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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Chum Huau]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Chum Huau]]<ref>[http://www.dunbine.net/chara/index.html Character]、聖戦士ダンバインWeb、2022年2月25日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|聖戦士ダンバイン}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|聖戦士ダンバイン}}
 
| 声優 = {{声優|川村万梨阿|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|川村万梨阿|SRW=Y}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|湖川友謙}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|湖川友謙}}
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}}
 
'''チャム・ファウ'''は『[[聖戦士ダンバイン]]』の登場人物。
 
'''チャム・ファウ'''は『[[聖戦士ダンバイン]]』の登場人物。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
ギブン家に協力する[[妖精|ミ・フェラリオ]]
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ギブン家に協力する[[妖精|ミ・フェラリオ]]。異世界と地上の両方が舞台であるというファンタジー要素を持つ本作の象徴的存在。
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当初は[[ニー・ギブン]]に想いを寄せ、[[ドレイク・ルフト]]側にいた[[ショウ・ザマ]]を敵視していたが、行動を共にするにつれ、大切なパートナーとなる。
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当初は[[ニー・ギブン]]に想いを寄せ、[[ドレイク・ルフト]]側にいた[[ショウ・ザマ]]を敵視していたが、行動を共にするにつれ、大切なパートナーとなる。特に最初の浮上時はショウの唯一の味方として、彼の複雑な心境や深い悲哀に同調し、支えとなっていた。あまり話題には挙がらないが、ショウに好意を寄せているが叶わぬものとして諦めているかのような言動もあった。
   −
戦闘中はショウに悲鳴混じりの指示を与え、それ以外にも[[偵察]]や敵の[[かく乱]]に大活躍する。家事にも長け、[[オーラバトラー]]に乗った時に着用していた戦闘服は自らの手作りである。
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戦闘中はショウに悲鳴混じりの指示を与え、ショウが即答でぶっきらぼうに返事をする場面が多く、その掛け合いはまさにダンバイン名物。妖精という身体的特徴を活かし、[[偵察]]や敵の[[かく乱]]に大活躍する。初期は機体に搭乗されることをショウに煙たがられていたが、気付けばショウがチャムの搭乗準備を待つようになるなど、深い絆が生まれていった。コミカルな面も随所で見られ、シリアスな戦闘中に間の抜けた発言をし、ショウにツッコミを入れられる場面も多々。また家事にも長け、[[オーラバトラー]]に乗った時に着用していた戦闘服は自らの手作りである。
   −
最終決戦で[[シーラ・ラパーナ]]が[[魂]]を浄化する時、一人地上にとり残されてしまった。これにより、'''初期のオープニング[[ナレーション]]の「ミ・フェラリオの伝える、バイストン・ウェルの物語を伝えよう」の「ミ・フェラリオ」とは、最終回で地上に残されたチャムである'''ことが分かる。
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最終決戦で[[シーラ・ラパーナ]]が[[魂]]を浄化する時、一人地上にとり残されてしまった。これにより、'''初期のオープニング[[ナレーション]]の「ミ・フェラリオの伝える、バイストン・ウェルの物語を伝えよう」の「ミ・フェラリオ」とは、最終回で地上に残されたチャムである'''ことが分かる。決戦後は地上人の軍艦に救助され介抱されていたが、その後姿を消し二度と戻って来なかった。
   −
ちなみに、『[[聖戦士ダンバイン]]』作中で、オーラ斬りを命名したのは彼女である。
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「オーラ斬り」の命名者でもある。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦EX]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}}
 
:初登場作品。[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章に登場。[[ショウ・ザマ|ショウ]]の機体に乗っているが、[[妖精]]システムはまだ採用されていなかったため、単なる[[NPC]]。割と出番は多い。
 
:初登場作品。[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章に登場。[[ショウ・ザマ|ショウ]]の機体に乗っているが、[[妖精]]システムはまだ採用されていなかったため、単なる[[NPC]]。割と出番は多い。
:『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|コンプリートボックス]]』および[[プレイステーション]]版では、妖精システムがあるのでサブとして活躍できる。
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:『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス|コンプリートボックス]]』および[[プレイステーション]]版では、妖精システムがあるのでサブとして活躍できる。基本的には[[幸運]]係。一応[[奇跡]]も覚えるが、ラスボスのレベルより習得レベルが遥かに上なためほとんど無理。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
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;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
:シナリオ「浮上」よりショウと一緒に[[ダンバイン]]に乗って地上に現れる。今回は妖精システム採用により彼女の[[精神コマンド]]が使用でき、[[再動]]や[[気合]]といった重要コマンドやレアで強力な[[奇跡]]まで修得する……が、[[幸運]]を持たないので、普通にプレイしている場合はそのレベルまで到達しないことが多い。とにかく同乗するオーラバトラーで敵を狩りまくるか、[[ゴラオン]]のオーラノバ砲を活用して大幅レベルアップを狙う必要がある。
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:シナリオ「浮上」よりショウと一緒に[[ダンバイン]]に乗って地上に現れる。今回は妖精システム採用により彼女の[[精神コマンド]]が使用でき、[[再動]]や[[気合]]といった重要コマンドを持つ為非常に役立つが、今回も奇跡に関しては習得レベルが非常に高い上に幸運を覚えない為、通常プレイでの習得は困難となる。とにかく同乗するオーラバトラーで敵を狩りまくるか、[[ゴラオン]]のオーラノバ砲を活用して大幅レベルアップを狙う必要がある。幸運の有無でショウの相棒に[[ベル・アール]]を選ぶプレイヤーも。
 
:今回の見所は、[[リリス・ファウ]]との初対面イベント。
 
:今回の見所は、[[リリス・ファウ]]との初対面イベント。
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
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:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
::今回から声が入った。オーラ斬り、ハイパーオーラ斬り使用時に、パイロットに代わって台詞を喋ることがある。
 
::今回から声が入った。オーラ斬り、ハイパーオーラ斬り使用時に、パイロットに代わって台詞を喋ることがある。
 
::経験値取得バグの対象が[[兜甲児]]から[[主人公]]に変わったため、奇跡を覚えやすくなった。
 
::経験値取得バグの対象が[[兜甲児]]から[[主人公]]に変わったため、奇跡を覚えやすくなった。
;[[スーパーロボット大戦F]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
:ボス退治に[[幸運]]が光る。シナリオ「浮上」よりショウと共にダンバインに乗って地上に現れる。ボスキラーに囮にと、『F』はビルバインが戦力の中核を成すため、多くのプレイヤーが、ショウとチャムの掛け合いを、台詞を覚えてしまう程に聴いたと思われる。
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:シナリオ「浮上」よりショウと共にダンバインに乗って地上に現れる。ボス退治に幸運が光る他、[[激励]]を早々に覚える為[[気力]]調達に役立つ。ただし、今回は気合を覚えるのがレベル34とかなり遅い。ボスキラーに囮にと、『F』はビルバインが戦力の中核を成すため、多くのプレイヤーが、ショウとチャムの掛け合いを、台詞を覚えてしまう程に聴いたと思われる。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:条件がそろうと、リリスと一緒に[[ビルバイン]]を迷彩カラーに塗るイベントが発生。間の悪い事に『[[スーパーロボット大戦F|F]]』から[[幸運]]の獲得経験値2倍効果が失われている為、奇跡の習得が難しいのは『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と変わらず。
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:条件がそろうと、リリスと一緒に[[ビルバイン]]を迷彩カラーに塗るイベントが発生。間の悪い事に『F』から幸運の獲得経験値2倍効果が失われている為、奇跡の習得が難しいのは『第4次』と変わらず。今作はビルバインと言えど、戦力の中核を成すのは厳しい物がある。オーラバトラーを使わないのであれば、更なる激励要員としてゴラオンか[[グラン・ガラン]]に[[乗り換え|乗せ換え]]てしまうと良い。ただし、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]ルートではその2隻が出撃できないシナリオが多い為、同じく激励を覚えている[[マーベル・フローズン|マーベル]]と同乗させるのが良い。
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:ちなみに「日輪は我にあり」における『年寄りに死に水』発言は、リアル系でジャックがいない場合はチャムが言う。ツッコミはマーベル。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
:チャムが飛ぶ時の効果音が再現されている。[[幸運]]と[[気合]]が特に役に立つ。ちなみに、[[トッド・ギネス]]を仲間にして使う場合、トッドが持たない[[集中]]を[[ベル・アール]]が補う事になり、[[エル・フィノ]]は[[覚醒]]を持つ為、チャムは[[激励]]担当として[[戦艦]]に乗り込む事もあるだろう。一応[[奇跡]]を覚えるが習得レベルがなんと80。通常のプレイではまずお目にかかることはない。
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:音声新規収録。チャムが飛ぶ時の効果音が再現されている。[[幸運]]と[[気合]]が特に役に立つ。ちなみに、[[トッド・ギネス]]を仲間にして使う場合、トッドが持たない[[集中]]を[[ベル・アール]]が補う事になり、[[エル・フィノ]]は[[覚醒]]を持つ為、チャムは[[激励]]担当として[[戦艦]]に乗り込む事もあるだろう。一応[[奇跡]]を覚えるが習得レベルがなんと80。通常のプレイではまずお目にかかることはない。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
 
:パーソナルデータによって使える精神コマンドが変わってしまうので若干注意が必要。必修は[[幸運]]、[[信頼]]。
 
:パーソナルデータによって使える精神コマンドが変わってしまうので若干注意が必要。必修は[[幸運]]、[[信頼]]。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}
 
:必ず[[幸運]]を覚え、[[奇跡]]を2パターンで習得。仕様で経験値が多めに入るので、奇跡習得も楽に達成できる。[[トッド・ギネス|トッド]]やマーベル、[[ガラリア・ニャムヒー|ガラリア]]ともちゃんと掛け合いがある。
 
:必ず[[幸運]]を覚え、[[奇跡]]を2パターンで習得。仕様で経験値が多めに入るので、奇跡習得も楽に達成できる。[[トッド・ギネス|トッド]]やマーベル、[[ガラリア・ニャムヒー|ガラリア]]ともちゃんと掛け合いがある。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2第3部]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
 
:第1部と同じ。[[集中力]]を真っ先につけよう。敵のレベルが高いのでこまめに乗せ換えすればレベル100近くまで育成できる(そこまでする意味はないが)。
 
:第1部と同じ。[[集中力]]を真っ先につけよう。敵のレベルが高いのでこまめに乗せ換えすればレベル100近くまで育成できる(そこまでする意味はないが)。
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
:[[気合]]を覚えなくなってしまったが、支援精神が充実している。オーラシップに[[妖精]]を全員乗せられる。[[アインスト]]との絡みが多いため、今回は彼女と他のキャラとの掛け合いが非常に多い。
 
:[[気合]]を覚えなくなってしまったが、支援精神が充実している。オーラシップに[[妖精]]を全員乗せられる。[[アインスト]]との絡みが多いため、今回は彼女と他のキャラとの掛け合いが非常に多い。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
 
:[[聖戦士]]技能を強化する[[オーラ力]]増幅を持っているので乗せるだけですぐ役に立つ。また、[[ゼラーナ]]に乗せて[[補給]]でレベル上げすれば[[奇跡]]を2回使う事も可能になる。歴代最強のチャムかもしれない。
 
:[[聖戦士]]技能を強化する[[オーラ力]]増幅を持っているので乗せるだけですぐ役に立つ。また、[[ゼラーナ]]に乗せて[[補給]]でレベル上げすれば[[奇跡]]を2回使う事も可能になる。歴代最強のチャムかもしれない。
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=== Scramble Commanderシリーズ ===
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;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
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:
      
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦UX]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
 
:[[カットイン]]が追加。[[ショウ・ザマ|ショウ]]だけでなく[[マーベル・フローズン|マーベル]]や[[バーン・バニングス|バーン]]と同乗しているものまであるのが芸コマ。本作では唯一の[[乗り換え]]可能な[[妖精]]。
 
:[[カットイン]]が追加。[[ショウ・ザマ|ショウ]]だけでなく[[マーベル・フローズン|マーベル]]や[[バーン・バニングス|バーン]]と同乗しているものまであるのが芸コマ。本作では唯一の[[乗り換え]]可能な[[妖精]]。
:なんとダンバイン勢の中では一番最初に、八稜郭に保護されていた事で[[バイストン・ウェル]]に行かない内から合流し、『[[聖戦士ダンバイン]]』での戦いを[[アルティメット・クロス|自軍部隊]]に説明する(これは原作最終話において『聖戦士ダンバイン』の物語はチャムが地上人に語ったものだった事から)。
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:なんとダンバイン勢の中では一番最初に、八稜郭に保護されていた事で[[バイストン・ウェル]]に行かない内から合流し、『[[聖戦士ダンバイン]]』での戦いを[[アルティメット・クロス|自軍部隊]]に説明する(これは「『聖戦士ダンバイン』の物語が地上に残されたチャムが地上人に語ったもの」という体裁だった事から)。
 
:クロスオーバー面では、[[エレボス]]とのかくれんぼで[[マークエルフ]]に隠れたために、[[真壁一騎]]の[[竜宮島]]脱走から[[マークザイン]]入手までのイベントに丸々付き合う(そのため、この時期は部隊を離脱する)のが最も目立つ場面と言える。
 
:クロスオーバー面では、[[エレボス]]とのかくれんぼで[[マークエルフ]]に隠れたために、[[真壁一騎]]の[[竜宮島]]脱走から[[マークザイン]]入手までのイベントに丸々付き合う(そのため、この時期は部隊を離脱する)のが最も目立つ場面と言える。
;[[スーパーロボット大戦BX]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦BX}}
:音声が18年ぶりに新規収録され、マーベルやニーの他、バーンや[[トッド・ギネス|トッド]]との掛け合い台詞も存在する。
+
:音声新規収録。マーベルやニーの他、バーンや[[トッド・ギネス|トッド]]との掛け合い台詞も存在する。
 +
 
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=== Scramble Commanderシリーズ ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
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:
    
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
;[[スーパーロボット大戦X]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}
:今作ではショウ専属のサブパイロット(一部[[DLC]]ステージでのみマーベルのサブとなる)。顔グラフィックがバストアップではなく全身となった。
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:今作ではショウ専属のサブパイロット(一部[[DLC]]ステージでのみマーベルのサブとなる)。顔グラフィックがバストアップではなく全身となった。支援向きの貴重な精神を覚えサポート役として自軍に貢献出来るが、軒並み消費SPが高い点に注意。
;[[スーパーロボット大戦T]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
:今作でもショウ専属。[[シルキー・マウ|シルキー]]が[[シオン・ザバ|シオン]]専属になったため、ショウと三人での掛け合いはなくなったが、音声の新緑が行われている。
 
:今作でもショウ専属。[[シルキー・マウ|シルキー]]が[[シオン・ザバ|シオン]]専属になったため、ショウと三人での掛け合いはなくなったが、音声の新緑が行われている。
:物語の700年前の[[聖戦士ダンバイン|オーラバトラー事件]]の後に'''彼女の等身大フィギュア'''が発売されたらしく、ある意味事件関係者で最も有名になっている。
+
:「東京上空」の事件で地上で撮られた資料をもとに'''彼女の等身大フィギュア'''が発売され「浮上」後に本人が対面したのは原作通り(名台詞も参照)なのだが、そのことが'''700年後'''まで伝わっておりある意味事件関係者で最も有名になっている。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
 
:今回はパイロットスーツを着ていない。2周目以降覚えられるであろう[[奇跡]]が役に立つ。
 
:今回はパイロットスーツを着ていない。2周目以降覚えられるであろう[[奇跡]]が役に立つ。
;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 
:
 
:
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:イベントごとに共に行動するキャラが変わっており、原作通りショウの場合もあれば、[[モニカ・クルシェフスキー|モニカ]]や[[ネーナ・トリニティ|ネーナ]]など意外すぎるキャラの場合も。
 
:イベントごとに共に行動するキャラが変わっており、原作通りショウの場合もあれば、[[モニカ・クルシェフスキー|モニカ]]や[[ネーナ・トリニティ|ネーナ]]など意外すぎるキャラの場合も。
;[[スーパーロボット大戦DD]]
+
:2018年5月のイベント「翻弄される少女」にて、Ωスキル搭載のビルバインが登場。演出にてボイスが入った。
:PV2で確認。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:序章ワールド1より登場。ビルバインのサブパイロット、および支援ユニットパーツとして登場。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
:名前すら登場しなかった『[[バトルロボット烈伝]]』とは違い、サブパイロット枠で登場。
+
:サブパイロット枠で登場。リリスには同族らしき感覚を覚えており、友好的な関係。
:リリスには同族らしき感覚を覚えており、友好な関係。
      
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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=== [[戦術指揮]] ===
 
=== [[戦術指揮]] ===
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]]
+
;回避率5%上昇、移動後変形可能、プレイヤーフェイズ時の攻撃力10%上昇
:'''回避率5%上昇、移動後変形可能、プレイヤーフェイズ時の攻撃力10%上昇'''
+
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』。困った事に、[[バーン・バニングス|バーン]]を仲間にする為に戦術指揮を担当させる必要がある第30話の時点では、回避率5%上昇しか持っていない。全ての効果が出揃った後なら[[ビルバイン]]との相性は抜群。
:困った事に、[[バーン・バニングス|バーン]]を仲間にする為に戦術指揮を担当させる必要がある第30話の時点では、回避率5%上昇しか持っていない。
+
;回避率上昇、移動後変形可能、プレイヤーフェイズ時の攻撃力上昇
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
+
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』。TSPの影響を受ける点以外は『UX』と同じ。隠し要素フラグは[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]に譲っている。
:'''回避率上昇、移動後変形可能、プレイヤーフェイズ時の攻撃力上昇'''
+
 
:TSPの影響を受ける点以外は『UX』と同じ。隠し要素フラグは[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]に譲っている。
+
=== サポートアビリティ ===
 +
;全力応援
 +
:SSR。セットしたアタッカーの回避率大アップ。
 +
;バイストン・ウェルの語り手
 +
:SSR。攻撃力、命中率、回避率大アップ。
 +
:[[ダンバイン]](マーベル機)、[[ビルバイン]]、[[ズワァース]]のみ効果発揮。
 +
 
 +
=== 支援効果 ===
 +
{| class="wikitable"
 +
|-
 +
!パーツ!!メイン効果!!サブ効果!!精神コマンド!!専用演出対応
 +
|-
 +
!フェラリオの輝き
 +
|斬撃強化III||タイプ強化III(回避)||[[信頼]]||[[ビルバイン]]<br />([[ショウ・ザマ]]
 +
|}
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
142行目: 158行目:  
:[[ゼラーナ]]のクルー。
 
:[[ゼラーナ]]のクルー。
 
;[[ニー・ギブン]]
 
;[[ニー・ギブン]]
:[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]に抵抗していた[[ロムン・ギブン]]の息子だが、ドレイクの1人娘・[[リムル・ルフト|リムル]]と恋仲。
+
:ショウを信用していなかった頃はむしろニーの方に懐いていた。
 
;[[キーン・キッス]]
 
;[[キーン・キッス]]
:[[ゼラーナ]]のクルー。仲が良く、子供っぽい会話などをする場面も。
+
:[[ゼラーナ]]のクルー。仲が良く、子供っぽい会話などをする場面も。一方で「報われぬ恋をする者同士」でもある。
 
;[[エル・フィノ]]、[[ベル・アール]]
 
;[[エル・フィノ]]、[[ベル・アール]]
:[[ナの国]]で出会ったフェラリオ仲間。[[ゼラーナ]]を手伝うチャムは他のミ・フェラリオから見ると少しマジメにみえるらしい。
+
:[[ナの国]]で出会ったフェラリオ仲間。ゼラーナを手伝うチャムは他のミ・フェラリオから見ると少しマジメにみえるらしい。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
152行目: 168行目:  
;[[シルキー・マウ]]
 
;[[シルキー・マウ]]
 
:原作では上位妖精のお姉様。度々OVA版設定の彼女と共演する。
 
:原作では上位妖精のお姉様。度々OVA版設定の彼女と共演する。
 +
;[[レムル・ジルフィード]]
 +
:『T』では、ショウと共に彼女が[[リムル・ルフト|自分たちが知っている少女]]の生まれ変わりである事に感付く。
 
;[[エレボス]]
 
;[[エレボス]]
 
:同じミ・フェラリオ。チャムと違い人間と同じ大きさのため、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で出会った際にはエ・フェラリオだと勘違いする。
 
:同じミ・フェラリオ。チャムと違い人間と同じ大きさのため、『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で出会った際にはエ・フェラリオだと勘違いする。
161行目: 179行目:  
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]によって[[ロンド・ベル]]の拠点である[[ロンデニオン]]が占拠された際に、体術が使える偵察メンバーとして彼と共に同行する。
 
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]によって[[ロンド・ベル]]の拠点である[[ロンデニオン]]が占拠された際に、体術が使える偵察メンバーとして彼と共に同行する。
:また、ルート次第では一時的ではあるが共にバイストン・ウェルに行く事になったり、マーベル曰く「憎しみのオーラ」に取り憑かれた[[ジェリド・メサ|ジェリド]]に執拗に狙われる彼に同情していた。
+
:また、作品によってはルート次第で一時的ではあるが共にバイストン・ウェルに行く事になったり、マーベル曰く「憎しみのオーラ」に取り憑かれた[[ジェリド・メサ|ジェリド]]に執拗に狙われる彼に同情していた。
 
;[[ブレックス・フォーラ]]
 
;[[ブレックス・フォーラ]]
:『[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]』では、連邦政府のある[[ダカール]]の議事堂で、ブレックスが演説を行う作戦において、選択次第では彼が[[ティターンズ兵]]に[[暗殺]]されそうになるのを、ショウとのコンビネーションに防ぐことに。
+
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』では、連邦政府のある[[ダカール]]の議事堂で、ブレックスが演説を行う作戦において、選択次第では彼が[[ティターンズ兵]]に[[暗殺]]されそうになるのを、ショウとのコンビネーションに防ぐことに。
 
;[[シロー・アマダ]]
 
;[[シロー・アマダ]]
 
:偶然から彼の台詞で敵が来襲してきた為に容赦なく突っ込んだり、彼がアイナと共にシローの部屋でやっていた「ある事」を覗き見して、からかうと言う野暮な真似をしてしまう。
 
:偶然から彼の台詞で敵が来襲してきた為に容赦なく突っ込んだり、彼がアイナと共にシローの部屋でやっていた「ある事」を覗き見して、からかうと言う野暮な真似をしてしまう。
176行目: 194行目:  
;[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ソーマ・ピーリス]]
 
;[[アレルヤ・ハプティズム]]、[[ソーマ・ピーリス]]
 
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』にて一騎共々[[地球連邦軍 (00)|連邦軍]]に捕まった際に彼らに救出されており、その際に彼らが[[多重人格|二重人格]]である事に気付いている(チャム曰く、オーラがふたつあるとのこと)。
 
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』にて一騎共々[[地球連邦軍 (00)|連邦軍]]に捕まった際に彼らに救出されており、その際に彼らが[[多重人格|二重人格]]である事に気付いている(チャム曰く、オーラがふたつあるとのこと)。
 +
;[[ネーナ・トリニティ]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「翻弄される少女」ではエンブリヲからの褒美として与えられる形で彼女と出会い、当初こそ彼女から辛く当たられていたが彼女との交流を重ねていくうちに親しくなると共に自身の明るさを取り戻していき、同時に彼女の内面にも良い影響を与える事になる。共にエンブリヲから離反し[[アルゼナル]]の一員に加わりショウと再会した後も彼女の傍を離れずに、彼女の悲しみにも寄り添うなど、親友といっても過言でないほどの親密な関係を築く。
 +
;[[シン・アスカ]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』の第3章part9「ステラ」において、[[デストロイガンダム]]に乗っている[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]の救出で、[[ディバイン・ドゥアーズ]]の共闘を拒否する彼に対して、「友達を助けたいのか助けたくないのか」を強く言ってしまう。だが、チャムの発言で「この場は信用する」となんとか共闘に持ち込めた。
    
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
182行目: 204行目:  
;[[リリス・ファウ]]
 
;[[リリス・ファウ]]
 
:[[妖精]]仲間。声も含めて非常に似ている。また、ACEシリーズやサンライズ英雄譚シリーズでも共演を果たしている。
 
:[[妖精]]仲間。声も含めて非常に似ている。また、ACEシリーズやサンライズ英雄譚シリーズでも共演を果たしている。
:なお似ているのは『[[重戦機エルガイム]]』でキャラクター・メカニックデザインである永野護氏が彼女のファンであり、彼が『エルガイム』に登場させたかったというメタフィクショナルな理由がある。
  −
:ちなみに担当声優の川村万梨阿氏は後に永野氏と結婚している。
   
;[[真壁一騎]]
 
;[[真壁一騎]]
 
:『UX』ではエレボスとのかくれんぼで[[マークエルフ]]のコクピットにもぐりこんだところ、彼共々連邦軍に拉致されてしまう。
 
:『UX』ではエレボスとのかくれんぼで[[マークエルフ]]のコクピットにもぐりこんだところ、彼共々連邦軍に拉致されてしまう。
 
:その後もなし崩し的に彼に同行することになり、しばしの間相棒のような関係に。
 
:その後もなし崩し的に彼に同行することになり、しばしの間相棒のような関係に。
 +
;[[モニカ・クルシェフスキー]]
 +
:『X-Ω』のイベント「麗しき花、心の行く末」ではショウとはぐれたところを彼女に拾われて世話になっており、彼女の相棒兼友人として行動を共にする。
 +
;[[エンブリヲ]]
 +
:『X-Ω』のイベント「翻弄される少女」では「浄化」を経て独りになってしまったところを彼に捕らえられ、失意の日々を送っていた。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
212行目: 236行目:  
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では彼女に忍法トンボつかみの術で捕まえられてしまう。
 
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』では彼女に忍法トンボつかみの術で捕まえられてしまう。
 
;[[プリメーラ]]
 
;[[プリメーラ]]
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』での妖精仲間。
+
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』での妖精仲間。彼女とはお互いのパートナーのどちらが上かで張り合う場面も見られる。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
219行目: 243行目:  
;[[ホープス]]
 
;[[ホープス]]
 
:『X』では彼にバイストン・ウェルの物語を語っている。
 
:『X』では彼にバイストン・ウェルの物語を語っている。
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;[[イヌイ・アサヒ]]
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:『X-Ω』メインストーリー第26章にて、彼に宿っていた温かな力を示唆し、彼が使えなくなっていた力を取り戻すきっかけになった。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
256行目: 282行目:  
:第38話「時限爆弾」にて。ソ連から和平の証として送られてきた衣装棚に仕込まれた超小型の核の起動タイマーに気がつき事前に阻止するという大手柄を挙げる。もっとも、フェラリオ達は鳩時計と勘違いしていたようだが。
 
:第38話「時限爆弾」にて。ソ連から和平の証として送られてきた衣装棚に仕込まれた超小型の核の起動タイマーに気がつき事前に阻止するという大手柄を挙げる。もっとも、フェラリオ達は鳩時計と勘違いしていたようだが。
 
;「ショウは憎んでいる…ただ憎んでるだけじゃ駄目よ!」
 
;「ショウは憎んでいる…ただ憎んでるだけじゃ駄目よ!」
:第40話でショウが憎しみのオーラに包まれハイパー化寸前までいってしまい、必死に呼びとめようと声をかけるが…。
+
:第40話でショウが憎しみのオーラに包まれハイパー化寸前までいってしまい、必死に呼びとめようと声をかける。
 
;「あの二人、もっと素直に愛してるって言えばいいのに。いつも遠回しに事を運ぶんだから」
 
;「あの二人、もっと素直に愛してるって言えばいいのに。いつも遠回しに事を運ぶんだから」
 
;キーン「大人はね、上品にやるのよ」
 
;キーン「大人はね、上品にやるのよ」
263行目: 289行目:  
;「でしょ~?」
 
;「でしょ~?」
 
:47話で出撃前にお互い心配しあうショウとマーベルを外でキーンと見ながら。恋が実らない仲として意気投合しながら二人の恋を影から応援する。
 
:47話で出撃前にお互い心配しあうショウとマーベルを外でキーンと見ながら。恋が実らない仲として意気投合しながら二人の恋を影から応援する。
;「ドレイクだって、ルーザやシーラ様と同じぐらい、オーラ力があるのよ?」
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;「ドレイクだって、ルーザやシーラ様と同じぐらい、オーラ力があるのよ? ドレイクに騙されちゃ駄目よ!」
;「ドレイクに騙されちゃ駄目よ!」
   
:最終話でシーラ、ドレイク共にお互い地上に居てはならないと悟り、地上から消えるべく特攻をかけるように見せかけて逃げるドレイクを察し、騙されないように叫ぶ。しかしチャムの声は届かず、直接グラン・ガランにシーラを止めに行こうとする。
 
:最終話でシーラ、ドレイク共にお互い地上に居てはならないと悟り、地上から消えるべく特攻をかけるように見せかけて逃げるドレイクを察し、騙されないように叫ぶ。しかしチャムの声は届かず、直接グラン・ガランにシーラを止めに行こうとする。
;「ガラバのバーンが居るでしょ?」
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;「あたし、グランガランに行く!」<br />ショウ「俺も…」<br />「ガラバのバーンが居るでしょ? 開けて」
:ビルバインでショウも一緒に行くというが、チャムは自分のするべき事があるはずだとショウを止め、
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:ビルバインでショウも一緒に行くというが、チャムは自分のするべき事があるはずだとショウを止め、ビルバインから降りグラン・ガランへと飛翔する。これがショウとの最後の別れの言葉となった。
;「開けて」
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;「エル! ベル! …ああっ! グラン・ガランが…」
:といい、ビルバインから降りグラン・ガランへと飛翔する。これがショウとの最後の別れの言葉となった。
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:劇中最後の台詞。結局グラン・ガランの特攻には間に合わず最期を見届ける事になったのだが、特攻に巻き込まれる事なく最後まで生存し、一人地上に残る結末を迎えた。<ref>ちなみにこの際に爆風で吹き飛ばされ裸になってしまっているのだが、最後の登場場面ではいつもの衣装を着ていた。人形の服を拝借したのだろうか?</ref>
:結局グラン・ガランの特攻には間に合わなかったのだが、特攻に巻き込まれる事なく最後まで生存し、一人地上に残る結末を迎えた。
      
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
280行目: 304行目:  
;「シルキーって…まさか、シルキーお姉様?」
 
;「シルキーって…まさか、シルキーお姉様?」
 
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』「大将軍ガルーダの悲劇」より。OVA版のシルキーにこう疑問を投げかけるが、エ・フェラリオの記憶のないシルキーから「お姉様なんかじゃないわよ」という答えが返ってくる。
 
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』「大将軍ガルーダの悲劇」より。OVA版のシルキーにこう疑問を投げかけるが、エ・フェラリオの記憶のないシルキーから「お姉様なんかじゃないわよ」という答えが返ってくる。
:意外なことに、チャムがOVA版のシルキーとTV版のシルキーの関係を問う数少ない作品。その他の作品では、TV版のシルキーが名前すら登場しない、あるいはOVA版のシルキーが自己紹介しないという形でこの問題を避けている。
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:意外なことに、チャムがOVA版のシルキーとTV版のシルキーの関係を問う数少ない作品。その他の作品では、TV版のシルキーが名前すら登場しない、あるいはOVA版のシルキーが自己紹介しないという形でこの問題を避けている。いささか強引だったのか、VXT三部作ではTV版が原作終了後なのでチャム達はシルキーがミ・フェラリオになったことを既に知っているので質問しない形になった。
 
;「こっちが本家よ!」
 
;「こっちが本家よ!」
 
:『第4次(S)』「勇者ライディーン」より。人間の生体エネルギーで動くオーラバトラーが「何だか、[[サイバスター]]みたいだろ?」と言われての反論。サイバスターの出自上、間違いではないがチャムがそれを知っている訳ではないと思う…。
 
:『第4次(S)』「勇者ライディーン」より。人間の生体エネルギーで動くオーラバトラーが「何だか、[[サイバスター]]みたいだろ?」と言われての反論。サイバスターの出自上、間違いではないがチャムがそれを知っている訳ではないと思う…。
292行目: 316行目:  
:『IMPACT』通常ルート最終ステージで[[聖戦士]]や[[超能力|超能力者]]、[[念動力|念動力者]]らが「地球人」という種族を基に、様々な方向へ進化して行った形なのではという[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]の推論を受け、表情をほころばせながら発した台詞。
 
:『IMPACT』通常ルート最終ステージで[[聖戦士]]や[[超能力|超能力者]]、[[念動力|念動力者]]らが「地球人」という種族を基に、様々な方向へ進化して行った形なのではという[[キョウスケ・ナンブ|キョウスケ]]の推論を受け、表情をほころばせながら発した台詞。
 
;「でも、あんな生き物バイストン・ウェルに居たかしら?」  
 
;「でも、あんな生き物バイストン・ウェルに居たかしら?」  
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』第17話「地上に近き者」より。[[翼竜ジーラ]]を見て。
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:『[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』第17話「地上に近き者」より。[[翼竜ジーラ]]を見て。700年の歳月と共にバイストン・ウェルの生態系も変わった様子。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;「[[エレボス]]はエ・フェラリオのお姉さまなの?」<br />エレボス「やあだあ。私はまだミ・フェラリオだよう」
 
;「[[エレボス]]はエ・フェラリオのお姉さまなの?」<br />エレボス「やあだあ。私はまだミ・フェラリオだよう」
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第1部第12話「ホウジョウの王」より。始めてエレボスを見て。このやり取りは富野監督が設定を忘れていたことが元ネタなんだろうか。
+
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第12話「ホウジョウの王」より。始めてエレボスを見て。このやり取りは富野監督が設定を忘れていたことが元ネタなんだろうか。
 
;「…!? そ、そんな…ウソでしょ!?」<br />「私の知ってる人じゃない…でも絶対そうなのよ! フェラリオの長…ジャコバ・アオン様!」
 
;「…!? そ、そんな…ウソでしょ!?」<br />「私の知ってる人じゃない…でも絶対そうなのよ! フェラリオの長…ジャコバ・アオン様!」
 
:直後、自らの目の前に死んだはずの[[ジャコバ・アオン]]が現れて。
 
:直後、自らの目の前に死んだはずの[[ジャコバ・アオン]]が現れて。
 
;「ねえ、知ってる? 地上で死んだ人間の魂はね、バイストン・ウェルで生まれ変わるのよ?」<br />真矢「生まれ変わる…?」<br />「そう! だからね、その翔子って人も、きっと今ごろは…」
 
;「ねえ、知ってる? 地上で死んだ人間の魂はね、バイストン・ウェルで生まれ変わるのよ?」<br />真矢「生まれ変わる…?」<br />「そう! だからね、その翔子って人も、きっと今ごろは…」
:『UX』第1部第14話アメリカルート「I, ROBOT」シナリオデモより。[[羽佐間翔子|翔子]]が散華したことで荒れている[[春日井甲洋|甲洋]]に対して。単なる気休めとも取れる台詞である(甲洋もそう受け取っている)。
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:『UX』第14話アメリカルート「I, ROBOT」シナリオデモより。[[羽佐間翔子|翔子]]が散華したことで荒れている[[春日井甲洋|甲洋]]に対して。単なる気休めとも取れる台詞である(甲洋もそう受け取っている)。
:しかし、翔子の生存フラグを満たしていると、'''その頃翔子は本当に[[バイストン・ウェル]]に召喚されていた'''というまさかの展開が待ち構えている。気休めのつもりで発言した台詞が思わぬ[[伏線]]となった希有な例である。
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:しかし、翔子の生存フラグを満たしていると'''その頃、翔子は本当に[[バイストン・ウェル]]に召喚されていた'''というまさかの展開が待ち構えている。気休めのつもりで発言した台詞が思わぬ[[伏線]]となった希有な例である。
 
;「だったら、謝ればいいじゃない! 総士とちゃんと向き合って…わかり合えるまで、ふたりで話し合って!」
 
;「だったら、謝ればいいじゃない! 総士とちゃんと向き合って…わかり合えるまで、ふたりで話し合って!」
:『UX』第1部第21話「朋友-おかえり-」より。溶岩のように溶けたマークザインの中で、幼い頃の総士の幻影と対話し、葛藤する一騎。チャムはそんな一騎に、純粋な気持ちをもって後押しする。ちなみにこの言葉は蒼穹のファフナーのテーマでもある。
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:『UX』第21話「朋友-おかえり-」より。溶岩のように溶けたマークザインの中で、幼い頃の総士の幻影と対話し、葛藤する一騎。チャムはそんな一騎に、純粋な気持ちをもって後押しする。ちなみにこの言葉は蒼穹のファフナーのテーマでもある。
 
;「いっけぇ~! マークザインだぁ!!」
 
;「いっけぇ~! マークザインだぁ!!」
 
:同上。[[マークザイン]]初陣の時にチャムが発するセリフ。2話に渡って[[真壁一騎]]と行動を共にし、拉致イベントからザインの溶岩化などにまで付き会うことになったチャムが[[ファフナー]]勢の[[DVE]]会話が繰り広げられる中に混ざりこのセリフを叫ぶ。流石に声は付かなかったが…
 
:同上。[[マークザイン]]初陣の時にチャムが発するセリフ。2話に渡って[[真壁一騎]]と行動を共にし、拉致イベントからザインの溶岩化などにまで付き会うことになったチャムが[[ファフナー]]勢の[[DVE]]会話が繰り広げられる中に混ざりこのセリフを叫ぶ。流石に声は付かなかったが…
 
;「いっけえ! トリプルオーラ斬りだぁぁぁ!」
 
;「いっけえ! トリプルオーラ斬りだぁぁぁ!」
:『UX』第1部第22話「SUPER NOVA」より。[[加藤機関]]が発射した[[核ミサイル]]を[[ショウ・ザマ|ショウ]]、[[マーベル・フローズン|マーベル]]、[[エイサップ・鈴木|エイサップ]]が撃墜するときの台詞。実際にゲームで使えないのが残念である。
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:『UX』第22話「SUPER NOVA」より。[[加藤機関]]が発射した[[核ミサイル]]を[[ショウ・ザマ|ショウ]]、[[マーベル・フローズン|マーベル]]、[[エイサップ・鈴木|エイサップ]]が撃墜するときの台詞。実際にゲームで使えないのが残念である。
 
;「あの人、なんだかイヤーな感じ! 何で自分の子供を訴えようとするのよ!?」
 
;「あの人、なんだかイヤーな感じ! 何で自分の子供を訴えようとするのよ!?」
 
:『UX』第29話にて、[[遠見真矢|真矢]]の適正データを改ざんした[[遠見弓子|弓子]]を訴え、[[竜宮島]]から追放しようとする[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]のやり方に怒りをぶちまける。
 
:『UX』第29話にて、[[遠見真矢|真矢]]の適正データを改ざんした[[遠見弓子|弓子]]を訴え、[[竜宮島]]から追放しようとする[[ミツヒロ・バートランド|ミツヒロ]]のやり方に怒りをぶちまける。
 
:しかも、ミツヒロの目的は適正データの高い真矢を[[人類軍]]のパイロットに組み込もうとするのだから、尚更そう感じてしまう。
 
:しかも、ミツヒロの目的は適正データの高い真矢を[[人類軍]]のパイロットに組み込もうとするのだから、尚更そう感じてしまう。
 
;「いっつも、いっつも汚い手ばかり使って! あなた、そんな事しか考えられないの!?」
 
;「いっつも、いっつも汚い手ばかり使って! あなた、そんな事しか考えられないの!?」
:『UX』第3部第49話「侵略の終焉」に於けるショウと[[ハザード・パシャ|ハザード]]との[[戦闘前会話]]より。自身の利欲を満たすために卑劣な手段を幾度も重ね、さらには他者をも利用し、苦しめることに何の抵抗も感じないハザードに対しては、チャムも腹を据えかねていることがわかる。
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:『UX』第49話「侵略の終焉」に於けるショウと[[ハザード・パシャ|ハザード]]との[[戦闘前会話]]より。自身の利欲を満たすために卑劣な手段を幾度も重ね、さらには他者をも利用し、苦しめることに何の抵抗も感じないハザードに対しては、チャムも腹を据えかねていることがわかる。
 
;「でも、邪悪獣に新型って言い方があってるのかしら?新種?」
 
;「でも、邪悪獣に新型って言い方があってるのかしら?新種?」
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第22話より、[[ベルゼブ]]との[[戦闘前会話]]。この後ショウも律儀に(?)「新種」と呼んでいる。もっとも、[[ジャークサタン]]は正確には邪悪獣ではないのだが。
 
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』第22話より、[[ベルゼブ]]との[[戦闘前会話]]。この後ショウも律儀に(?)「新種」と呼んでいる。もっとも、[[ジャークサタン]]は正確には邪悪獣ではないのだが。
320行目: 344行目:  
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』の「翻弄される少女」にて、エンブリヲの元から脱走したネーナと共にアルゼナルで保護された時の場面。
 
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』の「翻弄される少女」にて、エンブリヲの元から脱走したネーナと共にアルゼナルで保護された時の場面。
 
:自暴自棄になっていたネーナを叱咤していた。
 
:自暴自棄になっていたネーナを叱咤していた。
 +
;「あたしの知ってるシルキーお姉さまは、こんなのじゃないわ。エ・フェラリオだもの」
 +
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』の「バランバランの秘宝」にて。久方ぶりにOVA版のシルキーとTV版のシルキーの関係を問う場面だが、今回はシルキーだけでなく、黒騎士、ズワウス、ショット・ウェポンと共通事項が多いことに自軍が疑問を抱く場面でもある。なおシルキーは「こんなのとは何よ! 失礼ね!」と怒ってしまう。
 +
;「アニメって、ショウ達の世界でいうテレビまんがのことよね」
 +
:『DD』の「ハンニバルの亡霊」にて、[[ゲキ・ガンガー3]]の話題が出た際の台詞。ショウからはほとんど死語だけどと返された。
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:昭和で一括りにされてしまうワールド1だが、テレビまんがの言葉が使われていたのは1970年代までで、『ダンバイン』から3年後の『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』の主題歌「アニメじゃない」に見られるように1980年代にはアニメの呼び名が主流になっていた。
 +
:とはいえ[[劇場版マジンガーシリーズ]]を上映していた「東映まんがまつり」が「東映アニメまつり」に改称したのは1990年(平成2年)のことであり、『まんが日本昔ばなし』に至っては2001年まで放送が続けられた。
    
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
 
;「正面、当たっちゃう~」
 
;「正面、当たっちゃう~」
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』および『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』において、[[ショウ・ザマ|ショウ]]とオーラマシン(主に[[ダンバイン]]か[[ビルバイン]]になると思われる)に同乗している際に回避すると聞ける台詞(後発作品ではショウに限らない場合もある)。
+
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]/[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』『[[スーパーロボット大戦α|α]]』で[[ショウ・ザマ|ショウ]]の搭乗機に同乗している際に回避すると聞ける台詞。直後に彼から「耳元で怒鳴るな!」と叱られる。『UX』ではショウの反応が変化したため怒鳴られなくなった。
:直後に彼から「耳元で怒鳴るな!」と叱られる。が、彼の仕事は敵からの攻撃を集め、それを回避することなので、戦闘アニメのOFFができない今作では、多くの人にとって、何回も聞くことになる。
+
:作品によってはショウに限らない場合もある。
 
;「右から?」
 
;「右から?」
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』において、[[ガラリア・ニャムヒー|ガラリア]]とオーラマシンに同乗している際に回避すると聞ける台詞。直後に彼女から「左さ」と言われてしまう。
+
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』で[[ガラリア・ニャムヒー|ガラリア]]の搭乗機に同乗している際に回避すると聞ける台詞。直後に彼女から「左さ」と言われてしまう。
    
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;「フンだ! ど~せあたしは、はすっぱなミ・フェラリオですよ~だ」
 
;「フンだ! ど~せあたしは、はすっぱなミ・フェラリオですよ~だ」
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』第14話(『S』では第15話)「空飛ぶマジンガーZ」より。リリスと対面し、自分の真似と悪態をついたため、[[ミラウー・キャオ|キャオ]]にリリスと違っておてんばと評され、むくれる。
+
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])』シナリオ「空飛ぶマジンガーZ」より。[[ミラウー・キャオ|キャオ]]に[[リリス・ファウ|リリス]]と違っておてんばと評され、むくれる。
 
;「あたしはチャム=ファウよ! まちがわないで!」
 
;「あたしはチャム=ファウよ! まちがわないで!」
:『F』「和平成立」より。[[ダバ・マイロード|ダバ]][[リリス・ファウ|リリス]]と間違えられたときの台詞。いわゆる、[[声優ネタ]]である。
+
:『F』シナリオ「和平成立」より。[[ダバ・マイロード|ダバ]]にリリスと間違えられたときの台詞。いわゆる、[[声優ネタ]]と外の人ネタである。
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;「でも、今さらジェガンなんて整備しなくてもいいんじゃないの? どうせ使わないんでしょ?」<br />「ふうん‥‥ねえ、前から思ってたんだけど、このジェガンとかネモってさ、地味よね?」
 +
:『F完結編』シナリオ「タイムリミット(後)」より。[[ジェガン]]や[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]は相変わらず酷い扱われようだが、この後に続く[[モーラ・バシット|モーラ]]との会話で機体色は地味なほうが戦闘には有利であると知り、リリスと共に[[ビルバイン]]を夜間迷彩色に塗り替えてしまう。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;「じゃあ、あたしとショウみたいな関係ね。ショウも寝相が悪いもん」
+
;「じゃあ、あたしとショウみたいな関係ね。あたしもショウも寝相が悪いこと知ってるもん」
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第26話「海からのマレビト」or「紅いエヴァンゲリオン」より。[[ロンド・ベル]]隊に配属された[[葛城ミサト|ミサト]]との関係について、「寝相の悪さを知ってる間柄」というアダルトジョークで切り返す[[加持リョウジ|加持]]の爆弾発言に一同が騒然とする中、言葉の意味を額面通りに受け取って発したボケ。
+
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』第26話「紅いエヴァンゲリオン」より。[[葛城ミサト|ミサト]]との関係を「寝相の悪さを知ってる間柄」と[[碇シンジ|シンジ]]に説明する[[加持リョウジ|加持]]の言葉を言葉通りに受け取っての発言。もちろん『男女の仲』を意味した言葉であるため、ショウに「そういう意味じゃないよ」と突っ込まれる。ちなみに、シンジもこの言葉の意味を理解できていなかったようである。
:「海からのマレビト」では、「チャムが勝手に俺の部屋に飛んで来てるだけ」というショウの弁明(?)が拝聴出来る。
+
:なお、別ルートの第26話「海からのマレビト」では後半が「ショウも寝相が悪いもん」と短くなっており、ショウの突っ込みも「お前が勝手に俺の部屋へ飛んで来てるだけだろ?」に変化している。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;「きゃはは! コータロー、困ってる困ってる!」
 
;「きゃはは! コータロー、困ってる困ってる!」
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT2第1部|COMPACT2第1部]]』より。「コータロー」とは[[獣戦機隊]][[葉月考太郎]]博士(この作品内では長官)のこと。葉月博士(長官)も「…まったく、こんなところを[[藤原忍|藤原]]や[[結城沙羅|結城]]に見られたらなんと言われるかわからんな…」とこぼしていた。ショウが「呼び捨てにするな」と注意しても効果なし。
+
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]] [[スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇|第1部]]』シナリオ「2人のニュータイプ」(『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』ではシナリオ「出撃、超電磁ロボ」)より。「コータロー」とは『[[超獣機神ダンクーガ|ダンクーガ]]』の[[葉月考太郎|葉月]]博士(この作品内では長官)のことであり、これには葉月も「…まったく、こんなところを[[藤原忍|藤原]]や[[結城沙羅|結城]]に見られたらなんと言われるかわからんな…」とこぼしていた。
 
;「いつも、のほほんとしてるシローっぽくないね? ショウ」
 
;「いつも、のほほんとしてるシローっぽくないね? ショウ」
:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』第1部地上激動篇第14話「強襲」より。[[アイナ・サハリン|アイナ]]が出現する予感に突き動かされ、熱くなっている[[シロー・アマダ|シロー]]を指して。'''「のほほん」'''は言いすぎです。
+
:『COMPACT2 第1部』『IMPACT』シナリオ「強襲」より。[[アイナ・サハリン|アイナ]]が出現する予感に突き動かされ、熱くなっている[[シロー・アマダ|シロー]]を指して。'''「のほほん」'''は言いすぎです。
 
;「なんか爆発ばっかり!」
 
;「なんか爆発ばっかり!」
:『IMPACT』第3部銀河決戦篇第27話「マシンロボ・炎」より。[[ガデス]]に引導を渡したのも束の間、[[ギャンドラー]]要塞が自爆へのカウントダウンに入った事を知り、堪らず叫ぶ。[[ディラド星]][[バンドック]]内部と決戦の度に同じスリルを味わってきた為、悪態も吐きたくなるのは無理からぬ事であろう。
+
:『COMPACT2 [[スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇|第3部]]』『IMPACT』シナリオ「マシンロボ・炎」より。[[ディラド星]][[バンドック]]内部に続き[[ギャンドラー]]要塞も決戦の終わりには爆発が待っていたため、たまらず叫ぶ。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
352行目: 384行目:  
:『UX』第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」より。泥酔した[[覇道瑠璃|瑠璃]]が指揮を取ると聞いた彼女は'''あろうことか[[戦術指揮]]に立候補した'''。しかもチャムに負けじと'''[[エレボス]]や[[フェイ・イェンHD|フェイ]]までも参加する始末'''。そして'''本当に戦術指揮に任命されてしまった'''。
 
:『UX』第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」より。泥酔した[[覇道瑠璃|瑠璃]]が指揮を取ると聞いた彼女は'''あろうことか[[戦術指揮]]に立候補した'''。しかもチャムに負けじと'''[[エレボス]]や[[フェイ・イェンHD|フェイ]]までも参加する始末'''。そして'''本当に戦術指揮に任命されてしまった'''。
 
;「ね、ショウ! 修理が終わったら、あたしが強そうな色にビルバインを塗ってあげる!」
 
;「ね、ショウ! 修理が終わったら、あたしが強そうな色にビルバインを塗ってあげる!」
:『BX』第33話「AEU戦線」より。[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]の操る[[ズワウス]]の攻撃で破損したビルバインの修復時に「強そうな色」として夜間迷彩が施されるが、赤と白というヒロイックなカラーから緑一色の地味な配色になるのは「強そうな色」と言えるのだろうか…?もっとも、迷彩効果という意味では有用だし、あるいはスパロボにおいて夜間迷彩になるだけで何故か性能が上がる(ちゃんと説明されている作品もあるが…)事を指したメタな台詞と言えるのかもしれない。
+
:『BX』第33話「AEU戦線」より。この後ビルバインは夜間迷彩に入れ替わるが、あの配色が「強そうな色」なのかは疑問である。もっとも、SRWでは夜間迷彩に変更された際に性能が上昇するパターンが多いため、メタ的な意味もあるのかもしれない。
    
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
375行目: 407行目:     
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*チャム・ファウの身長・体重・スリーサイズの数値にはそれぞれ、[[バイストン・ウェル]]ならではの単位が適用されているが、『[[重戦機エルガイム]]』に登場する[[リリス・ファウ]]を基準に考えると、身長30cm・体重0.3kgになり、スリーサイズは上からB15-W10.6-H15.6になるのだろう。
+
*チャムの身長・体重・スリーサイズの数値にはそれぞれ、[[バイストン・ウェル]]ならではの単位が適用されているが、『[[重戦機エルガイム]]』に登場する[[リリス・ファウ]]を基準に考えると、身長30cm・体重0.3kgになり、スリーサイズは上からB15-W10.6-H15.6になるのだろう。
 
**上記のデータを5倍に相似拡大すると、身長150cm、スリーサイズが上からB75-W53-H78となる。人間で考えると、これくらいの[[サイズ]]という事になると考えるのが妥当だろう。ついでに、体重は5の3乗で125倍の37.5kgと、そこそこ妥当な数値である。
 
**上記のデータを5倍に相似拡大すると、身長150cm、スリーサイズが上からB75-W53-H78となる。人間で考えると、これくらいの[[サイズ]]という事になると考えるのが妥当だろう。ついでに、体重は5の3乗で125倍の37.5kgと、そこそこ妥当な数値である。
*チャム・ファウは、'''株式会社KADOKAWA発行の週刊TV情報雑誌『ザテレビジョン』1984年1月27日号の表紙に登場している'''。これは、アニメキャラクターとしては初となる快挙である。
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*チャムは角川書店(現・株式会社KADOKAWA)発行の週刊TV情報雑誌『ザテレビジョン』1984年1月27日号の表紙に登場している。'''これはアニメキャラクターとしては初となる快挙'''であり、こうした人気の高まりが同社のアニメ情報誌『Newtype』の創刊(1985年5月)につながったとも言える。
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== 脚注 ==
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<references />
    
{{DEFAULTSORT:ちやむ ふあう}}
 
{{DEFAULTSORT:ちやむ ふあう}}
 
[[Category:登場人物た行]]
 
[[Category:登場人物た行]]
 
[[Category:聖戦士ダンバイン]]
 
[[Category:聖戦士ダンバイン]]
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