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{{Otheruseslist|『[[六神合体ゴッドマーズ]]』の登場人物である'''ズール'''|『[[蒼き流星SPTレイズナー]]』の登場人物|ズール (レイズナー)}}
 
{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::Emperor Zure]]
+
| タイトル = ズール
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|六神合体ゴッドマーズ}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|六神合体ゴッドマーズ}}
| 声優 = {{声優|納谷悟朗}}
+
| 声優 = {{声優|納谷悟朗|SRW=Y}}
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦64}}
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| SRWでの分類 = [[機体]]<br/>[[パイロット]]
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}}
 +
 
 +
{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 
| 種族 = 悪の思念体
 
| 種族 = 悪の思念体
 
| 性別 = 男
 
| 性別 = 男
 
| 所属 = [[ギシン帝国]]
 
| 所属 = [[ギシン帝国]]
 
| 称号 = 皇帝
 
| 称号 = 皇帝
 +
| 嫌いな物 = [[愛]]
 
}}
 
}}
 +
'''ズール皇帝'''は『[[六神合体ゴッドマーズ]]』の登場人物。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[ギシン帝国]]の皇帝。全[[宇宙]]の征服を企んでいる独裁者。
 
[[ギシン帝国]]の皇帝。全[[宇宙]]の征服を企んでいる独裁者。
   −
養子にしたマーズを[[地球]]破壊の先兵として送り込むなど、目的の為には手段を選ばない冷酷非情で極悪な[[性格]]。自分の意思に逆らう者は絶対に許さず、即刻抹殺を命ずる。
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養子にしたマーズを[[地球]]破壊の先兵として送り込むなど、目的の為には手段を選ばない冷酷非情で極悪な[[性格]]で、「[[愛]]」を何よりも嫌い、否定する。自分の意思に逆らう者は絶対に許さず、即刻抹殺を命ずるなど、ギシン帝国全体を恐怖で支配しており、側近たちはおろかギシン帝国軍末端の兵士たちにまで、ズールへの恐怖心が植え付けられている。
    
強力な[[超能力]]の使い手でもある。その能力は実体ある[[偽物|分身体]]を作り、死者を操るなど物語でも深く関わる。
 
強力な[[超能力]]の使い手でもある。その能力は実体ある[[偽物|分身体]]を作り、死者を操るなど物語でも深く関わる。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
パイロットはズール本人。いずれの作品でも桁違いに能力値が高く、[[ドン・ザウサー]]にも匹敵する。また、どの作品においても大物扱いされている。
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パイロットはズール本人。いずれの作品でも桁違いに能力値が高く、[[ドン・ザウサー]]にも匹敵する。また、どの作品においても大物扱いされており、当然ながら主人公達からは存分に嫌悪されている。愛や友情がメインテーマとなる作品であれば、[[桂木桂|貶される]][[キリコ・キュービィー|どころか]][[ゲイナー・サンガ|哀れまれること]]すらある。
 
  −
原作キャストの納谷悟朗氏が2013年3月5日に逝去したため、生前に納谷氏がスパロボで音声を収録した唯一のキャラクターとなった(『第2次Z再世篇』以降の作品で『六神合体ゴッドマーズ』が参戦した際はライブラリ出演の処置がとられている)。
      
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
Zシリーズでは一貫してユニット名義が「皇帝ズール」、パイロット名義が「ズール」になっている。
 
Zシリーズでは一貫してユニット名義が「皇帝ズール」、パイロット名義が「ズール」になっている。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z破界篇}}
:シリーズ初の音声収録。原作どおり[[地球]]を破壊しようとするが、途中で地球の特異性が惜しくなり、地球の支配に方針転換、[[Dr.ヘル一派]]と手を組んだりするようになる。『D』以上に、次元を超えて集結している版権作品の奥の奥まで知り尽くしているような口調が特徴。[[明神タケル|タケル]]の起動した[[反陽子爆弾]]により敗北するが、直後に再び現れる事を予告して消滅した。
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:シリーズ初の音声収録。担当声優の納谷悟朗氏も本作でシリーズ初参加となるが、後述の逝去によりこれが唯一の収録キャラとなった。原作どおり[[地球]]を破壊しようとするが、途中で地球の特異性が惜しくなり、地球の支配に方針転換、[[Dr.ヘル一派]]と手を組んだりするようになる。『D』以上に、次元を超えて集結している版権作品の奥の奥まで知り尽くしているような口調が特徴。[[明神タケル|タケル]]の起動した[[反陽子爆弾]]により敗北するが、直後に再び現れる事を予告して消滅した。
 
:本体はただですら高い能力値に加え高レベルの超能力に[[極]]、[[2回行動]]を所持しているので出来れば一気に倒してしまいたいところである。なお、[[偽物]]と本物とでは技の演出が若干異なり、本物のみ[[カットイン|リアルカットイン]]が挿入されている。
 
:本体はただですら高い能力値に加え高レベルの超能力に[[極]]、[[2回行動]]を所持しているので出来れば一気に倒してしまいたいところである。なお、[[偽物]]と本物とでは技の演出が若干異なり、本物のみ[[カットイン|リアルカットイン]]が挿入されている。
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
:予告通り復活。『[[スーパーロボット大戦64|64]]』以来の共演となった同じ暗黒の力の使い手である[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]と手を組み、[[ゲシュタルト]]に分かれて暗躍。終盤で完全復活を果たすも[[愛]]を受けて輝いた[[ゴッドマーズ]]の一撃をもって消滅した。彼もまた、[[黒の英知]]に触れた者の一人である。
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:予告通り復活。『[[スーパーロボット大戦64|64]]』以来の共演となった同じ暗黒の力の使い手である[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]と手を組み、[[ゲシュタルト]]に分かれて暗躍。終盤で完全復活を果たすも[[愛]]を受けて輝いた[[ゴッドマーズ]]の一撃をもって消滅した。彼もまた、[[黒の英知]]に触れた者の一人である。担当声優の納谷氏が本作発売後に逝去した為、以降の作品の音声はライブラリ出演となった。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:名前のみの登場。同様に[[黒の英知]]に触れた者の一人である[[宇宙魔王]]と、かつて同志であったとされている[[ハーデス神]]が登場する。
 
:名前のみの登場。同様に[[黒の英知]]に触れた者の一人である[[宇宙魔王]]と、かつて同志であったとされている[[ハーデス神]]が登場する。
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
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;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
:またしても復活を遂げ、[[暗黒の軍団]]を率いる。宇宙魔王・ハーデス神と共に版権作品最後の大ボスとして立ちふさがる。彼も歪んだ[[真化]]を遂げた高次元生命体の一人だという事が判明した。『第2次Z』で所持していた特殊スキル「[[極]]」を失ったが、その代わり「[[プレッシャー]]」を取得。[[ガード]]と併せても本作でも5本の指に入る硬さを誇る。
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:またしても復活を遂げ、[[暗黒の軍団]]を率いる。宇宙魔王・ハーデス神と共に版権作品最後の大ボスとして立ちふさがる。彼も歪んだ[[真化]]を遂げた高次元生命体の一人だという事が判明した。『第2次Z』で所持していた特殊スキル「[[極]]」を失ったが、その代わり「[[プレッシャー]]」を取得。[[ガード]]と併せて本作でも5本の指に入る硬さを誇る。
 
:最後は最も嫌う「愛」に敗北したことを認められないまま完全に消滅した。
 
:最後は最も嫌う「愛」に敗北したことを認められないまま完全に消滅した。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦D]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦D}}
:『64』に近い立ち位置。今回は[[ギシン帝国|ギシン星間帝国]]で、[[ベガ星連合軍]]に加え[[ザール星間帝国|ザール星人]]も従えている。本編中では度々[[偽物]]と交戦することになり、本物とは終盤でギシン星ルートを選んだ場合に限り戦闘可能。本物はユニットとしては、最大[[射程]]9かつHP15万で[[HP回復]]を持ち、一度倒しても復活する。ただし、条件を満たせば、復活を防ぐことができる。パイロットとしても、[[底力]]、[[超能力]]レベル9を誇る(偽物は8止まり)。[[命中]]・[[回避]]に限ればラスボスよりずっと強い。[[戦闘前会話]]も多く、ボスにふさわしい。[[地球]]を破壊しようとしたのは、[[ペルフェクティオ]]の侵入を防ぐためであった。[[ゲペルニッチ]]と同じく強いボスキャラ。
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:『64』に近い立ち位置。今回は[[ギシン帝国|ギシン星間帝国]]で、[[ベガ星連合軍]]に加え[[ザール星間帝国|ザール星人]]も従えている。本編中では度々[[偽物]]と交戦することになり、本物とは終盤でギシン星ルートを選んだ場合に限り戦闘可能。
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:本物はユニットとしては、最大[[射程]]9かつHP15万で[[HP回復]]を持ち、一度倒しても復活する。ただし、条件を満たせば、復活を防ぐことができる。パイロットとしても、[[底力]]、[[超能力]]レベル9を誇る(偽物は8止まり)。[[命中]]・[[回避]]に限ればラスボスよりずっと強い。[[戦闘前会話]]も多く、ボスにふさわしい。更に[[FIRE BOMBER]]が離脱中で[[歌]]による強化が望めない点も難易度を上げている。[[地球]]を破壊しようとしたのは、[[ペルフェクティオ]]の侵入を防ぐためであった。[[ゲペルニッチ]]と同じく強いボスキャラ。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦64}}
:初登場作品。[[ベガ星連合軍]]や[[キャンベル星人]]も従える銀河帝国の皇帝。…なのはいいが、彼のインパクトは原作より薄れていて[[地球]]に唐突に現れては倒されてしまうなど、扱いが悪い。ただし本人は強く、3回復活するなど手ごわい。[[張五飛|五飛]]を洗脳して'''「ズール皇帝こそが正義だ!」'''と言わせたのには度肝を抜かれるが…。シナリオを担当した鏡俊也氏も思うところがあるのか、『D』ではズール編を加えるなどアレンジが加えられている。
+
:初登場作品。[[ベガ星連合軍]]や[[キャンベル星人]]も従える銀河帝国の皇帝。だが、彼のインパクトは原作より薄れていて'''[[地球]]に唐突に現れては倒されてしまう'''など、扱いが悪い。ただしユニット性能自体は強く、3回復活するなど手ごわい。[[張五飛|五飛]]を洗脳して'''「ズール皇帝こそが正義だ!」'''と言わせたのには度肝を抜かれるが…。シナリオを担当した鏡俊也氏も思うところがあるのか、『D』ではズール編を加えるなどアレンジが加えられている。
 
:一方[[グラドスの刻印]]への破壊指示をする際に銀河帝国の皇帝にしてはかなりマヌケな発言をしてしまっているなど、お茶目な描写もある。
 
:一方[[グラドスの刻印]]への破壊指示をする際に銀河帝国の皇帝にしてはかなりマヌケな発言をしてしまっているなど、お茶目な描写もある。
   56行目: 64行目:  
=== 武装・[[必殺武器|必殺技]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器|必殺技]] ===
 
;拡散ビーム
 
;拡散ビーム
:[[Zシリーズ]]では広範囲[[マップ兵器]]。[[偽物]]は3マス、本物は5マス。
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:『D』では掌から拡散する多数の光線を発射。「[[Zシリーズ]]」では広範囲[[マップ兵器]]。[[偽物]]は3マス、本物は5マス。
 
;死の光
 
;死の光
:第2次Z再世篇以降で使用するマップ兵器。ズール皇帝を中心に黒い稲妻を放つ。
+
:『第2次Z再世篇』以降で使用するマップ兵器。ズール皇帝を中心に黒い稲妻を放つ。
 
;電撃
 
;電撃
 
:天変地異を起こし、雷を落とす。
 
:天変地異を起こし、雷を落とす。
:Dでは命中低下の[[特殊効果]]を持つ。
+
:『D』では掌から放つシンプルな電撃光線で、命中低下の[[特殊効果]]を持つ。
 +
:『第2次Z』では偽物と本物で演出が違い、本物は手から電撃を発生させ相手に直撃させる。
 
;格闘
 
;格闘
:64でのみ使用。原作では両手を組んで上から殴りつけたり、ゴッドマーズの首を絞めながら軽々と持ち上げたりと肉体派な戦い方もしていた。
+
:『64』でのみ使用。原作では両手を組んで上から殴りつけたり、ゴッドマーズの首を絞めながら軽々と持ち上げたりと肉体派な戦い方もしていた。
 
;怪光線
 
;怪光線
:64、Dでのみ使用。
+
:『64』『D』でのみ使用。両目から光線を発射。
 
;ビーム
 
;ビーム
:64、Dでのみ使用。Zシリーズのエネルギー衝撃波に相当する必殺技だった。
+
:『64』『D』でのみ使用。掌から強力な光線を放つ。Zシリーズのエネルギー衝撃波に相当する必殺技だった。
 
;エネルギー衝撃波
 
;エネルギー衝撃波
:Zシリーズでのみ使用。全身から放射される衝撃波で相手の動きを止め、両手からビームを放つ。
+
:「Zシリーズ」でのみ使用。全身から放射される衝撃波で相手の動きを止め、両手からビームを放つ。偽物と本物で演出が違い、本物はリアルカットイン付き。
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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:
 
:
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
    
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
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=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
;[[直感]]、[[てかげん]]、[[鉄壁]]、[[かく乱]]、[[魂]]、[[覚醒]]
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]
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:'''[[直感]]、[[てかげん]]、[[鉄壁]]、[[かく乱]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''
    
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]
:'''[[超能力|超能力L9]][[底力|底力L9]]、[[カウンター|カウンターL7]]、[[援護攻撃]][[指揮官|指揮]]、[[極]]、[[2回行動]]'''
+
:'''[[超能力]]L9、[[]]、[[戦意高揚]]、[[カウンター]]L7、[[ガード]]、[[2回行動]]'''
 
:極と2回行動を取得。どれをとっても厄介な技能である。
 
:極と2回行動を取得。どれをとっても厄介な技能である。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]
:[[超能力|超能力L9]][[底力|底力L5]][[プレッシャー|プレッシャーL4]][[ガード]]、[[マルチターゲット]]、[[気力+ (ダメージ)]]、[[精神耐性]]、[[2回行動]]
+
:'''[[超能力]]L9、[[底力]]L5、[[プレッシャー]]L4、[[ガード]]、[[マルチターゲット]]、[[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]、[[精神耐性]]、[[2回行動]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D|D]]
 
: '''[[超能力]]L9、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L4、[[コンボ]]L4'''
 
: '''[[超能力]]L9、[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L4、[[コンボ]]L4'''
106行目: 116行目:  
; [[スーパーロボット大戦64|64]]
 
; [[スーパーロボット大戦64|64]]
 
: '''[[超能力]]L8'''
 
: '''[[超能力]]L8'''
 +
 +
=== [[エースボーナス]] ===
 +
;HP20%以下で、1度だけ精神コマンド「かく乱」を使用する
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:『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』で採用。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[マーグ]]
 
;[[マーグ]]
 
:洗脳して利用する。
 
:洗脳して利用する。
;イデア
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;[[イデア]]
:科学者(マーグ・マーズ兄弟の実父)。[[反陽子爆弾]]を製造させる。後に、ズール皇帝によって反逆者として処刑された。
+
:[[反陽子爆弾]]を製造させる。後に、ズール皇帝によって反逆者として処刑された。
 
;[[ロゼ]]
 
;[[ロゼ]]
 
:彼女の住んでいた星を襲い部下にした。
 
:彼女の住んでいた星を襲い部下にした。
147行目: 161行目:  
;[[クロッペン]]
 
;[[クロッペン]]
 
:『D』では部下。自身の真実を知った彼に叛旗を翻されるも、返り討ちにした。
 
:『D』では部下。自身の真実を知った彼に叛旗を翻されるも、返り討ちにした。
;[[ネシア将軍]]
+
;[[ネシア]]
 
:『D』では部下。[[クロッペン]]の後任の司令官に任命した。
 
:『D』では部下。[[クロッペン]]の後任の司令官に任命した。
;[[ボイダー将軍]]、[[カブト将軍]]
+
;[[ボイダー]]、[[カブト]]
 
:『D』では部下。
 
:『D』では部下。
 
;[[ムゲ・ゾルバドス]]
 
;[[ムゲ・ゾルバドス]]
 
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では彼と共に、銀河の後継者たる存在と[[アル=イー=クイス]]に称せられた。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では暗黒の信者を操る黒幕の1人として結託している。
 
:『[[スーパーロボット大戦64|64]]』では彼と共に、銀河の後継者たる存在と[[アル=イー=クイス]]に称せられた。『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では暗黒の信者を操る黒幕の1人として結託している。
;[[女帝ジャネラ]]、[[ダンゲル将軍]]、[[総統ワルキメデス]]
+
;[[ジャネラ]]、[[ダンゲル]]、[[ワルキメデス]]
 
:『64』では部下。  
 
:『64』では部下。  
 
;[[諸葛亮孔明]]
 
;[[諸葛亮孔明]]
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=== Zシリーズ ===
 
=== Zシリーズ ===
 
==== 第2次Z ====
 
==== 第2次Z ====
;「[[クロウ・ブルースト|欠片を持つ者]]よ。お前の存在こそがワシの地球侵攻の一つの理由でもある」<br />「…[[至高神ソル|その者]]は[[スフィア|12の心と幾多の英知]]に砕け、あまねく世界へと降り注いだ」<br />「あの星は宇宙の特異点だ。それ故に欠片はあの星に集まり、[[黒の英知]]に触れたものはあの星に惹かれる」<br />「だからこそ、[[次元将|次元の将]]もあの星に跳ばされ、目覚めの時を迎える」<br />「そして、その星の者は生命の力に目覚める」<br />「そして、それは[[ゲッター線|進化の光]]を浴び、[[螺旋力|螺旋]]を描き、天を突く」<br />「そう…! 銀河の[[特異点]]である地球を制するものは[[次元力|源理の力]]を手に入れるのだ!」<br />「地球人よ、あの星をワシに渡せ! ワシこそが銀河の支配者に相応しいのだ!」
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;「[[クロウ・ブルースト|欠片を持つ者]]よ。お前の存在こそがワシの地球侵攻の一つの理由でもある」<br />「…[[至高神ソル|その者]]は[[スフィア|12の心]]と[[黒の英知|幾多の英知]]に砕け、あまねく世界へと降り注いだ」<br />「あの星は宇宙の特異点だ。それ故に欠片はあの星に集まり、[[黒の英知]]に触れたものはあの星に惹かれる。だからこそ、[[次元将|次元の将]]もあの星に跳ばされ、目覚めの時を迎える」<br />「そして、その星の者は生命の力に目覚める」<br />「そして、それは[[ゲッター線|進化の光]]を浴び、[[螺旋力|螺旋]]を描き、天を突く」<br />「そう…! 銀河の[[特異点]]である地球を制するものは[[次元力|源理の力]]を手に入れるのだ!」<br />「地球人よ、あの星をワシに渡せ! ワシこそが銀河の支配者に相応しいのだ!」
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]におけるズール皇帝の目的。再世篇の伏線というべき重要なキーワードを並べており、破界篇で記憶を失っていた[[ガイオウ]]の[[次元将|正体]]すら知っている事から、目的は[[OGシリーズ]]の[[ダークブレイン]]と同じかもしれない。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]におけるズール皇帝の目的。
;「無知とは罪な事だ。その力の本来の使い道も知らずに、このワシに牙を剥くとは」<br />「ならば、ワシはお前を倒し、Dr.ヘルに先んじて、光子力エネルギーを手に入れるまでだ!」
+
;「無知とは罪な事だ。その力の本来の使い道も知らずに、このワシに牙を剥くとは。ならば、ワシはお前を倒し、Dr.ヘルに先んじて、光子力エネルギーを手に入れるまでだ!」
 
:第2次Z破界篇終盤での[[マジンガーZ]]との[[戦闘前会話]]。[[ゼウス神]]の存在を示唆した上で、その神の力を奪取せんと[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]に襲い掛かる。
 
:第2次Z破界篇終盤での[[マジンガーZ]]との[[戦闘前会話]]。[[ゼウス神]]の存在を示唆した上で、その神の力を奪取せんと[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]に襲い掛かる。
 
;「進化に取り憑かれた妄執の使徒めが」<br />「その力はお前達には不必要だ。いずれ[[インベーダー|銀河を巻き込む災厄]]を呼ぶ」
 
;「進化に取り憑かれた妄執の使徒めが」<br />「その力はお前達には不必要だ。いずれ[[インベーダー|銀河を巻き込む災厄]]を呼ぶ」
:第2次Z破界篇終盤での[[真ゲッターロボ]]との戦闘前会話。ズールの発した不吉な予言も、[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]の闘争本能の前には無意味であった。
+
:第2次Z破界篇終盤での[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]との戦闘前会話。ズールの発した不吉な予言も、[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]の闘争本能の前には無意味であった。
 
;「お前のその機体が発する粒子…まさか…!」<br />「何者かは知らぬが、余計な事をしてくれる。その果てに[[ELS|何が待っているかも知らず]]に、[[イノベイター|人間を高みに誘おう]]とするか」
 
;「お前のその機体が発する粒子…まさか…!」<br />「何者かは知らぬが、余計な事をしてくれる。その果てに[[ELS|何が待っているかも知らず]]に、[[イノベイター|人間を高みに誘おう]]とするか」
 
:第2次Z 破界篇終盤での[[ガンダムエクシア]]との戦闘前会話。劇場版での「対話」のことである。[[GN粒子]]を危険視するズールの発言を訝しみながらも、これを一蹴する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]であったが…。
 
:第2次Z 破界篇終盤での[[ガンダムエクシア]]との戦闘前会話。劇場版での「対話」のことである。[[GN粒子]]を危険視するズールの発言を訝しみながらも、これを一蹴する[[刹那・F・セイエイ|刹那]]であったが…。
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:再世篇の終盤で[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]と共に復活した際、[[クロウ・ブルースト|クロウ]]に対して[[スフィア]]の本質を語っていた。
 
:再世篇の終盤で[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]と共に復活した際、[[クロウ・ブルースト|クロウ]]に対して[[スフィア]]の本質を語っていた。
 
;「ば、馬鹿な! ワシの暗黒の力が消えていく!!」<br />「ワ、ワシは死なん! 銀河に満ちる暗黒と一つになってワシは復活する!」<br />「そして、お前達は必ず後悔する! お、お前達では[[御使い|奴等]]にはぁぁぁぁぁっ!!」
 
;「ば、馬鹿な! ワシの暗黒の力が消えていく!!」<br />「ワ、ワシは死なん! 銀河に満ちる暗黒と一つになってワシは復活する!」<br />「そして、お前達は必ず後悔する! お、お前達では[[御使い|奴等]]にはぁぁぁぁぁっ!!」
:再世篇での断末魔。この時点で「奴等」が何を指しているのかは不明だったが、天獄篇においてズールが恐れた「奴等」の正体が明らかになった。
+
:再世篇での断末魔。
    
==== 第3次Z ====
 
==== 第3次Z ====
;「何故だ!何故、奴等に勝てぬのだ!」<br />「我が名は皇帝ズール!御使いに代わり、全ての宇宙を支配する者だぞ!」<br />「黙れ、マーズ!あの時、イデアが六神ロボさえ、地球に送っていなければ、こんな事には...!」<br />「愛!?愛などに、このズールが負けるのか!」<br />「ぬおおおおおおっ!!」
+
;ズール「何故だ! 何故、奴等に勝てぬのだ!」<br />「我が名は皇帝ズール! 御使いに代わり、全ての宇宙を支配する者だぞ!」<br />タケル「終わりだ、ズール! 罪なき生命を奪ってきた報いをお前は今こそ受けるんだ!」<br />ズール「黙れ、マーズ! あの時、イデアが六神ロボさえ、地球に送っていなければ、こんな事には…!」<br />タケル「ギシン星のお父さんの愛が俺を救い、地球のお父さんと母さんの愛が俺を育て、マーグの愛が俺を導き、ロゼの愛が俺を強くする!」<br />ズール「愛!? 愛などに、このズールが負けるのか!」<br />タケル「そうだ! 愛の意味がわからないお前の居場所はこの宇宙にない!」<br />「暗黒に消えろ、ズール! お前に、この世界の光は渡さない!」<br />ズール「ぬおおおおおおっ!!」
 
:天獄篇59話「邪神降臨」にて最期の台詞。最後まで「愛」に敗北した事を認められないまま、星々の悪意の集合体は断末魔を上げ、遂にこの世から消滅した。
 
:天獄篇59話「邪神降臨」にて最期の台詞。最後まで「愛」に敗北した事を認められないまま、星々の悪意の集合体は断末魔を上げ、遂にこの世から消滅した。
   221行目: 235行目:     
=== 64 ===
 
=== 64 ===
;ズール皇帝「おのれ、恐れを知らぬ奴らめ! ワシの力を思い知るがいい!!」<br />タケル「ズール! 貴様はもう終わりだ」<br />「銀河帝国軍もいずれは敗退する。ギシン星にも、戻れない」<br />「貴様はそれでも戦いをやめないというのか!?」<br />ズール皇帝「かまわん。ワシは生き続け地球を第2のギシン星とするのだ」<br />「宇宙に生きる命はワシあっての命。ワシが死ぬなどありえぬわ!ワーッハハハハハッ!!」
+
;ズール「おのれ、恐れを知らぬ奴らめ! ワシの力を思い知るがいい!!」<br />タケル「ズール! 貴様はもう終わりだ」<br />「銀河帝国軍もいずれは敗退する。ギシン星にも、戻れない」<br />「貴様はそれでも戦いをやめないというのか!?」<br />ズール「かまわん。ワシは生き続け地球を第2のギシン星とするのだ」<br />「宇宙に生きる命はワシあっての命。ワシが死ぬなどありえぬわ!ワーッハハハハハッ!!」
 
:[[64]]「決戦宙域」での掛け合い。Dや第2次Zでもほぼ同様の台詞あり。
 
:[[64]]「決戦宙域」での掛け合い。Dや第2次Zでもほぼ同様の台詞あり。
 
;「うおぉぉぉぉっ!? なんだ、これは!? おのれ、ワシは死なんぞ!!たとえこの体が滅びても、ワシの細胞の一つ一つは宇宙へと広がり、そこでまた姿を変えて支配者となるのだ!ワシは決して滅びはせぬぞぉぉぉーっ!」
 
;「うおぉぉぉぉっ!? なんだ、これは!? おのれ、ワシは死なんぞ!!たとえこの体が滅びても、ワシの細胞の一つ一つは宇宙へと広がり、そこでまた姿を変えて支配者となるのだ!ワシは決して滅びはせぬぞぉぉぉーっ!」
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== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
== スパロボシリーズの迷台詞 ==
 
;ズール「わからん」<br />ワール「は?」<br />ズール「詳しくはワシにもわからん。数万年前に設置された何かがあるのだ」
 
;ズール「わからん」<br />ワール「は?」<br />ズール「詳しくはワシにもわからん。数万年前に設置された何かがあるのだ」
:64中盤にて[[グラドスの刻印]]を調査させている中で発した衝撃のセリフ。早い話が'''自分でも何を探しているのか理解していないことをぶっちゃけてしまっている'''。一応存在自体は「帝国にとって不都合なもの」と認識しているため警戒感こそ持っているものの、如何せんマヌケさが漂う一言でだろう。
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:『64』中盤にて[[グラドスの刻印]]を調査させている中で発した衝撃のセリフ。早い話が'''自分でも何を探しているのか理解していないことをぶっちゃけてしまっている'''。一応存在自体は「帝国にとって不都合なもの」と認識しているため警戒感こそ持っているものの、如何せんマヌケさが漂う一言である。
 
;「ワシこそが宇宙に君臨する大帝だ」/「奴が宇宙の大帝だと…!? あり得ん!」
 
;「ワシこそが宇宙に君臨する大帝だ」/「奴が宇宙の大帝だと…!? あり得ん!」
:第2次Zにて「宇宙大帝」こと[[ゴッドシグマ]]相手に発する[[特殊戦闘台詞]]。滅多にいわれない二つ名まで網羅する博識ぶりには、ある意味脱帽である。
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:『第2次Z』にて「宇宙大帝」こと[[ゴッドシグマ]]相手に発する[[特殊戦闘台詞]]。滅多にいわれない二つ名まで網羅する博識ぶりには、ある意味脱帽である。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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