スカル小隊

スカル小隊とは、『マクロスシリーズ』に登場する部隊。

概要編集

劇場版マクロス』に登場したバルキリー小隊。ロイ・フォッカーを隊長に、一条輝ら3人を小隊員とした4人編成の部隊となる。『スカル』(skull=『頭蓋骨』の意)の名前が示す通り、部隊章は髑髏と骨の描かれた海賊旗。

メンバーこそ固定だが、劇中で全員が一時離脱もしくは戦死するため状況の変化が激しく、フォッカーが戦死してマクシミリアン・ジーナスが隊長を務め、マックスも消息不明になったことで最終的に輝が隊長となった。

大本の『TV版マクロス』では立ち位置がやや異なるうえに複雑で、フォッカーが率いるスカル大隊、その下に輝が隊長に任命された(マックスと柿崎速雄が属する)バーミリオン小隊が存在したが、フォッカーの戦死に伴ってフォッカー機を受け継いだ輝のバーミリオン小隊がスカル小隊に改名される。しかし早々に柿崎が戦死、さらに再編が行われて格上げされたスカル中隊になる。

前日譚の『マクロスゼロ』ではフォッカーが率いるスカル小隊が登場し、工藤シンが配属される。

50年後の『マクロスF』では主人公・早乙女アルトらが所属する民間軍事会社「S.M.S」のバルキリー部隊に同名の小隊が存在し、アルトら主要人物が属する部隊となる。こちらの部隊のパーソナルマークは牛の頭蓋骨に剣と盾。

登場作品編集

『マクロス』のもののみ記載。原作と異なり戦死者が出ず、むしろ関係者を取り込んで増える傾向にある。

αシリーズ編集

スーパーロボット大戦α
4人編成で登場、その後イサムガルドを加えた6人に。第61話ではマックスが臨時で隊長を務めた。
マクロス』が初参戦という事もあり出番は多い。
スーパーロボット大戦α外伝
4人にミリアを含めた5人編成。未来ではプリベンターに合流するまでの期間は一時的にイサムガルドパーラを含めた8人で動いていた。
今作は『マクロス』がいるだけ参戦ということもあり、あまり目立たない。
第3次スーパーロボット大戦 終焉の銀河へ
マックスが『マクロス7』からの参戦のため、彼を除く3人編成。今作では初期登場機VF-19に3人セットで乗せると合体攻撃が可能になるなど、「スカル小隊」としての運用が基本になっている。
本作では『マクロス7』の原作通り彼らとの間には35年の時間の差があるため、「スカル小隊」は伝説の部隊となっていた。

Scramble Commanderシリーズ編集

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
原作終了後設定で生存した工藤シンを加えた5人編成となった。

人物編集

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか編集

ロイ・フォッカー
小隊長。ブリタイ艦内部での戦闘で戦死。
一条輝
隊員。後に小隊長を務める。
マクシミリアン・ジーナス
隊員。後に小隊長を務める。メルトランディとの戦闘で行方不明となる。
柿崎速雄
隊員。メルトランディとの戦闘で戦死。
ミリア・ファリーナ・ジーナス
メルトランディのエース。原作終了後扱いの『α外伝』で所属。

マクロスプラス編集

イサム・ダイソン
α』で所属。
ガルド・ゴア・ボーマン
α』で所属。

マクロスゼロ編集

工藤シン
隊員。

マクロスF編集

オズマ・リー
隊長。コールサインは「スカル1」。
ミハエル・ブラン
コールサインは「スカル2」。
ルカ・アンジェローニ
コールサインは「スカル3」。
早乙女アルト
コールサインは「スカル4」。
カナリア・ベルシュタイン
コールサインは「ラビット1」。
ヘンリー・ギリアム
隊員だったが物語冒頭で戦死。