差分

編集の要約なし
1行目: 1行目: −
*発売日:[[発売日::2009年3月20日]]
+
{{ゲーム
*機種:[[機種::ニンテンドーDS]]
+
| 読み =
*開発:{{開発 (作品)|エーアイ}}
+
| 外国語表記 =
*発売:バンダイナムコゲームス
+
| シリーズ =
*定価:6,090円(税込)
+
| 開発元 = {{開発 (作品)|エーアイ}}
*CERO区分:B(12歳以上対象)
+
| 運営元 =
*前:[[スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク]](PS2)
+
| 発売元 = バンダイナムコゲームス
*次:[[スパロボ学園]](DS)
+
| 配信元 =
 +
| 対応機種 = [[機種::ニンテンドーDS]]
 +
| プロデューサー = 宇田歩<br />[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]<br />じっぱひとからげ
 +
| ディレクター = 赤羽仁
 +
| シナリオ = 小峰徳司<br />梶原智<br />亙重郎(『電脳戦機バーチャロン マーズ』シナリオ監修)
 +
| キャラクターデザイン = [[スタッフ:糸井美帆|糸井美帆]]<br />[[スタッフ:歌津義明|歌津義明]]
 +
| メカニックデザイン = 谷口欣孝<br />[[スタッフ:Mがんぢー|Mがんぢー]]
 +
| 音楽 = 末村謙之輔<br />エビテン<br />佐藤拓馬
 +
| 発売日 = [[発売日::2009年3月20日]]
 +
| 最新バージョン =
 +
| 配信開始日 =
 +
| 配信終了日 =
 +
| 価格 = 6,090円(税込)
 +
| CERO区分 = B(12歳以上対象)
 +
| コンテンツアイコン =
 +
| 初登場SRW =
 +
| 初クレジットSRW =
 +
}}
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
55行目: 72行目:  
大胆なクロスオーバーシナリオが好評であった『[[スーパーロボット大戦W]]』『[[スーパーロボット大戦Z]]』を経ていたという背景や、初参戦となる『蒼穹のファフナー』『ガンソード』『ゾイドジェネシス』が話題となり、本作にも期待が寄せられていたが、作品間のクロスオーバーが希薄(会話だけは多い)な上に、キャラクターの性格や原作イベントの改悪・不整合(省略・設定の無視)が多く、中盤の中頃から終盤にかけてシナリオの粗が目立つ。
 
大胆なクロスオーバーシナリオが好評であった『[[スーパーロボット大戦W]]』『[[スーパーロボット大戦Z]]』を経ていたという背景や、初参戦となる『蒼穹のファフナー』『ガンソード』『ゾイドジェネシス』が話題となり、本作にも期待が寄せられていたが、作品間のクロスオーバーが希薄(会話だけは多い)な上に、キャラクターの性格や原作イベントの改悪・不整合(省略・設定の無視)が多く、中盤の中頃から終盤にかけてシナリオの粗が目立つ。
   −
また、エンディングにおける『ファフナー』の扱いに関しては特に批判が多い。翔子たちの生存フラグを満たしていない場合、同化現象を治療できないという原作を完全に無視した、一言で言うと「'''全滅エンド'''」になってしまう。本来の結末は数々の犠牲を払った先に希望が見える、という結末であり、このように絶望しか待ち受けていないような展開ではない。その上、『ファフナー』のキャラがこのように絶望的な結末を迎えているのに対して、他作品のキャラクターは一人でバカンスを満喫している、宴会で裸踊りをするなど、常識を疑いたくなるような描写まである始末である。このような『ファフナー』の扱いの酷さは、後年発売した[[スーパーロボット大戦UX|UX]]で『ファフナー』が再び参戦した際に「UXが初参戦」と言われてしまうネタにまでなった。
+
また、エンディングにおける『ファフナー』の扱いに関しては特に批判が多い。翔子たちの生存フラグを満たしていない場合、同化現象を治療できないという原作を完全に無視した、一言で言うと「'''全滅エンド'''」になってしまう。本来の結末は数々の犠牲を払った先に希望が見える、という結末であり、このように絶望しか待ち受けていないような展開ではない。その上、『ファフナー』のキャラがこのように絶望的な結末を迎えているのに対して、他作品のキャラクターは一人でバカンスを満喫している、宴会で裸踊りをするなど、常識を疑いたくなるような描写まである始末である。このような『ファフナー』の扱いの酷さは、後年発売された『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で『ファフナー』が再び参戦した際に「UXが初参戦」と言われてしまうネタにまでなった。
   −
ただし例外として、『[[電脳戦機バーチャロン マーズ|電脳戦機バーチャロン]]』関連の原作再現に関しては同作品のプロデューサーであったSEGAの亙重郎氏が直接執筆しただけあって高い評価を得ている。しかしそれ故に他の部分との質の差が浮き上がってしまっている。
+
ただし例外として、『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』関連の原作再現に関しては同作品のプロデューサーであったSEGAの亙重郎氏が直接執筆しただけあって高い評価を得ている。しかしそれ故に他の部分との質の差が浮き上がってしまっている。
    
システム面においては携帯機シリーズ初の[[小隊]]系システムとなる「パートナーバトルシステム」が登場した。過去の小隊システムとの差別化として、単機運用と小隊運用のどちらでもメリット/デメリットがあるという独自の戦略性を持たせようとしたシステムだったが、単機運用での特典「アタックコンボ」が強力すぎて、わざわざ小隊を組む必要が無い練り込み不足な点が目立つ結果となった。この「パートナーバトルシステム」自体はL以降の携帯機シリーズでも採用されているが、バランスは大きく是正されている。
 
システム面においては携帯機シリーズ初の[[小隊]]系システムとなる「パートナーバトルシステム」が登場した。過去の小隊システムとの差別化として、単機運用と小隊運用のどちらでもメリット/デメリットがあるという独自の戦略性を持たせようとしたシステムだったが、単機運用での特典「アタックコンボ」が強力すぎて、わざわざ小隊を組む必要が無い練り込み不足な点が目立つ結果となった。この「パートナーバトルシステム」自体はL以降の携帯機シリーズでも採用されているが、バランスは大きく是正されている。
97行目: 114行目:  
*★[[ガン×ソード]]
 
*★[[ガン×ソード]]
   −
版権的事情から参戦はまずありえないとされていた[[ゾイド|ゾイドシリーズ]]が初参戦、ファンを驚かせた。
+
版権的事情から参戦はまずありえないとされていた[[ゾイドシリーズ]]が初参戦、ファンを驚かせた。
   −
また、『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』については公式サイトや雑誌媒体においてアニメ版の放送時期でなく、漫画版の連載時期が記載されている(理由は不明。またNEOも同様)。また、ゲーム上の時系列が『SEED DESTINY』のものになっている都合上、『SEED』は機体のみの参戦となっている。
+
また、『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』については公式サイトや雑誌媒体においてアニメ版の放送時期でなく、漫画版の連載時期が記載されている(理由は不明。また『[[NEO]]』も同様)。また、ゲーム上の時系列が『SEED DESTINY』のものになっている都合上、『SEED』は機体のみの参戦となっている。
   −
『マジンガー』と『ダンガイオー』以外は全て2000年代の作品で構成され90年代作品が不在、ガンダムシリーズはSEED系のみの参戦という異色のラインナップとなっている。作品選考に関しては寺田プロデューサーいわく、新規プレイヤーのために先に開発が進んでいた『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』よりさらに若年層を意識したとの事。
+
『マジンガー』と『ダンガイオー』以外は全て2000年代の作品で構成され1990年代作品が不在、ガンダムシリーズはSEED系のみの参戦という異色のラインナップとなっている。作品選考に関しては寺田プロデューサーいわく、新規プレイヤーのために先に開発が進んでいた『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』よりさらに若年層を意識したとの事。
    
== 世界観 ==
 
== 世界観 ==
241行目: 258行目:  
本作品で使用されているBGMが他社作品のそれに極めて類似しているという指摘に対し、8月19日付でこの内容を認め他社との和解が成立したことが発表された(→[http://www.bandainamcogames.co.jp/cs_support/info/spwk.html 公式謝罪文])。
 
本作品で使用されているBGMが他社作品のそれに極めて類似しているという指摘に対し、8月19日付でこの内容を認め他社との和解が成立したことが発表された(→[http://www.bandainamcogames.co.jp/cs_support/info/spwk.html 公式謝罪文])。
   −
ちなみに音楽の担当者は前作Wと同じ人物が担当しているが、前作の一部楽曲及びスパロボシリーズ以外の某作品においても盗用疑惑が噂されていた(後者については同じく謝罪騒動となった)問題の多い人物であった。
+
ちなみに音楽の担当者は前作『W』と同じ人物が担当しているが、前作の一部楽曲及びスパロボシリーズ以外の某作品においても盗用疑惑が噂されていた(後者については同じく謝罪騒動となった)問題の多い人物であった。
    
詳細については下記のblog記事を参照。
 
詳細については下記のblog記事を参照。
    
=== blog記事 ===
 
=== blog記事 ===
*[http://blog.spalog.jp/?eid=780520 スーパーロボット大戦Kに関するお詫び]
+
*[http://blog.spalog.jp/?p=5034 スーパーロボット大戦Kに関するお詫び]
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
10,702

回編集