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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Dunbine]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Dunbine]]<ref>[http://www.dunbine.net/mecha/index.html Aura Machine]、聖戦士ダンバインWeb、2022年2月25日閲覧。</ref>
 
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|聖戦士ダンバイン}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|聖戦士ダンバイン}}
 
| デザイン = {{メカニックデザイン|宮武一貴}}
 
| デザイン = {{メカニックデザイン|宮武一貴}}
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搭乗者の[[オーラ力]]によってオーラバトラーの性能に格差が生じる事に気が付いた[[ショット・ウェポン]]が、強いオーラ力を持つパイロット用のカスタム機として設計している。
 
搭乗者の[[オーラ力]]によってオーラバトラーの性能に格差が生じる事に気が付いた[[ショット・ウェポン]]が、強いオーラ力を持つパイロット用のカスタム機として設計している。
   −
その結果、十分なオーラ力を持つパイロットが乗ればゲドや[[ドラムロ]]を遥かに凌駕する性能を持つが、「ゲドよりはマシであるものの必要オーラ力も高く、パイロットのオーラ力による性能の格差も大きすぎる」というクセの強い機体となり、3機が製作されたのみに留まった。ただし、オーラ力による性能限界を取り払った仕様のため、逆に言えば'''「パイロットが高いオーラ力の持ち主であれば、それに合わせてより高い性能を無限に発揮する」'''ということであり、新型機が続々出る中で物語の最後まで戦い抜いた機体でもある。
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その結果、十分なオーラ力を持つパイロットが乗ればゲドや[[ドラムロ]]を遥かに凌駕する性能を持つが、ゲドよりはマシであるものの必要オーラ力も高く、パイロットのオーラ力による性能の格差も大きすぎるというクセの強い機体となり、3機が製作されたのみに留まった。ただし、オーラ力による性能限界を取り払った仕様のため、逆に言えば'''「パイロットが高いオーラ力の持ち主であれば、それに合わせてより高い性能を無限に発揮する」'''ということであり、新型機が続々出る中で物語の最後まで戦い抜いた機体でもある。
    
小まめな補修・修理描写が多く、特に中盤の第25話では改良型の[[オーラコンバーター]]を装備し、機動性がアップしている。[[キーン・キッス]]はその圧倒的な速度を見て「まるで別のオーラバトラーね」と感心し、[[バーン・バニングス]]はその戦闘ではかく乱されてしまっていた。更に[[ショウ・ザマ]]の成長と合わせ海を割るほどのオーラ力を発生させるなど驚異的な力を見せ付けている。
 
小まめな補修・修理描写が多く、特に中盤の第25話では改良型の[[オーラコンバーター]]を装備し、機動性がアップしている。[[キーン・キッス]]はその圧倒的な速度を見て「まるで別のオーラバトラーね」と感心し、[[バーン・バニングス]]はその戦闘ではかく乱されてしまっていた。更に[[ショウ・ザマ]]の成長と合わせ海を割るほどのオーラ力を発生させるなど驚異的な力を見せ付けている。
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'''機体名の由来は、ルフト家の[[神|守護神]]「ダンバイン」から'''<ref>TVアニメマガジン連載漫画に記述を確認。</ref>。ルフト家の守護神の名を冠した本機体が、皮肉な事に反[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]勢力の中核として活躍するのである。
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機体名の由来は、ルフト家の[[神|守護神]]「ダンバイン」から<ref>TVアニメマガジン連載漫画に記述を確認。</ref>。ルフト家の守護神の名を冠した本機体が、皮肉な事に反[[ドレイク・ルフト|ドレイク]]勢力の中核として活躍するのである。
    
=== 3機のダンバイン ===
 
=== 3機のダンバイン ===
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前述のとおり新型オーラバトラーと渡り合えるだけのポテンシャルを秘め、やられ描写が目立ったマーベルも本機に乗り換えることでその[[オーラ力]]を発揮出来るようになっていた。ただし武器類は一貫してシンプルなままであり、火器に富んだ最新鋭のオーラバトラーには手数で押される場面もあった。浮上後はショウの[[ビルバイン]]との連携で数々の難局を乗り越え、反ドレイク勢力の要として最後まで最前線で戦い抜いた。
 
前述のとおり新型オーラバトラーと渡り合えるだけのポテンシャルを秘め、やられ描写が目立ったマーベルも本機に乗り換えることでその[[オーラ力]]を発揮出来るようになっていた。ただし武器類は一貫してシンプルなままであり、火器に富んだ最新鋭のオーラバトラーには手数で押される場面もあった。浮上後はショウの[[ビルバイン]]との連携で数々の難局を乗り越え、反ドレイク勢力の要として最後まで最前線で戦い抜いた。
   −
最終決戦で[[ショット・ウェポン]]の[[スプリガン]]にショウと共に突撃をかけるも、割り込んだ[[黒騎士]]の[[ガラバ]]のオーラショットアームを零距離でコクピットに撃ち込まれマーベルが負傷(そのまま戦死)、機体が爆発し左腕が吹き飛び完全に機能を停止。その後海上を漂流していたところを[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]の浄化の光に巻き込まれ大爆発をし、役目を終えたように地上から消える最後を迎えた。
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最終決戦で[[ショット・ウェポン]]の[[スプリガン]]にショウと共に突撃をかけるも、割り込んだ[[バーン・バニングス|黒騎士]]の[[ガラバ]]のオーラショットアームを零距離でコクピットに撃ち込まれマーベルが負傷(そのまま戦死)、機体が爆発し左腕が吹き飛び完全に機能を停止。その後海上を漂流していたところを[[シーラ・ラパーナ|シーラ]]の浄化の光に巻き込まれ大爆発をし、役目を終えたように地上から消える最後を迎えた。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
ショウの機体として登場するが、後半主役機のビルバインが早めに参戦する事が多く、ショウは早々にそちらに乗り換えてしまう事が多い。
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主に登場するのは[[ショウ・ザマ|ショウ]]機の水色のみ。[[ビルバイン]]を早めに入手することが多いため、扱いとしては[[マーベル・フローズン|マーベル]]の搭乗機という位置付けが強い。
   −
基本的にトッド機はトッドが仲間になる時にしか入手機会はない。ショウ機と比べて装甲やHPが高い代わりに、[[オーラバトラー]]の要である運動性が落ちているのが痛い。
+
[[トッド・ギネス|トッド]]機はトッド加入で入手という扱いが多く、若干能力に差が付いていることもある。
    
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
:初登場作品。ショウは既に[[ビルバイン]]に乗っているので、マーベルの機体として登場。
+
:初登場作品。だが[[ショウ・ザマ|ショウ]]は既に[[ビルバイン]]に乗っているので、いきなり[[マーベル・フローズン|マーベル]]の搭乗機としての出番という悲しき主人公機。愛着があるのか、ルート次第ではラスト2話でマーベルが強制的に乗り込む。弱い機体ではないが、性能的には後に入手する[[ライネック]]や[[レプラカーン]]に劣る。
:[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章で加入する他、[[隠し要素/EX|条件を満たす]][[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章の終盤でも使う機会がある。
+
:後の作品と違い弾数が多いのが特徴。
:本作ではほとんどのAB共通でワイヤークローの攻撃力がオーラソードより上回っており、弾数は少ないがオーラ斬り解禁までの気力稼ぎにはこちらを使うのも手。PS版でも同様。
  −
:総合的には後から入手する[[ライネック]]や[[レプラカーン]]に劣るが、本機は終盤のルート次第ではマーベルが乗って強制出撃することがあるので(しかも最終話まで)、改造しておかないと泣きを見る。
   
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
:シナリオ第13話「浮上」でショウが乗って登場。[[隠し要素/第4次|隠しユニット]]の[[サーバイン]]もしくは[[ズワウス]]の3択になるが、隠しユニットが強い為に[[改造]]されず、そのままコックピットだけを抜かれることが多いと思われる。
+
:[[ビルバイン]]が修理中ということで[[ショウ・ザマ|ショウ]]が乗り込む。やっと主役機として登場できたものの、すでにショウの能力に限界が追いついておらず、[[隠し要素/第4次|隠し機体]]の[[サーバイン]]or[[ズワウス]]を入手するには本機の[[オーラコンバーター]]を使用するため破棄する必要があったりと扱われ方は厳しい。遠距離武器があるという点では隠しの二機より優秀だが…。
:ただし、遠距離武器が使えるという一点においてのみ、隠しユニットより遥かに有能。
+
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』と同様に装甲は厚めだが、HPはかなり引き下げられている。また、2つのオーラ斬りは[[聖戦士]]技能が必要になったが無消費武器に。
:初っ端からショウが限界を突破していて赤くなっている辺り、1号機メカの悲愁を感じる。今作では装甲が高いがHPが低い。
   
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}
::オーラバトラー共通の変更点として、オーラ斬りおよびハイパーオーラ斬りがエネルギー消費式になった。また、オープニングデモに3Dモデルが登場する。
+
::オープニングデモに3Dモデルが登場。また、[[オーラバトラー|AB]]共通の変更点として両オーラ斬りがエネルギー消費式になった。
:
   
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
:『第4次』同様、ショウが乗ってくる。今回は『第4次』と異なり、HPに加え装甲も低くなってしまった(他のオーラバトラーも同様)。
+
:今回も[[ショウ・ザマ|ショウ]]が乗って登場するが、早々に[[ビルバイン]]を入手してしまうため出番は短い。後半に[[マーベル・フローズン|マーベル]]が加入すると再び出番が出てくるかと思いきや、[[ボチューン]]と甲乙つけがたい性能なので使われること無く終わることも。
:数マップ後には早速[[ビルバイン]]を入手する事になるので、その後はマーベル機として[[ボチューン]]とどちらかを使うことになる。ダンバインの方が最大射程・運動性・強化パーツの装備数で優り、一方のボチューンが優位な点はHP・装甲・オーラソードの威力。ただし耐久力についてはダンバインにアーマー系パーツを1個多く着けられるので、突き詰めればオーラソードの威力以外ではダンバインの方が高くなると言える。ただし本作のマーベルは命中率アップ用の精神コマンドを持たないため、命中率補正の高いオーラソードこそ一番大事という見方もある。
+
:今作からは装甲も低く設定されている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:『F』から引き続きマーベル用の機体としてボチューンとの2択となる。
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:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』から引き続き[[マーベル・フローズン|マーベル]]の機体として[[ボチューン]]と争っている状態だが、武装的にダンバインの方がマシであるため、ショウと一緒にマーベルを使うならライネック(とビルバイン増殖)が来るまで本機を使わざるを得ない。
:ただし、中盤の不要ユニットを[[ウォン・ユンファ]]に下取りしてもらうイベントではマーベルがダンバインに強制[[乗り換え]]となり、ボチューンは(下記のトッドを仲間にしない、あるいはトッドをボチューン以外の機体に乗せたい場合は)強制的に離脱となるので、マーベルを育てるつもりならそれを見越してダンバインを改造しておくといいだろう。
+
:[[トッド・ギネス|トッド]]加入後に[[隠し要素/F・F完結編|条件]]を満たすとトッド機を入手するが、[[ウォン・ユンファ|ウォン]]による下取りイベントがすぐに発生するため、入手してもすぐ廃棄処分の危機が迫る。肝心のトッド機の性能はショウ(マーベル)機と同じかつ無改造状態での加入であり、トッドの初期機体の[[ライネック]]や増殖した[[ビルバイン]]に勝っている点がほとんどない<ref>強化パーツ装備数ではダンバインの方が一つ多いが、基本性能の差があまりに大きく[[ファティマ]]を着けてようやく追い付けるかどうかというところ。加えて武装面については強化パーツではカバーできない。</ref>。大抵は入手しても一度も出撃させないまま廃棄処分とあまりにも悲しい扱いを受ける。
:ちなみに、[[トッド・ギネス|トッド]]を仲間にした上で条件を満たすと、[[隠し要素/F・F完結編|隠しユニット]]のトッド用ダンバインを入手する事ができる。性能はショウ機と一緒で、入手が遅いにも拘わらず無改造。トッド機を入手後すぐに下取りイベントがやってくるが、この時ショウとマーベルは強制乗り換えが発生し、残るトッドをトッド用ダンバイン・[[ライネック]]・ボチューン(+SS版限定の[[バグ]]で入手できる2機目のビルバイン)のいずれかに乗せるわけだが、この中では基本性能だけで見ればダンバインは一番下なので、大抵は入手しても一度も出撃させないまま廃棄処分となる。
      
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
:ショウ機とトッド機が登場。ショウ機はショウ・マーベルと乗り継がれ、トッド機は序盤にトッドが使用し、[[隠し要素/α|隠し要素]]の満たし方次第でトッド加入時に[[ライネック]]と共に入手する。
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:[[ショウ・ザマ|ショウ]]機と[[トッド・ギネス|トッド]]機が登場。ショウ機はショウ・[[マーベル・フローズン|マーベル]]と乗り継がれ、トッド機は序盤にトッドが使用し、[[隠し要素/α|隠し要素]]の満たし方次第でトッド加入時に[[ライネック]]と共に入手する。
:ショウ機とトッド機は細かいところが色々と異なるが、トッド機は2つのオーラ斬りの燃費が良いのが大きな特徴。どちらも[[ビルバイン]]と比べ劣るのは否めないものの、宇宙AのABはビルバインとダンバインしかいないため必然的にABの2番手3番手に。
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:ショウ機とトッド機は細かいところが色々と異なるが、トッド機は2つのオーラ斬りの燃費が良いのが大きな特徴。どちらも[[ビルバイン]]と比べ劣るのは否めないものの、宇宙Aの[[オーラバトラー|AB]]はビルバインとダンバインしかいないため必然的に2番手3番手に。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 
::[[合体攻撃]]の「ツインオーラアタック」が追加された。
 
::[[合体攻撃]]の「ツインオーラアタック」が追加された。
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:第1話「オーラロード」から参戦。ショウの回避力もあり囮役にはもってこいの性能だが、[[宇宙]]Bなのが欠点。武器の攻撃力が低いので、序盤は[[オーラソード]]を強化しておくと良い。
 
:第1話「オーラロード」から参戦。ショウの回避力もあり囮役にはもってこいの性能だが、[[宇宙]]Bなのが欠点。武器の攻撃力が低いので、序盤は[[オーラソード]]を強化しておくと良い。
 
:パーツスロットが3なので[[V-UPユニット]]との相性も悪くない。
 
:パーツスロットが3なので[[V-UPユニット]]との相性も悪くない。
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2第1部}}
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}}
 
:バイストン・ウェルルートに行かない場合は、まだビルバインが入手できないので、ショウに長く乗ってもらえる。
 
:バイストン・ウェルルートに行かない場合は、まだビルバインが入手できないので、ショウに長く乗ってもらえる。
 
:本機が参戦するまでに登場するリアル系ユニットは当たったり避けたりの戦闘をしているため、ダンバインが加わるとオーラバトラーの回避力高さを改めて実感することとなる。オーラ斬りの燃費が悪化しているため、通常武器はオーラソードを強化するのが無難。
 
:本機が参戦するまでに登場するリアル系ユニットは当たったり避けたりの戦闘をしているため、ダンバインが加わるとオーラバトラーの回避力高さを改めて実感することとなる。オーラ斬りの燃費が悪化しているため、通常武器はオーラソードを強化するのが無難。
 
:本作はトッドも仲間になり、[[妖精]]も複数いるため最後まで第一線で活躍可能。また、本作ではオーラバトラーは[[陸]]Bなため、間違っても地上に降ろさないように。
 
:本作はトッドも仲間になり、[[妖精]]も複数いるため最後まで第一線で活躍可能。また、本作ではオーラバトラーは[[陸]]Bなため、間違っても地上に降ろさないように。
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2第3部}}
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇}}
 
:第1部で[[ビルバイン]]を入手していない場合は、序盤ショウが乗ることになるが、既に[[限界反応]]を超えているのでパーツか改造で補おう。ビルバインが来るとマーベル機になる。宇宙Bが響いて、第1部のような活躍は望めない。本作では他に[[サーバイン]]or[[ズワウス]]が加入するため余計に霞んでしまう。
 
:第1部で[[ビルバイン]]を入手していない場合は、序盤ショウが乗ることになるが、既に[[限界反応]]を超えているのでパーツか改造で補おう。ビルバインが来るとマーベル機になる。宇宙Bが響いて、第1部のような活躍は望めない。本作では他に[[サーバイン]]or[[ズワウス]]が加入するため余計に霞んでしまう。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
:第1部序盤からショウ機として登場。グラフィックが『α』より良くなっている。バイストンウェルルートに行かなかった場合、第3部でビルバイン入手となるので[[東方不敗マスター・アジア]]を選んだ場合は割と長い付き合いになる。
 
:第1部序盤からショウ機として登場。グラフィックが『α』より良くなっている。バイストンウェルルートに行かなかった場合、第3部でビルバイン入手となるので[[東方不敗マスター・アジア]]を選んだ場合は割と長い付き合いになる。
 
:[[ビルバイン]]と「ツインオーラアタック」も可能だが、トッドがいる場合、トッド専用ダンバインも使えるので微妙に影が薄いかもしれない。なお、この機体に限った事では無いがCOMPACTシリーズでは[[聖戦士]]がハイパーオーラ斬りのみに修正が加わるようになり、普通のオーラ斬りの威力が上がらなくなっている。
 
:[[ビルバイン]]と「ツインオーラアタック」も可能だが、トッドがいる場合、トッド専用ダンバインも使えるので微妙に影が薄いかもしれない。なお、この機体に限った事では無いがCOMPACTシリーズでは[[聖戦士]]がハイパーオーラ斬りのみに修正が加わるようになり、普通のオーラ斬りの威力が上がらなくなっている。
:トッド機はトッドの初登場面で敵として登場するが、[[説得]]して仲間になればすぐに入手可能。一応ツインオーラアタックも使える。これが強力なので、[[合体攻撃]]中心に使うならトッド機として末永く使われていくはず。トッド機に限らないが、単品の性能は実は原作で最後に乗った[[ライネック]]と互角。
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:トッド機はトッドの初登場面で敵として登場するが、[[説得]]して仲間になればすぐに入手可能。一応ツインオーラアタックも使える。これが強力なので、[[合体攻撃]]中心に使うならトッド機として末永く使われていくはず。トッド機に限らないが、単品の性能は実は原作で最後に乗った[[ライネック]]と互角。本作のビルバインは汎用性は高いが最大火力が低く、[[ボチューン]]はその逆だが、ダンバインはこの2体の中間のような性能となっている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT3}}
 
:ショウ用、トッド用、トカマク用と計3機登場するが、味方で使えるのはショウ用のみである。SRWシリーズでは唯一のトカマク用の登場作だが、原作同様にすぐに退場してしまう。
 
:ショウ用、トッド用、トカマク用と計3機登場するが、味方で使えるのはショウ用のみである。SRWシリーズでは唯一のトカマク用の登場作だが、原作同様にすぐに退場してしまう。
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:三周め以降ならば、温存した引き継ぎ資金を全てダンバインに投入して15段階改造を確保しておけば、ダンバイン(マーベル)・ビルバイン(ショウ&チャム)・サーバイン(トッド&シルキー)のフルチューンABトリオによるパワープレイも容易となる。
 
:三周め以降ならば、温存した引き継ぎ資金を全てダンバインに投入して15段階改造を確保しておけば、ダンバイン(マーベル)・ビルバイン(ショウ&チャム)・サーバイン(トッド&シルキー)のフルチューンABトリオによるパワープレイも容易となる。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}
:初登場時からショウがビルバインに乗っているため基本マーベル機となるが乗せ変えでショウやシオン、トッドを乗せられる。
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:初登場時からショウがビルバインに乗っているため基本マーベル機となるが、乗せ換えでショウやシオン、トッドを乗せられる。
:強化パーツスロットが2個、ほぼ同性能のビアレスにハイパーオーラ斬りの射程で負けているという理由<ref>他にもオーラ・ソードとオーラ斬りの攻撃力が100負けている。</ref>で、[[ヴェルビン]]入手後にショウをそちらに乗せ続ける場合はビルバインにマーベルが乗って、こちらが二軍行きになる。ハイパーオーラ斬りの制限は『X』と同様で、ビアレスもこれに関しては制限が同じなので、オーラ力L5になっているショウがダンバインではなく微妙に同武装の性能が良いビアレスに乗ってしまう可能性もありうる。
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:強化パーツスロットが2個、ほぼ同性能の[[ビアレス]]にハイパーオーラ斬りの射程で負けているという理由<ref>他にもオーラ・ソードとオーラ斬りの攻撃力が100負けている。</ref>で、[[ヴェルビン]]入手後にショウをそちらに乗せ続ける場合、ビルバインにトッドやマーベルが乗って、こちらが二軍行きになる。ハイパーオーラ斬りの制限は『X』と同様で、ビアレスもこれに関しては制限が同じなので、オーラ力L5になっているショウが、ダンバインよりも僅かに同武装の性能が良いビアレスに乗ってしまう可能性もある。[[周回プレイ]]によって資金に余裕がある場合に特に顕著。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦64}}
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:本作は新規登場する機体以外は『F完結編』までのグラフィックが流用されているが、本機は前傾姿勢で右腕を突き出している新規グラフィックに変更されている。
 
:ビルバインとの[[合体攻撃]]「ツインオーラアタック」が導入された。
 
:ビルバインとの[[合体攻撃]]「ツインオーラアタック」が導入された。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Operation Extend}}
:初登場は第3章13話サブミッション「亡国の聖戦士」。[[ドン・ハルマゲ]]が本機に乗ったショウを作品世界に召喚する形で登場。第4章14話-1「ウォー・クラウド」にて本格参戦することになる。ショウしか乗り手がいないので当然1機のみ。今回は最初から[[ズワウス]]に搭乗した[[黒騎士]]が血眼になり本機に乗ったショウを追い回すという、中々例を見ない展開になる。
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:初登場は第3章13話サブミッション「亡国の聖戦士」。[[ドン・ハルマゲ]]が本機に乗ったショウを作品世界に召喚する形で登場。第4章14話-1「ウォー・クラウド」にて本格参戦することになる。ショウしか乗り手がいないので当然1機のみ。今回は最初から[[ズワウス]]に搭乗した[[バーン・バニングス|黒騎士]]が血眼になり本機に乗ったショウを追い回すという、中々例を見ない展開になる。
 
:敵の攻撃が激しい本作に置いて、持ち前の回避力に加え「オーラバリア」と「分身」により小柄だが生存力が高いのが特徴。ハイパーオーラ斬りが使えない代わりにオーラ斬りが本機専用武装になっている。チャムの「応援」も本作ではレア精神なので魅力的。機体サイズの小ささと機動力を活かし、大型ユニットの隙間にねじ込む運用も可能。難点は射程が短い事とボス相手の爆発力がないこと。[[マップ兵器|MAP攻撃]]や[[突破攻撃]]を一切持っていないのも痛い。
 
:敵の攻撃が激しい本作に置いて、持ち前の回避力に加え「オーラバリア」と「分身」により小柄だが生存力が高いのが特徴。ハイパーオーラ斬りが使えない代わりにオーラ斬りが本機専用武装になっている。チャムの「応援」も本作ではレア精神なので魅力的。機体サイズの小ささと機動力を活かし、大型ユニットの隙間にねじ込む運用も可能。難点は射程が短い事とボス相手の爆発力がないこと。[[マップ兵器|MAP攻撃]]や[[突破攻撃]]を一切持っていないのも痛い。
 
:例の如く登場が遅めのビルバイン(及び[[DLC]]のサーバイン)の前座扱いだが、同じオーラソード名義なのに付与特性が違ったり燃費が良かったりと、単純な下位互換機ではないのがミソ。主に雑魚戦に強く、「押出」や「対空」「対宙」特性も個性たり得るので、使い分ける価値はある。何なら雑魚殲滅と気力・SP貯めに本機を使い、ボス相手になったらビルバイン(又はサーバイン)へマップ中に乗り換えるという使い方もできる。
 
:例の如く登場が遅めのビルバイン(及び[[DLC]]のサーバイン)の前座扱いだが、同じオーラソード名義なのに付与特性が違ったり燃費が良かったりと、単純な下位互換機ではないのがミソ。主に雑魚戦に強く、「押出」や「対空」「対宙」特性も個性たり得るので、使い分ける価値はある。何なら雑魚殲滅と気力・SP貯めに本機を使い、ボス相手になったらビルバイン(又はサーバイン)へマップ中に乗り換えるという使い方もできる。
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:2019年9月のイベント「目覚め」の報酬ユニットで大器型SSRファイターが登場、報酬専用パイロットパーツ対応ユニットとなる。
 
:2019年9月のイベント「目覚め」の報酬ユニットで大器型SSRファイターが登場、報酬専用パイロットパーツ対応ユニットとなる。
 
:マーベル搭乗版は2016年6月のイベント「あるべき世界」にてシュータータイプが、2017年3月のイベント「生命を守る剣」にてアタッカータイプがそれぞれ登場している。
 
:マーベル搭乗版は2016年6月のイベント「あるべき世界」にてシュータータイプが、2017年3月のイベント「生命を守る剣」にてアタッカータイプがそれぞれ登場している。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:2章Part12から登場。本作ではユニットアイコン、およびビルバインのSSR必殺技「オーラ・チャージ」の戦闘演出でのみ登場する。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
 +
;[[リアルロボッツファイナルアタック]]
 +
:プレイアブル機体として登場。空中性能に優れるが、本作ではあまり利点にならない。弾消しが可能な射撃武器が2種常用可能で、格闘戦に優れるため、積極的に接近していきたい。SRWでのビルバインに先駆け、「オーラシュート」が技名として制定されている。
 +
:ちなみに、同作参戦機体の中で本機だけ小さいのだが、タイトル画面でもゲーム内でも本作では至る所でサイズが無視されている。
 
;[[スーパーロボットスピリッツ]]
 
;[[スーパーロボットスピリッツ]]
 
:空中戦が得意という変わり種のメカ。超必殺技「ハイパーオーラ斬り」も空中発動可能で、巨大な衝撃波を飛ばして敵を斬る。カットインにはチャムも登場、おまけに喋ってくれる。2Pカラーがトッド機のカラーリングになっている他、隠しカラーでトカマク機カラーが使える(ゲームプレイ時間が25時間を超えると、ストーリーモード以外で使用可能に)。スパロボに先がけて登場したが、カラーリングが変わっているだけなのでパイロットは通常と同じくショウのまま。
 
:空中戦が得意という変わり種のメカ。超必殺技「ハイパーオーラ斬り」も空中発動可能で、巨大な衝撃波を飛ばして敵を斬る。カットインにはチャムも登場、おまけに喋ってくれる。2Pカラーがトッド機のカラーリングになっている他、隠しカラーでトカマク機カラーが使える(ゲームプレイ時間が25時間を超えると、ストーリーモード以外で使用可能に)。スパロボに先がけて登場したが、カラーリングが変わっているだけなのでパイロットは通常と同じくショウのまま。
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:使用可能ロボットの一体として登場、最小の当たり判定と凄まじい移動スピードで連射されるビームライフルの間を縫うように動き回る事ができる。後半でビルバインに乗り換え。
 
:使用可能ロボットの一体として登場、最小の当たり判定と凄まじい移動スピードで連射されるビームライフルの間を縫うように動き回る事ができる。後半でビルバインに乗り換え。
 
:欠点は通常攻撃の火力の低さとHPの低さ。また、ワイヤークローは硬直が長い(戻ってくるまで動けない)割にはダメージが少なく特殊な効果も無いのでなるべく使わないほうがいい。
 
:欠点は通常攻撃の火力の低さとHPの低さ。また、ワイヤークローは硬直が長い(戻ってくるまで動けない)割にはダメージが少なく特殊な効果も無いのでなるべく使わないほうがいい。
 +
;[[Another Century's Episode]]
 +
:使用可能機体。
 +
;[[Another Century's Episode Portable]]
 +
:使用可能機体。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;ワイヤークロー
 
;ワイヤークロー
 
:オーラバトラーの標準装備である両腕に内蔵された射出式のワイヤー付き鉤爪。
 
:オーラバトラーの標準装備である両腕に内蔵された射出式のワイヤー付き鉤爪。
:オーラショットを装着した際には引き金を引く役割を持ち、射出する事は基本できなくなるのだが、第27話でトッドの駆るビランビーに追い詰められた際にはオーラショットごと射出して爆発させている。
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:オーラショットを装着した際には引き金を引く役割を持ち、射出する事は基本できなくなるのだが、第27話でトッドの駆るビアレスに追い詰められた際にはオーラショットごと射出して爆発させている。
 
:SRWでは[[射程]]1-2だが威力がバルカン並で、使われる事は少ない。『[[第4次]]([[第4次S|S]])』のみオーラソードよりも強かったが、弾数制限があったためやはり使い勝手は良くない。携帯機シリーズではオミット。
 
:SRWでは[[射程]]1-2だが威力がバルカン並で、使われる事は少ない。『[[第4次]]([[第4次S|S]])』のみオーラソードよりも強かったが、弾数制限があったためやはり使い勝手は良くない。携帯機シリーズではオミット。
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では「ヒット&アウェイ」と「エスケープ」特性付き。
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では「ヒット&アウェイ」と「エスケープ」特性付き。
 
;オーラ・ショット
 
;オーラ・ショット
:主に左腕に外付けされる並列4連装型の射撃兵装。マガジン式でリロードもでき、[[フォウ]]に取り付ける事も可能。ミサイルと実弾の両方を撃っており、[[ダーナ・オシー]]のミサイルを撃つ事もできる。
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:主に左腕に外付けされる並列4連装型の射撃兵装。マガジン式でリロードもでき、[[フォウ]]に取り付ける事も可能。ミサイルと実弾の両方を撃っており、[[ダーナ・オシー]]のミサイルを撃つ事もできる。OP映像では両手のオーラショットから火炎放射ともオーラのビームとも取れる赤いエネルギー波を放出していた。
:SRWでは一貫してミサイルとして扱われていない。専ら反撃用。『OE』では「ファイヤ」特性付き。
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:SRWでは一貫してミサイルとして扱われていない。専ら反撃用。シリーズ当初は発射体のグラフィックが一定せず、『旧シリーズ』ではビームライフルと同様の細く黄色いビーム、『α』では少し太い黄色のビーム、『IMPACT』ではマシンガンのように赤い弾丸を連射するように描写され、『UX』以降はようやく原作同様の火砲のアニメーションとなった。『OE』では「ファイヤ」特性付き。
 
;[[オーラソード|オーラ・ソード]]
 
;[[オーラソード|オーラ・ソード]]
 
:オーラバトラーの標準装備である長剣。鞘はオーラコンバーター右側に装備。
 
:オーラバトラーの標準装備である長剣。鞘はオーラコンバーター右側に装備。
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;ゲド
 
;ゲド
:ダンバインの原型機。[[オーラバトラー]]としての第1号機だが、操縦には非常に高い[[オーラ力]]を必要とする上に、性能的に見るべきところはほとんどないという機体。
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:ダンバインの原型機。記念すべき[[オーラバトラー]]第1号機だが、操縦には非常に高い[[オーラ力]]を必要とする上に、性能的に見るべき所はほとんど無いという機体。
:[[ドレイク・ルフト]]はこの機体をフラオン王に献上する一方で、[[ショット・ウェポン]]によって高スペックで扱いやすい機体([[ドラムロ]]やダンバイン)の開発を進めさせていた。SRW未登場だが、『[[リアルロボット戦線]]』に登場。
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:[[ドレイク・ルフト]]はこの機体をフラオン王に献上する一方で、[[ショット・ウェポン]]によって高スペックで扱いやすい機体([[ドラムロ]]やダンバイン)の開発を進めさせていた。SRW未登場<ref>余談だが、[[プレイステーション|PS]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『聖戦士ダンバイン~聖戦士伝説~』では、[[バイストン・ウェル]]に[[聖戦士]]として召喚された[[主人公]]シュンジ・イザワ(CV:[[声優:うえだゆうじ|うえだゆうじ]]氏)が最初に搭乗・操縦する機体である。</ref>だが、『[[リアルロボット戦線]]』に登場。
 
;[[サーバイン]]
 
;[[サーバイン]]
 
:ダンバインのプロトタイプ。
 
:ダンバインのプロトタイプ。
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;試作型ダンバイン
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:PSゲーム『聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説』に登場するアの国で開発されたダンバインのプロトタイプ。SRW未登場。
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:ショウ・ザマ機のダンバインカラーに塗ったゲドといった感じの外見をしている。
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:ダンバインのプロトタイプである、アの国製、秘めた潜在能力はダンバインを凌ぐ、など上記のサーバインに酷似した設定があるが同一の機体ではない(そもそもゲームの聖戦士伝説内で共演している)。
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;改良型ダンバイン
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:PSゲーム『聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説』に登場する強化型。機体色は黒。新造されており、明確に4機目のダンバインとして登場する。SRW未登場。
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:装甲面を中心に大幅な強化が加えられているが、手に入るのが終盤のため使うかどうかはプレイヤーの判断に委ねられる。最後までダンバインを使いたい人向けといった趣の機体。
 
;[[ビランビー]]
 
;[[ビランビー]]
 
:ダンバインの強化発展機。
 
:ダンバインの強化発展機。
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:開発に際してダンバインが参考になっている。
 
:開発に際してダンバインが参考になっている。
 
;カットグラ
 
;カットグラ
:[[小説]]『オーラバトラー戦記』でのダンバインの立ち位置に存在する機体。同作では最終的にカットグラIIIまで登場するが、主人公のジョク機はパーツ単位で最初のカットグラが受け継がれており、ビルバインの立ち位置に存在する機体は登場しない。
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:[[小説]]『オーラバトラー戦記』における、TV版で言うダンバインの立ち位置に存在する機体。同作では最終的にカットグラIIIまで登場するが、主人公のジョク機はパーツ単位で最初のカットグラが受け継がれており、ビルバインの立ち位置に存在する機体は登場しない。
:またカットグラIIIは量産機になっており、既にカットグラという名称をドレイク軍は使っていないことを理由にカットグラの名を冠している。
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:またカットグラIIIは量産機になっており、既にカットグラという名称をドレイク軍が使っていない事を理由にカットグラの名を冠している。
    
=== 他作品の関連機体 ===
 
=== 他作品の関連機体 ===
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*『[[聖戦士ダンバイン]]』のメカニックデザインを担当した宮武一貴氏による初期ラフ稿におけるダンバインは、「岩石でできた[[全長一覧|全高]]20m近くもある神像のイメージ」で描かれており、鎧を纏った[[騎士道|騎士]]の様な外見であった。
 
*『[[聖戦士ダンバイン]]』のメカニックデザインを担当した宮武一貴氏による初期ラフ稿におけるダンバインは、「岩石でできた[[全長一覧|全高]]20m近くもある神像のイメージ」で描かれており、鎧を纏った[[騎士道|騎士]]の様な外見であった。
 
**その後、神像から昆虫へとデザインのイメージが変遷していき、カブトムシのイメージを取り入れ現行のデザインに落ち着いた。
 
**その後、神像から昆虫へとデザインのイメージが変遷していき、カブトムシのイメージを取り入れ現行のデザインに落ち着いた。
*ほしの竜一氏の漫画版『SDガンダム外伝』には聖魔導師ダンバというダンバインモチーフのキャラクターが存在する。
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*ほしの竜一氏の漫画版『[[SDガンダム外伝]]』で描かれたオリジナル番外編『エルガの妖怪』では聖魔導師ダンバというダンバインモチーフのキャラクターが存在する。
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**当初はダンバインそのものの見た目をしていたのだが、登場してすぐに変身魔法を使い'''美少女の姿になる'''(この姿におけるダンバインの名残は額のV字マークくらい)。しかも元に戻る魔法を忘れてしまったという理由で最後までその姿のままであり、この番外編における実質的なヒロインとして活躍した。
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***ちなみにこの番外編のラスボス「妖魔帝エルガ」のモチーフは[[エルガイム]]。そのためファンからは「'''ダンバインvsエルガイム'''」などと言われたりしている。
 
*放映時にショウ機、トッド機、トカマク機の3機のプラモデルが1/72で発売される予定だったが、トカマク機は中止になった模様。なお発売時の出来が不評で短期間で二度も金型改修が行われた。
 
*放映時にショウ機、トッド機、トカマク機の3機のプラモデルが1/72で発売される予定だったが、トカマク機は中止になった模様。なお発売時の出来が不評で短期間で二度も金型改修が行われた。
**後年のHGAB、MGシリーズでは3機とも発売された。
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**金型改修後にはショウ機と同じ成形色の「マーベル機」としてパッケージを変えて販売されている。
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**後年のHGAB、MGシリーズでは3機とも発売された。なおHGABでは「カスタムメイド機であるため顔の造詣が異なる」という独自設定の下、3機とも顔付きが若干異なっている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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