差分

編集の要約なし
50行目: 50行目:     
=== 設定の変遷等 ===
 
=== 設定の変遷等 ===
光パルス高推力スラスター(ドラグーン発射口から出る「[[V2ガンダム|光の翼]]」)は、福田監督が「ドラグーン射出後の羽がみすぼらしいから」と後付けたものである。
+
光パルス高推力スラスター(ドラグーン発射口から出る「[[V2ガンダム|光の翼]]」)は、福田監督が「大きなエネルギーの表現」と後付けたものであり、ヴォワチュール・リュミエールをベースとしたスラスター…という設定は2006年の外伝作品による(この事情はデスティニーも同様だが)。つまりTVシリーズにおいてドラグーンシステムの装着時にはスラスターの使用描写はなかったのだが、後続作品である「HDリマスター」版では地球降下後のストライクフリーダムが羽根から光翼を噴射する場面があるほか、ガンダム40周年企画「GUNDAM CALENDAR Illustrations」ではドラグーンシステムを取り付けたまま光の翼を展開したイラストも存在する。
 
  −
しかし、ドラグーンは大気圏内では使えないため、単なる足枷にしかならない。したがって、スラスターも大気圏内で使用不可能になってしまっている上、火力も下がっている。特に言及こそされていないが、ドラグーンユニットの重量とスラスターを使用できない事により、大気圏内では[[宇宙]]での運用時に比べて明らかに機動力の低下は避けられず、敵機の攻撃を避ける事が前提の本機コンセプトと矛盾する。このため、大気圏内での戦闘にて何度か被弾する場面も見受けられた(ただし、攻撃自体は全てシールドで防いでいる)。装甲についても関節から覗くフレームまでPS装甲材製になったため、万全の防御力の上重量が増して機動力の減少に繋がっている(PS装甲材はとても重いので)。
  −
 
  −
ただし、DESTINY公式外伝の「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY(デルタアストレイ)」では、背部にヴォワチュール・リュミエール(VL)を搭載しており、有人機としては最速を誇る機動性をもつ「デルタアストレイ」というMSが登場しており、連合の宣戦布告直後の戦闘(キラがオーブにいたころ)でプラント側に加勢している。デルタアストレイのパイロット(ちなみにコーディネイター)は加速時に強烈なGに晒される為、'''特殊な専用パイロットスーツの着用でGを軽減し、特殊な保護システムでパイロットを固定し、血流・体圧をコントロールする'''という事を行っており、「'''コーディネイターですら長時間耐えられない加速'''」であることを考えれば、ドラグーンユニットの大気圏内での装着はある意味「フェイルセーフ」のような働きをしている(フリーダムと同様に展開状態はハイマットモードと設定されており、そのままの状態でもウイングスラスターとしての機能も持っているため、ドラグーンを装着した状態でもフリーダム以上の機動性はある)。
  −
 
  −
また、MG版のプラモデル以降は新たな解釈としてドラグーンをウイングにマウントした状態から少しずらして展開し、ヴォワチュール・リュミエールを展開しうる様な隙間を発生させるギミックが採用される事が多く、それを受けてかHDリマスター版の新規作画においてドラグーンをマウントしたままの状態でこのスラスターを使用していると思われるワンカットが入っている(完全な物では無く、薄く光量も少なかったが)。
      
動力源の設定については「新型核エンジン」「レーザー核融合エンジン」などの変遷を経て現在は、ハイパーデュートリオンとされている(新型の核分裂エンジンとデュートリオンシステムのハイブリッド)。
 
動力源の設定については「新型核エンジン」「レーザー核融合エンジン」などの変遷を経て現在は、ハイパーデュートリオンとされている(新型の核分裂エンジンとデュートリオンシステムのハイブリッド)。
59

回編集