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2017年以降、セガはレッドのレの字も出さなくなったが、レッドがセガとサクラの関係について言及している発言はある。当事者の発言をソース付きで残しておかないと、この前のスパロボデマッターみたいに邪推して根も葉もない噂を流す輩が現れるから、強調表示で書いておく。
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{{登場作品概要
 
{{登場作品概要
 
| 読み = さくらたいせん
 
| 読み = さくらたいせん
| 外国語表記 = Sakura Wars<br/>Sakura Taisen<ref>https://dengekionline.com/data/news/2002/7/1/e49115e0d1ab8a3bda79b310137ae77e.html</ref>
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| 外国語表記 = Sakura Wars<br/>Sakura Taisen<ref>[https://dengekionline.com/data/news/2002/7/1/e49115e0d1ab8a3bda79b310137ae77e.html 花組も全員集合!「サクラ大戦ワールド・プロジェクト」で怒涛の発表ラッシュ]、電撃オンライン(2002年7月1日)、2021年4月23日閲覧。</ref>
 
| 原作 = 広井王子
 
| 原作 = 広井王子
| 原案 = 金子良馬<ref>http://www5a.biglobe.ne.jp/~RyomaK/other/history.htm</ref><br/>森田直樹<ref>https://www.famitsu.com/news/201705/26133913.html</ref>
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| 原案 = 金子良馬<ref>[http://www5a.biglobe.ne.jp/~RyomaK/other/history.htm 金子良馬 近況&経歴]、2021年4月23日閲覧。</ref><br/>森田直樹<ref>[https://www.famitsu.com/news/201705/26133913.html 『サクラ大戦』シリーズの世界設定を務めたレッド・エンタテインメントの森田直樹氏が贈る新作アドベンチャーゲーム『俺達の世界わ終っている。』公式サイトがオープン]、ファミ通.com(2017年5月26日)、2021年4月23日閲覧。</ref>
 
| 脚本 = あかほりさとる
 
| 脚本 = あかほりさとる
 
| キャラクターデザイン = [[スタッフ:藤島康介|藤島康介]](原案)<ref>藤島氏が担当した原案はメインキャラクターと一部のサブキャラクターのみであり、敵を含めたサブキャラクターの大半はレッドのスタッフが原案を手掛けている。『1』のエンドロールでは3人のスタッフ([https://twitter.com/TuzinoYositeru/status/1206853715157803008 柳沢美佐氏]、竹浪秀行氏、佐々木桃子氏)の名前が明記されており、各種設定資料集では原案となったラフ画の一部が掲載されているが、誰がどのサブキャラクターを担当したかまでは基本的に明らかにされていない。</ref><br/>[[スタッフ:松原秀典|松原秀典]]
 
| キャラクターデザイン = [[スタッフ:藤島康介|藤島康介]](原案)<ref>藤島氏が担当した原案はメインキャラクターと一部のサブキャラクターのみであり、敵を含めたサブキャラクターの大半はレッドのスタッフが原案を手掛けている。『1』のエンドロールでは3人のスタッフ([https://twitter.com/TuzinoYositeru/status/1206853715157803008 柳沢美佐氏]、竹浪秀行氏、佐々木桃子氏)の名前が明記されており、各種設定資料集では原案となったラフ画の一部が掲載されているが、誰がどのサブキャラクターを担当したかまでは基本的に明らかにされていない。</ref><br/>[[スタッフ:松原秀典|松原秀典]]
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
本作はレッドカンパニー(後のレッド・エンタテインメント。以下「レッド」で統一)の若手数名<ref>後に本作のゲーム開発で世界観や設定を担当する金子良馬氏と森田直樹氏、加えて刈部という人物。</ref>が考案した『桜』と呼ばれていたボードゲームの企画が前身となっており、この時点で大正時代とロボットものという組み合わせは決まっていた。『桜』そのものは世に出る事はなかったが、セガがレッドにキャラクターゲームの製作を依頼した際に白羽の矢が立ち、『サクラ大戦』と名を改めて開発が決定<ref>毎日コミュニケーションズ『サクラ大戦クロニクル』P316・343-345より。</ref>。[[セガサターン]]版『[[魔法騎士レイアース]]』などを手掛けていたセガ第二CS研究開発部がゲームとしての実作業、レッドが設定・デザイン等を担当した<ref>https://www.famitsu.com/news/202009/27206474.html</ref>。略称は『'''サクラ'''』<ref>本作の原案になったと'''設定されている'''小説も同じく『サクラ』という名前だが、そちらについては[[劇中劇]]の項目を参照。</ref>。
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本作はレッドカンパニー(後のレッド・エンタテインメント。以下「レッド」で統一)の若手数名<ref>後に本作のゲーム開発で世界観や設定を担当する金子良馬氏と森田直樹氏、加えて刈部という人物。</ref>が考案した『桜』と呼ばれていたボードゲームの企画が前身となっており、この時点で大正時代とロボットものという組み合わせは決まっていた。『桜』そのものは世に出る事はなかったが、セガがレッドにキャラクターゲームの製作を依頼した際に白羽の矢が立ち、『サクラ大戦』と名を改めて開発が決定<ref>毎日コミュニケーションズ『サクラ大戦クロニクル』P316・343-345より。</ref>。[[セガサターン]]版『[[魔法騎士レイアース]]』などを手掛けていたセガ第二CS研究開発部がゲームとしての実作業、レッドが設定・デザイン等を担当した<ref>[https://www.famitsu.com/news/202009/27206474.html 太正桜に浪漫の嵐!『サクラ大戦』がセガサターンで発売された日。舞台やアニメ、ラジオなど多方面に展開するメディアミックスの先駆け的な作品【今日は何の日?】]、ファミ通.com(2020年9月27日)、2021年4月23日閲覧。</ref>。略称は『'''サクラ'''』<ref>本作の原案になったと'''設定されている'''小説も同じく『サクラ』という名前だが、そちらについては[[劇中劇]]の項目を参照。</ref>。
    
ジャンルは美少女恋愛SLGとSRPGを融合させた「ドラマチックアドベンチャー」。[[真宮寺さくら]]をはじめとする個性的な女性たちとの交流を楽しむアドベンチャーパートと、[[霊子甲冑]]に搭乗した部隊を率いて敵を殲滅し街の平和を守るターン制SRPGのバトルパートで構成され、それらを交互に繰り返しながら進行する。対応プラットフォームはセガサターンより始まり、その後[[パソコン|PC]]や[[ドリームキャスト]]、[[プレイステーション2]]に移植・リメイクされた。
 
ジャンルは美少女恋愛SLGとSRPGを融合させた「ドラマチックアドベンチャー」。[[真宮寺さくら]]をはじめとする個性的な女性たちとの交流を楽しむアドベンチャーパートと、[[霊子甲冑]]に搭乗した部隊を率いて敵を殲滅し街の平和を守るターン制SRPGのバトルパートで構成され、それらを交互に繰り返しながら進行する。対応プラットフォームはセガサターンより始まり、その後[[パソコン|PC]]や[[ドリームキャスト]]、[[プレイステーション2]]に移植・リメイクされた。
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2017年2月22日の生スパロボチャンネルで期間限定での参戦が発表された。原作を担当した広井王子氏が過去にスパロボ参戦に否定的な発言をしたとして、参戦は不可能と長らく言われていた。その発言はソースが残っていないのであくまで憶測の域を出ず、広井氏が同じように原作を担当し本作以前に発表された『[[魔神英雄伝ワタル]]』も後に参戦が実現したため、仮に氏の意向が真実であったとしても、最早参戦の障害にはならないと思われる。
 
2017年2月22日の生スパロボチャンネルで期間限定での参戦が発表された。原作を担当した広井王子氏が過去にスパロボ参戦に否定的な発言をしたとして、参戦は不可能と長らく言われていた。その発言はソースが残っていないのであくまで憶測の域を出ず、広井氏が同じように原作を担当し本作以前に発表された『[[魔神英雄伝ワタル]]』も後に参戦が実現したため、仮に氏の意向が真実であったとしても、最早参戦の障害にはならないと思われる。
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オオチP曰く、セガとの協議で『[[ボーダーブレイク]]』が参戦決定した際、本作の参戦も既に決まっていたのだが「サクラといえば春」という理由で翌年の春まで保留させていたとの事<ref>https://dengekionline.com/elem/000/001/475/1475692/</ref>。
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オオチP曰く、セガとの協議で『[[ボーダーブレイク]]』が参戦決定した際、本作の参戦も既に決まっていたのだが「サクラといえば春」という理由で翌年の春まで保留させていたとの事<ref>[https://dengekionline.com/elem/000/001/475/1475692/ 【スパロボ クロスオメガ】胸元がセクシーなカタリーナを初公開(オオチP情報局#8)]、電撃オンライン(2017年2月27日)、2021年4月23日閲覧。</ref>。
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『サクラ』のシリーズプロデューサーである寺田'''貴治'''氏<ref>原作の広井氏は本作の総合プロデューサーとしても有名だが、広井氏がレッドの会長から顧問になり第一線を退きエグゼクティブプロデューサーだった大場規勝氏がセガを退社した現在では、開発現場でチーフディレクター等を務めていたセガの寺田氏がプロデューサーに昇格して事実上の責任者として活躍している。</ref>が以前から参戦を希望していたが、寺田貴信プロデューサーは「当時<ref>2002年3月29日発売の『ドリマガ』4月12日増刊号において、『サクラ大戦4』と『[[スーパーロボット大戦IMPACT]]』の発売日が近かった事、両方とも「ロボット」と「大戦」を題材にしたSRPGである事、そして寺田貴治氏と寺田貴信氏の名前が1文字違いである事などを理由に、特別企画として両者の対談が実現した。当時とはその対談の時期を指している。</ref>のスパロボでは難しかった」とインタビューで明かしている<ref>https://app.famitsu.com/20170308_989310/</ref>。
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『サクラ』のシリーズプロデューサーである寺田'''貴治'''氏<ref>原作の広井氏は本作の総合プロデューサーとしても有名だが、広井氏がレッドの会長から顧問になり第一線を退きエグゼクティブプロデューサーだった大場規勝氏がセガを退社した現在では、開発現場でチーフディレクター等を務めていたセガの寺田氏がプロデューサーに昇格して事実上の責任者として活躍している。</ref>が以前から参戦を希望していたが、寺田貴信プロデューサーは「当時<ref>2002年3月29日発売の『ドリマガ』4月12日増刊号において、『サクラ大戦4』と『[[スーパーロボット大戦IMPACT]]』の発売日が近かった事、両方とも「ロボット」と「大戦」を題材にしたSRPGである事、そして寺田貴治氏と寺田貴信氏の名前が1文字違いである事などを理由に、特別企画として両者の対談が実現した。当時とはその対談の時期を指している。</ref>のスパロボでは難しかった」とインタビューで明かしている<ref>[https://app.famitsu.com/20170308_989310/ 『スパロボ』×『サクラ大戦』実現までの軌跡【『スパクロ』インタビュー】]、ファミ通App(2017年3月8日)、2021年4月23日閲覧。</ref>。
    
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*本作の特色の1つとして、『歌謡ショウ』と呼ばれる舞台版の存在がある。アニメやゲームの舞台化は他作品でも行われているが、『歌謡ショウ』が特殊なのは'''舞台でキャラクターを演じるのが劇団の役者ではなくゲームで声を担当した声優本人'''<ref>サブキャラも含め、キャスティング段階で舞台を前提としており、オーディションにおいても歌唱力が重視されている。これは広井氏があるアニメ原作の舞台で、演じている舞台俳優を見ていた子供の「声が違う」という発言を聞き、「もしかしたらお客様を裏切っているかもしれない」と感じたことが理由(NHK衛星第2『山川静夫の新・華麗なる招待席』2007年3月4日放送分より)。ただし、巴里華撃団は当初舞台化を想定しておらず、原作ゲームを再現したディナーショウをイベント活動の主としていた。</ref>という事。当初は無謀と思われたこの試みは好評を博し、[[神崎すみれ#余談|『歌謡ショウ』への声優の去就がキャラクターそのものの引退という話にまで発展する]]等、シリーズに多大な影響を与えた。数百以上存在する歌も、半分以上はこの舞台版の為に作られた曲である。1997年から始まった帝都花組の『歌謡ショウ』は2006年のファイナル公演で1度終わりを迎えたが、その後も名前や形を変え、巴里花組や紐育星組を主体としながら行われている。2017年にはシリーズ初の男性キャストメインによる『歌謡ショウ』が開催された<ref>https://www.famitsu.com/news/201707/07137140.html</ref>。
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*本作の特色の1つとして、『歌謡ショウ』と呼ばれる舞台版の存在がある。アニメやゲームの舞台化は他作品でも行われているが、『歌謡ショウ』が特殊なのは'''舞台でキャラクターを演じるのが劇団の役者ではなくゲームで声を担当した声優本人'''<ref>サブキャラも含め、キャスティング段階で舞台を前提としており、オーディションにおいても歌唱力が重視されている。これは広井氏があるアニメ原作の舞台で、演じている舞台俳優を見ていた子供の「声が違う」という発言を聞き、「もしかしたらお客様を裏切っているかもしれない」と感じたことが理由(NHK衛星第2『山川静夫の新・華麗なる招待席』2007年3月4日放送分より)。ただし、巴里華撃団は当初舞台化を想定しておらず、原作ゲームを再現したディナーショウをイベント活動の主としていた。</ref>という事。当初は無謀と思われたこの試みは好評を博し、[[神崎すみれ#余談|『歌謡ショウ』への声優の去就がキャラクターそのものの引退という話にまで発展する]]等、シリーズに多大な影響を与えた。数百以上存在する歌も、半分以上はこの舞台版の為に作られた曲である。1997年から始まった帝都花組の『歌謡ショウ』は2006年のファイナル公演で1度終わりを迎えたが、その後も名前や形を変え、巴里花組や紐育星組を主体としながら行われている。2017年にはシリーズ初の男性キャストメインによる『歌謡ショウ』が開催された<ref>[https://www.famitsu.com/news/201707/07137140.html “サクラ大戦 歌謡ショウ”が約10年ぶりに復活! ダンディー商会主催公演は、男だらけの華やかさ!?]、ファミ通.com(2017年7月7日)、2021年4月23日閲覧。</ref>。
 
**2008年に『紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪3~ラストショウ』が開催されたが、本来はこの舞台を以て'''『サクラ大戦』の全てのコンテンツは終了するはずだった'''。詳しくは『[[新サクラ大戦]]』の余談の項目を参照。
 
**2008年に『紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪3~ラストショウ』が開催されたが、本来はこの舞台を以て'''『サクラ大戦』の全てのコンテンツは終了するはずだった'''。詳しくは『[[新サクラ大戦]]』の余談の項目を参照。
 
*本作が[[スーパー系]]と[[リアル系]]のどちらに準ずるかについて、これまで公式は明確に定義を示した事はなく、ファンによって考え方も様々である。
 
*本作が[[スーパー系]]と[[リアル系]]のどちらに準ずるかについて、これまで公式は明確に定義を示した事はなく、ファンによって考え方も様々である。
 
**広井氏は本作のプロジェクト発表当時のゲーム雑誌インタビューにおいて、「メカニックのコンセプトは『[[聖戦士ダンバイン|ダンバイン]]』+『[[装甲騎兵ボトムズ|ボトムズ]]』になる」と説明している。この2つが本作のメカニックに与えた影響については、[[霊子甲冑]]の項目を参照。また世界観については、「『はいからさんが通る』と『[[機動警察パトレイバー|パトレイバー]]』に『サンダーバード』の要素を入れた」というコメントをしている<ref>角川書店『サクラ大戦活動写真―サクラムービーロマンチカ』P121より。</ref>。
 
**広井氏は本作のプロジェクト発表当時のゲーム雑誌インタビューにおいて、「メカニックのコンセプトは『[[聖戦士ダンバイン|ダンバイン]]』+『[[装甲騎兵ボトムズ|ボトムズ]]』になる」と説明している。この2つが本作のメカニックに与えた影響については、[[霊子甲冑]]の項目を参照。また世界観については、「『はいからさんが通る』と『[[機動警察パトレイバー|パトレイバー]]』に『サンダーバード』の要素を入れた」というコメントをしている<ref>角川書店『サクラ大戦活動写真―サクラムービーロマンチカ』P121より。</ref>。
 
**他方、コミカライズを担当している政一九氏は広井氏との対談において、「『サクラ大戦』は90年代の作品という要素も混じっているが、基本的には『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』や『ゴレンジャー』みたいな『[[機動戦士ガンダム|ガンダム]]以前』のものの世界観である」という見解を示している<ref>講談社『サクラ大戦 漫画版 COLLECTION』P38より。</ref>。
 
**他方、コミカライズを担当している政一九氏は広井氏との対談において、「『サクラ大戦』は90年代の作品という要素も混じっているが、基本的には『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』や『ゴレンジャー』みたいな『[[機動戦士ガンダム|ガンダム]]以前』のものの世界観である」という見解を示している<ref>講談社『サクラ大戦 漫画版 COLLECTION』P38より。</ref>。
*概要の通り、本作は原作の広井氏が所属していたレッドが企画段階から参加しており、これまでは[[著作者|版権表記]]もSEGAの名前と共にREDと必ず記されてきた<ref>[https://web.archive.org/web/20161128133541/http://sakura-taisen.com/ 2016年11月28日時点のサクラ大戦.comのアーカイブ。]</ref>。だが、2017年に入ってからこのREDの表記が消滅した<ref>[https://web.archive.org/web/20170318032319/http://sakura-taisen.com/ 2017年3月18日時点のサクラ大戦.comのアーカイブ。]</ref>。セガがレッドから権利を買い取ったのか、レッドが自ら権利を放棄したのかは不明である<ref>レッドの森田氏は2017年に自社ブランドで『俺達の世界わ終っている。』というタイトルのADVを発売した際、[https://goziline.com/archives/19517 「広井氏やセガに寄りかかっていた十数年だったかなという思いがあり、今後のレッドのためにも、今が新作を出すタイミングだと思った」]という趣旨の発言をしている。</ref>。『サクラ』におけるレッドと広井氏のその後の立ち位置については、『新サクラ大戦』の余談の項目を参照。
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*概要の通り、本作は原作の広井氏が所属していたレッドが企画段階から参加しており、これまでは[[著作者|版権表記]]もSEGAの名前と共にREDと必ず記されてきた<ref>[https://web.archive.org/web/20161128133541/http://sakura-taisen.com/ サクラ大戦ドットコム(2016年11月28日のアーカイブ)]、2021年4月23日アーカイブ閲覧。</ref>。だが、2017年に入ってからこのREDの表記が消滅した<ref>[https://web.archive.org/web/20170318032319/http://sakura-taisen.com/ サクラ大戦ドットコム(2017年3月18日のアーカイブ)]、2021年4月23日アーカイブ閲覧。</ref>。『サクラ』におけるレッドと広井氏のその後の立ち位置については、『新サクラ大戦』の余談の項目を参照。
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**セガがレッドから『サクラ』の権利を買い取ったのか、レッドが自ら権利を放棄したのかは公表されていない。レッドの森田氏は2017年に自社ブランドで『俺達の世界わ終っている。』というタイトルのADVを発売した際、 '''「広井氏やセガに寄りかかっていた十数年だったかなという思いがあり、今後のレッドのためにも、今が新作を出すタイミングだと思った」'''という趣旨の発言をしている<ref>[https://goziline.com/archives/19517 【メイキング オブ『俺達の世界わ終っている。』】物語の名手レッド・エンタテインメントはなぜ「神ゲー」を作り出せたのか【森田直樹氏インタビュー】]、ゴジライン(2017年12月21日)、2021年4月23日閲覧。</ref>
 
**なお、本作の主要スタッフの1人である藤島康介氏はナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)の「テイルズ オブ シリーズ」のキャラクターデザインとしても知られており、同作ではその名が版権表記に記されているが、『サクラ』ではあくまで「キャラクター原案」である為か、藤島氏の名前が版権表記に記載された事はこれまで1度もない。
 
**なお、本作の主要スタッフの1人である藤島康介氏はナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)の「テイルズ オブ シリーズ」のキャラクターデザインとしても知られており、同作ではその名が版権表記に記されているが、『サクラ』ではあくまで「キャラクター原案」である為か、藤島氏の名前が版権表記に記載された事はこれまで1度もない。
  
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