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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| タイトル = ソードストライク
 
| タイトル = ソードストライク
| 外国語表記 = [[外国語表記::Sword Strike]]
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| 外国語表記 = [[外国語表記::SWORD STRIKE GUNDAM]]<ref>[https://www.1999.co.jp/10030075 バンダイ 1/144 ソードストライクガンダム]、パッケージより。</ref>
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED}}
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| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
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*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED}}
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| デザイン = {{メカニックデザイン|大河原邦男}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
 
| SRWでの分類 = [[機体]]
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| 重量 = [[重量::74.10 t]]
 
| 重量 = [[重量::74.10 t]]
 
| 装甲 = [[フェイズシフト装甲]]
 
| 装甲 = [[フェイズシフト装甲]]
| 素体 = '''[[ストライクガンダム|ストライク]]'''
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| 素体 = '''[[ストライクガンダム|ストライク]]'''<br />'''[[ストライクルージュ]]'''
 
| 開発 = [[モルゲンレーテ社]]
 
| 開発 = [[モルゲンレーテ社]]
 
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連合軍}}
 
| 所属 = {{所属 (メカ)|地球連合軍}}
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| 重量 = [[重量::9.30 t]]
 
| 重量 = [[重量::9.30 t]]
 
}}
 
}}
'''ソードストライクガンダム'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[登場メカ]]であり、同作の前半の主役メカの一形態。
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'''ソードストライクガンダム / ソードストライクルージュ'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[登場メカ]]であり、同作の前半の主役メカの一形態。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
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=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
:全体攻撃が無いので使い辛い。普段は小隊員機として使い、雑魚を掃討した後のボス戦では小隊長機として使う……という使い道がベストか。
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:初登場作品。全体攻撃が無いので使い辛い。普段は小隊員機として使い、雑魚を掃討した後のボス戦では小隊長機として使う……という使い方か。悲しいことにランチャーよりも最大攻撃力が低く、当然射程も短い。2-5Pのパンツァーアイゼンは便利ではあるが、空Bである。空を飛べないし、パイロットの射撃の高さを活かせないのも問題。中盤までは気力制限なしでそれなりの火力を出せて援護攻撃に組み込みやすいが、気力制限が無いのはストライク全般に言えること。
:小隊攻撃が貴重な格闘属性なので、キラがフリーダムに乗り換えてからは大雷凰やダイゼンガーの小隊員につけると有用。
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:なお小隊攻撃が貴重な格闘属性なので、大雷凰やダイゼンガーの小隊員として相性が良いが、肝心のパイロットに恵まれない。OSがナチュラル用になるため、SEED系で唯一格闘能力が高い[[イザーク・ジュール|イザーク]]は本機には搭乗できない。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
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=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
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:キラ搭乗機とムウ搭乗機がある。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:R・SSRのアタッカー。原作ではムウはソードストライカーを使ったことはなかったが、本作では逆にムウ搭乗機のみ登場。
 
:R・SSRのアタッカー。原作ではムウはソードストライカーを使ったことはなかったが、本作では逆にムウ搭乗機のみ登場。
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==== ソードストライカー ====
 
==== ソードストライカー ====
;15.78m対艦刀「シュベルトゲベール」
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;15.78mレーザー対艦刀「シュベルトゲベール」
:「対艦刀」の名の通り、'''[[戦艦]]等の装甲を切り裂く事を目的に開発された装備'''。一体、何を考えて「敵戦艦を斬ろう」などと考えたのかは永遠の謎。[[モビルスーツ|MS]]程度ならば一太刀で両断できる他、対[[ビームシールド]]でも威力を殺しきる事はできない。実体剣としても使用できる。
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:[[モビルスーツ|MS]]の全高に迫るほどの刃渡りを持つフレームから高出力レーザーを発振して敵を切り裂く大型剣。
:柄の部分がビーム砲になっていて、離れた位置にいる敵機も攻撃可能…なのだが、ストライクが使用しているものは試作品であるため、ビーム砲としての機能は実装されていない。つまり、'''「シュベルトゲベール」([[ドイツ語]]で「銃剣」の意)という武器名に反して、「銃」としての使用ができない'''のである。
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:[[ジン (SEED)|ジン]]の重斬刀が一定の戦果を挙げていたことから、それを上回る威力の近接格闘用武装として開発された。
:『J』でのアニメーションは「横薙ぎで吹き飛んだ相手をパンツァーアイゼンで引き寄せてから、上段からの袈裟斬り」と非常に力の入ったものになっている。前半の横薙ぎは対[[ブリッツガンダム]]戦の再現。
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:当初はその名の通り[[斬艦刀|対艦戦闘]]を主眼に置かれて設計されたが、実戦における運用データから対MS用の装備と位置付けられ、「対艦刀」の名称は実質「名残」となっている。
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:その巨大さからMSをも一太刀で両断でき、対ビームシールドでも威力を殺し切る事はできない。剣先にはハイブリット重厚合金による実体刃が併設されており、レーザーで焼灼した部分を押し広げて追撃する事も想定されている。
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:また実体剣としてなら水中での運用も可能で、実際に[[マルコ・モラシム|モラシム]]隊との戦闘で用いたこともある。
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:柄頭の部分からもビーム刃を展開できるが、本来ここはビーム砲として離れた位置にいる敵機も攻撃可能……という想定なのだが、実はストライクが使用しているものは機能実装前の試作品。
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:つまり、'''「シュベルトゲベール」([[ドイツ語]]で「銃剣」の意)という武器名に反して、「銃」としての使用ができない'''のである。後の[[ソードカラミティ]]で射撃機能が実装された。
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:『第3次α』でのアニメーションはシンプルな一刀両断。『J』『W』では「横薙ぎで吹き飛んだ相手をパンツァーアイゼンで引き寄せてから、上段からの袈裟斬り」と非常に力の入ったものになっている。前半の横薙ぎは対[[ブリッツガンダム]]戦、後半の袈裟斬りは[[ミゲル・アイマン|ミゲル]]の[[ジン (SEED)|ジン]]に対してのトドメの再現。
 
:;シュベルトゲベール(なぎ払い)
 
:;シュベルトゲベール(なぎ払い)
 
::『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』での必殺スキル。
 
::『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』での必殺スキル。
 
;ビームブーメラン「マイダスメッサー」
 
;ビームブーメラン「マイダスメッサー」
:左肩に装備されるアーマーにマウントされている武装。敵機に投げつけて使う。大容量のパワーコンデンサーを内蔵しており、飛行中もビーム刃を保持しつつ飛翔し、独特の軌道で標的を切り裂き、手元に戻る。
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:左肩に装備されるアーマーにマウントされている、ビームの刃を展開するブーメラン。大容量のパワーコンデンサーを内蔵しており、飛行中もビーム刃を保持しつつ飛翔し、独特の軌道で標的を切り裂き、手元に戻る。
:『J』でのアニメーションはミゲルのジンに対して放ったシーンが元になっており、放った時と戻った時とで二度ヒットする演出になっている。
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:アニメーションはミゲルのジンに対して放ったシーンが元になっており、『第3次α』では行きが回避された所を戻りが当たり、『J』『W』では行きと帰りで二度ヒットする演出になっている。
 
;ロケットアンカー「パンツァーアイゼン」
 
;ロケットアンカー「パンツァーアイゼン」
:左腕に装着されるアンカー。使いこなすにはそれなりの[[技量]]がパイロットに要求される。先端部のクローで目標を捕捉、もしくは破壊する。小型の対ビームシールドとしての機能も兼ね備えている。
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:左腕のシールドの先端を射出する有線アンカー。先端部のクローで目標を捕捉、もしくは破壊する。使いこなすにはそれなりの[[技量]]がパイロットに要求される。
    
==== [[召喚攻撃]] ====
 
==== [[召喚攻撃]] ====
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*シュベルトゲベールなどのギミックや形状は、SEEDシリーズが大きな影響を受けた『[[機甲戦記ドラグナー]]』にて[[ゲルフ]]が類似した装備を所持している。サイズはゲルフよりかなり大型のものだが、ゲルフのサーベルを元ネタにしている可能性は否定できない。
 
*シュベルトゲベールなどのギミックや形状は、SEEDシリーズが大きな影響を受けた『[[機甲戦記ドラグナー]]』にて[[ゲルフ]]が類似した装備を所持している。サイズはゲルフよりかなり大型のものだが、ゲルフのサーベルを元ネタにしている可能性は否定できない。
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== 脚注 ==
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<references />
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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