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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
| 漢字表記 = 白河愁
+
| 漢字表記 = [[漢字表記::白河 愁]]
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
+
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]][[魔装機神シリーズ]]
*[[魔装機神シリーズ]](初登場:{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}
+
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}}
*[[旧シリーズ]](初登場:{{登場作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
+
| 声優 = {{声優|子安武人|SRW=Y}}
*[[αシリーズ]](初登場:{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}}
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}(リファイン)
*[[OGシリーズ]]
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦}}
**初登場:{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION}}
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
**[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]]
+
}}
**[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]
+
 
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|子安武人|魔装機神シリーズ|SRW=Y}}
+
{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 
| 本名 = [[本名::クリストフ・グラン・マクソード]]
 
| 本名 = [[本名::クリストフ・グラン・マクソード]]
 
| 異名 = [[異名::背教者クリストフ]]<br/>[[異名::メタ・ネクシャリスト]]
 
| 異名 = [[異名::背教者クリストフ]]<br/>[[異名::メタ・ネクシャリスト]]
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*地上:{{所属 (人物)|ディバイン・クルセイダーズ|DC}}→離脱→国際指名手配犯
 
*地上:{{所属 (人物)|ディバイン・クルセイダーズ|DC}}→離脱→国際指名手配犯
 
*ラ・ギアス:{{所属 (人物)|ヴォルクルス教団}}→離脱→国際指名手配犯
 
*ラ・ギアス:{{所属 (人物)|ヴォルクルス教団}}→離脱→国際指名手配犯
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}(リファイン)
   
}}
 
}}
 
'''シュウ・シラカワ'''は「[[魔装機神シリーズ]]」の登場人物。
 
'''シュウ・シラカワ'''は「[[魔装機神シリーズ]]」の登場人物。
 +
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[マサキ・アンドー]]の[[ライバル]]にして敵役。漢字名は'''白河愁'''。本名は'''クリストフ・グラン・マクソード'''。地底世界[[ラ・ギアス]]の主要国家[[神聖ラングラン王国]]の大公カイオンの家に生まれた大公子。
 
[[マサキ・アンドー]]の[[ライバル]]にして敵役。漢字名は'''白河愁'''。本名は'''クリストフ・グラン・マクソード'''。地底世界[[ラ・ギアス]]の主要国家[[神聖ラングラン王国]]の大公カイオンの家に生まれた大公子。
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=== 人物像 ===
 
=== 人物像 ===
初登場した『第2次スーパーロボット大戦』では「武装機甲士グランゾン」という架空のアニメ作品からの参戦という設定になっていた。そのタイトルどおりに彼の人格は白衣をまとった貴公子然としたキャラクター。本来の性格は穏やかだというが、洗脳が解けても丁寧な口調の自信家としての一面は抜けてないので、あまりそうは見えない。その口調は慇懃無礼で、尊大かつ不遜。「自分の自由」を最大の関心時と発言してはばからないため、一見他者全てを見下しているような印象を受けるが、真に実力を認めた者<ref>現在まで対等以上の関係にあるのは[[ビアン・ゾルダーク]]、[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]、[[アルバーダ・バイラリン]]の3名</ref>に対しては心からの敬意を示すこともある。また、マサキほど極端ではないが感情が表に出るタイプであり、基本的な態度は変わらないものの、口調や表情がわかりやすく変化している。
+
初登場した『第2次スーパーロボット大戦』では「武装機甲士グランゾン」という架空のアニメ作品からの参戦という設定になっていた。そのタイトルどおりに彼の人格は白衣をまとった貴公子然としたキャラクター。本来の性格は穏やかだというが、洗脳が解けても丁寧な口調の自信家としての一面は抜けてないので、あまりそうは見えない。その口調は慇懃無礼で、尊大かつ不遜。「自分の自由」を最大の関心事と発言してはばからないため、一見他者全てを見下しているような印象を受けるが、真に実力を認めた者<ref>現在まで対等以上の関係にあるのは[[ビアン・ゾルダーク]]、[[ゼオルート・ザン・ゼノサキス]]、[[アルバーダ・バイラリン]]の3名</ref>に対しては心からの敬意を示すこともある。また、マサキほど極端ではないが感情が表に出るタイプであり、基本的な態度は変わらないものの、口調や表情がわかりやすく変化している。
    
若くして10に及ぶ博士号を持つ天才科学者で、地上では科学を、[[ラ・ギアス]]では練金学を極めた。[[魔装機神]]と互角の力を持つ高性能ロボット・[[グランゾン]]の基本設計および、OS・特殊装備の開発を行い、自らパイロットも兼ねている。文弱の徒ではなく武芸にも精通しており、得手は剣(流派はラ・ギアスの[[神祇無窮流]])。魔法(魔術)の行使も一流で、『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス|ヒーロー戦記]]』では、簡単な催眠術により[[マ・クベ]]の精神を半酩酊状態(廃人)に追いやったことがある。
 
若くして10に及ぶ博士号を持つ天才科学者で、地上では科学を、[[ラ・ギアス]]では練金学を極めた。[[魔装機神]]と互角の力を持つ高性能ロボット・[[グランゾン]]の基本設計および、OS・特殊装備の開発を行い、自らパイロットも兼ねている。文弱の徒ではなく武芸にも精通しており、得手は剣(流派はラ・ギアスの[[神祇無窮流]])。魔法(魔術)の行使も一流で、『[[ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス|ヒーロー戦記]]』では、簡単な催眠術により[[マ・クベ]]の精神を半酩酊状態(廃人)に追いやったことがある。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
:仲間に加わるが、ヴォルクルスの支配から抜けているので今回は裏切らない。[[赤木リツコ]]に協力して[[アイス・セカンド]]を使ってのコロニー落としあるいは[[アクシズ]]落としの阻止に貢献しており、天才科学者としての一面が分かる。
 
:仲間に加わるが、ヴォルクルスの支配から抜けているので今回は裏切らない。[[赤木リツコ]]に協力して[[アイス・セカンド]]を使ってのコロニー落としあるいは[[アクシズ]]落としの阻止に貢献しており、天才科学者としての一面が分かる。
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:加入時期がほぼ最終盤で[[必中]]も[[集中]]も持たないが、シュウ自身の能力やグランゾンの性能がそれを補って余りある強さなので即戦力としての価値は十分以上。[[サフィーネ・グレイス|サフィーネ]]やマサキ達と違って[[宇宙]]適応Aなのもその一因。
    
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
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:ジ・インスペクターとほぼ同様だが、クロガネから離れておらずアインストを観測している様子が伺える。
 
:ジ・インスペクターとほぼ同様だが、クロガネから離れておらずアインストを観測している様子が伺える。
   −
=== 関連作品・単独作品 ===
+
=== 単独作品 ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 +
:2016年12月のイベント「地底世界からの来訪者」にて登場。シロッコと手を組み、アーガマ隊と敵対するが、シロッコの死後アーガマ隊が自分を殺し得るレベルに至っていないと見て姿を消す。
 +
 
 +
=== 関連作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス}}
 
;{{参戦作品 (人物)|ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス}}
 
:どういった経緯かは不明だが、'''何者かにグランゾンの転送装置を盗まれる'''という、彼らしからぬ失態を犯す。<br />取り返すべくシャングリラ市の地下洞窟を探し回っていたところで'''落とし穴に落ち'''、宝探しをしていたアムロ、シャア、ジュドーと出会い、彼等に助けてもらった。その後、終盤において「借りを返す」ためにアムロ達に協力する。意外と義理には篤いらしい。何とマ・クベを催眠術で廃人にしてしまい、ダンや光太郎からも恐れられる。さらに条件を満たせばラストダンジョンで仲間になるが、OG2の設定を考えると、シュウが仲間になったのは正史ではない模様。
 
:どういった経緯かは不明だが、'''何者かにグランゾンの転送装置を盗まれる'''という、彼らしからぬ失態を犯す。<br />取り返すべくシャングリラ市の地下洞窟を探し回っていたところで'''落とし穴に落ち'''、宝探しをしていたアムロ、シャア、ジュドーと出会い、彼等に助けてもらった。その後、終盤において「借りを返す」ためにアムロ達に協力する。意外と義理には篤いらしい。何とマ・クベを催眠術で廃人にしてしまい、ダンや光太郎からも恐れられる。さらに条件を満たせばラストダンジョンで仲間になるが、OG2の設定を考えると、シュウが仲間になったのは正史ではない模様。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
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:2016年12月のイベント「地底世界からの来訪者」にて登場。シロッコと手を組み、アーガマ隊と敵対するが、シロッコの死後アーガマ隊が自分を殺し得るレベルに至っていないと見て姿を消す。
     −
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
作中の都合上、ラスボス級の能力値を持つ(トータルで高水準)。[[旧シリーズ]]~[[αシリーズ]]では全能力がトップクラスだったが、[[OGシリーズ]]では[[グランゾン]]の回避能力の低さに合わせた為か、[[回避]]が異常に低い。ただし、成長タイプの関係で回避が伸びやすいことと「天才」の補正が大きいため、グランゾンの運動性を改造すれば雑魚の攻撃ならひょいひょいかわしてしまう。「OG外伝」以降は[[防御]]の数値が非常に高く設定されており、同作以降は他シリーズも含めて大ボスクラスでも初期値は140前後と比較的防御の数値が抑えられている傾向がある中で、'''初期値175'''と圧倒的な数値を持つ。
 
作中の都合上、ラスボス級の能力値を持つ(トータルで高水準)。[[旧シリーズ]]~[[αシリーズ]]では全能力がトップクラスだったが、[[OGシリーズ]]では[[グランゾン]]の回避能力の低さに合わせた為か、[[回避]]が異常に低い。ただし、成長タイプの関係で回避が伸びやすいことと「天才」の補正が大きいため、グランゾンの運動性を改造すれば雑魚の攻撃ならひょいひょいかわしてしまう。「OG外伝」以降は[[防御]]の数値が非常に高く設定されており、同作以降は他シリーズも含めて大ボスクラスでも初期値は140前後と比較的防御の数値が抑えられている傾向がある中で、'''初期値175'''と圧倒的な数値を持つ。
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:'''[[天才]]、[[統率]]、[[カウンター]]L4、[[連続攻撃]]L2'''
 
:'''[[天才]]、[[統率]]、[[カウンター]]L4、[[連続攻撃]]L2'''
 
:毎度おなじみの「見切り」と「ガード」は最初から使える都合上削除されたが、代わりに得たのがまさかの'''「統率」'''。しかも本作唯一の所持者である。確かにシュウ一行を統率しているというのは間違っていないが…… また、ひっそりとカウンターのレベルが下がっているものの、シュウ当人の技量の高さから頻繁に発動する。連続攻撃については、本作のグランワームソードに装甲ダウンL2の効果がついているので、複数のユニットにまとめて装甲低下を与える手段として残しておいてもいい。基本的にグランゾンは砲台型なので、ヒット&アウェイがあれば進軍が楽になる。
 
:毎度おなじみの「見切り」と「ガード」は最初から使える都合上削除されたが、代わりに得たのがまさかの'''「統率」'''。しかも本作唯一の所持者である。確かにシュウ一行を統率しているというのは間違っていないが…… また、ひっそりとカウンターのレベルが下がっているものの、シュウ当人の技量の高さから頻繁に発動する。連続攻撃については、本作のグランワームソードに装甲ダウンL2の効果がついているので、複数のユニットにまとめて装甲低下を与える手段として残しておいてもいい。基本的にグランゾンは砲台型なので、ヒット&アウェイがあれば進軍が楽になる。
:OGMDでは仕様変更に伴い、統率が「MB発動」になっている。実質据え置きである。ネオ・グランゾンは運動性がかなり低く、天才込みでも回避性能が安定しない為「底力」か「ガード」辺りが欲しい。
+
:『OGMD』では仕様変更に伴い、統率が「MB発動」になっている。実質据え置きである。ネオ・グランゾンは運動性がかなり低く、天才込みでも回避性能が安定しない為「底力」か「ガード」辺りが欲しい。
   −
=== 固有[[エースボーナス]] ===
+
=== [[エースボーナス]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]
 
:'''MAP兵器または射程1以外の武器からの被ダメージ-20%'''
 
:'''MAP兵器または射程1以外の武器からの被ダメージ-20%'''
:第2次の「間接攻撃無効」を思わせるボーナス。グランゾンの頑強さに拍車がかかる。気力制限の有無を除けば、[[ガード]]や[[小隊長能力]](ダメージ-20%)の下位互換だが、常時発動の点は優秀。
+
:『第2次』の「間接攻撃無効」を思わせるボーナス。グランゾンの頑強さに拍車がかかる。気力制限の有無を除けば、[[ガード]]や[[小隊長能力]](ダメージ-20%)の下位互換だが、常時発動の点は優秀。
 +
 
 +
=== サポートアビリティ ===
 +
;メタ・ネクシャリスト
 +
:SSR。攻撃力、命中率、装甲、クリティカル率、回避率アップ。
   −
== 戦闘BGM ==
+
== パイロットBGM ==
 
;「熱風!疾風!サイバスター」
 
;「熱風!疾風!サイバスター」
 
:SFC版[[第3次]]、SFC版[[EX]]、[[第4次]]でのグランゾン搭乗時の戦闘[[BGM]]。
 
:SFC版[[第3次]]、SFC版[[EX]]、[[第4次]]でのグランゾン搭乗時の戦闘[[BGM]]。
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;「この私をも操ろうとした……それがあなたの敗因です」
 
;「この私をも操ろうとした……それがあなたの敗因です」
 
:COEより、カドゥム・ハーカーム攻撃時の特殊台詞。
 
:COEより、カドゥム・ハーカーム攻撃時の特殊台詞。
 +
;「出てきたばかりのあなたでは、知る由もなかったのでしょうね。私の自由を奪う罪と……ネオ・グランゾンの絶対的な力を!」<br/>「出会ったばかりで恐縮ですが……これで、永劫のお別れです! 私の存在以外にも、誤算は多くあったようですがね」
 +
:カドゥム・ハーカームに対して縮退砲を使用した時の特殊台詞。ネオ・グランゾンを含めたラ・ギアス7大超兵器のことか、はたまた……。その誤算を叡智の巨人が知る由もなく。
    
=== [[中断メッセージ]] ===
 
=== [[中断メッセージ]] ===
485行目: 495行目:  
:最終的に「家柄が良いわけではなく、メイドもいないがプレシアがいる」というマサキの発言に絶叫しながら逃げ帰ったエランを尻目に、'''しみじみと義理の妹属性について語る'''。[[ファング・ザン・ビシアス|もっと酷い奴]]がいるので相対的にまともに見えるが、シュウも中断メッセージという事で相当キャラがぶっ壊れている(ちなみに[[エイタ・ナダカ|どこぞのメガネ]]も第2次OG'''本編'''で義理の妹持ちのマサキを羨ましがっている)。
 
:最終的に「家柄が良いわけではなく、メイドもいないがプレシアがいる」というマサキの発言に絶叫しながら逃げ帰ったエランを尻目に、'''しみじみと義理の妹属性について語る'''。[[ファング・ザン・ビシアス|もっと酷い奴]]がいるので相対的にまともに見えるが、シュウも中断メッセージという事で相当キャラがぶっ壊れている(ちなみに[[エイタ・ナダカ|どこぞのメガネ]]も第2次OG'''本編'''で義理の妹持ちのマサキを羨ましがっている)。
 
;「『いつまでもあると思うな、主役の座』。フフフフ」
 
;「『いつまでもあると思うな、主役の座』。フフフフ」
:『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]』中断メッセージにて、マサキに痛烈な一撃を喰らわせる。…魔装機神II以降、ルートによって異なるが[[プレシア・ゼノサキス|他の]][[ホワン・ヤンロン|キャ]][[テュッティ・ノールバック|ラに]][[エラン・ゼノサキス|主役]][[ファング・ザン・ビシアス|の座]]を奪われているケースが多くなってきており、こちらも洒落になっていない。<s>[[リュウセイ・ダテ|本]][[イングラム・プリスケン|編]][[キョウスケ・ナンブ|O]][[ラミア・ラヴレス|G]][[アクセル・アルマー|シ]][[ラウル・グレーデン|リ]][[フィオナ・グレーデン|ー]][[ジョシュア・ラドクリフ|ズ]][[クリアーナ・リムスカヤ|の]][[紫雲統夜|登]][[カルヴィナ・クーランジュ|場]][[クスハ・ミズハ|人]][[ブルックリン・ラックフィールド|物]][[リョウト・ヒカワ|に]][[リオ・メイロン|つ]][[タスク・シングウジ|い]][[レオナ・ガーシュタイン|て]][[ユウキ・ジェグナン|は]][[リルカーラ・ボーグナイン|触]][[アラド・バランガ|れ]][[ゼンガー・ゾンボルト|て]][[アイビス・ダグラス|は]][[トウマ・カノウ|絶]][[クォヴレー・ゴードン|対]][[セレーナ・レシタール|い]][[ヒューゴ・メディオ|け]][[フォルカ・アルバーク|な]][[赤月秋水|い]][[赤月光珠|、]][[ハーケン・ブロウニング|絶]][[イーグレット・イング|対]][[ギリアム・イェーガー|に]][[コウタ・アズマ|…]]</s>
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:『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]』中断メッセージにて、マサキに痛烈な一撃を喰らわせる。…魔装機神II以降、ルートによって異なるが[[プレシア・ゼノサキス|他の]][[ホワン・ヤンロン|キャ]][[テュッティ・ノールバック|ラに]][[エラン・ゼノサキス|主役]][[ファング・ザン・ビシアス|の座]]を奪われているケースが多くなってきており、こちらも洒落になっていない。
 
:そして魔装機神Fではある事情からマサキが行方不明になってしまったため、代わりにシュウが序盤の主役を務める事となった。
 
:そして魔装機神Fではある事情からマサキが行方不明になってしまったため、代わりにシュウが序盤の主役を務める事となった。
 
;モニカ「皆様、お疲れ様でした。ゆっくりお休みになられて、プレイを再開してくださいましね」<BR/>チカ「そうそう、のんびり遊んで欲しいですねぇ。ご主人様が主役を務められることは、滅多にないんですから」<BR/>シュウ「滅多に……? さあ、それはどうでしょうか」
 
;モニカ「皆様、お疲れ様でした。ゆっくりお休みになられて、プレイを再開してくださいましね」<BR/>チカ「そうそう、のんびり遊んで欲しいですねぇ。ご主人様が主役を務められることは、滅多にないんですから」<BR/>シュウ「滅多に……? さあ、それはどうでしょうか」
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;「……そうですね…あなたの考えに惹かれて、ここまで来ましたが…分かりました…。私はここで、去らせて頂きましょう」
 
;「……そうですね…あなたの考えに惹かれて、ここまで来ましたが…分かりました…。私はここで、去らせて頂きましょう」
:『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』最終話「暁の決戦」にて、ビアンに脱出を促されて。何よりも自由を尊ぶシュウに(しかも、この時のシュウは'''ヴォルクルスに洗脳されている状態'''である)ここまで言わしめた(しかも、脱出を促されてから「そうですね…」と言っている事から、'''シュウはビアンに最後まで付き合う気でいたことになる''')ことから、ビアン博士の凄さが窺い知れる。
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]』最終話「暁の決戦」にて、ビアンに脱出を促されて。何よりも自由を尊ぶシュウに(しかも、この時のシュウは'''ヴォルクルスに洗脳されている状態'''である)ここまで言わしめた(しかも、脱出を促されてから「そうですね…」と言っている事ので、'''シュウはビアンに最後まで付き合う気でいたことになる''')ことから、ビアン博士の凄さが窺い知れる。
;「我がグランゾンの本質は、破壊神シヴァ。またの名をヴォルクルスと言いましてね…」<br />「オン・マケイシヴァラヤ・ソワカ」<br />「これがグランゾンの本当の姿…ネオ・グランゾンです」<br />「今までのグランゾンと同じだと思われると、痛い目に遭いますよ」
+
;「我がグランゾンの本質は、破壊神シヴァ。またの名をヴォルクルスと言いましてね…」<br />「オン・マケイシヴァラヤ・ソワカ!」<br />「これがグランゾンの本当の姿…ネオ・グランゾンです。今までのグランゾンと同じだと思われると、痛い目に遭いますよ」
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』のシナリオ「ラストバトル」、『[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』最終話「ラグナロク」にて。シュウの唱えたこの呪文により、[[グランゾン]]は[[ネオ・グランゾン]]へと変貌。地球の全てを破滅へと導く蒼き魔神がマサキ達の前に立ちふさがる。
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]]』のシナリオ「ラスト・バトル」、『[[スーパーロボット大戦OG外伝|OG外伝]]』最終話「ラグナロク」にて。シュウの唱えたこの呪文により、[[グランゾン]]は[[ネオ・グランゾン]]へと変貌。全てを破滅へと導く蒼き魔神が自軍の前に立ちふさがる。
;「損得などではありませんよ。私は私の心が命じるままに行動しているに過ぎません」
+
;「損得などではありませんよ。私は、私の心が命じるままに、行動しているに過ぎません」
:『第3次』、『OG外伝』で敵にまわった際に、マサキがシュウに「何の得があるってんだ!?」と問い詰めた際の台詞。この発言を受けてか、後にマサキは「この頃のシュウは自分の行動が自分の意志なのかもどかしく感じているところがあった」と評している。
+
:『第3次』『OG外伝』で敵に回った際に、マサキから「こんなことをして何の得がある」と問い詰められた際の返答。この発言を受けてか、後にマサキは「この頃のシュウは自分の行動が自分の意志なのかもどかしく感じているところがあった」と評している。
;「み…見事です…このネオ・グランゾンを倒すとは…これで…私も悔いはありません…戦えるだけ戦いました…全てのものは…いつかは滅ぶ…今度は私の番であった…それだけのことです…これで私も…全ての鎖から…解き放たれることが…出来…まし…た…」
+
;「み…見事です…このネオ・グランゾンをも倒すとは…これで…私も悔いはありません…戦えるだけ戦いました…」<br />「すべての者はいつかは滅ぶ…今度は私の番であった…それだけのことです…」<br />「これで私も…全ての鎖から、解き放たれることが…出来…まし…た…」
:『第3次』、『OG外伝』で[[ネオ・グランゾン]]を撃破された時の台詞。こうしてシュウに架せられたヴォルクルスの呪縛は、自らの死という形で解き放たれるのであった…<br />また『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』難ルート最終話のネオ・グランゾンをマサキで撃墜した後の会話や『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]』オープニングでは上記の台詞が[[DVE]]として収録されており、最後の「出来…まし…た…」の部分で笑みを浮かべている。
+
:『第3次』『OG外伝』で[[ネオ・グランゾン]]を撃破された時の台詞。こうしてシュウは、自らに架せられたヴォルクルスの呪縛を自らの死という形で解いたのだった。
 +
: 『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』難ルート最終話のネオ・グランゾンをマサキで撃墜した後の会話や『[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン|OGDP]]』オープニングでは上記の台詞が[[DVE]]として収録されており、最後の「出来…まし…た…」の部分で笑みを浮かべる。
 
;「そうですね…完全なる自由…とだけ言っておきましょうか」
 
;「そうですね…完全なる自由…とだけ言っておきましょうか」
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』のシナリオ「ヌエット海」にて[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]を説得した際に「貴様の目的は何だ?」と問われての返答。見ての通り、'''本当に自分の目的をぶっちゃけてしまっている'''。直前のシナリオのジェリド達には自分の目的を何も言っていない(というか、ジェリド達の事は覚えていなかった)辺り、シュウもシャアの事は一目置いている模様。
+
:『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』のシナリオ「ヌエット海」にて[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]を説得した際に「貴様の目的は何だ?」と問われての返答。見ての通り、'''本当に自分の目的をぶっちゃけてしまっている'''。直前のシナリオで、ジェリドたちには自分の目的を何も言っていない(というか、ジェリドたちを覚えてすらいなかった)辺り、シュウもシャアのことは一目置いている模様。
 
;「特に何も…そうですね、私に付いてきてくださるだけで結構ですよ」
 
;「特に何も…そうですね、私に付いてきてくださるだけで結構ですよ」
:『EX』のシナリオ「ジハード」にて[[アハマド・ハムディ|アハマド]]を説得した際に「俺は何をすればいい?」と言われた時の返答。「強い者と戦いたいと言ってましたね」と説得しておきながら「'''特に何も…'''」とは中々いい度胸をしている。ひょっとして何も考えずにアハマドを説得したのだろうか(実際、このシナリオでアハマドを説得出来るというヒントは用意されていないので…)。
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:『EX』のシナリオ「ジハード」にて[[アハマド・ハムディ|アハマド]]を説得した際に「俺は何をすればいい?」と言われた時の返答。「強い者と戦いたいと言ってましたね」と説得しておきながら「'''特に何も…'''」とは、中々いい度胸をしている。ひょっとして何も考えずにアハマドを説得したのだろうか(実際、このシナリオでアハマドを説得できるというヒントは用意されていないので…)。
 
:『OGDP』ではさすがに「特に何も…」のくだりはなくなっている。
 
:『OGDP』ではさすがに「特に何も…」のくだりはなくなっている。
 
;「ありがとう…あなたは部下ではありませんよ。私の…仲間です」(EX) <br/>「ありがとう……あなたは部下ではありませんよ。前にも言いましたが、私の大切な仲間です」(OGDP)
 
;「ありがとう…あなたは部下ではありませんよ。私の…仲間です」(EX) <br/>「ありがとう……あなたは部下ではありませんよ。前にも言いましたが、私の大切な仲間です」(OGDP)
525行目: 536行目:  
;「フェイルロードの事ですね。彼は…苦しまずに死にましたか?」
 
;「フェイルロードの事ですね。彼は…苦しまずに死にましたか?」
 
:『EX』のエンディングで[[レミー島田|レミー]]から「平和のために戦ってるって思ってた人が、いきなり侵略者になっちゃうんだもの。びっくりするわよ」と言われて。自分の目的を達成するためにフェイルロードを利用したシュウだったが、やはり内心思うところはあったようである。多くのプレイヤーが名場面にあげる一節だが『OGDP』ではこの後もまだストーリーが続くため、台詞が若干修正されている。
 
:『EX』のエンディングで[[レミー島田|レミー]]から「平和のために戦ってるって思ってた人が、いきなり侵略者になっちゃうんだもの。びっくりするわよ」と言われて。自分の目的を達成するためにフェイルロードを利用したシュウだったが、やはり内心思うところはあったようである。多くのプレイヤーが名場面にあげる一節だが『OGDP』ではこの後もまだストーリーが続くため、台詞が若干修正されている。
;「ヴォルクルスの呪縛から解き放たれ、ネオ・グランゾンはその真価を発揮しています。さて、あなた方で立ち向かえるでしょうか?」
+
;「そうですか…あなたがたを見損なっていたようですね。どうやらあなたがたも、力に魅入られた亡者だったというわけですか…」<br />「ヴォルクルスの呪縛から解き放たれ、ネオ・グランゾンはその真価を発揮しています。さて、あなた方で立ち向かえるでしょうか?」
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』、『[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]』最終話「火星の決戦」で「シュウと戦う」を選んだ時の台詞。ネオ・グランゾンはヴォルクルスの力で変化していたはずなのに、ヴォルクルスから解放されて真価を発揮するとは…。しかも、『第4次S』では[[カオス・レムレース|3体に分身する]]離れ業までやらかす。
+
:『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』『[[第4次スーパーロボット大戦S|第4次S]]』最終話「火星の決戦」で「シュウと戦う」を選んだ時の台詞。この台詞と共にロンド・ベルを見限り、完全に敵対する。ネオ・グランゾンはヴォルクルスの力で変化していたはずなのに、ヴォルクルスから解放されて真価を発揮するとは……。
;「流石ですね、私も無駄な戦いは好みません。わかりました。そうやって、いさぎよい態度をとっていただいた以上、私も我を張るのはやめるべきでしょう」<br />「この決着は、あなたがたにおまかせします。ですが覚えておいてください。 力は、それを使う心に宿るのだと。心無き力は、闇に取りこまれます」<br />「かつての私が、そうであったように…」<br />「それではみなさん、がんばってください。彼を倒せば、人類の未来には新しい希望が生まれるはずです。あなたがたの手で、それを掴みとってください」
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;「おや、まだいたのですか、ゼゼーナン卿?とっくに逃げ帰ったと思っていましたが…」<br />「さて、これでジャマ者はいなくなりました」
:『第4次』、『第4次S』最終話「火星の決戦」で「シュウと戦わない」を選んだ時の台詞。
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:ロンド・ベルと戦う前に、その場にいた[[テイニクェット・ゼゼーナン|ゼゼーナン]]を露払いとばかりに瞬殺。『第4次S』ではこの後、さらに……。
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;「ククク…ニセものなどではありませんよ。すべて私の実体です。偏在と言いましてね、同時に存在する、一種の魔法のようなものです」<br />「二度は使えない手ですが、あなた方の相手ならこれで十分でしょう。では、参りましょうか」
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:まさかの、'''ネオ・グランゾンを[[カオス・レムレース|3体に分身させる]]'''離れ業を披露。「ネオ・グランゾンの真価」の片鱗をまざまざと見せつける。
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:ちなみに、言葉の意味合いを考えるなら「'''遍在'''(あちこちにあること、という意味)」が正しく、ゲーム内のテキストは誤字だと思われる。
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;「…これほど力をつけているとは、思いませんでしたよ。いいでしょう、今回は私の負けです」<br />「ですが、力ですべてが解決できるとお考えならば、それは間違いですよ。第一、ここまで強くなるために、あなたがたは何人の命を吸ってきましたか?」<br />「その意味を考えない限り、あなたがたにも、人類にも、未来はないでしょうね…」
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:ロンド・ベルに敗れたシュウは、この言葉を残して姿を消した。負け惜しみと取れなくもないが、シュウのこの態度はロンド・ベルの面々に一抹のやりきれなさを残す。そして全てを見届けた[[メキボス・ボルクェーデ|メキボス]]もまた人類に失望。地球と[[ゾヴォーク]]は、際限のない泥沼の全面戦争に突入してしまったのだった……。
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;「流石ですね、私も無駄な戦いは好みません。わかりました。そうやって、いさぎよい態度をとっていただいた以上、私も我を張るのはやめるべきでしょう」<br />「この決着は、あなたがたにおまかせします。ですが覚えておいてください。力は、それを使う心に宿るのだと。心無き力は、闇に取りこまれます」<br />「かつての私が、そうであったように…」<br />「それではみなさん、がんばってください。彼を倒せば、人類の未来には新しい希望が生まれるはずです。あなたがたの手で、それを掴みとってください」
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:こちらは「シュウと戦わない」を選んだ時の台詞。
 
;「失礼な。私もれっきとした人間ですよ。1度ほど冥府より呼び戻された経験はありますがね」
 
;「失礼な。私もれっきとした人間ですよ。1度ほど冥府より呼び戻された経験はありますがね」
 
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』第42話「ダブル・フェイク」において[[アマンダラ・カマンダラ|アマンダラ]]から「貴様…ただの人間ではないな…」と言われた際の反応。比喩ではなく本当に冥府から呼び戻されているから凄い。
 
:『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』第42話「ダブル・フェイク」において[[アマンダラ・カマンダラ|アマンダラ]]から「貴様…ただの人間ではないな…」と言われた際の反応。比喩ではなく本当に冥府から呼び戻されているから凄い。
 
;「私としては束の間でないことを祈りますよ。もう一度あなた方の手にかかるなんて願い下げですから」
 
;「私としては束の間でないことを祈りますよ。もう一度あなた方の手にかかるなんて願い下げですから」
:『F完結編』第42話「ダブル・フェイク」において[[アムロ・レイ|アムロ]]の「束の間の共同戦線ということか」という言葉に対して。さすがのシュウも一度死んだのには堪えたらしく、LOE第二章でルオゾールに操られた時もマサキに「もう一度、俺に殺されてえのか!!」と説得された際に正気を取り戻している。また、『第2次OG』においても[[バラル]]の総人尸解計画に対して「'''臨死体験はもう充分ですので'''」と発言している。
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:『F完結編』第42話「ダブル・フェイク」において[[アムロ・レイ|アムロ]]の発した「束の間の共同戦線ということか」という言葉に対して。さすがのシュウも一度死んだのは堪えたらしく、LOE第二章でルオゾールに操られた時もマサキに「もう一度、俺に殺されてえのか!!」と説得された際に正気を取り戻している。また、『第2次OG』においても[[バラル]]の総人尸解計画に対して「'''臨死体験はもう充分ですので'''」と発言している。
    
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
 
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
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;「もはや、あなたの羈絏は私を縛る枷ではなく……あなたを倒すための剣となりました」<BR/>「例え、神であろうと私を操り、利用したことを許すわけにはいきません。私は、あなたによって堕とされた暗獄から脱し、自由を得るために……あなたを倒します……!」
 
;「もはや、あなたの羈絏は私を縛る枷ではなく……あなたを倒すための剣となりました」<BR/>「例え、神であろうと私を操り、利用したことを許すわけにはいきません。私は、あなたによって堕とされた暗獄から脱し、自由を得るために……あなたを倒します……!」
 
:第20話「ダークプリズン」にて、破壊神に対して豪語する。シュウの自由は誰にも害することは叶わない。神であっても、利用しようとする者に後悔を味わわせるのである。
 
:第20話「ダークプリズン」にて、破壊神に対して豪語する。シュウの自由は誰にも害することは叶わない。神であっても、利用しようとする者に後悔を味わわせるのである。
;シュウ「1割ですね」<BR/>[[ルスラン・マカロフ|ルスラン]]「さっき、金に糸目は付けねえとか言ってなかったか?……1割5分だ」<BR/>シュウ「フッ……いいでしょう」<BR/>ルスラン「なら、いつもの口座に頼むぜ。輸送機が手配できたら、連絡する。じゃあな」
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;[[ルスラン・マカロフ|ルスラン]]「それじゃ、今回の情報料金は口止め料込みで3割増しな」<BR/>シュウ「口止め料?」<BR/>ルスラン「あんたが動いてるってこと、連邦軍や鋼龍戦隊に知られたくないだろ?」<BR/>シュウ「別に構いませんよ。後者とはいずれ出会うことになりますから。それに、あなたは私を敵に回すほど愚かではないでしょう?」<BR/>ルスラン「まあ、そうだが……2割増しでどうよ?」<BR/>シュウ「1割ですね」<BR/>ルスラン「さっき、金に糸目は付けねえとか言ってなかったか?……1割5分だ」<BR/>シュウ「フッ……いいでしょう」<BR/>ルスラン「なら、いつもの口座に頼むぜ。輸送機が手配できたら、連絡する。じゃあな」
 
:第21話「扉の外」のエンドデモにおけるルスランとのやり取り。有体に言えば'''情報代の値切り交渉'''であり、チカの守銭奴に通じる部分が垣間見える。お互い様ではあるが、軽く'''恐喝をかけている'''のも見逃せない。
 
:第21話「扉の外」のエンドデモにおけるルスランとのやり取り。有体に言えば'''情報代の値切り交渉'''であり、チカの守銭奴に通じる部分が垣間見える。お互い様ではあるが、軽く'''恐喝をかけている'''のも見逃せない。
 
;「これがネオ・グランゾンです。あなた達にもう勝ち目はなくなりました」
 
;「これがネオ・グランゾンです。あなた達にもう勝ち目はなくなりました」
 
:最終話「知られざる決戦」にてネオ・グランゾンを再び応現させて。'''「戦ってもいない相手に勝利を断言する」'''という普通のシチュエーションならやられ役のボスの台詞なのだが、シュウが言うと説得力があり過ぎる(ちなみに魔装機神IIにおいてミオとサフィーネがこのことに言及している。サフィーネの名台詞を参照)。実際、フル改造ボーナスのビーム吸収があれば敵の攻撃はほぼ完封できるので、運用次第ではあっさり終わってしまうのがなんとも。更にシュウの技能もかなりえげつないときたものだから、どっちがラスボスなのやらといったところ。
 
:最終話「知られざる決戦」にてネオ・グランゾンを再び応現させて。'''「戦ってもいない相手に勝利を断言する」'''という普通のシチュエーションならやられ役のボスの台詞なのだが、シュウが言うと説得力があり過ぎる(ちなみに魔装機神IIにおいてミオとサフィーネがこのことに言及している。サフィーネの名台詞を参照)。実際、フル改造ボーナスのビーム吸収があれば敵の攻撃はほぼ完封できるので、運用次第ではあっさり終わってしまうのがなんとも。更にシュウの技能もかなりえげつないときたものだから、どっちがラスボスなのやらといったところ。
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;「どうしても承服しかねるのであれば、私を実力で止めるしかありませんよ。あたなたにそれが出来ますか?」
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:直後にヨンが捕縛する行為に対する、シュウの恐喝。敵対するものはしても、'''「仲間」'''への一言。シュウも[[ルイーナ]]、[[バラル]]、[[アダマトロン]]連戦かつ自分たちが敗れれば鋼龍戦隊も連邦軍も疲弊しきっており、地球圏が危機的状況になる情勢で、焦りからかヨンを恐喝せざる負えないほどである。
 
;「では……戦争の残り火を消すとしましょうか」
 
;「では……戦争の残り火を消すとしましょうか」
 
:そして、封印戦争を真の意味で終わらせるべく、かつてラ・ギアスと地上を震撼させた魔神が、地球を守るために造られた真なる武装機甲士が、[[ゼクス・マーキス|火消しの風]]となって戦場を駆ける。
 
:そして、封印戦争を真の意味で終わらせるべく、かつてラ・ギアスと地上を震撼させた魔神が、地球を守るために造られた真なる武装機甲士が、[[ゼクス・マーキス|火消しの風]]となって戦場を駆ける。