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== シンクライン皇太子(Prince Sinkurain) ==
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{{登場人物概要
*[[登場作品]]:[[百獣王ゴライオン]]
+
| タイトル = シンクライン
*[[声優]]:神谷明
+
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|百獣王ゴライオン}}
*種族:[[異星人]](ガルラ大帝国及びアルテア人のハーフ)
+
| 声優 = {{声優|神谷明}}
*性別:男
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|中村一夫}}
*[[年齢]]:106歳(第28話以降)
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦W}}
*所属:[[ガルラ大帝国]]
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*役職:皇太子及び[[指揮官|前線指揮官]]
+
}}
   −
[[ダイ・バザール大帝王]]の息子で、[[ガルラ大帝国]]の皇太子。一[[性格]]は父親以上に冷徹かつ残虐非道で卑劣な作戦を好み、自分の意に従わない部下や奴隷を殺害する事はしばしばで、さらには征服した国の王女を陵辱したり、帝王の座に上るために父の殺害を試みる等の行動も行なった。
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{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 +
| 種族 = [[異星人]](ガルラ大帝国及びアルテア人のハーフ)
 +
| 性別 = 男
 +
| 年齢 = 106歳(第28話以降)
 +
| 所属 = [[ガルラ大帝国]]
 +
| 役職 = [[指揮官|前線指揮官]]
 +
| 称号 = [[称号::皇太子]]
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}}
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'''シンクライン皇太子'''は『[[百獣王ゴライオン]]』の登場人物。
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== 概要 ==
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[[ダイ・バザール大帝王]]の息子で、[[ガルラ大帝国]]の皇太子。[[性格]]は父親以上に冷徹かつ残虐非道で卑劣な作戦を好み、自分の意に従わない部下や奴隷を殺害する事はしばしばで、さらには征服した国の王女を陵辱したり、帝王の座に上るために父の殺害を試みる等の行動も行なった。
    
大帝国の軍事司令官を務め、第14話で他所の星の侵略が終わった後にアルテア攻略担当の[[サダック]]敗北の報を受けて[[ゴライオン]]と戦う為に派遣されるが、そこで[[ファーラ姫]]と出会い一目惚れ。以後はアルテア攻略とゴライオン打倒を目指す一方でファーラ姫を自分の物にしようと画策する。
 
大帝国の軍事司令官を務め、第14話で他所の星の侵略が終わった後にアルテア攻略担当の[[サダック]]敗北の報を受けて[[ゴライオン]]と戦う為に派遣されるが、そこで[[ファーラ姫]]と出会い一目惚れ。以後はアルテア攻略とゴライオン打倒を目指す一方でファーラ姫を自分の物にしようと画策する。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦W]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
:初登場。本作はDSであるため、ボイスは入っていないが、代わりと言わんばかりに[[声優ネタ]]が多く盛り込まれている。
+
:初登場作品。本作では盛大に[[声優ネタ]]が盛り込まれており、ある意味本作が音声付き作品ではないことが非常に惜しまれるキャラである。
 
:[[地球]]に来ても原作通り[[ファーラ姫]]にこだわり、何度も卑劣な手段で彼女に服従を迫る様は、プレイヤー部隊はおろか他の版権敵勢力のキャラクター達からも強く軽蔑されている(特に[[木連]]に至っては彼の余りにも破廉恥な性根を目の当たりにした事もあり、共通の敵の撃破という目的の為、[[ヴェルター]]からの和平案を受け入れている)。[[ヴェルター]]の女性陣に「女の敵」として盛大に叩かれるシーンがとても印象的。
 
:[[地球]]に来ても原作通り[[ファーラ姫]]にこだわり、何度も卑劣な手段で彼女に服従を迫る様は、プレイヤー部隊はおろか他の版権敵勢力のキャラクター達からも強く軽蔑されている(特に[[木連]]に至っては彼の余りにも破廉恥な性根を目の当たりにした事もあり、共通の敵の撃破という目的の為、[[ヴェルター]]からの和平案を受け入れている)。[[ヴェルター]]の女性陣に「女の敵」として盛大に叩かれるシーンがとても印象的。
:第2部では[[女装|ファーラ姫に化けた]][[タカスギ・サブロウタ]]にまんまと出し抜かれるという間抜けな一面もある。また、ストーリー的に優遇されており、何気に長期間生き残るので出番は多い。なお、見切れていてわかりにくいが、顔グラフィックが兜あり・兜なしと二種類ある。
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:第2部では[[女装|ファーラ姫に化けた]][[タカスギ・サブロウタ]]にまんまと出し抜かれるという間抜けな一面もある。また、ストーリー的に優遇されており、[[ラウ・ル・クルーゼ]]、[[Dr.ヘル]]&[[あしゅら男爵]]共々版権作品最後の敵となる(原作とは違い、母艦の爆発に巻き込まれるも脱出し、メカブラック獣人に乗り込んで最後の決戦を挑む)等何気に長期間生き残るので出番は多い。なお、見切れていてわかりにくいが、顔グラフィックが兜あり・兜なしと二種類ある。
 +
 
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== パイロットステータス ==
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=== [[特殊技能]] ===
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;[[スーパーロボット大戦W|W]]
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:'''[[気力限界突破]]、[[底力]]L8、[[援護攻撃]]L4、[[指揮]]L4'''
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:
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:SRW未登場。ヘラクレス星の王女で、彼女を捕虜にして陵辱する暴挙を行なった。
 
:SRW未登場。ヘラクレス星の王女で、彼女を捕虜にして陵辱する暴挙を行なった。
 
;銀亮
 
;銀亮
:SRW未登場の[[銀貴|銀]]の弟。最後は相討ちとなる。
+
:[[銀貴|銀]]の弟。最後は相討ちとなる。SRWでは名前のみの登場。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[インファレンス]]
 
;[[インファレンス]]
:[[W]]の第2部では互いの邪魔をしないことを条件に協力する。シンクライン親子から父子というものを学ぼうとしていた。あまり参考にはならなかったみたいだが。
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:[[スーパーロボット大戦W|W]]』の第2部では互いの邪魔をしないことを条件に協力する。が、シンクラインは私利私欲の為にゴライオンを手に入れて反旗を翻そうとしていたが、インファレンスには通信傍受等によって看破されており、完全に甘く見ていた。シンクライン親子から父子というものを学ぼうとしていたが、息子が父親への恩を仇で返し貶めるという醜悪な様を見せつけられ、全く参考にはならなかった。
 
:ちなみに、劇中初めて激昂して口調が変わったインファレンスを目撃している。
 
:ちなみに、劇中初めて激昂して口調が変わったインファレンスを目撃している。
 
;[[パルス・アベル]]
 
;[[パルス・アベル]]
:Wの第2部では互いの邪魔をしないことを条件に協力する。
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:『W』の第2部では互いの邪魔をしないことを条件に協力する。が、彼女の事を甘く見ており、いずれゴライオンを手に入れて反旗を翻そうとしていたが、完全に見抜かれている。
 
;[[相良宗介]]
 
;[[相良宗介]]
 
:好色さに隠れて中々見えない、シンクラインの能力の高さを瞬時に見抜いた。ちなみに、シンクラインはそんな宗介に自分の英雄論を語ったが、宗介はその思考に呆れていた。
 
:好色さに隠れて中々見えない、シンクラインの能力の高さを瞬時に見抜いた。ちなみに、シンクラインはそんな宗介に自分の英雄論を語ったが、宗介はその思考に呆れていた。
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;[[クルツ・ウェーバー]]
 
;[[クルツ・ウェーバー]]
 
:内心シンクラインのハーレムを羨ましがっていた。
 
:内心シンクラインのハーレムを羨ましがっていた。
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;[[木連兵]]
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:彼のあまりの卑劣さ、破廉恥さに呆れ、そして怒りを覚えた。
 
;[[タカスギ・サブロウタ]]
 
;[[タカスギ・サブロウタ]]
 
:'''ファーラ姫に[[女装|変装]]したサブロウタに[[キスシーン|キス]]しそうになって、大ショックを受ける'''。もちろん、サブロウタも良い思いをしてはいない。
 
:'''ファーラ姫に[[女装|変装]]したサブロウタに[[キスシーン|キス]]しそうになって、大ショックを受ける'''。もちろん、サブロウタも良い思いをしてはいない。
 
:ただし、サブロウタはシンクラインの生き様を一種のロマンと評した。'''「そこにシビれる! 憧れるゥ!」'''らしい…。
 
:ただし、サブロウタはシンクラインの生き様を一種のロマンと評した。'''「そこにシビれる! 憧れるゥ!」'''らしい…。
 
;[[流竜馬]]
 
;[[流竜馬]]
:Wでは彼の声を「暑苦しい」と感じたり、「気に入らない」とも言うが、親しみも覚えていた。つまり、[[声優ネタ]]。
+
:『W』では彼の声を「暑苦しい」と感じたり、「気に入らない」とも言うが、親しみも覚えていた。つまり、[[声優ネタ]]。
 
;[[シホミ・アーディガン]]<br />[[ミヒロ・アーディガン]]<br />[[弓さやか]]<br />[[ルクレツィア・ノイン]]<br />[[メリッサ・マオ]]<br />[[如月アキ]]<br />[[スバル・リョーコ]]<br />[[アマノ・ヒカル]]<br />[[ミスマル・ユリカ]]
 
;[[シホミ・アーディガン]]<br />[[ミヒロ・アーディガン]]<br />[[弓さやか]]<br />[[ルクレツィア・ノイン]]<br />[[メリッサ・マオ]]<br />[[如月アキ]]<br />[[スバル・リョーコ]]<br />[[アマノ・ヒカル]]<br />[[ミスマル・ユリカ]]
:Wにて、大いに彼女達の怒りを買ってしまう。
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:『W』にて、大いに彼女達の怒りを買ってしまう。ユリカに至っては'''「キョアック星人なんか目じゃないくらいの極悪非道、冷酷無比な悪の宇宙人」'''とまで発言しているが、まさにその通りとしか言いようがない。
 
;[[光竜]]、[[闇竜]]
 
;[[光竜]]、[[闇竜]]
:Wでは'''ロボットである彼女達もハーレムに加えようとしていた'''。
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:『W』では'''ロボットである彼女達もハーレムに加えようとしていた'''。
   −
== 名(迷)台詞 ==
+
== 名台詞 ==
 
;「これは私が征服したゲーリング大星雲の王達の首だ。あとでみんなにくれてやろう」
 
;「これは私が征服したゲーリング大星雲の王達の首だ。あとでみんなにくれてやろう」
 
:第14話で初登場した際、手土産として[[ダイ・バザール大帝王|ダイ・バザール]]や他の臣下に征服した星の王達の首を見せた際の台詞。
 
:第14話で初登場した際、手土産として[[ダイ・バザール大帝王|ダイ・バザール]]や他の臣下に征服した星の王達の首を見せた際の台詞。
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;「おのれ、ゴライオン。俺は誓う、必ずお前を倒すと」
 
;「おのれ、ゴライオン。俺は誓う、必ずお前を倒すと」
 
:第14話での[[ゴライオン]]との初対決で敗れた際の台詞。しかし、毎回似たような台詞を吐いて撤退するパターンが多い。
 
:第14話での[[ゴライオン]]との初対決で敗れた際の台詞。しかし、毎回似たような台詞を吐いて撤退するパターンが多い。
;「あの大木を打ち落として見通しをよくしろ!」
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:第15話でグレーダム城のどこに[[ファーラ姫]]がいるか密かに探していた際、グレーダム城の窓を見やすくする為に部下に言い放った台詞。下手すればストーカーにも取れてしまう。
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;「ま、待て! お前の腕が凄いのは良く分かった。」
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:第17話でヘラクレス王家の王子サムソンと剣の果し合いをした際、サムソンの妹であるアニュー姫に気を取られて負けた際に情けなく発した台詞。
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:ダイ・バザールにも「女に気を取られおって」と呆れられていた。
   
;(父上はまさしく[[天使・悪魔|悪魔]]の化身…)
 
;(父上はまさしく[[天使・悪魔|悪魔]]の化身…)
 
:第18話で病身のダイ・バザールに毒を盛るも、逆に回復した事に恐怖した際の台詞。
 
:第18話で病身のダイ・バザールに毒を盛るも、逆に回復した事に恐怖した際の台詞。
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:第30話より。ファーラとの結婚を否定し、血縁の姫をシンクラインの妻にさせようとしたダイ・バザールへの台詞。
 
:第30話より。ファーラとの結婚を否定し、血縁の姫をシンクラインの妻にさせようとしたダイ・バザールへの台詞。
 
:この直後に[[ホネルバ]]からシンクラインの母親がダイ・バザールに殺害された事実を知るが、アルテア人である事までは知らなかった。
 
:この直後に[[ホネルバ]]からシンクラインの母親がダイ・バザールに殺害された事実を知るが、アルテア人である事までは知らなかった。
;「他にどんな方法があるというのだ? 戦士としてこのシンクラインが陣頭に立ち、なおかつ傷つかぬ方法があるか?」
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:第36話より。度重なる失敗でダイ・バザールから「自ら陣頭に立って戦うべきだ」と叱責されたシンクラインがホネルバに対策を説いた際の台詞。
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:作中では[[生身ユニット|生身]]で戦う事が多いものの、他作品の美形悪役と違ってこんな事を言う辺りヘタレ感が拭えない。
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;「こやつ…! 私の片割れの癖に大きな口を叩き追って!」
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:第36話で自分の指示に従わない自身の[[クローン]]に対して。シンクラインの[[性格]]も忠実にコピーしている以上、当然ではあるのだが…。
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;「おのれ…こうなったのも全てあいつが悪いのだ! もう一人の私が根性曲がりの出来損ないだったからだ!」
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:第36話のラストで撤退した際の台詞。
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:しかし、敗北の一因がシンクラインのクローンが反発した事にあったとはいえ、'''そもそもベースとなったシンクライン本人の性格にも一因があった'''のだが…。
   
;「反抗する者には死だ。良いな?」
 
;「反抗する者には死だ。良いな?」
 
:第43話で反発したアマゾン星の住民をレーザーで焼き殺した際の台詞。
 
:第43話で反発したアマゾン星の住民をレーザーで焼き殺した際の台詞。
111行目: 117行目:  
:ホネルバから自らの母親がアルテア人である事を知らされ、「アルテアの屑の子」と自らを罵ったホネルバを殺害した直後の台詞。
 
:ホネルバから自らの母親がアルテア人である事を知らされ、「アルテアの屑の子」と自らを罵ったホネルバを殺害した直後の台詞。
 
:この時、ホネルバの事を「ホラ吹き」と否定しつつも、声の調子や表情から明らかに動揺していた。
 
:この時、ホネルバの事を「ホラ吹き」と否定しつつも、声の調子や表情から明らかに動揺していた。
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== 迷台詞 ==
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;「あの大木を打ち落として見通しをよくしろ!」
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:第15話でグレーダム城のどこに[[ファーラ姫]]がいるか密かに探していた際、グレーダム城の窓を見やすくする為に部下に言い放った台詞。下手すればストーカーにも取れてしまう。
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;「ま、待て! お前の腕が凄いのは良く分かった。」
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:第17話でヘラクレス王家の王子サムソンと剣の果し合いをした際、サムソンの妹であるアニュー姫に気を取られて負けた際に情けなく発した台詞。
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:ダイ・バザールにも「女に気を取られおって」と呆れられていた。
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;「他にどんな方法があるというのだ? 戦士としてこのシンクラインが陣頭に立ち、なおかつ傷つかぬ方法があるか?」
 +
:第36話より。度重なる失敗でダイ・バザールから「自ら陣頭に立って戦うべきだ」と叱責されたシンクラインがホネルバに対策を説いた際の台詞。
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:作中では[[生身ユニット|生身]]で戦う事が多いものの、他作品の美形悪役と違ってこんな事を言う辺りヘタレ感が拭えない。
 +
;「こやつ…! 私の片割れの癖に大きな口を叩き追って!」
 +
:第36話で自分の指示に従わない自身の[[クローン]]に対して。シンクラインの[[性格]]も忠実にコピーしている以上、当然ではあるのだが…。
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;「おのれ…こうなったのも全てあいつが悪いのだ! もう一人の私が根性曲がりの出来損ないだったからだ!」
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:第36話のラストで撤退した際の台詞。
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:しかし、敗北の一因がシンクラインのクローンが反発した事にあったとはいえ、'''そもそもベースとなったシンクライン本人の性格にも一因があった'''のだが…。
    
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
;「貴様のその声……気に入らんな!」<br />「暑苦しい声だな……黙らせてやる!」
+
=== 特殊戦闘台詞 ===
:[[W]]での[[流竜馬]]との戦闘時の台詞。所謂[[声優ネタ]]である。
+
;「貴様のその声……気に入らんな!」<br />「暑苦しい声だな……黙らせてやる!」<br />「フフフ…いい声をしているな、貴様。親しみを感じるぞ」
 +
:[[スーパーロボット大戦W|W]]』での[[流竜馬]]との台詞。所謂[[声優ネタ]]である。
 
;「俺の姿を見た以上お前はもう死んでいるも同然よ」
 
;「俺の姿を見た以上お前はもう死んでいるも同然よ」
:Wでの攻撃セリフ。元ネタは神谷明氏主演のアニメ『北斗の拳』。こちらも声優ネタ。
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:『W』での攻撃セリフ。元ネタは神谷明氏が主演のアニメ『北斗の拳』。こちらも声優ネタ。
 
;「何の突っ張りにもならん攻撃だ」
 
;「何の突っ張りにもならん攻撃だ」
:Wでの被弾セリフ(微ダメージ時)。やはり声優ネタで、引用元は『キン肉マン』。
+
:『W』での被弾セリフ(微ダメージ時)。やはり声優ネタで、引用元は『キン肉マン』。
 
;「攻撃のタイミングを合わせるんだ!」
 
;「攻撃のタイミングを合わせるんだ!」
:Wでの援護攻撃時のセリフ。やっぱり声優ネタ。さっきまでエラそうに指示していたのが、急に頼れるリーダー風である。
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:『W』での援護攻撃時のセリフ。やっぱり声優ネタ。さっきまでエラそうに指示していたのが、急に頼れるリーダー風である。
;[[シホミ・アーディガン|シホミ]]「あなたという人は!」<br />[[スバル・リョーコ|リョーコ]]「どこまで腐ってやがる!」<br />[[弓さやか|さやか]]「女の敵!」<br />[[アマノ・ヒカル|ヒカル]]「宇宙の害虫!」<br />[[ミヒロ・アーディガン|ミヒロ]]「不潔! スケベ皇太子!」<br />[[メリッサ・マオ|マオ]]「この●●●●野郎!」<br />[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]「反省するだけではすまさん!」<br />[[如月アキ|アキ]]「私達の怒り…思い知りなさい!」<br />[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]「キツいお仕置きをしてあげます!」<br />シンクライン「な、何だ…こいつらは!?」<br />[[ホシノ・ルリ|ルリ]]「自業自得…」<br />[[マキ・イズミ|イズミ]]「倍率ドン、さらにドン…これで倍々、シンクライン…!」
+
=== シナリオ・インターミッション ===
:W第25話「木星決戦! 超重力の罠!」における[[ヴェルター]]女性陣とのやり取り。後に続く「女の敵イベント」の元祖。
+
;シンクライン「ほう…どうやら、この機体には地球の女が乗っているようだな…」<br/>[[シホミ・アーディガン|シホミ]]「あなたという人は!」<br />[[スバル・リョーコ|リョーコ]]「どこまで腐ってやがる!」<br />[[弓さやか|さやか]]「女の敵!」<br />[[アマノ・ヒカル|ヒカル]]「宇宙の害虫!」<br />[[ミヒロ・アーディガン|ミヒロ]]「不潔! スケベ皇太子!」<br />[[メリッサ・マオ|マオ]]「この●●●●野郎!」<br />[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]「反省するだけではすまさん!」<br />[[如月アキ|アキ]]「私達の怒り…思い知りなさい!」<br />[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]「キツいお仕置きをしてあげます!」<br />シンクライン「な、何だ…こいつらは!?」<br />[[ホシノ・ルリ|ルリ]]「自業自得…」<br />[[マキ・イズミ|イズミ]]「倍率ドン、さらにドン…これで倍々、シンクライン…!」
:ちなみに、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|後年の作品]]においてシンクラインと同様、女性陣の怒りを買った[[ブロッケン伯爵|伯爵]][[ディートハルト・リート|情報補佐官]]が現れた。
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:『W』第25話「木星決戦! 超重力の罠!」における[[ヴェルター]]女性陣とのやり取り。[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|後に]][[スーパーロボット大戦V|続く]][[ブロッケン伯爵|女の敵]][[エンブリヲ|イベント]]」の元祖。なお、イズミの台詞はクイズダービーネタである。
;シンクライン「お、おのれ、地球人……! なぜ俺は……ガルラは敗れた!?」<BR/>ヒカル「坊やだからさ!」
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;シンクライン「お、おのれ、地球人……! なぜ俺は……ガルラは敗れた!?」<br />ヒカル「坊やだからさ!」
 
:同話で撃破された際に。やり取り自体が[[ギレン・ザビ]]の演説と[[シャア・アズナブル]]の返しのパロ。
 
:同話で撃破された際に。やり取り自体が[[ギレン・ザビ]]の演説と[[シャア・アズナブル]]の返しのパロ。
 
;「フフフ…覚えておけ、地球人。英雄は色を好むもの…。そして俺は英雄だ!」
 
;「フフフ…覚えておけ、地球人。英雄は色を好むもの…。そして俺は英雄だ!」
:W第40話「勇者の真実」で自分の有能さをすぐに見抜いた[[相良宗介|宗介]]との[[戦闘前会話]]。その色狂いを絵に描いた英雄論に、さすがの宗介も「[[クルツ・ウェーバー|クルツ]]と同じ」と瞬時に呆れた。
+
:『W』第40話「勇者の真実」で自分の有能さをすぐに見抜いた[[相良宗介|宗介]]との[[戦闘前会話]]。その色狂いを絵に描いた英雄論に、さすがの宗介も「[[クルツ・ウェーバー|クルツ]]と同じ」と瞬時に呆れた。
 
;「あ…ああ…」
 
;「あ…ああ…」
:W第43話にて[[タカスギ・サブロウタ|サブロウタ]]がファーラ姫の[[女装|変装]]を解いた後の反応。騙されたとはいえ、男相手に[[キスシーン|キス]]しそうになったのがよほどショックだった様子。
+
:『W』第43話にて[[タカスギ・サブロウタ|サブロウタ]]がファーラ姫の[[女装|変装]]を解いた後の反応。騙されたとはいえ、男相手に[[キスシーン|キス]]しそうになったのがよほどショックだった様子。
 +
;「ダイ・バザール! この俺にゴライオンを手に入れろとの指示を出しておいて、よくも!!」<br/>「聞いてくれ、知の記録者よ! ダイ・バザールは己の野望のためにお前達を倒す事を画策している!そして、そのために俺にゴライオンの奪取を命じたのだ!」
 +
:自らの造反がばれてダイ・バザールからも裏切り者として処刑されそうになった際に吐いたあからさまな噓。パルス・アベルも明らかに嘘をついているのはシンクラインの方である事を見抜いていたのだが、父親を売ってまで己の保身にしがみつくシンクラインの醜悪さに興味を持ったインファレンスの気まぐれによって、その嘘が「真実」と認められる事に…。
 +
;「知の記録者よ。ガルラ大帝国は皇太子である俺が引き継ぐ。必ずや、ゴライオンはこの手で倒してみせよう」
 +
:父親を平然と売り渡していながら、堂々とした態度でゴライオンの打倒を宣言するシンクライン。しかし、この態度はインファレンスの堪忍袋の緒を切れさせる事になり、怒鳴り散らされる事になった。
 +
;「おのれ、地球人め!そのような結末を勝手に決めるな!」
 +
:『W』第54話での[[テンカワ・アキト|アキト]]との戦闘前会話。「悪の皇太子との最終決戦…ならば、勝つのは俺達だ」と言われたのに対して。そしてアキトには'''「決めたのは俺じゃない。悪が滅びるのは不滅のお約束だ」'''と返される。
 +
;シンクライン「お、俺はガルラ大帝国の大帝王だ!こんな所で倒れはしない!」<br />[[黄金旭|黄金]]「終わりだ、シンクライン! ガルラは俺達の結集した力の前に敗れるんだ!」<br />[[インファレンス]]「どうしたんだい、シンクライン? 父ダイ・バザールを裏切ってまで手にしたのは、こんな無様な結果なのかい?」<br />シンクライン「インファレンス、貴様ーっ!!」<br />インファレンス「やはり、君から父と子というものを学ぼうとするのは無駄な試みだったよ。 お別れだ、シンクライン」<br />シンクライン「おのれ、インファレンス!おのれ…ゴライオン、地球人め!!」
 +
:『W』第54話での最期の台詞。[[メカブラック獣人]]ガルラでゴライオンとノイ・ヴェルターに挑むも敗北し、ついにインファレンスからも(色々な意味で)完全に見限られるという末路を迎えた。
 +
 
 +
== 搭乗機 ==
 +
;[[ガルラ大帝国戦艦]]
 +
:『W』ではこの戦艦に搭乗。本編では専用の戦闘機や戦艦に搭乗している。
 +
;[[ガルラ|メカブラック獣人ガルラ]]
 +
:最終決戦時に破壊された戦艦から乗り換える。ただし台詞は戦艦搭乗時のままなのでかなり違和感がある。
 +
 
 +
== 余談 ==
 +
*アメリカ版『ボルトロン』ではドルール帝国のプリンス・ローターの名前で登場。シンクラインとは違いハーフではなく純粋なドルール人という設定になっており、瀕死の重傷を負うものの死亡することはなく、続編でサイボーグ手術を受け存命している。
 +
*リメイク作品『ヴォルトロン』ではガルラ帝国のプリンス・ロトーとして登場し、ハーフ設定が復活。更にその設定を掘り下げた事でシンクラインとは異なるキャラクター性を獲得している。なお、シンクラインの名前はロトーの乗るマシンの名前として使用されている。
 
{{DEFAULTSORT:しんくらいんこうたいし}}
 
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[[category:登場人物さ行]]
 
[[category:登場人物さ行]]
 
[[category:百獣王ゴライオン]]
 
[[category:百獣王ゴライオン]]