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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Daba Myroad]]
   
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|重戦機エルガイム}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|重戦機エルガイム}}
 
| 声優 = {{声優|平松広和|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|平松広和|SRW=Y}}
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[[オルドナ・ポセイダル]]に滅ぼされたヤーマン族カモン王家の生き残りで、本名は'''カモン・マイロード'''。養父ダバ・ハッサーの死後、彼の残したハンドメイド[[ヘビーメタル]]・[[エルガイム]]を持って、親友[[ミラウー・キャオ]]と旅に出る。
 
[[オルドナ・ポセイダル]]に滅ぼされたヤーマン族カモン王家の生き残りで、本名は'''カモン・マイロード'''。養父ダバ・ハッサーの死後、彼の残したハンドメイド[[ヘビーメタル]]・[[エルガイム]]を持って、親友[[ミラウー・キャオ]]と旅に出る。
   −
エルガイムを狙うリーリン一家との争いの中、[[アマンダラ・カマンダラ]]の100万ギーンの手形を手に入れ、それをアマンダラに届けようとした結果、[[ポセイダル軍|ポセイダル正規軍]]との戦いに巻き込まれていく事になる。
+
当初は立身出世のために[[ポセイダル軍|ポセイダル正規軍]]への入隊を志していたが、エルガイムを狙うリーリン一家との争いの中、[[アマンダラ・カマンダラ]]の100万ギーンの手形を手に入れ、それをアマンダラに届けようとした結果、ポセイダル軍との戦いに巻き込まれていく事になる。
    
補給・整備目的で[[ステラ・コバン]]率いる反乱軍に参加したが、ステラの死後にその素性が明らかになると反乱軍の中心的存在になっていった。その後、ポセイダル軍より奪取・改造した[[エルガイムMk-II]]に乗り換える。
 
補給・整備目的で[[ステラ・コバン]]率いる反乱軍に参加したが、ステラの死後にその素性が明らかになると反乱軍の中心的存在になっていった。その後、ポセイダル軍より奪取・改造した[[エルガイムMk-II]]に乗り換える。
   −
戦いの中、行方不明だった義妹の[[クワサン・オリビー]]に再会するが、彼女はポセイダルに操られていた。全ての戦いが終わって救出されたオリビーの精神は崩壊しており、ダバはオリビーを守る為、[[ファンネリア・アム]][[ガウ・ハ・レッシィ]]を捨てて、コアムへと帰っていった。
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戦いの中、行方不明だった義妹の[[クワサン・オリビー]]に再会するが、彼女はポセイダルに操られていた。全ての戦いが終わって救出されたオリビーの精神は崩壊しており、ダバはオリビーを守る為[[ファンネリア・アム]][[ガウ・ハ・レッシィ]]と別れ共に育ったコアムへと帰っていった(10年程で表舞台に復帰する可能性も示唆されている)。
    
優しい性格の持ち主で、敵対するパイロットを殺さないようにコックピットを外す戦い方をする事も。また己の人生がどのようなものであるかを見極めようとしていて、やると決めたことは何がなんでもやろうとする頑固な面も持ち合わせている。その結果、他の星に行ったアマンダラを追って軍の輸送船を乗っ取る、船一隻でガストガル星に突入を図るなど相当な無茶をやることも。
 
優しい性格の持ち主で、敵対するパイロットを殺さないようにコックピットを外す戦い方をする事も。また己の人生がどのようなものであるかを見極めようとしていて、やると決めたことは何がなんでもやろうとする頑固な面も持ち合わせている。その結果、他の星に行ったアマンダラを追って軍の輸送船を乗っ取る、船一隻でガストガル星に突入を図るなど相当な無茶をやることも。
   −
養父の名前が「ダバ」・ハッサーで「カモン王家」の生き残り、という事からも分かるとおり、ファーストネームは「マイロード」の方。小説版や漫画『アンダー・ザ・サンズ』では「マイロード」と呼ばれている。なお、「マイロード」とは即ち「我が主君」という意味であり、呼び捨てにしても自然に主を敬えるようにと、ハッサーにより名付けられた。ただし、アニメ本編ではその願いが反映される事は無く、専ら『ダバ』と呼ばれており、苗字で呼び捨てられるという状態だった。
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養父の名前が「ダバ」・ハッサーで「カモン王家」の生き残り、という事からも分かるとおり、ファーストネームは「マイロード」の方。小説版や漫画『アンダー・ザ・サンズ』では「マイロード」と呼ばれている。なお、「マイロード」とは即ち「我が主君」という意味であり<ref>「マイロード」とは英語「My lord」の日本語表記であるが、ダバの英語名称は「Myroad」(我が道路)となっている。</ref>、呼び捨てにしても自然に主を敬えるようにと、ハッサーにより名付けられた。ただし、アニメ本編ではその願いが反映される事は無く、専ら『ダバ』と呼ばれており、苗字で呼び捨てられるという状態だった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
:序盤から加入。[[ターナ]]で[[地球]]までやってくる。[[エルガイム]]より強化された状態で[[カルバリーテンプル]]が手に入る為、[[エルガイムMk-II]]が来るまでそちらに乗り換えさせるプレイヤーも多い。エンディングでは、コアムに戻り[[ペンタゴナワールド|ペンタゴナ]]議会初代首席に推薦されたが、辞退。コアムで農場を営んでいる。
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:初登場作品。序盤から加入。[[ターナ]]で[[地球]]までやってくる。[[エルガイム]]より強化された状態で[[カルバリーテンプル]]が手に入る為、[[エルガイムMk-II]]が来るまでそちらに乗り換えさせるプレイヤーも多い。エンディングでは、コアムに戻り[[ペンタゴナワールド|ペンタゴナ]]議会初代首席に推薦されたが、辞退。コアムで農場を営んでいる。
 
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
::声が入った。またシナリオ「新たなる敵」([[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]加入ルート)では、敵の[[ビームコート]]への注意を促すセリフが追加された。
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::声が入った。またシナリオ「新たな敵」([[ハサウェイ・ノア|ハサウェイ]]加入ルート)では、敵の[[ビームコート]]への注意を促すセリフが追加された。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F}}
:序盤から仲間になり、能力の高さもさる事ながら、HMの[[ビームコート]]により[[モビルスーツ|MS]]戦で活躍する。レッシィを[[説得]]して加入させた場合、今回も[[カルバリーテンプル]]が'''4段階改造済み'''で手に入るので、改造[[資金]]を浮かせる為そちらに乗り換えさせるプレイヤーも多数。何れにしろ、[[射撃]]値は十分高いのだが終盤になるに連れ機体の火力不足が気になって来る所。
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:序盤から仲間になり、能力の高さもさる事ながら、HMの[[ビームコート]]により[[モビルスーツ|MS]]戦で活躍する。レッシィを[[説得]]して加入させた場合、今回も[[カルバリーテンプル]]が'''4段階改造済み'''で手に入るので、改造[[資金]]を浮かせる為そちらに乗り換えさせるプレイヤーも多数。何れにしろ、[[射撃 (能力)|射撃]]は十分高いのだが終盤になるに連れ機体の火力不足が気になって来る所。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:ようやくMk-IIが手に入るものの、[[必中]]や[[集中]]がない事と[[2回行動]]の遅さが仇となってくる。終盤強制出撃もある為、レベルを上げておかないとロクに攻撃を当てられないまま操作するハメになるので注意。[[回避]]力やパワーランチャーの火力も次第に頼りなくなる為、彼を使うならば中盤以降はバスターランチャーによる[[マップ兵器]]中心で戦うのが良い。ポセイダルルートを進むと、集中と2回行動習得済みの点で勝る[[ギャブレット・ギャブレー|ギャブレー]]が強力な対抗馬となるが、射撃値は勝っている上に乗機を取り合うわけでもないので、十分育っているならば[[二軍]]行きを考える必要はない。
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:ようやくMk-IIが手に入るものの、[[必中]]や[[集中]]がない事と[[2回行動]]の遅さが仇となってくる。終盤強制出撃もある為、レベルを上げておかないとロクに攻撃を当てられないまま操作するハメになるので注意。[[回避#回避(能力)|回避]]やパワーランチャーの火力も次第に頼りなくなる為、彼を使うならば中盤以降はバスターランチャーによる[[マップ兵器]]中心で戦うのが良い。ポセイダルルートを進むと、集中と2回行動習得済みの点で勝る[[ギャブレット・ギャブレー|ギャブレー]]が強力な対抗馬となるが、射撃値は勝っている上に乗機を取り合うわけでもないので、十分育っているならば[[二軍]]行きを考える必要はない。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
 
:いきなりペンタゴナから飛ばされてくる。[[エルガイムMk-II]]より、[[V-UPユニット]]により凶悪性能になる[[エルガイム]]に乗り換える事が多い。原作での最終決戦と同様に、エルガイムが主役機に返り咲く瞬間である。必修精神コマンドは、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[魂]]。[[集中]]も高確率で覚える。
 
:いきなりペンタゴナから飛ばされてくる。[[エルガイムMk-II]]より、[[V-UPユニット]]により凶悪性能になる[[エルガイム]]に乗り換える事が多い。原作での最終決戦と同様に、エルガイムが主役機に返り咲く瞬間である。必修精神コマンドは、[[てかげん]]、[[熱血]]、[[魂]]。[[集中]]も高確率で覚える。
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WSC}}
+
:;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
 
::必修精神コマンドは、[[てかげん]]と[[熱血]]。[[集中]]を覚えるパターンが減った一方で、[[加速]]と[[見切り]]を覚える確率が上がっている。
 
::必修精神コマンドは、[[てかげん]]と[[熱血]]。[[集中]]を覚えるパターンが減った一方で、[[加速]]と[[見切り]]を覚える確率が上がっている。
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:第1章追加ミッション「反逆のルルーシュ」に登場。本格的な参戦は第4章から。
 
:第1章追加ミッション「反逆のルルーシュ」に登場。本格的な参戦は第4章から。
 
:専用スキルとして[[ヤーマンの末裔]]が実装された。グループを組めるエルガイムと単機のエルガイムMk-IIの乗り換えが可能。
 
:専用スキルとして[[ヤーマンの末裔]]が実装された。グループを組めるエルガイムと単機のエルガイムMk-IIの乗り換えが可能。
:ストーリー中ではペンタゴナワールドでの反乱軍としての活動から、ポセイダル打倒までの流れでが再現される。EDでは、原作通り政治の道には進まずにクワサンと共に静かな生活を送る選択をする。
+
:ストーリー中ではペンタゴナワールドでの反乱軍としての活動から、ポセイダル打倒までの流れが再現される。エンディングでは、原作通り政治の道には進まずにクワサンと共に静かな生活を送る選択をする。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:2018年1月のイベント「リベリオン」より参戦。エルガイムとエルガイムMk-IIのパイロット。
 
:2018年1月のイベント「リベリオン」より参戦。エルガイムとエルガイムMk-IIのパイロット。
 
:2020年7月のアップデートにて、既存パイロットパーツにボイスが追加された。
 
:2020年7月のアップデートにて、既存パイロットパーツにボイスが追加された。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 +
:音声新規収録。ミッション「コンタクト・ペンタゴナ」より参戦。エルガイムに搭乗している際はそこまで強くないが、エルガイムMk-IIに乗り込むや否や、その実力を遺憾なく発揮できるようになる。
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:彼の強さを支えるのは「ExC+5」という強烈な効果を持つエースボーナスと、終盤に覚える「[[決意]]」が、エルガイムMk-IIの火力と長[[射程]]と[[マップ兵器]]の存在に見事に噛み合っていること。エースボーナスに含まれる効果・「ExC+5」の発動条件は気力130以上なので、[[闘争心|闘争心EX]]を養成することで速攻・殲滅力が大幅に上昇する。
 +
:なお、[[ダウンロードコンテンツ/30|ボーナスミッション]]「広がる未知の世界」では[[友永勇太|二人の]][[響裕太|ユウタ]]と共に女装姿も披露した(そしてギャブレーに口説かれた)。
    
=== 関連作品 ===
 
=== 関連作品 ===
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
:完全な味方パイロット。惑星ウルスにヤーマン族を転写することで、一族を再興しようとする。
 
:完全な味方パイロット。惑星ウルスにヤーマン族を転写することで、一族を再興しようとする。
:初期にエルガイムに乗ってスポット参戦した後、MK-IIに乗り換え再登場する。
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:初期にエルガイムに乗って[[スポット参戦]]した後、MK-IIに乗り換え再登場する。
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;[[Another Century's Episode]]
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:
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;[[Another Century's Episode Portable]]
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:
    
== パイロットステータス ==
 
== パイロットステータス ==
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:;パイロットパーツ装備時
 
:;パイロットパーツ装備時
 
::'''[[直感]]、[[閃き]]+、[[勇気]]'''
 
::'''[[直感]]、[[閃き]]+、[[勇気]]'''
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;[[スーパーロボット大戦30|30]]
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:'''[[集中]]、[[加速]]、[[直感]]、[[気合]]、[[魂]]、[[決意]]'''
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
;[[リアルロボット戦線]]
 
:'''[[加速]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[てかげん]]、[[友情]]'''
 
:'''[[加速]]、[[熱血]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[てかげん]]、[[友情]]'''
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:'''[[底力]]L9、[[見切り]]L9、ヤーマンの末裔L9'''
 
:'''[[底力]]L9、[[見切り]]L9、ヤーマンの末裔L9'''
 
:「ヤーマンの末裔」はダバの専用スキル。効果範囲内の味方の攻撃が上昇し、さらにその範囲内の味方ユニット(自機含む)が戦闘し、攻撃した際の気力上昇量が増えるというもの。
 
:「ヤーマンの末裔」はダバの専用スキル。効果範囲内の味方の攻撃が上昇し、さらにその範囲内の味方ユニット(自機含む)が戦闘し、攻撃した際の気力上昇量が増えるというもの。
 +
;[[スーパーロボット大戦30|30]]
 +
:'''[[底力]]L5、[[見切り]]L2、[[ヒット&アウェイ]]、[[ラッキースター]]L1'''
 +
:そこそこ高めの底力と見切りで回避補正を多く得られる。ヒット&アウェイはエルガイムMk-IIに乗り換えてから真価を発揮する。
    
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
;闘志
 
;闘志
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。攻撃が命中するとSP+1、気力+3。
 
:『[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』で採用。攻撃が命中するとSP+1、気力+3。
 +
;1マップに1度だけ、気力130以上になるとExC+5。リリスの最大SP+20。
 +
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。中盤で敵が増えてくると、自軍の敵撃墜でいつの間にか気力を満たして[[エクストラアクション|ExC]]が余るということが起きがち。[[決意]]も含めて大胆にExCを使えるので、必要に応じて上手く消費していくと良い。
 +
:また[[AOSアップデート]]のトレーニングルーム:戦術訓練を8段階目まで育成すると、気力130に到達するとエースボーナスの効果でExC+5→3以上になるため戦術訓練の効果で+3が続けて発生するため、グレートエースを習得しているとこれだけでExCが10まで一気に上がる。
 +
:[[闘争心]]も育成しているとExCボーナスは完全に無駄になる。周回プレイ時は特に発生しやすいのだが、1周目でも十分に発生し得る。
    
== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
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:生き別れになった義妹。
 
:生き別れになった義妹。
 
;[[ミラウー・キャオ]]
 
;[[ミラウー・キャオ]]
:親友、というより腐れ縁いうべきか。当初は[[ポセイダル軍|ポセイダル正規軍]]に入らないダバを快く思っていなかったが、やがて彼と対等の仲へと成長していく。
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:親友、というより腐れ縁というべき仲。当初は[[ポセイダル軍|ポセイダル正規軍]]に入らないダバを快く思っていなかったが、やがて彼と対等の仲へと成長していく。
 
;[[ファンネリア・アム]]
 
;[[ファンネリア・アム]]
 
:盗賊団リーリン一家の一人だったが、惚れられ味方になる。
 
:盗賊団リーリン一家の一人だったが、惚れられ味方になる。
 
;[[ガウ・ハ・レッシィ]]
 
;[[ガウ・ハ・レッシィ]]
:[[13人衆]]の一人だったが、惚れられ味方になる。一時期ダバの元へ離れるが、それはダバらを思ってのことだった。
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:[[13人衆]]の一人だったが、惚れられ味方になる。一時期ダバの元を離れるが、それはダバ達を思ってのことだった。
 
;[[リリス・ファウ]]
 
;[[リリス・ファウ]]
 
:見世物になっていた所を助けたのが縁で仲間に。
 
:見世物になっていた所を助けたのが縁で仲間に。
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;[[アマンダラ・カマンダラ]]
 
;[[アマンダラ・カマンダラ]]
 
:彼に人生を翻弄されることとなった。最後は真のポセイダルとして対峙。
 
:彼に人生を翻弄されることとなった。最後は真のポセイダルとして対峙。
 +
;ダバ・ハッサー
 +
:養父にして、ヤーマン族カモン王家の元家臣。王家滅亡の際に当時赤子だったダバを連れ出して自身の養子として匿い、ガイラムをエルガイムに改修するなどしてヤーマン再興に備えるも、志半ばに病死した。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
;[[黒騎士 (ダンバイン)|黒騎士]]
+
;[[バーン・バニングス|黒騎士]]
:[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]では彼に対して、皮肉を飛ばしている。
+
:[[スーパーロボット大戦Operation Extend|OE]]』では彼に対して、皮肉を飛ばしている。
 
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
 
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
:OEにて彼の助力を得て正規軍を撃退する。[[ルルーシュ・ランペルージ|彼]]とは「今の為政者によってその身分を追われた者」同士でもある。
+
:『OE』にて彼の助力を得て正規軍を撃退する。[[ルルーシュ・ランペルージ|彼]]とは「今の為政者によってその身分を追われた者」同士でもある。
 +
;[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア]]
 +
:『30』では、ゼロではなくルルーシュとして共闘。早いうちからダバの持つ「王の器」に興味を示し、彼のポセイダル打倒と、ペンタゴナワールドの統治を後押しする。
    
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
 
;[[三輪防人]]
 
;[[三輪防人]]
:[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]ではレッシィとともに彼にスパイ疑惑を受ける。
+
:[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』ではレッシィとともに彼にスパイ疑惑を受ける。
 
;[[アール博士]]
 
;[[アール博士]]
:[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])ではダバの正体に薄々勘付いていた。
+
:[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』ではダバの正体に薄々勘付いていた。
 
;[[エドワード・ミト]]
 
;[[エドワード・ミト]]
:GC(XO)で素性が明かされてから親しくなる。
+
:『GC(XO)』で素性が明かされてから親しくなる。
 +
;[[アルテア]]
 +
:『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』のイベント「希望はいつもその胸に」では、オリビーと共に[[アルクトス]]に移住する中で「我が友」と呼ばれるほどの親交を持っていた。が、[[ポセイダル軍]]残党がアルクトスに現れたことで、彼によってかつての仲間たちと引き合わされることに…。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「ドッキングセンサー!」
 
;「ドッキングセンサー!」
:[[エルガイム]]のコックピットになる小型バイク『スパイラル・フロー』をエルガイムに収納する際に発する台詞。毎回発声していた事から、視聴者からは音声登録の類と思われていたが、後に[[ミラウー・キャオ|キャオ]]がエルガイムで出撃した際にもこの台詞を言っており、'''『単なるロボットアニメ的な出撃時の決め台詞』'''という衝撃の事実が発覚する。もっとも音声によるコマンド入力という可能性もあるが(ようするに『誰が』言うのかは関係なくこの『言葉』を認識することでドッキングが開始される仕様)。
+
:[[エルガイム]]のコックピットになる小型バイク「スパイラル・フロー」をエルガイムに収納する際に発する台詞。音声登録の類と思われていたが、後に[[ミラウー・キャオ|キャオ]]や[[ファンネリア・アム|アム]]がエルガイムで出撃した際にもこの台詞を言っており、「'''単なるロボットアニメ的な出撃時の決め台詞'''」という衝撃の事実が発覚する。もっとも音声によるコマンド入力という可能性もあるが(ようするに「誰が」言うのかは関係なくこの「言葉」を認識することでドッキングが開始される仕様)、言わないで出撃する事もあるため真相は不明。
 +
:『[[スーパーロボット大戦F]]』では[[キャラクター事典]]の一言モードで聞ける。
 
;「ああ、嫌だぁ。死ぬなよ!」
 
;「ああ、嫌だぁ。死ぬなよ!」
 
:第1話より、盗賊団との戦闘で敵を撃った時の台詞。基本的には人死にを嫌う。
 
:第1話より、盗賊団との戦闘で敵を撃った時の台詞。基本的には人死にを嫌う。
;「変なところに当たるな!」
  −
:第1話他、劇中でパワーランチャーを撃ったときの台詞。ゲームでも戦闘中の台詞として採用されている。ちなみに『変なところ』とは、コックピットなど、相手のパイロットの生死に関わる部位を指しており、ダバの優しさが垣間見える台詞である。余談であるが、SRWで印象に残ったのか、近年のアニメでパロディとして使われている事も。
  −
;「機動性なら、エルガイムだって!」
  −
:
   
;「俺は…自分でも自分の人生を見てみたくなったのさ」
 
;「俺は…自分でも自分の人生を見てみたくなったのさ」
 
:第5話より。[[アマンダラ・カマンダラ]]に手形を渡すため、[[ポセイダル軍]]の宇宙船を奪う事を決心して。とはいえ、この世界で大きな力を持つ軍と敵対する事を少々軽く見ていた節があり、後に追撃を受けた際には「ちょっと借りただけなのに…」といった趣旨の発言もしている。
 
:第5話より。[[アマンダラ・カマンダラ]]に手形を渡すため、[[ポセイダル軍]]の宇宙船を奪う事を決心して。とはいえ、この世界で大きな力を持つ軍と敵対する事を少々軽く見ていた節があり、後に追撃を受けた際には「ちょっと借りただけなのに…」といった趣旨の発言もしている。
 +
;「変なところに当たるな!」
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:第6話より。劇中でパワーランチャーを撃ったときの台詞。ゲームでも戦闘中の台詞として採用されている。ちなみに「変なところ」とは、コックピットなど、相手のパイロットの生死に関わる部位を指しており、ダバの優しさが垣間見える台詞である。余談であるが、SRWで印象に残ったのか、2007年放送のテレビアニメ『らき☆すた』でパロディとして使われている。
 
;「ならば!」<br />「危険な歓迎の返礼をさせて貰った事で、謝礼は受けました」
 
;「ならば!」<br />「危険な歓迎の返礼をさせて貰った事で、謝礼は受けました」
 
:第8話より。手形を渡しに来たダバに「謝礼を出したい」というアマンダラを殴りつけて。建前的には会談前に敵と間違えられて銃撃された事に対する仕返しだが、ここまでに起きた手形を巡っての殺し合いや、事前に滅ぼされたヤーマン族の街並みを見た事による八つ当たりもあった模様。
 
:第8話より。手形を渡しに来たダバに「謝礼を出したい」というアマンダラを殴りつけて。建前的には会談前に敵と間違えられて銃撃された事に対する仕返しだが、ここまでに起きた手形を巡っての殺し合いや、事前に滅ぼされたヤーマン族の街並みを見た事による八つ当たりもあった模様。
 
;「スト、スト、スト…やるのね!?」
 
;「スト、スト、スト…やるのね!?」
:第9話より。身の潔白を証明すべく、ストリップをしようとした[[ガウ・ハ・レッシィ|レッシィ]]に対して。[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]でもこの台詞を発した。<ref>原作ではこの前にポセイダル軍から助けた仲間に発信機が付けられており、「自分にはそんなものは無い」というレッシィの行動だったのだが、その流れがカットされている第4次では少々唐突なイベントになっている。</ref>
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:第9話より。身の潔白を証明すべく、ストリップをしようとした[[ガウ・ハ・レッシィ|レッシィ]]に対して。『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』でもこの台詞を発した<ref>原作ではこの前にポセイダル軍から助けた仲間に発信機が付けられており、「自分にはそんなものは無い」というレッシィの行動だったのだが、その流れがカットされている『第4次』では少々唐突なイベントになっている。</ref>
 
;「ここからだったらシールドは効かないね!」
 
;「ここからだったらシールドは効かないね!」
 
:第12話より。至近距離からの[[対ビームコーティング|パワーランチャーすら弾く]][[オージェ]]に対して。エルガイムの操縦をリリスに任せ、生身で顔面にバズーカを撃ちこむという奇策で相手を撤退させている。
 
:第12話より。至近距離からの[[対ビームコーティング|パワーランチャーすら弾く]][[オージェ]]に対して。エルガイムの操縦をリリスに任せ、生身で顔面にバズーカを撃ちこむという奇策で相手を撤退させている。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 +
=== 戦闘台詞 ===
 +
;「機動性なら、エルガイムだって!」
 +
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』より収録されたエルガイム搭乗時の回避台詞と思いきや…実際にはエルガイムに搭乗しなくても発するので「機動性ではエルガイムにも負けてはいない」という意味での汎用台詞と思われる。
 +
=== シナリオデモ ===
 
;「アマンダラ=カマンダラ…裏からペンタゴナを操りすべてを支配しようとしていた…」<br/>アム「でも、かわいそうな人だったのかもしれないわね」<br/>キャオ「なーんで!?」<br/>アム「誰も信じられなくて…愛していたはずのミアンまでバイオリレーションで操っていた人なのよ」<br/>レッシィ「信じられるのは自分だけ…独裁者の典型的なタイプね」<br/>リリス「でも…ポセイダルも、もともとはああいう人じゃなかったと思うの」<br/>「そうだな…権力を握り、それに固執するあまり…ああなってしまったか…」
 
;「アマンダラ=カマンダラ…裏からペンタゴナを操りすべてを支配しようとしていた…」<br/>アム「でも、かわいそうな人だったのかもしれないわね」<br/>キャオ「なーんで!?」<br/>アム「誰も信じられなくて…愛していたはずのミアンまでバイオリレーションで操っていた人なのよ」<br/>レッシィ「信じられるのは自分だけ…独裁者の典型的なタイプね」<br/>リリス「でも…ポセイダルも、もともとはああいう人じゃなかったと思うの」<br/>「そうだな…権力を握り、それに固執するあまり…ああなってしまったか…」
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]])』「オルドナ=ポセイダル」より。アマンダラが倒された後の会話。
+
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]([[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]])』のシナリオ「オルドナ=ポセイダル」より。アマンダラが倒された後の会話。
 
:アムとリリスは堕落したアマンダラの末路に同情しており、ダバも彼女達に同調していた。
 
:アムとリリスは堕落したアマンダラの末路に同情しており、ダバも彼女達に同調していた。
 +
:なおこれらの会話が出るのは[[エルピー・プル|プル]]と[[プルツー]]を説得できたルートのみであり、それ以外のルート(主人公が[[スーパー系]]だった場合は強制)では[[ブライト・ノア|ブライト]]との異なる会話となる。
 
;「また、いつか。…エルガイムと同じ、白い美しい機体のこと、忘れません。その機体に乗っていた人のことも」
 
;「また、いつか。…エルガイムと同じ、白い美しい機体のこと、忘れません。その機体に乗っていた人のことも」
 
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』エンディングより。[[アムロ・レイ|アムロ]]と別れる時の台詞。
 
:『[[スーパーロボット大戦COMPACT|COMPACT]]』エンディングより。[[アムロ・レイ|アムロ]]と別れる時の台詞。
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:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』エンディングより。アムからペンタゴナの復興について問われた時の返答。
 
:『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])』エンディングより。アムからペンタゴナの復興について問われた時の返答。
 
:本作でもオリビーの介護のために故郷へ帰る結末を迎えるものの、復帰の可能性も視野に入れている辺り、原作と比べるとほんの少し救われている。
 
:本作でもオリビーの介護のために故郷へ帰る結末を迎えるものの、復帰の可能性も視野に入れている辺り、原作と比べるとほんの少し救われている。
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;「…オリビーやフル・フラットを見て思ったんです…」<br/>「ポセイダルは、人の声明や心を自分の道具にしか考えていない…と」<br/>「だから、俺はそういうものを大切にしたい…」<br/>「そして、それこそがポセイダルを倒す力になると信じます」
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:『30』サブミッション「エンカウント」にて。アムが[[13人衆]]に捕らえられた際、[[リィリィ・ハッシー]]のもとに罠と知りながら向かうことを決意し、[[ミツバ・グレイヴァレー]]の制止をこの台詞で止める。この時点では[[アマンダラ・カマンダラ|本物のポセイダルがその裏に居る]]ことまでは知らなかったが、本質はそのものずばりを言い当てていた。
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=== 中断メッセージ ===
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;「どうなってんのよ、これ!? ポセイダル軍を追って、俺達、別の星系に来ちゃったよ!」<br/>「そこは、人類同士の争いに魔法や怪獣、エイリアンからAIまで何でもありだった!」<br/>「だけど、俺達には仲間がいる! シー・ユー・アゲイン『スーパーロボット・ウォーズ!』」
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:『30』の中断メッセージにて。キャオ不在で中断メッセージが始まってしまったため、本来キャオが読む場所だったところを急遽代役でダバが務めた部分。今回はキャオが声なしの中、頑張ってキャオに寄せている。なお、エイリアン=異星人はダバやキャオ達のことでもあり、自分達を何でもありに含めているのだが…。
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== スパロボシリーズの迷台詞 ==
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;「プ、プレイヤーさん! まさか、スト…ストスト…」<br/>「ストライキをやるのね?」
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:『30』の中断メッセージにて。プレイヤーがゲームを中断する際に。元ネタは先述の、第9話でのレッシィとの一件。何かを誤魔化したようなコミカルな台詞であり、この後レッシィから「いやらしい事を思い出してないでしょうね?」と釘を刺されている。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*ダバを演じた[[声優:平松広和|平松広和]]氏の初出演・初レギュラーであったが、実戦不足な所もあって富野監督から「これ以上ミスするなら[[主人公]](ダバ)を殺して引きずり降ろしてやる」と言われた逸話がある。
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*ダバを演じた[[声優:平松広和|平松広和]]氏は後年ダバを演じるに当たり、[[年齢]]を感じて若く演じたところ、「声が高くなっている」と何度もリテイクを受けたと、『Another Century's Episode 2』のインタビューで語られている<ref name="ace2">[http://web.archive.org/web/20060718005959/http://www.ace-game.jp/blog/archives/2005/11/post_36.html 2006年7月18日時点のACE BLOGのアーカイブ。]</ref>。
**なお、平松広和氏は後年ダバを演じるに当たり、[[年齢]]を感じて若く演じたところ、「声が高くなっている」と何度もリテイクを受けたと、『Another Century's Episode 2』のインタビューで語られている<ref name="ace2">[http://web.archive.org/web/20060718005959/http://www.ace-game.jp/blog/archives/2005/11/post_36.html 2006年7月18日時点のACE BLOGのアーカイブ。]</ref>。
      
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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