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40 バイト除去 、 2019年8月7日 (水) 23:57
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:それに伴い原作準拠の死亡(MIA)展開は基本的に無くなり、更に[[Zシリーズ]]や『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではガンダムシリーズの枠すら越えた世界観の深奥に関わる設定が彼個人に付与され、キーパーソンに据えられている。それは(アムロが出演した)各原作のニュータイプ論には無縁のメスの入れ方であり、原作シリーズの外のスパロボでアムロは遂に世界を背負うポジションに就けられた、とも言える。ある意味、「ニュータイプ(スキル)は戦力上のメリット要素」であった時代を過去のものとした、スパロボ独自のニュータイプ観を託されるキャラクタとしての補正なのだろう。
 
:それに伴い原作準拠の死亡(MIA)展開は基本的に無くなり、更に[[Zシリーズ]]や『[[スーパーロボット大戦V|V]]』ではガンダムシリーズの枠すら越えた世界観の深奥に関わる設定が彼個人に付与され、キーパーソンに据えられている。それは(アムロが出演した)各原作のニュータイプ論には無縁のメスの入れ方であり、原作シリーズの外のスパロボでアムロは遂に世界を背負うポジションに就けられた、とも言える。ある意味、「ニュータイプ(スキル)は戦力上のメリット要素」であった時代を過去のものとした、スパロボ独自のニュータイプ観を託されるキャラクタとしての補正なのだろう。
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
:原作では自分の名前が馬鹿にされたと解釈して、[[ジェリド・メサ|ジェリド]]を殴ったのに始まり、自分をいびったMPを[[モビルスーツ]]で追い回す、[[シャア・アズナブル|シャア]]を名乗らない[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]を殴るなど、普通に考えて非常識ともいえる凶暴な言動が多いが、スパロボでは[[アムロ・レイ|アムロ]]が常時いて、後輩格の[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]の存在や、他作品のキャラの付き合いから、少なくとも『[[α]]』のようにジェリドやクワトロを殴る描写はあっても、他作品のキャラクターに対してはその要素は薄く、同年代では冷静な優等生といったイメージになっている(その割には、『[[第3次α]]』ではジュドーに「昔は荒れてた」等と言われてしまうが)。
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:原作では自分の名前が馬鹿にされたと解釈して、[[ジェリド・メサ|ジェリド]]を殴ったのに始まり、自分をいびったMPを[[モビルスーツ]]で追い回す、[[シャア・アズナブル|シャア]]を名乗らないクワトロを殴るなど、普通に考えて非常識ともいえる凶暴な言動が多いが、スパロボでは[[アムロ・レイ|アムロ]]が常時いて、後輩格の[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]の存在や、他作品のキャラの付き合いから、少なくとも『[[α]]』のようにジェリドやクワトロを殴る描写はあっても、他作品のキャラクターに対してはその要素は薄く、同年代では冷静な優等生といったイメージになっている(その割には、『[[第3次α]]』ではジュドーに「昔は荒れてた」等と言われてしまうが)。
 
:劇場版ではTVシリーズで見せたエキセントリックな面が殆ど抑えられ、元々から健やかな様子で描かれているので、結果的に劇場版原作の時点で従来のスパロボシリーズにおけるカミーユに近いキャラクターとなっている。『[[Z]]』では[[シン・アスカ|シン]]と友人になり、大きく影響を与える役どころになっている(相対的に[[アスラン・ザラ|アスラン]]の影が薄くなったが)。
 
:劇場版ではTVシリーズで見せたエキセントリックな面が殆ど抑えられ、元々から健やかな様子で描かれているので、結果的に劇場版原作の時点で従来のスパロボシリーズにおけるカミーユに近いキャラクターとなっている。『[[Z]]』では[[シン・アスカ|シン]]と友人になり、大きく影響を与える役どころになっている(相対的に[[アスラン・ザラ|アスラン]]の影が薄くなったが)。
;[[シャア・アズナブル]] / [[クワトロ・バジーナ]]
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;[[シャア・アズナブル]] / クワトロ・バジーナ
:原作ではなにかとヘタレ扱いされる事が多く、ララァの一件のせいで最後までアムロと和解できず、最期は[[地球]]への[[アクシズ]]落としを敢行して破滅への道を歩んでしまう彼だが、スパロボでは基本的に部隊の頼れる大人として活躍しており、最後は自身の生きる道を見出し、名前を本名の「'''[[キャスバル・レム・ダイクン]]'''」に戻して政治家としての道を歩み出す幕引きも多い。登場した作品にもよるが、『逆襲のシャア』のシナリオが再現されない場合は、原作で最終的に決別する事になってしまった[[アムロ・レイ|アムロ]]やグリプス戦役終戦後二度と再会することの無かったカミーユとも最後まで決別することもなく良好的な関係である場合も多い。また、アムロ以外にも、原作では一年戦争で死別した[[ララァ・スン|ララァ]]も死に別れる事なく最後まで共にいられたり、妹の[[セイラ・マス|アルティシア]]、復讐のため死に追いやる事になった[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]とキシリア、恋人だったが決別したハマーンらとも、作品によっては和解できたりと、人間関係の面においても救われている展開も多い。
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:原作ではなにかとヘタレ扱いされる事が多く、ララァの一件のせいで最後までアムロと和解できず、最期は[[地球]]への[[アクシズ]]落としを敢行して破滅への道を歩んでしまう彼だが、スパロボでは基本的に部隊の頼れる大人として活躍しており、最後は自身の生きる道を見出し、名前を本名の「'''キャスバル・レム・ダイクン'''」に戻して政治家としての道を歩み出す幕引きも多い。登場した作品にもよるが、『逆襲のシャア』のシナリオが再現されない場合は、原作で最終的に決別する事になってしまった[[アムロ・レイ|アムロ]]やグリプス戦役終戦後二度と再会することの無かったカミーユとも最後まで決別することもなく良好的な関係である場合も多い。また、アムロ以外にも、原作では一年戦争で死別した[[ララァ・スン|ララァ]]も死に別れる事なく最後まで共にいられたり、妹の[[セイラ・マス|アルティシア]]、復讐のため死に追いやる事になった[[ガルマ・ザビ|ガルマ]]とキシリア、恋人だったが決別したハマーンらとも、作品によっては和解できたりと、人間関係の面においても救われている展開も多い。
 
:『逆襲のシャア』設定で[[ネオ・ジオン]]の総帥となっても、『[[R]]』のように逆襲を行わないでキャスバルの名で立派にコロニー連合の大統領に就任したり、『[[CC]]』のようにハマーン率いるネオ・ジオンに反乱を起こして真っ先にアクシズを破壊しようとしたり、『[[D]]』のように一度は[[地球]]に絶望して逆襲するも、様々な出来事を経て多くの勢力と同盟を結び自ら指揮を執って再び地球圏の為に戦い、最後は再び人類に希望を見出す展開も描かれており、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z 時獄篇]]』においてもネオジオンの総帥として決起した後も時空修復を行い世界を救うべく行動し、目的を果たすために一時的には敢えて[[Z-BLUE|かつての仲間達]]と敵対する事になるもその仲間達への信頼は失っておらず、最終的には無事に自軍部隊に復帰し再び共闘するという非常に熱い活躍を見せている。
 
:『逆襲のシャア』設定で[[ネオ・ジオン]]の総帥となっても、『[[R]]』のように逆襲を行わないでキャスバルの名で立派にコロニー連合の大統領に就任したり、『[[CC]]』のようにハマーン率いるネオ・ジオンに反乱を起こして真っ先にアクシズを破壊しようとしたり、『[[D]]』のように一度は[[地球]]に絶望して逆襲するも、様々な出来事を経て多くの勢力と同盟を結び自ら指揮を執って再び地球圏の為に戦い、最後は再び人類に希望を見出す展開も描かれており、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z 時獄篇]]』においてもネオジオンの総帥として決起した後も時空修復を行い世界を救うべく行動し、目的を果たすために一時的には敢えて[[Z-BLUE|かつての仲間達]]と敵対する事になるもその仲間達への信頼は失っておらず、最終的には無事に自軍部隊に復帰し再び共闘するという非常に熱い活躍を見せている。
 
;[[フォウ・ムラサメ]]
 
;[[フォウ・ムラサメ]]
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