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== 概要 ==
 
== 概要 ==
本名'''[[キャスバル・レム・ダイクン]]'''。スペースノイド解放を説いたジオン・ズム・ダイクンの長男。『[[機動戦士ガンダム]]』、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』では[[主人公]][[アムロ・レイ]]に立ちはだかる宿命の[[ライバル]]として、『[[機動戦士Ζガンダム]]』では'''[[クワトロ・バジーナ]]'''として主人公[[カミーユ・ビダン]]を導く大人の一人として登場する。[[ガンダムシリーズ]]を視聴したことがない者であっても、一度は聞いたことがあるはずのあの人。
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本名'''[[キャスバル・レム・ダイクン]]'''。スペースノイド解放を説いたジオン・ズム・ダイクンの長男。『[[機動戦士ガンダム]]』、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』では[[主人公]][[アムロ・レイ]]に立ちはだかる宿命の[[ライバル]]として、『[[機動戦士Ζガンダム]]』では'''クワトロ・バジーナ'''として主人公[[カミーユ・ビダン]]を導く大人の一人として登場する。[[ガンダムシリーズ]]を視聴したことがない者であっても、一度は聞いたことがあるはずのあの人。
    
彼自身が創作キャラクターとして大人気なので、経歴や考察に関する事は様々なメディアで発表されている。ここでは'''必要最小限'''の記述に止める。
 
彼自身が創作キャラクターとして大人気なので、経歴や考察に関する事は様々なメディアで発表されている。ここでは'''必要最小限'''の記述に止める。
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「ザビ家の支配」でなく、'''「[[スペースノイド]]の自治獲得」'''のため離脱した賛同者と共に、[[スペースコロニー]][[スウィートウォーター]]を拠点として組織を立ち上げる。この組織が後の[[宇宙世紀]]0090年の[[ネオ・ジオン]]となる。ここまでが原作前の彼の経歴。
 
「ザビ家の支配」でなく、'''「[[スペースノイド]]の自治獲得」'''のため離脱した賛同者と共に、[[スペースコロニー]][[スウィートウォーター]]を拠点として組織を立ち上げる。この組織が後の[[宇宙世紀]]0090年の[[ネオ・ジオン]]となる。ここまでが原作前の彼の経歴。
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戦後の混乱に紛れ、[[クワトロ・バジーナ]]の偽名を使って[[地球連邦軍]]に入隊。この偽名は[[地球連邦軍]]の行方不明になっている軍人の戸籍を非合法に取得して名乗ったもの。クワトロはイタリア語で「(数字の)4」を意味し、キャスバル、エドワゥ、シャア・アズナブルに続く4番目の名前である事を示している<ref>『機動戦士Ζガンダム Define』においては、「クワトロ・バジーナ」の偽名を使っている理由として「シャアとしてエゥーゴに参加してしまうと、スペースノイドからはエゥーゴがジオン残党と見なされてその理念が理解されなくなってしまうため」とレコアに説明している。</ref>。
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戦後の混乱に紛れ、'''クワトロ・バジーナ'''の偽名を使って[[地球連邦軍]]に入隊。この偽名は[[地球連邦軍]]の行方不明になっている軍人の戸籍を非合法に取得して名乗ったもの。クワトロはイタリア語で「(数字の)4」を意味し、キャスバル、エドワゥ、シャア・アズナブルに続く4番目の名前である事を示している<ref>『機動戦士Ζガンダム Define』においては、「クワトロ・バジーナ」の偽名を使っている理由として「シャアとしてエゥーゴに参加してしまうと、スペースノイドからはエゥーゴがジオン残党と見なされてその理念が理解されなくなってしまうため」とレコアに説明している。</ref>。
    
巡洋艦[[アーガマ]]の[[モビルスーツ]]隊の隊長を務め、エゥーゴの指導者である[[ブレックス・フォーラ]]准将の相談役を兼任する。そして[[ガンダムMk-II]]奪取作戦の時に出会った[[カミーユ・ビダン]]の[[ニュータイプ]]の素養に早くから注目し、様々な面で面倒を見る。当初は[[スペースノイド]]の立場を脅かす[[ティターンズ]]と戦う為、パイロットに徹していたが、かつての[[ライバル]]だった[[アムロ・レイ]]との再会、[[パプテマス・シロッコ]]の出現、ブレックスの死、[[ダカール演説]]を経て、エゥーゴの中心人物となっていく。クワトロとしての彼は、グリプス2争奪戦において、[[百式]]でシロッコの乗る[[ジ・O]]、[[ハマーン・カーン]]の乗る[[キュベレイ]]と戦い、行方不明となる<ref>なお、近藤和久氏の漫画版では'''ハマーンを道連れにして発射された[[コロニーレーザー|グリプス2]]のレーザーへ飛び込んでいった'''ため、戦死した可能性が高い。</ref>。
 
巡洋艦[[アーガマ]]の[[モビルスーツ]]隊の隊長を務め、エゥーゴの指導者である[[ブレックス・フォーラ]]准将の相談役を兼任する。そして[[ガンダムMk-II]]奪取作戦の時に出会った[[カミーユ・ビダン]]の[[ニュータイプ]]の素養に早くから注目し、様々な面で面倒を見る。当初は[[スペースノイド]]の立場を脅かす[[ティターンズ]]と戦う為、パイロットに徹していたが、かつての[[ライバル]]だった[[アムロ・レイ]]との再会、[[パプテマス・シロッコ]]の出現、ブレックスの死、[[ダカール演説]]を経て、エゥーゴの中心人物となっていく。クワトロとしての彼は、グリプス2争奪戦において、[[百式]]でシロッコの乗る[[ジ・O]]、[[ハマーン・カーン]]の乗る[[キュベレイ]]と戦い、行方不明となる<ref>なお、近藤和久氏の漫画版では'''ハマーンを道連れにして発射された[[コロニーレーザー|グリプス2]]のレーザーへ飛び込んでいった'''ため、戦死した可能性が高い。</ref>。