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628 バイト追加 、 2023年1月11日 (水) 17:43
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このスフィアの真の力は「天秤」の名の通り、皿にものを乗せてその重さを量るように、感情に揺れても迷っても折れることだけはない強い意志によって物事を比較し、その本質を見極めることにある。スフィア・アクトはその、本質を見抜く強い意志力を他者に伝播させること。本質を見抜くことが転じて正確な狙いを定めることに繋がると思われる。
 
このスフィアの真の力は「天秤」の名の通り、皿にものを乗せてその重さを量るように、感情に揺れても迷っても折れることだけはない強い意志によって物事を比較し、その本質を見極めることにある。スフィア・アクトはその、本質を見抜く強い意志力を他者に伝播させること。本質を見抜くことが転じて正確な狙いを定めることに繋がると思われる。
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反作用の正体は、リアクターの意志を目の前の感情に向けさせることで本質から目を逸らさせるというもの。要は「目の前の事しか考えられずに我を忘れて暴走する」と言った所である。これに負けず直感力を維持し、真実や本質を見切ろうとする強い意志を貫くことによってサード・ステージへと移行する。
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反作用の正体は、リアクターの意志を目の前の感情に向けさせることで本質から目を逸らさせるというもの。クロウは[[ジェラウド・ガルス・バンテール]]との戦いでこの状態に陥ったが、当人曰くジェラウドの生き様に嫉妬を抱いたことが原因。感情に流され判断能力を喪失し、その状態で固定されてしまうのが暴走の原因である。これに負けず直感力を維持し、真実や本質を見切ろうとする強い意志を貫くことによってサード・ステージへと移行する。ただし、反作用の性質上リアクター単身で対処するのはほぼ不可能に近い。
    
クロウは再世戦争でこの問題を解決するため、筋金入りの守銭奴という自身の性格を利用して、コクピット内に金の音を鳴らす「コイン・ドロップ・システム」を採用することで反作用に対処。天獄戦争でサード・ステージに至ったが、再世戦争終盤の時点でアクトの片鱗を見せており、ゼロ・レクイエムが何のために行われているのかを察知していた。
 
クロウは再世戦争でこの問題を解決するため、筋金入りの守銭奴という自身の性格を利用して、コクピット内に金の音を鳴らす「コイン・ドロップ・システム」を採用することで反作用に対処。天獄戦争でサード・ステージに至ったが、再世戦争終盤の時点でアクトの片鱗を見せており、ゼロ・レクイエムが何のために行われているのかを察知していた。
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強い意志を持つということは、必然的にその根幹にある感情を高揚させることにも繋がるため、自己犠牲による愛を力とする「尽きぬ水瓶」の力を高めることが出来る。ただし一方的な相性であるため、「傷だらけの獅子」と「欲深な金牛」には及ばない模様。
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このスフィアが求める意志とは、上述した通り迷いの中でも折れない意志だが、言い換えれば'''リアクターは心の中に迷いを抱えている必要がある。'''何の迷いも躊躇いもないまっすぐな、要はシンプルに強い意志ではリアクター足り得ないのである(つまり「迷っても揺らいでもそれを表に出さず、乗り越える強い意志」が必要)。そのため、自己犠牲による慈愛(=死への迷いと、その先にある希望)を力とする「尽きぬ水瓶」とは「迷いの中の決意」という形で発動キーが共通するため相性が良い。
    
洗礼名は「'''ズリエル・ジ・アンブレイカブル'''」。揺らがぬ精神で道を切り拓く意志である。
 
洗礼名は「'''ズリエル・ジ・アンブレイカブル'''」。揺らがぬ精神で道を切り拓く意志である。
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