味の扱いを受ける事も。また、劇場版と同時登場する作品においてはTV版のアキトは前座扱いであり、その点でも不遇。『BX』では本格的にTV版のシナリオがしっかり再現され、ようやく改善された。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A}}
 
:初登場作品。序盤の初登場シナリオで本編同様に成り行きから出撃するのだが、[[NPC]]扱いで撃墜されるとゲームオーバーになる。味方で囲んでも平気ですり抜けて積極的に突っ込んで行く上に被弾率が高く、減少したHPを[[修理装置]]や[[精神コマンド]]で回復できないため、ゲーム序盤の難所となっている。更にこのシナリオではHP減少で撤退するボスが多く、撃墜するためにダメージ調整しているところに割り込んで撤退させてしまうのにも注意が必要。
 
:初登場作品。序盤の初登場シナリオで本編同様に成り行きから出撃するのだが、[[NPC]]扱いで撃墜されるとゲームオーバーになる。味方で囲んでも平気ですり抜けて積極的に突っ込んで行く上に被弾率が高く、減少したHPを[[修理装置]]や[[精神コマンド]]で回復できないため、ゲーム序盤の難所となっている。更にこのシナリオではHP減少で撤退するボスが多く、撃墜するためにダメージ調整しているところに割り込んで撤退させてしまうのにも注意が必要。
:仲間になってからはややパンチ力に欠けるが、ガイを生存させていれば[[合体攻撃]]で活躍できる。ガイ死亡時は[[月面フレーム]]を使うのも手。援護回数と[[突撃]]のおかげで、同じく[[合体攻撃]]のないアカツキよりは相性がいい。
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:仲間になってからはややパンチ力に欠けるが、ガイを生存させていれば[[合体攻撃]]で活躍できる。ガイ死亡時は[[エステバリス・月面フレーム|月面フレーム]]を使うのも手。援護回数と[[突撃]]のおかげで、同じく[[合体攻撃]]のないアカツキよりは相性がいい。
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
::リメイク元の『A』と扱いは同じ。追加された[[エース]]ボーナスは「戦闘終了後に[[火星丼]]を一つ入手」。[[SP]]大量消費を基本戦略としている場合には世話になる。『R』辺りからキャラ性能が見直されていたが、エースボーナスを除けばリメイク前同様平凡な性能となった。
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::リメイク元の『A』と扱いは同じ。追加された[[エース]]ボーナスは「戦闘終了後に[[火星丼]]を一つ入手」。[[精神ポイント|SP]]大量消費を基本戦略としている場合には世話になる。『R』辺りからキャラ性能が見直されていたが、エースボーナスを除けばリメイク前同様平凡な性能となった。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}
:序盤から登場し、最後までほとんどの期間仲間にいるが、ガイが序盤で抜ける上に場合によっては帰ってこないので、その場合はエステの火力の低さから苦戦を強いられる。しかもガイが帰ってきた場合、草壁との対決台詞をガイに持っていかれてしまう。微妙に不遇。ただ『R』と違い、影が薄いということはなく、出番自体は多い。スパロボでは珍しく、原作序盤によく見られた自分勝手な面が結構描写されている。両親を亡くしたのが幼少期ではなく火星会戦時に変更されているほか、[[火星]]を襲撃したのが[[グラドス軍]]であるため、[[ル・カイン]]らグラドス軍との[[戦闘前会話]]がある。今回も射撃の方が高い。でも「射撃は得意じゃない」の戦闘台詞はそのまま。
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:序盤から登場し、最後までほとんどの期間仲間にいるが、ガイが序盤で抜ける上に場合によっては帰ってこないので、その場合はエステの火力の低さから苦戦を強いられる。しかもガイが帰ってきた場合、草壁との対決台詞をガイに持っていかれてしまう。さらにガイ生存が[[グレートゼオライマー]]など沢山の隠し要素を捨てなければならないためかなり不遇。[[二軍|ベンチウォーマー]]になりやすい。
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:ただ『R』と違い、影が薄いということはなく、出番自体は多い。スパロボでは珍しく、原作序盤によく見られた自分勝手な面が結構描写されている。両親を亡くしたのが幼少期ではなく火星会戦時に変更されているほか、[[火星]]を襲撃したのが[[グラドス軍]]であるため、[[ル・カイン]]らグラドス軍との[[戦闘前会話]]がある。今回も射撃の方が高い。でも「射撃は得意じゃない」の戦闘台詞はそのまま。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
 
:音声新規収録。本作ではガイが死亡しているが、まさかの'''アカツキとのダブルゲキガンフレア'''があるので序盤から火力に困る事はないどころか気力さえ溜まればトップクラスの火力を出せる。アカツキとは合体攻撃の動作だけでなく、掛け合いの会話でも(多少口喧嘩っぽい雰囲気ではありながらも)なかなか息の合ったコンビネーションを見せており、今までのスパロボシリーズにおける2人の険悪な関係しか知らなかったプレイヤーを驚かせた。
 
:音声新規収録。本作ではガイが死亡しているが、まさかの'''アカツキとのダブルゲキガンフレア'''があるので序盤から火力に困る事はないどころか気力さえ溜まればトップクラスの火力を出せる。アカツキとは合体攻撃の動作だけでなく、掛け合いの会話でも(多少口喧嘩っぽい雰囲気ではありながらも)なかなか息の合ったコンビネーションを見せており、今までのスパロボシリーズにおける2人の険悪な関係しか知らなかったプレイヤーを驚かせた。
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:TV版・劇場版両方の設定。何度かスポット参戦した後、第1部の中盤に差し掛かる頃に仲間に。第1部では終盤までガイがいないので苦戦を強いられる。能力値はエースクラスで、[[技量]]も高い。
 
:TV版・劇場版両方の設定。何度かスポット参戦した後、第1部の中盤に差し掛かる頃に仲間に。第1部では終盤までガイがいないので苦戦を強いられる。能力値はエースクラスで、[[技量]]も高い。
 
:第2部では劇場版設定で序盤はNPCとなり[[飛影|資金&経験値泥棒]]となってしまう。しかも厄介なことに、第1部でのアキトの養成を引き継ぐ。その後[[火星の後継者]]との決着で[[スポット参戦]]し、本作ではここでイネスの正体を知らされる。その後も1回スポット参戦し、最終話2話前に[[獅子王凱|凱]]を拾ってユリカの危機を救い加入する。しかし『MX』よりも加入が遅くなってしまった上に上記の資金&経験値泥棒の件もあり、さらに本作の[[ブラックサレナ]]は非常に使いづらく、出撃枠争いも多いため[[二軍|倉庫番]]になりやすい。ただ、幻の劇場版ガイとのダブルゲキガンフレアはナデシコファンにとっては必見なので出撃させるかどうか悩みどころではある。
 
:第2部では劇場版設定で序盤はNPCとなり[[飛影|資金&経験値泥棒]]となってしまう。しかも厄介なことに、第1部でのアキトの養成を引き継ぐ。その後[[火星の後継者]]との決着で[[スポット参戦]]し、本作ではここでイネスの正体を知らされる。その後も1回スポット参戦し、最終話2話前に[[獅子王凱|凱]]を拾ってユリカの危機を救い加入する。しかし『MX』よりも加入が遅くなってしまった上に上記の資金&経験値泥棒の件もあり、さらに本作の[[ブラックサレナ]]は非常に使いづらく、出撃枠争いも多いため[[二軍|倉庫番]]になりやすい。ただ、幻の劇場版ガイとのダブルゲキガンフレアはナデシコファンにとっては必見なので出撃させるかどうか悩みどころではある。
:『R』と違い、ちゃんとTV版の時より能力値が上がっている。第1部で自軍に参加してたこともあり、『MX』と違い普通に他作品キャラとも絡む。台詞自体も大幅に増えている。EDでは五感を取り戻すためのリハビリとして、ユリカと2人で雪谷食堂でバイトをしている。…しかし理由を説明しているとはいえ容姿が'''黒アキトのまま'''だったのでプレイヤーのツッコミを招いた(アキトがリハビリ中であるのと、「完全に治ってサングラスを外せる日が来る」と発言している)。なお、本作では彼の料理の腕前の上達ぷりもきちんと描写されている。また、『MX』と比べると人体改造から再会までにそれほど時間がたっていないため、かつてのアキトらしい熱血漢な一面を見せるときがある。特に終盤で自軍と合流してからは顕著。TV版と同時参戦の為か、劇場版仕様になってからも戦闘前会話ではルリでなく彼が主人公扱いされている。
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:『R』と違い、ちゃんとTV版の時より能力値が上がっている。第1部で自軍に参加してたこともあり、『MX』と違い普通に他作品キャラとも絡む。台詞自体も大幅に増えている。EDでは五感を取り戻すためのリハビリとして、ユリカと2人で雪谷食堂でバイトをしている。…しかし理由を説明しているとはいえ容姿が'''黒アキトのまま'''だったのでプレイヤーのツッコミを招いた(アキトがリハビリ中であるのと、「完全に治ってサングラスを外せる日が来る」と発言している)。なお、本作では彼の料理の腕前の上達ぷりもきちんと描写されている。また、『MX』と比べると人体改造から再会までにそれほど時間がたっていないため、かつてのアキトらしい熱血漢な一面を見せるときがある。特に終盤で自軍と合流してからは顕著。TV版と同時参戦の為か、劇場版仕様になってからも戦闘前会話ではルリでなく彼が主人公扱いされている。
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
TV版では、[[射撃 (能力)|射撃]]・[[格闘 (能力)|格闘]]ともに及第点で、どちらもそつなくこなせる。基本的には格闘の方が高い作品が多いが、[[R]]、[[J]]、[[BX]]は射撃の方が高い。参戦当初は[[命中]]・[[回避]]は平均レベルで、素人だからか[[技量]]は低い。『R』以降からは[[エステバリス]]自体の能力が回避重視へ大きく方向転換したのと同時に、命中・回避も高めに設定された。
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TV版では、[[射撃 (能力)|射撃]]・[[格闘 (能力)|格闘]]ともに及第点で、どちらもそつなくこなせる。基本的には格闘の方が高い作品が多いが、[[スーパーロボット大戦R|R]]、[[スーパーロボット大戦J|J]]、[[スーパーロボット大戦BX|BX]]は射撃の方が高い。参戦当初は[[命中]]・[[回避]]は平均レベルで、素人だからか[[技量]]は低い。『R』以降からは[[エステバリス]]自体の能力が回避重視へ大きく方向転換したのと同時に、命中・回避も高めに設定された。
    
劇場版では、全ての能力値が高くなりエースとして申し分ない能力を持つ。
 
劇場版では、全ての能力値が高くなりエースとして申し分ない能力を持つ。
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;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])
 
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])
 
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[鉄壁]]、[[必中]]、[[魂]]、[[愛]]'''
 
:'''[[ひらめき]]、[[集中]]、[[鉄壁]]、[[必中]]、[[魂]]、[[愛]]'''
;[[X-Ω]]
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;[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]
 
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[魂]]'''
 
:'''[[加速]]、[[集中]]、[[魂]]'''
 
:;パイロットパーツ装備時
 
:;パイロットパーツ装備時
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;[[アカツキ・ナガレ]]
 
;[[アカツキ・ナガレ]]
 
:お互いの「正義」という価値観が違うことを思い知らされるが、何だかんだで火星極冠遺跡を巡る戦いでは最終的に共闘する。その後アキトの協力者となる。
 
:お互いの「正義」という価値観が違うことを思い知らされるが、何だかんだで火星極冠遺跡を巡る戦いでは最終的に共闘する。その後アキトの協力者となる。
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;[[エリナ・キンジョウ・ウォン]]
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:当初は彼女から観察対象として見られていたが次第に好意を寄せられるようになる。しかし、彼女の行いもありなびくことは一切無かった。
 
;[[ホウメイ]]
 
;[[ホウメイ]]
 
:ナデシコ艦内食堂の料理長。アキトがナデシコ乗艦の際コックという触れ込みで乗り込んだこともあり、一時期彼女の元で下働きや料理の指導も受けていた。
 
:ナデシコ艦内食堂の料理長。アキトがナデシコ乗艦の際コックという触れ込みで乗り込んだこともあり、一時期彼女の元で下働きや料理の指導も受けていた。
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;両親
 
;両親
 
:故人。ネルガル所属の技術者であり、チューリップクリスタルの情報を公開しようとしたためにネルガルによって[[暗殺]]された。
 
:故人。ネルガル所属の技術者であり、チューリップクリスタルの情報を公開しようとしたためにネルガルによって[[暗殺]]された。
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;イツキ・カザマ
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:一時退艦した際の後任パイロット。彼女から「料理を食べてみたかった」と言われている。
    
=== [[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]] ===
 
=== [[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]] ===
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:同話、フクベ特攻後に遺書を書き溜めていた事をホウメイから知らされて、その行いを真っ向から否定した。直後にホウメイは'''「だからあたしたちはそうするのさ」'''と諭す。
 
:同話、フクベ特攻後に遺書を書き溜めていた事をホウメイから知らされて、その行いを真っ向から否定した。直後にホウメイは'''「だからあたしたちはそうするのさ」'''と諭す。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では上記の台詞共々多少改変された上でプロローグにて発言。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では上記の台詞共々多少改変された上でプロローグにて発言。
;「CCを…俺に…!」<br />「俺にできること…俺にしかできない事…本当にあるのか? 俺は何かになれるのか?」
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;「フッ、嬉しい事言ってくれるぜ…ずっと前から…ずっと好きで…そう!」<br />「お前は知っているか! ゲキ・ガンガーは28話からゲキ・ガンガーVになった事を! そして! 幻の変形パターン『ドラゴン・ガンガー』を知っているか!」
:第13話「『真実』は一つじゃない」より。ナデシコを放逐された後、紆余曲折の末にチューリップ・クリスタルをバラまく事で[[マジン]]を[[ボソンジャンプ]]で送り返す事に成功する。
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:第12話「あの『忘れえぬ日々』」より。オモイカネの自衛プログラムであるゲキ・ガンガーに対して、自分のゲキ・ガンガーVをガイから聞いた設定のみ存在するドラゴン・ガンガーへと変化させて打ち倒す。
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;「CCを…俺に…!」<br />「俺にできる事…俺にしかできない事…本当にあるのか? 俺は何かになれるのか?」
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:第13話「『真実』は一つじゃない」より。ナデシコを放逐された後、紆余曲折の末にチューリップ・クリスタルをバラまく事で[[マジン]]を[[ボソンジャンプ]]で送り返す事に成功する。そしてアキトは二週間前の月へとジャンプした。
 
:『BX』では[[DVE]]となった。
 
:『BX』では[[DVE]]となった。
 
;「こんな船なんて…。[[火星]]も、もうどうだっていいんス。俺はただ[[木星蜥蜴]]が許せない。あいつらに背を向ける自分も許せないだけなんス」
 
;「こんな船なんて…。[[火星]]も、もうどうだっていいんス。俺はただ[[木星蜥蜴]]が許せない。あいつらに背を向ける自分も許せないだけなんス」
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;「名前知ってる相手と、殺し合いしたくない」
 
;「名前知ってる相手と、殺し合いしたくない」
 
:同話。[[白鳥九十九|九十九]]に名前を尋ねられ、自らも名乗ろうとした九十九を遮って。後に九十九が和平のためにナデシコへ訪れた際に、改めて互いに名乗ることとなる。
 
:同話。[[白鳥九十九|九十九]]に名前を尋ねられ、自らも名乗ろうとした九十九を遮って。後に九十九が和平のためにナデシコへ訪れた際に、改めて互いに名乗ることとなる。
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;「な、何言ってんだよお前ら!…あれ?あれ?」
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:同話ラスト。メグミから別れを切り出された挙句ウリバタケたちから「諦めろ」と言われた際に、失恋のショックでか知らぬ間に涙を流していた事に気づく。
 
;「なんかみんな光ってる。木星の奴らみたいに戦うだけの冷たい奴とは違うもんな」
 
;「なんかみんな光ってる。木星の奴らみたいに戦うだけの冷たい奴とは違うもんな」
 
:第19話「明日の『艦長』は君だ!」より。[[機動戦艦ナデシコ #用語|「ミス一番星コンテスト」]]を見て。この台詞を聞いた[[スバル・リョーコ|リョーコ]]は自分とダブらせてしまう。
 
:第19話「明日の『艦長』は君だ!」より。[[機動戦艦ナデシコ #用語|「ミス一番星コンテスト」]]を見て。この台詞を聞いた[[スバル・リョーコ|リョーコ]]は自分とダブらせてしまう。
;「あれ? 何でアイちゃんがここに?」
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;「でも、それって正しいのかな…何かを守るために戦うって、当たり前だけど…相手は死にますよ…。戦うのに理由が要る…それがヒーローなのかな…」
:第21話「いつか走った『草原』」で起きた[[ギャンブル|記憶マージャン]]にて。その場にいないはずの[[アイちゃん]]の牌を見つけてしまった…。これに対して、[[イネス・フレサンジュ|イネス]]は少し動揺している。
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:第21話「いつか走った『草原』」より、軍に協力しない事を決めるもエリナから「君の好きなゲキ・ガンガーだってそうでしょ!」と言われて。ゲキ・ガンガーから心が離れつつある事が解る一幕。
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;「あれぇ? 何でアイちゃんがここに?」
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:同話で起きた[[ギャンブル|記憶マージャン]]にて。その場にいないはずの[[アイちゃん]]の牌を見つけてしまった…。これに対して、[[イネス・フレサンジュ|イネス]]は[[伏線|少し動揺している]]。
 
;「最終回見ちゃうと、俺の中にある『ゲキ・ガンガー』が終わっちゃう気がしてさ…。でも、今回は見るって決めたんだ。みんなと最終回を見て[[木星]]との和平を成功させようと思ってる」
 
;「最終回見ちゃうと、俺の中にある『ゲキ・ガンガー』が終わっちゃう気がしてさ…。でも、今回は見るって決めたんだ。みんなと最終回を見て[[木星]]との和平を成功させようと思ってる」
 
:第24話「どこにでもある『正義』」より。九十九との交流によって、今まで未視聴だった『ゲキ・ガンガー』の最終回を見る決心をする。だが…。
 
:第24話「どこにでもある『正義』」より。九十九との交流によって、今まで未視聴だった『ゲキ・ガンガー』の最終回を見る決心をする。だが…。
 
;「俺、何も見えてなかったんだ…好きだったから…すげぇ好きだったから…都合のいいとこしか見てなかったんだ…」
 
;「俺、何も見えてなかったんだ…好きだったから…すげぇ好きだったから…都合のいいとこしか見てなかったんだ…」
:同話より。九十九暗殺後、自分が「現実」ではなくゲキ・ガンガーで描かれているような「[[理想]]」だけしか見ていなかった事を悟る。もっとも、この台詞は[[木連]]の面々にも当てはまってしまっているが。
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:同話より。九十九暗殺後、自分が「現実」ではなくゲキ・ガンガーで描かれているような「[[理想]]」だけしか見ていなかった事を悟る。直後、床に放り投げられたゲキ・ガンガー3の設定資料集に涙を垂らした。
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:もっとも、この台詞は[[木連]]の面々にも当てはまってしまっているが。
 
;「俺はもう『ゲキ・ガンガー』は捨てた! 木星の奴らを見て分かった!」<br />「あれが俺が大好きだったものの正体だったんだ! 倒すべき敵だ!」
 
;「俺はもう『ゲキ・ガンガー』は捨てた! 木星の奴らを見て分かった!」<br />「あれが俺が大好きだったものの正体だったんだ! 倒すべき敵だ!」
 
:第25話「『私らしく』自分らしく」より。[[アカツキ・ナガレ|アカツキ]]から「ホント、君達はどこまでも『ゲキ・ガンガー』だな」と言われての返し。
 
:第25話「『私らしく』自分らしく」より。[[アカツキ・ナガレ|アカツキ]]から「ホント、君達はどこまでも『ゲキ・ガンガー』だな」と言われての返し。
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:ちなみに、上記の台詞で有名な人物といえば[[ヒイロ・ユイ]]だが、彼が[[主人公]]の『[[新機動戦記ガンダムW]]』(1995年)は『[[機動戦艦ナデシコ]]』(1996年)の前年に放映されていたのでぶっちゃけパロディ。
 
:ちなみに、上記の台詞で有名な人物といえば[[ヒイロ・ユイ]]だが、彼が[[主人公]]の『[[新機動戦記ガンダムW]]』(1995年)は『[[機動戦艦ナデシコ]]』(1996年)の前年に放映されていたのでぶっちゃけパロディ。
 
;「僕には守る者がある。それは、[[ダイゴウジ・ガイ|ガイ]]です!」
 
;「僕には守る者がある。それは、[[ダイゴウジ・ガイ|ガイ]]です!」
:第8話「温めの『冷たい方程式』」より。ナデシコに残って戦う理由を[[アカツキ・ナガレ|アカツキ]]に対して話した時に。
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:第8話「温めの『冷たい方程式』」より。ナデシコに残って戦う理由を[[アカツキ・ナガレ|アカツキ]]に対して話した時に。要するに「ガイのように戦争ではなく地球を守る戦いがしたい」という事。
 
:なお、この時のアキトの台詞は大真面目なものだったのだが、彼の傍に乗っていた[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]と[[メグミ・レイナード|メグミ]]は呆気にとられ、'''[[アマノ・ヒカル|ヒカル]]は大喜びし'''、[[スバル・リョーコ|リョーコ]]は「アイツらしい」と呆れていた。
 
:なお、この時のアキトの台詞は大真面目なものだったのだが、彼の傍に乗っていた[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]と[[メグミ・レイナード|メグミ]]は呆気にとられ、'''[[アマノ・ヒカル|ヒカル]]は大喜びし'''、[[スバル・リョーコ|リョーコ]]は「アイツらしい」と呆れていた。
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;「美味あぁーーーーーーーーーーーーーーい!!」
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:第10話「『女らしく』がアブナイ」より。アキトに夜食のチャーハンを作っているユリカの妄想にて、チャーハンを食べた際のリアクション。まるで[[厚井鉄男|どこぞの味っ子アニメ]]の主人公の様である。なお、実際の出来は'''ドクダミみたいな匂いがする出来栄え'''であり、食べたアキトはぶっ倒れてしまった。
 
;「[[アクア・クリムゾン|彼女]]…彼女は、俺にとってのアクアマリンなんだ!」
 
;「[[アクア・クリムゾン|彼女]]…彼女は、俺にとってのアクアマリンなんだ!」
:第10話「『女らしく』がアブナイ」より。探しに来たユリカとメグミを前にして思わず宣言。しかし、直後にエラい目に遭う事に…。
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:同話、探しに来たユリカとメグミを前にして思わず宣言。しかし、直後にエラい目に遭う事に…。
 
;「アハッ! もう、勘弁してくれェーッ! 俺は、悲劇の[[主人公]]だァーーッ!!」
 
;「アハッ! もう、勘弁してくれェーッ! 俺は、悲劇の[[主人公]]だァーーッ!!」
 
:同話ラストより。このエピソードにて始終女難に見舞われ続けたアキトによる悲鳴である。しかし、'''後に劇場版で本当に訪れる悲劇を知った上で聞くと全く笑えない台詞'''である…。
 
:同話ラストより。このエピソードにて始終女難に見舞われ続けたアキトによる悲鳴である。しかし、'''後に劇場版で本当に訪れる悲劇を知った上で聞くと全く笑えない台詞'''である…。
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=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
 
;「くそおおおおおっ!!あいつら、食い逃げかよ!!」
 
;「くそおおおおおっ!!あいつら、食い逃げかよ!!」
:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第12話(1周目)「放送不可のウォークライ」より。散々ラーメンがまずいと言われた挙句、甲児達がお代払わずに店を出て行ったことに対して。やり取りから考えると、味の悪さから食べてもらえずに帰ってしまったという方が正しい。その後、アキトが彼らにお代を払わせたかは不明。
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:『[[スーパーロボット大戦W|W]]』第12話(1周目)「放送不可のウォークライ」より。散々ラーメンがまずいと言われた挙句、甲児達がお代払わずに店を出て行ったことに対して。やり取りや同じシナリオで「部活帰りで何でも食えるくらい腹が減ってない限り金を出して食うようなモノじゃない」と酷評されている事から考えると、味の悪さから食べてもらえずに帰ってしまったという方が正しい。その後、アキトが彼らにお代を払わせたかは不明。
 
;「!?」
 
;「!?」
 
:『BX』のキャンペーンマップ「チョコレートカーニバル&フェスティバル」クリア後。ユリカに続いてリョーコにアレな味のチョコを差し出された時のリアクション。
 
:『BX』のキャンペーンマップ「チョコレートカーニバル&フェスティバル」クリア後。ユリカに続いてリョーコにアレな味のチョコを差し出された時のリアクション。
 
:一見取り立てておかしい所はないのだが、この時'''[[ニュータイプ]]の直感的な効果音'''が入って瞬時に出来を察している。
 
:一見取り立てておかしい所はないのだが、この時'''[[ニュータイプ]]の直感的な効果音'''が入って瞬時に出来を察している。
;「次回、スーパーロボット大戦いつか変わる『結末』をみんなで見よう!」
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;「子供の頃から戦争はいけない事だと教わってきた…」<br />「[[クイックセーブ|最後の手段]]を使った時、良心以外の何かが痛んだ…」<br />「でも、やられたはずの仲間が助かるっていう気持ち良さもあった…」<br />「正しい遊び方なんかないって言いながら、ごり押しだと言われれば腹が立った…」<br />「僕達は、やり直しを繰り返す事を求めていたわけじゃない…」<br />「ただ、どの結果も僕達の望んだ結末じゃないんだ…」<br />「次回、スーパーロボット大戦「いつか変わる『結末』」をみんなで見よう!」
:『BX』の中断メッセージにて。台詞だけならおかしくはないのだが、直前までシリアスな雰囲気だったのにこの台詞で突然[[ウリバタケ・セイヤ|ウリバタケ]]の声真似をし出すため、ギャップに笑ってしまう。
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:『BX』の中断メッセージにて。台詞だけならおかしくはないのだが、直前までシリアスな雰囲気だったのに最後の台詞で突然[[ウリバタケ・セイヤ|ウリバタケ]]の声真似をし出すため、ギャップに笑ってしまう。
 
:ちなみにこのノリはTVシリーズ25話次回予告が元ネタ。
 
:ちなみにこのノリはTVシリーズ25話次回予告が元ネタ。
  
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