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このため、初見では原作を余すところなく見たユーザーであっても先の展開を読むことがほぼ不可能であり、『ラインバレル』が参戦していることにかけて、'''加藤機関の要求するそれよりも遙かに上の想像力が必要な作品'''と言われる。
 
このため、初見では原作を余すところなく見たユーザーであっても先の展開を読むことがほぼ不可能であり、『ラインバレル』が参戦していることにかけて、'''加藤機関の要求するそれよりも遙かに上の想像力が必要な作品'''と言われる。
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しかしこのことは同時に批判点にも繋がっている。本作は「プレイヤーが原作のキャラクターや世界観に良く親しんでいるうえで、ifの展開を想像させる」ことをすべての前提としており、原作未見者でもシナリオを楽しめるようにする工夫が従来作品よりも弱い。特に今回の主人公が、版権キャラ勢と密接な友好関係を結ぶ[[Zシリーズ]]や『W』・『L』に比べて、そういった絡みが薄く一歩引いた立ち位置となっていることが問題点の一つとしてよく指摘されている。このことは物足りなさを感じるだけでなく、オリジナル主人公の視点で原作未見者が参戦キャラを理解していくという要素を弱くしてしまった主要因とされているからだ。キャラ事典・ロボ図鑑がないこともあいまって、本作は「原作未見者に厳しい作品」というイメージがもたれがちなところはある。またライバルキャラである[[ジン・スペンサー]]の扱いについては明らかな迷走を見せており、しばしば槍玉に挙げられるポイントとなっている。
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しかしこのことは同時に批判点にも繋がっている。本作は「プレイヤーが原作のキャラクターや世界観に良く親しんでいるうえで、ifの展開を想像させる」ことをすべての前提としており、原作未見者でもシナリオを楽しめるようにする工夫が従来作品よりも弱い。特に今回の主人公が、版権キャラ勢と密接な友好関係を結ぶ[[Zシリーズ]]や『W』・『L』に比べて、そういった絡みが薄く一歩引いた立ち位置となっていることが問題点の一つとしてよく指摘されている。このことは物足りなさを感じるだけでなく、オリジナル主人公の視点で原作未見者が参戦キャラを理解していくという要素を弱くしてしまった主要因とされている。キャラ事典・ロボ図鑑がないこともあいまって、本作は「原作未見者に厳しい作品」というイメージがもたれがちなところはある。またライバルキャラである[[ジン・スペンサー]]の扱いについては明らかな迷走を見せており、しばしば槍玉に挙げられるポイントとなっている。
    
=== システム面 ===
 
=== システム面 ===
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