ゼニトリー・マッセ

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ゼニトリー・マッセは『第2次スーパーロボット大戦Z』の登場人物。

ゼニトリー・マッセ
登場作品

バンプレストオリジナルZシリーズ

初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
SRWでの分類 NPC
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 中年
職業 金融業者
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概要

スキンヘッドとヒゲ、そしてアロハシャツが特徴の民間人クロウ・ブルースト借金取り立て人として彼を追い回す。ある意味、クロウ・ブルーストという男の始まりでもある男。

「通常、債務者に対しては物腰柔らかな態度で接するが、返済の当てが無いと見るや即脅しに掛かる」という借金取りの典型的な行動パターンを取る。しかし、根っからの悪人という訳ではなく、業務から離れた所では世話焼きな一面を見せる事も有る。クロウに傭兵としての働き口を紹介しようとしたことから、PMCトラストにも顔が利くようである。

強面を買われてこの仕事をしているが、根は面倒見のいい人情家でコネが広い。また、頭は迫力を出すために剃りあげている。

顔グラフィックは『OG外伝』の「踊る揺籠」に出て来た「テロリスト」の流用。この「モブキャラのグラフィックに固有名をつけられる」パターンは『第2次OG』のクルト・ビットナーも該当する(彼の場合はDC艦長のグラフィックの流用)。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。物語冒頭でクロウの借金の取立てに現れる他、条件を満たすと中盤のとあるシナリオで再会することができ、その際に貴重なパーツをプレゼントしてくれる。キャラクター事典には登録されないので、「少し出番の多いモブキャラ」程度の扱いの模様。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
フルネームが判明し、キャラクター事典にも登録される。顔グラフィックも大幅に増加。なお、因縁(?)の債務者であるクロウとは仲良くなったようで、よき飲み仲間となっている。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
まさかの新規に書き下ろされた表情パターン追加で登場。第28話にて、アクエリア市に取り立てに来たらジェミニスとZ-BLUEの戦闘に巻き込まれてしまう。そのマップでヒビキを特定の場所に移動させると、ヒートスマイル(?)と共にスーパーリペアキットを渡してくれる。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
ネオ・アルカトラズに収容されており、ランドかセツコを特定の場所に移動させるとこれまで通りスーパーリペアキットを渡してくれる。これ以降出番は無し。

人間関係

クロウ・ブルースト
金融業に携わる関係上、彼の経歴も調査済みであった。『再世篇』では飲み仲間という関係になっており、互いに「クロウちゃん」「ゼニさん」と呼び合う仲になるも、またも彼の借金取りになるが、100万Gの金を特に疑いもせずにポンと貸すあたり、やはり「なんだかんだでちゃんと返してくれる奴」として信用しているようだ。
トライア・スコート
クロウの借金返済の肩代わりを申し出た彼女によって、取り立て業務を終える。『再世篇』でも再び借金を抱えたクロウに対し、彼女のラボへと請求を回している。
ヒビキ・カミシロ
『時獄篇』第28話にて彼とであった時にスーパーリペアキットを渡す。また、その時にデジャ・ビュを感じていた。

名台詞

第2次Z破界篇
「随分と真っ黒なプロフィールだな。今のヘラヘラぶりからは想像も出来んぜ」
第1話「100万Gの男」より。「ファイヤバグ」の名を挙げた途端、それまでの卑屈さが消えたクロウの豹変振りを見ての一言。
「悪いことは言わねえよ、兄さん。正義も人情も壊れかけた世界だ。金がある奴の言う事は聞いた方がいい」
同上。戦闘終了後、トライアから借金返済の肩代わりの見返りとしてテストパイロット続行要求を命ぜられ、絶句するクロウへの助言。さすがのクロウも返す言葉が無かった。
「じゃあな、生命の恩人。あんた…結構、イカしてたぜ」
同上。取立て業務が完了し、去り際にクロウへ掛けた一言。彼なりに命を救われた恩義は感じているようだ。
「気にすんな。借金の片に差し押さえた品だ。このドサクサで壊れちまった事にすればいい」
「だが、タダじゃねえぞ。兄さんにゃ、あの時みたいに次元獣共を叩き潰してもらうぜ」
第30話「ストレート・フルクラム」にてクロウが特定地点に到達した際の台詞。クロウと再会し、以前の礼とばかりに彼にスーパーリペアキットを渡し、次元獣の駆逐を任せる。
第2次Z再世篇
「…100万Gの男、再びか…。いいだろう」
「頑張んな、クロウちゃん。また戻ってきたら、一杯やろうや。無論、割り勘でな」
第15話「マン・アズ・ビフォー」より。クロウからの電話に応じて。ワケを訊かず、黙って金を貸すのだった。ちなみに後者の台詞の時の顔グラは、サムズアップ+満面の笑み、というどこかで見たようなものだが、彼らと違い歯も光っている。
第3次Z時獄篇
「俺もツイてないな! 噂のアクエリア市に取り立てに来たら、戦闘に巻き込まれるとは!」
「俺は無法はしない事が信条だってのに、この世は神も仏もないってのかよ!」
第28話「闇の詩」にて。仕事で立ち寄った際に巻き込まれたのだが、本シリーズの隠し強化パーツイベントは戦闘中に行われるので…
「そう言えば、前にも似たような事があったな…。うまく思い出せないが…」
同上。ヒビキに避難を催促されて。この時に思い出せないのは100万Gの男…。
第3次Z天獄篇
「すまねえな、兄さん。あんたの邪魔をしちまった」
「しかし、俺もツイてねえぜ。取り立てに励んでいたら、皇国にとっ捕まっちまうとはよ…」
「悪いな、兄さん。迷惑をかけた詫び代わりだ! 皇国からガメてきた、こいつを受け取ってくれ!」
第14話「アルカトラズ大脱走」にて、ランドが特定地点に到達した際の台詞。ネオ・アルカトラズに収監されていながら大した度胸である。
「気にすんなって! 最高のお宝は生命だからよ!」
ランド「いいフレーズだ! 気に入ったぜ、あんた!」
「そっちもな、ナイスガイ! このゼニトリー・マッセ、これからも清く正しく取り立てに励むぜ!」
同上。ランドとのスマイルの応酬を最後に彼は姿を見せなくなった…。まあこれだけのバイタリティのある彼のことだから、世界が平和になっても取り立てに励んでいるのだろう。

余談

  • 名前の由来は「銭取り(まっせ)」だと思われる。