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:マサキの章のシナリオ「コーラルキャニオン」で、リィナを人質にされている為、最初は敵として登場する。『EX』では[[オーラバトラー]]を始めとしてビームを無効化する敵が多いため、ビーム主体のΖΖは相手を選ばないといけない。本作ではシーブックと違い「[[気合]]」を覚えるため、機体を交換してやると[[ガンダムF91]]の使い勝手がかなり向上する。
 
:マサキの章のシナリオ「コーラルキャニオン」で、リィナを人質にされている為、最初は敵として登場する。『EX』では[[オーラバトラー]]を始めとしてビームを無効化する敵が多いため、ビーム主体のΖΖは相手を選ばないといけない。本作ではシーブックと違い「[[気合]]」を覚えるため、機体を交換してやると[[ガンダムF91]]の使い勝手がかなり向上する。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:中盤でシーブックと共に参戦。本作ではまだ「幸運」が使えない為、ΖΖをアムロあたりに取られる可能性大。能力自体は高いので終盤の分岐ではアムロと交換する形でνガンダムあたりに乗せると活躍できるが、リアル系の場合は条件次第でΖΖで強制出撃となるので注意。
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:中盤でシーブックと共に参戦。本作ではまだ「幸運」が使えない為、ΖΖをアムロあたりに取られる可能性大。能力自体は高いので終盤の分岐ではアムロと交換する形で[[νガンダム]]あたりに乗せると活躍できるが、リアル系の場合は条件次第でΖΖで強制出撃となるので注意。
 
:EDでは、サイド1のシャングリラに戻り、ビーチャ達と共に運送業を開業。また、当初の目的であったリィナを山の手の学校に入れる事が出来たようである。
 
:EDでは、サイド1のシャングリラに戻り、ビーチャ達と共に運送業を開業。また、当初の目的であったリィナを山の手の学校に入れる事が出来たようである。
 
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
::今作から声が入った。またさりげなく空の地形適応がBからAに上がっている。
 
::今作から声が入った。またさりげなく空の地形適応がBからAに上がっている。
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
 
;[[スーパーロボット大戦F]]
:リアル系第3話「シャングリラチルドレン」、スーパー系第5話「謎の刺客!敵はガンダム!?」から仲間になる。シリーズで初めて序盤から参入するが、ΖΖが無いという事態が起こってしまい、[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]に搭乗…。さすがのジュドーもネモではキツイ。[[メタス]]に乗せられて、愚痴をこぼす場面がある。本作で初めて「幸運」を覚える事になり、以後ジュドーがこの精神を持つのはお約束となる。
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:リアル系第3話「シャングリラチルドレン」、スーパー系第5話「謎の刺客!敵はガンダム!?」から仲間になる。シリーズで初めて序盤から参入するが、シャングリラで静かに暮らしていた所を[[ポセイダル軍|襲われた]]為、ΖΖがあるはずも無くビーチャ達が集めてきた間に合わせの旧式[[モビルスーツ|MS]]で戦う事に。さすがのジュドーも[[ネモ (ガンダム)|ネモ]]ではキツイ。アムロやカミーユに比べて明らかに劣るがそれでも一線級の能力値。機体不足に悩まされる本作だが、リアル系における幸運持ちとしてはダントツの強さなので何とか活躍させたい。分岐次第では[[ゴラオン]]との合流に向けての先行偵察で、愚痴を零しつつも機動力優先の為[[メタス]]に乗せられてしまう。なお幸運を覚えるのは本作が初めてであり、以後ジュドーがこの精神を持つのはほぼお約束となる。
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
 
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:ようやくΖΖが手に入り、一安心といったところ。なお[[ルー・ルカ]]の乗るユニットを自機から4マス以内に配置すると「[[信頼補正|恋人支援効果]]」を発揮し、敵に与えるダメージが1.1倍になる。[[ガンダム・チーム]]関連のイベントが多い。リィナがジュドーを助ける為に出撃するイベントもある。ニュータイプ補正がかなり強力だが、「[[集中]]」を持っておらず、ΖΖの運動性が微妙なこともあり、終盤になるにつれて安定感がなくなる。
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:今作3話目でようやくΖΖが手に入る。しかし[[運動性]]が微妙で、その[[命中]]率を補う精神コマンドが無いのが気がかり。特に自軍の[[改造]]が未だ5段階までにも関わらず敵機の運動性が急激に高まる中盤では、いくらジュドーと[[NT]]補正であっても補いきれない場合もあり得る為、[[集中]]も併せ持つプルかプルツーに譲った方が良いかも知れない。[[ルー・ルカ]]の乗るユニットを自機から4マス以内に配置すると「[[信頼補正|恋人支援効果]]」を発揮し、敵に与えるダメージが1.1倍になる。[[ガンダム・チーム]]関連のイベントが多い。やむなく[[旧ザク]]で戦わされている所を、リィナがジュドーの愛機で出撃して助けてくれるシナリオまである。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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:TacP増加も強化パーツによる効果と乗算されるので、最大で2.4倍になる。
 
:TacP増加も強化パーツによる効果と乗算されるので、最大で2.4倍になる。
 
:TacPは[[ナイン]]([[ホープス]]、特務三課)が戦闘中に蓄積したデータだが、クロウと異なり設定的な増加理由は存在しない。
 
:TacPは[[ナイン]]([[ホープス]]、特務三課)が戦闘中に蓄積したデータだが、クロウと異なり設定的な増加理由は存在しない。
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=== サポートアビリティ ===
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;シャングリラの少年
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:SSR。ボスWAVE時に攻撃力、命中率大アップ。
    
== パイロットBGM ==
 
== パイロットBGM ==
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:『α』では、[[ロンド・ベル]]に入って間もなく何度も出撃しなければいけない状況にぼやく中、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と共に彼女から叱咤激励される。
 
:『α』では、[[ロンド・ベル]]に入って間もなく何度も出撃しなければいけない状況にぼやく中、[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]と共に彼女から叱咤激励される。
 
;[[トビア・アロナクス]]
 
;[[トビア・アロナクス]]
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では絡む場面が多い。ジェリンドンにトビアと共に連れていかれる。
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:『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート|スカルハート]]』では共演している(可能性がある)が、SRWではそちらとは違い同年代の友人として絡む場面が多い。
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:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では、[[シェリンドン・ロナ|シェリンドン]]にトビアと共に連れていかれる。
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:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では共にハマーンと邂逅し、トビアもハマーンから一目置かれることになる。
 
;[[シェリンドン・ロナ]]
 
;[[シェリンドン・ロナ]]
 
:『第2次α』においてトビアとともに[[ニュータイプ]]の素質を認められて連れて行かれるが、彼女の[[ニュータイプ]]を盲信しているともとれる考え方を強く否定する。
 
:『第2次α』においてトビアとともに[[ニュータイプ]]の素質を認められて連れて行かれるが、彼女の[[ニュータイプ]]を盲信しているともとれる考え方を強く否定する。
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;[[エルドラメンバー]]
 
;[[エルドラメンバー]]
 
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では彼等の活躍に影響され、本来の気質を取り戻す。また彼等の「生涯現役」を自身も行おうと考える。
 
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では彼等の活躍に影響され、本来の気質を取り戻す。また彼等の「生涯現役」を自身も行おうと考える。
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;[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]]
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:『T』では3人が自分と同い年という事から、親しみの強い相手として描かれる面が目立つ。また、[[T3]]での大切な仲間として戦うだけでなく大きな目標を持った者同士として互いに切磋琢磨して行く。
    
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
=== [[バンプレストオリジナル]] ===
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;「どうせサイド3へは行くつもりだったんだし、給料はくれるんだろ? エマリーさん」<br />エマリー「も、もちろん、そりゃあ…」<br />モンド「お前、そんなに金が欲しいのか?」<br />「そりゃあ戦争が終わったら何かと物入りだろ? リィナをいい学校にやらなきゃならないしね!」
 
;「どうせサイド3へは行くつもりだったんだし、給料はくれるんだろ? エマリーさん」<br />エマリー「も、もちろん、そりゃあ…」<br />モンド「お前、そんなに金が欲しいのか?」<br />「そりゃあ戦争が終わったら何かと物入りだろ? リィナをいい学校にやらなきゃならないしね!」
 
:第38話。エゥーゴからのネオ・ジオン打倒の文が書かれた脅迫まがいの親書を受け取った後、憤慨する一同の中、一人乗り気な反応を見せるが、まるでカミーユのように精神崩壊したような印象を受ける。
 
:第38話。エゥーゴからのネオ・ジオン打倒の文が書かれた脅迫まがいの親書を受け取った後、憤慨する一同の中、一人乗り気な反応を見せるが、まるでカミーユのように精神崩壊したような印象を受ける。
;「アンタの存在そのものがうっとおしいんだよ!!」
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:[[ハマーン・カーン|ハマーン]]に対して。カミーユといい、全体的に手厳しい。
   
;「外は旧式なのにコクピットは新しい、ただの趣味じゃないな…」
 
;「外は旧式なのにコクピットは新しい、ただの趣味じゃないな…」
 
:第40話より。スタンパ・ハロイのコレクションMSの一つ[[ズゴック]]を強奪し、搭乗した時の台詞。
 
:第40話より。スタンパ・ハロイのコレクションMSの一つ[[ズゴック]]を強奪し、搭乗した時の台詞。
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;「ハマーンに愛されたみたい…」
 
;「ハマーンに愛されたみたい…」
 
:第46話ラストの次回予告内の台詞。ようやくジュドーはハマーンの想いに気が付いた(?)が、ついぞ作中でそれが実ることはなかった…。
 
:第46話ラストの次回予告内の台詞。ようやくジュドーはハマーンの想いに気が付いた(?)が、ついぞ作中でそれが実ることはなかった…。
;「憎しみは憎しみを呼ぶだけだって…わかれ!」<br />「憎しみを産むもの、憎しみを育てる血を吐き出せ!」
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;「アンタの存在そのものがうっとおしいんだよ!!」
:ハマーンとの最終決戦での台詞。この台詞の後、ΖΖガンダムに再合体し、最大出力以上のパワーのハイメガキャノン(ハイメガキャノン・フルパワー)で[[キュベレイ]]を攻撃し、圧倒する。
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:[[ハマーン・カーン|ハマーン]]との最終決戦での台詞。カミーユといい、全体的に手厳しい。
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;「憎しみは憎しみを呼ぶだけだって…わかれ!」<br />「憎しみを産むもの、憎しみを育てる血を吐き出せ!」<br />ハマーン「吐き出すものなどない!」<br/>「自分の頭だけで考えるな!」<br />「今持っている肉体にだけ…囚われるから!」
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:同上。この台詞の後、ΖΖガンダムに再合体し、最大出力以上のパワーのハイメガキャノン(ハイメガキャノン・フルパワー)で[[キュベレイ]]を攻撃し、圧倒する。
 
;「エゥーゴの艦隊、地球連邦の艦隊……今頃来るなんて、今ごろ……大人たちは!」<br/>「あんた達! 何もしないで地球に住めるの思ってんの!」
 
;「エゥーゴの艦隊、地球連邦の艦隊……今頃来るなんて、今ごろ……大人たちは!」<br/>「あんた達! 何もしないで地球に住めるの思ってんの!」
 
:ハマーンとの決着が着いた後にエゥーゴの艦隊が来た時の台詞。これまでネオ・ジオンの行動を他人事のように放置しておきながら、今頃になって援軍に来た彼らに対し、やり場のないジュドーは怒りをぶつける。
 
:ハマーンとの決着が着いた後にエゥーゴの艦隊が来た時の台詞。これまでネオ・ジオンの行動を他人事のように放置しておきながら、今頃になって援軍に来た彼らに対し、やり場のないジュドーは怒りをぶつける。
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:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』治安維持ルート第17話「バランバランの秘宝」にて、異世界に来たと推測するサブロウタに対して。
 
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』治安維持ルート第17話「バランバランの秘宝」にて、異世界に来たと推測するサブロウタに対して。
 
:もはや元ネタは言うまでもないだろう。
 
:もはや元ネタは言うまでもないだろう。
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;「任せとけって!魔法騎士が使命を果たす事が俺達にとっても元の世界へ戻る手段なんだからさ」
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:『T』同ルート第19話「目覚める伝説」ミッションクリア後のシナリオデモにて、[[魔法騎士]]となった風から「未熟である分、これからも助力をお願いしたい」旨の一言を含めた挨拶をされた際に発した。<br/>このコメントには異世界に召喚されて混乱しがちであった部隊を治めるかのような意気が覗えた事から、彼が周囲へどれだけ大きな影響を与える人物であるかを改めて思い返したプレイヤーは結構多いだろう。
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;「決めた…」<br/>「俺も、あの爺さん達を見習って、生涯現役でいくぞ!」
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:『T』シークレットシナリオ「正義と勇気を友にして」にて、エルドラメンバーの姿に感銘を受けて。直後にトビアから「きっとあの人達に負けない元気な老人になるよ」と言われている辺り、木星じいさんを意識した発言と思われる。
 
;「メリルさん達が、夢を忘れた古い地球人なんだよ」
 
;「メリルさん達が、夢を忘れた古い地球人なんだよ」
:シークレットシナリオ「Vジャンクション」のシナリオデモにて、異世界について話している最中の一言。
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:『T』シークレットシナリオ「Vジャンクション」のシナリオデモにて、異世界について話している最中の一言。
 
:OP「アニメじゃない」の歌詞ネタ。
 
:OP「アニメじゃない」の歌詞ネタ。
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:コクピット部は[[コアファイター (ΖΖ)|コアファイター]]となる。
 
:コクピット部は[[コアファイター (ΖΖ)|コアファイター]]となる。
 
:;[[フルアーマーΖΖガンダム]]
 
:;[[フルアーマーΖΖガンダム]]
::
+
::上記機体の重装型。最終決戦にて使用された。
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;[[百式]]
 
;[[百式]]
:第32話で搭乗。ΖΖを満足に動かせないビーチャとは対照的にオウギュスト搭乗のドライセンを撃破する活躍をした。
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:第32話で搭乗。ΖΖを満足に動かせないビーチャとは対照的に、オウギュスト搭乗のドライセンを撃破する活躍をした。
 
;[[ズゴック]]
 
;[[ズゴック]]
 
:第40話で搭乗。
 
:第40話で搭乗。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*矢尾氏は[[ガンダムシリーズ]]への出演が多く、前番組『[[機動戦士Ζガンダム]]』で[[ゲーツ・キャパ]]、アジス・アジバ(未登場)、『[[機動戦士ガンダム00]]』で[[アーバ・リント]]を演じている。アジスはティターンズ全体が悪役的存在ではないことを示したキャラクターの1人でジュドー同様に「分かり合える可能性」を描いた。逆にリントはジュドーとは大違いな卑劣な悪漢であり、ジュドーが最も嫌った'''汚い大人そのもの'''である点も興味深い。
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*矢尾は[[ガンダムシリーズ]]への出演が多く、前番組『[[機動戦士Ζガンダム]]』で[[ゲーツ・キャパ]]、アジス・アジバ(SRW未登場)、『[[機動戦士ガンダム00]]』で[[アーバ・リント]]を演じている。アジスはティターンズ全体が悪役的存在ではないことを示したキャラクターの1人でジュドー同様に「分かり合える可能性」を描いた。逆にリントはジュドーとは大違いで才能はあるものの卑劣な悪漢であり、ジュドーが最も嫌った'''汚い大人そのもの'''である点も興味深い。
*リィナを傷つけられた時に怒りでハマーンを怯えさせるほどのプレッシャーを放つ一方でカミーユやプルが感知していることを理解していない描写が多々あり、送受信の差が激しい。このことについて、漫画『逆襲のギガンティス』では、「NT能力の送受信を自在にオン・オフすることができ、それが彼の長所」と述べられている。
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*リィナを傷つけられた時に怒りでハマーンを怯えさせるほどのプレッシャーを放つ一方でカミーユやプルが感知していることを理解していない描写が多々あり、送受信の差が激しい。このことについて、長谷川裕一による漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では長谷川の解釈として「NT能力の送受信を自在にオン・オフすることができ、それが彼の長所」と述べられている。
*『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』を富野氏と共に手がけた漫画家・長谷川裕一氏は幾つかの作品で、その後のジュドーや彼らしき人物を描いている。例えば『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では[[アムロ・レイ]]と共演、更にクロスオーバーで「[[イデオン|血まみれの巨神]]」とも共演し、[[ユウキ・コスモ]]の生まれ変わりと設定されている。
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*その『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』では[[アムロ・レイ]]と共演、更にクロスオーバーで「[[イデオン|血まみれの巨神]]」とも共演し、[[ユウキ・コスモ]]の生まれ変わりと設定している。
**さらに長谷川氏は『[[機動戦士Vガンダム|機動戦士Vガンダム外伝]]』・『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』・『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]』において、木星船団のリーダーで「'''木星じいさん'''」の通称で呼ばれる'''グレイ・ストーク'''という人物を登場させている。[[ウッソ・エヴィン]]の記憶ではこの名前は「大昔の映画に出てくるターザンって人の本名」<ref>正確には「グレイストーク卿ジョン・クレイトン」が本名なので、彼の爵位。</ref>であり、[[偽名]]の可能性がある。またストーク自身が明らかにしている経歴やその風貌、さらに彼が愛着を持って乗っている大型[[モビルスーツ]]「ガンプ」の頭部が[[ΖΖガンダム]]に酷似している<ref>『機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス』ではΖΖガンダムそのものではなく、同時期に存在していた試作タイプから持ち主が個人的なこだわりで再構成したものだろうという推測による解説がなされている。前述の『逆襲のギガンティス』で搭乗していたのもΖΖの系列機である「メガゼータ」という機体である。</ref>など、ジュドーの後年の姿である可能性が示唆されている。
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*さらに長谷川は『[[機動戦士Vガンダム|機動戦士Vガンダム外伝]]』、更に富野由悠季とともに手掛けた『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』の主人公[[トビア・アロナクス]]のその後を描いた『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』・『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人]]』において、木星船団のリーダーで「'''木星じいさん'''」の通称で呼ばれる'''グレイ・ストーク'''という人物を登場させている。
***ガンプとストークはカードゲームやGジェネレーションシリーズに登場しており、前者では同一人物・後者では「別ユニット」と扱いが異なる。ただしどちらの作品でもストークを演じているのは初登場時からジュドー役の矢尾氏である。
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**[[ウッソ・エヴィン]]の記憶ではこの名前は「大昔の映画に出てくるターザンって人の本名」<ref>大体あっているが、正確には「グレイストーク卿ジョン・クレイトン」が本名なので、彼の爵位。</ref>であり、[[偽名]]の可能性がある。またストーク自身が明らかにしている経歴やその風貌、さらに彼が愛着を持って乗っている大型[[モビルスーツ]]「ガンプ」の頭部が[[ΖΖガンダム]]に酷似している<ref>『機動戦士Vガンダム プロジェクト・エクソダス』ではΖΖガンダムそのものではなく、同時期に存在していた試作タイプから持ち主が個人的なこだわりで再構成したものだろうという推測による解説がなされている。なお前述の『逆襲のギガンティス』でジュドーが搭乗していたのもΖΖの系列機である「メガゼータ」という機体である。</ref>など、ストークはジュドーの後年の姿である可能性が示唆されている。
***もっとも、『ΖΖ』のラストシーンは、ジュドーが木星船団ジュピトリスIIへの参加から一年後にフォン・ブラウンにて仲間たちとの再会を約束しているというもの。つまり木星圏にはとどまらず、地球圏に帰還するという描写である。「映像化=正史」というサンライズの見解から考えても「グレイ・ストーク」=「ジュドー・アーシタ」が正史と見なす事は些か早計であると言えるだろう。
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***ガンプとストークはカードゲームやGジェネレーションシリーズに登場しており、前者では同一人物・後者では「別ユニット」と扱いが異なる。ただしどちらの作品でもストークを演じているのは初登場時からジュドー役の矢尾である。
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***もっとも、『ΖΖ』のラストシーンは、ジュドーが木星船団ジュピトリスIIへの参加から一年後にフォン・ブラウンにて仲間たちとの再会を約束しているというもの。つまり木星圏にはとどまらず、地球圏に帰還するという描写である。「映像化=正史」というサンライズの見解から考えても「グレイ・ストーク」=「ジュドー・アーシタ」が正史と見なす事は些か早計であると言えるだろう<ref>長谷川も読者に対して「(自分の描いたストーリーは)正史ではない」という釘を刺している。</ref>。
 
***なおジュドーとストークが同一人物だった場合、年齢は『スカルハート』の時点で約60歳、『Vガンダム外伝』の時点では80歳目前となり、長谷川氏のキャラクター造形はそれを踏まえたものになっている。
 
***なおジュドーとストークが同一人物だった場合、年齢は『スカルハート』の時点で約60歳、『Vガンダム外伝』の時点では80歳目前となり、長谷川氏のキャラクター造形はそれを踏まえたものになっている。