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*2005年4月10日 ~ 2006年3月26日放映(テレビ東京) 全50話
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{{登場作品概要
*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦K]](2009年)
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| 読み =
 
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| 外国語表記 =
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| 原作 =
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| 著者 =
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| 作画 =
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| 挿絵 =
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| 監督 = 水野和則
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| シリーズ構成 = 西園悟
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| 脚本 =
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| キャラクターデザイン = 統月剛、小林治(コンセプトデザイン)<br />坂井久太(アニメーションキャラクター)
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| メカニックデザイン =
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| 音楽 = 中川幸太郎
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| 制作 = REMIC<br />グループタック<br />アースクリエイト<br />他<ref>本作は制作を特定のスタジオに固定せず、様々なスタジオが入れ替わり制作する体制を採っている。</ref>
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| 放送局 = テレビ東京
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| 配給元 =
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| 発売元 =
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| 掲載誌 =
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| 出版社 =
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| レーベル =
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| 配信元 =
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| 放送期間 = 2005年4月10日 - <br />2006年3月26日
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| 公開日 =
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| 発売日 =
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| 発表期間 =
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| 刊行期間 =
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| 配信開始日 =
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| 話数 = 全50話
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| 巻数 =
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| シリーズ = [[ゾイドシリーズ]]
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| 前作 =
 +
| 次作 =
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| 劇場版 =
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| アニメ版 =
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| 漫画版 =
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| 小説版 =
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| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦K]]
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| 初クレジットSRW =
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| 備考 =
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| その他 =
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}}
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『'''機獣創世記ゾイドジェネシス'''』はグループ・タック他制作によるテレビアニメ作品。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
スパロボ参戦作品初の[[ゾイドシリーズ]]。テレビアニメは『ゾイドジェネシス』というタイトルだが、初参戦作品である『スパロボK』では玩具のシリーズ名である『機獣創世記ゾイドジェネシス』名義で参戦している。
 
スパロボ参戦作品初の[[ゾイドシリーズ]]。テレビアニメは『ゾイドジェネシス』というタイトルだが、初参戦作品である『スパロボK』では玩具のシリーズ名である『機獣創世記ゾイドジェネシス』名義で参戦している。
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*[[セイジュウロウ]]
 
*[[セイジュウロウ]]
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==== [[キダ藩]] ====
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==== キダ藩 ====
 
*[[ダ・ジン]]
 
*[[ダ・ジン]]
 
*[[ティ・ゼ]](灼熱のティ・ゼ)
 
*[[ティ・ゼ]](灼熱のティ・ゼ)
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*[[フェルミ]]
 
*[[フェルミ]]
 
*[[ソウタ]]
 
*[[ソウタ]]
   
*[[ジーン (ゾイドジェネシス)|ジーン]]
 
*[[ジーン (ゾイドジェネシス)|ジーン]]
 
*[[ララダ三世]]
 
*[[ララダ三世]]
   
*[[ボラー]]
 
*[[ボラー]]
   
*[[ナンバー]]
 
*[[ナンバー]]
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==== その他 ====
 
==== その他 ====
 
*[[リンナ・エレガンス]]
 
*[[リンナ・エレガンス]]
   
*[[ウィプス・ド・ザルツ]]
 
*[[ウィプス・ド・ザルツ]]
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*[[バイオヴォルケーノ]]
 
*[[バイオヴォルケーノ]]
 
*[[バイオティラノ]]
 
*[[バイオティラノ]]
   
*[[バイオラプター]]
 
*[[バイオラプター]]
 
*[[バイオラプターグイ]]
 
*[[バイオラプターグイ]]
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== 用語 ==
 
== 用語 ==
 
;[[惑星Zi]]
 
;[[惑星Zi]]
:ゾイドシリーズの舞台となる惑星。3つの衛星が存在していたが、[[ヘリック共和国]]とゼネバス帝国の戦争中に起きた大変異により2つとなり、さらにゾイドジェネシスの時代には1つに減っている。
+
:ゾイドシリーズの舞台となる惑星。3つの衛星が存在していたが、ヘリック共和国とゼネバス帝国の戦争中に起きた大変異により2つとなり、さらにゾイドジェネシスの時代には1つに減っている。
 
;[[ゾイド]]
 
;[[ゾイド]]
 
:惑星Ziに住む機械生命体。旧文明の時代では兵器に改造する技術を多くの国が持っていたが、本作の時代ではそれが失われ、兵器としてのゾイドは発掘するか既に兵器としての改造を受けた野良ゾイドを捕まえるかでしか入手できない。
 
:惑星Ziに住む機械生命体。旧文明の時代では兵器に改造する技術を多くの国が持っていたが、本作の時代ではそれが失われ、兵器としてのゾイドは発掘するか既に兵器としての改造を受けた野良ゾイドを捕まえるかでしか入手できない。
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;[[バイオゾイド]]
 
;[[バイオゾイド]]
 
:通常の戦闘ゾイド以上に過激な改造を加えた恐竜型の生物兵器。ディガルド軍の主力。バイオゾイドを動かせるゾイド適性を持つものは少ないため、ディガルドはある非道な方法でそれを増やしていた。
 
:通常の戦闘ゾイド以上に過激な改造を加えた恐竜型の生物兵器。ディガルド軍の主力。バイオゾイドを動かせるゾイド適性を持つものは少ないため、ディガルドはある非道な方法でそれを増やしていた。
;[[バイオ装甲]]
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;バイオ装甲
 
:バイオゾイドの外装部を覆っている装甲のこと。特殊な流体金属で作られており、実弾、光学問わず大概の攻撃は無効化してしまう。ディガルドやソラノヒトからはヘルアーマーと呼称されることも。
 
:バイオゾイドの外装部を覆っている装甲のこと。特殊な流体金属で作られており、実弾、光学問わず大概の攻撃は無効化してしまう。ディガルドやソラノヒトからはヘルアーマーと呼称されることも。
;[[リーオ]]
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;リーオ
 
:バイオ装甲を破壊できる力を持った特殊金属。ディガルド及びソラではメタルZ(ズィー)と呼称される。バイオゾイドと戦うときはこのリーオで出来た武器での攻撃が最も有効な手段となるが、自然産出することは無く、入手方法としては既に武器として成形されているもの(若しくはそれを装備したゾイド)を発掘するか、旧文明の技術を使って精製する以外に無い。
 
:バイオ装甲を破壊できる力を持った特殊金属。ディガルド及びソラではメタルZ(ズィー)と呼称される。バイオゾイドと戦うときはこのリーオで出来た武器での攻撃が最も有効な手段となるが、自然産出することは無く、入手方法としては既に武器として成形されているもの(若しくはそれを装備したゾイド)を発掘するか、旧文明の技術を使って精製する以外に無い。
 
;[[無敵団]]
 
;[[無敵団]]
 
:ディガルドのみを対象とする盗賊団。後にディガルド討伐軍に参加し物資輸送を担当する。
 
:ディガルドのみを対象とする盗賊団。後にディガルド討伐軍に参加し物資輸送を担当する。
;[[キダ藩]]
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;キダ藩
 
:ラ・カンの故郷である自治領。
 
:ラ・カンの故郷である自治領。
 
;[[ディガルド討伐軍]]
 
;[[ディガルド討伐軍]]
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;エンディングテーマ
 
;エンディングテーマ
 
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:;「ありのままでLovin'U」(2代目)
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:;「ありのままでLovin'U」(第29話 - 第43話)
 
::作詞:森由里子、作曲:YUPA、歌:レ・ミィ×コトナ(こやまきみこ&伊藤静)
 
::作詞:森由里子、作曲:YUPA、歌:レ・ミィ×コトナ(こやまきみこ&伊藤静)
::『おはスタ』内にて声優2人が振り付けつきで歌ったりと、ある意味でこの作品を象徴する歌。
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::バラエティ番組『おはスタ』にて声優2人が振り付けつきで歌ったりと、ある意味でこの作品を象徴する歌。
 
::『K』で採用。
 
::『K』で採用。
 
:
 
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K]]
:今作では[[惑星Zi]]は登場せず、もう1つの地球にあるエリアZiと呼ばれる隔離された地域が舞台とされている。登場人物が他作品のマシンを[[ゾイド]]と勘違いするというネタが多々ある(例:各種ロボット→人型のゾイド、[[大空魔竜 (LOD)|大空魔竜]]→大型の竜ゾイド等)。性能面は対ゾイドには強いが、基本的に[[気力]]上昇での[[特殊能力]]発動などがないため、平凡なリアル系機体である。また地上適応Sの機体が多く、逆に空中戦と宇宙戦には、[[レインボージャークウインド]]と隠しユニットの[[バイオプテラ]]を除いて弱い傾向にある。空中や[[宇宙]]適応を各種[[強化パーツ]]で補うなどするとかなり使いやすくなる(ただし今回は宇宙適正が低い機体が多く、[[強化パーツ]]を回したくても回せない事もある)。
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:初参戦作品。今作では[[惑星Zi]]は登場せず、もう1つの地球にあるエリアZiと呼ばれる隔離された地域が舞台とされている。登場人物が他作品のマシンを[[ゾイド]]と勘違いするというネタが多々ある(例:各種ロボット→人型のゾイド、[[大空魔竜 (LOD)|大空魔竜]]→大型の竜ゾイド等)。
:「新参戦作品は優遇される傾向がある」スパロボだが、本作の場合性能面では前述の通り今一つパンチ力に欠け、シナリオ面では重要エピソード(特に主人公ルージの成長に関わるもの)の省略・改変が多い等、あまり優遇されていない。
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:性能面は地上適応Sの機体が多く対ゾイドには強いが、逆に空中戦と宇宙戦には、[[レインボージャークウインド]]と隠しユニットの[[バイオプテラ]]を除いて弱い傾向にある。基本的に[[気力]]上昇での[[特殊能力]]発動などがないため、大半は平凡なリアル系機体でしかなく使い辛さが目立つ。おまけに剣を持っている機体が多い癖に何故か[[デッドリーコング]]以外は全て[[切り払い]]が出来ないのも地味に痛い。一応、空中や[[宇宙]]適応を各種[[強化パーツ]]で補うなどするとそこそこ使いやすくなる…のだが、今回は宇宙適正が低い機体が多く、[[強化パーツ]]を回したくても回せない事も多く、そのまま[[二軍]]落ちする事も珍しくない。そのため、強化パーツを購入できない1周目でメインとして運用するのは相応の覚悟が必要。
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:「新参戦作品は優遇される傾向がある」スパロボだが、本作の場合性能面では前述の通り今一つパンチ力に欠け、シナリオ面では重要エピソード(特に主人公ルージの成長に関わるもの)の省略・改変が多い等、優遇されているとは言い難い。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スパロボ学園]]
 
;[[スパロボ学園]]
 
:
 
:
;[[スーパーロボット大戦OperationExtend]]
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;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
:「ゾイドジェネシス」名義で[[ゾイド -ZOIDS-|初代ゾイド]]と共に参戦だが、ディガルド武国が存在しないため[[いるだけ参戦]]となっている。
 
:「ゾイドジェネシス」名義で[[ゾイド -ZOIDS-|初代ゾイド]]と共に参戦だが、ディガルド武国が存在しないため[[いるだけ参戦]]となっている。
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== 主要スタッフ ==
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;制作
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:小学館プロダクション(プロデュース。現:小学館集英社プロダクション)
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:ノーマッド、XEBEC、グループタック、他(アニメーション制作)
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:*本作は制作を特定のスタジオに固定せず、様々なスタジオが入れ替わり制作する体制を採っていた。
  −
:
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;監督
  −
:水野和則
  −
;シリーズ構成
  −
:西園悟
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;キャラクターデザイン
  −
:統月剛、小林治(コンセプトデザイン)
  −
:坂井久太(アニメーションキャラクター)
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;音楽
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:中川幸太郎
      
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*作中では各キャラクターが諸々の問題を抱えているが、「まずはこの戦争を終わらせてから、それから自分たちの問題の解決にとりかかろう」という流れで物語を動かしている。しかし最終回が敵ボスを倒して唐突に終わりエピローグも描写されないため、伏線未解消アニメの代表例として語られることが多々ある。ただし、後に発売されたドラマCDに後日談が語られており、そこで各キャラクターが抱えていた諸問題がどのように解決されたのかが補完されている。
 
*作中では各キャラクターが諸々の問題を抱えているが、「まずはこの戦争を終わらせてから、それから自分たちの問題の解決にとりかかろう」という流れで物語を動かしている。しかし最終回が敵ボスを倒して唐突に終わりエピローグも描写されないため、伏線未解消アニメの代表例として語られることが多々ある。ただし、後に発売されたドラマCDに後日談が語られており、そこで各キャラクターが抱えていた諸問題がどのように解決されたのかが補完されている。
*キャラクターや陣営の配置、特にリーオ武装搭載ゾイドの搭乗者は「七人の侍」をモデルにしていると言われている。が、そちらでは中心の7人から戦死者が多く出ているのに対し、7人のゾイド乗りは誰一人欠けることなく戦いを終えた。
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*キャラクターや陣営の配置、特にリーオ武装搭載ゾイドの搭乗者は映画『七人の侍』をモデルにしていると言われている。が、そちらでは中心の7人から戦死者が多く出ているのに対し、7人のゾイド乗りは誰一人欠けることなく戦いを終えた。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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=== サウンドトラック ===
 
=== サウンドトラック ===
 
<amazon>B000E42PDW</amazon>
 
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== 脚注 ==
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<references />
    
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