2行目: |
2行目: |
| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
| | タイトル = ゼロ | | | タイトル = ゼロ |
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Zero]]
| |
| | 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]] | | | 登場作品 = [[コードギアスシリーズ]] |
| *{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}} | | *{{登場作品 (人物)|コードギアス 反逆のルルーシュ}} |
20行目: |
19行目: |
| | 性別 = 不明([[性別::男]]) | | | 性別 = 不明([[性別::男]]) |
| | 所属 = {{所属 (人物)|黒の騎士団}} | | | 所属 = {{所属 (人物)|黒の騎士団}} |
− | | 役職 =黒の騎士団総帥→黒の騎士団CEO | + | | 役職 =総帥→CEO→首席顧問 |
| }} | | }} |
| '''ゼロ'''は「[[コードギアスシリーズ]]」の登場人物。 | | '''ゼロ'''は「[[コードギアスシリーズ]]」の登場人物。 |
33行目: |
32行目: |
| 基本的にゼロ=ルルーシュという公式が成立するが、登場人物達の言葉を借りれば、ゼロという存在は個人を示す「名前」ではなく、あくまで「記号」に過ぎない(作中本人は「私はゼロ」と言ってはいるが「私の名は~」とは一度も言っていない)。最終的には[[ゼロレクイエム]]において[[枢木スザク]]がその記号を引き継ぐことになる。 | | 基本的にゼロ=ルルーシュという公式が成立するが、登場人物達の言葉を借りれば、ゼロという存在は個人を示す「名前」ではなく、あくまで「記号」に過ぎない(作中本人は「私はゼロ」と言ってはいるが「私の名は~」とは一度も言っていない)。最終的には[[ゼロレクイエム]]において[[枢木スザク]]がその記号を引き継ぐことになる。 |
| | | |
− | その秘匿性と、あくまでも記号に過ぎず、個人性が皆無であるという点を利用し、『R2』の中盤では、100万人のイレヴンを脱出させるため、あらかじめ総督府に「ゼロを見逃す」という契約を取り付けた上で'''100万人全員をゼロの姿にして脱出させる'''という奇策が使われている。 | + | その秘匿性と、あくまでも記号に過ぎず、個人性が皆無であるという点を利用し、『R2』の中盤では、100万人のイレヴンを脱出させるため、あらかじめ総督府に「ゼロを見逃す」という契約を取り付けた上で'''100万人全員をゼロの姿にして脱出させる'''という奇策が使われている。これは'''処刑という発表が成されていたとはいえ、公にはゼロの素性が公表されていない=世間では誰もゼロの素顔を知らない'''というブリタニア当局の発表も逆手にとった形となる。ただし、『ナナリーに虐殺皇女の汚名を着せない』及び『スザクがそれを許さない』という前提条件というリスクの高い作戦でもあった。 |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
44行目: |
43行目: |
| :なお、ゼロレクイエムルートでは第58話、黒の騎士団ルートではエンディングで、「ゼロ」であることを貫くあまりに仮面を取る選択ができず、'''左目の部分を開けてストローで飲む'''というシュールかつ笑える場面がある<ref>揚句、メンバーに笑われてむせる。</ref>。いずれのルートでも正体をZEXISのメンバーに知られた後も基本的にはゼロと呼ばれ続けられる。また、ゼロレクイエムルートに進んだ場合、[[ロシウ・アダイ|ロシウ]]や[[シェリル・ノーム|シェリル]]がゼロの正体をルルーシュと知っていることから、ZEXISメンバーに近い人物の一部にも正体は知られたようである。 | | :なお、ゼロレクイエムルートでは第58話、黒の騎士団ルートではエンディングで、「ゼロ」であることを貫くあまりに仮面を取る選択ができず、'''左目の部分を開けてストローで飲む'''というシュールかつ笑える場面がある<ref>揚句、メンバーに笑われてむせる。</ref>。いずれのルートでも正体をZEXISのメンバーに知られた後も基本的にはゼロと呼ばれ続けられる。また、ゼロレクイエムルートに進んだ場合、[[ロシウ・アダイ|ロシウ]]や[[シェリル・ノーム|シェリル]]がゼロの正体をルルーシュと知っていることから、ZEXISメンバーに近い人物の一部にも正体は知られたようである。 |
| ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} | | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} |
− | :ゼロとしての登場は第18話「つながる絆」からとなる。[[ネルフ]]に[[第5使徒ラミエル|第6の使徒]]の[[ヤシマ作戦|迎撃作戦]]を立案して伝えていたことが明かされたほか、補完計画の概要を掴んでおり、「太陽が沈む前に行われるべき計画」と「神の存在」の継承者であることが語られている。『再世篇』の正史はZRルートであり、「皇帝ルルーシュを倒したテロリスト」として知られている。 | + | :ゼロとしての登場は第19話「つながる絆」からとなる。[[ネルフ]]に[[第5使徒ラミエル|第6の使徒]]の[[ヤシマ作戦|迎撃作戦]]を立案して伝えていたことが明かされたほか、補完計画の概要を掴んでおり、「太陽が沈む前に行われるべき計画」と「神の存在」の継承者であることが語られている。『再世篇』の正史はZRルートであり、「皇帝ルルーシュを倒したテロリスト」として知られている。 |
| :また、やっぱり今回も仮面を取らなかったせいで笑える事態を引き起こしている他、(緊急の用件があったためだが)宗介とテッサが二人で腹を割った話をしようとしていたのにうっかり突入してしまったりと斜め上な真面目さを炸裂させている。 | | :また、やっぱり今回も仮面を取らなかったせいで笑える事態を引き起こしている他、(緊急の用件があったためだが)宗介とテッサが二人で腹を割った話をしようとしていたのにうっかり突入してしまったりと斜め上な真面目さを炸裂させている。 |
| :今回は最初から自軍内では正体を知られているため、一部の新規参戦の女性陣からは「君」付けで呼ばれるという原作ではありえなかった呼称をされる。 | | :今回は最初から自軍内では正体を知られているため、一部の新規参戦の女性陣からは「君」付けで呼ばれるという原作ではありえなかった呼称をされる。 |
69行目: |
68行目: |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}} |
| :支援ユニットパーツとして登場。パーツアイコンでは仮面を外しているが戦闘アニメでは付けている。シナリオ中では序章ワールド3に登場し、1章Part4にてパイロット加入。 | | :支援ユニットパーツとして登場。パーツアイコンでは仮面を外しているが戦闘アニメでは付けている。シナリオ中では序章ワールド3に登場し、1章Part4にてパイロット加入。 |
− | :2020年3月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]第2弾」では、C.C.がゼロに扮する場面がある。福山氏のボイスが新録されているため、イベントのシチュエーションに合わせたボイスが用意されている。 | + | :2020年3月のイベント「[[クロッシング・パイロット]]第2弾」では、C.C.がゼロに扮する場面がある。福山氏のボイスが新録されているため、イベントのシチュエーションに合わせたボイスが用意されている。本作は今までの作品と異なり、原作再現としてゼロのボイスにエコーがかかっている。 |
| + | :本作では『再世篇』と異なり、『R2』のストーリーが始まった段階の2章part11にてカレンによって自軍部隊の首脳陣を含めた一部には[[ルルーシュ・ランペルージ|正体]]が明かされた。ただし、その動機や彼がブリタニア皇族だということまではこの時点では知られていない。 |
| + | :3章Part1では原作通り100万人がゼロに扮する奇策が用いられたが、[[ボルフォッグ|複数の]][[オケアノス|版権作品の]][[V-メイ|力添え]]あってゼロの立体映像をリアルタイムで生み出す、と方法がだいぶ変化している。その影響と[[グリグリ]]も手伝った弊害で、100万人が'''誤ってニンジンに変化するというトラブルが生じ、それを修正したことで100万のニンジンがゼロに変身する'''というシュールな光景が生まれた。 |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} |
− | :『復活のルルーシュ』設定。時系列としてはスザクがゼロだが、キャラクター事典での担当声優は福山氏が表記されている(ただし、ボイスは収録されておらず、事典でも聞くことはできない)。自軍部隊以外で姿を晒す必要がある場面ではルルーシュがゼロの衣装で現れることも。 | + | :『復活のルルーシュ』設定。時系列としてはスザクがゼロだが、キャラクター事典での担当声優は福山氏が表記されている(ただし、ボイスは収録されておらず、事典でも聞くことはできない)。公の場で姿を晒す必要がある場面ではルルーシュがゼロの衣装で現れることも。 |
| :なお、スザクの事典でのデフォルト立ち絵はゼロの衣装となっている。 | | :なお、スザクの事典でのデフォルト立ち絵はゼロの衣装となっている。 |
| | | |
116行目: |
117行目: |
| ;[[ゼロ (白の騎士団)]] | | ;[[ゼロ (白の騎士団)]] |
| :『X-Ω』のイベント「赤と白」に登場した[[テロリスト]]組織「[[白の騎士団]]」を率いる彼の名を騙る偽者。直接的な接点はない。 | | :『X-Ω』のイベント「赤と白」に登場した[[テロリスト]]組織「[[白の騎士団]]」を率いる彼の名を騙る偽者。直接的な接点はない。 |
| + | ;[[日向アキト]]、[[レイラ・マルカル]] |
| + | :『[[コードギアス 亡国のアキト]]』の主人公とヒロイン。「ジュリアス・キングスレイ」絡みの因縁があれど直接対面する事が無いまま終わったが、『DD』では本格的な共演が実現。しかも、レイラがプレイヤー部隊の首脳陣の一人という重要な立場になっていた為に「ルルーシュ・ランペルージ」としての顔を早々に知られる事になる等、ニアミスで終わった原作とは全く異なる関係となっている。 |
| | | |
| === リアル系 === | | === リアル系 === |
131行目: |
134行目: |
| :『[[Another Century's Episode:R|ACER]]』では彼女の指揮官としての能力を非常に高く評価し、信頼していた。 | | :『[[Another Century's Episode:R|ACER]]』では彼女の指揮官としての能力を非常に高く評価し、信頼していた。 |
| ;[[相良宗介]] | | ;[[相良宗介]] |
− | :『ACER』で惑星エリアに到着した後、宗介が仕掛けだトラップを見破った。しかし、'''[[ボン太くん]]で敵拠点に奇襲する作戦'''はさすがに真面目な彼も驚かされたようだ。 | + | :『ACER』で惑星エリアに転移させられた後、各作品のキャラが集結するまでのストーリー中に宗介が仕掛けたトラップを見破った。しかし、'''[[ボン太くん]]で敵拠点に奇襲する作戦'''はさすがに真面目な彼も驚かされたようだ。 |
| ;[[オズマ・リー]] | | ;[[オズマ・リー]] |
| :『ACER』では、妹のことで悩ませまいと彼の代わりにアルトの覚悟を問いかける。 | | :『ACER』では、妹のことで悩ませまいと彼の代わりにアルトの覚悟を問いかける。 |
157行目: |
160行目: |
| ;[[ルイス・ハレヴィ]] | | ;[[ルイス・ハレヴィ]] |
| :『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートでは彼女に正体がバレて憎悪の感情を向けられてしまう。そのルイスの様子にゼロも心を痛め、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]と共にルイスを救う決意を固める。 | | :『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートでは彼女に正体がバレて憎悪の感情を向けられてしまう。そのルイスの様子にゼロも心を痛め、[[沙慈・クロスロード|沙慈]]と共にルイスを救う決意を固める。 |
| + | ;[[アムロ・レイ]] |
| + | :『DD』では常に仮面を着けているというゼロについて、「個人的な経験から言わせてもらえば、その手の人間とは最終的に決別することになるぞ」と称した。言うまでもないが下記のライバルに関しての経験則であり、説得力がありすぎる。 |
| ;クワトロ・バジーナ([[シャア・アズナブル]]) | | ;クワトロ・バジーナ([[シャア・アズナブル]]) |
| :『第2次Z破界篇』では大きく関わる場面はあまり無かったが、『第2次Z再世篇』や『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではゼロも指導者としての彼に期待を寄せていることを伺わせることがわかる。中でも時獄篇では[[Z-BLUE]]と[[ネオ・ジオン]]の会談時、シャアとして起った彼の前に自ら仮面を外して出席し(シャア以外にも[[ハマーン・カーン|ハマーン]]らがいるにも関わらず、である)、己の覚悟の程を示している。 | | :『第2次Z破界篇』では大きく関わる場面はあまり無かったが、『第2次Z再世篇』や『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』ではゼロも指導者としての彼に期待を寄せていることを伺わせることがわかる。中でも時獄篇では[[Z-BLUE]]と[[ネオ・ジオン]]の会談時、シャアとして起った彼の前に自ら仮面を外して出席し(シャア以外にも[[ハマーン・カーン|ハマーン]]らがいるにも関わらず、である)、己の覚悟の程を示している。 |