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969 バイト追加 、 2019年6月23日 (日) 01:47
初登場SRWにプロパティを設定する
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| 声優 = {{声優|市川治|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|市川治|SRW=Y}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|安彦良和}}
| 初登場SRW = [[第3次スーパーロボット大戦]]
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦}}
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
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'''プリンス・シャーキン'''は『[[勇者ライディーン]]』の登場人物。
 
'''プリンス・シャーキン'''は『[[勇者ライディーン]]』の登場人物。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[妖魔帝国]]のプリンス。気高く、かつ潔い[[性格]]を持つが、妖魔帝国の目的の為には手段を選ばない冷酷な男。
 
[[妖魔帝国]]のプリンス。気高く、かつ潔い[[性格]]を持つが、妖魔帝国の目的の為には手段を選ばない冷酷な男。
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実はラ・ムーの血を引いており、洸とも血縁関係にあたるのだが、本人は最後までその事を知らなかった。
 
実はラ・ムーの血を引いており、洸とも血縁関係にあたるのだが、本人は最後までその事を知らなかった。
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『[[勇者ライディーン]]』の35年後の未来を描く[[漫画]]『ゴッドバード』ではバラオによって化石人となって復活し、同じく化石人として復活させられた[[ガルーダ]]、[[プリンス・ハイネル|ハイネル]]、[[リヒテル]]らと共に洸や超電磁ロボチーム達と激突する。
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『ゴッドバード』ではアニメ本編では未消化に終わってしまったシャーキンの血縁についての設定が掘り下げられており、元々の出自はラ・ムーの妾の子供の一人であり、洸の母親である[[レムリア]]とは異母兄弟の間柄だったが、溺愛する自分の弟・アズナルに皇位を継がせるべく妖魔帝国に自身の[[魂]]を売ったと解釈されている。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
後述のとおり美形悪役の元祖的存在で、スパロボでも妖魔帝国のキャラクターとしてはトップクラスの存在感を見せるが、そもそもライディーンの原作再現度、及び、妖魔帝国の扱いが全体的に悪い。
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後述のとおり美形悪役の元祖的存在で、スパロボでも妖魔帝国のキャラクターとしてはトップクラスの存在感を見せるが、そもそも『ライディーン』の原作再現度、及び、妖魔帝国の扱いが全体的に悪い。
    
声が似ている[[ガルーダ|後]][[プリンス・ハイネル|輩]][[リヒテル|達]]に比べると少々不遇気味で、前半~中盤の単なる中ボスという扱いが多い。
 
声が似ている[[ガルーダ|後]][[プリンス・ハイネル|輩]][[リヒテル|達]]に比べると少々不遇気味で、前半~中盤の単なる中ボスという扱いが多い。
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:初出演作品。しかし初登場シナリオで一度戦ってそれっきりで退場となってしまう。何故か顔グラフィックの肌は青くなく、一般人のような黄色である。同様に青い肌の[[ガルーダ]]はちゃんと青いので、別に何かの規制に引っかかったという事ではなさそうなのだが……。
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:初登場作品。しかし初登場シナリオで一度戦ってそれっきりで退場となってしまう。何故か顔グラフィックの肌は青くなく、一般人のような黄色である。同様に青い肌の[[ガルーダ]]はちゃんと青いので、別に何かの規制に引っかかったという事ではなさそうなのだが……。
:リメイクされたCB版ではちゃんと青い肌になっているので、おそらく制作当時の資料不足等によるミスではないかと推測される。
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:リメイク版である『[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]』ではちゃんと青い肌になっているので、おそらく制作当時の資料不足等によるミスではないかと推測される。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
:第3次で死亡したが、[[ベロスタン]]の手で復活。[[ガンテ]]、[[巨大シャーキン]]で登場するが、倒されても戦死する台詞はなく、それきり登場しなくなる。
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:『第3次』で死亡したが、[[ベロスタン]]の手で復活。[[ガンテ]]、[[巨大シャーキン]]で登場するが、倒されても戦死する台詞はなく、それきり登場しなくなる。
 
:また、敵増援として現れる前に他の敵を全滅させると、登場すらしないまま終わる。今回もやっぱり肌は青ではなく黄色である。
 
:また、敵増援として現れる前に他の敵を全滅させると、登場すらしないまま終わる。今回もやっぱり肌は青ではなく黄色である。
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;[[新スーパーロボット大戦]]
 
;[[新スーパーロボット大戦]]
 
:[[ゼ・バルマリィ帝国|バルマー帝国]]の傘下になる。妖魔帝国はバルマー帝国傘下では弱小に部類されるはずだが、[[ヨーロッパ]]方面軍の司令官に登用され、妖魔帝国より大規模な帝国の皇族であるハイネルと同列に扱われ、さらに妖魔帝国より大規模な惑星国家で地球勢力よりも早く降ったはずの[[デスモント将軍]]と[[キラー将軍]]を配下としていびっていた。この後一度死亡し、[[DG細胞]]で蘇生。[[ゾンビ兵]]として[[ゴステロ]]の手先にされる。
 
:[[ゼ・バルマリィ帝国|バルマー帝国]]の傘下になる。妖魔帝国はバルマー帝国傘下では弱小に部類されるはずだが、[[ヨーロッパ]]方面軍の司令官に登用され、妖魔帝国より大規模な帝国の皇族であるハイネルと同列に扱われ、さらに妖魔帝国より大規模な惑星国家で地球勢力よりも早く降ったはずの[[デスモント将軍]]と[[キラー将軍]]を配下としていびっていた。この後一度死亡し、[[DG細胞]]で蘇生。[[ゾンビ兵]]として[[ゴステロ]]の手先にされる。
:なお顔グラフィックはSRW旧シリーズと違って新規に描き起こされているが、相変わらず肌は青ではない。そして「肌色のシャーキン」が登場した最後のSRWでもある。
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:なお顔グラフィックはSRW旧シリーズと違って新規に描き起こされているが、相変わらず肌は青ではない。そして「肌が黄色のシャーキン」が登場する最後のSRWでもある。
 
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]
 
:;[[新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク]]
 
::フリーバトルに登場。
 
::フリーバトルに登場。
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)
 
;[[第3次スーパーロボット大戦|第3次]](PS版)
:'''[[切り払い|切り払いL2]]'''
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:'''[[切り払い]]L2'''
 
; [[スーパーロボット大戦α|α]]
 
; [[スーパーロボット大戦α|α]]
 
: '''[[底力]]、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L3'''
 
: '''[[底力]]、[[シールド防御]]L4、[[切り払い]]L3'''
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:主君。第27話で初めて彼の逆鱗に触れ制裁を受けた事で、最終決戦への覚悟を決める。
 
:主君。第27話で初めて彼の逆鱗に触れ制裁を受けた事で、最終決戦への覚悟を決める。
 
;[[ベロスタン]]
 
;[[ベロスタン]]
:祭祀長。従順な部下であるが、稀に彼から意見される事もあった。
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:祭祀長。従順な部下だが、稀に意見される事もあった。
 
;[[アギャール]]
 
;[[アギャール]]
 
:初代戦闘指揮官。その無能ぶりに常々憤っており、彼が戦死した際にも冷徹な言葉で斬り捨てている。
 
:初代戦闘指揮官。その無能ぶりに常々憤っており、彼が戦死した際にも冷徹な言葉で斬り捨てている。
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:2代目戦闘指揮官。彼が就任した際には期待を寄せており、アギャールと違って作戦失敗の責を問う事も少なかった。SRW未登場。
 
:2代目戦闘指揮官。彼が就任した際には期待を寄せており、アギャールと違って作戦失敗の責を問う事も少なかった。SRW未登場。
 
;[[ひびき洸]]
 
;[[ひびき洸]]
:[[ライバル]]。実は血縁関係。
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:[[ライバル]]。最後は味方だったならと惜しまれた。血縁者という設定があり、『ゴッドバード』では異母兄弟の甥とされる。
 
;[[ひびき一郎]]
 
;[[ひびき一郎]]
 
:第27話では彼を石化から解除し、洸を火山島に誘き寄せる為の餌として利用する。
 
:第27話では彼を石化から解除し、洸を火山島に誘き寄せる為の餌として利用する。
 
;[[ひびき玲子]]
 
;[[ひびき玲子]]
:『ゴッドバード』においては異母兄弟の間柄という設定。
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:『ゴッドバード』においては異母兄弟という設定。
 
;[[巨烈兄弟]]
 
;[[巨烈兄弟]]
:原作では共演しなかったが、COMPACT2およびIMPACTでは、その出自を嘲笑される。
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:原作では共演しなかったが、『COMPACT2』および『IMPACT』では、その出自を嘲笑される。
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;アズナル
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:『ゴッドバード』における弟。優しく才能に溢れた彼に愛情を注ぎ、彼を王位に就けたくてバラオと手を組んだ。SRW未登場。
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;囀晶
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:『ゴッドバード』の主人公。アズナルに酷似した彼女に疑惑を持ち、アズナルの遺児と知って味方する。「シャーキンおじさん」と慕われており、彼女には甘い。SRW未登場。
    
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*所謂「"'''美形悪役'''"の元祖」と言われており、彼が死んだ回の後、長浜忠夫監督宛にカミソリ入りの手紙がたくさん届いたと言う。
 
*所謂「"'''美形悪役'''"の元祖」と言われており、彼が死んだ回の後、長浜忠夫監督宛にカミソリ入りの手紙がたくさん届いたと言う。
*『[[勇者ライディーン]]』の関連作品である『超者ライディーン』(SRW未参戦)に登場したライディーンS(スペリオール)は最終話でゴッドライディーンのゴッドバードを受けて仮面のような頭部の装甲が砕けた際、その素顔が[[巨大シャーキン]]の顔に酷似していた。
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*『[[勇者ライディーン]]』の関連作品『超者ライディーン』(SRW未参戦)では[[巨大シャーキン]]をモチーフにしたライディーンS(スペリオール)が主人公の最終形態として登場し、同作終盤でライディーンをモチーフにしたゴッドライディーンがラスボスとして立ちはだかり、対決している。
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*『勇者ライディーン』の35年後の未来を描く[[漫画]]『ゴッドバード』ではバラオによって化石人となって復活し、同じく化石人として復活させられた[[ガルーダ]]、[[プリンス・ハイネル|ハイネル]]、[[リヒテル]]らと共に洸や超電磁ロボチーム達と激突する。
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**『ゴッドバード』ではアニメ本編では未消化に終わってしまったシャーキンの血縁についての設定が掘り下げられており、元々の出自はラ・ムーの妾の子供の一人であり、洸の母親である[[レムリア]]とは異母兄弟の間柄だったが、溺愛する自分の弟・アズナルに皇位を継がせるべく妖魔帝国に自身の[[魂]]を売ったと解釈されている。
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**『ゴッドバード』の設定追加によって、市川治氏が演じた長浜作品の美形悪役はマザコンの[[ガルーダ]]、ブラコンの[[ハイネル]]、シスコンの[[リヒテル]]、ブラコン・姪コンのシャーキンで綺麗にまとまってしまった。
    
{{DEFAULTSORT:ふりんす しやあきん}}
 
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[[category:登場人物は行]]
 
[[category:登場人物は行]]
 
[[category:勇者ライディーン]]
 
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